【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】(1)
ーー
提督「…今日は葛城が入院かどうかが決まる人だな」
龍驤「天城に病院連れてってもらってるけど、なんとか通院で済んだらええんやけどなぁ」
提督「…葛城の様子がおかしいのに気が付けなかった俺達も悪い。だからこそ、俺はちゃんと治して欲しいとも思う」
龍驤「でも葛城まで入院ってなったら大変やで?最近やと飛鷹と神通が入院してしもたやん」
提督「北上が帰ってきたと思ったら…まさかトータルで入院者が増えてしまうとはな」
龍驤「気遣ってるつもりやったけど、もっと皆んなに話とか聞いたらなあかんだなぁ…」
提督「…本当にそうだ」
龍驤「ほんで、連絡は葛城本人から来るん?」
提督「いや…天城か病院の先生からだろう」
龍驤「あの病院やったらウチらのことわかってくれてるから、判断は間違って無いやろうね」
提督「今まで何人世話になっているか……」
龍驤「まぁウチも含めてやけどね」
ピピピピピピ…
提督「内線……もしもし?」ガチャ
黒潮『司令はんにお電話やで~』
提督「噂をすれば…か。よし、繋いでくれ」
下1~3高コンマ 葛城の結果やその他電話の内容等
199 : 以下、名... - 2018/04/29 20:01:30.93 iMK2SqjQO 100/491入院しなくても良いがしばらく訓練や出撃はNG
提督「……そうか、報告ありがとう」ガチャン
龍驤「どうやった?」
提督「葛城は入院しなくても良いが、しばらく訓練や出撃はNGだそうだ」
龍驤「そうか…でも入院しやんかっただけ良かったかな?」
提督「まだマシということだな…」
龍驤「でも葛城がなぁ…そんなに心労溜まってたやなんて…」
提督「…あぁ」
瑞鶴「提督…それは私のせいです…」ガチャ
龍驤「瑞鶴…」
瑞鶴「私が…あの子の体調に気付けなかったから…」
提督「…前にも言ったが瑞鶴だけの責任では無い」
龍驤「ウチらも悪いんやで?まぁ隠れて吐いてた葛城も悪いっちゃ悪いんやけど…」
瑞鶴「それでも…私があんな特訓しちゃったから…私が調子に乗っちゃったから…」
提督「瑞鶴は悪くな……」
瑞鶴「何言ってるのよ!!私が悪いに決まってるの!!」
龍驤「瑞鶴!?」
瑞鶴「私が……う…うぅぅぅぅぅぅ……」グスッ
提督「…龍驤、こんな時はどうすればいい?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
205 : 以下、名... - 2018/04/29 20:30:55.90 7kzhP8PQ0 103/491憎まれ役に徹するんや
龍驤「こうなったら瑞鶴は憎まれ役に徹するしか無いんと違うか?」
提督「葛城をさらに扱くというのか?」
龍驤「見た目を派手にして身体への負担は少なく…みたいな感じでできへん?」
瑞鶴「む"り"よ"ぉぉぉぉ……」グスグス
瑞鶴「ぞれに……み、みんな"に…ぎらわれだぐ…無い……」
瑞鶴「ごごのみんな"…や…やざじ……ひっ…ひぃ……」
提督「…だそうだが?」
龍驤「そうか……とりあえず瑞鶴泣き止みな?ほんでないと面倒くさいことになるから、な?」
キィィィィィ~~
加賀「瑞鶴を泣かせたのは……誰?」
提督「おぉ…」ブルッ
龍驤「なんでそんなホラー調やねん!」
加賀「…瑞鶴を泣かせたのは貴女?それとも提督?」
提督「…葛城の話をしていたら急に泣き始めたんだ」
加賀「嘘じゃないでしょうね?」
龍驤「司令官が嘘言うわけないやろ!」
瑞鶴「ひ……ひっ……」グスッ
加賀「…また葛城のことなのね。もうあの子の事はいいのよ、貴女は悪くないの」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
211 : 以下、名... - 2018/04/29 20:50:41.99 qzBH2M+m0 106/491頼ってくれている子の事なのにいいわけない
瑞鶴「ごんなわだじを…頼ってぐれでいる子のごとなのに…いいわげないでしょ……」
加賀「あ……」
瑞鶴「もう……放っでおいで…」
加賀「瑞鶴、あのね…」スッ
瑞鶴「放っておいでって…言っでるでしょ……!」バシッ!
加賀「…!!」
瑞鶴「うぇ……ぐす……」ガチャ
龍驤「瑞鶴…なにも加賀の手を叩かんでもええやろ…」
提督「加賀、大丈夫か?」
加賀「……」ヘナヘナ
龍驤「加賀!?そんなに痛かったんか?」
加賀「瑞鶴に嫌われた……」
提督「…ん?」
加賀「もうダメよ……死ぬしかないわ…ここから飛び降りて……」
龍驤「加賀!少し落ち着きいって!!」
加賀「瑞鶴が私を拒絶するなんて…この世の終わりよ……」
提督「大丈夫だ加賀、まだ間に合う」
加賀「……」スッ
龍驤「無言で窓に近付くな~!司令官も手伝って!」
提督「加賀、頼むから話を聞いてくれ……」
ーー
瑞鶴「ひぐ………ひっ…ひぃ……」
瑞鶴「……う"ぅぅぅ~~!」
瑞鶴「わだじのせいで……わだじが……」
瑞鶴「もう…嫌だぁ………」
飛鳥「……」ピタッ
瑞鶴「どうじだの…飛鳥……わだじはこごがら……」
飛鳥「……」
瑞鶴「なんなの…ごごになにがあるのぉ……」
下1~3高コンマ 瑞鶴がたどり着いた場所は?
215 : 以下、名... - 2018/04/29 21:06:24.23 7kzhP8PQ0 110/491トイレ
瑞鶴「ごご……トイレ…?」
飛鳥「……」
瑞鶴「なんで飛鳥はごごにづれでぎだの……」
飛鳥「……」クイッ
瑞鶴「な"にぃ……」
飛鳥「……」
瑞鶴「……個室?だがらな"んなのぉ…」
飛鳥「……」クイックイッ
瑞鶴「入ればいいんでしょ……ぐす…」
瑞鶴「別にトイレにいぎだいわげじゃないのに"…」
飛鳥「……」スリスリ
瑞鶴「……心配しでくれでるの?」
飛鳥「……」
瑞鶴「もじがじで……ここで思いっぎり泣げってごど?」
飛鳥「……」スリスリ
瑞鶴「ありがど……飛鳥…」
瑞鶴「う…………あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!」
瑞鶴「ごめんなざい!ごめんなざい~~~~!!」
瑞鶴「うわぁぁぁぁぁぁ~~ん!!」
飛鳥「……」スリスリ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
223 : 以下、名... - 2018/04/29 21:35:33.00 qzBH2M+m0 113/491加賀がゾンビのようにフラフラしながら瑞鶴を探している
ーー
加賀「……」フラフラ
加賀「瑞鶴……何処に行ったの瑞鶴…」
加賀「貴女が居ないと私…………」
加賀「……」フラフラ
加賀「私がここに居る意味が無くなってしまう……」
加賀「瑞鶴…瑞鶴……」
加賀「瑞鶴……お願いだから…」
わぁぁぁぁぁぁぁ~~
加賀「今の声……瑞鶴!!」
加賀「何処!?何処に居るの!?」
加賀「瑞鶴はどこで泣いているの!!」
加賀「瑞鶴!!」ダダダッ
うぁぁぁぁぁぁぁ~~!
加賀「声が近い……ここね!!」ガチャ
加賀「瑞鶴!!」
瑞鶴「うぇ……加…賀………」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
230 : 以下、名... - 2018/04/29 21:52:44.98 Vs0aVuSP0 116/491普通にトイレしていたため慌てて出る
加賀「あぁ…私の瑞鶴…!」ガチャガチャ
瑞鶴「ダメ!ちょっと離れてて加賀!」
加賀「そんな……」フラッ
瑞鶴「違……ここが何処かわかってるでしょ!?」
加賀「…………あぁ」
瑞鶴「とにかくトイレから出てて!終わったら直ぐに出るから!」
加賀「でも……」
瑞鶴「裸見られるのとトイレしてるとこ聞かれるのは別なの!だから早く出てて!」
加賀「……わかったわ…」
瑞鶴「もう……!」
ーー
瑞鶴「……ふぅ」
加賀「ごめんなさい、まさかトイレ中だったなんて…私はてっきり泣いてるのかと思ったのよ」
瑞鶴「確かに最初は泣いてたわ。でも途中でトイレがしたくなってきちゃって……」
加賀「でも瑞鶴のなら私は別に……」
瑞鶴「私が嫌なの!!プライベートな空間には入って来ないで!」
加賀「そうね……さっきのことと言い…私は色々とわかってなかったみたいね」
加賀「私の中では瑞鶴が全てで…それ以外はどうでもいいとさえ思っていたの。だから葛城のことをあんな風に言ってしまって…ごめんなさい」
瑞鶴「……本当に反省してる?」
加賀「貴女に嫌われたくないもの、ちゃんと反省したわ」
瑞鶴「じゃあ…貴女はこれからどうすればいいと思う?」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
235 : 以下、名... - 2018/04/29 22:20:15.90 w44kxM46o 119/491葛城に謝って、これから先こんな事が起こらないよう話し合いましょう
……葛城が許してくれれば、だけど
加賀「葛城に謝って、これから先こんな事が起こらないよう話し合いましょう」
瑞鶴「…そうね」
加賀「葛城が許してくれれば、だけど……」
瑞鶴「私も一緒に謝るから、その後で一緒に話し合いましょう」
加賀「……そうね」
瑞鶴「もうそろそろ帰ってくると思うから、執務室に行きましょう」
加賀「えぇ……一緒に行きましょう…」
ーー執務室
天城「提督、帰ってきたぜ~」
提督「…ご苦労だった」
葛城「提督さん、私……」
龍驤「ええんやで葛城、しばらくゆっくりしとき」
天城「出撃できねぇからって、例の特訓もするんじゃねえからな?」
葛城「……」
天城「返事をしろっての!」
葛城「だって……私が頑張らないと…龍驤さんの支えにならないと……」
提督「…しばらくは休養だ葛城。先生にも言われただろう?」
葛城「でも……」
龍驤「その気持ちは嬉しいけど、壊れるまで頑張るのはまた違うんやで?」
葛城「でもこうでもしないと…龍驤さんの練度には追い付けないんです…」
天城「アホ!それでぶっ壊れてどうする!」
葛城「でも……」
瑞鶴「葛城、帰ってきてたのね」ガチャ
葛城「瑞鶴さん…」
加賀「私も居るわよ」
龍驤「加賀まで?」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
241 : 以下、名... - 2018/04/29 22:51:58.86 /vAnJ5Rb0 123/491瑞鶴を指導していたことを謝った上で、加賀が考えた練習メニュー(甘口)をすることに。(一航戦で甘口だけど実はきつめ。
加賀「今回のことは…本当にごめんなさい。瑞鶴のメニューは私も手伝っていたの」
龍驤「そうやったんか?」
瑞鶴「えぇ、実は少し手伝ってもらっていたの。前の鎮守府では加賀ば教育係だったのよ」
加賀「本当にごめんなさい……」
葛城「いえ…私も悪かったので…頭を上げてください…」
加賀「そう言ってもらえて良かったわ……それでね葛城、私も反省したから貴女への特別な甘口メニューを考えてきたの」
葛城「え…?」
加賀「まずはランニングは12kmだったのを半分の6kmにして……」
天城「お~~い、お前は話聞いてたのか?」
提督「…葛城は出撃も訓練も当分禁止だ」
龍驤「加賀…アンタ……」
葛城「……」
加賀「ち、違うのよ……これは違うの…」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
246 : 以下、名... - 2018/04/29 23:30:08.54 xy6EBRRGo 126/491加賀はおっちょこちょいなのよ
瑞鶴「…加賀はおっちょこちょいなのよ」
龍驤「おっちょこちょいで済むレベルか?ただ話聞いてないだけやろ?」
天城「もしかしたら今回の件は瑞鶴より加賀が原因かもしれねぇな」
提督「…加賀、少し話をしようか?」
加賀「ふ…あ……」
葛城「……」
加賀「瑞鶴……何か…フォローを………」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
253 : 以下、名... - 2018/04/30 00:08:52.74 UIVh+tzE0 128/491今回の件に関しましては指導を頼まれた私がしっかりと判断できなかったことが原因です。確かに加賀からはアドバイスを貰いましたがそれをうけてどのように指導を行うかは私の判断です。
罰は私がすべて受けます。葛城……ごめんなさい。
瑞鶴「今回の件に関しましては指導を頼まれた私がしっかりと判断できなかったことが原因です」
瑞鶴「確かに加賀からはアドバイスを貰いましたがそれをうけてどのように指導を行うかは私の判断です。罰は私がすべて受けます。葛城……ごめんなさいね」
葛城「瑞鶴…」
加賀「流石は私の瑞鶴ね」ドヤ
龍驤「なんで加賀がドヤ顔やねん」
天城「なあ提督、やっぱりコイツが原因だよ」
加賀「…貴女はさっきから私に敵意があるようね。一度実力をハッキリさせましょうか?」
天城「お、やんのか?」
加賀「私はこんなだけど、練度は高いのよ?」
龍驤「自分でこんなん言うとるし…」
天城「へぇ…じゃあ一航戦の力見せてもらおうじゃねぇか」
加賀「ええ、早速演習場へ行きましょう」
龍驤「おい加賀…」
加賀「なに?」
提督「…わからないのか?」
加賀「提督まで、何を言うの?」
瑞鶴「加賀……天城は………」
加賀「……!!」
天城「ん?天城は気にしてないぜ。片腕だろうがやってやるよ!」
提督「…違う、そうでは無いんだ」
龍驤「加賀は忘れとったんやな?天城の腕のこと信じて」
加賀「……」プルプル
提督「瑞鶴以外の事にももう少し関心を持って欲しいな」
龍驤「何気無い一言がその子を傷付けたりするんやで?」
天城「あ~確かにな。天城は気にしねぇけど、清霜とか電は要注意だよな?」
葛城「だから…私のこともどうでも良かったんですか…」
瑞鶴「それは違うわ!貴女の事を考えて加賀はメニューを考えてくれたの!」
天城「でもよぉ、これじゃあなぁ……」
加賀「……」
瑞鶴「ちょっと、加賀も黙ってないでなにか言ってよ!」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
260 : 以下、名... - 2018/04/30 00:43:31.51 Gd7dlh27o 132/491私の全ての中心は瑞鶴だから他の事がよく見えていなかったのかもしれない
これからも瑞鶴が私の全てであることは変わらない
でもだからこそ瑞鶴をとりまく環境をもっとよく見るようにするわ
加賀「…ごめんなさい、私の全ての中心は瑞鶴だから他の事がよく見えていなかったのかもしれないわ」
葛城「……」
加賀「これからも瑞鶴が私の全てであることは変わらないわ。でもだからこそ瑞鶴をとりまく環境をもっとよく見るようにする。瑞鶴に誓って約束するわ」
龍驤「…ホンマやな?」
加賀「瑞鶴に嘘はつけないもの」
天城「じゃあ約束破ったらお前ら別れろよ?」
加賀「……」
天城「なんだ答えられねぇのか?やっぱりその程度なのか?」
瑞鶴「天城違うわ、これは……」
加賀「……」キゼツ
瑞鶴「私と別れた所を想像して気絶してしまっただけみたいね」
天城「コイツ…マジか……」
ーー
ーー
羽黒「加賀さん…わざわざ来てもらってありがとうございます…」
加賀「鎮守府の中だし、別に構わないわ。それより、何の為に私を呼び出したの?」
羽黒「はい…実は葛城さんの件で…」
加賀「その話なら本人に謝罪して、もう終わっていると思うのだけど?」
羽黒「葛城さんは…まだ完治していません…それを…終わったことにするのは…どうでしょうか…」
加賀「…貴女も趣味が悪いのね」
羽黒「これが仕事なので……」
加賀「それで貴女は私に何を聞きたいの?謝罪の言葉を言って欲しいのかしら?」
羽黒「そうではありません…加賀さん…貴女がこの鎮守府に相応しいかを…色々聞いていきたいんです…」
加賀「…どういうこと?」
羽黒「貴女は…この鎮守府のことをわかっていますか?」
加賀「当然よ、瑞鶴の居る鎮守府ですもの」
羽黒「確かに…瑞鶴さん関係は…問題ありません…」
加賀「なら他に何が聞きたいのかしら?」
羽黒「加賀さんは…司令官さんの『足りないもの』の話は…聞きましたか…?」
加賀「…………えぇ」
羽黒「聞いたけど…覚えてないんですか?」
加賀「…決めつけるように言うのは関心しないわね」
羽黒「ごめんなさい……」
加賀「…仮にその話を覚えていないから何だっていうの?」
羽黒「そうですね……なら一つ質問をします。この前の夜中に…電ちゃんが体調を悪くしてしまったんです…」
羽黒「電ちゃんは心が少し不安定なので…そういうことはたまにあるみたいですね…」
羽黒「でも…この前のは違うんです……」
羽黒「電ちゃんは何も言いませんでしたが…体調を崩す直前に…加賀さん、貴女と会ってましたよね…?」
加賀「……」
羽黒「偶然会ったんでしょうが……そこで電ちゃんに何か言いませんでしたか…?」
加賀「私は……」
羽黒「すいません…裏は取れているので…誤魔化しはしないで下さい…」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞を
273 : 以下、名... - 2018/04/30 20:04:20.87 Gd7dlh27o 138/491随伴艦としてのアドバイスをしてただけ
加賀「随伴艦としてのアドバイスをしてただけよ。本人にも聞いているんでしょ?」
羽黒「…言い方に問題は無かったですか?電ちゃんは…大声で言われたり…威圧されたりすると…パニックになってしまいますよね…?」
加賀「……貴女は一体何を言いたいの?」
羽黒「貴女が…電ちゃんに問題のある言動を……」
加賀「だとしたらその場で体調が悪くなっていると思わない?何故時間差で症状が出ると思ったのかしら?」
羽黒「なら…この件に関しては問題が無いんですね…まぁ…わかっていたことですが……」
加賀「貴女ねぇ!」
羽黒「すいません…こういうやり方でやるようにと…教わったので…」
加賀「…もう帰らせてもらうわ」
羽黒「もう少しだけお付き合い下さい…お願いします…」
加賀「そんなに葛城のことが気になるの?」
羽黒「すいません……場合によっては加賀さんは…葛城さんへの虐め…パワハラのようなものを行なっていたと…認定されてしまうんです…」
加賀「何故……」
羽黒「すいません……私が居る以上…無視はできないんです…」
羽黒「葛城さんはただ頑張り過ぎた…そんな言い訳が通る程…融通はききません…」
羽黒「だから…加賀さんの口から…納得のいく答えを聞きたいんです…」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
280 : 以下、名... - 2018/04/30 20:46:20.69 J+t3eOKkO 141/491私は葛城が望み通り強くなれるように瑞鶴にアドバイスをしていたの
ただ葛城が耐えられるかどうかまでは考慮できていなかったわ
この答えで私はどうなるのかしら
加賀「私は葛城が望み通り強くなれるように私は瑞鶴にアドバイスをしていたの」
加賀「ただ…葛城が耐えられるかどうかまでは考慮できていなかったわ。私が反省すべき点はそこね」
羽黒「そうだったんですね……」
加賀「……この答えで私はどうなるのかしら?」
羽黒「最悪の場合…この鎮守府からは異動となります…」
加賀「…そう」
羽黒「もしそうなった場合は…異動届けが来る前に…自分で移籍することを…おススメします…」
加賀「……そう」
羽黒「それでは…ありがとうございました…」
加賀「……」
ーー
加賀「私は間違っていたの?葛城が強くなりたいと言うから、私はその手助けをした」
加賀「瑞鶴は頑張って教えていたけど、それは私のメニューありきの話……」
加賀「私が………全ての原因……」
加賀「そんなつもりは…無かった……無かったのよ…」
加賀「……私は瑞鶴が張り切って教えている所を見たかっただけ?」
加賀「……違う!そんな事はない!あれはあくまで葛城の為の訓練なの!」
加賀「違う……絶対に違うわ……」フラフラ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
285 : 以下、名... - 2018/04/30 21:04:39.28 3oYWBjPv0 144/491葛城が羽黒に加賀が残れるように直談判
286 : 以下、名... - 2018/04/30 21:08:09.36 bzO4ggQ70 145/491葛城と龍驤に遭遇、自分は間違っているのかと聞く
てか羽黒結構胸糞なんだが…
287 : 以下、名... - 2018/04/30 21:16:49.73 Gd7dlh27o 146/491>>286の後に>>285
ーー
龍驤「……ほんで、体調はどうや?」
葛城「おかげさまで、すっかり元気になりました!」
龍驤「それはよかったわ。でもまだ訓練はしたらあかんで?」
葛城「はい……なので今は何も出来ないのが少し辛いです」
龍驤「休むのも仕事のうちや。今はゆっくりしとくんやで?」
葛城「はい…」
加賀「……」フラフラ
龍驤「ん?あれは加賀か?」
葛城「なんだか様子がおかしいですね…」
龍驤「ほなちょっと話聞いてみよか。おーい加賀~」
加賀「……」
龍驤「どないしたんやその顔…」
葛城「風邪でも引いてしまったんですか?」
加賀「葛城……龍驤さん……私…」
加賀「私は間違っていたの……?」ウルウル
葛城「加賀さん…」
龍驤「…訳ありやな。あったこと話してみ加賀?」
加賀「実は…………」
ーー
葛城「そんな!加賀さんは悪くありません!!」
加賀「……」
龍驤「でも羽黒の言うこともわかるわなぁ…原因がはっきりしとるんやったら、それを排除すればええ…理にはなかっとるわな」
葛城「龍驤さんは羽黒さんの意見に賛成なんですか!?」
龍驤「アホ、大反対や。今言うたのはあくまで一般論や」
加賀「でも……私はここに居れなくなってしまうわ……」
龍驤「そうやな、せっかく瑞鶴とも一緒になれたし簡単には離れたくないわなぁ…」
加賀「それだけじゃないのよ……」
加賀「私はこの鎮守府に来れて本当に良かったと思ってるの……」
加賀「前の鎮守府ではこんなに良い雰囲気では無かったのよ…」
加賀「いかにして戦果を稼ぐか、どれだけ他人と差をつけるかが生き甲斐だった…」
加賀「でもここは違う……出撃してこんなに楽しいと思ったことは無いの…」
加賀「私は……ここを離れたくない…」
龍驤「加賀……」
葛城「……すいません、加賀さんをお願いします」
龍驤「何処へ行くんや?」
葛城「羽黒さんの所に行って、直談判してきます!!」
ーー
羽黒「……」
葛城「居た…羽黒さん!」
羽黒「葛城さん…お体はどうですか?」
葛城「何も問題無いわ!それより羽黒さんに言いたいことがあるのよ!」
羽黒「言いたいこと…?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞を
296 : 以下、名... - 2018/04/30 21:50:57.93 bzO4ggQ70 152/491あなたのやり方は確かに理にかなってるかもしれません。でもそのやり方は私は好きじゃありません!
葛城「あなたのやり方は確かに理にかなってるかもしれません。でもそのやり方は私は好きじゃありません!」
羽黒「……そうですか」
葛城「加賀さんをここに残れようにして下さい!体調を崩した私が言っているんです!」
羽黒「…それは難しいですね」
葛城「なんでですか!?」
羽黒「葛城さんと加賀さんの場合はそうかもしれませんが…他の鎮守府ではどうでしょう…?」
羽黒「パワハラが原因で自殺…ニュースで見たことがありますよね…?」
葛城「それは……」
羽黒「特例を一つ認めれば…次からその言い訳が通ってしまうんです…」
羽黒「何故この鎮守府の時は認めたのに…あの鎮守府では認めないのか…それを言われたら…私達は動けなくなります…」
羽黒「そうすれば…全国の鎮守府の艦娘さんを…見殺しにすることになります…」
羽黒「貴女に…その責任が取れますか…?」
葛城「それは…」
羽黒「無理…ですよね…」
葛城「……」
羽黒「加賀さんには…厳しい処分が下されるでしょうね…」
葛城「そんな…」
羽黒「あとで言い訳ができないように…音声も録音してあります…」
羽黒「葛城さん…ご協力ありがとうございました…」
葛城「…認めないわ」
羽黒「ダメです…真実は一つなんです…」
葛城「被害を受けた私が言ってるのよ!加賀さんは悪くないって!」
羽黒「ダメです…」
葛城「これじゃあ私が加賀さんを追い出すみたいじゃない!」
羽黒「それは違います…」
葛城「違うも何もそういうことになっちゃうのよ~~!!」
羽黒「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
301 : 以下、名... - 2018/04/30 22:24:06.70 3oYWBjPv0 156/491アルコールで酔わせて加賀さんはいい人と耳元でささやきまくる
葛城「こうなったら…最終手段よ!!」
羽黒「まさか暴力……!」
葛城「これでも喰らいなさい!」ヒュッ
羽黒「んぐ……っ!」ゴクン
葛城「よし、食べたわね!」
羽黒「な、何を食べさせたんですか!まさか……毒物…!」
葛城「ふふふ…効果が出れば嫌でも気付くわね!」
羽黒「う…!うぅぅぅぅ…!!」
ーー
羽黒「うぁぁぁぁぁ~~」グテングテン
葛城「話しには聞いていたけど、まさかウイスキーボンボンでこうなるなんて…」
羽黒「わらひはねぇ…こんかしごろはやりたくないんれふよぉ…」
葛城「でもこれで作戦成功ね。後は羽黒さんの耳元で……」スッ
羽黒「んぁぁぁぁ~~」
葛城「加賀さんはいい人……」ボソボソ
羽黒「かがはんはいいひろ…」
葛城「加賀さんはいい人…加賀さんはいい人……」
羽黒「かがさんはいいひろ………」
葛城「加賀さんはいい人…………」
羽黒「かがさんは…………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
307 : 以下、名... - 2018/04/30 22:47:49.51 xReBd1/wo 159/491加賀の件は不問になったが羽黒が加賀にべったり
ーー後日
加賀「……」
羽黒「待って下さい加賀さん…私……」
加賀「……」スタスタ
羽黒「寝ても覚めても…貴女のことしか考えられないんです…」
加賀「……」
羽黒「加賀さぁん……」
龍驤「……なんやあの光景?」
提督「わからない…加賀と葛城の件は不問にすると言ったかと思えば…これだ」
龍驤「羽黒ってアッチやったんか?」
提督「幹部さんは昔羽黒には彼氏が居たと聞いているが…」
加賀「……」
羽黒「加賀さん…加賀さん……」
龍驤「とてもやないけど、そうは見えんで」
提督「だよなぁ…」
羽黒「加賀さん…貴女の側に私を置いて下さい…」
加賀「……」
羽黒「無視しないで…加賀さん…加賀さん……」
瑞鶴「…羽黒、ちょっといいかしら?」
龍驤「お、瑞鶴が……まさか修羅場発生か?」
提督「もしもの時は龍驤、頼むぞ」
龍驤「それは任しといて!」
羽黒「あの…私に何か用ですか…?」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
314 : 以下、名... - 2018/04/30 23:14:44.67 kGkjMTIpo 163/491ちょっとくっつく過ぎじゃない?くっつきすぎよねほら離れて加賀もそう思ってるわ
瑞鶴「ちょっとくっつく過ぎじゃない?くっつきすぎよねほら離れて加賀もそう思ってるわ」
羽黒「どうしてくっついてるって…わかるんですか…?」
瑞鶴「加賀を反射した声が聞こえてきたからよ」
羽黒「うわぁ……」
瑞鶴「何引いてるのよ!貴女の今の状態の方が引かれるんだからね!?」
羽黒「私は…加賀さんの側に居たいだけです…」
瑞鶴「ダメよ!加賀は私のものなの!」
羽黒「加賀さんは…誰のものでもありません…」
瑞鶴「加賀は私の恋人なのよ!」
羽黒「そんなの…関係ありません…」
羽黒「むしろ加賀さんは…司令官さんのものですよね…?」
瑞鶴「あぁん!?」
提督「なぜそこで俺に振るんだ…」
羽黒「だって…加賀さんは誰のものかって言われたら…司令官さんのものですよね…?」
瑞鶴「提督……?」
提督「お、俺は関係ない。加賀本人に聞いてみたらどうだ?」
羽黒「そうですね…私の加賀さんに聞いてみましょう…」
瑞鶴「加賀は私のもの!!ね、加賀!!」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
318 : 以下、名... - 2018/04/30 23:25:04.92 Gd7dlh27o 166/491私は瑞鶴のもので瑞鶴は私のものよ
からの熱くて長いキッス
加賀「私は瑞鶴のもので瑞鶴は私のものよ 」グイッ
瑞鶴「え……」
加賀「んっ…」チュッ
羽黒「!!」
瑞鶴「んぁ……んぐ…」
加賀「ちゅ……れる……」グググッ
瑞鶴「ふぁ……」ガクガク
提督「…流石に止めておこうか」
龍驤「軽いキスやと見逃したけど、瑞鶴腰にキとるやん……」
龍驤「加賀、そこまでや。ここは人前やで?」
加賀「ん……ふぅ。とまぁこんなものです」
瑞鶴「んぅ……」ガクガク
提督「大丈夫か瑞鶴?」
瑞鶴「加賀…激し……私…油断してて…」トローン
加賀「さて……羽黒、これでわかってくれたかしら?」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
325 : 以下、名... - 2018/04/30 23:52:33.82 jQuv5b4tO 169/491すごい…いいなぁ…
羽黒「凄い…いいなぁ…」
加賀「…ん?」
羽黒「ねぇ加賀さん…私ともっと凄いことしませんか…?」
加賀「なんでそうなるのかしら?」
羽黒「ね、加賀さん…私尽くしますよ…?」
加賀「…付き合ってられないわ」ダッ
羽黒「あぁ…待って下さい~!」
瑞鶴「待って加賀…一回ちゃんと…」ピクピク
提督「…どうしてこうなったんだ?」
龍驤「なんでやろうなぁ……」
ーー