【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】(4)
今日のは時系列が多少おかしくなる可能性があります。場合によってはパラレル扱いになりますので、よろしくお願いします
ーー
提督「…二人共、良く来てくれた」
加賀「私達だけに話って何の用なのかしら?」
暁「誰にも気付かれることなく来いだなんて…まさか秘密の作戦とか?」
加賀「空母と駆逐艦だけで?どんな任務なのか想像できないわね」
暁「隠密作戦では無さそうだけど……司令官、本当に私達じゃないとダメなの?」
提督「…そうだ、この任務は二人にしか頼めない」
加賀「どんな任務だというの?」
提督「この作戦はかなり重要な作戦だ。失敗は許されない。もし失敗でもしたら……」
暁「そんな任務を暁達に頼むなんて……でも、これでもお姉ちゃんなんだから!どんな難しい任務でもやり通すわ!」
加賀「提督、作戦の概要を教えてちょうだい」
提督「…二人はもうすぐなんの日だかわかるか?」
暁「え?何かしら?大規模作戦は終わったわよね?」
加賀「なんの日、という表現は曖昧ね。暦の上での話なのか、個人的なものなのかによるわ」
提督「…わかった、ちゃんと説明しよう」
提督「二人は……もらっただろう?アレを…」
暁「アレ?さっきから何を言ってるの司令官?」
加賀「…私、なんとなくわかった気がするんだけど、まさかその為だけに呼ばれたの?」
提督「…頼む、手伝ってくれ」
暁「なに?なんなの加賀さん?」
加賀「暁、貴女はバレンタインにレ級からお菓子か何かはもらったの?」
暁「えぇ、マカロンをもらったわ!レ級ったら料理上手で驚いたのよ!」
加賀「…やっぱりそうなのね」
暁「……?」
加賀「提督は龍驤さんにお返しになにを送ればいいか困って、私達を集めたのよ」
暁「えぇぇぇぇ!!それだけの理由で!?」
提督「…俺にとっては深刻なんだ」
加賀「呆れました…まさかこんなことだったなんて……」
提督「…そう言わないで知恵を貸してくれ、頼む!」
暁「加賀さん、せっかくだから協力してあげましょう!司令官の頼みなんだもの!」
加賀「暁がそう言うなら仕方ありません。特別に手伝ってあげますよ」
提督「ありがとう、助かる……!」
暁「じゃあお互いになにを送ろうとしてたのか言い合いましょうよ!先ずは加賀さんからお願いします!」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
925 : 以下、名... - 2018/03/13 20:07:10.66 NdcPTxb0o 473/505手作りのクッキーと、一緒にちょっと良いところのレストランに行こうと思っていた
加賀「手作りのクッキーと、一緒にちょっと良いところのレストランに行こうと思っていたの」
暁「わぁ…大人な感じ……」
加賀「この日の為に盲導犬が居ても問題無く入れるレストランを探しておいたのよ」
提督「そうか…やはりプレゼントだけではダメなのか……」
加賀「そうでも無いと思うわ。私がそういうのが好きなだけよ」
暁「そのレストランって凄くお洒落なのよね!?」
加賀「瑞鶴には雰囲気を楽しんで欲しいから、必然的にそうなるわね」
暁「わぁ~~大人の女性って感じね!」
提督「俺と龍驤なら…夜景の見えるレストランか……」
加賀「私のを参考にしてもいいけど、場所は被らないようにして欲しいわ」
提督「…わかった、気をつけよう」
加賀「次は暁よ。貴女はどうしようとしてたのか教えてくれないかしら?」
暁「安価」
下1~3高コンマ 暁の台詞、行動他
929 : 以下、名... - 2018/03/13 20:29:29.89 +i/dAW7R0 476/505内風呂付きの温泉宿に行くのよ!
そこで手作りのくb…チョーカーを贈るの!
暁「内風呂付きの温泉宿に行くのよ!そこで手作りのくび……チョーカーを贈るの!」
加賀「首輪だなんていい趣味してるわね」
暁「うぅ…だって……そういうプレイもしてみたいってレ級が…」
提督「…そうか、暁は次の休みにレ級とそこに行くのか」
暁「そうよ!ちゃんと予約も取ってあるの!」
加賀「駆逐艦にしては用意周到なのね」
暁「当たり前よ、レ級は私の大切な人なんだもの!」
加賀「貴女、駆逐艦にしては立派なレディだわね」
暁「そうでしょ!私だって色々勉強してるんだから!」
加賀「さぁ……私と暁はこうやってちゃんと考えていたわ。肝心の提督はどうだったのかしら?」
暁「まさか、何も考えて無いだなんて言わないわよね?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
935 : 以下、名... - 2018/03/13 20:54:21.00 NdcPTxb0o 479/505一応プレゼントのお菓子を用意しようとしていたんだが
やはり手作りの方が良かっただろうか
提督「…一応プレゼントのお菓子を用意しようとしていたんだが、やはり手作りの方が良かっただろうか」
加賀「男の人なんだから、別に無理に手作りに拘る必要は無いわね」
暁「ちょっと高級だったり、限定モノのスイーツなんかをプレゼントするのはどうかしら?」
提督「…成る程な」
加賀「提督は何処かに出かけるというのは難しいかもしれないけど、その分凝ったものにすればいいと思うわ」
提督「…やはり二人に聞いてよかったよ。とても有意義な意見を聞けた」
加賀「でも提督、忘れてはいけないのは気持ちを込めることよ」
暁「ただ高級なものをあげればいいってものじゃないんだから!」
提督「…そうだな、それが一番大事だな」
加賀「龍驤さんと提督ならきっと気持ちは通じ合っているでしょうけど、それでも改めて気持ちを伝えるのは大切よ」
暁「ヘマなんかしたらダメよ司令官!」
提督「…あぁ、わかっているさ」
下1~3高コンマ 暁、加賀、提督の誰かのお返しシチュエーションを
942 : 以下、名... - 2018/03/13 21:32:54.79 Tp5FCYL50 482/505提督
失敗ばかりで結局クッキー間に合わず
龍驤には間宮羊羮を渡し、本当は手作りクッキー上げたかったと吐露
龍驤笑って、それじゃ一緒につくろかと提案
ーー
龍驤「司令官、用事って何なん?」
提督「あぁ……龍驤にこれを渡そうと思ってな…」
龍驤「これは…間宮羊羹?なんでまた急に?」
提督「…ほら、今日はアレの日じゃないか」
龍驤「……あ!すっかり忘れとったわ~」
提督「…受け取ってくれるか?」
龍驤「当たり前やん!喜んでいただくで~!」
提督「…そうか、嬉しいよ」
龍驤「ん、どうしたん?やけにテンション低いけど何かあったん?」
提督「………実はな、本当は手作りのクッキーを渡そうとしてたんだ」
龍驤「司令官の手作りクッキー……」
提督「だが……どうやっても上手くいかなかったんだ。龍驤には手作りのものを渡したかったんだが…」
龍驤「なら司令官、ええこと思いついたんやけど聞いてくれる?」
提督「…なんだ?」
龍驤「その手作りクッキー、一緒に作れへん?」
提督「龍驤と一緒に、か?」
龍驤「そうや、二人で作ればうまくいくかもしれんし、何より楽しいやろ?」ニコッ
提督「…そうだな、そうしよう!」
龍驤「司令官、材料はまだ残ってるん?」
提督「多めに買っておいたからな、余裕はある」
龍驤「ほな早速作ろか、司令官のお返しクッキー!」
下1~3高コンマ 暁か加賀のシュチュエーションや状況を
947 : 以下、名... - 2018/03/13 22:05:17.69 y5GktbppO 486/505加賀
途中まで予定通りいい雰囲気。
レストランに入ると、マナーの悪い客が飛鳥にイチャモン(盲導犬可なのをしらない様子)
ーー
瑞鶴「ねぇ加賀…ここって結構いいお店じゃないの?」
加賀「そうね、気軽に入れるお店では無いわ」
瑞鶴「別にこんな所じゃなくてよかったのに…」
加賀「これは私の気持ちよ。遠慮なく受け取ってちょうだい」
瑞鶴「そう言われたら断れないじゃない……」
加賀「下調べは完璧よ。コースも予約してあるから安心して」
瑞鶴「…ありがと」
加賀「さぁ入りましょう。すいません予約してあった……」
…………
ーー
瑞鶴「ねぇ大丈夫?私って浮いてない?」
加賀「平気よ、貴女は綺麗だもの」
瑞鶴「そうじゃなくて…!もう……」
加賀「心配しなくてもいいわ、ここは盲導犬も入れる親切なレストランなのよ」
瑞鶴「ならいいんだけど……」
加賀「貴女は気にしすぎよ。さぁ、料理を楽しみましょう」
瑞鶴「…そうしましょうか」
ーー
加賀「どう?美味しいかしら?」
瑞鶴「うん…!すっごく美味しいわこれ!」
加賀「貴女に食べさせるだけじゃなくて私も……上品な味付けね」
瑞鶴「もう…これくらいなら一人で食べられるのに……」
加賀「私がそうしたいのよ。ほら、次の料理が来るわよ」
「……すいません、料理の方少しお待ちいただけますか?」
加賀「何かあったのかしら?」
「いえ、なんでも…………」
「おい!お前らだよお前ら!!」
瑞鶴「え…もしかして私達……?」
「そうだ!なに店に犬を連れてきてるんだよ!!」
瑞鶴「あ、あの……この子は盲導犬で…」
「盲導か何か知らんが犬には変わりないだろ!!邪魔なんだ、とっとと失せろ!」
瑞鶴「……」
加賀「貴方ね…!」
瑞鶴「……いいわよ加賀…」
加賀「瑞鶴……」
瑞鶴「……ごめんなさい、私……」スッ
飛鳥「……」タタタッ
加賀「あ……!待って瑞鶴!!」
ーー
加賀「瑞鶴待って!お願い!」
瑞鶴「……」
加賀「瑞鶴!!」
瑞鶴「…ごめんね加賀、貴女が悪くないのは知ってるの」
瑞鶴「でも…………」
瑞鶴「健常者の貴女と…付き合っていくのは無理かもしれないわね……」
瑞鶴「嫌いになったわけじゃないの。でも、これからずっと貴女に迷惑をかけると思うと……」
加賀「迷惑だなんて思ってないわ!」
瑞鶴「……貴女ならそう言うと思ったわ」
瑞鶴「でも、今日のプレゼントもレストランもせっかく用意してくれたのに、私のせいで台無しにしちゃったでしょ?」
瑞鶴「お金だって無駄になっちゃったし……」
瑞鶴「貴女に迷惑をかけるのが嫌なの。どうか加賀を好きなまま……」
瑞鶴「……貴女を好きなこの状態で、距離を置きたいわ」
瑞鶴「そうすれば……加賀は私を嫌いにはならないでくれると思うから………」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他
956 : 以下、名... - 2018/03/13 22:53:28.87 RUvPFHw30 493/505ふざけないで!私の気持ちは無視するの?!自分さえ良ければいいと思ってるの?!
加賀「ふざけないで!私の気持ちは無視するの?!自分さえ良ければいいと思ってるの!?」
瑞鶴「でも……」
加賀「私は!貴女を追い掛けてこの鎮守府までやってきたの!瑞鶴を愛しているから!!」
瑞鶴「……」
加賀「貴女に告白した時言ったじゃない!私を頼ってって!」
瑞鶴「私……加賀の迷惑になってない?荷物になってないの?」
加賀「そんなことあるわけないじゃない!」
瑞鶴「信じて……いいの?」
加賀「…これで信じられるかしら」ダキッ
瑞鶴「ん……」
加賀「……これでは足りないかしら?」
瑞鶴「…ううん、十分伝わってきたわ。加賀の鼓動と…気持ち……」
加賀「……もう二度とあんなこと言わないって約束して。さっき……心臓が止まりそうなくらいショックだったのよ?」
瑞鶴「うん……約束する」
加賀「瑞鶴…私は何があっても貴女を愛しつづけるわ。だから……」
瑞鶴「うん……うん………」
加賀「あぁ……瑞鶴…大好きよ………」
瑞鶴「私も…貴女と一緒になれてよかった…………」
飛鳥「……」
下1~3高コンマ 暁のシチュエーションや状況を
962 : 以下、名... - 2018/03/13 23:28:07.52 y5GktbppO 496/505内風呂を堪能中、夜空が綺麗だなとレ級、月も貴方も綺麗よと暁。
ーー
レ級「部屋からお風呂に行けるなんて変な感じだな…」
暁「内風呂ってこういうものなのよ。ここのは景色も観れるようになってるのよ!」
レ級「…外から誰かに見られないのか?」
暁「それは大丈夫よ!安心して景色を楽しめるようになってるから!」
レ級「ならいいんだが…あたしは暁以外に見られる趣味は無いからな」
暁「それは私もよ。さ、早く入りましょう!」
ーー
暁「どうレ級?いい眺めじゃない?」
レ級「うん……夜空を見ながら風呂に入るのは気持ちいい…」
レ級「……こうしてると…昔を思い出すな…」
暁「昔って、海に居た頃?」
レ級「そうだ、あの頃はクキを守るので必死だった。あたし達に力が無いと分かれば他の奴らに喰われる。それが深海の掟だからな」
暁「……辛かった?」
レ級「辛いという感情が無かったな。それが当たり前だったんだ」
暁「…そっか」
レ級「だが今のあたしが幸せなのは分かる。暁と一緒になれたのは凄く嬉しいんだ」
暁「そう言ってくれたら…嬉しい…」
レ級「うん……暁の側に居ると幸せだ」
暁「あ……月が見えてきたわね」
レ級「夜空に月……綺麗だな……」
暁「……レ級も綺麗よ。すっごく綺麗」
レ級「…………ええっと…」
暁「…どうしたのレ級?」
レ級「なんだっけ……物騒な言葉だったんだよなぁ…」
暁「…何なの?私、何か変なこと言っちゃった?」
レ級「……思い出した!!暁!あたしは死んでもいいぞ!」
暁「…へ?」
レ級「あれ、違ったか?月が綺麗と言われたら、死んでもいいって返すのがいいんだろ?」
暁「…………レ級、知ってたのね」
レ級「ちょっと聞いたことがあるんだ。これが何なのかは知らないがな!」
暁「これね、告白とその返事なの。月が綺麗ですねって言って、オッケーなら死んでもいいわって返すの」
レ級「そんな意味があったのか!」
暁「……そうね、先にレ級からされちゃったかぁ…」
暁「私達は付き合ってるけど、告白らしい告白ってしてなかったのよね…」
レ級「告白より先に気持ちイイことしちゃったしな…」
暁「……ねぇレ級、私の話聞いてくれる?」
レ級「なんだ?」
暁「安価」
下1~3高コンマ 暁の告白台詞やその他台詞等
969 : 以下、名... - 2018/03/14 00:03:04.65 xZeblZJr0 502/505首筋と唇に口付けしたあと
I love you from the bottom of my heart.(心の底から大好きだよ)
暁「レ級、こっち向いて」
レ級「ん?」
暁「んちゅ……」
レ級「ふぁ……」
暁「こっちにも…ちゅ……」
レ級「やぁ……そこ…首……」
暁「…I love you from the bottom of my heart……」
レ級「あ…アイ?なんだそれ?」
暁「心の底から大好きだって意味よ…」
レ級「心の底から……」
暁「…正直ね、最初は責任を取る為だけに付き合ってたの。でも、レ級と一緒に居るうちにどんどん好きになっていったの」
暁「こんな私だけど…これからもよろしくね」
レ級「…あぁ!大好きだぞ暁!」
暁「嬉しい……」パシャッ
レ級「あん……裸で抱き着かれたら…反応しちゃうだろぉ…」
暁「なに言ってるの……これからが本番よ?」サワサワ
レ級「んっ……!」
暁「夜通し愛してあげるんだから……はぁ…可愛いレ級…」
レ級「お、お手柔らかに……」
ーー
974 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/03/14 00:41:53.77 kw/msmLe0 505/505まだ続きます
それでは次スレでお会いしましょう