1 : VIPに... - 2013/06/10 22:26:53.63 BdQ/08/r0 1/223

シンデレラプロ事務所

頼子「…おはようございます」

荒木「あ、うっス、頼子ちゃん。おはようっス」

頼子「漫画の…原稿ですか?」

荒木「あ、すぐに片付けるっスね」

頼子「いえ…続けてください。その…どういう作品なんですか?」

荒木「いや?、完成するまでは見せられないっス」

元スレ
頼子さんと荒木先生・ある日の風景
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370870813/

2 : VIPに... - 2013/06/10 22:28:46.62 BdQ/08/r0 2/223

頼子「そうですか…。私、お茶入れてきますね。紅茶でいいですか」

荒木「ありがとうっス」

荒木「(頼子ちゃん×春菜ちゃんの眼鏡をめぐった百合ものとは本人には言えないっス)」

荒木「(さすがに夏コミには出さないっスけど、走りだしたペンが止まらなかったっスよ)」

3 : VIPに... - 2013/06/10 22:30:38.73 BdQ/08/r0 3/223

?

頼子「お待たせしました」

荒木「頼子ちゃんの淹れたお茶は美味しいっス」

頼子「ふふっ、お疲れと思って砂糖多めにしたの」

荒木「ああ、道理で染み渡るっスね」

荒木「そういえば、頼子ちゃん。今日は早いっスね」

頼子「中間試験休みで…美術館に寄ってから来たの」

4 : VIPに... - 2013/06/10 22:31:50.73 BdQ/08/r0 4/223

荒木「あ?、高校生はそんな時期っスね。頼子ちゃんなら余裕っスよね」

頼子「芸能活動する代わりに成績落とさない事って、父と約束してるから…」

荒木「いや?、それで他の娘の勉強見ながらだから大したもんスよ」

荒木「私は勉強はいまいち、っていうかあんまり真面目にやらなかったスから」

頼子「いえ、好きな事に一所懸命なのは…すごいと思うの」

頼子「それにPさんも勉強みてくれるし…」

荒木「あ?、あの人はホント万能っスよね。この事務所で一番不思議な人っス」

5 : VIPに... - 2013/06/10 22:32:59.74 BdQ/08/r0 5/223

荒木「そういえば、頼子ちゃん、美術館ってよく行くんスか?」

頼子「……うん。家や学校の近くの所に。気に入った展示には何回も…」

頼子「比奈さんは行くの?」

荒木「たまに行くっスけど、もっとサブカル系で。目的もちょっと違うと思うっス」

荒木「どっちかというとデッサンの参考に…うっ」

頼子「どうしたんですか、比奈さん?…フフッ」

荒木「いや、何でもないっス(急にもよおしてきたっス)」

荒木「ちょっと、お手洗い行ってくるっス。原稿見ちゃ駄目っスよ」

6 : VIPに... - 2013/06/10 22:33:30.46 BdQ/08/r0 6/223

頼子「…フフッ、秘密は暴きたくなるの…」

頼子「…ッッッ」

頼子「…これ、私?それに相手の娘は…春菜さん?」

7 : VIPに... - 2013/06/10 22:34:55.50 BdQ/08/r0 7/223

荒木「ふ?、危なかったっス」

頼子「…お、おかえりなさい…」

荒木「ただいまっス。どうしたんスか、目をふせて…」

荒木「ま、まさか見たんスか?どどど、どうして!」

頼子「………」

8 : VIPに... - 2013/06/10 22:36:23.06 BdQ/08/r0 8/223

荒木「いや、悪いのは、私の方スね。こんな目で事務所の友達を見てるなん…ンンッ」

荒木「頼子ちゃん、急に何するんスか」

頼子「比奈さんがいけないの…こんなの描くいけない人は…フフッ」

荒木「やッ、頼子ちゃん、そこは…」

頼子「比奈さんの漫画…少し表情描写が甘いですね…」

9 : VIPに... - 2013/06/10 22:36:48.62 BdQ/08/r0 9/223

頼子「私が比奈さんも知らない比奈さんを教えてあげる…」

荒木「いや、女の子同士なんて…(でも…頼子ちゃんなら…)」

頼子「読子さんも春美さんも女の子同士ですよ」

荒木「そ、それは漫画の話で…」

頼子「口で言うほど、嫌がっていないね…。じゃあ、もっと…」

荒木「ああ、ダメっス、頼子ちゃん!ダメ???!」

10 : VIPに... - 2013/06/10 22:37:30.70 BdQ/08/r0 10/223

荒木「ハッ!い、今のは一体…、そうか夢っスよね」

荒木「そうっスよね、頼子ちゃんがそんな事するはず無いっス」

頼子「…私が何をするはずが無いの?」

荒木「いや、こっちの話っス!…原稿は見てないっスよね!」

頼子「…私、勝手に人の秘密を盗み見たりはしないです…」

荒木「ご、ごめんなさい」

11 : VIPに... - 2013/06/10 22:38:05.16 BdQ/08/r0 11/223

頼子「今日は早めに寝た方がいいよ。まだイベントまで時間あるし…」

荒木「えっ?…はいっス」

頼子「あ、そういえば最近おもしろい小説を見つけたの…」

荒木「頼子ちゃんの推薦図書っスね。どれど…ッッ」

荒木「頼子ちゃん、こんなのまだ読んじゃダメっス」

頼子「え?純文学ですよ…フフッ」

荒木「い、いやそれはそうっスけど」

頼子「比奈さんもお好き…ですよね。さっきは可愛かったの」

荒木「ッッ…」

おしまい

12 : VIPに... - 2013/06/10 23:01:23.74 D2ohF1QZ0 12/223


荒木先生の今後の命運や如何に?
って続編もできそうな終わり方

13 : VIPに... - 2013/06/10 23:09:48.13 BdQ/08/r0 13/223

>>12
感想ありがと
1.そのまま続ける
2.頼子さんと誰か別のアイドルを絡ませる
のどっちがいいんやろ

15 : VIPに... - 2013/06/11 00:05:05.71 giT1WRgf0 14/223

>>1が頼子さん推しなのか荒木先生推しなのかで決めちゃおうZE☆
というのはおいといて、やりやすいほうで良いんじゃないかなと

16 : VIPに... - 2013/06/11 00:07:57.80 LTprx4d10 15/223

がっちがちの頼子Pやねん
当面は頼子×他のアイドルで行くやで
あ、R18にはならない程度です
たぶん荒木先生はまた出てくると思うよん

17 : VIPに... - 2013/06/11 00:10:28.01 LTprx4d10 16/223

決して頼子さんが一服持って荒木先生をトイレにイカせてわけやないんよ
カフェインに利尿作用があるだけやで

24 : VIPに... - 2013/06/11 01:25:54.61 LTprx4d10 17/223

頼子さんと紗枝はん&周子はん・修羅場の風景

シンデレラプロ事務所

周子「おはよー」

頼子「おはようございます、周子さん」

周子「おー、頼子ちゃん、一人なん?」

頼子「…はい、少し時間が空いたので、次のお仕事の下調べを…」

周子「んー、頼子ちゃんは真面目だね。あたしには真似出来ないや」

頼子「そんな事ないです…」

頼子「あ、Pさんが周子さんの事、仕事には真剣だって言ってましたよ」

25 : VIPに... - 2013/06/11 01:26:37.57 LTprx4d10 18/223

周子「…ッ、Pさん、何言ってんのよ」

周子「そ、そういえばさ、頼子ちゃんもPさんにスカウトされたんでしょー」

頼子「はい…、そうですよ」

周子「ね、頼子ちゃんは何てPさんに口説かれたん?」

頼子「く、口説かれてなんて…いません」

周子「アハハ、冗談だよ、怒らんといて」

頼子「…もう、スカウトしてもらったのは美術館ですね」

周子「Pさん、ホント節操無いなー」

26 : VIPに... - 2013/06/11 01:27:38.32 LTprx4d10 19/223

周子「ちなみにあたしは京都のカラオケ店で声掛けられたよ」

頼子「美術館に一人カラオケ…Pさんってホント多趣味なの」

周子「やー、家追い出されて、泊めてくれる人探しててさー」

頼子「危ないですよ…、そういうの」

周子「Pさんにもすっごい怒られたなー」

周子「でも、そのまま東京まで連れてくPさんも大概でしょ」

頼子「あの人らしいの…」

27 : VIPに... - 2013/06/11 01:28:20.11 LTprx4d10 20/223

周子「ねー。…頼子ちゃんもさ、夜遊び好きでしょ」

頼子「ええッ?」

周子「夜遊び好きのあたしが言うんだから間違いないよん」

頼子「…うん、実はアイドルになる前は一人でカラオケ行ってたの」

周子「おー、それで歌もダンスも上手なんだ」

周子「ねー、今度一緒にカラオケ行こうよー」

・・・

(紗枝「ギリッ」)

・・・

29 : VIPに... - 2013/06/11 01:46:16.80 LTprx4d10 21/223

頼子「(…ん、あれは紗枝さん?、フフッ)」

頼子「ふふっ、そうですね…保護者同伴ならいいですよ」

周子「んー、じゃあ、Pさんか川島さんでも誘う?

30 : VIPに... - 2013/06/11 01:47:28.29 LTprx4d10 22/223

・・・

紗枝「もう、何やのん、周子はん」

紗枝「うちがおるのに、うちがおるのにーー」

紗枝「うちの事は子供扱いして誘ってくれへんのに」

紗枝「…頼子はんがおらへんかったら…」

頼子「私がいなくなったら、どうするの?」

紗枝「ッ、ちゃ、ちゃうの、今のは…」

31 : VIPに... - 2013/06/11 01:48:07.28 LTprx4d10 23/223

紗枝「お願い、周子はんには言わんといて…お願い、何でもするから…」

頼子「…フフッ、よく喋る口ですね…」

紗枝「…ンッ、ンン、ンンンッ、プハッ」

紗枝「そ、そんな、初めてやったのに…」

頼子「…周子さんとはまだだったの?」

紗枝「周子はんの事は言わんといて!」

頼子「泣き顔も素敵ね…、でもこれからもっと違う顔にしてあげる…」

紗枝「いや、いやや、触らんといて、ヤッ、あかんッ」

頼子「(…後は、周子さんを…)」

32 : VIPに... - 2013/06/11 01:48:41.02 LTprx4d10 24/223

・・・

周子「紗枝ちゃんー、おるーッ」

紗枝「いやッ、周子見んといてッ」

周子「紗枝…、頼子ちゃん…、二人で何してんの?」

頼子「あら、周子さん…、あなたも…来て…。ほら、紗枝さんもあなたが欲しいって」

周子「えッ、紗枝ッ、こんなのダメッ」

紗枝「周子、周子、周子ッ」

周子「ヤ、ヤダ、こんなのッ、ああぁッ」

33 : VIPに... - 2013/06/11 01:50:28.05 LTprx4d10 25/223

・・・

周子「…んん、うー、あたしって欲求不満?」

周子「んー、誰が毛布かけてくれたんかな?」

紗枝「んん」

周子「ん、どうして紗枝もいるん…?何か服乱れてるし」

周子「ま、減るもんじゃないし、別にいっか」

周子「ふふ、気持ちよさそうに寝てる」

周子「もうちょっと大人扱いしてあげよかな」チュッ

34 : VIPに... - 2013/06/11 01:50:56.94 LTprx4d10 26/223

・・・

頼子「…ちょっと、羨ましい…かな」

頼子「でも、良かったたね、二人共…」

おしまい

35 : VIPに... - 2013/06/11 01:53:12.09 LTprx4d10 27/223

お互い素直になれないさえしゅーの橋渡しする話でした
今日はこれでお休みやで

他の人がいる時は「紗枝ちゃん」、「周子はん」やけど
二人っきりやと呼び捨てやと燃えるんどす

36 : VIPに... - 2013/06/11 02:00:06.24 LTprx4d10 28/223

基本足裏マッサージしてるだけやから大丈夫やんね
周子はんはうちの微課金フロントで頼子さんともに大活躍してます
そろそろ紗枝はんのSRも安くなって来たからほしいな

45 : VIPに... - 2013/06/16 00:21:18.17 rjc2hmAy0 29/223

頼子さんと岡崎先輩・憧れた世界の舞台裏

シンデレラプロ事務所

泰葉「中間テストか…、どうしようかな」

泰葉「出来ないことは無いけど…、はぁ」

泰葉「誰かに教えて貰おうかな?」

46 : VIPに... - 2013/06/16 00:21:44.77 rjc2hmAy0 30/223

・・・

頼子「おはようございます」

泰葉「おはようございます」

泰葉「(頼子さん…一つ年上で勉強も出来る…)」

泰葉「(私に無いものを持っている人…)」

泰葉「(…どうしてこんな世界に飛び込んだの?)」

48 : VIPに... - 2013/06/16 00:29:52.97 rjc2hmAy0 31/223

頼子「どう…したんですか、泰葉さん?私の顔に何かついてる?」

泰葉「あっ、ごめんなさい。何でも…ないです」

頼子「そうですか。お隣…いいですか?」

泰葉「ええ、どうぞ」

泰葉「ねぇ、頼子さん」

頼子「はい、どうしました?」

泰葉「頼子さんはどうして芸能界に入ったの?」

49 : VIPに... - 2013/06/16 00:30:50.59 rjc2hmAy0 32/223

頼子「えっ…、Pさんにスカウトされたからだけど…」

泰葉「……」

頼子「ううん…、ずっと華やかな世界に憧れてたの…」

泰葉「この世界は華やかなだけの世界じゃない…!」

頼子「…ッ、泰葉さん…?」

50 : VIPに... - 2013/06/16 00:32:29.97 rjc2hmAy0 33/223

泰葉「あっ、その…ごめんなさい」

泰葉「でも、どうして?楽しい事ばかりじゃないのはわかるでしょう?」

泰葉「辛い仕事だってある…。それに…」

頼子「…ええ、Pさんにスカウトされてから、色々な事があったの」

頼子「学校の友達と過ごす時間も減ったけど…」

頼子「それでも、私は楽しいですよ…。泰葉さんは?」

51 : VIPに... - 2013/06/16 00:33:12.49 rjc2hmAy0 34/223

泰葉「私だって…!初めは楽しかった」

泰葉「両親や周りの大人が喜んでくれるのが嬉しかった…」

泰葉「でも…でも…、気がついたら友達もいなくなって、いつも独りで…」

泰葉「思い出も何もなくて…、それにあんな…」

頼子「…泰葉さん」ギュッ

泰葉「えっ、頼子さん、何を?」

52 : VIPに... - 2013/06/16 00:33:50.35 rjc2hmAy0 35/223

頼子「私が…います。事務所の皆も、…Pさんも」

泰葉「うん、うん…グスッ」

頼子「それに…それでも泰葉さんはこの世界にいるじゃないですか」

泰葉「それは…私がこの生き方しか知らないからで…」

頼子「本当にそうですか?私には…そうは見えませんよ、フフッ」

泰葉「頼子さん…ンンッ。ああ、こんな事ダメ…」

頼子「じゃあ、答えて…。泰葉さんは本当はどうしたいの?」

53 : VIPに... - 2013/06/16 00:34:17.92 rjc2hmAy0 36/223

泰葉「ンッ、ンンッ、私は、私はもっと輝きたいの!」

泰葉「寂しくてもッッ、辛くてもッ、ンッ、ああッ」

頼子「やっと教えてくれたの…。泰葉さんの本当の気持ち」

頼子「でも、独りにはしないよ…」

頼子「ねぇ…、泰葉さんも私にも…お願い」

54 : VIPに... - 2013/06/16 00:37:12.31 rjc2hmAy0 37/223

泰葉「うん…」クチュッ

頼子「アッ…、泰葉さん、上手…」

泰葉「ッッ、こういのは経験がものを言いいますッッッン」

頼子「泰葉さんッッ、あああッ」

泰葉「ンンンッ、私ッ、もうッッ」

55 : VIPに... - 2013/06/16 00:37:53.22 rjc2hmAy0 38/223

・・・

頼子「泰葉さん…、とても輝いていましたよ…」

泰葉「うん…、頼子さんも」

泰葉「ねぇ頼子さん。私の勉強、見てもらえますか?」

頼子「ええ、喜んで…」

頼子「でも、その前にもうちょっとだけ…」

泰葉「ッッ、…うん」

おしまい

56 : VIPに... - 2013/06/16 00:41:29.99 rjc2hmAy0 39/223

岡崎先輩編はこれで終わりです
新Rで岡崎先輩が明るくて良かった?
ちょっと躁鬱っぽ・・・ゲフンゲフン

何度もいいますが、やってるのは足裏マッサージですあしからず

64 : VIPに... - 2013/06/16 22:33:28.90 rjc2hmAy0 40/223

頼子さんと荒木先生・ある日の風景2

荒木比奈の自宅

荒木「…ん、いい出来っス。頼子ちゃん、ありがとうっス」

頼子「ふふっ…どういたしまして」

荒木「いやー、頼子ちゃんにモデルやってもらって大助かりっス」

荒木「最初は、設定面で協力してもらうだけのつもりだったのに。何か、悪いっスね」

頼子「いいえ、私も楽しんでる…から」

65 : VIPに... - 2013/06/16 22:34:06.09 rjc2hmAy0 41/223

荒木「今日はこれくらいで、終わりにするっス」

頼子「じゃあ、ご褒美もうらおうかな…比奈さんで、フフッ」

荒木「…ッッ、そ、それはまた後にするっス」

頼子「そう?…それは残念です」

荒木「お、お茶淹れるっスから、頼子ちゃんは休んでて欲しいっス」

頼子「…うん、ありがとう、比奈さん。」

66 : VIPに... - 2013/06/16 22:35:08.41 rjc2hmAy0 42/223

・・・

荒木「おまたせっス。どうぞ、頼子ちゃん」

頼子「ありがとう、比奈さん。うん、いい香りです」

荒木「ホントっスか。最近、少し勉強してるんスよ」

頼子「ふふっ、とても美味しいの」

荒木「いやー、褒められると照れるっス」

荒木「あの時、頼子ちゃんに淹れてもらったお茶がおいしかったから」

荒木「私もやってみようって思ったんスよ」

67 : VIPに... - 2013/06/16 22:35:52.28 rjc2hmAy0 43/223

頼子「そう…なの。なんだか何だか、嬉しい」

荒木「でも、勉強っていいもんっスよね」

荒木「紅茶もそうっスけど、頼子ちゃんに色々手伝ってもらって」

荒木「新しい事を知って、自分の世界が広がったっス」

頼子「私も…比奈さんに色々教えてもらったよ」

荒木「いやー、私が教えられる事なんて、何も無いっスよ」

頼子「そんなことないの…、私は美術も勉強も読書も…」

頼子「何かを受け止めることばかりだったから…」

頼子「表現するって、すごいことなの…」

68 : VIPに... - 2013/06/16 22:36:38.19 rjc2hmAy0 44/223

荒木「…そんな大げさなことじゃないっスよ」

荒木「私はしたいことしてるだけっスから」

荒木「それにほら、頼子ちゃんも、表現してるじゃないっスか」

頼子「…え?」

荒木「私たち、アイドルじゃないっスか」

頼子「そう…だね。ふふっ、何だか嬉しいの…」

荒木「へへ、ちょっとは年上らしいとこ見せられたっスかね」ぐー

69 : VIPに... - 2013/06/16 22:38:27.67 rjc2hmAy0 45/223

荒木「…ッ、い、今のは聞かなかったことにして欲しいっス」

頼子「…うん、私も少しお腹すいたの」

荒木「ちょっと、何か作ってくるっス」

頼子「あ、私もお手伝いします」

荒木「いやー、余り物に手を加えるだけっスから」

荒木「頼子ちゃんはゆっくりしてて欲しいっス」

荒木「それに頼子ちゃんに手料理食べて欲しいっスから」

頼子「…ッ、もう比奈さん。じゃあ、待ってるの…」

荒木「えへへ、楽しみにしてるっスよ」

70 : VIPに... - 2013/06/16 22:38:56.24 rjc2hmAy0 46/223

・・・

荒木「頼子ちゃん、お待たせしたっス」

頼子「……」

荒木「あ、頼子ちゃん、寝ちゃったんスね」

荒木「頼子ちゃんも忙しいっスからね」

荒木「…食事は後っスね。…頼子ちゃん」

荒木「頼子ちゃんの唇…キレイっス」

71 : VIPに... - 2013/06/16 22:40:20.08 rjc2hmAy0 47/223

荒木「…いやッ、自分、何を考えてるんスか」

荒木「こんなのダメっス。…でも、ちょっとだけなら」チュッ

頼子「…んん」

荒木「頼子ちゃん…、好きっス」クチュッ

頼子「ンンッ、比奈…さん?」

荒木「頼子ちゃん、今のは違うっス。いや違わないっスけど…」

頼子「比奈さん…、いいの、私もこうしたかったから…」

頼子「ねぇ…、今度は比奈さんが私の知らない私を教えて…」

72 : VIPに... - 2013/06/16 22:40:49.34 rjc2hmAy0 48/223

荒木「頼子ちゃん、じゃあ…」クチュッ

頼子「ああッ、ん、んッ、んんッッー」

荒木「頼子ちゃん、どうっスか。気持ちいいっスか」

頼子「うんッッ、気持ちいいよッ。あああッッ」

荒木「頼子ちゃん、私にも…して欲しいっス」

頼子「うん…ッ、じゃあ…ッ」

荒木「あッ、いきなりそんなところッ、ダメッッ」

頼子「比奈さんッ、一緒にッッ」

荒木「うんッ、あああッ、頼子ちゃんッッッ」

73 : VIPに... - 2013/06/16 22:41:17.91 rjc2hmAy0 49/223

・・・

頼子「…んん、比奈さん、かわいい寝顔」

荒木「…ん」

頼子「ふふっ…」チュッ

荒木「あ、頼子ちゃん。そ、その昨日のことは忘れて欲しいっス」

頼子「いやです…、忘れませんよ」

荒木「じ、じゃあ、朝ごはんにするっス。昨日作ったのがあるっスから」

74 : VIPに... - 2013/06/16 22:42:31.41 rjc2hmAy0 50/223

頼子「ええ、比奈さんの手料理ごちそうになりますね」

荒木「もう、頼子ちゃん…、これ食べたら事務所行くっスよ」

荒木「…ねぇ、頼子ちゃん」

頼子「えっ?…どうしました?」

荒木「いやっ、なんでもないっス」

荒木「(この時間がずっと続きますように…)」

おしまい

75 : VIPに... - 2013/06/16 22:44:53.72 rjc2hmAy0 51/223

荒木先生編第二弾は以上です
足裏マッサージは偉大ですね

頼子さんの次のSRはいつですか、ちひろさん

92 : VIPに... - 2013/06/18 23:58:41.62 M8aLC9Lv0 52/223

頼子さんと年増コンビもとい礼子さんと志乃さん・お酒は二十歳を過ぎてから

シンデレラプロ女子寮

頼子P「じゃあ、頼子ちゃん。これ志乃さんに渡してね」

頼子「はい…。でも、Pさんが自分で持っていった方が早いと…」

頼子P「いや、今日は礼子さんが来てる。私が行ったら間違いなく呑まされる」

頼子P「それに明日は朝から運転するからね」

頼子「…うん、ただでさえ怪しいPさんの運転がもっと怪しくなるから…」

頼子「さすが、Pさん、自分をよく知ってるの」

93 : VIPに... - 2013/06/18 23:59:16.98 M8aLC9Lv0 53/223

頼子P「頼子ちゃん…、褒めてないよね」

頼子「いいえ、そんなことはありませんよ」

頼子P「ま、まあ、あの二人でも未成年には飲ませないよ、たぶん…」

頼子「…」

頼子P「な、何かなその目は…ス、スタコラッシュ」ピュー

頼子「Pさん、一体何歳なの…?」

頼子「私も早く届けて寝よう。明日は早いし…」

94 : VIPに... - 2013/06/18 23:59:52.35 M8aLC9Lv0 54/223

・・・

女子寮・志乃の部屋

頼子「志乃さん、いますか」コンコン

志乃「はぁーい、いるわよー」

頼子「失礼します…う、相変わらずすごいお酒の匂い…」

志乃「あら、頼子ちゃん、いらっしゃい」

礼子「ふふ、頼子ちゃんもお酒が欲しくなった?」

頼子「いえ…未成年ですから。Pさんからお届けものです」

95 : VIPに... - 2013/06/19 00:00:54.60 2XXmC6Vk0 55/223

礼子「あら、残念ね。頼子ちゃんしっかりしてるから、忘れてたわ」

志乃「Pさんから?ふふ、ありがとう、頼子ちゃん」

志乃「そうだわ、お礼しないといけないわね」

頼子「い、いえ、いいです、そんなの…」

志乃「お酒はダメだから、唇で返すわね」チュッ

礼子「あら、志乃ったら大胆ね」

頼子「ーーンンッ、(ん、お酒臭くて、気分が…)」

96 : VIPに... - 2013/06/19 00:02:25.76 2XXmC6Vk0 56/223

頼子「ンッ、プハッ。志乃さん、何するんですか」

礼子「志乃ばっかりするいわ。私も…」チュッ

頼子「ッッ、やあッ、礼子さんまで(これじゃ、お酒飲むのと変わらない…)」

礼子「いやだって顔じゃないわよ、こんなに火照って」

頼子「ン、ン、ンッッ(それはお酒のせいでッ)」

志乃「頼子ちゃんも好きでしょ?こういうのはどうかしら」ブイーーン

頼子「ダ、ダメ、そんなのッッ、アアッ」

97 : VIPに... - 2013/06/19 00:04:11.16 2XXmC6Vk0 57/223

礼子「頼子ちゃん、かわいい声ね。、肌もスベスベで羨ましいわ」クチュ

頼子「礼子さんッ、もうッ、や、やめてッッ」

志乃「ダメよ、せっかく頼子ちゃんも気持ちよさそうなのに」ブイーーン

頼子「いッ、痛いッッ」

志乃「あら、ごめんなさい。大丈夫すぐに気持ちよくなるわ」

頼子「あん、ああッ、ンンンーーッッ」

礼子「うふふ、頼子ちゃん、気持ちよさそうね。でもっとよ」グチュ

98 : VIPに... - 2013/06/19 00:04:47.43 2XXmC6Vk0 58/223

頼子「ヤッ、ダメッ、休ませてッ。ああああッッ」

志乃「頼子ちゃん、かわいかったわよ」チュッ

志乃「ねぇ、礼子。私も何だか火照ってきたわ…」

礼子「私もよ…、久しぶりに二人でどう?」

志乃「いいわね。礼子、先にシャワー浴びてきて」

礼子「ええ、わかったわ。それじゃあ、少し待っててね」

頼子「……ンンンッ」

109 : VIPに... - 2013/06/20 04:13:12.78 lZHCOwp30 59/223

・・・

頼子「志乃…さん」

志乃「礼子?早かったわね…頼子ちゃん?」

頼子「はい…」

志乃「どうしたの?ワインボトル持って?」

頼子「ん…、志乃さん、まだ飲み足りなそうだったから…」

志乃「ありがとう、じゃあいただくわ…キャッ」

110 : VIPに... - 2013/06/20 04:13:45.74 lZHCOwp30 60/223

頼子「じゃあ、しっかり飲んでね…こっちのお口で…」

志乃「ダメよッ、頼子ちゃん、ひッ、ひぎぃぃぃッッ」

頼子「さっきは言っても止めてくれなかったの…」グィッ

志乃「ぐッ、ダメ、こんなの、はいッ、らッ、アアアッ」

頼子「ワイン美味しいですか?すぐに気持ちよくなりますよ?」ググッ

志乃「アアツ、アッ、あん、あああーッッ」

頼子「フフッ、志乃さん、そういう顔も素敵ですよ」チャプ、チャプ

頼子「もう一本行ってみますか?」ググッ

111 : VIPに... - 2013/06/20 04:14:14.69 lZHCOwp30 61/223

志乃「やあッ、もう許してッッ、グッ、あああああッッ」

頼子「どう?下のお口から飲むワインの味は?」

志乃「ハァ、ハァ、ハァッッ」

頼子「こんなにヨダレ垂らして…だらしないの」ググッ

志乃「ダメッ、それ以上挿れたら、裂けッ、ガァッッッ」

頼子「まだ、奥まで入りますよッ、フフッ」グッ

112 : VIPに... - 2013/06/20 04:14:50.31 lZHCOwp30 62/223

志乃「ガッ、くぅッ、アッーーー」

頼子「抜くと、全部漏れちゃうからそのままにしないとダメですよ」チュッ

志乃「ああッ…はい」

頼子「フフッ、志乃さん、かわいい。大好きなお酒に溺れててね…」

頼子「次は…フフッ」

113 : VIPに... - 2013/06/20 04:15:37.83 lZHCOwp30 63/223

・・・

シャワールーム

礼子「さっきの頼子ちゃん、かわいかったわ。若いっていいわね」

頼子「お呼びに‥なりました?」

礼子「よ、頼子ちゃん?どうしたのかしら?」

頼子「一緒にシャワー浴びたいなって…」

礼子「あら、後ろからなんて大胆ね」

頼子「礼子さんの…胸、すごく大きて、それにとても…」

114 : VIPに... - 2013/06/20 04:16:51.15 lZHCOwp30 64/223

礼子「うふふ、熟れた果実が一番美味しいのよ、あんッ」

頼子「ここ…気持ちいいの?じゃあ、ここも、ン」

礼子「ああ、そうよ、頼子ちゃん、いいわッ、イイッ」

礼子「さ、さっきは私達がしただけだから…ッ、今度は頼子ちゃんが、ンンッ」

頼子「うん、初めての気持ちにしてあげるの…」ズブッ

礼子「がぁッ、よ、頼子ちゃんッッ、それは、アアアアッ」

頼子「礼子さんが大好きなお酒ですよ。志乃さんも気持ち良さそうだったの…」ググッ

礼子「ひぐッ、そ、それは瓶で、うぐぅッッ」

115 : VIPに... - 2013/06/20 04:17:25.98 lZHCOwp30 65/223

頼子「大丈夫、お酒も入ってるの…、こうやって飲むのは初めて…?」チャプ

礼子「ハァ、ハァ、こ、こんなことッッ、ひゃじめッてぇぇぇぇええッッツ」

頼子「礼子さん、もう一つの下のお口にも…フフッ、もうズブズブね」ヌプッ

礼子「アアアッ、二本らんてぇッ、らッ、らめぇぇぇぇッッツ」

116 : VIPに... - 2013/06/20 04:17:59.02 lZHCOwp30 66/223

・・・

志乃「…礼……子?」

礼子「志乃ッ、たッ、たしゅけぇぇッ」

頼子「あら、志乃さん…、フフッ」

志乃「頼子ちゃん…、私、もっとッ、もっと欲しいのッッ」

礼子「志乃…?ガアアッーーッ」

頼子「淹れたまま這ってくるなんて…カワイイ志乃さん」

志乃「…ハァ、ハァッ、お願いッッ」

117 : VIPに... - 2013/06/20 04:19:04.80 lZHCOwp30 67/223

頼子「うん…こっちに来て…、志乃さんも私のここを…ンッ」

志乃「いくらでもするわッッ、だから…ぁん」

頼子「ンッ、ンッ、ああ、志乃さん…やっぱり上手ッ、ンン」

志乃「早くッ、ンンッ、もっとちょうらぁいッッ」

頼子「フフッ…そうですね、じゃあ…」スポンッ

118 : VIPに... - 2013/06/20 04:20:04.28 lZHCOwp30 68/223

志乃「よ、頼子ちゃん、どうして、ぬいッ、アアッ」

頼子「ほら、志乃さん、頑張って抑えないと、出ちゃうよ…」

志乃「どうして、こんなッ」

頼子「手で抑えるのはダメなの……志乃さん」

志乃「や、ンッ、もう我慢出来ないッッ」

頼子「志乃さん、ここで出すと礼子さんにかかっちゃうよ」チュッ

志乃「プハッ、そッそれはダメッ、ンッ」

礼子「志乃…」

119 : VIPに... - 2013/06/20 04:20:53.78 lZHCOwp30 69/223

頼子「けっこう我慢強いの…、じゃあ、前のお口責めようかな…?」

志乃「うふんッ、や、もう、もうダメェ、アアッ」

礼子「いいのよ、志乃…、あなたなら」

志乃「ダメよ、それだけはダメェッッ」

頼子「フフ…、前だけでダメなら…後ろも…」

志乃「えっ、ダメッ、そこはッ、もう抑えられな…い…」ドプププッ

礼子「…ああ、志乃のが、かかってる、熱…い…」

志乃「礼子、いや…よ、見ないで…」

120 : VIPに... - 2013/06/20 04:21:43.94 lZHCOwp30 70/223

頼子「全部出ちゃったね…私の指汚れたから…キレイにして」

志乃「ンンッ、チュパッ、ンチュッ…」

頼子「キレイになったの…、じゃあ、ここにお返し」グリッ

志乃「ヒグゥッッ、イタイッ」

頼子「じゃあ、お休みなさい、志乃さん、礼子さん」

頼子「二日酔いしないように気をつけてね」

志乃「ああ、頼子ちゃん…」

121 : VIPに... - 2013/06/20 04:22:45.30 lZHCOwp30 71/223

・・・

礼子「志乃…」

志乃「礼子…ごめんなさい。こんなに汚れて…」

礼子「いいの、志乃、そのかわり…私の体キレイにして、してぇッ」

志乃「ええ、じゃあ、まずはここからね」

礼子「ンッ、アア、志乃、志乃ッ…」

志乃「礼子、私の体も…ねッ、ンンンッ」

122 : VIPに... - 2013/06/20 04:23:21.58 lZHCOwp30 72/223

・・・

翌日・移動中の車内

頼子P「…頼子ちゃん、昨日は大丈夫だった?」

頼子「Pさん、問題がありそうな所に私を行かせたの?」

頼子P「いや…そんなことはないよ、ピューピュッピュッピュー」

頼子「Pさん、誤魔化すのに口笛は無いと思うの」

頼子P「アハハ、…怒ってる?」

123 : VIPに... - 2013/06/20 04:23:49.19 lZHCOwp30 73/223

頼子「いいの…、その代わり…次のお休み、一緒に美術館にデ、デートを…」

頼子P「オッケー、じゃあ、まずは今日の仕事しっかりやろうか」

頼子「…うん、下調べもしっかりしてきたの」

頼子P「さすが、頼子!、バッチグーよ」

頼子「(菜々さんとはまた違った年齢不詳ぶりなの…)」

頼子「あ、ちゃんと前見て。Pさん」

頼子P「あ、ゴメンゴメン」

127 : VIPに... - 2013/06/20 08:03:38.23 lZHCOwp30 74/223

・・・

シンデレラプロ女子寮

礼子「…ううう、頭割れそう」

志乃「おえっ、トイレに匂いが染み付いて…」

ありす「まったく、これで本当に大人でしょうか。はい、お水です…」

礼子「ありがとう、ありすちゃん…」

志乃「ありす…ちゃん、ありがと」

ありす「苗字で…呼んでください」カァァ

おしまい

128 : VIPに... - 2013/06/20 08:05:49.39 lZHCOwp30 75/223

トイレに染み付いている匂いは
ワインじゃなくて、口から逆流して体外に出るアレです
さすがに文字にするのはイヤでした

139 : VIPに... - 2013/06/22 16:38:11.92 G5jyjKZR0 76/223

頼子さんと光「頼子お姉ちゃん、どうしてこんなことするの…?」

シンデレラプロ・事務所

頼子「おはようございます」

「………」

頼子「光さん、おはよう」

「…おはよう、頼子姉ちゃん…

頼子「光さん…、元気ないね?」

140 : VIPに... - 2013/06/22 16:38:46.09 G5jyjKZR0 77/223

「うん…、大丈夫…」

頼子「大丈夫な風には見えないよ…光さん」

「うん…なぁ、頼子姉ちゃん…」

「アタシさ、アイドル…ヒーロー…失格じゃないかな…」

頼子「どうしてそんなこと言うの、あなたは…」

「だってッ、アタシ、デビューの時以外大きい仕事無いしッ」

「今は殆どトレーニングばっかりッ、それにPさんも…」

141 : VIPに... - 2013/06/22 16:39:16.78 G5jyjKZR0 78/223

頼子「それは…私だって、メインのお仕事はお月見しか…」

「頼子姉ちゃんはツアーで大体リーダーじゃないかッ」

頼子「…ッ、でもそれは…」

「美世姉ちゃんだって、鎌倉のイベント良かったし」

「三人で一緒にデビューしたのに、アタシだけこんなッ」

頼子「……」

142 : VIPに... - 2013/06/22 16:39:50.16 G5jyjKZR0 79/223

麗奈「アーハッハッハッ、情けないわね、光」バァァン

「麗奈」

頼子「麗奈さん」

麗奈「さっきから聞いていれば、アンタッ、それでもアタシのライバル!?」

頼子「(…素直に心配だからずっと見てたって言えばいいのに)」

麗奈「いつもは威勢の良いヒーロー様が随分しおらしいわね」

「……ッ」

頼子「(麗奈さん…もうちょっと言い方が…)」

143 : VIPに... - 2013/06/22 16:40:22.39 G5jyjKZR0 80/223

麗奈「逆境から這い上がるのがヒーローだって言ってじゃないッ」

麗奈「ちょっと仕事がこないくらいで不貞腐れて、周りに心配かけて」

頼子「(やっぱり、ずっと心配してたのね…)」

麗奈「仕事がこないなら、自分でとってくるぐらいしなさいよ」

麗奈「こんなのが、アンタのなりたいヒーローだったのッ!?」

「…ッ、アタシはもうヒーローじゃない…」

144 : VIPに... - 2013/06/22 16:41:05.70 G5jyjKZR0 81/223

麗奈「アンタはぁッ」パァン

「えっ…?」

麗奈「最低よッ、光」

頼子「麗奈さん…」

「……」

145 : VIPに... - 2013/06/22 16:41:31.79 G5jyjKZR0 82/223

・・・

「…頼子姉ちゃん。麗奈、泣いてた…」

頼子「ええ…」

「頬も痛いけど…なんか、胸がざわざわするんだ」

頼子「うん…」

「ねぇ、アタシどうしたら…」

頼子「光さん…」ギュッ

146 : VIPに... - 2013/06/22 16:42:00.79 G5jyjKZR0 83/223

「頼子姉ちゃん、何を…」

頼子「いいんだよ、泣きたい時は思いっきり泣いて…」

「でも、でも、ヒーローは背中で泣くものだって…」

頼子「ヒーローにも帰る場所は必要でしょう…?」

「お姉ちゃん、うう、うわぁーーーん」

頼子「よし、よし…」

147 : VIPに... - 2013/06/22 16:42:36.97 G5jyjKZR0 84/223

・・・

シンデレラプロ・応接室

頼子P「うーん、美味、美味、やっぱり八つ橋は生地だけが一番」モグモグ

紗枝「うちは餡入ってんといやどすわぁ」パクパク

周子「堅焼きも美味しいん、お茶に合うし」パリパリ

頼子P「ん、このお茶は確かに美味しい。生き返る感じ」

148 : VIPに... - 2013/06/22 16:43:04.22 G5jyjKZR0 85/223

紗枝「うちの実家から送ってもろたんえ」

周子「んー仕事せんとごろごろしたいん、紗枝ー、膝枕」

紗枝「あ、周子はん…もう、大きいややこやね」ナデナデ

頼子P「事務所でいちゃつくのはほどほどにね」

麗奈「ちょっと、プロデューサーッッ」バァァン

149 : VIPに... - 2013/06/22 16:43:39.07 G5jyjKZR0 86/223

周子「おー麗奈ちゃん、お茶でも飲む?」

紗枝「八つ橋もありますえ」

麗奈「お茶しにきたんじゃないッ」

麗奈「P、アンタは光があんなに落ち込んでるのに何やってんのよッッ」パァッッン

周子「わっ」

紗枝「あらあら」

頼子P「…ッ」

150 : VIPに... - 2013/06/22 16:44:11.10 G5jyjKZR0 87/223

麗奈「何か言い返すことは無いわけッ」

頼子P「いや、殴られても仕方ないと思ってる」

麗奈「アンタはそうやって…」

周子「ちょっと、ストップ、もうやめときなよ」ガシッ

紗枝「せやで、Pはんがどんな気持ちやったか」

麗奈「二人とも、離しなさいよッ」

頼子P「いいよ、二人とも、私ももっといいやり方があったと思うから」

151 : VIPに... - 2013/06/22 16:44:53.48 G5jyjKZR0 88/223

周子「でも、Pさん」

紗枝「せや、この何ヶ月も光はんのために…」

麗奈「はぁ?何言ってるのよ」

頼子P「まあ、近く発表するつもりだったからもういいか。はい」

麗奈「何これ、企画書?眼鏡戦隊グラスレンジャー?」

麗奈「これは…光が主役?どういう…事?」

152 : VIPに... - 2013/06/22 16:45:26.09 G5jyjKZR0 89/223

周子「Pさん、ずっとこの仕事を通すためにTV局に通い詰めだったんだよ」

紗枝「光はん、ずっとトレーニングばかりだったんも、このためなんよ」

麗奈「え?じゃあ、その…、ごめ、あ、謝ったりしないんだからッ」

頼子P「いや、いいって、じゃ、私はこれ皆に発表する準備してくるから」

麗奈「あ…」

153 : VIPに... - 2013/06/22 16:45:56.06 G5jyjKZR0 90/223

・・・

周子「ねー、ちょっとは落ち着いた麗奈ちゃん」

麗奈「う、うん…。アタシ、Pさんに謝った方がいいかな」

周子「いいんと違う?本人もあー言ってたし」

周子「それよりさ、光ちゃん元気づけるいい方法教えてあげる」

麗奈「ど、どうするのよッ、ンンッ」

紗枝「あッ、周子はん」

154 : VIPに... - 2013/06/22 16:47:22.21 G5jyjKZR0 91/223

麗奈「ッ、ちょっと何するのよ、…初めてなのに」グスッ

周子「初めては光ちゃんが良かったん?」チュッ

麗奈「バカッ。女同士でそんな事ッ、そんな事は…あッ」

周子「素直になりなって。二人共初めてだと大変だからさー」コリッ

周子「私達が教えてあげるって。ふふっ、体は嫌がってないじゃん」クチュ

麗奈「そんなはずな…いッッッ」

155 : VIPに... - 2013/06/22 16:48:21.57 G5jyjKZR0 92/223

周子「ほら、紗枝も手伝ってよ。あ、麗奈ちゃんのここ、紗枝みたいでかわいい」チュッ

紗枝「もう…、周子はんは。それにうちはもうちょっとあります」クチュ

麗奈「やっ、二人ともやめなさいよッ、ああッ、光ッ」

麗奈「い、今のは違うッ、ああああッ」

周子「麗奈ちゃん、かわいい。ここ気持ちいいんだ」ヌチュヌチュ

紗枝「声もかわいらしいわぁ、もっといい声で鳴いてな」グチュ

麗奈「やっ、ダメッ、そんなァァァァァァッ」

156 : VIPに... - 2013/06/22 16:50:03.50 G5jyjKZR0 93/223

とりあえず、前半戦はここまで
光の足裏マッサージは後半戦です
今までほぼCoアイドルしか使ってこなかったけど
こういうの書いてると色んなアイドルを使いたくなってくるね

165 : VIPに... - 2013/06/23 00:27:16.40 rARTSSIj0 94/223

・・・

麗奈「…ハァッ、ハァッ」

周子「んー、どうやった麗奈ちゃん、気持ち良かったでしょ?」

麗奈「う…んッ」

周子「ほら、呆けてないで、今度は麗奈ちゃんがするのん」

紗枝「はよ来て、麗奈はん」チュッ

周子「ほら、紗枝のここに指いれて…」グイ

麗奈「やッ、…アタシこんなこと…出来なッ、ン」

166 : VIPに... - 2013/06/23 00:27:52.24 rARTSSIj0 95/223

紗枝「痛いッ、もう…麗奈はん、もうちょっと優しして」

麗奈「ご、ごめん、紗枝。こ、こうか」クチュ

紗枝「そうッ、そうやんのよッ、うんッ…」

周子「おー上手、上手、じゃあ、今度はここ」キュッ

麗奈「ああんッ、やるから、ちゃんとやるからも…もうッ」

紗枝「ンッ、ンンッ、そうや、もっと、もっとッッ」

周子「じゃ、あたしも紗枝を…」ジュポッ

167 : VIPに... - 2013/06/23 00:28:21.63 rARTSSIj0 96/223

紗枝「あああんッ、二人一緒になんて、我慢できひんッ」

麗奈「紗枝のここ、あったかい…」クチュクチュ

紗枝「ンンッ、麗奈はんもそんなに激しくしたらッ、うち…ッ」

周子「紗枝、我慢なんかせんといてぇ」グチュグチュ

紗枝「やッ、やぁぁぁあああッッ」

168 : VIPに... - 2013/06/23 00:28:56.15 rARTSSIj0 97/223

・・・

周子「ふぅ、これで光ちゃんも喜ばせれるでしょ」

紗枝「せやね、うちが体張ったんやから…」

麗奈「ホ、ホントにこれで大丈夫なんでしょうね」

周子「大丈夫だって、後は出たとこ勝負よん」

麗奈「うー、確か光は頼子と一緒か」

169 : VIPに... - 2013/06/23 00:30:22.96 rARTSSIj0 98/223

周子「あ…」

紗枝「…、麗奈はん、悪いことは言わへんから、後にし」

麗奈「ちょっ、急に何言ってんのよッ」

周子「いいからッ」

麗奈「わ、わかったわよ…」

170 : VIPに... - 2013/06/23 00:31:23.71 rARTSSIj0 99/223

・・・

「…グスッ、んん…」

頼子「光さん、だいぶ落ち着いた…?」

「うん、ありがと、頼子姉ちゃん」

「ゴメン、服汚しちゃったね」

頼子「いいの、これくらい…」

「アタシならもう大丈夫だからさ、また頑張るよ」

頼子「いつでも、力になるからね…」

171 : VIPに... - 2013/06/23 00:32:27.58 rARTSSIj0 100/223

「あ…。麗奈にも謝らないと、頼子姉ちゃん、どうしたらいいかな」

頼子「それなら、いい考えがあるの…」

「ホントッ、お願い、それを教えてッ…ンンッ」

「頼子姉ちゃん、どうしてこんなことするの…?ンッ」

頼子「光さんが教えてって言ったんでしょ?」ギュッ

「やぁッッ、アタシ、こんなぁッ」

頼子「女の子がどうしたら喜ぶか、教えて…あげる」

172 : VIPに... - 2013/06/23 00:34:26.95 rARTSSIj0 101/223

「アタシ…ッ、こんなこと知らなッ、アアッ」

頼子「自分でしたこともなかった?ここをね…指で」ググッ

「痛いッウ、痛いよッ、頼子姉ちゃんッッ」

頼子「大丈夫…すぐに気持ちよくしてあげるから…」ジュポッ

「やッ、アタシの中から、何か出てくるッッ、あぁんッッ」

頼子「ここは自分でしてみて…私はこっちを」キュッ

173 : VIPに... - 2013/06/23 00:35:29.45 rARTSSIj0 102/223

「はァァッ、自分で、こうッ、ううッ、ンッ」クチュクチュ

頼子「ふふッ…こんなによだれ垂らしちゃってかわいい」

頼子「じゃあ、次はこっちの穴を」ズプッ

「ンンンッッ、あぅぅッ、頼子姉ちゃん、そこは汚いッッ」

頼子「痛がってるけど、…声は甘いよ…」グリッ

174 : VIPに... - 2013/06/23 00:36:06.37 rARTSSIj0 103/223

「アアアアッ!…はぁ、はぁ…頼子姉ちゃん…」

頼子「光さん、かわいいよ…、次は両方同時に…」

「ガッ、頼子姉ちゃんッ、そんな入らなッ、いいッ」

頼子「光さん、かわいいのッ、もっと私に見せてッ」

頼子「貴方も知らない、貴方をッ」

「いッ、いやぁぁぁぁッッ」

175 : VIPに... - 2013/06/23 00:36:35.54 rARTSSIj0 104/223

・・・

頼子「血…出ちゃったね、舐めてキレイにして」

「うん…、うん…、ん、変な味」ペロッ

頼子「光さんの味よ…とっても気持ち良かったでしょ」

「う、うん…」カァァ

頼子「光さん、かわいいよ…、フフッ」

「うん…」

176 : VIPに... - 2013/06/23 00:37:18.67 rARTSSIj0 105/223

・・・

シンデレラプロ・会議室

頼子P「じゃあ、全員注ー目ッ」

頼子P「4クールのドラマのお仕事が決まりましたッ」

頼子P「しかも今回はシンデレラプロ総出演ですッ」

一同「おおー」

晶葉「さすが、Pさんはすごいな」

頼子「頑張ろうね、光さん」

「うん、頼子姉ちゃん」

177 : VIPに... - 2013/06/23 00:37:51.54 rARTSSIj0 106/223

頼子P「はーい、そこー、静かにする」

頼子P「オホン、今回のドラマは特撮ですッ」

頼子P「しかも主役は南条光ッ」

「え、アタシ…嘘じゃないよね、ねぇ!」

頼子P「嘘じゃないよ、今までトレーニング大変だったね」

頼子「光さん、おめでとうッ」

178 : VIPに... - 2013/06/23 00:38:28.32 rARTSSIj0 107/223

麗奈「(…あれ、なんだ、この感じ、悔しい?)」

麗奈「(光が喜んでて…アタシも嬉しいはずなのに…)」

頼子P「おーい、麗奈ちゃん、聞いてる?」

「麗奈ッ、一緒に頑張ろうなッ」

麗奈「えッ?」

頼子P「聞いてなかったの?麗奈は光のライバル役、しっかり頼むわよ」

麗奈「アタシが…光と一緒に…、あ、当たり前じゃないッ」

麗奈「この麗奈様に任せれば何の問題もないわッ」

179 : VIPに... - 2013/06/23 00:39:01.93 rARTSSIj0 108/223

「麗奈ッ、一緒に頑張ろうなッ」

麗奈「えっ?ええ、アンタがアタシについて来られるの?」

「ヘヘッ、ヒーローに、いやアイドルに不可能はないッ」

麗奈「さっきまでピーピー泣いてたのが、もう元気になったの?」

頼子「嬉しいなら、嬉しいって言えばいいの…」

麗奈「何ですってッ」

頼子P「はーい、他の役説明するよ」

180 : VIPに... - 2013/06/23 00:40:09.91 rARTSSIj0 109/223

・・・

シンデレラプロ・女子寮・光の部屋

「麗奈…そのさっきはゴメン」

麗奈「はぁ?訳わからないんだけど」

麗奈「まあ…そのアタシもゴメン…」

「その‥、お詫びがしたいんだけどさ」カアア

麗奈「奇遇ね、私もよ…」カアア

「じゃ、じゃ…ッッ」ゴンッ

181 : VIPに... - 2013/06/23 00:41:33.20 rARTSSIj0 110/223

麗奈「痛ッたぁッ、何すんのよッ」

「麗奈こそ、何すんだよッ」

麗奈「光ッ、目閉じなさいよッ」

「どうして?」

麗奈「いいからッ」

「わ、わかった…んんッッ」

182 : VIPに... - 2013/06/23 00:42:13.07 rARTSSIj0 111/223

麗奈「ンンッ…」チュパァ

「ンッ…麗奈、…ンン」チュッ

麗奈「アタシがアンタを…喜ばせてあげるから、その…」

「麗奈ッ…アタシもちょっと覚えたんだ…」チュッ

麗奈「ンッ、アンタばかりに好きにさせないわッッ」ギュッ

「アアッ、麗奈ッ、麗奈ッッッ」グッグッ

183 : VIPに... - 2013/06/23 00:42:45.07 rARTSSIj0 112/223

麗奈「そこはァッッ、ここはどうよッ」クチュクチュ

「あんッ、あんッ、あああッ。やるな、麗奈」クリッ、キュッ

麗奈「あぅぅぅぅッッ、光のくせに生意気なのよッ、早くいきなさいよッッ」グチュ

「イイイイイッッッ」

麗奈「ダメェェェェェツ」

184 : VIPに... - 2013/06/23 00:43:17.14 rARTSSIj0 113/223

・・・

麗奈「フフッ、アタシの勝ちのようね、ヒーローさんッ」

「麗奈だって…それに頼子姉ちゃんの方が上手だった…」

麗奈「はぁッ?アタシも恥ずかしかったのに何言うのよッ」

「ホントの事を言っただけだッ」

麗奈「じゃあ、アタシも言うけど、アンタもヘタクソよッ」

「何だって」

麗奈「あんたこそッ」

185 : VIPに... - 2013/06/23 00:43:42.60 rARTSSIj0 114/223

「…なぁ、麗奈、良かったらまたしないか?」

麗奈「アンタがいいなら、アタシもいいわよッ」

「ホントか、嬉しいッ」チュ

麗奈「…このバカッ…」

「…ん、何か言ったか?」

麗奈「何でも無いわよッ」

186 : VIPに... - 2013/06/23 00:44:11.17 rARTSSIj0 115/223

・・・

移動中・車内

頼子P「うーん、新しい仕事が決まって皆前向きでいいことだ」

頼子「でも、Pさん、今回の光さんの件は少し…」

頼子P「まあ、反省してるし、許してよ…」

頼子P「今度の休み、デートの約束してるじゃん」

頼子「それだけじゃ、ダメです…」

187 : VIPに... - 2013/06/23 00:44:44.48 rARTSSIj0 116/223

頼子P「えー。今日の頼子、聞き分け悪いなぁ」

頼子P「じゃあ、どうすればいいのよー」

頼子「ふふ…、じゃあ、次のサービスエリアで止まってください」

頼子P「いいけどさ…、お腹でも空いたの?」

頼子「…違うの、Pさんのバカ」

188 : VIPに... - 2013/06/23 00:45:12.63 rARTSSIj0 117/223

・・・

あるサービスエリア

頼子P「あー、夜の空気が心地いいね」

頼子「うん、気持ちいいの…」

頼子P「月でてるね…」

頼子「(Pさん、私を華やかな世界に連れて行ってくれた大切な人…)」

頼子P「頼子ちゃん…?」

189 : VIPに... - 2013/06/23 00:46:06.83 rARTSSIj0 118/223

頼子「(辛い時も悲しい時も一緒にいてくれた…)」

頼子「(私はPさんの心があれば、何だって出来る…。だから…)」

頼子「だから、誰かにとられる前に奪うの…」

頼子P「どうしたの…頼子?」

頼子「ううん、その…月が綺麗ですね…」

おしまい

194 : VIPに... - 2013/06/23 14:07:57.52 rARTSSIj0 119/223

頼子さんと渋谷凛・シンデレラと魔法使い

シンデレラプロ事務所

「おはようございます」

頼子「あ…おはようございます、凛さん」

「頼子、ね、隣イイかな?」

頼子「はい、どうぞ…」

「ありがと。ああ、そうだ中間テスト、頼子のおかげでばっちりだったよ」

195 : VIPに... - 2013/06/23 14:08:49.90 rARTSSIj0 120/223

頼子「本当?力になれて嬉しいの…」

「頼子はどうだった?問題ないだろうけど」

頼子「うん…、けっこう良かったよ」

「さすが、頼子ね」

頼子「あ、そうだ、クッキー焼いてみたんだけど、その…良かったら」

「ホント?嬉しい。んん、悪くないんじゃないかな、美味しいよ」

頼子「ああ、良かった。初めて…だったから…」

196 : VIPに... - 2013/06/23 14:10:06.15 rARTSSIj0 121/223

「へぇ、初めてここまで出来ればすごいよ」

頼子「うん…Pさん達にも食べてもらいたいの…」

「Pさんか…、頼子さ、最初の頃と感じ変わったけど、あの人が理由?」

頼子「うん…そうかな?そうだね…変われたなら、Pさんのおかげ…」


「ねぇ、あの人ってさ、どんな人なの?」

頼子「え?どうしたの…急に?」

197 : VIPに... - 2013/06/23 14:10:35.50 rARTSSIj0 122/223

「今度の仕事で一緒になるからさ、気になってさ」

「それに頼子達といるとこ見るとね…」

頼子「ああ…、うん、気持ちはわかるの…」

「ねぇ…」

頼子「ちゃんと私の事、見てくれてるよ…」

「お、何か良い事あったんだ。ね、教えてよ」

頼子「うん…、デビューの少し前かな…」

198 : VIPに... - 2013/06/23 14:11:08.18 rARTSSIj0 123/223

・・・

頼子デビュー前のある日・レッスン施設

頼子P「はい、そこで切り返してターン」

頼子「あ…、くぅ(何とか、堪えれた)」

頼子P「よーし、今日はここまで」

頼子美世「お疲れ様でした」

199 : VIPに... - 2013/06/23 14:11:47.72 rARTSSIj0 124/223

頼子P「お疲れ様、クールダウンちゃんとしてからあがるのよ」

トレーナー「Pさん、ちょっと…」

頼子P「ええ、じゃあ…向こうで」

頼子P「三人とも今日はお疲れ様」

頼子「ハァ、ハァ…、Pさん…」

200 : VIPに... - 2013/06/23 14:12:28.74 rARTSSIj0 125/223

・・・

頼子P「どうですか?あの三人は」

トレーナー「全体的に悪くないですけど…頼子ちゃんがちょっと」

頼子P「ですよね…」

トレーナー「いえ、個人レッスンでは問題ないけど、三人だとー」

頼子P「うーん、基本的なスペックは悪くないんだけどねぇ」

201 : VIPに... - 2013/06/23 14:13:41.90 rARTSSIj0 126/223

トレーナー「ええ、他の二人と上手く連携がとれてないみたいです」

頼子P「そうか…実は今日記者の人に挨拶したんだけどね…」

頼子P「その時も…ちょっとね。うつむいてばっかりで」

トレーナー「猫背も直さないといけないです」

頼子P「かわいいくはあるけど、ステージの上じゃ…ね」

202 : VIPに... - 2013/06/23 14:14:58.52 rARTSSIj0 127/223

トレーナー「精神的なことが問題でしょうか?」

頼子P「だろうね、ゆっくり話をしてみるよ」

トレーナー「ええ、お願いしますね」

頼子P「じゃ、お疲れ様。トレーナーさんもよく休んでね」

トレーナー「はいッ、Pさんもまた今度…、お疲れ様です」

203 : VIPに... - 2013/06/23 14:15:31.09 rARTSSIj0 128/223

・・・

シンデレラプロ・事務所

頼子P「トレ娘ちゃんにはそう言いつつも、私はまだ仕事が残ってるのでした」

頼子P「ん、電気まだついてる。ちひろさん達はあがってるはずだけど」

頼子P「ただいま、戻りましたー、ってッ、頼子ちゃん?」

頼子「…Pさん、おかえりなさい…」

頼子P「頼子ちゃん、帰って休むように言ったでしょう」

204 : VIPに... - 2013/06/23 14:16:00.20 rARTSSIj0 129/223

頼子P「体調管理もアイドルの仕事なんだからね」

頼子「はい…、その…ごめんなさい…」

頼子P「顔そらさないで、頼子ちゃん」ガシッ

頼子「うん、その…」

頼子P「また目そらしてる。で、何で残ってたの?」

頼子「その、Pさんにご相談したいことがあって…」

205 : VIPに... - 2013/06/23 14:17:41.06 rARTSSIj0 130/223

頼子P「わかったよ、…ちょうどいいか」

頼子「えっ?」

頼子P「いや、ハハハ。遅いし、コーヒー淹れてくるよ、ちょっと待ってて」

頼子「…私、てつだ…はぃ…」

頼子P「……」

206 : VIPに... - 2013/06/23 14:18:13.31 rARTSSIj0 131/223

・・・

頼子P「はい、お待たせ、P特別ブレンドだよ」

頼子「ありがとう…、甘くておいしいの…」ズズ

頼子P「それで相談って何?熱ッッ、ああ、話お願い」

頼子「うん、Pさん、私ちゃんと出来てますか…」

頼子P「…正直、良くないね」

207 : VIPに... - 2013/06/23 14:19:27.31 rARTSSIj0 132/223

頼子「…はい」

頼子P「今日さ、善澤さんに取材してもらったでしょ」

頼子P「その時もうつむいて、ほとんど話さなかったじゃない」

頼子「う…、それは…」

頼子P「初めから上手く出来るとは思わないから」

頼子P「ある程度、失敗してもいい人に会ってもらったけどさ」

208 : VIPに... - 2013/06/23 14:21:18.44 rARTSSIj0 133/223

頼子「……」

頼子P「それに、今日のダンスレッスン、美世と光に遠慮しすぎよ」

頼子P「一人で出来てることが全然出来てないじゃない」

頼子「はい…」グスッ

頼子P「泣かないの、頼子ちゃん」

頼子「……」

209 : VIPに... - 2013/06/23 14:22:16.97 rARTSSIj0 134/223

頼子P「私になら、話せるでしょ?」

頼子P「何でもいいから、頼子ちゃんの思ってること、聞かせて」

頼子「うん…、私…、ダメです、私には出来ない…」

頼子「私、クラスでも目立たなくて、きっといなくなっても誰も気づかない」

頼子P「そんなことは…。頼子ちゃんの事、もっと知ってもらえば」

頼子「でも、私…怖いです。もし、それで受け入れてもらえなかったら…」

210 : VIPに... - 2013/06/23 14:23:27.39 rARTSSIj0 135/223

頼子「美術や本は好きです…私が受け止めるだけだから…」

頼子P「ま、テストは点数が全てか…、わからなくはないかな」

頼子P「頼子ちゃんはさ、どうしてアイドルになるって決めたの?」

頼子「それはPさんに誘われて、ううん、ずっと華やかな世界に憧れてたの…」

頼子「でも…私、そんな魅力なんてないよ…」

頼子P「そこは、私がいいなって思ったんだけどな」

211 : VIPに... - 2013/06/23 14:24:43.68 rARTSSIj0 136/223

頼子「私…自信なんて、持てないよ」

頼子P「そっか、わかったよ、じゃあ、辞めちゃう?」

頼子P「美世と光のことなら気にしないでいい、私が他の娘あてがうからさ」

頼子P「どう?」

頼子「……は…ッ、い…」

212 : VIPに... - 2013/06/23 14:25:57.21 rARTSSIj0 137/223

頼子「…いッ、嫌です、私、辞めたくないッ」

頼子P「うん、頼子はそうしたいんだね」

頼子「でも、私に出来るかな…」

頼子P「それが私の仕事だしね、ちょっと来て」

頼子「はい…」

213 : VIPに... - 2013/06/23 14:26:27.18 rARTSSIj0 138/223

・・・

シンデレラプロ・倉庫

頼子P「電気、スイッチオーン、ぽちっとな」

頼子「……」

頼子P「ほい、ここに座って、眼鏡とって、はい、目つぶってね」

214 : VIPに... - 2013/06/23 14:26:56.82 rARTSSIj0 139/223

頼子「Pさん、何するんですか…?」

頼子P「ここはシンデララプロだよ、さしずめ私は魔法使いかな?」

頼子P「頼子ちゃんにとっておきの魔法をかけてあげよう」

頼子「…うんッ」

215 : VIPに... - 2013/06/23 14:27:22.73 rARTSSIj0 140/223

・・・

頼子P「頼子ちゃんさ、メイクほとんどしないでしょ」

頼子「うん。実は初めてなの…」

頼子P「あ、動かないで、そんなに得意じゃないから」

頼子P「今してるのはステージ用だけど、今度ナチュラルメイクも教えてあげるよ」

頼子「はい…、お願いします」

216 : VIPに... - 2013/06/23 14:28:31.89 rARTSSIj0 141/223

頼子P「頼子ちゃんなら、元がいいからすごく映えるよ」

頼子P「あ、いくら若くても絶対落としてから寝てね」

頼子「…うん、川島さんが言ってたの…」

頼子P「ああ、うん、それは大変だったね」

頼子P「私も一度、飲みに行った時大変だった…」

217 : VIPに... - 2013/06/23 14:29:43.31 rARTSSIj0 142/223

・・・

頼子P「よしッ、出来た。さ、目空けていいよ、頼子ちゃん」

頼子「……ッッ、これが、私?綺麗…」

頼子P「そうでしょ?頼子は化粧映えするって思ってたんだ」

頼子「すごい…、本当に魔法みたい」

頼子P「ね、こんなに綺麗なんだから、皆に見せびらかせたいでしょ?」

頼子「う、うん…(私の心読まないで欲しいの…)」

218 : VIPに... - 2013/06/23 14:30:27.47 rARTSSIj0 143/223

頼子P「ねぇ、そうでしょ、だから、ほらもっと顔を上げて、ねッ」クイッ

頼子「うん…、でも」

頼子P「うーん、じゃあ、魔法第二弾ッ」

頼子P「じゃあ、頼子ちゃん、服脱いでッ」

頼子「えっ、そんなッ、Pさん、いきなりすぎるの…」

頼子「(…でも、Pさんなら…私)」

219 : VIPに... - 2013/06/23 14:31:04.97 rARTSSIj0 144/223

頼子P「頼子ちゃん?ステージ衣装に着替えようか?」

頼子「ッッ、ううん。出来たんですね、衣装」

頼子P「初めてだから、手伝うね」

頼子「うん、これ…」

頼子P「結構頑張ったんだからね」

頼子P「あ、スカート、タイトで短いからアンダースコートつけてね」

220 : VIPに... - 2013/06/23 14:31:33.12 rARTSSIj0 145/223

頼子「あ、はい…。うん、こんなの初めて…」

頼子P「靴、ヒールあるから、普段も意識してヒールある靴履いてね」

頼子「うん…でも私、ヒールの靴持ってないよ」

頼子P「じゃ、一緒に買いに行こうッ、デートだね」

頼子「はい…」

頼子P「最後にハットをかぶって、モノクルをつけて…出来上がりッ」

221 : VIPに... - 2013/06/23 14:33:54.15 rARTSSIj0 146/223

頼子「……ッ」

頼子P「頼子ちゃん…反応薄いね」

頼子「…その、私ポーカーフェースだって、よく…でもこういう時には役立つの」

頼子P「私にはもっと色んな顔見せて欲しいけどな、ちぇッ」

頼子「…うん。でも一番驚いているのは私…。私がアイドルなんて…」

頼子「この衣装も新鮮だし…」

222 : VIPに... - 2013/06/23 14:35:59.02 rARTSSIj0 147/223

頼子P「大丈夫、気持ちは十分伝わっているから」

頼子「ありがとう…、Pさん」

頼子P「ちなみにコンセプトは気障なハート泥棒」

頼子P「頼子ちゃんがファンの…ううん、皆の心を奪うのッ」

頼子「私が、皆の心を奪う…?」

頼子P「そ、皆の心よ。頼子ちゃんにぴったりでしょ?」

223 : VIPに... - 2013/06/23 14:37:14.55 rARTSSIj0 148/223

頼子「うん…、お話の世界みたい…」

頼子「さすが、プロデューサー、私以上に私を知ってるの…」

頼子P「にひひ」

頼子「でも、私に出来るかな…」

頼子P「しょうがないな、じゃあ、魔法第三弾ッ」

頼子P「ほら、もっと胸を張って、顔を上げる」グイッ

224 : VIPに... - 2013/06/23 14:37:41.51 rARTSSIj0 149/223

頼子「あッ、痛いのッ、Pさん」

頼子P「結構、人間の体って単純だから、こういうのでよくなるものなのッ」グイッ

頼子「Pさん、今までの魔法に比べて強引なの」

頼子P「胸回りの筋肉も鍛えて、この姿勢維持出来るようにするからね」

頼子「はい」

頼子P「よし、いい返事だ」

225 : VIPに... - 2013/06/23 14:38:24.42 rARTSSIj0 150/223

頼子P「ねえ、頼子。さっき自信が持てないって言ったけどさ」

頼子P「実績も経験も無くて、自分を信じられる訳ないでしょ?」

頼子「うん…」

頼子P「だからさ、頼子ちゃんはプロデューサーである私を信じればいいの」

頼子P「頼子ちゃんは私が見出したアイドルなんだから」

頼子「Pさん…」ギュッ

226 : VIPに... - 2013/06/23 14:39:06.62 rARTSSIj0 151/223

頼子P「あ…、私の言葉が正しいかわ、これから二人で証明しようね」ギュッ

頼子「うん…、うん…」グスッ

頼子P「そんなに泣いたら、メイク落ちちゃうよ」

頼子P「でもね、メイクは落ちても、私のかけた魔法はとけないよ」

頼子P「頼子ちゃんが私を信じてくれればね」

頼子「はい…、Pさん」

227 : VIPに... - 2013/06/23 14:39:37.30 rARTSSIj0 152/223

・・・

頼子P「美世ちゃんと光ちゃんも入ったら?ずっと居たんでしょ?」

美世「すみません、Pさん、頼子ちゃんが心配で」

「どうして泣いてるんだよ!Pさん、頼子姉ちゃんをいじめたのかッ」

頼子「大丈夫よ、二人共。ありがとう、美世さん、光さん」

頼子P「せっかく、三人揃ったから衣装合わせしとこうか」

228 : VIPに... - 2013/06/23 14:40:10.98 rARTSSIj0 153/223

美世「私たちのもあるんですか?」

「おおッ、バトルスーツか!」

頼子P「いや、それは違う…、まあ、意識はして作ったけど」

頼子「きっと、二人にも似合うの…」

229 : VIPに... - 2013/06/23 14:41:02.42 rARTSSIj0 154/223

・・・

「おー、カッコイイ!これ、アタシもヒーローだ」

美世「Pさん、これ胸強調しすぎじゃありません?」

頼子P「いやー、二人ともよく似あってるよ」

頼子「Pさん、私達、ユニットなのに衣装ばらばらなの…」

頼子P「ふふ、これはね。じゃーん、これからデビュー曲のプランを発表します」

230 : VIPに... - 2013/06/23 14:41:58.05 rARTSSIj0 155/223

頼子P「まず、美世ちゃんは、普段はオイルにまみれてるけど」

頼子P「華やかな世界にも憧れる女の子」

美世「はい」

「私は?私は?」

頼子P「光ちゃんは、美世ちゃんの幼馴染、二人は実際の姉妹みたいな関係」

「美世姉ちゃんかッ」

231 : VIPに... - 2013/06/23 14:42:29.31 rARTSSIj0 156/223

頼子P「そして、頼子ちゃんは、普段はおしとやかだけど」

頼子P「夜は大胆なハート泥棒に変身して、美世ちゃんを誘惑するの」

頼子「素敵です…、Pさん」

頼子P「光ちゃんは、頼子ちゃんから美世ちゃんを守ろうとして」

「まさにヒーローだな」

232 : VIPに... - 2013/06/23 14:43:24.07 rARTSSIj0 157/223

頼子P「そして、美世ちゃんは二人の間で揺れ動く…、どう?」

頼子「新鮮です…Pさん」

美世「うん、面白いと思います」

頼子P「明日には曲も上がるからね、PVのイメージ詰めていくよ」

頼子P「明日からデビューまで忙しくなるよ。頑張ろうッ、オー」

233 : VIPに... - 2013/06/23 14:43:49.34 rARTSSIj0 158/223

「オーッ」

頼子P「ちょっと、二人共…、ぷー」

美世「いや、いきなりはちょっと」

頼子「…はい、頑張ります」

241 : VIPに... - 2013/06/23 20:59:18.55 rARTSSIj0 159/223

・・・

「そんなことがあったんだ…へぇ」

頼子「うん、今の私があるのは…Pがさんのおかげなの」

「そうだね。でもッ、ププッ、シンデララはないよね」

頼子「私も笑いこらえるので必死だった」

「だよね、アハハハ、お腹痛い。Pさん気づいてたの?」

頼子「ううん、気づいてなかったよ」

242 : VIPに... - 2013/06/23 21:01:30.05 rARTSSIj0 160/223

頼子「この日、Pさんの家に泊めてもらったんだけど…」

頼子「この事、聞いたら耳まで真っ赤になってたの」

「それは見たかったな、ね、写メとかないの」

頼子「撮っておけばよかったの」

「残念、末代までゆすれたよ、それ」

「でも、いいね、頼子のPもさ」


243 : VIPに... - 2013/06/23 21:02:17.00 rARTSSIj0 161/223

「(魔法使いか…いいね、そういうの)」

頼子「(あ…これは妙なこと考えてる顔だ…)」

頼子「うん、ありがとう、凛さん」

「今度、からかってみよ、フフッ」

頼子「ふーん、アンタが私のプロデューサー?……まあ、悪くないかな…」

245 : VIPに... - 2013/06/23 21:03:57.79 rARTSSIj0 162/223

「……ッッ、どこでそれを」

頼子「えっと、誰だったかな…」

頼子「凛さん、誰にだって色々あるんだから…」

「…わかったよ、一人で思い出して楽しむことにする」

頼子「そうしてあげて…」

246 : VIPに... - 2013/06/23 21:05:50.75 rARTSSIj0 163/223

「でもさ、頼子がハート泥棒ってすごいアイデアだよね」

頼子「そうだね、私も驚いたの…」

「疲れたりしない?普段とだいぶ感じ違うしさ」

頼子「大丈夫ですよ、ステージの私も、普段の私も…」

頼子「どちらも私ですから」

「へぇ、さすが頼子ね」

247 : VIPに... - 2013/06/23 21:06:38.56 rARTSSIj0 164/223

頼子「でも、Pさんとお話してると、現場でも素の自分になりそうかな」

「Pさんも罪作りだ、頼子も大変ね」

頼子「ふふ…そうですね。凛さん、『も』っていうのは?」

「…ッ、そんなこと言ったっけ、ハハハ」

頼子「凛さん、自分の発言には責任をとりましょう」

「いや、それは…あ、それよりさ」

「頼子のハート泥棒ってどんな感じでやってるの、教えてよ」

248 : VIPに... - 2013/06/23 21:09:19.99 rARTSSIj0 165/223

頼子「仕方がないですね…では…」チュッ

「…ンン、頼子?」

頼子「凛さん、好きでしょう?…フフッ」チュッ

「アアッ、頼子ッ、皆ににこんな風にしてるのッッ」

頼子「そんな事ありません、相手に合わせて手段を選んでいますよ」ギュッ

「グッ、んん、私がこういう、趣味のはず、ああん」

249 : VIPに... - 2013/06/23 21:10:08.23 rARTSSIj0 166/223

頼子「違ったの?おかしいな…」クリッ

「ンンッ、そこは責めないでぇッッ」

頼子「ここ、しっかり立ってるの…カワイイよ」チュパ

「ンッ、こんな所、誰かに見らァァッッ」

頼子「腋も一緒に責めますよ…、凛さんのここ綺麗ッ」チュ

「えッ?綺麗?ホントッッ」

頼子「ええ、腋から胸のラインなんて特に…」クリッ

250 : VIPに... - 2013/06/23 21:10:50.15 rARTSSIj0 167/223

「ンンッ、もうッ、ダメッッ、頼子ッッ」

凛P「おーい、凛いるかー」

「…ッッ」

頼子「大丈夫ですよ、誰もいなければ、いつもデスクに向かわれます」キュッ

「ンッ、お願いやめて、声が出ちゃうッ」

頼子「では、我慢大会にしましょう、下はどうですか」ネチャ

「ンンンッ、そこは本当にッッ」

251 : VIPに... - 2013/06/23 21:11:28.00 rARTSSIj0 168/223

頼子「凛さん、ずぶ濡れですよ…」クチュクチュ

「ンンンーーー」

凛P「まだ来てないか、もう少し待つか…」

頼子「ほら、凛さん、もう行きましたよ」チュ

「ッッッ」ダッ

252 : VIPに... - 2013/06/23 21:12:41.98 rARTSSIj0 169/223

・・・

シンデレラプロ・女子トイレ

「頼子のバカッ、Pもいたのに…」

「もし、Pに見つかってたら…ッッ」

「あの朴念仁に限ってそれは無いか…でも、もし…」クチュ

「三人か…、アアッ」クチュクチュ

253 : VIPに... - 2013/06/23 21:13:52.53 rARTSSIj0 170/223

頼子「凛さん、ここにいたの」

「…頼子ッ、どうして」

頼子「いいよ、続けて…私も物足りなかったから…」チュ

「やッ、頼子、そこはダメッッ」

頼子「鍵もかけないで…続きしたかったんでしょ?」ヌチュ

254 : VIPに... - 2013/06/23 21:14:34.15 rARTSSIj0 171/223

「…う、うん、お願いッ、最後までしてッ」

頼子「素直でカワイイですよ、凛さんも私にして」コリッ

「んッ、ここがいいの?ンンッッ、アアッ、ダメ」キュッ

頼子「ああ、そう…凛さん、上手…ッッ」チュッ

「奈緒や加蓮としてたからァァァッ」チュパ

255 : VIPに... - 2013/06/23 21:15:13.83 rARTSSIj0 172/223

頼子「ああッ、やっぱりィィ、イイッ」グチュグチュ

「でも奈緒はマグロだし、加蓮は体力無いから激しい事出来ないしッッ」グチュ

頼子「いいですよッッ、思い切り激しくしてェッッ」ヌチュヌチュ

「うんッ、アッ、アッ、アアアアッ」

頼子「いいのッ、とってもいいのッッッッ」

256 : VIPに... - 2013/06/23 21:15:54.97 rARTSSIj0 173/223

・・・

頼子「凛さん、とってもよかった…」チュ

「うん、頼子…」

頼子「今夜仕事が早く終わったら、寮の私の部屋来ませんか?」

「うん、行きたいけど…今日は遅くなりそう」

頼子「そうですか、残念です…」チュ

257 : VIPに... - 2013/06/23 21:17:44.40 rARTSSIj0 174/223

「…これからPと仕事なんだ」カァ

頼子「凛さんも苦労してるみたいですね」

「頼子ほどじゃないと思うな」

頼子「気持ち…気づいてもらえるといいですね」

258 : VIPに... - 2013/06/23 21:18:23.59 rARTSSIj0 175/223

「うん、でもそういう所も…」カァァ

頼子「ふふっ、頑張ってください」

「どうしてもダメなら、頼子を好きになろうかな」チュ

頼子「ん、凛さんの意地悪…諦める気無いのに…」チュ

「じゃあ、行ってくるね」

259 : VIPに... - 2013/06/23 21:18:57.53 rARTSSIj0 176/223

・・・

シンデレラプロ・事務所

「プロデューサー、お待たせ」

凛P「いや待ってないよ、今日もよろしくな」

「うん…」

凛P「どうした凛?体調悪いのか?」

260 : VIPに... - 2013/06/23 21:20:10.00 rARTSSIj0 177/223

「ううん、大丈夫。さ、行こ、立ち止まってる暇はないよ」

凛P「ああ、もちろんだ」

凛P「(何か今日の凛はいつもより艶っぽいな…)」

「(私はアイドル…アンタも私の虜にしてみせるよ)」

おしまい

272 : VIPに... - 2013/07/06 22:26:39.38 AxKXkLWs0 178/223

頼子さんと文香さん&棟方師匠・寝起きでドッキリ

地方ロケ現場

頼子「お疲れ様でした」

文香「…お疲れ様です」

頼子P「お疲れ様、二人共。今日も良かったよ」

頼子「うん…嬉しいの」

文香「私…ちゃんと出来ましたか…?」

273 : VIPに... - 2013/07/06 22:28:25.90 AxKXkLWs0 179/223

頼子P「モチのロンだよ、文香ちゃん」ズビシ

頼子「(Pさん…一体何歳なの…?)」

文香「でも…まだ人前には抵抗が…」

頼子P「大丈夫だよ、今これだけ出来れば、それに頼子も最初は…」

頼子「…Pさん、……シンデララ…」

文香「はい?」

頼子P「ちょっ、いきなり何言うの頼子ちゃんっ」

頼子「…だってPさんが意地悪するから」

274 : VIPに... - 2013/07/06 22:29:32.55 AxKXkLWs0 180/223

文香「…何だか、少し安心しました」

文香「私も頼子さんみたいに、自信を持ってお仕事出来るようになりたいです…」

頼子「私はポーカーフェースなだけで…」

頼子P「うんうん、目標は身近なほどいいものだよ」

文香「…はい」

頼子「私が目標…、頑張ります」

頼子P「よーし、じゃあ、スタッフの方にお礼言ってあがろうか」

275 : VIPに... - 2013/07/06 22:30:14.39 AxKXkLWs0 181/223

・・・

移動中・車内

頼子P「明日は朝移動だから、それまでは自由時間だよ」

文香「…私、撮影中に見つけた古書店に行きたいです」

頼子P「おー、あそこか、車で送ってくよ」

文香「あ…ありがとうございます」

頼子P「頼子ちゃんはどうする?」

276 : VIPに... - 2013/07/06 22:31:30.04 AxKXkLWs0 182/223

頼子「私は美術館に…そ、そのデ…」

頼子P「あ、デートの約束してたから、一緒に行こうか」

頼子「…うん」カァァ

頼子P「じゃ、文香ちゃんを先に書店に連れていくね」

文香「…頼子さん……」

277 : VIPに... - 2013/07/06 22:32:07.24 AxKXkLWs0 183/223

・・・

頼子P「着きましたよ、シンデレラ」

頼子「(Pさん…今日は噛まなかったの)」

文香「…ありがとうございます。では後ほど」

頼子「また後で…文香さん」

頼子P「18時くらいには迎えにくるからねー」

278 : VIPに... - 2013/07/06 22:32:46.16 AxKXkLWs0 184/223

・・・

頼子P「久しぶりに二人きりになれたね、頼子」

頼子「Pさん…Pさんにはそういうの似合わないの」

頼子P「あ、やっぱり?これでも学生時代は結構イイ線いってたんだけどなぁ」

頼子「ねぇ、Pさん、今日ってどうして泊まりなの…?」

頼子「まだ時間早いし、明日移動でも事務所戻れるんじゃ…」

頼子P「ん?まあ、結構疲れたまってるでしょ、二人とも」

279 : VIPに... - 2013/07/06 22:33:33.79 AxKXkLWs0 185/223

頼子「…うん、特に文香さんはまだ慣れてないみたいだし」

頼子P「担当アイドルの体調管理も仕事の内だしね」

頼子P「それにおかげでこうやってデート出来るんだしさ」

頼子「…うん」カァァ

頼子P「あそこの美術館ってどんな展示してるんだっけ」

頼子「あ、今月いっぱいはイベントで特別展示があるんですよ」

280 : VIPに... - 2013/07/06 22:39:20.59 AxKXkLWs0 186/223

頼子P「…調べてるんじゃない」

頼子「だってPさんと一緒に行けるの楽しみだったから」

頼子P「にひひ、嬉しいこと言ってくれるなぁ」

頼子P「(ああ、何とか誤魔化せたかな)」

頼子P「(今夜はちょっと、気持ち緩めてしっかり休んでもらわないとね)」

頼子P「(さて、後は愛海ちゃんに任せるか)」

281 : VIPに... - 2013/07/06 22:41:01.10 AxKXkLWs0 187/223

・・・

宿泊先のホテル

頼子「…いいお湯でしたね」

文香「はい…その今日はすみません」

頼子「え?」

文香「夕食の後、色々教えてもらって…」

頼子「ううん、私も確認になったから」

282 : VIPに... - 2013/07/06 22:41:40.53 AxKXkLWs0 188/223

文香「また…教えてくださいね」

頼子「はい、文香さんにもお薦めの本とか教えて欲しいです」

文香「…ええ、私でよければ…」

頼子「そういえば、今日書店でどんな本買ったんですか?」』

文香「え?それは…その…ちょっと」

283 : VIPに... - 2013/07/06 22:42:19.36 AxKXkLWs0 189/223

頼子「あ、いいの、無理に聞かないから」

文香「…はい」

頼子「面白かったら教えてくださいね、ええ」

頼子「じゃあ、お休みなさい」

文香「はい…お休みなさい」

284 : VIPに... - 2013/07/06 22:44:08.97 AxKXkLWs0 190/223

・・・

文香「今日買った本…頼子さんには言えない…」

文香「女の子同士でこんな…ンっ」クチュ

文香「きっと話たら嫌われる…ンンンッ」コリッ

文香「頼子さん…年下だけど優しくて、落ち着きがあって」

文香「無理に踏み込んでこないし、それにッ、とても綺麗…ンンッ」クチュ

285 : VIPに... - 2013/07/06 22:46:44.22 AxKXkLWs0 191/223

文香「で、も…ッ、こんなことしたいなんて知られたら、私、あああッッ」グチュグチュ

文香「頼子さんッ、頼子さんッ、頼子さんッッッ、あああッ」

文香「だめッ、頼子さん、そんな所は、そこはダメッッーーー」ビクビク

文香「はぁ…はぁ…」

文香「頼子さん…」

286 : VIPに... - 2013/07/06 22:49:04.13 AxKXkLWs0 192/223

・・・

愛海「うひひ、ついに待った時が来たよー」

頼子P「じゃあ、打合せた通りに…」

愛海「あたしにまっかせて、じゃあいってきまーす」

頼子P「くれぐれも放送出来る範囲でね」

愛海「はーい」

頼子P「本当に大丈夫かな…」

291 : VIPに... - 2013/07/07 17:23:28.97 KxqgiKbR0 193/223

・・・

ホテル・文香の部屋

愛海「おはよーございます」

愛海「今、あたしはシンデレラプロの新人アイドル…」

愛海「鷺沢文香さんのお部屋にいます」

愛海「さーまずは、洗面所に…、あーっと歯ブラシです」

愛海「では早速、歯磨きをしたいと思います」

292 : VIPに... - 2013/07/07 17:24:14.60 KxqgiKbR0 194/223

愛海「……ガラガラ」

愛海「うーん、ゴホウビ!」

愛海「でも、あたしはやっぱりやわらかいあれの方がいいかな」

愛海「さー、ついに寝室に入って参りました」

文香「……」スヤスヤ

愛海「文香さんはよく眠っているようです」

293 : VIPに... - 2013/07/07 17:24:42.35 KxqgiKbR0 195/223

愛海「おっ、枕元に古い本があります」

愛海「うーん、暗くてよく読めません」

愛海「お次は…ゴミ箱を見てみましょう」

愛海「ん、ティッシュが…湿っていますね」

愛海「夏風邪で鼻でもかんだのかな…、じゃあ、温めてあげないと」

294 : VIPに... - 2013/07/07 17:25:10.75 KxqgiKbR0 196/223

愛海「では、ついにベッドの中の文香さんとご対面です」

愛海「かわいい寝顔です…ああ、早くやわらかいものを触りたい、はぁはぁ」

愛海「では、布団をめくってみましょう…」バッ

文香「…うん、…子さん」

愛海「…寝言か、意外とカワイイパジャマです」

愛海「体のラインがしっかり出て…ゴクリ」

295 : VIPに... - 2013/07/07 17:25:48.34 KxqgiKbR0 197/223

愛海「ダメ、もうガマンできない…!」ガバッ

文香「ンンッ」

愛海「や、わ、ら、かーい」

愛海「うーん、大人しそうな顔に似合わず、わがままボディ」

愛海「実に揉み応えがありますッ、最高ッ」グッグッ

文香「…アンッ」

296 : VIPに... - 2013/07/07 17:26:18.39 KxqgiKbR0 198/223

頼子P「ちょっと…やりすぎだよ、愛海ちゃ…」ブチ

頼子P「インカム切られたか…まあ、いっか」

愛海「もう、あたしは誰にも止められないッッ」コリコリ

文香「ウウンッ、ウウッ…ッッ」

愛海「あ…、その…おはよーございます」ギュッ

文香「エッ…やッ……ッ」

297 : VIPに... - 2013/07/07 17:26:51.51 KxqgiKbR0 199/223

愛海「寝起きドッキリ…ハハ」

文香「……えっ?えっ?」

愛海「おはよー、文香さん、朝ですよ」

文香「えっと…私どうしてこんな格好…」カァァ

愛海「本読みながら寝るなんて、流石ぶ…」

298 : VIPに... - 2013/07/07 17:31:02.58 KxqgiKbR0 200/223

文香「見たのッ!あの本…ッ」

愛海「え、…うん、見たけど…」

文香「ヒドイ、ヒドイですッ…」グス

愛海「えっと…これは退散ー」

文香「知られたちゃった…フフ」

299 : VIPに... - 2013/07/07 17:31:28.67 KxqgiKbR0 201/223

・・・

愛海「あんなに声を荒げた文香さん初めて…」

愛海「大切な本だったのかな…後で謝ろう」

愛海「さあ、気を撮り直して、次は古澤頼子さんの部屋に向かいます」

愛海「スレンダーボディの頼子さん…また違った楽しみです」

300 : VIPに... - 2013/07/07 17:32:23.14 KxqgiKbR0 202/223

・・・

ホテル・頼子の部屋

愛海「さあ…、シンデレラプロ随一の知性派アイドル古澤頼子さん」

愛海「数多のファンのハートを奪った彼女のポーカーフェースですが」

愛海「どんな目覚めの表情を見せてくれるのでしょうか…」

愛海「さあ…まず洗面所に…あれ、何も使った後がありません」

愛海「うーん、普段慣れているものしか使わない派でしょうか」

301 : VIPに... - 2013/07/07 17:32:57.91 KxqgiKbR0 203/223

愛海「じゃあ、手っ取り早く寝顔を拝見…!」

頼子「…うん」スヤスヤ

愛海「うーん、とても寝相が良いですね」

愛海「あ、肩から鎖骨のラインが色っぽい…まさかはだか…?」

頼子「……」

愛海「…いけない、あ、でもこんなの放送出来るのかな?」

302 : VIPに... - 2013/07/07 17:34:08.73 KxqgiKbR0 204/223

愛海「まあいいよね、アタシが一人で楽しめば…うひひ」ギシ

愛海「…頼子さん、いただきま…ンン」

愛海「キャッ、頼子さん、何を…あっ、やわらかーい」

頼子「…うん」グッ

愛海「えっ、頼子さん、苦しいけど…しあわせー」

愛海「ああ…頼子さんの体を独り占め…」

303 : VIPに... - 2013/07/07 17:35:05.36 KxqgiKbR0 205/223

愛海「い、いけない…一応仕事だった、ああ、でも…」

頼子「でも…なぁに、愛海さん」ボソ

愛海「えっ、頼子さん、起きてたのッ、ヒャアン」

頼子「あれだけ、隣で騒いでたら普通起きるの…」ペロ

愛海「ね、事情がわかったんなら離しッッ」

頼子「いけない娘なの…愛海さん…フフッ」ギュ

304 : VIPに... - 2013/07/07 17:35:33.28 KxqgiKbR0 206/223

頼子「インカムにカメラ…Pさんの仕業?」ギュギュ

愛海「うん、うんッッ、これは仕事で…アアアンッ」

頼子「インカム切ってるじゃないですか…」クリッ

愛海「あああッ、それは…ッ、そこは止めてッ」

頼子「…こういうことになってるのはPさん知らないんだ…フフ」ググッ

愛海「痛いッ、頼子さん、もっとやさしッッ、ヒンッ」

305 : VIPに... - 2013/07/07 17:36:19.44 KxqgiKbR0 207/223

頼子「そう…?私には嫌そうには見えないよ…」グッグッ

頼子「こんなに涎垂らして…綺麗ですよ…」ギュッ

愛海「ごめんなさい、ごめんなさい、もうッッ」

愛海「(何…この感じ、他人にされるってこんなに…ッッ)」

頼子「気持よくなってきたでしょ…?ほら、体は素直だよ…」クチュクチュ

愛海「いやッ、そんなとこ、何か溢れてくるッッッ」

306 : VIPに... - 2013/07/07 17:38:07.55 KxqgiKbR0 208/223

頼子「されるのは初めて…?何本いけるかな…」ズプッ

愛海「いや…頼子さん、本当にやめて…ッッッ、痛いッッ」

頼子「まだいけそうだね…じゃあ、三本目」ググッ

愛海「ひぐッ、アアアアアッッ」

頼子「愛海さん、素敵…ねぇ、こっちはどう…?」ズブ

愛海「がぁぁッ、頼子さん、そっちは…アアン、ああッッ」

307 : VIPに... - 2013/07/07 17:39:08.28 KxqgiKbR0 209/223

頼子「あれ?こっちはこなれてる感じが…、ねぇ、どうなの」ググッ

愛海「それ以りょぉッ、ふきゃッくしな…清良ぁさんにぃぃッッ」

頼子「そう…懲りない人、もう一本くらいいいよね」ズブブ

愛海「しょれぇはッッ、痛ッ、イイイイッッ」

頼子「ふふ、愛海さん、いい表情ですよ」ググ

308 : VIPに... - 2013/07/07 17:39:33.48 KxqgiKbR0 210/223

・・・

愛海「ごめんなさい…ごめんなさい…」

頼子「本当に愛海さんはいけない人…」チュッ

愛海「もう許して頼子さん…」

頼子「ふふ…今日の事は二人だけの秘密ですよ」チュッ

愛海「うん…、あ…」

頼子「ふふ、気持よかったですか?」キュッ

309 : VIPに... - 2013/07/07 17:40:03.63 KxqgiKbR0 211/223

愛海「うん」カァァ

頼子「かわいいでしょ、愛海さん」

頼子「ふふ、テープは貰っていくね。愛海さんはシャワー使っていいよ」

愛海「あ、頼子さん、どこへ…」

頼子「アフターフォローですよ」

312 : VIPに... - 2013/07/07 23:44:32.01 KxqgiKbR0 212/223

・・・

ホテル・文香の部屋

頼子「古澤です…文香さん、いらっしゃいますか」コンコン

文香「……はい…、開いてます…」

文香「(…もう…ばれてますよね…)」

313 : VIPに... - 2013/07/07 23:45:15.60 KxqgiKbR0 213/223

頼子「文香さん…その、大丈夫ですか」

文香「はい…」ギュ

頼子「愛海さんにはよく言いましたから…」

文香「……(どうせ、気持ち悪がられてる…)」

文香「……(それなら、いっそ…)」

頼子「文香さん…?」

文香「……(お願い、嫌いに…ならないで…)」チュ

314 : VIPに... - 2013/07/07 23:45:47.35 KxqgiKbR0 214/223

頼子「…ン、文香さん…?」

文香「…そ、その、ごめんなさい。私、私…」

頼子「(あれ…確か昨日買われた本…、そういう事…)」

頼子「文香さん、ちゃんと私を見て…」

文香「…はい」

頼子「…目を閉じてください…」チュ

315 : VIPに... - 2013/07/07 23:46:34.74 KxqgiKbR0 215/223

文香「…うん、…ンン」チュ

文香「頼子さん…どうして、ンンッ」

頼子「今は全て、忘れて…」ギュ

文香「頼子さん…す、好き…です」チュ

頼子「うん…文香さん、嬉しい」キュッ

文香「アアンッ、自分でするのとぜんぜん違うッッ」

316 : VIPに... - 2013/07/07 23:47:14.04 KxqgiKbR0 216/223

頼子「文香さんにもして欲しいの…お願い」コリッ

文香「うん…でも、私本でしか知らない…」

頼子「いいの…私が教えて上げます…ここを…」

頼子「ウンッ…文香さんの手、ひんやりして気持ちイイのッ」

文香「…本当…?じゃあ…ここ」クチュ

頼子「あうッ、そこはもう少し優しくしてッ」

文香「ごめんなさい…」

317 : VIPに... - 2013/07/07 23:47:54.26 KxqgiKbR0 217/223

頼子「いいの、続けて…」クチュ

文香「ッッ…もっとッ、優しく…」クチュッ

頼子「ああんッ、そこぉ、いいのぉ」ニュチュ

文香「ハァッッ、私、こんな感覚しりゃないいッッ」グチュ

頼子「うんッッ、上手だよッ、文香さぁァァアアンッッツ」コリコリッ

文香「ねぇぇッ、ここから、どうしたらぁぁッッ」グチュ

318 : VIPに... - 2013/07/07 23:48:32.89 KxqgiKbR0 218/223

頼子「うんんッッ、文香さんの思うように…全て受け止めるからぁ」チュパ

文香「あああッ、頼子さんッッ、そんなところぉ、舐めないで、ンンッッ」クチュクチュ

頼子「文香さんのここ、すごく綺麗らからぁッ」グチュチュパァ

文香「ううっぅぅんッ、頼子さん、わらしぃ、もうッッ、アアアッッ」

頼子「うん、いいよぉぉ、私も一緒にィィいいいッッッ」

319 : VIPに... - 2013/07/07 23:49:16.83 KxqgiKbR0 219/223

・・・

頼子「…ねぇ、文香さん…どうして私なの…」

文香「それは…頼子さんが大切な言葉をくれたから…」

頼子「言葉…?」

文香「はい…、胸を張って、顔を上げるって…だから」

頼子「それはPさんの受け売りで…」

文香「ううん、すごく心に響きました…まだ顔を上げるくらいしか出来ないけど」

320 : VIPに... - 2013/07/07 23:49:56.18 KxqgiKbR0 220/223

頼子「私も初めは…文香さん、すごく綺麗だから…もったいないよ」

文香「本当…?嬉しいです。でも笑顔もぎこちないって…」

頼子「うん、でも…今はとてもいい顔してるの…」チュ

文香「ありがとう…好き…です………頼子さん」

頼子「…うん、嬉しいの……」

文香「…でも、頼子さんは…Pさんの事、好きなんだよね」

321 : VIPに... - 2013/07/07 23:50:38.57 KxqgiKbR0 221/223

頼子「…えっ、どうして…」

文香「わかります…私、頼子さんの事、好きだから…」

頼子「…」

文香「いいんです…、でも…私の事も想っていて…」チュ

頼子「うん…」チュ

322 : VIPに... - 2013/07/07 23:51:20.05 KxqgiKbR0 222/223

・・・

ホテル・ロビー

頼子P「あー、二人共、今朝はごめんね」

愛海「本当にごめんなさい…」

頼子「……」

文香「……」

頼子P「怒ってるよね…ハハ」

文香「いきましょう…頼子さん」ギュ

頼子「そうですね…」ギュ

323 : VIPに... - 2013/07/07 23:53:14.01 KxqgiKbR0 223/223

愛海「まってぇー、あたしを置いて行かないでー」

頼子P「手、つないじゃって…いつの間に仲良くなったんだか」ズキッ

頼子P「うーん、何かなこの感じ…」

頼子P「あー、私がいないと車運転出来ないでしょ、待ちなさーい」

頼子「(Pさん、私の本当の気持ち…いつか受け止めてください…)」

頼子「(その時までは、しばらく…このままの関係で…)」

おしまい

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