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【艦これ】龍驤「足りないもの」その4【安価】(3)
ーー
提督「…ガングート、改めて君の着任を歓迎する」
龍驤「やっと戦艦が来てくれたんや!それなりに忙しいから覚悟しといてな?」
ガングート「この鎮守府にはレンタル移籍の戦艦が一人いるだけだったな。そんな貴様が戦艦をうまく使えるのか?」
提督「…任せておけ、それが俺の仕事だ」
ガングート「ふむ、その言葉信頼してやろう」
龍驤「正規空母もなんかなんやで増えたし、これでやっと主力艦隊が組めるで!」
提督「あぁ…ここまで長かった……」
ガングート「軽巡や駆逐はともかく、戦艦は何処も手放したくないのは一緒だろう。例え本人に問題があっても、な」
提督「…そうなんだ、だからこそ今まで戦艦だけはどうやっても仲間にすることはできなかった」
龍驤「隻眼の戦艦とかって実は多いんよなぁ…」
ガングート「目や腕が一つ無いからといって、その火力に影響は余り無いからな」
龍驤「そんな中……ガングートはここに来てくれた…いや、向こうさんは…アンタを手放した」
提督「…その見た目に関係あることだとは思うが、改めて聞かせてくれないか?」
龍驤「辛いんやったら無理して言わんでもええからな?そんだけ大きな火傷が顔にあるんやし……な?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
692 : 以下、名... - 2018/03/10 18:28:12.74 Ha9kdCo6o 357/505転んで暖炉に突っ込んだ
ガングート「…………」
ガングート「……」
ガングート「こ……」
龍驤「無理せんでもええで?今はアカンでも、また落ち着いたら……」
ガングート「……違う、そういう意味じゃない。貴様、私がどんなことを言っても動じないと誓えるか?」
提督「…当たり前だ」
龍驤「ここには色んな子がおるから、心配せんでもええよ。精神的に病んでる子もおれば、ウチみたいに肉体的に何かある子もおる」
ガングート「違う……そうではないのだ……」
ガングート「あの日……私は泥酔していた。何か嬉しいことがあったのは覚えている」
ガングート「それを祝福する為に同志達と騒ぎ、朝まで酒を飲んでいたんだ」
ガングート「だが、朝になると流石に寒くてな。暖炉の近くに寄ろうとしたんだ」
龍驤「まさか…………」
ガングート「その時に転んで……頭から暖炉に突っ込んでしまったんだ…」
提督「…おぉ……」
ガングート「いくら酒に酔っていたとはいえ、なんたる不覚か……!」
ガングート「私は向こうでは練度も高く、主力艦隊の一人だった。そんな奴がこんな理由で怪我をしただなんて、素直に言えると思うか!?」
龍驤「まさかアンタは追い出された訳やなくて…」
ガングート「そうだ!自分で志願したに決まっているだろう!!」
龍驤「えぇ~~…」
ガングート「移籍を志願してからすぐにこの鎮守府が手を挙げてくれたから、この火傷について詳細を知る者は少ない」
ガングート「だから貴様ら!この事は絶対に他人に言うんじゃないぞ!言えば銃殺刑だからな!!」
提督、龍驤「安価」
下1~3高コンマ どちらの台詞、行動他
700 : 以下、名... - 2018/03/10 19:09:48.45 2TZL8Yg70 361/505提督
いやぁ…実はこの部屋には夕張が勝手につけた盗聴機がどこかにあってだな
もしかしたら聞かれてるかもしれにい
提督「いやぁ…実はこの部屋には夕張が勝手につけた盗聴機がどこかにあってだな、もしかしたら聞かれてるかもしれ……」
バターン!
龍驤「……聞き終わる前に行ってもうたで」
提督「…言いたいことが伝わればそれでいい」
提督「しかしまさかガングートがあんな理由で……いや、この言葉は失礼か」
龍驤「そうやね、でも…司令官の気持ちもわかるわ……」
提督「あぁいう理由の奴は……ここでは初めてだからな…」
ガングート「夕張……確か潜水艦と仲が良い軽巡だったはず!」
ガングート「このことはできるだけ知られてたくは無い……!なんとしても夕張を口止めしなければ!」
ガングート「いや…まだ知らない可能性もある。そうなれば盗聴したデータを破壊すれば良い!」
ガングート「何処だ!?夕張は何処に居る!?」
ガングート「絶対に探し出してみせる!私の威厳が無くなる前に!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
706 : 以下、名... - 2018/03/10 19:50:10.59 zqUBlHedo 364/505今まさに再生して聞いてる夕張を発見
ーー夕張の部屋
夕張「えぇ~ガングートさんはそんな理由で……」
夕張「でもまぁ恥ずかしいのはわかりますね、何せ戦艦と言えば艦隊を象徴していると言っても過言ではないですから!」
夕張「さて続きを……ふむふむ…」
夕張「え……提督、私が盗聴してるの知ってたんですか!?」
夕張「嘘ぉ…絶対気付かれてないと思ってたのに……」
夕張「あれ、急にガングートさんの声が聞こえなくなっちゃいました…」
夕張「……ちょっと待って、ガングートさんが向かう所っていったら……」
夕張「……まさか?」
バターーーン!!
ガングート「やっと見つけたぞ……!!」ズイッ
夕張「ひ、ひぃ…!」
ガングート「その様子だと聞いていたらしいな…!」
夕張「な、何が……でしょうか…?」
ガングート「とぼけるんじゃない!!」
夕張「ひぇぇぇぇぇ~!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
711 : 以下、名... - 2018/03/10 20:44:09.85 Ha9kdCo6o 367/505六駆登場
同士ちっこいのが勘違いして気を使ってくるので夢を壊さないためにも夕張が空気読む
なお貸しにする模様
電「ガングートさん、ここに居たのです!」
ガングート「む、お前達は…」
雷「第六駆逐隊よ、覚えておいて!」
暁「私は暁で二人は電と雷!そして……」
響「やぁ……元気そうでよかったよ」
ガングート「ここにもちっこいのは居たんだったな」
響「その、ね……」
ガングート「なんだ?遠慮せずなんでも言ってくれ。私達は同志じゃないか!」
響「ガングートに…過去が何があったのかは聞かないよ。でも……辛くなったら私達を頼って欲しいんだ」
ガングート「なに!?」
響「私達じゃ頼りないかもしれないけど……それでも、心の拠り所が無いよりかはいいと思うんだ」
響「ガングートはまだここにきたばかりだろう?だから……」
電「同志の響ちゃんを頼ってあげて欲しいのです!」
雷「響だけじゃなくて私達もいるんだから!」
ガングート「お前達…」
夕張「よかったですねガングートさん!これで寂しい思いはしませんよ!」
ガングート「夕張!?」
夕張「彼女達の夢を壊すわけにはいきませんから」コソッ
ガングート「……助かる」
夕張「その代わり貸し1ですからね!」コソコソ
ガングート「…いや、元はお前が盗聴していたのが……」
響「あの……いいかい?」
ガングート「む、だ、大丈夫だ。まだ何かあるのか?」
響「安価」
下1~3高コンマ 響の台詞、行動他
718 : 以下、名... - 2018/03/10 22:08:33.98 oTivV6bD0 371/505仲良くしたいって言うから第六駆の皆でボルシチを作ったんだよ。一緒に食べないかい?
響「ガングートと仲良くしたいって第六駆の皆でボルシチを作ったんだよ。一緒に食べないかい?」
ガングート「ほう、ボルシチ…!」
響「味には自信があるよ。こう見えても料理は得意なんだ」
ガングート「ここ数日はずっと保存食だったからな。昨日は歓迎してくれたとは言え、祖国の料理は無かった」
響「だからこそ作ったんだよ。この味が恋しいかと思ってね」
ガングート「断る理由は無いな。案内してくれ!」
電「一名様ご案内なのです!」
雷「夕張さん、ガングートさん借りていくわね!」
夕張「はい、どうか私のことは気にしないでください~」
ーー
ガングート「どこで食べさせてくれるというんだ?こっちは食堂では無いだろう?」
暁「響の部屋に案内するわ!」
電「響ちゃんの部屋なら気を使わないでいいと思ったのです!」
雷「ボルシチはもう準備してあるのよ!」
響「私達のボルシチ…気に入ってくれたら嬉しいな」
ガングート「この鎮守府のちっこい奴特製のボルシチ…存分に堪能させてもらおう!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
724 : 以下、名... - 2018/03/10 22:59:33.89 FlGfzmNe0 374/505ボルシチを堪能して紀文が高揚して呑む…………そしてやらかすガングート
ーー
ガングート「うむ!美味いぞこれは!」
響「喜んでもらえてよかったよ」
雷「お代わりもあるからいっぱい食べていってね!」
ガングート「ここまで美味いとアレが欲しくなるな…」
電「アレって何なのです?」
暁「さぁ……私にはわからないわ。響、貴女なら分かる?」
響「もちろんさ、ちゃんと用意もしてあるよ」
響「ほらガングート、これだよね?」ドンッ
ガングート「ちっこいの…!お前はわかっているな!」
雷「これ…お酒?」
電「はわわ、アルコールが強いお酒なのです」
暁「戦艦ならこれくらい何でもないのかしら?」
響「私達は飲めないからね、好きなだけ飲んでいいよ」
ガングート「美味い飯には美味い酒……これ以上の贅沢は無い!」
ガングート「ははは!いい気分になってきたぞ!」
下1~3高コンマ 酒が入ったガングートがしでかしてしまったことは?
729 : 以下、名... - 2018/03/10 23:15:12.78 oTivV6bD0 377/505裸になって辻パフパフ
732 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/03/10 23:31:14.87 s78lpmu4O 378/505辻パフパフとはなんでしょうか?
735 : 以下、名... - 2018/03/10 23:32:53.74 oTivV6bD0 379/505誰構わず見境なくパフパフするんです
パフパフってのは胸で相手の顔を挟む行為です
ーー
ガングート「ははははは!こんな気分になるのは久しぶりだぁ!!」バターン
電「ま、待つのです……」
雷「あぁ…オッパイ丸出しで出て行っちゃった……」
暁「まさか酔うと……あんな風になっちゃうなんて…」
響「ガングートの…パフパフは…凄い威力…だ……」ガクッ
暁「響……返事して……響ぃ…!」
電「オッパイが…あんなに恐ろしいとは思わなかったのです…」
「あ、うう……」ガクッ
「なんであたしまで……」ガクッ
ガングート「ふふふ…見つけた駆逐艦達は全員パフパフしておいたが、まだまだ足りないぞ!」
ガングート「こうなれば艦隊全員をパフパフしてやる!」
ガングート「全員の中にはもちろん提督も……ふははははは!このガングートに不可能はない!」
ガングート「ウラーーー!!突撃だぁーーー!!」
下1~3高コンマ ガングート暴走の結末とは?
738 : 以下、名... - 2018/03/10 23:52:59.56 3zjwDl640 382/505龍驤にもがれる
ガングート「さぁ、次の獲物は誰だ!?」
龍驤「……」スタスタ
ガングート「む、あれは龍驤……早くもラスボスの登場という所か?」
ガングート「この艦隊には龍驤を超える艦娘は居ない。即ち…彼女を沈めればこの艦隊を獲ったも同然だ」
龍驤「……」
ガングート「敵は油断している上に義肢をつけている……これは勝ったも同然だ!」
ガングート「龍驤覚悟!ウラァァァァァァァ!!」
龍驤「そうはいかんでっ……っと」スッ
ガングート「なに!足を………!ぐわっ!」ドタっ
龍驤「雷から話は聞いたけど……えらい酒臭いな…」
ガングート「同志からの酒を断る訳にはいかんからな!」
龍驤「それで泥酔して暴れとったらあかんな。待望の戦艦が酒乱じゃカッコつかんで?」
ガングート「うるさい!龍驤もパフパフの餌食になるがいい!!」
ガングート「む……ぐぐぐ……!」
龍驤「どうした?軽空母の一人くらい払い除けられへんの?」
ガングート「な、何故だ!?何故ビクともしない!?」
ガングート「私は旧式とはいえ戦艦!それなのに……!!」ギギギ
龍驤「ふ……アンタもまだまだやな。ウチはどれだけ修羅場をくぐってきたと思ってんねん!」
龍驤「おいたをした子には…罰を与えなあかんなぁ……」
ガングート「何をするつもりだ!?」
龍驤「これ見よがしに見せつけよって……」ぐわし
ガングート「んぁっ!!」
龍驤「雲龍ほどでは無いけど、ええもん持っとるなぁ…」むにゅむにゅ
ガングート「何をするぅ!私は触られるのは弱いんだ!」
龍驤「自分でパフパフしまくっといて、それは無いんと違うか?」
ガングート「うるさい!私はまだ純血なんだ!」
龍驤「何が違うねん……ほな、さっさと終わらせたろ」ギュッ
ガングート「ぐぉっ!!何をする気だ!」
龍驤「もぐねん」
ガングート「も……もぐ!?」
龍驤「こんなに大きいのが二つあるんやから、一つくらいもいでもええやろ」グググッ
ガングート「おぁっ!や、やめてくれ!その力は冗談じゃない!!」
龍驤「…………」ググググググッ
ガングート「アッ……アァァァァァァァァァァァァ!!!!」
ーー
ーー
提督「…さて、まだ時間はあるが午後の業務を始めよう」
提督「レンタル移籍でない自由に編成できる戦艦が仲間になったんだ、これから忙しくなるだろう」
提督「…だがこれは嬉しい忙しさだ。支配海域を広げる為なら、多少の無理はしよう」
提督「…龍驤はまだか。なら先にやれることはやっておこう」
提督「ペンは何処に………」ゴソゴソ
提督「……ん?なんだこれは?」
提督「黒くて……透けている布……?」
提督「…龍驤のハンカチか?いや、それにしては小さいな……」
提督「第一なんでこんなとこにこんな布が……」
提督「…いや、これは布じゃない……」
提督「これは……下着…か?何故俺の机にあるんだ?」
提督「サイズからして龍驤のモノではない……」
提督「何処かに名前でも書いてないのか…?」ジロジロ
龍驤「……司令官?」
提督「ん、龍驤か?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
753 : 以下、名... - 2018/03/11 18:33:00.96 0Eec58nR0 389/505それはオイタしてたバカから剥ぎ取った戦利品や
龍驤「それはオイタしてたバカから剥ぎ取った戦利品や」
提督「………………」
提督「……何故俺の机に置いた?」
龍驤「ごめんな司令官、ぶっちゃけ忘れとってん。バカを医務室に運んでる途中に執務室の横を通ったから、とりあえず戦利品を机に置いたねん」
龍驤「ほんでお腹減ったからそのまま食堂に行ったら……見事に忘れてたんよ」
提督「…せめて一言言っておいてくれ」
龍驤「うん、これはウチが悪いわ。ごめんな司令官」
提督「…戦艦は皆んなこんな下着なのだろうか?」
龍驤「ロシアバカが痴女やからと違うか?上半身裸で暴れるくらいやし」
提督「…とりあえずガングートは禁酒だな」
龍驤「酒でやらかすのがあいつやとは思いもせんかったわ…」
提督「…寒い所では酒をよく飲むと聞く。ガングートは元々酒に強くなかったんじゃないか?」
龍驤「身体あっためる為に飲んでたけど、それで弱いって……なんやねん…」
提督「…これはいつまでも俺が持っているのは悪いな。龍驤、ガングートに返してやるか、適切に処理しておいてくれ」パサッ
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
758 : 以下、名... - 2018/03/11 18:54:12.92 +pnBd4+J0 392/505なぁ、ウチがこれと同じのはいたら襲う?
龍驤「なぁ、ウチがこれと同じのはいたら襲う?」
提督「………それは俺の趣味では…」
龍驤「うんわかった、これはバカに返しとくわ」
提督「……なぁ龍驤、ちょくちょく他人の下着で俺の反応を見るのはやめてくれないか?」
龍驤「だって下着って実物見な詳細わからんやん?ここには女の子しか居れへんから、見本にちょうどええねん」
提督「だからって……なぁ…」
龍驤「戦利品を除いては許可取ってるんやからええやろ?」
提督「うーん……」
龍驤「でもウチが持ってる下着は全部皆んなのを参考にさせてもらったやつばっかりなんやで?」
提督「そうかもしれないがなぁ…」
龍驤「……ほら司令官、丁度穿いてるこれとか特にエエんと違う?」ペラッ
提督「…!」クルッ
龍驤「司令官……?」
提督「…まだ昼間で業務中だ。興奮する訳にはいかない」
龍驤「司令官やったら、いつでもウチの身体好きにしてもええのに…」
提督「…皆んなに示しがつかないだろう。夜まで待っていてくれ」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
765 : 以下、名... - 2018/03/11 19:51:04.72 BmMzUQ9eO 395/505あかのや、我慢出来そうにないんや
龍驤「あかんのや…ウチが我慢出来そうにないんや……」
提督「………ひょっとして昨日のが原因か?」
龍驤「多分………あんな直前でお預けされたこと…今までなかったし…」
提督「昨日のは緊急信号を受信したから仕方ない……とはいえ、俺も気になっていたんだ」
提督「何せ……な。あと少しというか……あと1cmというか………」
龍驤「ううん……1cmも無かったと思うで…」
提督「…そうか」
龍驤「こんなこと言うと司令官が怒るのはわかってるけど言わせてな?他の人にあるもんがウチには無い。そのせいで司令官には迷惑をずっとかけてしまってるわな」
龍驤「でもな、不自由するのは日常生活だけやないねん。自分で自分を慰める行為も…な……」
龍驤「司令官…ウチは一人やと満足に性欲も発散できへんのよぉ……」
龍驤「お願いやぁ…………」
龍驤「司令官…ウチに慰めを…………」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
769 : 以下、名... - 2018/03/11 20:15:52.81 bTksWbQl0 398/505落ち着いて考えるんだ!
ペチャパイでも男を満足
させられないかと
提督「落ち着いて考えるんだ!ペチャパイでも男を満足させられないかと!」
龍驤「司令官が取り乱すなんて…珍しいなぁ…」
提督「だ、だってだな……」
龍驤「はぁぁ……司令官の指…」サワサワ
提督「おい龍驤…!」
龍驤「はむ……れる……」ペチャペチャ
提督「龍驤……!」
龍驤「はぁ……司令官の指美味しい……司令官………」モジモジ
提督「…わかった、わかったから……!」
金剛(どうして……どうしてこうなったデス!?)
金剛(何かあるかもと執務室に忍びこんだ所、龍驤さんのものではない下着を発見したんデス)
金剛(ひょっとして修羅場るかも?と思って部屋に隠れていたら……)
金剛(なんでこんな状況になっているんデス!?)
金剛(どうすればいいのでショウ……どうすれば……)
金剛(……これは困ったデス…)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
774 : 以下、名... - 2018/03/11 20:53:04.40 6DP9JF7k0 401/505提督と龍驤はそのままおっぱじめてしまう
出るに出られず金剛はその一部始終を見守る形に
ーー
金剛(ワ……ワワワワ!!)
金剛(本当に始めちゃっタ………!)
金剛(うわぁ…………!)
金剛(あ、あんなに激しいんデスか!?男女の営みというのは……!)
金剛(わぁぁぁ……)
金剛(ウソ…!?そんな事まで……!?)
金剛(提督……やっぱりアナタは男らしいヒトです…)
金剛(ア………やっと終わった……?)
金剛(早いようで…長かったような……)
金剛(でもこれで……抜け出せるチャンスが生まれるハズ…!)
金剛(あ…れ……?まだ終わって無いんデスか…?)
金剛(え……えぇ……?何をするつもりなんデス…?)
金剛(……!!)
金剛(提督が龍驤さんの首を絞めている!?)
金剛(楽しむ為とは言え……あの龍驤さんの表情は……!!)
金剛(まさか……今回は本気で絞めているんデスか!?)
金剛(どうすれば……ここで出ていけば私が忍び込んでいるのがバレてしまいマス…しかし…!)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
780 : 以下、名... - 2018/03/11 21:35:12.92 BiD5kKGo0 404/505葛城が龍驤を訪ねて入室
真っ赤になりながら二人を隠して誰もいないのを確認し私室へ連れ込む
その後執務室を掃除する
ーー
葛城「はぁ、急がなきゃ……この書類に提督さんのサインが無いと…」
葛城「提督!お忙しいところ……」ガチャ
提督「あ」
龍驤「あ」
葛城「!!」
葛城「あば……あばばばばばばばばばばば」
葛城「てててててて提督と龍驤さんががががががが」
龍驤「……葛城がバグってもうたね」
提督「そりゃあ…なぁ……葛城はこういうの耐性無かったみたいだからな……」
葛城「な………………」
葛城「何してるのよぉ~~~~!!」カオマッカ
提督「お…戻ったか」
龍驤「ごめんな葛城、これはウチが言い出したことでな……」
葛城「いいから二人は早く離れて!!これ以上イロイロと見たくないの!!」
提督「あぁすまん……っと」
龍驤「んぁ……ふぅ…」
葛城「こんな所誰かに見られたら大変なことになるから!!とりあえず二人は私の部屋にでも隠れてて!!」
龍驤「葛城は…何をするん?」
葛城「執務室の掃除!!!!この部屋とんでもない匂いするわよ!?」
提督「そうか…匂いは考えていなかったな……」
提督「…すまん葛城、あとを任せる」
龍驤「ごめんなぁ…司令官は悪く無いねん……ウチがな…」
葛城「龍驤さん関係なのは大体わかります!!だから早く!ここから離れて!!」
提督「…だそうだ。龍驤、歩けるか?」
龍驤「ちょっち無理かな…まだ力入らんし…」
提督「…なら俺が運ぼう」ダキッ
龍驤「あぁ…司令官のお姫様抱っこやぁ……」
葛城「そこ!イチャイチャしてないで早く行って!」
金剛(ぐぐぐ…葛城も部屋を出てくれれば抜け出せたのに……!)
金剛(葛城は部屋を掃除すると言っていまシタ。もし全部掃除するならここまでクルかも…!)
金剛(どうスル!?提督と龍驤さんにバレるよりはマシデスか!?)
金剛(それとも上手くやり過ごすしか無いんでショウか……)
金剛(ど、どうすれば……)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
787 : 以下、名... - 2018/03/11 22:14:58.85 +pnBd4+J0 409/505結局タイミングが掴めず葛城に見つかる
ーー
金剛(抜け出すなら今だったかも……でも葛城は向こう向いて無かったし…デモ…)コトッ
葛城「……ん?何か物音がしたような…」
金剛(ア……気付いた…?)
葛城「まさか…ね。ここには提督と龍驤さんしか居なかった筈だし…」
金剛(気付かないで……お願いシマス……!)
葛城「でも、うーん…気になるなぁ……」
葛城「あそこって…丁度一人くらいなら隠れられそうなのよね……」
金剛(お願いシマス…神さま……!)ブルブル
葛城「……一応ね、一応。もし誰かいるなら…」
金剛(神サマ…………!!)
葛城「誰か居ますか…………?」キィッ
金剛「!!!!」
葛城「ぅわっ!!金剛さん!?な、何してるんですか!?」
金剛「安価」
下1~3高コンマ 金剛の台詞、行動他
793 : 以下、名... - 2018/03/11 22:32:01.43 oBbUAu310 412/505葛城に当て身
金剛「フンッ!!」
葛城「ぐぇ……」ドサッ
金剛「安心して下サイ、ただの当て身デース」
金剛「葛城がこんなに勘がイイなんて、油断してマシた…」
金剛「でもこれでやっとここから抜け出せマース!」
葛城「……」キゼツ
金剛「葛城は………ここに置いておきましょう、仕方ありまセン」
金剛「きっと戻ってきた提督達か誰かが気付くでショウ…」
金剛「私はこれからどうしましょう……」
金剛「…ここは演習場か何処かに行って、私のアリバイを作っておく作戦でいきましょう」
金剛「万が一葛城がこの時のことを覚えて場合の保険デース」
金剛「そうと決まれば…早くここを離れまショウ」
金剛「……さらばデース!」タタタッ
葛城「…………」
金剛「ソーリーです葛城……今度何か埋め合わせはしマス…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
805 : 以下、名... - 2018/03/11 23:13:36.12 Ul1WVab90 415/505執務室に入った多摩が倒れている葛城を見て、鎮守府に侵入者が入ったと誤解
鎮守府に警報が鳴り響く事態に
ーー
多摩「にゃあ…出撃は無事終了だにゃ…」
多摩「早く報告書を出して、ゆっくりと入渠するにゃ……」
多摩「…ん?執務室のドアが開いてるにゃ」
多摩「誰も居ないのかにゃ?提督、龍驤さん?」ヒョイ
多摩「……んん?」キョロキョロ
多摩「あ……あれは!?」
葛城「」キゼツ
多摩「葛城、どうしたんだにゃ!?」
葛城「」
多摩「しっかりするにゃ!葛城!!」
葛城「」
多摩「外傷は無し…なのに葛城は気絶してしまっている…」
多摩「…葛城は仰向けに倒れていた。ということは正面からやられたことになる。そうなると、多摩達みたいに認識のある人が相手とは考えにくい」
多摩「この鎮守府には正面から誰かを殴ったりするような、誰かを傷付けるような艦娘は居ない」
多摩「そうなると…………」
多摩「侵入者しか無い。まさか提督達が居ないのも…………!」
多摩「これは…緊急事態だ!!」
ウゥゥゥ~~ウゥゥゥーー!
「なに?なんの音?」
「これは…緊急警報!!」
多摩『緊急事態発生緊急事態発生!鎮守府内に侵入者有り!繰り返す、鎮守府内に侵入者有り!』
「侵入者!?」
「相手は深海棲艦!?それとも武装した暴徒!?」
多摩『尚、提督及び龍驤の安全は確認されて居ない!発見次第保護せよ!発見次第保護せよ!!』
「提督と龍驤さんが!?」
「まさか二人を人質にしているんじゃ……!」
多摩『始めから繰り返す!鎮守府内に侵入者有り…………』
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
813 : 以下、名... - 2018/03/11 23:41:52.38 6DP9JF7k0 419/505雲龍が付近の鎮守府・泊地に「鎮守府が襲撃を受けた」と応援要請
他の艦娘も伝言ゲーム的に発生した事象を実態以上に深刻に受け止め必要以上に大事になっていく
ーー鎮守府付近、海上
瑞鶴「……雲龍!今の緊急通信聞いてた!?」
雲龍「えぇ、もちろんよ」
皐月「提督と龍驤さんは無事なの!?」
雲龍「……今の放送だけではわからないわね」
皐月「そんな……」
雲龍「貴女達は先に戻っていて。私が付近の鎮守府にも打電するわ」
皐月「なら僕も!」
雲龍「ダメよ、貴女は瑞鶴の援護が任務なの。彼女を無事届けて」
皐月「……了解っ!!」ザザザッ
雲龍「提督……貴方にはまだ恩を返せていないわ。こんな所で死ぬなんて許さないわよ」
電「さっきの放送はなんなのですか!?」
響「訓練じゃないみたいだね」
暁「多摩さんのあんな必死そうな声…初めて聞いたわ…」
雷「必死になるのもわかるわ。どうも司令官と龍驤さんが武装した侵入者達に人質に取られてるらしいの」
電「あぁ…」クラッ
響「電、大丈夫かい!?」
電「平気なのです…ちょっとショックだっただけで…」
暁「何処に居るのかもわからないの!?」
雷「うん…」
暁「そんな…このままじゃ司令官が……!」
響「許せない……こんなことをする犯人は絶対に許さない!!」
「敵は何処だぁ~!」
「犯人の数はわからないの!?」
「侵入者達は重武装しているようです!私達の艤装の使用許可を!」
「その許可を出す提督が捕まってるんだろーー!!」
「司令官~~!死んじゃ嫌だよーー!!」
「バカ!変な事言うな!まだ死んだと決まった訳じゃない!」
「でも…生存は……」
金剛「…………」
金剛「……ヤッベェことになってるデース…」
金剛「私は葛城を気絶させただけなのに……」
金剛「ひょっとして場所が悪かったんでショウか?でも葛城を移動させる余裕はありませんでシタ…」
バババババババババ
金剛「ア……ヘリの音…近くの鎮守府から応援でも来たんデスかね…」
金剛「…………」
金剛「これは土下座しても無理かもしれマセンね…」
金剛「……どうしよう…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
824 : 以下、名... - 2018/03/12 00:05:22.84 uo+neZ0W0 424/505提督と龍驤現れて指揮を取ろうとするが、葛城が起きて事の顛末を説明
今度は金剛捜索が始まる
ーー
「金剛ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「金剛は何処に行ったぁぁぁ!!」
「探せ!この鎮守府に居るぞ!」
「あいつは戦艦だ、図体はデカイ!隠れられる場所は限られているぞ!」
「しらみつぶしに捜索だ~!!」
金剛「ヤバイヤバイ……!全部バレたデス…!!」
金剛「私はまさかこんなことになるとは思わなかったんデス……!」
金剛「どうやら提督と龍驤さんの無事を確認した後、目が覚めた葛城が全てを語ったようデスね…」
金剛「ここで私が見つかれば、とんでも無いことになってしまいマス!」
金剛「私は艦娘人権保護団体の役職付きデス!ただの不祥事ならまだしも、こんな下らない問題を起こしたとなれば大問題デス!」
金剛「ここはバレないように鎮守府を脱出して……ほとぼりが冷めた頃に戻ってくれば…」
龍驤「上手いこと脱出できたとして、ほとぼりが冷めるまでどうするん?海の上は危険やで?」
金剛「それは大丈夫デス、こう見えても私は戦艦デスからね!」
龍驤「そうか、それやったら安心やなぁ」
金剛「はい!心配してくれてどうも…………!」クルッ
金剛「はぁっ!!」
龍驤「…………」
金剛「は、はひっ!りゅ…じょ、さ……!」
龍驤「そうか…金剛は逃げようとしとったんか……せめてちゃんと謝るんやったら、なぁ…」
金剛「あわ…あわあわあわあわあわ…」
龍驤「さてと……金剛?」
金剛「はひっ!!」
龍驤「言い残すこと…………あるか?」
金剛「せめてお、お慈悲を…………」
龍驤「……」ニコッ
金剛「アァッ…アァァァーーーーーー!!」
ーー
ーー
幹部「提督君、今回は大変だったようだね」
提督「…不運が重なったというのもありますが、今回の騒動は金剛が主な原因でした」
幹部「だが彼女も深く反省しているようじゃないか。私もチラッと反省している所を見たが……」
提督「…反省させたのは龍驤です。彼女は大変怒っていたようなので……」
幹部「……まぁこれは私がとやかく言うことではないだろう」
提督「…そうしてもらえると助かります」
幹部「それでだ、今回の事は金剛君の組織も重く見たようで、彼女の処分を考えていたらしい」
提督「処分と言うと……」
幹部「組織からの除名、もしくは降格だ。周りの鎮守府も巻き込んでしまったからね、これは当然だと言える」
提督「…そうですか」
幹部「だが悪いことばかりでは無い。今回の件でその組織のお偉いさんに会えて、色々と情報を交換できたんだ」
幹部「その中には君達が欲しい情報も、もちろんあった」
提督「…その情報というのは?」
幹部「かつての明石が連絡を取っていた人物だよ」
提督「…それは!」
幹部「明石の危険思想に同調し、彼女の研究のバックアップをしていた人物だよ」
提督「その人物が特定できたというんですか!?」
幹部「…この問題は我々も苦労していたんだ。何せ明石はもう過去の記憶は無い。調べようにも手掛かりはゼロだった」
幹部「明石に処置を施してから後悔したよ。相手の尻尾をこれ程捉えられないとは思わなかったからね」
提督「それで、どんな人物だったんですか!?」
幹部「まぁ待つんだ、この情報は君にだから話すものだ。くれぐれも慎重に取り扱ってくれるね?」
提督「…もちろんです」
幹部「それでは教えよう、その人物のことを……」
下1~3高コンマ その人物の特徴や、艦娘の場合はその名前を
843 : 以下、名... - 2018/03/12 18:45:14.35 a0VedXHaO 431/505可もなく不可もない大学を卒業後整備士として働いていたが旅行目的での渡米後現地で死亡。
白血病の手術痕あり。男性。
死亡後に日本での目撃証言あり。
幹部「このメモに書いてあるのが、その人物と思われる男の特徴だ」スッ
提督「…大学を卒業後整備士として働いていたが…渡米後現地で死亡。白血病の手術痕あり、男性。だが死亡後に日本での目撃証言が有る…」
幹部「大学も調べたが、可も不可も無いありふれた大学だ。それに渡米も旅行が目的だった。怪しい所は無いように思える」
提督「…本当にこの男が?」
幹部「情報に間違いは無い。だが……わからないことが多過ぎるんだ」
幹部「男の死亡届けは何処で出したのか。死亡を確認したのは誰なのか。そもそも今どこにいるのか…全て謎なんだ」
幹部「提督君、この件はとんでも無い裏があるかもしれない。勝手に行動はしないでくれよ?」
提督「…はい」
幹部「本来ならこの情報も他言無用だったんだ。その意味はわかるだろう?」
幹部「…このメモは廃棄させてもらうよ」ビリビリ
提督「…それほどこの問題には裏があると?」
幹部「この国…もしくはそれよりも大きい規模の何かが絡んでいるかもしれない」
提督「それほどの……」
幹部「この男と明石は直接連絡を取っていたらしいが、本来ならあり得ないことなんだ」
幹部「いくら調べてもこの男が誰かと連絡を取っていた痕跡は見つからなかった」
幹部「それほど明石の技術が凄かった。提督君もそれは十分体験しているだろう?」
提督「…はい。彼女が作る義肢の出来は凄まじいです」
幹部「…これでこの話は終わりだ。金剛君のことはまた後日にしよう」
幹部「提督君、もう一度言うが単独で動くのはやめるように。最悪君と…龍驤君の命が無くなるかもしれないからね」
提督「…忠告ありがとうございます。それではまた…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
852 : 以下、名... - 2018/03/12 19:24:41.66 hdCOxMxhO 435/505ガングートと金剛が鎮守府前で正座+首にしでかした事を書き込んだプラカードを下げている場面に遭遇
ーー
幹部「この男は一体誰なのか……そもそも本当に存在するのだろうか…」スタスタ
幹部「いや…電話をしていたということは、少なからず姿はあるはず……」
幹部「………いくら調べても情報が出てこないというのも気になる…」
幹部「うーーむ…………」
ガングート、金剛「……」
幹部「む、君達は……」
金剛「ア、幹部さん……もう帰るんデスか?」
幹部「あぁ、用事は済んだからね」
ガングート「……」
幹部「しかし鎮守府前で正座とは…辛く無いかね?」
金剛「イエ…私達が悪いので……」
ガングート「……」
幹部「まぁそうだろうね。金剛君は覗き見をした挙句、鎮守府を混乱させました…か」
幹部「そしてガングート君は、上半身裸で鎮守府を暴れ周りました……」
金剛「この首にかけているプレートは凄く恥ずかしいデス…」
幹部「提督君も鬼じゃない。反省していると認められたら、この罰も終わるだろう」
金剛「ハイ……」
ガングート「……」
幹部「ところで…ガングート君はさっきから一言も喋っていないが、具合でも悪いのかね?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
857 : 以下、名... - 2018/03/12 20:03:10.44 J6VBNl6M0 438/505ちょっとおな…なんでもない
ガングート「ちょっとおな…なんでもない」
幹部「…?」
金剛「確かにガングートの様子がさっきからおかしいデス…」
ガングート「なんでも……ない…」
幹部「……その汗の量はなんでも無いとは思えん」
金剛「ガングート、どうしたんですか?」
ガングート「……」ダラダラ
幹部「金剛君、ガングート君を医務室に連れて行ってくれるか?龍驤君達には私から言っておく」
金剛「わかりマシタ。ガングート、歩けますか?」
ガングート「やめろ……!動かすんじゃない…!」
金剛「ンン?どうしたんデス?」グイッ
ガングート「やめ……!あぁっ…!」プルプル
幹部「まさか……金剛君、ガングート君はトイレに行っていたかい?」
金剛「…マサカ!?」
ガングート「ふーーふーーっ!いいか…絶対揺らすんじゃないぞ…!!」
金剛「オーウ……トイレくらい言えばいいんデスよ…」
ガングート「うる……さい…!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
865 : 以下、名... - 2018/03/12 20:50:53.25 P2co9BH40 441/505足が痺れて転倒、しかる後にメインタンクブロー
同士ちっこいのに助けられ、絆は深まる
金剛「ここから一番近いトイレは演習場デス。それまでなんとか我慢して下サイ」
幹部「下手に触ると逆効果だ。ここは本人に任せよう」
ガングート「ふーーーーっ!ふーーーーっ!!」ヨロヨロ
金剛「もしかして足が痺れているんデスか?」
幹部「あの国には正座という文化は無いだろう。痺れて当然と言えば当然か」
金剛「…え、ちょっと待って下サイ。もしこけたりしたら……」
ガングート「うっ……ふぅ……!」ヨロヨロ
ガングート「あ…」ベシャ
幹部、金剛「あ」
ガングート「」ブルッ
金剛「あ……アァ……ガングートの下半身に水溜りが…」
幹部「……私は何も見ていない。これにて失礼するよ」
金剛「ここで逃げるんデスか!?」
ガングート「……」
金剛「あ、あの……ガングート?その…失敗は誰にでも……」
ガングート「…………」
金剛「ええっとぉ……ウーン…」
ガングート「………………」
バッシャーン!!
金剛「な、なんデス!?」
響「あいたたた、転んでバケツをひっくり返してしまったよ」
金剛「響……?」
響「せっかくワカサギを沢山釣ってきたのに、勿体ないことをしてしまったね」
ガングート「ひび…き……?」
響「ごめんねガングートさん。私が責任を持ってお風呂に連れていくよ」
ガングート「あ…あぁぁ……」ヨロヨロ
響「金剛さん、後はお願いできるかな?」
金剛「私は何をすればいいんデスか……?」
響「この散らばったワカサギ達を回収して欲しいんだ。ワカサギ料理は司令官達の好物だからね」
金剛「いや、あの……」
響「新しいバケツはそこにあるから。よろしくね金剛さん」
金剛「あ、ハイ……」
響「さぁ行こうかガングート」
ガングート「……」コクリ
金剛「ええっとぉ……このワカサギ達を助けるんデスよね…」
金剛「でも……この液体って…海水と……ガングートの………排水が混ざった……」
金剛「…………やるしかないデス…」
ーー風呂
響「ごめんねガングートさん、頭からワカサギを被ってしまったね」
ガングート「……」
響「調子に乗って釣り過ぎてしまったみたいだ、これから気をつけるよ」
ガングート「……」
響「そうだ、今度一緒にワカサギ釣りに行かないかい?ワカサギは司令官の大好物なんだ」
ガングート「……」
響「…どうしたのかな、ガングート?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
877 : 以下、名... - 2018/03/12 21:41:45.86 DTxyiraa0 447/505俯いたまま『Спасибо(ありがとう)……』
ガングート「Спасибо……」
響「ありがとう、か……私はお礼を言われるようなことはしてないよ」
響「私はガングートに迷惑をかけてしまったんだ。これが事実だよ」
ガングート「……響、お前は…」
響「さぁ冷えた体は温まったかな?ならそろそろ出ようじゃないか」
ガングート「……ありがとう同志。この恩は忘れないぞ」
ーー
ガングート「響、ここまでしてもらわなくてもいいぞ…」
響「そうはいかないよ、大事な髪にも海水がかかってしまったからね」わしわし
ガングート「髪くらい自分で乾かせるというのに…」
響「私がそうしたいんだ。もう少し待っていてくれないかい?」
ガングート「……なら任せるとしよう」
響「うん……ガングートの髪は綺麗だ。まるで白銀の世界を思い出すようだよ」
ガングート「…褒めても何も出ないぞ」
響「そうだね、むしろ出すのはガングートの方だね」
ガングート「貴様……!」
響「なんちゃって、冗談さ」
ガングート「…全く……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
883 : 以下、名... - 2018/03/12 22:13:11.81 CrQlcGiH0 450/505ワカサギをこっそり捨てようとしている金剛と遭遇
ーー
響「お風呂は気持ち良かったねガングート」
ガングート「…そうだな」
響「さて金剛さんはちゃんとワカサギを届けてくれたんだろうか?確かめに行かないとね」
ガングート「なぁ響、あのワカサギは……」
響「大丈夫だよ、地面に落としただけだから、洗えば大丈夫さ」
ガングート「…………」
響「気になるならガングートは食べなければいいさ。好き嫌いは誰にでもあるからね」
ガングート「いや……まぁ…そうする…か」
響「あれ?金剛さんなんでここにいるんだい?」
金剛「アッ!響……」
響「そっちは食堂じゃないよ?どこに持っていこうとしてたんだい?」
金剛「それは…デスね……」
響「…わかった、私が持っていくからそのバケツを貸してくれないかい?」
金剛「……本気デスか?」
響「本気だよ。ワカサギはみんな好きだからね、この時期だけのものだし」
金剛「でも……これは……」
響「…料理の前にはワカサギは洗うし、何も問題ないよ」
ガングート、金剛「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
890 : 以下、名... - 2018/03/12 22:39:56.74 1fUM18VTo 453/505ガンちゃん、金剛
戦艦意地見せたらぁもっと大物釣ってきてやるー!(デース!)
ガングート、金剛「「戦艦の意地見せたらぁ!もっと大物釣ってきてやる!」デース!」
響「あの……」
ガングート「道具は借りていくぞ同志響!!」ダダダッ
金剛「提督に排水に塗れた魚は出せまセンからね!!」ダダダッ
響「あぁ…行ってしまったよ」
響「大物と言っていたけど、二人はワカサギ釣りがどういうものか知っているのかな?」
響「私は小物を釣ってきたんじゃなくて、ワカサギはこういう大きさなんだよ」ぴちぴち
響「今から行っても金剛さん達昼食には帰ってこれないし……」
響「やはりこのワカサギは食堂へ持っていこう」
ぴちぴちぴちぴち
響「うん、一度ぶちまけたとはいえ鮮度は十分だ」
響「まさかワカサギを刺身でなんか食べないだろうし、うん大丈夫だね」
響「司令官達、喜んでくれるといいな」
ーー食堂
響「間宮さん、ワカサギを持ってきたよ」
間宮「わぁ…!凄いわ、大漁ね!」ぴちぴち
響「上手く魚群に当たったんだ」
間宮「ちょうどお昼に間に合いそうですし、急いで料理しますね!」
響「あ、間宮さん、くれぐれもワカサギはよく洗って……」
提督「…響が帰ってきたのか」
龍驤「おっ!大漁やん!これは美味そうやな~!」
間宮「はい!早速料理しちゃいますね!」
響「……お願いするよ」
下1~3高コンマ 食堂での出来事や提督達の食べた料理名、その他起こったこと等
896 : 以下、名... - 2018/03/12 22:56:15.94 OENCd1wT0 457/505外で炭火焼きにして食べる
提督「…いや、これだけ量があるんだ。どうせならそとで炭火焼きなんかどうだろう?」
龍驤「それええやん!焼いたワカサギも美味しいからな~」
間宮「わかりました!なら準備しますね!」
響「あの…ワカサギはちゃんと洗って……」
提督「…どうした響?早く外に行くぞ」
龍驤「響のお陰でワカサギが食えるんやからな!響が来やな話にならんで!」
響「…すぱしーば」
ーー
金剛「な、なんとか釣れましたが……」
ガングート「まさかこんなに難しいとは思わなかったぞ…」
金剛「しかも量も全然デス…かろうじて二人分くらいしかありまセン…」
ガングート「これは提督と龍驤に食べてもらおう…」
金剛「ハイ…あの二人には……あんなワカサギは食べさせられません…」
ガングート「響はちゃんと処分してくれておいただろうか…」
金剛「多分大丈夫デス。まさか一度排水を経由したワカサギを出すとは思えません」
ワイワイ
金剛「ん?なんでショウ?盛り上がってるようデスね」
ガングート「食堂の近くからだな」
金剛「それになんだかいい匂いがシマス。これは…焼き魚の匂いでショウか?」
ガングート「…………嫌な予感がする。金剛、急いで食堂まで行くぞ」
金剛「言われなくても、デス!」
提督「…ん?お前達もワカサギを釣ってきてくれたのか?」
龍驤「有難いわ~響のだけで量はあったけど、多いに越したことは無いからな!」
金剛「オーウ……」
ガングート「響……嘘だろう?」
響「…ごめんよガングート。とても言い出せなかったんだ」
龍驤「どうしたん?響が釣ってきたワカサギに何かあるっていうん?」
金剛「安価」
下1~3高コンマ 金剛の台詞、行動他
905 : 以下、名... - 2018/03/12 23:29:58.00 AVAaKe2rO 462/505正直に話しマース…実は…
金剛「正直に話しマース…実は………」
ガングート「……」
…………
ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
提督「……」カラーン
龍驤「嘘やろ……?これが…ガングートの…排水まみれ……?」
間宮「だから響ちゃんがあんなにワカサギを洗うように言ってたんですね…」
響「うん……間宮さん、このワカサギは洗ったんだよね?」
間宮「…ごめんなさい、新鮮だったから軽く下拵えをしたくらいでそこまでしっかりとは洗って無いわ…」
響「あぁぁぁ……」
多摩「多摩……実はさっき生でつまみ食いしたんだにゃ。生のワカサギは苦いけど、それがまた美味しいんだにゃ」
多摩「でも…今日のはなんだかいつもと違った味がしたんだにゃ。変に苦いというか……」
多摩「それって、まさか…………」
北上「多分……排水の味だろうね…」
多摩「……うぇっ…」
北上「…吐くならトイレでお願いね」
龍驤「なぁ司令官……そう言われたら…味へんな気せぇへんかった?」
提督「……気のせいだと言いたい」
龍驤「そ、そうやんなぁ……焼いてるから…味なんか変わるはず無いわなぁ……」
提督「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
910 : 以下、名... - 2018/03/12 23:49:43.86 CrQlcGiH0 465/505やり場のない怒りと悲しみを深海棲艦にぶつける
それまでどこの鎮守府も攻めあぐねていた深海棲艦の一大泊地に半ば八つ当たり的に強襲
ーー
その日、ウチらの心は一つになった。このやり場のない怒りと悲しみを深海棲艦にぶつけてやろうと!
中でもガングートは顔を真っ赤にしながら敵に突撃しまくって、今までに無い成果を上げまくったんや。
勢いはそのままに、それまでどこの鎮守府も攻めあぐねとった深海棲艦の一大泊地に半ば八つ当たり的に強襲。そして見事これを無効化することに成功した!
この功績は上層部にも認められて、司令官は特別勲章をもらうことになったんや!
でも……そんなええことばっかりではなかったんや
ウチらがあの日、深海棲艦に突撃かました原因が何処かから漏れて、しかもそれがいつもみたいに誇大されていって……
司令官は艦娘の血肉を強制的に喰わせて、無理やり士気をあげさせるカニバ提督として噂されるようになってしまったんや…
司令官は目に見えてヘコんどるし……ガングートは暫く部屋から出てこやんようになるし……
ウチら…これからどうなっていくんやろ……
ーー
915 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/03/13 00:13:29.20 XtzGVGGw0 468/505ここで終わらせてもよかったんですが、まだ解決できていないものもあるので、とりあえず続きます。
次回はここになるのか次スレに行くかは思いついたネタによります
それでは引き続きネタ、コメントはお待ちしてます