【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】(5)
1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/04/09 19:39:48.62 HcVeFvbAO 1/5406スレ目になります
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その5【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521022498/
前々スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519636835/
元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その6【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523270388/
ーー
不知火「今日は予定を変更して、不知火の緊急一人会議を始めたいと思います」
不知火「なぜこんなことをしようと思ったかというと、このノートを手に入れたからなんです」スッ
不知火「このノートはある駆逐艦…霞の部屋から拝借してきたものです」
不知火「霞は今日の出撃に寝坊してしまったのでしょう、慌てていたのか部屋の鍵がかかっていなかったんです」
不知火「そこで不知火が霞の部屋にお邪魔して、このノートを持ってきたということです」
不知火「鍵をかけ忘れた霞が悪いので、間違い無く不知火に落ち度はありません」
不知火「霞の部屋には何度かお邪魔したことがありますが、そもそも触ってはいけないものが多いのです」
不知火「霞が育てている毒草関係なのでしょう、素人が下手に触ってはいけないそうです。流石はそういう免許を持っている霞だけありますね」
不知火「だから霞の部屋から持ち出せるものといえば、このノートくらいしか無かったんです。決して不知火の趣味ではありません」
不知火「…さて、前置きはここまでにして早速中を見ていきましょう」ペラッ
不知火「とは言っても、実は先程少しノートを確認したので、どんなことが書いてあるのかは知っているんです」パラパラ
不知火「このカタカナまみれに細かい数字…恐らく、このノートは霞の調合用のメモか何かでしょう」
不知火「よく見ると草を乾燥させる、なども書いてあります。勉強熱心なのは素晴らしいです」
不知火「さて、ここで疑問に思うかもしれませんね。中身がわかっているなら会議の必要があるのか?と」
不知火「実は不知火が気になったのは、このノートのある部分なんです」
不知火「このカタカナまみれの薬の名前の右上…そこにあるマークが書かれているのです」
不知火「ある薬は△、別の薬は○や◎。これが意味するものは何なのでしょうか?」
不知火「○なんかは想像が付きますが、実は他にもマークがあるんです」
不知火「この薬の右上には…かなり小さくハートマークが書いてあります」
不知火「さらにこの薬にはハートマークが二つも!これが一体何を意味するのか…」
不知火「霞の薬を飲んでいそうなメンバーに話を聞きに行く必要がありますね……」
下1~3高コンマ 不知火の行き先や話を聞きにいった相手等
9 : 以下、名... - 2018/04/09 20:11:24.85 xUszn90Y0 5/540飛鷹
ーー
不知火「飛鷹さん、少しよろしいですか?」
飛鷹「あら、どうしたの?不知火から話しかけてくるなんて珍しいじゃない」
不知火「はい、少し気になることがあって皆さんに話しを聞いているんです」
飛鷹「そういうことなのね。いいわよ、私の知ってることなら教えてあげるわ」
不知火「ありがとうございます。では質問ですが、霞の薬を飲んだことはありますか?」
飛鷹「霞の薬?うーん…頻繁には飲んで無いけど、飲んだことはあるわね」
不知火「なるほど……」
不知火「では飛鷹さん、その薬はどんな薬でしたか?」
飛鷹「えぇっと、まぁ……ちょっと色々あってね」
不知火「そうですか……」
飛鷹「不知火は一体どんなことが知りたいの?」
不知火「それはですね……見せた方が早いですね。この薬について調べているんです」ペラッ
飛鷹「これ…?」
不知火「これ以外にもこの薬とか…です。これらの薬には共通のマークがあるんですが、それが何なのかさっぱりわからないんです。飛鷹さんは何か知りませんか?」
飛鷹「安価」
下1~3高コンマ 飛鷹の台詞、行動他
12 : 以下、名... - 2018/04/09 20:32:49.82 Erie3uZ6o 8/540いくつかは教えてもらったけどハートは聞いたことが無いわ
飛鷹「いくつかは教えてもらったけど、ハートは聞いたことが無いわ」
不知火「いくつか、ということは△とかは知っているんですね?」
飛鷹「私が知ってるのは△と○よ。△は効果薄、○は効果有りだったはずね」
不知火「なるほどなるほど…」
飛鷹「◎はなんとなく想像できるけど、ハートって何かしらね……」
不知火「だから不知火も気になっていたんです」
飛鷹「ごめんね?私はこれ以上力になれそうに無いわ」
不知火「いいえ、二つの記号の意味がわかっただけでもありがたかったです」
飛鷹「もしハートマークの意味がわかったら私にも教えてちょうだいね?」
不知火「はい、では失礼します」
不知火「答えにたどり着くことはできませんでしたが、飛鷹さんからは重要なお話を聞くことができました」
不知火「やはりマークと薬の効果には関係があるということですね」
不知火「ということはハートマークの薬を処方されている人が居てもおかしくはありません」
不知火「実際に処方されていなくても、マークの意味を知っている人が居るかもしれませんね」
不知火「それでは、引き続き皆さんに話しを聞いていきましょう」
下1~3高コンマ 次の人物名やその他起こったこと等
17 : 以下、名... - 2018/04/09 21:07:27.99 ot1UEg4j0 11/540龍田
ーー
不知火「龍田さん、少し聞きたいことがあるのですが」
龍田「あら~私に何の用かしら~?」
不知火「まず最初の質問なんですが、霞の薬を飲んだことはありますか?」
龍田「霞ちゃんのお薬~?そうね~何回かあるわね~」
不知火「それはどんな薬でしたか?」
龍田「それは~乙女のヒ、ミ、ツよ~」
不知火「……そうですか」
龍田「何かしら~その表情は~?」
不知火「いえ、なんでもありません」
不知火「…それでは次の質問ですが、霞の薬ノートには共通のマークがあるのは知っていますか?」
龍田「あぁ~それなら聞いたことがあるわ~」
不知火「龍田さんが飲んだ薬にもマークがあったんですね?」
龍田「そうね~霞ちゃんが、薬の効果と一緒に~教えてくれたの~」
不知火「なら……ハートマークの形の意味はわかりますか?具体的にはこの薬とかです」
龍田「あら~…このノートって…」
不知火「どうですか?何か知りませんか?」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他
24 : 以下、名... - 2018/04/09 21:35:13.60 xUszn90Y0 14/540ハートは精神関係のお薬よ~
龍田「ハートはね~精神関係のお薬よ~」
不知火「……やはりそうでしたか」
龍田「ひょっとして~知ってたの~?」
不知火「いえ、確証が無かったんです。ですが龍田さんのおかげで真実を知ることができました」
龍田「役に立ったのなら~嬉しいわ~」
不知火「こちらこそありがとうございます」
不知火「ちなみに、龍田さんが飲んでいた薬はハートマークの薬ですよね?」
龍田「あら~なんでそう言い切れるの~?」
不知火「このページのハートを指す前に、龍田さんの目線がこの薬に動いていましたから」
龍田「…………知ってて聞くなんて、不知火ちゃんも悪い子ね~」
不知火「…すいませんでした」
龍田「じゃあ~許してあげる代わりに、私も質問していいかしら~?」
不知火「はい、なんですか?」
龍田「不知火ちゃんは~薬の詳細を知ってどうしようとしたの~?精神関係のお薬かもしれないって~想像はしてたんでしょ~?」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他
27 : 以下、名... - 2018/04/09 21:52:14.66 LovJLJ6rO 17/540薬と称して何か良くないものを作っていないか確かめたかったので
不知火「薬と称して何か良くないものを作っていないかを確かめたかったんです」
龍田「霞ちゃんは~そんな子じゃないでしょ~?」
不知火「…そうですね、心配し過ぎたかもしれません」
龍田「確かに~毒草を育ててるなんて普通じゃないわ~」
龍田「でも~それは私達の為でもあるのよ~?」
龍田「霞ちゃんも~自分の趣味の為に使ってるみたいだけど~私達に使ってる方が多いもの~」
不知火「そうですね……不知火はどうかしていました」
龍田「そのノートは~霞ちゃんに返した方がいいんじゃないかしら~」
不知火「…はい」
龍田「もうすぐ出撃から帰ってくるし~直接返した方がいいかもしれないわね~」
不知火「……龍田さん、ありがとうございました」
龍田「うふふ~」
ーー
不知火「……」
霞「ふぅ疲れた……あら不知火、私の部屋の前でどうしたの?」
不知火「霞を…待っていたんです」
霞「私を?……って、そのノート!」
不知火「勝手に持ち出してすいませんでした…」
霞「…どうしたの不知火?何か元気が無いみたいだけど?」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞、行動他
33 : 以下、名... - 2018/04/09 22:21:05.90 EWfpzlVZo 20/540霞を疑うなんてとんでもないことをしてしまいまして
不知火「不知火は…霞を疑うなんてとんでもないことをしてしまいました」
霞「はぁ?話が見えてこないんだけど…」
不知火「不知火は霞が薬と称して、何か良くないものを作っていると思っていたんです」
不知火「このノートのマークを見つけてから…疑惑が大きくなってしまったんです」スッ
霞「それは……」
不知火「中でも一番気になったのが、ハートマークでした」
不知火「不知火はこのマークを……心臓を止めるような薬では無いかと思ってしまったんです」
不知火「もちろん、冷静に考えればそんな事はありません。事実、不知火は精神的なものに作用すると思っていましたから」
不知火「でも……心の何処かに最悪な想像が残っていたんです」
不知火「ハートマークとは命の印…致死量を表すのでは無いか…水に混ぜれば皆んなひとたまりもないのでは無いか……そんな想像をしてしまうんです」
不知火「ですが…皆さんの話しを聞いて、それは勘違いだということがわかりました」
不知火「不知火は仲間を疑うという最低なことをしてしまいました。霞、どうかこんな不知火を許して下さい…」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
40 : 以下、名... - 2018/04/09 23:02:14.67 Pl0WxxG/0 23/540何においても"最悪"を想定して、行動をすることは悪いことじゃないわ
霞「何においても"最悪"を想定して、行動をすることは悪いことじゃないわ」
不知火「……ありがとうございます」
霞「ま、疑われても仕方ない趣味だから、気にしてないっていうのが本音ね」
不知火「本当ですか…?」
霞「嘘言ってもしょうがないでしょ?だから不知火も気にしないでいいわよ」
不知火「はい……」
霞「全く、アンタがそんなだと調子狂うわね」
不知火「あ、これを…霞に返すのを忘れていました…」スッ
霞「これは返してもらわないと困るわね。私の研究の成果なんだから」
不知火「このノート…凄いですよね。始めから最後まで薬のことがビッシリと…」
霞「育ててる種類が多いから、必然的に作れる薬も多いのよ」
不知火「…霞は、何故そこまで頑張れるんですか?」
不知火「元は貴女が気持ち良くなる為だけにあの毒草達を育てていたはずです」
不知火「それなのに何故…ノート一冊使い切るくらいに…」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
43 : 以下、名... - 2018/04/09 23:27:43.64 LovJLJ6rO 26/540私の趣味がみんなの為になるなんてこれ程嬉しいことはないじゃない
霞「私の趣味が皆の為になるなんて、これ程嬉しいことはないじゃない」
霞「私は……この趣味のせいで前の鎮守府では馴染めなかったのよ」
霞「この趣味に目覚めたのは偶然というか、事故だったけど……誰も受け入れてはくれなかったの」
霞「でも、ここでは受け入れてくれたばかりか、ありがとうってお礼まで言ってくれるの」
霞「不知火にだから話すけど……初めてお礼を言われた時なんて、一人で泣いたのよ」
霞「ここなら私を受け入れてくれるんだって…必要とされることがこんなに嬉しいなんて知らなかったわ」
霞「私は皆の為ならどんなに辛いことでも頑張れるの。不知火、このノートの裏表紙はちゃんと見た?」
不知火「いえ……」
霞「ほら見える?ここにNo.2って書いてあるでしょ?」
不知火「何冊も……そのノートはあるということですね…」
霞「少なくとも10冊はあるわね。もちろん全部埋まってるわよ?」
不知火「凄い……凄いです…」
霞「こんなの何とも無いわよ。私はまだまだ恩を返し切れてないんだから」
不知火「霞はこんなに頑張っているのに……不知火は……仲間を疑うばかりで……」
不知火「不知火は……この艦隊に必要無いのではないでしょうか……」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
49 : 以下、名... - 2018/04/09 23:53:42.56 ZGUJqR78o 29/540提督には絶対言っちゃダメよそのセリフ
霞「司令官には絶対言っちゃダメよそのセリフ。私は聞かなかったことにしてあげるから」
不知火「……ありがとうございます」
霞「司令官はそういうの一番嫌いなの知ってるでしょ?自分は必要無い~とか、居ない方がマシだ~とか」
不知火「はい……」
霞「俺の前ではそういうことは言わないでくれ……って、毎回毎回泣きそうな顔で言われるのよ」
不知火「不知火も……何度かその場面を見ています」
霞「ならその考えは改めなさい」
霞「不知火に足りなかったのは、周りの理解よ。貴女が何か足りなかったわけじゃないわ」
不知火「……」
霞「不知火は私にはなれないけど、私は不知火になれない。貴女にしか出来ないことがあるから、その力で皆を助けてあげて」
不知火「不知火は……」
霞「自分には何ができるのか、不知火ならわかっているはずよ。そうよね?」
不知火「……」
霞「もう……しっかりしなさいって!」
不知火「……はい」
霞「はぁ……仕方ないわね、間宮で何か奢ってあげるから元気出しなさい」
霞「多分さっき一緒だった皐月辺りもいるでしょ…ほら、行くわよ!」
不知火「霞……ありがとうございます…」
ーー
ーー
葛城「天城姉ぇ、いよいよ今日は退院の日ね!」
天城「未知の症状だっつんで長々と入院させられたが、ようやく帰れるのか」
葛城「義手の用意は秋津洲達がしてくれてるから大丈夫らしいわ!」
天城「義手…天城もこれで晴れてカタワか……」
葛城「天城姉ぇ、そんな言葉使わないで!もう覚悟はできてるんでしょ!」
天城「あぁ悪い…ついな…」
葛城「鎮守府には色んな子が居るんだから、そんな言葉絶対言っちゃダメなんだからね!!」
天城「次から気をつけるって…」
葛城「もう…!」
天城「それよりよ、雲龍姉はどうなんだよ?もうすぐ退院じゃなかったのか?」
葛城「私ももうすぐ退院って聞いてから、何もないけど…」
天城「なら帰る前に挨拶しとくか。行こうぜ葛城」
葛城「あ、待ってって~~!」
下1~3高コンマ 雲龍の部屋の様子や雲龍の状態等
63 : 以下、名... - 2018/04/10 20:13:00.57 OLPGnORX0 34/540皐月がお見舞いに来ている
流石に入院中なので、行動は自制してる
ーー
天城「雲龍姉、入るぞ」ガチャ
皐月「天城さん!今日退院だったよね?」
葛城「皐月ちゃん?雲龍姉ぇのお見舞いに来てくれたの?」
皐月「そうだよ!それで帰りは天城さんと一緒に帰ろうと思ってたんだ!」
天城「それは有難てぇが、どうせ皐月は雲龍姉の乳目当てだろ?」
皐月「違うよぉ、流石の僕も空気は読むよ~」
天城「ほんとかぁ?」
雲龍「本当よ、皐月はただお見舞いに来てくれただけなの」
天城「へぇ~皐月にしては珍しいじゃねえか」
皐月「まぁ……見るのは体調とか関係無いし」
葛城「やっぱり皐月ちゃんは皐月ちゃんね…」
雲龍「ところで…天城は今日退院なのよね?」
天城「そうだぜ。先に帰ってるから、雲龍姉も早く帰って来いよ?」
葛城「提督さんも皆んなも待ってるからね!」
雲龍「ありがとう、すぐ戻れるように努力するわね」
皐月「……」
天城「お前は雲龍姉が喋る度に胸を見るんじゃねぇ……っと」ゴスッ
皐月「だってぇ…話す度にぷるぷる震えるのがまた…」
皐月「でも天城さんも一回り大きくなったよね…これはこれでまた…」
天城「やめろ皐月!もう散々天城の胸揉みやがっただろ!!」
皐月「まだまだ足りないよ!オッパイは無限の可能性があるんだから!」
天城「意味がわかんねぇ!」
葛城「……」ギリッ
雲龍「葛城、ムキにならないのよ」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞、行動他
68 : 以下、名... - 2018/04/10 20:44:14.87 Fq2DwahFo 38/540皐月のこともだけど、退院したら雲龍姉は朝霜に好きにされちゃう事思い出しちゃって…
葛城「皐月のこともだけど、退院したら雲龍姉は朝霜に好きにされちゃう事思い出しちゃって…」
天城「そんな約束してたのか?」
雲龍「えぇ、私が怪我をさせてしまったからそのお詫びにね」
葛城「雲龍姉は尊敬できる大好きなお姉ちゃんなのに…それを朝霜なんかに好き勝手にされるのがすっごく嫌なの!」
皐月「…僕はいいの?」
葛城「皐月はまだ許せるわ。でも朝霜…あの変態は嫌なの!」
天城「でもよ、アイツとは天城も一回会ったことあるけど、相当練度高いだろ?」
葛城「うぐ……」
天城「なら下手に逆らえねぇんじゃねぇか?」
葛城「……だからイライラするのっ!!」
葛城「これが朝霜以外なら許せるのに!もう~~!」
皐月「葛城さん相当キてるみたいだね…」
天城「生理かと思ってたが、これが原因だったんだな」
雲龍「落ち着いて葛城、私はなんとも思っていないの」
葛城「でも私が気にするの!あんな奴に雲龍姉を好き勝手にされるのが嫌なの!」
雲龍「安価」
下1~3高コンマ 雲龍の台詞、行動他
73 : 以下、名... - 2018/04/10 21:03:27.47 SIujPPGk0 41/540葛城は今週当たり生理よね?
雲龍「葛城は今週当たり生理よね?」
葛城「雲龍姉ぇ!?」
天城「そっか、なら生理でイライラしてるだけだな」
皐月「葛城さんは気分が悪くなっちゃうんだね」
天城「皐月はそんなの無いのかよ?」
皐月「僕は全く無いよ!女の子の日も軽いし、体調も悪くなったことないんだ!」
雲龍「羨ましいわ…私は胸が張っちゃうから少し辛いの…」
天城「天城は特別何かあるわけじゃねぇけど、何にも無いってのも羨ましいな」
皐月「それ皆んなに言われるんだ。僕は特別なことしてるわけじゃないんだけどな~」
天城「こればっかりはしょうがねぇよ。天城みたいな性格の奴でも生理は来るんだしな」
雲龍「でも入院してると周期が狂って大変だったわ。寝巻きも一着ダメにしてしまったし…」
天城「それ、入院あるあるだな。まぁ天城は別の理由で何着か寝巻きやっちまったけど……」
皐月「天城さんの母乳美味しかったよ!」
天城「皐月!それ以上喋んな!!」
皐月「はーい」
天城「全く……あの事は忘れてぇのに……」
葛城「……」
雲龍「葛城…?さっきから黙ってどうしたの?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 皐月の台詞、行動他
77 : 以下、名... - 2018/04/10 21:23:06.59 +TRjs9VF0 44/540葛城 ごめん イライラが収まらないからちょっと頭冷やしてくるね……
葛城「ごめん、イライラが収まらないからちょっと頭冷やしてくるね……」ガチャ
皐月「葛城さん、そんなに辛いんだ…」
天城「ストレスもあるんだろうな。今鎮守府に雲龍型って葛城だけだろ?」
皐月「そっか……大変なんだね…」
雲龍「出撃でも大変だろうし、私と天城のことで色々考えてたんだと思うわ」
天城「死にはしねぇけど、心配してたんだろうな」
雲龍「それがあの子の良いところでもあるんだけど…」
天城「もう少し気楽にやんねぇと、いつか潰れちまうかもな」
皐月「ちょっと、怖いこと言わないでよ……」
葛城「……」スタスタ
葛城「…………」
葛城「……あぁもう!なんなのこのイライラは!」
葛城「天城姉ぇが帰ってくるのに!雲龍姉は順調に回復してるのに!」
葛城「もう…!頭おかしくなっちゃいそうよ!!」
葛城「はぁ……もぉ……」
葛城「ストレス…溜まってるのかなぁ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
84 : 以下、名... - 2018/04/10 22:03:35.91 I+hLNHbz0 47/540携帯取り出しポパピプペ
朝霜を呼び出し殴る
葛城「……」スッ
葛城「……もしもし?」
葛城「…そうよ、まだ病院」
葛城「えぇ、そうね……」
葛城「…………」
葛城「………………」
葛城「じゃあ…待ってるから……」
ーー
朝霜「よ、待たせたな」
葛城「…随分早かったわね」
朝霜「雲龍さんのとこにお見舞い行こうとしてたからな」
葛城「そう……」
朝霜「で、あたいを呼び出したってことはそういうことだよな?」
葛城「……」
朝霜「全く、病院でなんて葛城さんもいい趣味してんじゃん!」
葛城「……」スッ
朝霜「お……もうやるのか。いいぜ、好きなだけやりな」
葛城「……!」バキッ
朝霜「う"!」
葛城「…………!!」ドガッボゴッ
朝霜「う…ごっ……」
葛城「この……この……!!」
朝霜「うぐっ……!」
葛城「~~~~~~!!」
朝霜「…………!」
ーー
葛城「はぁっ!はぁっ……!!」
朝霜「なんだ…もう終わりかよ……」
葛城「…うるさい!」
朝霜「あたいはまだまだ満足できねぇぜ?もっと顔面が腫れるまで殴ってくれよぉ~」
葛城「黙れ!!」バキッ
朝霜「……」
葛城「…!うぁ…っ!」ガクッ
朝霜「あ~ぁ、拳痛めちまったな。殴り慣れてねぇからだ」
葛城「黙れって言ってるでしょ!!」
朝霜「葛城さん、何をそんなにイライラしてるかしんねぇけどよ、こんなんじゃ気持ちは晴れねぇと思うぜ?」
朝霜「あたいはいくらでも殴ってくれていいけどよ、そんなんじゃ逆に傷付くだけだぜ?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞や行動その他起こったこと等
91 : 以下、名... - 2018/04/10 22:38:45.88 PSm1VtbKo 52/540自己嫌悪でうずくまって唸る
葛城「……」ペタン
朝霜「葛城さん?どうしたんだよ?」
葛城「う……うぅぅぅぅぅぅぅ…!」
朝霜「これは…ちょっとマズイかもな。頭抱えて唸り始めっちまった」
葛城「うぁぁぁ……!!」
葛城「あぁ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
朝霜「この病院に精神科があって丁度よかったな。先生でも呼んできてやるか…」
葛城「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ーー
提督「葛城……!」
朝霜「よぉ司令、流石に早かったな」
提督「朝霜…お前が連絡してくれたんだよな…」
朝霜「そうだ、あたいの前で突然葛城さんがおかしくなっちまったんだよ」
提督「お前と葛城は何を……いや、いい…」
朝霜「…ま、この殴られた後は気にしないでくれ」
提督「それより葛城は……」
朝霜「もう落ち着いたらしいからよ、先生に話し聞きに行こうぜ~」
提督「…あぁ」
下1~3高コンマ 葛城の病名やその他状態を
95 : 以下、名... - 2018/04/10 23:03:33.93 OLPGnORX0 55/540神経圧迫症
極度のプレッシャーや重度の精神的ストレスによって、情緒不安定になる
「葛城さんは神経圧迫症ですね」
提督「葛城が…」
「極度のプレッシャーや重度の精神的ストレスによって、情緒不安定になってしまったようです。何か心当たりは有りますか?」
提督「……はい」
朝霜「葛城さん、雲龍型は自分一人だからって随分張り切ってたもんな」
提督「これは…葛城の状態を見抜けなかった俺のミスだ…」
朝霜「ま、そうだろうな。しかし司令らしくねぇな~」
提督「……」
朝霜「司令はよ、あの鎮守府の奴らの健康状態はかなり気にしてるよな?」
朝霜「精神的にキツそうな奴が居たら休ませたり、病院に行かせたりしてんのにさ」
朝霜「…なんで葛城さんは無視してたんだよ?」
提督「……無視はしていない」
朝霜「結果的に無視してんのと一緒だろ?」
朝霜「……どうしたんだよ司令、あたいが惚れた司令はそんなんじゃなかったはずだぜ?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
101 : 以下、名... - 2018/04/10 23:25:52.03 SIujPPGk0 58/540葛城が大丈夫と言っていた
102 : 以下、名... - 2018/04/10 23:31:24.87 Fq2DwahFo 59/540どうもしてはいない+↑
提督「どうもしていない…葛城が大丈夫だと言っていたんだ……」
朝霜「それを鵜呑みにする司令がおかしいって言ってんだよ」
提督「……」
朝霜「なぁ司令、ほんとにどうしちまったんだ?何かあったのか?」
提督「いや、何も無いぞ……」
朝霜「そんなの信じられるわけないだろ!」
提督「……」
朝霜「あたいはさ、正式な仲間じゃねぇから偉そうな事は言えねぇよ。でも!司令と龍驤さんにはあたいのピアスの理由話したんだぜ?」
提督「……」
朝霜「疲れてんならゆっくり休みな。他に理由あんなら、龍驤さんにどうにかしてもらうんだな」スクッ
提督「……」
朝霜「…あたいはしばらく帰んねぇと思う。ま、気が向いたらまた戻るけどな」
提督「…そうか」
朝霜「司令……アンタはあたいの理想なんだ。司令にはいつでも司令であってくれよ」
提督「……」
提督「……葛城の所へ行こう…」
下1~3高コンマ 部屋の様子や葛城の様子等
105 : 以下、名... - 2018/04/11 00:01:54.62 Rfeuj66A0 62/540雲龍がお説教してた
106 : 以下、名... - 2018/04/11 00:03:21.63 /HiSil1w0 63/540龍驤+↑
提督「葛城……」ガチャ
雲龍「葛城、なんでこんな状態になるまで我慢してたの?」
葛城「だって…」
龍驤「だってもあるか!せっかく天城も帰ってくんのに葛城が倒れてどないすんねん!」
葛城「ごめんなさい……」
龍驤「はぁ……まぁ気付けれへんだウチらも悪いんやけどな…」
雲龍「葛城はなんでそこまで無茶したの?」
葛城「だって…雲龍型は私一人だけだったし…頑張らなくちゃ…って…」
龍驤「アホ、そんなん気にせんでええねん」
龍驤「…司令官からも何か言うたってや!」
提督「いや……気付けなかった俺も悪いんだ…」
雲龍「もう、みんな謝ってばかりじゃない。これだとまたいつかみたいなことになってしまうわよ?」
龍驤「あ……そうやね……」
雲龍「提督も、あの時みたいな事は避けてくださいね」
提督「あぁ……」
雲龍「もう、入院してる私が一番しっかりしてるじゃない」
龍驤「雲龍にはほんまにずっとお世話になっとるね…」
葛城「やっぱり雲龍姉ぇは凄いよ……」
雲龍「これは先生に相談して、退院を早めてもらった方がいいかもしれないわね…」
ーー
ーー
叢雲「やっと卯月様に会えるのね…」
提督「…叢雲」
叢雲「あ……ごめんなさい。卯月、だったわね」
提督「…俺は卯月の経過は病院から聞いていたが…とても面会やお見舞いなんて行ける状態ではなかったらしい」
叢雲「そんなに酷かったの……」
提督「…卯月の病気には効く薬も無ければ、最適な治療法も無い。気長にやっていくしかないんだ」
叢雲「でも、いつか鎮守府には帰ってこれるのよね!?」
提督「…そこは先生に聞かなければわからない」
叢雲「そんな…」
提督「だが…こうやって会えるようになったんだ。少しずつ良くなっているんだろう」
叢雲「そう…よね……」
提督「…俺も直接会うのは久しぶりだからな」
叢雲「卯月、お願いだから元気にしててよね……」
提督「さぁ…ここに卯月が居るそうだ」
叢雲「せめて元気良く接するようにしましょう……よし!卯月、入るからね?」
下1~3高コンマ 部屋の様子や卯月の様子等
121 : 以下、名... - 2018/04/11 19:10:55.29 aQtTv8PiO 68/540報告は嘘でピンピンしてる
叢雲「卯月……!あぁぁぁ…」ヘナヘナ
提督「これは……卯月の胴体にはベルト…手にはグローブまで…」
卯月「……」
叢雲「嘘よぉ……そんなに悪いっていうの…?」
提督「この処置は…相当な状態じゃないとされない筈だ……ということは…」
叢雲「やめて!それ以上は言わないで!!」
卯月「……」
叢雲「嘘……嘘嘘嘘嘘嘘………」
提督「しかしここは一般病棟のはず…この処置は隔離病棟でしかされないと思っていたが…」
卯月「……」プルプル
提督「卯月……?」
卯月「な~~んちゃって!嘘ぴょ~~~~ん!!」ガバッ
提督「うぉっ!?」
卯月「このベルトは巻いてあるように見せてあるだけで、グローブは借りてきたやつだっぴょん!」
提督「そ、そうだったのか……」
卯月「うーちゃんはこの通り、ピンピンしてるっぴょん!」
提督「…だが最近まで経過は良くなかったんだろう?」
卯月「あ、それも嘘っぴょん。先生には多少大袈裟に言って欲しいって頼んでおいたっぴょん!」
提督「おいおい…」
卯月「司令官~~報告のあった日を思い出すっぴょんよ~?」
提督「あれは確か四月…の………そういうことか…」
卯月「四月と言えばうーちゃん!うーちゃんといえば四月っぴょん!」
提督「…こういうのは心臓に悪い。次からはやめてくれよ?」
卯月「ぷっぷっくぷ~~」
提督「全く、卯月め……」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
127 : 以下、名... - 2018/04/11 19:30:44.75 +pZvWqt4O 72/540泣いて抱きついた後に怒りのベアハッグ
叢雲「…っ!!」ダキッ
卯月「ぴょん?叢雲?」
叢雲「ぐす……」
卯月「…そんなに心配してくれたっぴょんね。ごめんっぴょん叢雲」
叢雲「……」ポスッ
卯月「うん…卯月の小さい胸でよかったら、いくらでも貸してあげるっぴょん」
叢雲「……」
提督「…卯月、叢雲は本気で心配してたんだぞ」
卯月「うん、叢雲の気持ちは今噛み締めてるっぴょん。痛いくらいに抱きついてくれてるっぴょん」
叢雲「……」ギリッ
提督「…経過が嘘だったというなら、退院はまだ先というのも嘘か?」
卯月「そうっぴょん!このままいけばもうすぐ退院できるらしいっぴょん!」
提督「…よかったな卯月」
卯月「この病院の先生のおかげっぴょん!」
叢雲「……」ギリギリ
提督「それで…具体的な時期はいつになりそうなんだ?」
卯月「……」
提督「…卯月?」
卯月「む"ら"ぐも"……ちょっとぐるじぃ…ぴょん…」
叢雲「……」ギリギリギリ
卯月「しゃ…洒落になんない強さっぴょん……」
提督「まさか…叢雲が締めてるのか?」
卯月「これはベアハグ…叢雲の得意技……ぴょん…」
叢雲「……」ギリギリギリギリ
提督「…叢雲が怒る気持ちもわかる。だが卯月は入院中だ、それくらいにしてやってくれ」
叢雲「……」
卯月「うぎゅ…!駆逐艦とは思えないパワー…ぴょん…」
叢雲「……」
卯月「叢雲……ごめんっぴょん……びっくりさせたかったんだ……ぴょん…」
卯月「退院したら……また二人で……ご飯食べよう…ぴょん……」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
135 : 以下、名... - 2018/04/11 19:46:25.89 VEEd36e+0 77/540…馬鹿
叢雲「…馬鹿」
卯月「えへへ……やっぱり卯月には……叢雲が必要っぴょん……」
叢雲「そう言ってくれて、とても嬉しいわ」
卯月「だから叢雲……もう少し力を……」
叢雲「でもね卯月、それとこれとは……話しが違うの」
卯月「ぴょん……?」
叢雲「……はぁっ!!」グワッ
卯月「!!!!」
叢雲「アンタは……どんだけ心配かけさせるのよ~~~~!!」ガシャアァァァ
卯月「びょん!!」
提督「これは……花?真っ白なベッドという荒野に…一輪のピンク色の花が咲いたようだ…」
叢雲「ふんっ!しばらく反省してなさい!!」
卯月「び……びびび…」
提督「…っておい、卯月はベッド貫通してるじゃないか!大丈夫なのか?」
叢雲「その様子なら怪我もして無いでしょ!」バタン!
提督「おい……」
卯月「し…司令官………」
提督「どうした卯月?何か言いたいのか?」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他
142 : 以下、名... - 2018/04/11 20:09:26.94 e3qMUwT/o 80/540いい技だったと伝えてほしいぴょん…ガクッ
卯月「叢雲に…いい技だったと伝えてほしいぴょん……」ガクッ
提督「卯月ーー!」
ーー
叢雲「はぁ…卯月ったら、本当にもう……」
叢雲「でも、元気そうで良かった……」
叢雲「卯月に私が必要って言ってくれて…嬉しかったな…」
叢雲「卯月…………」
叢雲「私はやっぱり…貴女が好きなの…」
叢雲「でも…前みたいに邪魔者は全員殺してやろうとか、卯月以外の艦娘はこの世にいらないとは思わなくなったのよね」
叢雲「まだ卯月様とは呼んじゃうけど……私も治ってきてるってことよね?」
叢雲「薬もちゃんと飲んでるし、カウンセリングも受けてる。自分ではわからないけど、やっぱり変化はあったのね」
叢雲「そうよ…私が治るなら卯月だって治るんだから!」
叢雲「そして卯月が退院したら…ちゃんと告白しよう。体だけの関係じゃなくて、適切な関係になるの!」
叢雲「でも万が一卯月様に断られたら…私生きていけるかしら?」
叢雲「……こんな思考をしちゃうってことは、私もまだ完全に治ってないわね」
叢雲「はぁ……司令官遅いし…先に帰ってよ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
145 : 以下、名... - 2018/04/11 20:27:24.32 VlzCCZ2nO 83/540川内現る
147 : 以下、名... - 2018/04/11 20:36:10.32 n1vE5u/co 84/540前出た長波天津風に遭遇
ーー
叢雲「まさか川内さんと一緒になるなんてね」
川内「提督に卯月の様子聞こうと思ってたの。そっか、元気そうならよかった!」
叢雲「ねぇ川内さん、貴女って卯月のことご主人様って呼んでたけど…」
川内「あぁ…それなんだけどさ、もういいかな~って思ってたんだ」
叢雲「いい……っていうのは?」
川内「確かにさ、卯月との行為は今まで感じたことの無い快感だったよ。でも、私の気持ちは叢雲程じゃないかな~って」
叢雲「私…?」
川内「そ、卯月の為に頑張って治してるんでしょ?見てたらわかるよ!」
川内「前の卯月なら私と関係持ったままでもよかっただろうけど、今卯月はそれを治す為の治療をしてる」
川内「なら私は大人しく手を引いておこうかな……って!」
叢雲「……正直、そうしてくれると凄く嬉しいわ。でも、川内さんはそれでいいの?」
川内「いいっていいって!どうせ風紀的にも良くなかったしさ!」
叢雲「……ありがとう、これで卯月は…」
川内「でも卯月の気持ちはわからないから、ちゃんと頑張りなよ?あの子、少し難しい所もあるから」
叢雲「えぇ、それは十分わかってるわよ」
川内「…はは、そうだよね!」
叢雲「川内さんと…こうやって二人で歩けることなんて無いんじゃないかと思ってたわ」
川内「それは無いよ、うちの鎮守府には差別とか無いし!ひょっとして叢雲は足りないもの、の話聞いてない?」
叢雲「いいえ、割と早い時期に聞いたから詳細は知ってるわ」
川内「ならよかった!提督はそういうの一番嫌いらしいからね~」
叢雲「そう…私の気にしすぎだったのね…」
川内「叢雲も慣れてきたら、色々わかると思うよ!」
ーー
川内「あ、この病院って……」
叢雲「雲龍さん達が入院してる病院よね?」
川内「そうそう、後は多摩の恋人の先生も居るよね!」
叢雲「艦娘相手に商売してるんだから、儲けるでしょうね」
川内「うわ~…叢雲、そこはもうちょっと違う感想言っとこうよ…」
叢雲「私はこういう性格なのよ」
天津風、長波「……」コソコソ
川内「…今のって」
叢雲「誰か知り会いでも居たの?」
川内「知り会い…うん、確かあの二人だったと思う。叢雲は聞いてない?四肢が無い島風の話」
叢雲「…えぇ、そういえばこの病院に入院してたのよね」
川内「脱走してたのを見つけたからって会いに行った時に、あの二人が島風を見つけたって言ってたらしい」
川内「でも島風には絶対に会わせてくれなかったから、絶対何かある……って龍驤さんは言ってた」
叢雲「何かある……気になるわね」
川内「今なら提督も居ないし……少し跡をつけてみる?」
叢雲「……えぇ、いいんじゃないかしら。もし変なことをしようとしてたら、川内さんなら止められるわよね?」
川内「任せといて!じゃ……そーっと跡を…」
下1~3高コンマ 長波達の行動やしたことを
154 : 以下、名... - 2018/04/11 20:59:16.82 sdhuwLs/0 91/540島風提督を刺した連中の本拠地に奇襲を掛ける密談を、病院裏でしてた
なお、彼女達以外にも仲間がいる模様
ーー病院裏
長波「それで、調べはついたのか?」
天津風「ほぼね。提督を刺した夕雲…あの子を裏で操っていた組織の活動拠点がわかったわ」
長波「それは確かな情報なんだな?」
天津風「あの子達にも協力してもらったから間違いないわ」
長波「どうせその拠点は数あるうちの一つだろうけど、それでも一つ潰せればアイツらにとっても痛手のはずだ」
天津風「でも、本当にやるの?相手に奇襲をかけるなんて…」
長波「あたしに指図すんなって言ってんだろ!」
天津風「……」
長波「もちろんお前も作戦には参加することになってるからな」
天津風「私はまだ何も言ってないのに…」
長波「じゃあ今すぐ島風殺してきてやろうか?」
天津風「それだけは……やめて」
長波「ふんっ、初めから大人しくあたしに従っとけばいいんだよ」
長波「しかし、やっぱり島風は役に立つよな~あんな奴いつでも殺せたけど、こうやって脅しに使えるんだからな!」
天津風「……」
長波「あぁそうだ、作戦の日を教えといてやる。あのな……」
叢雲「ど……どういうことなの!?奇襲?拠点?訳がわからないわ!」ヒソヒソ
川内「これは…相当ヤバイことになりそうな予感だね」
叢雲「どうするの!?帰って誰かに報告か相談した方がいいんじゃない!?」
叢雲「あの長波、練度は相当よ!それに島風を殺して…とか言ってたし!」
叢雲「どうするの川内さん!?」
川内「安価」
下1~3高コンマ 川内の台詞、行動他
161 : 以下、名... - 2018/04/11 21:18:06.52 D/U53vhP0 95/540叢雲は提督に報告してきて…私があの娘達を止めとくから……
川内「叢雲、提督は同じ通って帰ってくるよね?」
叢雲「え、えぇ…そうだと思うけど…」
川内「なら叢雲は提督に報告してきて。私があの娘達を止めとくから」
叢雲「正気なの!?一対二よ!?」
川内「大丈夫、多分そうはならないから」
叢雲「……危険だと思ったら逃げなさいよ!」
川内「うん、だから叢雲はなるべく早く提督を呼んできてね」
叢雲「……無茶はしないでよ!」タタタッ
長波「なんだ今の足音は!?」
天津風「まさか誰かに聞かれてたの?」
川内「さーて、向こうさんもこっちに気付いたみたいだし……やっちゃおう!」
川内「川内が夜戦だけだなんて…そんな事思えないようにしてあげるんだから!」
川内「海の上ではそっちの練度が高いかもしれないけど……陸でなら負けないよ……っと!」ダダダッ
長波「!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
166 : 以下、名... - 2018/04/11 21:35:23.85 sdhuwLs/0 98/540互いに譲らずがっぷり四つの闘いを繰り広げていた所に、提督と龍驤到着
167 : 以下、名... - 2018/04/11 21:36:04.85 +yWZt0LQ0 99/540川内にいいようにボコボコにされて拘束される二人
長波「この……っ!」ヒュッ
川内「お、私の初撃躱すなんてやるじゃん!」
長波「何処のどいつだ……天津風!お前は後ろ回り込め!」
天津風「て、でも……」
長波「いいからさっさとやれ!こっちは数で勝ってんだ!」
天津風「……」スッ
川内「ありゃりゃ、天津風は説得しようとしたんだけどな…ま、仕方ないか」
長波「返り討ちにしてやる!このキチガイ!」
ーー
長波「オラっ!この…!」
川内「よっと!」
天津風「ごめんなさい…!」ブンッ
川内「危なーーっ!武器は無しでしょ!」
長波「天津風!その棒あたしに寄越せ!」
川内「そう易々と渡させるわけ……無いじゃん!」ゲシッ
天津風「あ……」カランカラン
長波「こいつ……!」
天津風「長波、早くしないと誰かに気付かれるわよ?」
長波「わかってる!お前もなんとかしろ!」
天津風「でも……」
川内「ほらほら~私に攻撃当ててみなよ~」
天津風「向こうは逃げるばっかりで、ちっとも攻撃してこないのはおかしくない?」
長波「うるさい!あたしに指図すんなって何度言わせるんだ!!」
叢雲「……川内さん!司令官と、龍驤さんも近くに居たから連れてきたわ!」
長波「!!」
提督「…あそこに居るのがそうなんだな」
龍驤「司令官…ようウチ抱えたまま走れるなぁ…」
天津風「やっぱり…仲間を呼んでたのね」
長波「…クソ!天津風逃げ…」
川内「隙あり!!」ボゴッ
長波「ぐはっ……この…!!」
川内「お前は……しばらく寝てろ!!」バギィ
長波「ぎっ!!…………」ドサッ
川内「ふぅ…いっちょあがりっと」
天津風「あ……う…」
川内「…天津風、大人しく捕まってくれる?アンタはさ、長波みたいに顔面蹴り飛ばしたくないんだ」
天津風「……」
川内「大丈夫だって、島風ことなら安心していいから!」
天津風「本当……なのね?」
川内「私は嘘言わないから!」
天津風「じゃあ……大人しく捕まります…」
川内「よし!これで決着!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
176 : 以下、名... - 2018/04/11 22:18:00.45 VEEd36e+0 105/540天津風
島風を助けてほしい
177 : 以下、名... - 2018/04/11 22:23:36.72 +yWZt0LQ0 106/540↑
天津風「島風を…助けてあげて…あの子は…」
川内「わかってるわかってる!提督、島風を保護してあげてきてくれる?」
提督「…俺がか?」
川内「だって私は長波見張ってないといけないし」
龍驤「司令官、ここは二人に任せて島風のとこ行ったれへん?」
提督「…何かあったら直ぐ呼んでくれよ」
叢雲「了解よ」
ーー
提督「…島風はこの部屋か」
龍驤「この前は断られたけど、今はそうは言ってられへんからね」
提督「なんとか説得して、島風を保護するんだ」
龍驤「別に怪我をしてる訳と違うから、多分病院も許可してくれるで!」
提督「…島風、助けに来たぞ」ガチャ
下1~3高コンマ 部屋の様子や島風の様子を
182 : 以下、名... - 2018/04/11 22:46:03.69 D/U53vhP0 109/540謎の覆面集団(覆面してるだけで服装から駆逐艦とモロバレ)が島風を麻袋に詰め込んでいた
連装砲ちゃんは何故かショートしていた
島風「うぅぅぅぅ~~!!」
「誰ですか!?」
「なんでここに!?」
提督「…覆面を被っているようだが、どうやら駆逐艦のようだな」
龍驤「身なりと制服でバレバレやね…」
提督「…いや、それくらい急な事態だったということかもしれないな」
龍驤「成る程…」
龍驤「しかし島風を麻袋に押し込むとは…」
龍驤「連装砲ちゃんも可哀想に、ショートしてもうてるやん…」
「どうしますか?この人達もやりますか?」
「でも麻袋はこれしか…」
「とにかく島風だけ攫ってしまうのよ!」
「でもあの人達が…」
龍驤「司令官どうする?ウチがちょっとシめたることもできるけど…」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったこと等
186 : 以下、名... - 2018/04/11 23:11:30.78 0CsWJ48y0 112/540提督「久しぶりに、理不尽なまでの蹂躙が見たいかな」
そしてフルボッコの駆逐たち
提督「…抵抗できない島風を多人数でこれとは…こんなに胸糞が悪いのはいつ以来だ……」
提督「久しぶりに…理不尽なまでの蹂躙が見たいかな」
龍驤「……ちゅうわけや。アンタら……覚悟しぃや」
「ひ……!」
「怯むな!相手は一人だ!」
「障害艦娘なんかに負けるわけないだろ!」
「やっちまえ~!」
ーー
「うげ……」ドサッ
龍驤「ま、部屋も狭いしこんなもんやな」
島風「うぅぅぅぅーーーー!」
提督「…今は島風を早く助けてやろう。口の布も取ってやるんだ」
龍驤「ほいほい~っと」
島風「ぷはっ!!」
龍驤「大丈夫やったか島風?怪我とか無いか?」
島風「安価」
下1~3高コンマ 島風の台詞、行動他
193 : 以下、名... - 2018/04/11 23:48:55.96 9oi/wyBmo 115/540まだ1人どこかにいる!
島風「まだ1人どこかにいる!!」
龍驤「なんやて!?」
提督「何処に居るんだ!?」
島風「……あ!天井!!」
「……」
龍驤「うぉっ!そんなとこに居ったんか!」
提督「もう逃げられ無いぞ…大人しく捕まってくれ」
龍驤「抵抗せーへんかったら、この子らみたいにはなれへんで?」
「……」
龍驤「さぁ、大人しく……」
「……」スッ
提督「龍驤、相手はやる気のようだ」
龍驤「司令官、島風のことお願いな。よっしゃ、かかってこい!」
「……」ススッ
龍驤「え、そっちは窓やけど…まさか!?」
「……」ガッシャーン!
島風「えぇ!?」
龍驤「嘘やろ!?ここ何階や思ってんねん!?」
提督「まさか飛び降り……!」バッ
提督「……誰も居ない」
龍驤「この高さから飛び降りて無事なんか…」
島風「ねぇ、あの人だけ艦娘じゃなかったと思うよ」
龍驤「なんでそう思うんや?」
島風「あの人だけ一言も喋ってなかったし、服装も何かおかしかったの!」
龍驤「確かにそう言われたらそんな気が…いや、もう確かめられへんか」
提督「…とりあえず、こいつらと長波達は幹部さんに引き渡しておこう」
龍驤「多分上手いことやってくれるやろね」
ーー