【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その6【安価】(5)
1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/04/25 20:02:25.84 7CQAxfCg0 1/4917スレ目になります
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その6【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523270388/
前々スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521022498/
上手く貼れているでしょうか?
元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524654145/
ーー
北上「いや~晴れて退院だね~嬉しいね~」
多摩「にゃ、多摩も姉として嬉しいにゃ」
北上「わざわざお迎えありがとう…と言いたい所だけど、多摩姉はあたしに会いに来ただけじゃないよね~?」
多摩「なんのことにゃ?」
北上「トボけなくていいよ~先生とはラブラブみたいじゃんね?」
多摩「ら、ラブラブ……」カァァァ
北上「うんうん、話しは聞いてるからね~」
北上「多摩姉が手作り弁当を持ってきては一緒に食べる…あの光景はここの名物みたいなもんだからね」
多摩「そんにゃ…そんなに目立ってただなんて…」
北上「恋は盲目ってやつ?めっちゃ二人は目立ってたよ~」
多摩「にゃあぁぁぁぁぁ……」
先生「多摩さんの声…?」ガチャ
北上「お、多摩姉に連れられて先生が来たね~」
先生「北上さん…そうでしたか、今日退院なんですね」
北上「通院は続けるけど、とりあえず鎮守府には帰れるんだよ~」
先生「頑張りましたね、本当に良かったです」
北上「ありがとうね~」
先生「あの…それで多摩さんはどうされたんですか?」
北上「なんかね~先生とラブラブじゃん的な事言ったらこうなっちゃったの」
多摩「にゃぁぁあ…」
先生「あはは……そうだったんですね…」
北上「これは多摩姉の妹として聞くんだけどさ、二人は仲良い?」
先生「はい、多摩さんはとても可愛いですからね」
多摩「うに"ゃあぁぁぁぁぁ…」
北上「順調ならそれで良いや。先生、これからも多摩姉をお願いします」
先生「こちらこそ宜しくお願いします」
北上「……でさ、二人は何処まで行ったのさ?」
先生「どこまで…と言うと?」
北上「そんなのわかるでしょ~?健全な男女が付き合ってるんだよ?どうなの?多摩姉ってベッドでもあんななの?」
先生「安価」
下1~3高コンマ 医者の台詞やその他起こったこと等
8 : 以下、名... - 2018/04/25 20:18:53.85 pF4dOUem0 5/491手を繋ぐまで
先生「いえ、あの……まだ手を繋ぐまでで…」
北上「マジで!?いくらなんでもピュア過ぎない!?」
先生「手を繋ぐのも大変だったんです…多摩さんは照れメーターが振り切れると、ごめん寝してしまいますから……」
北上「多摩姉……いくらなんでもさぁ…」
多摩「…うるさいにゃ。北上と一緒にするにゃ」
北上「いやいや、これはあたしが緩いとか関係ないって…って、誰が緩い女なのさ!」
多摩「多摩は何も言ってないにゃ……」
北上「でもさ、本人目の前にして言うのもなんだけど男の人も辛いと思うよ?」
北上「レスっていうか、そういうのができないで別れるカップルもいるんだよ?」
多摩「う…にゃ……」
北上「良い機会だからさ先生、多摩姉のことどう思ってるか言ってあげなよ!」
先生「今…ですか?」
北上「そうそう、今ここにはあたし達しか居ないし、こういう機会が無いと伝える事無いでしょ?」
先生「……わかりました」
北上「よし、じゃあ多摩姉に言ってあげなよ~」
先生「安価」
下1~3高コンマ 医者の台詞やその他起こったこと等
12 : 以下、名... - 2018/04/25 20:35:53.87 Mu/8HJvEo 8/491大切にしたいと思っております
先生「多摩さん…私は貴女を大切にしたいと思っています」
多摩「それって……」
先生「できることなら、私は貴女を傷付けたくはありません。だから、多摩さんをどうこうしようと思ったことはありません」
多摩「……嬉しい…です…」
先生「私はこのままでもいいと思いますが…多摩さんはどうですか?」
多摩「貴方の…好きなようにして欲しい……にゃ」
多摩「多摩は…先生の側に居れるだけで…幸せにゃ…」
先生「それは私もですよ」ニコッ
多摩「……にゃぁぁぁぁぁぁ…」
北上「ふーんなるほどねぇ…男の人でもそんな考えの人って居るんだ…」
先生「他の人がどうかは分かりませんが、私はこうやって側に多摩さんが居てくれるのが一番幸せなんです」
多摩「…………」スッ
北上「あ、ごめん寝だ。どうやら多摩姉もそう思ってるみたいだね~」
先生「…私は多摩さんと付き合うまでは女性不信でした。だからそういった性的な目で女性を見ることも苦手だったんです」
北上「なるほど…それも治るといいね~」
先生「いえ、これは別にそのままでもいいですね。多摩さんに嫌われたくないので」
北上「うーん本当に出来た人だ…多摩姉には勿体無いくらいだね」
多摩「にゃ~~!」
北上「おっと、多摩姉が威嚇してる…じゃ、お邪魔虫のあたしは帰りますかね~」
先生「一人でですか?」
北上「迎えに来てくれた多摩姉がこれだしね。ま、来なれた道だから大丈夫だよ~」
先生「わかりました、気をつけてお帰り下さい」
北上「はいは~い。あ、多摩姉はゆっくり帰ってきなよ~~」
多摩「……にゃ」
北上「さて……鎮守府へ帰りますか!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
20 : 以下、名... - 2018/04/25 20:59:15.82 naG/LjaH0 12/491鎮守府前で出迎える龍驤
ーー鎮守府
北上「ふぅ、鎮守府に帰ってくるのも久しぶりだね~」
北上「この前一時退院した時以来だけど、なんだか懐かしいよ~」
北上「……あたし、帰ってこれたんだ」
北上「入院したての頃はもう二度と帰れないかもって思ってたけど…」
北上「また、皆んなに会えるんだ……」
龍驤「……お帰り、北上」
北上「え……龍驤さん…」
龍驤「びっくりしたか?多摩から連絡あって…そろそろ帰ってくる頃やと思って隠れててん」
北上「…うん、凄くびっくりした」
龍驤「北上はもう入院はせんでええんやんな?」
北上「通院はしなくちゃいけないけど…もう入院は無いよ」
龍驤「そうか…ほんまにこれで帰ってこれるんやな…」
北上「龍驤さん……あたし、帰ってきたよ」
北上「これからずっと……ずっっっと、よろしくね?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動を
23 : 以下、名... - 2018/04/25 21:14:36.58 pF4dOUem0 15/491早速整備を頼まれる
龍驤「……よっしゃ、ほな早速義肢の整備頼めるか?」
北上「…当たり前じゃん、あたしは龍驤さんの専属技師なんだよ?」
龍驤「そうや、それも一生のな」
北上「これから先どんな事になっても、龍驤さんの義肢だけはあたしが整備するんだからね!」
龍驤「……よう頑張ったな。辛かったやろ?」撫で撫で
北上「…龍驤さんに比べたらマシだよ。あたしのは自業自得なんだから」
龍驤「そんな事無い、ウチも悪いんや」
北上「……出迎えてくれてありがと、龍驤さん」
龍驤「さ、しんみりすんのもここまでや。ほな工廠へ行こか」
北上「…そだね」
ーー工廠
北上「ただいま~~」
秋津洲「北上さん、お帰りかも!」
夕張「ついに退院ですね!おめでとうございます!」
明石「おおおおお帰り…なさい…」
北上「うん、この工廠の鉄の匂い…いいなぁ、やる気が出てくるな~」
龍驤「ほなウチの頼むで!まずは義足からお願いや!」
北上「重雷装巡洋艦兼、工作艦のハイブリッド北上様にお任せあれ~」
下2 この後の展開やその他起こったこと等
29 : 以下、名... - 2018/04/25 22:10:30.98 Pq5Ic8eEO 18/491明石が的確にアシストしながらもブランクを感じさせない北上
ーー
明石「北上さん、ここはコレを使って…」
北上「ん、ありがとね。それで次は…っと」
秋津洲「凄い……あんなに早く…」
夕張「私達はクキちゃんや天城さんの義肢をやってますが、あそこまで正確にはできていませんね」
秋津洲「あたしが何回も確認しながらやってることを、北上さんは一発で…」
夕張「明石ちゃんも腕は確かですが、龍驤さんの義肢は北上さんの方が上手いですね」
秋津洲「凄いかも……」
北上「ちょっと待ってね……龍驤さん、最近調子悪かった?」
龍驤「う…なんでわかるん?」
北上「変に体重がかかって、部品歪みかけてたんだよ~こうなるのは調子悪い時でしょ?」
龍驤「流石やね……北上に嘘はつけんか…」
北上「何かあったの?大丈夫?」
龍驤「ちょっち精神的な事や、放っといて……って言うても無理やわな…」
北上「当たり前でしょ?あたしに散々言ってきたくせに自分は誤魔化そうって言うのは話が良すぎるね~」
龍驤「わかった、話すわな…………」
ーー
北上「あたしが居ない間にそんな事になってたんだ…」
龍驤「そうやねん…朝霜が本気で司令官を口説こうとしてな…」
北上「でも提督の事だから何も心配しなくていいんじゃないの?龍驤さんの事しか見てないよ?」
龍驤「そう…やねんけど…」
北上「それを言うならさ、金剛さんも提督が好き~みたいな事言ってたじゃん?」
龍驤「え……それウチ知らん…」
北上「げ……」
龍驤「司令官はやっぱり魅力的なんやなぁ…こんなウチより相応しい人が……」ブツブツ
夕張「北上さん!龍驤さんが鬱モードに入りかけてますよ!」
秋津洲「なんとか元気付けて欲しいかも!」
北上「え、うーん……じゃあ…安価」
下2 北上の台詞、行動他
35 : 以下、名... - 2018/04/25 22:42:53.81 pF4dOUem0 22/491夕張、なんか面白いことやって
北上「夕張、なんか面白いことやって」
夕張「なんで私なんですか!?」
北上「あたしの部屋盗撮してたの見逃すからさ」
夕張「喜んでやらせていただきます!」
秋津洲「夕張さん……」
明石「なななななんで…ききき北上さんのへへへ部屋を…ととと盗撮してたたたんです…か?」
北上「…なんかね、あたしのオカズが気になってたとからしいよ」
明石「うわ……」
龍驤「ウチには司令官しかおらんけど、司令官にはウチだけと違うもんな……」ブツブツ
夕張「あの……龍驤さん?」
龍驤「……どないしたん夕張?」
夕張「あの…ですね……」
北上「龍驤さ~ん夕張がなんか面白いことやってくれるんだって~」
龍驤「へぇ…何を見せてくれるん…?」
夕張「安価」
下1~3高コンマ 夕張の台詞やその他起こったこと等
41 : 以下、名... - 2018/04/25 22:58:02.75 tcfUFKXSo 25/491胸にパッド仕込んで「見てみて~ツインメロン!」
夕張「えっと、じゃあこれをこうして……」ゴソゴソ
龍驤「……?」
夕張「見てみて~ツインメロン!」バインバイン
明石「あれは……」
秋津洲「パッドを山盛り入れて巨乳になってるかも」
北上「よりによって胸かぁ……これはちょっとマズイかもね…」
夕張「ほら龍驤さん!夕張のメロンがブルンブルンですよ!」
龍驤「……」
龍驤「北上…義足終わったか?」
北上「あーうん、部品交換したし問題無いよ~」
龍驤「ほなちょっち着けてくれる?」
北上「はいはい、ちょっと待ってね~~っと。よしオッケー」
龍驤「ありがとうな。ほな夕張、行こか」ガシッ
夕張「ひ!い、行くって…どこへ?」
龍驤「ウチと一緒に演習でもせぇへん?」
夕張「……!お断りします!私はまだ死にたくありません!」
龍驤「大丈夫や、演習やから死にはせんよ」
龍驤「まぁ…死ぬほど痛い目にはあうかもしれんけどな」
夕張「ひぃぃぃぃ~~お助け~~!」ズルズル
秋津洲「…連れられて行ったかも」
北上「これはしばらく帰ってこないね~」
明石「だだだだ大丈夫…ですか?」
北上「演習だし大丈夫でしょ。それに龍驤さんの憂さ晴らしにもなって丁度良いと思うよ~」
秋津洲「夕張さん…いくらなんでもあのセンスは無かったかも…」
明石「どどどドン引きです…」
ーー
ーー
神通「…………うぅ…」
神通「ぅ……はぁ……」
神通「う……ぐ………」
神通「はぁっ………はぁ……」
神通「いま……何時………」ゴソゴソ
神通「まだ……就寝してから一時間しか……」
神通「ぁぐ…………!」
神通「苦しい……早く…薬を……!」
神通「…………ふぅ、即効性のある薬を飲んだおかげで…なんとか落ち着きました…」
神通「これも…霞さんに感謝ですね…」
神通「病院で貰える薬は何故か私には合わない…効き目が強い薬は別ですが…こういう時は本当に助かります…」
神通「カウンセリングも効果は薄いですが…こうやって薬が効くおかげで鎮守府で生活できています…」
神通「さぁ……もう症状は治りましたし…明日に備えて寝ましょう…」
神通「……お休みなさい」
神通「…………」
神通「……あれ…少し待って下さい………」
神通「霞さんの薬がいくら即効性があるとは言っても…飲んで直ぐに効果なんか現れません…」
神通「でも私の症状は楽になった……これはいわゆる思い込み効果でしょうか…?」
神通「…………違う!」
神通「私は…寝る前に病院の薬を……飲んだ!」
神通「それが今…効果が出てるというなら…」
神通「この後で……霞さんの薬の効果も出てしまう!」
神通「これは……不味いかもしれません…!」
神通「早く…霞さんの所へ……!」
ーー霞の部屋
神通「霞さん、起きてますか…!」コンコン
霞「どうしたのよ神通さん、こんな夜中に」ガチャ
神通「あぁよかった……!」
霞「え、何よその反応……」
神通「実はですね…病院から貰った強めの薬を飲んだ後に…霞さんの薬を飲んでしまったんです…」
神通「以前注意してくれましたよね…間違っても二重に飲んではいけない…とんでもないことになると…」
神通「霞さん…私はどうすれば良いのでしょうか…!」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
60 : 以下、名... - 2018/04/26 19:27:01.77 MrtJ7GB0o 33/491ああもう……ちょっと私の部屋で大人しくしてなさい人手集めてくる
霞「私の薬を飲んだのは何分前?」
神通「五分くらい前です…」
霞「それで、病院の薬はどれくらい前なの?」
神通「一時間程前で…もう効き始めていると思います…」
霞「あぁもう……ちょっと私の部屋で大人しくしてなさい、人手集めてくるから」
神通「すいません…お願いします……」
霞「いい?余計な事は絶対しないのよ?心拍数が上がって余計深刻になるかもしれないから!」
神通「はい……」
霞「この時間なら司令官と工廠組の誰かは起きてるでしょ……」ガチャ
ーー
霞「神通さん、とりあえず起きてる人を集めて来たわよ」ガチャ
神通「ありがとうございます…」
提督「…神通は大丈夫なのか?」
霞「それは私と司令官達次第ね。最悪病院のお世話になるかもしれないから、その準備もお願い」
提督「了解した」
北上「いや~まさか神通がねぇ…」
ガングート「こんな事は頻繁にあるのか?」
羽黒「どうなんでしょうか……あれば問題ですが…」
神通「すいません…これは私のミスなんです…」
提督「…薬の誤飲はほとんど無い、今回は特例だ」
羽黒「…わかりました」
霞「それじゃあやるわよ、まずは……」
下1~3高コンマ 神通への処置やその他起こったこと、その結果等
64 : 以下、名... - 2018/04/26 19:40:27.33 MiNHT2Lyo 36/491拘束具を着けさせる
霞「北上さん、アレは持ってきてくれた?」
北上「はいよ~腕と脚拘束するやつね~」ゴソッ
羽黒「拘束する必要が…あるんですか?」
霞「羽黒さん胃洗浄知らないの?ま…見てたらわかるわよ」
提督「…ガングート、水は用意できてるな?」
ガングート「あぁ、たまたま一升瓶の空き瓶を持っていたからな。それに水を満たしてきたぞ」
北上「たまたま一升瓶の空き瓶を…ねぇ…」ジトー
ガングート「なんだその目は!決して酒の空き瓶ではないぞこれは!」
提督「…緊急事態だ、今回は見逃してやろう」
霞「さて……拘束はできたわね。神通さん、覚悟はできてる?」
神通「はい……お願いします…」
霞「ガングートさんは神通さんの口をお願い。北上さんと羽黒さんは上半身、司令官は下半身をお願いね」
提督「…わかった」
霞「じゃあ……いくわね」グイッ
神通「……!」
霞「辛くても我慢して、気絶しちゃうとまた厄介かことになるから」
神通「……」コクリ
ーー
神通「グッ!ウゥゥゥゥゥゥ~~!!」ガタガタガタガタ
霞「羽黒さんもっと抑えてて!」
羽黒「は、はい!」
神通「ウッ!!グァ………!!アッ……!!」
霞「……よし!神通さん傾けて!」
北上「よいしょっ……と」
神通「う……げ…」ビシャビシャ
ガングート「どうだ?」
霞「…まだ薬が出てない!もう一回!」
羽黒「はい…!」
提督「神通…もう少しだからな……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
72 : 以下、名... - 2018/04/26 20:25:57.79 5CpKtlZR0 40/491飲んだ薬と一緒に、食べたお菓子も吐き出した
ーー
霞「なんとかなったわね……」
提督「…ギリギリだったか?」
霞「かなりね、薬溶けかけてたもの」
北上「神通お疲れ様~」
神通「はぁ……はぁっ………」
ガングート「しかし薬以外にも色々と飲み食いしていたようだな?」
羽黒「お菓子が出てきた時は…びっくりしました…」
提督「ほぼそのままの形だったからな…」
霞「神通さん、また食べ物噛めなくなってるの?」
神通「その……あの…」
霞「…はぁ、わかったわ」
霞「司令官、神通さんは入院させた方がいいかもしれないわ」
神通「嫌です!それだけは嫌なんです!」
霞「でも薬を誤飲するようじゃ…ね。次は無いのかもしれないのよ?」
神通「それでもどうか入院だけは…!」
羽黒「あの神通さんが…こんなに取り乱してるだなんて…」
ガングート「神通よ、そんなに入院するのが嫌なのか?休暇のつもりでゆっくり休んでもいいんじゃないか?」
神通「安価」
下1~3高コンマ 神通の台詞、行動他
77 : 以下、名... - 2018/04/26 20:51:33.83 n5nAxqB+0 43/491お願いです……後生ですから……
神通「お願いです……後生ですから……」
ガングート「ゴショウ?なんだそれは?」
羽黒「懇願…つまり強い気持ちでお願いしているんです…」
神通「お願いです………どうか私をここに…」
北上「理由はなんとなく想像できるけど、ねぇ~」
神通「お願いします…お願いします……」
霞「私としては入院した方がいいと思うけも…司令官に判断は任せるわ」
ガングート「確かに貴様なら色々と見ているだろう。神通が危ないかどうかも分かるはずだ」
羽黒「司令官さん…間違いのない判断をお願いします…」
北上「そのまま強引に入院させるか、ここに残すにしても条件付けるとか、よく考えて~」
神通「提督…私は……」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
83 : 以下、名... - 2018/04/26 21:15:17.82 1z0xIU6b0 46/491「(夕雲への尋問場所を病院にしてもらって、神通に夕雲への尋問の任務を与え、そのついでに通院という形にすれば、彼女は自身がここに必要だと感じられ治療もできる……。幹部さんに一回連絡をとってみるか)……ちょっと待っててくれ。」
提督「…少し待ってくれ、確認したいことがある」
霞「何を確認するかは知らないけど、入院かどうかは言えないの?」
提督「…ならそれを先に言おう。神通には入院してもらう」
神通「あぁぁぁぁ…そんな……」ヘナヘナ
羽黒「神通さん…」
神通「私はもう…用済みなんですね…」
提督「そうじゃない。神通にはあることを手伝って欲しいんだ」
ガングート「入院する奴が何を手伝うという?」
提督「…それを確認したかったんだ。だがこの時間だとな…」
北上「ん~ならさ、何をしようとしてたかは言ってあげなよ~そうすれば神通も納得すると思うよ?」
提督「わかった。神通、良く聞いてくれ……」
ーー
北上「なるほど~例の夕雲達への尋問か~」
提督「天津風は色々と喋ったそうなんだが、長波と夕雲より知っていることは少ないらしい」
羽黒「あの二人は…未だに黙秘していると…幹部さんが言ってました…」
ガングート「それを病院でか…確かに神通にしかできないな」
霞「私は入院するならなんでもいいと思うけど」
提督「…どうだ神通、これなら入院を認めてくれるか?」
神通「安価」
下1~3高コンマ 神通の台詞、行動他
89 : 以下、名... - 2018/04/26 21:43:21.54 m/EsLJy30 49/491しぶしぶといった風に了承
神通「わかりましたぁ…」ブスッ
北上「神通がそんな表情するなんて珍しいね~」
神通「私だって…不満くらい言いたいです…」
ガングート「ほぉ、あの真面目な神通が不満か」
羽黒「それって…どんな事なんですか…?」
霞「捨てられるからっていうのとは違うみたいね?」
提督「…神通、何がそんなに不満なんだ?」
神通「安価」
下1~3高コンマ 神通の台詞を
93 : 以下、名... - 2018/04/26 22:21:22.64 0fzUI6eZ0 51/491……注射は嫌いなんです(目を逸らしつつ)
神通「……注射は嫌いなんです」メソラシ
ガングート「ハッ、まるで子供みたいな理由だな!」
北上「そうだね~正座で痺れてオシッコ漏らす戦艦より子どもっぽいかもね~」
ガングート「……貴様!何処でそれを知ったぁ!!」
霞「注射が苦手って…それだけの理由なの?」
神通「私にとってはそれだけじゃないんです!!腕に針を刺すだなんて……!考えられません!!」
羽黒「あの神通さんが…こんなに取り乱してる…」
提督「…これは相当嫌らしいな」
神通「うぅぅ~~嫌です!注射は絶対嫌なんです!」
霞「入院するけど注射は無し…は無理よね」
提督「無理だろうな…」
羽黒「寝てる内に…注射してもらうのはどうですか?」
神通「起きて体に針が刺さった痕があったら暴れます」
北上「目がガチだよ~」
ガングート「神通程の練度の奴が暴れたら厄介だぞ……あと北上、さっきの話は違うからな!」
霞「司令官、なんかいいアイデアとか無いの?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
101 : 以下、名... - 2018/04/26 22:45:54.88 n5nAxqB+0 54/491方法がないわけじゃないが、代わりに気絶するとゲキマズゲキニガなゼリーの薬を食べることになるな
提督「方法がないわけじゃないが…代わりに気絶するほど激マズ劇ニガなゼリーの薬を食べることになるな」
神通「是非そっちでお願いします!」
北上「即答だよ~」
提督「…いいのか?多分今の胃洗浄より辛いぞ?」
神通「注射より辛い事はこの世にありません!!」
羽黒「言い切りましたね…」
提督「…わかった、病院にはそう伝えておこう」
神通「ありがとうございます!」
ガングート「しかし神通がな…意外な弱点というやつか?」
提督「…人には色々あるものさ」
北上「そうそう、誰かさんみたいにね~」
ガングート「お前な……」
提督「…そういう北上にも苦手なものはある」
北上「へぇ!?なんであたしの!?」
提督「…ガングートをいじり過ぎだ」
ガングート「教えてくれ、北上は何が苦手なんだ?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞を
109 : 以下、名... - 2018/04/26 23:17:12.55 s731BS410 57/491犬
提督「北上の苦手なものは…犬だ」
ガングート「犬?大型犬なら誰でも怖がるんじゃないか?」
提督「いや…北上はチワワのような小型犬もダメなんだ」
ガングート「ほう…これはいいことを聞いた」ニヤッ
北上「な、なんだよう……」
ガングート「同志ちっこいのの知り合いに小型犬の飼い主が居てだな……」
北上「……!よ、用が済んだならあたしは仕事があるから!!」ダッ
ガングート「待て北上!タップリと犬の話をしてやろうじゃないか!」
北上「犬はホント無理なんだって~~!」ダダダッ
羽黒「北上さん…話をするのも無理なんですね…」
提督「…相当苦手らしいからな」
霞「ま、あっちはほっときましょう。それより神通さんは入院の準備しなくていいの?」
神通「そんな急に…入院なんですか?」
霞「当たり前よ、明日はもう病院行きよ?」
提督「…幹部さんとはそれまでに話をつけておこう」
神通「あぁ神様……どうか私に注射がうたれませんように……」
ーー
ーー
神通「注射の代わりのお薬は…この世の物とは思えない味ですが…針を刺されるよりは楽ですね…」
神通「入院する前より身体の調子は良いので…入院は間違ってはいなかったんですね…」
神通「ですが…静かにベッドで寝ているだけでは…いけません…」
神通「今日は…島風さんの提督を刺した夕雲さんと…裏でコソコソ動いていた長波さんの尋問の日です…」
神通「長波さんと共に行動していた天津風さんは…知っていること全てを話したそうですが…情報は少ないようでした…」
神通「夕雲さんと長波さんはずっと黙ったまま…私が喋らせることができるのでしょうか?」
神通「いえ…こんな弱気ではいけませんね。折角提督が役目をくれたのに…」
神通「入院してしまった私に…手伝えることがあるなら、全力で尽くすのが一番です」
神通「尋問……ということは多少なら痛い目を見てもらっても良いのかもしれません」
神通「私の解釈の…問題でしょう…」
神通「……この部屋ですね。二人はどんな様子なのでしょうか…?」ガチャ
下1~3高コンマ 部屋の中の様子や二人の様子等
126 : 以下、名... - 2018/04/28 19:03:36.91 ipp1755PO 62/491軽い調教
幹部「やぁ神通君、良く来てくれた」
神通「貴方は幹部さん…」
幹部「提督君から話を聞いた時はどうかと思ったが、尋問してくれる艦娘が君なら納得だよ」
夕雲、長波「……」
神通「相変わらず…二人は黙秘なんですね…」
幹部「困ったことにね…そこで神通君にこれを持ってきたんだ」
神通「それは……?」
幹部「少し強い電流の流れる棒や、少し鋭利な棘が付いたしなる棒だよ」
幹部「いわゆる調教にも使われる道具だ」
夕雲「……」ピクッ
神通「いいんですか…?怪我をしてしまいますよ…?」
幹部「だからこそ私が一緒に来たんだ。多少の怪我なら階段で転んだことにでもなるからね」
神通「なるほど…」
幹部「だが君ほどの練度があれば道具はいらないか?十分痛い思いをしてもらえるかね?」
長波「……」ピクッ
神通「それはそうですが…話し合いでも良いんですよね?」
幹部「もちろんだ。しかし話を聞いてくれるとは思わないが…」
神通「やるだけ…やってみます」
夕雲、長波「……」
神通「さて、どうしましょうか……」
下1~3高コンマ 神通の尋問内容を
132 : 以下、名... - 2018/04/28 19:36:26.99 1Od8cOle0 65/491動機
神通「まずお二人に質問させて下さい…何故あんなのとをしたんですか?」
神通「夕雲さんは提督を刺したこと…長波さんは天津風さんを使って色々としていたこと…その動機が知りたいんです」
夕雲、長波「……」
神通「…幹部さん、ここでの会話は録音していますか?」
幹部「もちろんだ、何かあった時の為にね」
神通「なら……それを止めていただけませんか?」
幹部「何故だい?」
神通「もしかしたら…二人は記録に残ることを嫌がっているかもしれないんです…」
神通「記録が残らない以上…二人が喋ったとは…わかりませんよね…?」
幹部「ふむ……」
神通「今までのも…恐らく会話を録音していたんですよね…?だから…二人は喋ってくれないんだと思うんです…」
幹部「……わかった、今からの会話は一切録音しないと約束しよう」
神通「本当…ですね?」
幹部「神通君の前で嘘を言えるほど、私は命知らずではないからね。もちろん本当だ」
神通「聞こえていましたよね…?会話は録音しません…だからどうか…話を聞かせてくれませんか…?」
夕雲、長波「安価」
下1~3高コンマ 夕雲か長波の台詞、又は両方の台詞や行動を
137 : 以下、名... - 2018/04/28 19:51:28.81 3Q/VnNlIo 68/491夕雲
……長波さんは退室してくれませんか?
夕雲「……長波さんは退室してくれませんか?」
神通「長波さん…夕雲さんがこう言っているので…退室してもらえますか…?」
長波「……」
幹部「神通君、私が連れ出そう」
神通「大丈夫ですか…?」
幹部「腕は拘束しているし、いざとなれば君がいるから大丈夫だろう」
神通「わかりました…それではお願いしますね…」
幹部「ほら、行くぞ長波君」
長波「……」ガチャ
神通「さぁ夕雲さん……ここには私しか居ませんし…会話は録音していません…」
神通「そして…長波さんも居ません…」
夕雲「……えぇ」
神通「貴女が知っていること全てを…話してくれませんか?」
神通「貴女は誰の指示を受けていたのか……なぜ提督を殺そうとしたのか…」
神通「よければ……教えて下さい」
夕雲「安価」
下1~3高コンマ 夕雲の台詞や行動等
142 : 以下、名... - 2018/04/28 20:21:58.34 /+tE3dt30 71/491早霜が人質にされており、長波は洗脳されてる
夕雲「私は…早霜が人質にされているの……」
神通「人質…ですか?」
夕雲「逆らうと早霜の命は無い。それどころか死ぬよりも酷い目に合わせるって…」
神通「その命令してきたのは誰なんですか?」
夕雲「……わからないの。一方的にメールが送られてくるばかりで…」
神通「そのアドレスは…教えもらえますか?」
夕雲「教えても無駄だと思うわ…毎回毎回違うアドレスから送られてきていたし」
神通「それでは…なぜそのメールが貴女への指示だとわかるんですか…?」
夕雲「そのメールには……早霜の監禁されている様子の写真が添付されているの…」
神通「……そうなんですか」
夕雲「写真は使い回しじゃなくて、常に新しいのを撮っていたの。時には動画の時もあったわ」
神通「動画…ですか?」
夕雲「早霜がね…紙を読み上げるのよ……私が指示に従わないと、早霜は殺されます……犯されて海に捨てられますって………もう…私……」
神通「…辛い事を聞いてすいませんでした。それでは長波さんも…同じ状況ということでいいんですか…?」
夕雲「違うわ…あの子も元々は人質だったんだけど……洗脳されてしまったみたいなの…」
神通「洗脳……」
夕雲「言ってることも考えてることも無茶苦茶で…でもあのメールの通りに長波は動くの…」
神通「そうだったんですか…」
神通「なら天津風さんも…洗脳されていたんでしょうか?」
夕雲「…ごめんなさい、そこまでは分からないわ。でもあの子は島風を人質にされてたのかもしれないわね」
神通「それなら…説明はつきますね…」
夕雲「提督があんな人達に近づかなかったら、こんなことにはならなかったのに…」
神通「それは…島風さんの為だったんですよね?」
夕雲「腕と脚が生える……そんなことは絶対に無いのに…」
神通「…夕雲さん、正直に話してくれてありがとうございました」
夕雲「次は長波よね…でもあの子は洗脳されているのよ?」
神通「やってみなければ…わかりません…」
下1~3高コンマ 長波への尋問内容やその方法等
149 : 以下、名... - 2018/04/28 20:56:10.69 pkbE6h2cO 75/491まず病院で何をしようとしていたのか確認する
夕雲「私が長波を呼んできましょうか?」
神通「いえ…私に考えがあります。ここに寝ていてくれませんか?」
夕雲「寝る?」
神通「はい、夕雲さんは何も喋らずに…目をつぶってここで寝ていて下さい…」
夕雲「…わかりました」
神通「次は…幹部さんに伝えないと……」
夕雲「神通さんは何をするつもりなのかしら…」
ーー
神通「長波さん、ここには私達しかいません。貴女の知っていることを教えてくれませんか?」
長波「……」
神通「なら…病院で何をしようとしていたのか教えてもらえませんか?天津風さんと病院の裏に居たのは川内姉さんから聞いてますよ?」
長波「……」
神通「やはり……何も喋ってはくれませんか…」
神通「手荒なことはしたくありませんでしたが…仕方ありません…」スッ
長波「……」ピクッ
神通「……ごめんなさい」キュッ
長波「がっ……!!」
神通「……」グググッ
長波「首……がっ……!!」
神通「……」ググググググッ
長波「こ…ひゅ……ひゅっ……」
神通「…今です!」ヒュッ
長波「ん……ぐっ!!」ゴクン
神通「……飲みましたね?」
長波「げほっ!な、なにを……飲ませ………」
神通「…毒です」
長波「……!!」
神通「私達の鎮守府の噂は知っていますよね?鬼畜提督のいる所だと…」
長波「……」
神通「提督は…あらゆる手を使って艦娘を自分のものにしてきました。ですが…困ったことに、どうやっても…言うことを聞かない艦娘がいるんです」
長波「……」
神通「そういう艦娘は残念ながら……死んでもらっているんです。心臓麻痺なら…ただの事故で片付きますからね…」
長波「……」
神通「もうわかりますよね…貴女が飲んだ薬の正体を……」
長波「……」ダラダラ
神通「その薬はまず…汗をかくんです。発汗作用というものですね」
長波「……」ドクンドクン
神通「そして動悸が激しくなる…この症状が暫く続くんです」
長波「はぁ……はぁ……」ダラダラ
神通「大丈夫ですか…?汗を大量にかいているみたいですが…」
長波「な、なんでもねぇ…」
神通「そうですか…なら説明を続けますね。その薬の最後は心臓が止まってしまうんです。眠っているように死んでしまうんですよ?」
神通「ちょうど貴女の後ろにいる夕雲さんのように……」
長波「……!!」バッ
夕雲「……」
長波「はぁっ…!!はぁっ……!!」
夕雲(なるほど…神通さんもやるわね…)
神通「…長波さん、私は解毒剤を持っています。私なら長波さんを助けらます」
長波「……」
神通「ちなみに…無理矢理奪っても無駄ですからね?貴女は解毒剤の処置の仕方を知りません」
神通「誰かに聞こうとしても、その間に薬は効いてしまうでしょうね…」
長波「……」
神通「最後の質問です…貴女の知っていること全てをてん私に教えてくれませんか…?」
長波「安価」
下1~3高コンマ 長波の台詞、行動他
158 : 以下、名... - 2018/04/28 21:29:30.96 gCiQOsbEo 82/491この頭がイカれたヤツに何を言われたか知らないけど、あたしは提督を刺した奴らをただじゃおかないだけだよ。
長波「この頭がイカれた奴に何を言われたか知らないけど、あたしは提督を刺した奴らをただじゃおかないだけだよ」
神通「…それが答えでいいんですね?」
長波「……」
神通(そういう風に刷り込まれているのか…誤魔化しているのか…わかりませんね…)
長波「……!」ペタン
神通「どうされましたか…?」
長波「はぁっ!!はぁっ……!!」
神通「あぁ……薬がそこまで効いてきたんですね…」
長波「う……うぅぅぅ……!」ブルブル
神通「貴女に残された時間は…余りありません…」
神通「解毒剤も……ギリギリです……」
神通「貴女が最後に残す言葉はそれでいいんですね…?」
長波「はぁっ……はぁっ……」
神通「なら次は貴方の提督に…同じことをしましょう…」
長波「……!!」
神通「貴方が喋らないのですから…それしかありませんね…」
長波「安価」
下1~3高コンマ 長波の台詞、行動他
166 : 以下、名... - 2018/04/28 21:57:58.93 UGDtsrbOO 85/491これ以上何を喋れって言うんだよ
長波が提督を刺したのは裏で手引きしてる奴がいるのは間違いないんだ
長波「これ以上何を喋れって言うんだよ…夕雲が提督を刺したのは裏で手引きしてる奴がいるのは間違いないんだ…」
神通「……」
長波「なんで…なんでだよ……あたしは…」
長波「提督…………」ガクッ
夕雲「…神通さん、やり過ぎじゃないの?」
神通「洗脳されているというなら…それよりも大きい感情で上書きするしかなかったんです…」
夕雲「でも長波が気絶するなんて、神通の話術も凄いですね」
神通「……」
夕雲「神通さん?どうされたんですか?」
神通「夕雲さん、長波さんは洗脳されていたんですよね?」
夕雲「えぇ、そうよ」
神通「言っていることがおかしい…と」
夕雲「あの様子じゃ洗脳されているに決まってるわね」
神通「それは…貴女では無いんですか?」
夕雲「……え?」
神通「また少し…話を聞かせてもらえませんか…?」
下1~3高コンマ 夕雲の再尋問の結果やその他起こったこと等
171 : 以下、名... - 2018/04/28 22:46:55.18 gCiQOsbEo 88/491なんか言ってることがちぐはぐ
ーー
幹部「…それは本当かい!?」
神通「はい…夕雲さんが洗脳されている可能性が高いです…」
幹部「何故そう言い切れるんだい?」
神通「夕雲さんにもう一度質問したんですが…さっきとは言っていることが違うんです…」
神通「自分が洗脳されているとは気付いていない…そうすると厄介ですね…」
幹部「長波君はどうなんだい?天津風君からは長波君の命令に従っていたと聞いているぞ?」
神通「ひょっとしたら…天津風さんも夕雲さんと同じかもしれません…」
幹部「まさか……」
神通「長波さんは提督のことが大好きだった…日頃から提督を独占していた島風さんの事は恨んでいたんでしょう」
神通「そして夕雲さんが提督を殺そうとした…すると提督の事が好きな長波さんは暴走して……」
幹部「向こうはそこまで計算していたというのか!?」
神通「だとすれば…今までのことは説明がつきますよね…?」
幹部「…………そうか…そうだったのか…」
神通「まだ仮説の段階ですが…真実を知るには夕雲さん達の洗脳を解かなければいけませんね…」
幹部「…とにかく一度私も話を聞こう」
神通「夕雲さん……」ガチャ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
172 : 以下、名... - 2018/04/28 22:51:55.10 aoYgEiXR0 91/491突然頭を抱えて苦しみだし、泡を吹いて気絶した
177 : 以下、名... - 2018/04/28 23:28:28.64 aoYgEiXR0 92/491更に聴取しようとしたところ>>172
幹部「もっと聞かせてくれないか?君の言う早霜君のこと…その謎のメールのことを…」
夕雲「早霜……メール……ぅぐ…」
神通「夕雲さん…?」
夕雲「う…うぅぅぅ……」
幹部「頭を抑えて…苦しんでいるのか?」
神通「夕雲さん、大丈夫ですか…?」
夕雲「ぐ……ぶぁ…」ブクブクブクブク
神通「夕雲さん!」
幹部「いかん、泡を吹いている!医者…いや、ナースコールを押した方が早い!」ポチッ
神通「夕雲さんしっかりして下さい!夕雲さん!」
夕雲「」ブクブク
下1~3高コンマ 夕雲の容体やその他起こったこと等
183 : 以下、名... - 2018/04/28 23:47:39.83 8RwvZ873o 94/491組織の事は全く覚えてなく他の記憶も曖昧に
ーー
提督『……それから夕雲はどうなった?』
神通「組織の事どころか…色々な記憶が曖昧になっているようです…」
提督『そうか…』
神通「幹部さんによると…一定期間洗脳が無ければ…全てを忘れるように刷り込まれていると…」
提督『その一定期間の洗脳というのが、夕雲の言うメールだったということか』
神通「そのメールを読んで…自分自身に洗脳を上書きしていった…らしいです…」
神通「報告できることは以上です…電話から失礼しました…」
提督『ありがとう神通、入院しているというのにこんな事までしてもらって…本当に感謝だ』
神通「提督の…為ですから…」
提督『…そうだ、長波はどうなった?』
神通「長波さんは…精神的に追い詰められているとのことで…しばらく入院するそうです…」
提督『やはり洗脳はされていなかったんだな?』
神通「はい…問題のある行動や言動は……その…叢雲さんと同じようなものかと…」
提督『島風提督に対してのヤンデレか……』
神通「…夕雲さんは幹部さんが連れて帰るそうです。天津風さんにも同じ症状が出ていないか…向こうの病院で調べると…」
提督『…まさか夕雲と天津風が洗脳されているとは、幹部さんも思っていなかったわけか』
神通「そうですね…」
神通「提督…最後に一ついいでしょうか?」
提督『…なんだ?』
神通「長波さんなんですが…退院したら暫くの間でもいいので…面倒を見てあげてもらえませんか…?」
提督『どうしてだ?今うちには正式ではないが島風が居る。マズイことにならないか?』
神通「いえ…その……長波さんが入院する原因というか…引き金を引いたのは…あのぉ……」
提督『……神通?』
神通「…すいません。少し尋問でやり過ぎました」
提督『……わかった、その件は考えておこう』
神通「ありがとうございます…」
ーー