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【艦これ】龍驤「足りないもの」その3【安価】(2)
ーー
金剛「提督、今日も一日頑張るネ~」ガチャ
提督「…金剛か。今日もよろしく頼む」
金剛「あれ?龍驤さんはどうしマシタ?」
提督「…今日は体調不良で休んでいる」
金剛「アー…ひょっとして、心の健康を崩されてマスか?」
提督「…正確には崩す前に、龍驤には休んでもらっている。鬱の傾向が少し見えたんだ」
金剛「そうデシタか……」
金剛「龍驤さんは病院には行ってるんデスよね?」
提督「…本人が嫌がるから頻繁には行けていない」
金剛「じゃあ…薬はちゃんと飲んでいマスか?」
提督「…処方された薬は無くなっていたから、ちゃんと飲んでいるはずだ」
金剛「……本当にそう思っていマスか?」
提督「…どういうことだ?」
金剛「私は以前見たんデス、龍驤さんが薬を捨てている所を。その時は期限切れの薬を処分しているのかと思いマシタが…」
提督「…あいつ……」
金剛「提督は本当に龍驤さんのことを、大切に思っていマスか?」
提督「…当たり前だ」
金剛「でも薬を捨てていることは知らなかったんデスよね?」
提督「…………」
金剛「提督……」
金剛「提督は私がここに来た理由は覚えてマスよね?」
提督「龍驤や…捕虜や艦娘が酷い扱いをされているという疑いでやってきたんだ」
金剛「そうデス。結局情報は間違いだったので、私はすぐ帰ってもよかったんデス。でも…私はどうしてもここが気になったんデス」
提督「…だからこうやってレンタル移籍までしてきた……」
金剛「提督、何もなければ私はそれで帰れマス。ですが、龍驤さんがこのままだと…私はお二人を引き剥がさなければいけまセン」
金剛「私達の組織で龍驤さんを預かり、ちゃんとした病院で治療を受けてもらうことになるでショウ」
金剛「提督は……それでもいいんデスか?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
493 : 以下、名... - 2018/02/19 18:55:20.94 W960rE2g0 250/481龍驤を俺から引き離さないでくれ、あいつが俺がいないも駄目なように、俺も龍驤がいないと駄目なんだ
提督「…龍驤を俺から引き離さないでくれ。あいつが俺がいないと駄目なように、俺も龍驤がいないと駄目なんだ」
金剛「そうデスよね、提督ならそう言うと思ってマシタ」
提督「頼む……」
金剛「私の権限を使えば、龍驤さんは保護できるというのもわかっているんデスね?」
提督「わかっている…だから……」
金剛「…本当に予想通りデスね」
金剛「提督、何故私がここに居続けたのかわかりマスか?」
提督「それは……龍驤のことがあるから…」
金剛「違いマス。私が貴方のことが好きだからなんデス」
提督「な……」
金剛「私は今まで色んな鎮守府に行きマシタ。どの提督も反吐が出るくらい最低な奴でシタ」
金剛「でも……貴方のような素敵な提督は初めてデシた」
金剛「提督……貴方が優しい人なのをわかって、この質問をしマス」
金剛「もし…龍驤さんの件を黙る代わりに、私を貴方のモノにして欲しい……と言えばどうしマスか?」
提督「……!」
金剛「こんなやり方は間違っていマス。でも……私はどうしても貴方のモノになりたいんデス」
金剛「提督……貴方の答えを聞かせて下サイ」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他。その他起こったことを
501 : 以下、名... - 2018/02/19 20:20:41.99 668CJsfIO 254/481逆に聞くが、君は女を裏切った男の愛を信用できるか?
提督「…逆に聞くが、君は女を裏切った男の愛を信用できるか?」
金剛「そうデスね…そこには真実の愛はないでショウ」
提督「なら………」
金剛「デモ、私はそれでもいいんデス。愛が無くても、抱いてくれればそれでいいんデス」
提督「待て金剛…!」
金剛「嫌デス、待ちません」
金剛「提督は私を愛さなくても構いまセン。私が提督を愛しマス」
提督「やめろ!私は艦娘に乱暴なことはしたくないんだ!」
金剛「はい…だからこうやって提督に迫っているんデス。提督は無理矢理襲われても、私達を傷付けるようなことはしませんカラね」
提督「金剛…!」
金剛「提督…イイコト、しましょう?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他、その他起こったことを
507 : 以下、名... - 2018/02/19 20:34:30.40 dnPCKLsX0 257/481突然危ない発言を……
提督「突然危ない発言を……」
金剛「オトコの人にして欲しいコトといえば一つしかないでショウ?」
提督「いくら迫られても無駄だ。俺は龍驤を裏切れない」
金剛「……そう言うと思ってマシタ」
提督「だから金剛……俺のことは諦めてくれ……」
金剛「…………」
金剛「龍驤さんを見逃して、更に提督のことまで諦めろだなんて…都合が良過ぎまセンか?」
提督「しかし……」
金剛「提督、ここは取引しまセンか?」
提督「俺が出せるものは……何もない…」
金剛「本当にそうデスか?私は知っていマスよ?」
提督「……」
金剛「さぁ…提督の答えを聞かせて下さい。私的には提督をくれても構いまセンからね?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他、その他起こったことを
523 : 以下、名... - 2018/02/19 22:49:49.51 sQ8I2LEb0 260/481明石
私が行きます。そしたら二人は離れなくて済むんですよね?
提督「俺は……」
明石「ままま待って…くく下さい……」ガチャ
提督「…明石」
明石「わわわ私が行けば…ふふふふ二人は…離れないで……すすす済みます…」
金剛「何故明石が来れば解決するんデスか?」
明石「わわわ私には……いいいけない…ししししし手術が……ほほほほ施されて…ままますよ…ね…?」
金剛「………気付いていたんデスか?」
明石「はははははいい…」
明石「ののののの脳波が…おおおおかしい…から…せせせ切除か…ななな何か……さされて…ままます…」
明石「ああああと……ちちち小さいぶぶ部品か…ななな何かも…ううう埋め込まれて…ままます…」
明石「こここここれを…ほほほ報告すすすすれば…こここ金剛さんも……おおおお手柄でです…」
金剛「…確かにそうでショウ。提督と龍驤さんのことは目をつぶっても、お釣りは来マス」
金剛「でも、本当にいいんデスか?私達の組織で貴女を預かれば、貴女は徹底的に調べられて…最悪の場合もう目を覚まさないかもしれマセン」
明石「かかか覚悟の…ううう上です…」
提督「…何故そうなる?ただ調べるだけだろう?」
金剛「提督、明石は頭に何か細工をされているんデス。その細工を排除しようとすると、それこそ時限爆弾のように何か起こるかもしれマセン」
明石「たたた多分…ああ頭の機械をとととと取ると…ままま周りのそそそ組織が…ききき傷付きます…」
金剛「…そこまでわかっているんデスか?」
明石「じじじじ自分の…あああ頭でですから…ししし調べやすかった…ででです…」
金剛「じゃあ…傷付いた結果どうなるかもわかってマスか?」
明石「わわわわ私は…しししし植物…状…たたた態に……なります…」
提督「……」
金剛「それデモ……私と来ると言うんデスか?」
明石「てててて提督と…りりり龍驤さんの…たたためなら…」
明石「よよよ喜んで…いい行きます…」ニコッ
提督「……っ」
金剛「……提督、私は明石の件を組織に報告しようと思いマス。すぐに身柄は保護されるでショウ」
提督「…………」
金剛「……これは貴方が選んだ結果デス…」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他
533 : 以下、名... - 2018/02/19 23:34:11.74 BT4+XCzv0 265/481秋津洲「私の前にいた鎮守府の報告をすれば良いかも!」
提督「お……」
秋津洲「ダメーーーー!!」バターン!
秋津洲「そんなに手柄が欲しいなら私の前にいた鎮守府の報告をすれば良いかも!」
秋津洲「だから金剛さん!明石を…!お願い……!」
秋津洲「明石はここにとっても大切で……義肢を作ったりしてるし…」
秋津洲「何より……」
秋津洲「あたしの初めてできた友達かも…」ポロポロ
秋津洲「だから……連れてっちゃダメかもぉ~~!」グスッ
明石「ああああ秋津洲ちゃん…」
秋津洲「う"ぁぁぁ~~!!明石ぃ~行がないでぇぇぇ~~!!」
明石「あ……ぅ………」
金剛「はぁ…………結局こうなりマスか。仕方がありまセン。秋津洲に免じて今回はそれで良しとしましょう」
金剛「龍驤さんのことは黙っていマス。でも、それだけでは問題は解決しないと覚えておいて下さいネ?」
提督「……あぁ」
金剛「酷いことを言ってすいません。明石は大丈夫デスよ」
秋津洲「ほんと…?」
金剛「えぇ……後はお任せしマスね提督?」ガチャ
提督「……」
明石「よよよよよかったよ…ああ秋津洲ちゃん…」
秋津洲「……ぐすっ…」
提督「……」
秋津洲「……提督」スタスタ
明石「ななな…何する…つつつもり…?」
秋津洲「この……バカ提督!!」バチン!
提督「ぐ……」
明石「なななな…!何して…!」
秋津洲「なんで金剛さんが明石を連れて行くっていった時にすぐ止めなかったかも!?」
提督「……」
秋津洲「明石は過去に酷いことをしたかもしれないかも!でも!今の明石はそうじゃないかも!」
提督「……」
秋津洲「あんなに優しくて…他人思いな艦娘は見たことないかも!」
秋津洲「過去のことばっかり見てないで、今の明石を見てあげて欲しいかも!!」
提督「……」
秋津洲「私は明石が居なくちゃダメだと思ってるし、皆んなもそう思ってるかも!」
提督「……」
秋津洲「…黙ってないでなんとか言え~~!!!」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動やその他起こったこと等を
540 : 以下、名... - 2018/02/19 23:56:06.84 W960rE2g0 270/481駄目だな…俺は…過去の事に囚われて部下を見殺しにするかのような事を…
提督「…駄目だな…俺は…過去の事に囚われて…明石を見殺しに…するかのような事を…」
秋津洲「確かに明石のしようとしたことはとんでもないことかも。でも!今の明石はそんなこと考えてないのはわかるかも!?」
提督「…そうだその通りだ。明石のおかげで助かっている所もある…」
秋津洲「だったらなんで!」
提督「わかっている!わかっているんだ!!だが……あいつは…龍驤を……!」
秋津洲「だからそれは過去のことかも!!」
提督「過去のことだとしても!俺の愛する人を殺されかけたのは事実だ!」
提督「お前にその気持ちがわかるのか!?」
秋津洲「わからないかも!!でも、今の明石がそんなことしないのは分かりきってるかも!」
秋津洲「提督の頭がカタイのがいけないだけかも!!」
提督「俺にとって龍驤は全てなんだ!それを否定されたんだぞ!?」
秋津洲「提督の分からず屋かも!!」
明石「ふふふふ二人共…おおお落ち着いて…!」
下1~3高コンマ 二人の言い合いの結果やその他起こったこと等
545 : 以下、名... - 2018/02/20 00:09:52.63 CaV/yRkC0 273/481二人が言い争うのが悲しくて泣き出してしまう明石とそれを見てようやく自分の考えを改める提督
明石「やややや…やめて……下さい…」
明石「ふふふ二人が喧嘩…すすするの…かかか悲しいでです…」グスッ
明石「だだだだから…もももう……やめ……」
明石「ひっ……ひっ…ひっ……ひっ…」
明石「ううう~~……」ボロボロ
秋津洲「……提督はこれを見ても何も思わないかも?」
提督「俺は……」
秋津洲「あの明石の涙を見て何も思わないっていうなら…提督を辞めるべきかも」
提督「……」
秋津洲「明石、もう大丈夫かも。ゆっくり…落ち着くかも」
明石「ひっ…ひぃ………うぅ…」
提督「俺は……俺は今まで…間違っていたというのか…」
提督「明石が…こうなった時点で…あの明石とは……」
提督「俺は……今まで…明石を………」
提督「俺……は……」
ーー
550 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/20 00:35:16.47 gKACnMpm0 276/481今日は頭の中でゴチャゴチャしたので、安価に任せた結果、良い感じになりました
あとワンパターンとかは思ってても言わないでください
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
駆逐棲姫「おい暁、呼び出された理由はわかっているな?」
暁「ぴぃ……」ガタガタ
駆逐棲姫「お前はお姉ちゃんをキズモノにした。それなのに…」
暁「だだだ、だって…」
駆逐棲姫「言い訳するなっ!!」
暁「ぴぃぃぃぃぃ!!」
駆逐棲姫「お姉ちゃんは尻尾だけじゃなく、深海棲艦としての姿も失ってしまったんだ!」
暁「そ、それはレ級が入渠したからで…」
駆逐棲姫「…暁、私が責任を取れと言ったのは覚えているか?」
暁「ごめんなさい……」
駆逐棲姫「私の質問に答えろ!」
暁「責任を取るって言っても……どうしたら…」
駆逐棲姫「私の要求に応えてくれればいい……いや、お前を許すにはそれしかない」
暁「わ、私は…何をされるの…?」
駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞、行動他
564 : 以下、名... - 2018/02/20 18:29:46.61 5ke1Dwiu0 279/481これから私の妹として生きろ
駆逐棲姫「暁はこれから私の妹として生きろ」
暁「へ……?」
駆逐棲姫「そうしたらお前を許す」
暁「でも私は…特三型で…暁型のネームシップなのに…」
駆逐棲姫「なら今すぐお姉ちゃんの尻尾を元に戻せ」
暁「無理に決まってるじゃない~~!」
駆逐棲姫「……おい」バゴォン!
暁「ぴ」
駆逐棲姫「私は誰も傷付けたことはないが、力はあるんだぞ?」
駆逐棲姫「その気になればお前なんか一捻りなんだからな?」
駆逐棲姫「あれも無理…これも無理…ふざけるのもいい加減にしろ」
暁「」ガタガタガタガタ
駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞、行動他
570 : 以下、名... - 2018/02/20 18:45:21.96 5ke1Dwiu0 282/481だまってちゃ分からん、どうするかさっさと決めろ
駆逐棲姫「黙ってちゃ分からん、どうするかさっさと決めろ!」
駆逐棲姫「あと私のことはお姉ちゃんと呼べ!」
暁「暁は…電達のお姉ちゃんで…」
駆逐棲姫「ほう……なら、オトシマエというものをつけてもらおう」
暁「ど、どうやって……?」
駆逐棲姫「お前の四肢を千切って、お姉ちゃんの尻尾代わりにしてやる」
暁「!!!!」
深海棲姫「そのままお姉ちゃんの尻尾に繋げたら、手足が邪魔だからな」
暁「ひ…ひぃ……」ガタガタ
深海棲姫「さぁ……覚悟はできたか?」
暁「た…………」
暁「助けて~~~~!!誰か~~!!」キーン
深海棲姫「うわ、なんて声だ…!」
暁「響~!雷~!電~!誰でもいいからぁ~~!!」
暁「誰が助けで~~~~~~!!」ビエーン
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他やその他起こったこと等
581 : 以下、名... - 2018/02/20 19:23:27.82 CuOhGatG0 285/481ドMのあいつが「手足をちぎると聞いて!」喜々として飛んでくる
重い艦は簡単には出せないです。実はこんな戦艦もいたみたいな展開になった時は、改めて長門には登場してもらいます
朝霜「おい!今手足を千切るとか言ってなかったか!?」
深海棲姫「面倒くさい奴に見つかった…」
暁「朝霜ぉ!た、助けて~~!」
朝霜「なんでだ?千切ってもらえるなんてご褒美じゃねぇか!」
暁「」
深海棲姫「そう思ってるのはお前だけだ…」
朝霜「え~おかしいぜ、それ!」
朝霜「なぁ、そこの壁に穴開けたのお前だろ?その力であたいの腕千切ってくれよぉ」ズイッ
駆逐棲姫「やめろ!近付いてくるな!」
朝霜「レ級のパンチは滅茶苦茶痛くて気持ちよかったからさ、お前も気持ち良くさせてくれんだろ?」
駆逐棲姫「どうしてそうなるんだ!?」
朝霜「なぁ……頼むって…」
駆逐棲姫「く、来るな~~!」ギッ…ギッ…
朝霜「その脚で逃げられると思ってんのか?」タタタ
暁「た……助かったの…かしら…」
暁「でも…レ級の尻尾をどうにかしないと、本格的に解決はしないわ…」
暁「どうすればいいのかしら…」
下1~3高コンマ 暁の台詞、行動その他起こったこと等
586 : 以下、名... - 2018/02/20 20:14:38.61 5ke1Dwiu0 288/481尻尾がないなら他のレ級からかっぱらってくればいいじゃない(錯乱)
暁「そ……そうよ…!」
暁「あのレ級に尻尾がないなら他のレ級からかっぱらってくればいいじゃない!」グルグル目
暁「そうよ!それしかないわ!私ならそれができるのよ!」
暁「前と同じ事をすればいいんだから、楽勝に決まってるわ!」
暁「そうと決まれば出撃よ!」
ーー
暁「暁はお姉ちゃんだから、単艦で十分なのよ!」
暁「前はレ級一人で逸れてる所を見つけて奇襲した、ということは、前と同じことをすればいいだけなのよ!」
暁「さっさとレ級を見つけて、尻尾を頂いていくわ!」
暁「さぁ、覚悟しなさい!!」
下1~3高コンマ この後の展開や起こったこと、その他を
590 : 以下、名... - 2018/02/20 20:34:24.84 7JlSn8jLo 291/481響雷電に見つかってお説教
ーー
響「これより、暁へのお説教を始めるよ。出席点呼、響」
雷「雷よ!」
電「電なのです!」
響「全員出席だね。暁も準備できてるかい?」
暁「…………」
響「うん、準備万端みたいだ」
響「今回暁は危ない海域に単艦で出撃しようとしていたんだ。もし私達が気付かなかったら危なかっただろうね」
雷「一人でなんて、無茶に決まってるわ!」
電「せめて電達を頼って欲しかったのです!」
暁「……ごめんなさい」
響「謝って済む問題じゃないんだ。まだまだお説教は続くからね?」
暁「うぅぅ…」
下1~3高コンマ お説教の結果や起こったこと、その他等
595 : 以下、名... - 2018/02/20 21:06:54.67 yQSvLPur0 294/481暁、夕張に弟子入りして尾を作ろうとする
ーー
暁「夕張さん!私を弟子にして下さい!」
夕張「暁ちゃん?どうしたの急に?」
暁「実は…………」
夕張「……なるほど、レ級ちゃんの尻尾をね…」
暁「響達に言われたの。野蛮なことをするのはいけないって。だから夕張さんの技術があれば、レ級の尻尾くらい作れるわよね?」
夕張「尻尾かぁ…うーん……」
暁「難しいの?義手とそんなに変わらないんじゃないのかしら?」
夕張「尻尾って艦娘にはないじゃない?それに尻尾の動きを再現するなんて…」
暁「そんな…私はどうすればいいの…」
夕張「理由はどうあれ、暁ちゃんがレ級ちゃんの尻尾を千切っちゃったのは本当だし…難しいわね」
暁「どうにかしないと、私が千切られちゃうのよ!夕張さん!なんとかして!」
夕張「えぇ~!?私に言われても困るわ!」
暁「どうする……どうすればいいの暁!?」
下1~3高コンマ 暁の行動や台詞、その他起こったこと等
603 : 以下、名... - 2018/02/20 21:42:25.80 CuOhGatG0 297/481夕張がやぶれかぶれで試作品の犬の尻尾
(某者の依頼により首輪つきわんこプレイ用に開発)を引っ張り出してくる
夕張「そんなに困ってるなら……破れかぶれで、これなんかどう!?」ガサッ
暁「これ…犬みたいな尻尾ね」
夕張「製作をある人に頼まれまして…首輪とセットなんです」
暁「あれ?大きさが違うのがあるのね。これ、凄く大きいわ」
夕張「それはですね…その…どんなプレイがお望みかがわからなかったので…サイズは色々作ったんです…」
暁「へーそうなの……ってプレイって何?」
夕張「それは……あの……」
夕張「……ちなみに暁ちゃんは、これはどう着けるかわかる?」
暁「簡単よ!腰に固定……あれ、これ着ける方も細長くなってるのね。夕張さん、これじゃ着けられないわよ?」
夕張「そうですよね…普通わかりませんよね…」
暁「夕張さんがミスしちゃったの?珍しいわね」
夕張「…暁ちゃん、今から言うことはセクハラとかじゃないですからね?」
暁「へ?なんで犬の尻尾がセクハラになるっていうの?」
夕張「これはですね……」
暁「安価」
下1~3高コンマ プレイ用尻尾の真実を聞いた暁の台詞や行動、その他起こったこと等
611 : 以下、名... - 2018/02/20 22:10:13.97 NuWyMK2m0 300/481興味津々(お目めキラキラ)
暁「わ!わ!わ!そんな道具だったのコレ…」
夕張「一番大きいのは、入れる方も太くなってて…」
暁「ダメよそんな…そっちはそんなモノ入れる為の…」
夕張「…暁ちゃん、もしかしてこういうの興味ありましたか?」
暁「な、何を言うの!?」
夕張「だって、さっきから目がキラキラしてますよ?」
暁「そ、そんなこと…!」キラキラ
夕張「じゃあ暁ちゃん用に作ってあげるって言ったらどうしますか?」
暁「………作って…欲しいけど……」
夕張「ほらやっぱり!わかりますよ、若い内は色んなことに興味ありますもんね!」
暁「うぅぅ……」
駆逐棲姫「やっと朝霜を撒いたか……ん、ここに居たのか暁!」ガチャ
暁「あ……」
夕張「くきちゃん、話は暁から聞いてるけど、尻尾を作るとなると難しいわよ?」
駆逐棲姫「ほぅ……ならやはり暁にはオトシマエを…ん?なんだこれは?」
暁「あ、それ…」
駆逐棲姫「なんだ、できてるんじゃないか。この一番大きいのがお姉ちゃんのに近いな」ゴトッ
暁「でも…それは……」
駆逐棲姫「とりあえずお姉ちゃんに渡してくる。それで納得しなかったら、またお前のとこに行くからな!」ガチャ
暁「夕張さんどうしよう?あの子が持っていったのは……」
夕張「プレイ用のだから動きはしないし……でも案外レ級みたいなのは気にいるかもしれないわよ?」
暁「本当にそうなのかしら……」
下1~3高コンマ 尻尾を渡されたレ級の反応や台詞、その他起こったこと等
618 : 以下、名... - 2018/02/20 22:33:46.73 QZOpCBbo0 304/481次の日
暁、レ級「私達付き合うことになりました」
ーー
暁「あの、夕張さん…」
レ級「報告が…あるんだ…」
夕張「暁ちゃんにレ級ちゃん!昨日あれから二人共来なかったからどうしたのかと思っていたんですよ~!」
夕張「それで、報告ってことはやっぱり尻尾はイマイチでしたよね?」
暁「ううん、そうじゃなくて…」
レ級「実は…あたし達…」
暁、レ級「付き合うことになりました…」
夕張「はぁえ!?い、一体…何故…?」
暁「実はね、あれからレ級にあの尻尾のつけ方を聞かれたの」
レ級「それで、暁に入れてもらったら……さ…」
レ級「あたしは艦娘っぽい体になって、色々困惑したけど、あのアナにあんな使い方があったなんて…知らなかったぜ…」
暁「私も…レ級があんなことになるなんて思わなかったわ…」
夕張「…そんなによかったんですか?」
レ級「……」コクリ
暁「普段のレ級からは想像できないような反応だったわよ…」
レ級「アレ…もう少しだけ太くても…いいかな…」
暁「あと…長くもしてもらったら…」
レ級「それ…ヤバい……」ブルッ
夕張「ま、まぁあの尻尾を気に入ってくれたのなら、それはありがとうございます」
夕張「でも、なんでお二人が付き合うことになったんですか?そこがよくわからないんです」
暁、レ級「安価」
下1~3高コンマ 二人かどちらかの台詞、行動他
623 : 以下、名... - 2018/02/20 22:52:18.94 yQSvLPur0 308/481暁
ヤッてる内に可愛く思えてきて///
暁「その…ね?尻尾で遊んでる内に、レ級のことが可愛いく見えてきて…」
レ級「あたしは…暁にアレをされると凄く気持ちいいし…」
夕張「そうだったんですか…」
暁「レ級…一日でアレ好きになったものね」
レ級「うん……暁にされると…気持ちいい……」
暁「すっごく敏感になっちゃったもんね?」
レ級「普通にしてても…困るくらいに……」
夕張「どうなったっていうんですか?」
暁「例えば…ね。こうやってお尻撫でるだけでちょっと反応しちゃうし…」ナデナデ
レ級「ん……」ピクッ
暁「中指でこうすると……」クニッ
レ級「はぁん……」ヘナヘナ
夕張「うわわ…」
暁「普段男の人より男らしいレ級が、指でちょっと押しただけでこうなっちゃうの」クニクニ
レ級「や、やめ……んぁぁ……」
暁「あ、こうやってトントンされるのも好きよね?」トントン
レ級「あかつ…き……!ほんと…や…め……!」プルプル
夕張「たった一日で主導権握るまで関係が進んでるのね…」
レ級「はぁ…はぁ……多分あたしと暁の相性があると思う。そもそも、魚雷一発であたしの尻尾が千切れるなんておかしな話なんだ」
夕張「暁ちゃんがレ級ちゃんに全てクリティカルだとすると……性的な意味でも…クリティカルが発動するってことよね…」
レ級「あたし…暁に骨抜きにされちまったかも…」
暁「レ級は私に色々されるのは嫌?」
レ級「ううん…好き」
暁「私も色んな表情のレ級が見れて…好きよ」
レ級「……ふふふ」
夕張「な、なんだかいい感じになったみたいですね。これで解決…」
バターン!!
駆逐棲姫「……」
夕張「あ…くきちゃん……」
駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞、行動他
632 : 以下、名... - 2018/02/20 23:26:41.90 5ke1Dwiu0 313/481暁がお姉ちゃん盗った~!(泣)
駆逐棲姫「……」スッ
夕張「暁ちゃんを指差して、どうしたんですか?」
駆逐棲姫「暁がお姉ちゃん盗った~!」グスッ
駆逐棲姫「私の方がお姉ちゃんと一緒に居たのに~~!」
駆逐棲姫「うわ~~~~ん!!!」グスグス
夕張「泣いちゃった……」
駆逐棲姫「お姉ちゃんを返して~~!」
夕張「でも、暁ちゃんとレ級ちゃんが一緒になれば、尻尾のことも解決するんですよ?」
駆逐棲姫「でも……やっぱり嫌だ~~~!」
駆逐棲姫「暁はお姉ちゃんを傷付けて、お姉ちゃんを奪っていった~~!」
駆逐棲姫「嫌だよ~~!帰ってきてお姉ちゃん~~!!」
暁、レ級「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
637 : 以下、名... - 2018/02/20 23:49:18.92 ETSEWg2BO 316/481レ級
なら一緒に気持ち良くなろう、暁はとっても上手なんだ
レ級「なら一緒に気持ち良くなろう、暁はとっても上手なんだ」
駆逐棲姫「それはお姉ちゃん相手だからでしょ~~!私はえっちなこと興味ない!!」
レ級「クキ、私も最初はそうだった。でもな……これはとても良いんだ」
駆逐棲姫「絶対嫌だ~~!」
暁「ねぇ、私にされるのが嫌なら、レ級にやってもらうのはどう?」
駆逐棲姫「え……」
レ級「あたしはそれでも構わないぞ。一緒にイイコトするか?」
駆逐棲姫「お姉ちゃんが……してくれるなら…」
レ級「よし、そうと決まれば早速試してみよう」
駆逐棲姫「で、でもまだ心の準備が……」
レ級「そんなのはどうとでもなる。ほら、行くぞクキ!」
駆逐棲姫「あ、あの…お姉ちゃん……」
暁「でもレ級のは大っきいだろうし…夕張さん!あの小さいの借りていくわね!」
夕張「あ…はい」
レ級「クキ、お前は私の妹だ。きっとすぐに良さに気付く」
駆逐棲姫「ほんとに……?」
暁「さぁ、私の部屋に行きましょう!」スタスタ
夕張「……どうしてこうなったのかしら」
ーー
646 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/21 00:03:45.20 nt+3Vpf00 319/481まさかレ級と暁がこうなるとは思ってませんでした
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
天城「雲龍姉様、葛城、付いてきてくれてありがとう」
雲龍「提督には許可をもらっているし、私も心配なのよ」
葛城「今日の診断結果によっては……天城姉の腕は…」
天城「奇跡的に良くなってるかもしれないけど、もしダメなら……」
天城「私の…腕……」ブルッ
雲龍「天城、私達が付いてるわ」
葛城「だからそんなに心配しないで」
天城「うん……ありがとう…」
雲龍「…着いてしまったわ」
葛城「ここから先は、入れないのよね?」
天城「うん…どんな結果でも、真っ先に二人には教えるから…少し待っててね?」
天城「じゃあ……行ってきます」ガチャ
葛城「天城姉ぇ……」
雲龍「…待つことしかできないのがもどかしいわね」
葛城「天城…姉ぇ……」
下1~3高コンマ 天城の腕の状態や、医師の診断結果等
659 : 以下、名... - 2018/02/21 18:48:00.66 FldNyTBWo 322/481この薬飲めば元通りに完治します
ーー
天城「本当ですか!?その薬を飲めば、この腕は完治するんですね!?」
「正確には完治する可能性がある、ということです」
天城「でもなんで急に…前までは切るしかないとおっしゃっていませんでしたか?」
「…恥ずかしい話なのですが、この薬の存在を私は知らなかったんです」
天城「先生が知らないということは、危ないお薬ではないんですか?」
「いえ、そうではありません。某国ではまだ臨床試験段階の薬でも、患者に投与することが合法なんです」
「今回の天城さんの症状を知り合いの医師に伝えたところ、是非この薬を……と、某国から送ってもらったんです」
天城「そうだったんですか…」
「どうされますか?この薬に副作用はあるかどうかもわからない状態です」
天城「何も…わからないんですね」
「はい。最悪の場合、命にかかわってくるかもしれません」
天城「命に……」
「某国の薬を使う以上、私共は一切責任を持てません。それでも…この薬を使いますか?」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
665 : 以下、名... - 2018/02/21 19:19:46.99 5vmyRohG0 325/481それでも治る可能性が万に一つでもあるなら使います
天城「それでも治る可能性が万に一つでもあるなら、使わせてもらいます」
「…わかりました。では薬の投与と同時に入院していただくことになりますが、よろしいですか?」
天城「わかりました、提督にもそう伝えます」
「よろしくお伝え下さい」
天城「ありがとうございました」ガチャ
葛城「天城姉ぇ、どうだった!?」
雲龍「入院という言葉は聞こえたのだけど、まさか……」
天城「いえ、とりあえずは切ることは無くなりました」
葛城「よ……よかったぁ~~…」
天城「でもこれからどうなるかは、わからないんです」
雲龍「天城、詳しく教えてくれないかしら?」
天城「はい、実はですね…………」
ーー
提督「…その薬を使うことにしたんだな」
天城「はい、未知のお薬らしいのですが少しでも可能性があるのなら、それに賭けたいんです」
葛城「でも……天城姉ぇに何かあったら…」
雲龍「そうね、明石が義肢を作ってくれているんだから無理をする必要はないわよ?」
天城「でも……そう決めたんです雲龍姉様」
雲龍「…わかったわ。なら私は天城を応援するわ」
葛城「体がおかしいと思ったらすぐにやめてよね?ね!?」
天城「…えぇ、そうね」
提督「…入院はいつからだ?」
天城「数日後からです。それまでは荷物の準備をしようと思います」
提督「…俺に何かできることがあれば言ってくれ」
葛城「天城姉ぇ!私にも言ってね!」
雲龍「私も、できることは協力するわ」
天城「はい…ありがとうございます」
下1~3高コンマ この後の展開や、入院中に起こったこと等
674 : 以下、名... - 2018/02/21 19:49:04.75 cxiWgdUy0 330/481腕は順調に再生するも、戻っていくに従い、少しずつ記憶をなくしていく
ーー
葛城「天城姉ぇ!元気にしてる?」ガチャ
天城「葛城…今日も来てくれたのね」
葛城「ほんとだったら毎日来たいけど、出撃もあるからね。来れる時は毎日来るんだから!」
天城「嬉しいわ、ありがとう」
葛城「…?天城姉ぇ、何見てたの?」
天城「あぁこれね…私宛ての手紙よ。私が入院したって知って、前の鎮守府の子が送ってくれたの」
葛城「天城姉ぇはその子と仲良かったのね!」
天城「…………うん」
葛城「あ……もしかしてその子のこと、覚えてないの?」
天城「……」コクリ
葛城「そっか…どんどん記憶…無くなっていくね…」
天城「その代わりに腕は良くなってきているの。このままいけばきっと腕は治るわ」
葛城「そう……ね…」
天城「…葛城は気にしなくてもいいのよ。これは私が決めたことなの」
葛城「天城姉ぇは……本当にそれでいいの……?」
天城「……」
葛城「私は…嫌……天城姉ぇの記憶が…無くなっていくのは…」
葛城「天城姉ぇが……だんだん天城姉ぇじゃなくなっていくみたい…」
葛城「そんなの…嫌…」
天城「……」
葛城「ねぇ天城姉ぇ?今からでも…薬飲むのやめない?」
葛城「腕も大事かもしれないけど……それより私は…天城姉ぇの方が…」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他その他起こったこと等
678 : 以下、名... - 2018/02/21 20:04:24.91 bRxRh+Ii0 334/481大きなお世話だわ
天城「…大きなお世話だわ」
葛城「え…………」
天城「同じことを何度も言わせないで。これは私が決めたことなの」
葛城「で、でも…!」
天城「……これ以上貴女と話していると気分が悪くなるわ。もう帰って」
葛城「天城…姉ぇ……」
天城「…………」
葛城「わかった……また………来るから……元気に…してて……ね…」ガチャ
天城「…………」
葛城「なんで……天城姉ぇ…」
葛城「あんなこと…今まで言われたこと…無かったのに…」
葛城「どうして……」
葛城「う………うぁぁぁ…」
葛城「天城姉ぇ……天城姉ぇ…」
下1~3高コンマ この後の展開や、起こったこと等
683 : 以下、名... - 2018/02/21 20:17:43.91 cxiWgdUy0 337/481研究で回復が進むにつれて大切な記憶もなくしていくと判明し、鎮守府総出で投薬をやめさせようとする
ーー
提督「…天城、失礼するぞ」ガチャ
天城「提督……どうされたんですか?」
提督「…天城、今日はお前に話があるんだ」
提督「…単刀直入に言うと、今飲んでいる薬を使わないで欲しい」
天城「例え提督の頼みでも、それはできません。これは私が決めたことなんです」
提督「…実はな、あの薬について研究が進んで、あることがわかったんだ」
提督「…症状が回復が進むにつれて、大切な記憶もなくしていく。マイナス要素が強い薬だったんだ」
提督「…だから天城は前のことは覚えていても、仲の良かった奴の事は忘れてしまっただろう?」
天城「あ……」
提督「…それでも、止めるつもりはないのか?」
天城「……」
提督「…そうか、なら次はこれを見てくれ」
天城「この封筒の束は…」ドサッ
提督「鎮守府の皆んなからの手紙やメッセージだ。表現はバラバラだが、みんな天城に薬を使わないで欲しいという内容は同じだ」
天城「皆さんの…手紙…」
提督「…その一番上に乗ってる分厚い封筒は葛城だ。書いても書いてもこれじゃ思いが伝わらない!と言っていたな」
天城「葛城……」
提督「その下が雲龍だ。三人共出身はバラバラだが、こうやって雲龍型三人が揃ったことは一番喜んでいた」
天城「雲龍姉様…」
提督「…天城、お前がそこまで薬に拘る理由はわかる。どうしても障害者にはなりたくないんだな?」
天城「……」
提督「いくら義肢でほとんどの機能を補えるとは言え、腕が無いのには変わりはない」
天城「それは…」
提督「…もっと言うなら、天城が龍驤や瑞鶴を違う目で見ていたことは知っていた」
天城「……!」
提督「…わかるんだよ。龍驤と街を歩いていると向けられる妙な視線。それを…天城からも感じていた」
天城「そん…な……こと…」
提督「この鎮守府に来た理由も、最後まで戦えるからじゃないだろう?ここに居れば、自分も変な目で見られることは無い…と考えていた筈だ」
天城「もう……」
提督「腐った果実は綺麗な果実達の中では浮いてしまう。だが、周りの果実も腐っているなら……」
天城「もうやめて下さい!!」
提督「止めるつもりはない。止めて欲しいなら天城の本心を聞かせてくれ」
提督「…嘘を言っても俺はわかるからな」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
691 : 以下、名... - 2018/02/21 20:49:39.00 AY3mfuXro 343/481……誰だって、進んで五体不満足になりたいわけないだろっ?!
天城「……誰だって、進んで五体不満足になりたいわけないだろっ!?」
提督「…それがお前の素か」
天城「そうだよ!これが本当の天城なんだよっ!」
提督「…よく今まで抑えられていたものだ」
天城「ここでは素は出さねぇつもりだったからな。ずっと練習してたんだよ」
提督「…感心するよ」
天城「…いつから気付いてたんだ?」
提督「最初からだ。手紙の文面がどう見ても何かをお手本に書いている感じが満載だったからな」
天城「チッ…全部お見通しだったのかよ…」
提督「…それと、他の奴が気付いたのはタバコだ」
天城「はぁ?灰皿があんのに、隠れてタバコ吸ったのがわかるって言うのかよ?」
提督「…あれは来客用だ。鎮守府では俺を含めて誰も吸わない」
天城「なっ…!」
提督「…お前が来てから吸い殻のゴミをほぼ毎日回収するようになった。なら……というわけだ」
天城「なんだよそれ…」
天城「え……おいちょっと待て、全員知ってたってことは…」
提督「…そうだ、この手紙はお前の本性を知って尚、天城に渡してくれと頼まれた手紙達だ」
天城「嘘だろ……こんな天城なんだぜ…?」
提督「…それでも、お前のことが大事だ、大切なんだと手紙を寄越してきた」
提督「…他の奴らからすれば、天城がどんな性格であろうが関係ないんだ。ただ、仲間が大切な記憶を失おうとしている。それはやめてほしいという純粋なお願いだ」
提督「…わかってくれたか?」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
699 : 以下、名... - 2018/02/21 21:15:14.64 zAWs2CXno 347/481は?治すし
天城「は?腕は治すし」
天城「どうせこの手紙も、天城と一緒で誰かに書かせたんだろ?そんなのわかってんだよ」
天城「第一アイツらとは付き合いも短けぇのに、何が大切な仲間だよ」
提督「…………」スクッ
天城「あ、なんだ?やる気か?」
提督「…なら自分の目で確かめてみたらいい」
天城「はぁ?」
提督「…一時間後にまた来る」ガチャ
天城「ケッ……なんだあの提督」
天城「こんなゴミの束渡されても困るっつーの。病院なんてゴミ箱少ねぇのに」
天城「天城のことを仲間…ねぇ……」
天城「無い無い、どんなお人好し集団だよ」
天城「ま、提督に嫌味言う材料探すついでに何個か見てやるか」パラッ
天城「どらどら…」
下1~3 手紙の差出人と簡単でいいのでその内容を
706 : 以下、名... - 2018/02/21 21:30:22.09 ROJ1fH4v0 350/481うーちゃん
暁へのドッキリ手伝ってほしいっぴょん!!!!
707 : 以下、名... - 2018/02/21 21:42:46.77 uPd4yMNuo 351/481天龍ちゃん
こっそりタバコ吸ってるの憧れてました!姉御と呼ばせて下さい!
709 : 以下、名... - 2018/02/21 21:46:11.23 TFUBXM7F0 352/481秋津洲
今度電子タバコを作ってプレゼントするかも!
天城「順番もクソもねぇから、適当に取っていくか。まずはこれ……と」
天城「暁へのドッキリ手伝ってほしいっぴょん!!!!って卯月か…あいつ差出人の所にもうーちゃんって書いてやがるな」
天城「ちょっと前までの暁ならビビり倒して気絶でもしてただろうけどよ、あいつレ級をモノにしたんだよな?返り討ちにあいそうだぞ…」
天城「…ま、次行ってみるか」ゴソゴソ
天城「こっそりタバコ吸ってるの憧れてました!姉御と呼ばせて下さい!…これは天龍か」
天城「そういや前の鎮守府では姉御って呼ばれたんだよな。多分、手紙くれるあいつと仲良かったんだろうけどな…」
天城「…忘れちまったもんは仕方ねぇ。ご愁傷様~ってやつだ」
天城「次は…今度電子タバコを作ってプレゼントするかも!…秋津洲の奴手紙でもかもかも言うのかよ!」
天城「ま、秋津洲ならパパっと作っちまうだろうな。今の天城に合った艤装の調整してくれるし…あれ地味に負担減ってイイんだよな~」
天城「さて次…こそこそするというのは悪いことをしてると無意識に思ってるからです。お酒もタバコもすっぱりやめるか堂々とやるかどちらかにしましょうね……この堅苦しいのは神通か」
天城「なんでアイツ…天城が酒飲んでんのも知ってんだよ…」
天城「何人か逆らっちゃいけねぇ奴が居たが、神通は間違いなくその一人だな…」
天城「しかし悪いことをしている…ねぇ。そんな意識、もう無ぇよ」
天城「それにしても…こいつら……」
天城「…いや、どうせたまたまだ。次だ次!…飛鳥が直ぐに気づいたから、喫煙の事雲龍葛城にも教えたわ。その上で貴女に接する態度がかわらなかった。この意味わかる?……瑞鶴…」
天城「なんだよ…どいつもこいつも……」
天城「なんで…ちゃんと手紙書いて寄越してきやがるんだよ…」
天城「天城はアイツらをイロモノ扱いしてたんだぞ?それなのに…」
天城「なんでこいつらは…………」
提督「…それはお前のことを本当に仲間だと思ってるからだ」ガチャ
天城「!急に入ってくるんじゃねぇっ!!」
提督「…しかし一時間経ったからな」
天城「え、もう………」
提督「そうだ、気持ちのこもった手紙というのは何度も読み返すし、読むのに時間がかかる」
天城「……」
提督「それでも、皆んなの気持ちは偽りだと言うのか?」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
717 : 以下、名... - 2018/02/21 22:24:11.66 kl7fq7PQo 357/481悪いが俺はもう誰も信じられないんだ
天城「悪いが…天城はもう誰も信じられねぇんだ」
天城「信じられんのは自分だけなんだよ…」
提督「……」
天城「提督もよぉ、こんな天城の記憶は無ぇ方がいいだろ?このまま薬を続けてたら、この性格も無くなるだろ…」
天城「アンタにとっても、天城にとってもこれでいいんだよ」
天城「腕は治るし、このチンピラみたいな性格も綺麗サッパリ消えちまう。いい事尽くめだ」
雲龍「いいえ、それは無いわ」
葛城「そんな事いわないで天城姉ぇ!」ガチャ
天城「お前ら……」
雲龍「私は天城にそのままで居て欲しい」
葛城「そうよ!その性格が消えるって…まるで死ぬみたいじゃない!」
天城「はぁ?死ぬ所か腕が治るんだぞ?障害者じゃ無くなるんだぞ?」
雲龍「いいえ、貴女のその性格が消えるという事は個性が消えるということ。死ぬのと同じ」
葛城「だから天城姉ぇを説得に来たの!!」
天城「なんだよ…天城は別に頼んでねぇだろ……」
雲龍、葛城「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
724 : 以下、名... - 2018/02/21 22:56:08.99 AY3mfuXro 360/481雲龍「うちの鎮守府で記憶リセットなんかしたら逆に目立つわよ」
雲龍「天城、うちの鎮守府で記憶リセットなんかしたら逆に目立つわよ」
雲龍「記憶が消えるのはわかってるけど、性格が消えるかどうかはわからないのよ?」
天城「う……」
雲龍「貴女はその性格を気にしているかもしれないけど、あの鎮守府ではそんなに気にならないわよ?」
雲龍「あそこには半狂乱になりながら自殺未遂をする北上や、鬱全開で徘徊する龍驤さんもいる。隣の部屋からは喘ぎ声が聞こえてくるし、それに……」
天城「わかったもういい!十分わかったよ!!」
雲龍「わかってくれたらよかったわ」
天城「余計に目立つ……チッ、その考えは無かったな…」
雲龍「よく考えなさい。薬を続けてもいいことは少ないのは事実よ」
天城「……わかったよ」
提督「…流石だな。俺ではどうやっても無理だった」
雲龍「私は鎮守府をよく見ているから。もちろん、いい意味でよ」
葛城「そっか…雲龍姉はこの鎮守府長いもんね…」
提督「…たった一人の正規空母としてずっと助けてもらっていた。雲龍には頭が上がらないな」
雲龍「私こそ提督に救ってもらったんだから。これくらい当然よ」
葛城「雲龍姉ぇ…」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動やその他起こったこと等
735 : 以下、名... - 2018/02/21 23:57:02.00 eNinTkG70 363/481天城
わかったよ、もう腹くくった、腕は諦める。義手にするよ
天城「わかったよ、もう腹くくった腕は諦める。義手にするよ」
雲龍「じゃあ薬はもう飲まないのね?」
天城「あぁ……不本意だが仕方ねぇ」
葛城「その方がいいって天城姉ぇ!」
天城「これで天城も五体不満足か……」
雲龍「たかが腕一本じゃない。何事も考え方よ」
天城「四肢断裂よりはマシか……」
ーー
737 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/22 00:24:06.61 BqewhSMH0 365/481天城の性格があんなことになってしまいました…
このままだとアレかもしれないので、二重人格はどこかで使うかもしれません
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
提督「…龍驤、体調はどうだ?」
龍驤「ぼちぼち…やなぁ……」
提督「…そうか」
龍驤「ごめんなぁ…北上帰ってくるまで…義肢付けへん言うたから…」
龍驤「ちょっと体調良くないだけで…全部司令官に頼らなあかんねん…」
龍驤「こんなんで…ごめんなぁ……」
提督「…俺はありのままの龍驤が好きなんだ。そんなことは言わないでくれ」
龍驤「こんなウチ…好きって言うてくれて…嬉しいわぁ…」
龍驤「鬱も…早く良くなればいいんやけどなぁ……」
提督「…龍驤、その事で一つ質問があるんだ」
龍驤「なんやぁ…?なんでも答えたるでぇ…」
提督「…こんな時に聞くことじゃないかもしれないが、どうしても聞きたいんだ。これは金剛から聞いた話だ」
提督「龍驤がゴミ箱に薬を捨てている所を目撃したらしい。龍驤、あれは何の薬だったんだ?」
提督「それに…一体何故薬を捨てるなんてことをしたんだ?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
745 : 以下、名... - 2018/02/22 19:36:24.35 vFwNRuyO0 368/481どうしても言わなあかん?
龍驤「どうしても…言わなあかん…?」
提督「…言ってくれないのか?」
龍驤「ん……わかった、言うわな…」
龍驤「あのな…いくつか理由はあるんやけど…一つは…ウチは…許されたらあかんねん…」
龍驤「鬱が治るっちゅうことは……あの子のことが許された……ことになるねん…」
龍驤「あの薬…良く効くから……捨てな…あかん…」
提督「龍驤…お前はまだ……」
龍驤「これが治ったら…もう夢にあの子は出て来ぇへんように…なる…」
龍驤「それは……あかんねん…」
提督「…龍驤、お前はあの事に囚われ過ぎている」
龍驤「囚われて…当たり前やろ……小さい女の子…殺してもうた…から……」
提督「やめてくれ……龍驤は殺してなんか無いんだ……」
龍驤「いいや……ウチが…ウチのせいやねん……」
龍驤「それでな、もう一つの理由やけど……」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
750 : 以下、名... - 2018/02/22 20:01:31.95 RDRPl4CjO 371/481たまに変なのが混じっとるんよ
龍驤「薬にな…たまに変なのが……混じっとるんよ…」
提督「…変なの?」
龍驤「錠剤にな…口が書いてあって……それが…喋り出すねん…」
龍驤「自分だけ助かるつもり?……とか…言うてきて……」
龍驤「酷い時は…ゴミ箱の中から……ウチに話しかけてくるねん…」
提督「龍…驤……それは…」
龍驤「あ…………」
龍驤「ほら……司令官……聞こえれへん…?」
龍驤「あ……あぁ…段々……近付いてくる…」
龍驤「やめて…やめてぇやぁ………」
龍驤「嫌や……あの声はもう聞きたいないんや……」モゾモゾ
提督「…龍驤、その声は……俺には聞こえない」
提督「それは全て龍驤の幻聴だ。何も心配しなくていい」
提督「…俺を信じてくれ」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動やその他起こったこと等
759 : 以下、名... - 2018/02/22 20:22:49.87 RvRXMc8R0 374/481提督が死んだ女の子に見えてしまう
龍驤「あぁぁ……!やめてぇやぁ……!」
提督「どうしたんだ龍驤?」
龍驤「なんでアンタが…ここに居るんよぉ……」
提督「………俺が俺だとわかっていないのか?」
龍驤「ひっ……ひぃ………」ゴソゴソ
龍驤「うぎっ………いぃ……」ムクッ
提督「ダメだ龍驤、今の状態じゃ動くのは……」
龍驤「ひぃぃぃぃぃぃぃ…!」ブルブル
提督「龍驤……」
龍驤「…やっぱり……ウチは幸せにならへんのか…」
龍驤「この子が目の前に…居るっちゅうことは…迎えに来たんやろなぁ……」
龍驤「……司令官…ごめんなぁ…」
龍驤「ウチ……ここまでやわ…」
龍驤「……ふひ……ふひひひひひひ………」
龍驤「ひひひひひひひひひひひひひひひひひ……」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動やその他起こったこと等
762 : 以下、名... - 2018/02/22 20:35:45.59 //FuIFWjO 377/481強く抱きしめる
提督「………龍驤…!」ギュッ
龍驤「ぃぎっ!!」バタバタバタバタ
提督「……俺はここにいる」ギュゥゥ
龍驤「ぐ……!が…!」ジタバタ
提督「…龍驤……!」ギュゥゥゥゥゥゥ
龍驤「う………ぁ…」
提督「龍驤ぉ………」
龍驤「……司令官………」
提督「…龍驤、わかるか?」
龍驤「うん……また…迷惑かけてもうたなぁ…」
提督「…気にしなくてもいい」
龍驤「ほな…もうちょっとこのまま抱きしめといてくれる?」
提督「…痛くないか?」
龍驤「痛いくらいやけど……司令官の体…感じられるから……」
提督「…わかった」ギュッ
龍驤「んん………はぁ…」
龍驤「……キミの心臓が動いとるのわかるで」
提督「…俺も龍驤の鼓動を感じるよ」
龍驤「司令官も……ウチも…生きとるんやなぁ…」
提督「…そうだ。これは幻覚じゃない」
龍驤「そうや…うん………司令官、もう少し強くしてくれる?」
提督「…いいのか?これ以上強くすると……」
龍驤「ええよ…ウチに生きてるって…感じさせて……」
提督「…いくぞ?辛かったら言うんだぞ?」
龍驤「うん……」
提督「…………」ギリ…
龍驤「う……」
提督「龍驤……大丈夫なのか…?」ギリギリ
龍驤「ぎ……大丈夫…や…もっと…」
提督「…これ以上は……」
龍驤「ウチを……壊れるくらい…抱きしめてぇ……」
龍驤「もっと……もっとぉ…」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動やその他起こったこと等
771 : 以下、名... - 2018/02/22 21:03:35.89 h21KpEi30 382/481もっと強く抱きしめる
提督「………これ以上はもう…」ギリギリギリ
龍驤「まだ…や…」
龍驤「強く……して…」
提督「……もう…」ミシッ
龍驤「うぐっ!!」
提督「龍驤!大丈夫か?」パッ
龍驤「げほげほ……う…げほっ……」
龍驤「まだ…いけたのに……」
提督「…俺はこれ以上無理だ」
提督「龍驤に怪我をさせるような真似はできない。これが限界だ」
龍驤「あのまま…ウチが死ぬまで抱きしめてくれたら…よかったのに…」
提督「…そんなことできると思っているのか?」
龍驤「無理…やんなぁ……」
提督「龍驤は俺にとって全てだと言っているだろう」
龍驤「うん…ウチが不安になった時はいつもそう言うてくれて…支えてくれて…ありがとうな…」
提督「…当然のことをしているだけだ」
朝霜「なんか苦しそうな声がしたぞ!?」バターン!
龍驤「朝霜…」
提督「…すまないが部屋を出て行ってくれ。今お前に構っている暇はない」
朝霜「おぉ…司令の言葉責めも中々イイな…」
提督「…出て行ってくれと言っているんだ」
朝霜「司令がムキになる時は龍驤さん絡みだから…状況から見て龍驤さんの具合悪いんだな?」
龍驤「そうや……だから…今は…」
朝霜「精神的に落ち込むっていうのが、あたいにはわからねぇんだよなぁ」
龍驤「……お前には分からんと思うで…」
朝霜「いやいや、精神的にクルのはわかんだよ。落ち込むことくらいあるからな」
龍驤「ほな…何がわからんって…言うねん……」
朝霜「あの光景見て、トラウマになる方がわかんねぇって言ってんだ」
龍驤「は…………?」
提督「お前……何を言っている…?」
朝霜「何って……目の前で女の子が潰されたヤツだよ」
提督「……は…?」
龍驤「お…ま…え……まさか…」
朝霜「そうだぜ、あたいもあそこに居たんだよ」
朝霜「あの日電車に乗り遅れそうでさ、急いでホームに行こうとしてたんだよ」
朝霜「で、なんとか間に合って電車に乗ろうとしたら…………」
朝霜「…凄かったぜ、アレ。人の脳みそってあんな色してんだよな…」
朝霜「あたい、興奮してその場から動けなかったよ……」
朝霜「人が弾ける瞬間なんて……もう見れねぇだろうなぁ…」
朝霜「まぁアレがあって…あたいのドMが完成したのかもしんねぇけどな」
朝霜「龍驤さんも本当は気持ちよかったんだろ?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
780 : 以下、名... - 2018/02/22 21:35:44.09 b56i0kX6o 388/481あの光景は被害者しか見えなかったはずや
龍驤「嘘…言うたらアカンで…あの光景は…被害者しか見えなかったはずや…」
龍驤「あの子は……ウチの目の前で……」
龍驤「ふーっ…ふーっ……」
提督「…朝霜、適当な事は言わないでくれ。龍驤が混乱するだろう」
朝霜「適当?そんなこと無いぜ。あの日の女の子の服装とか言ってやろうか?」
朝霜「白いシャツに赤いスカート。髪型はポニーテールで……」
龍驤「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
龍驤「あかん!もう何も言わんといてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
龍驤「あぁ……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
提督「…朝霜、出て行ってくれ」
朝霜「ん?なんでだよ?」
提督「いいから早く出ていけ!」
朝霜「おっ、いいねぇそのまま殴ってくれよ!なぁ!」
提督「…………」
朝霜「なんだ…またお預けかよ……」
提督「お前は……なんなんだ…何がしたいんだ……」
朝霜「決まってるだろ?司令にオシオキして欲しいんだよ」
提督「………そういうことじゃない」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
787 : 以下、名... - 2018/02/22 22:18:56.61 6LTsSIfsO 391/481あたいは自分を変な殻に閉じ込めたりせずしたいことをしてるだけさ
朝霜「あたいは自分を変な殻に閉じ込めたりせず、したいことをしてるだけさ」
朝霜「痛い事が気持ちいいから痛い目にあう。司令が気に入ったからここに居続ける。これは全部あたいの欲望そのものだ」
提督「…それが龍驤とどう関係するというんだ」
朝霜「目の前でたった一人助けられなかったからってその殻に閉じこもっちまったら、本当に守りたいものをまた目の前で失っちゃうぜ?」
龍驤「ぅ…………」
朝霜「ま、気持ち良かったかどうか聞いたのは流石に言いすぎたかな。ごめんな龍驤さん!」
龍驤「ぁ……え………?」
提督「…お前は…………」
朝霜「もう…………何人になるかなぁ…あたいが…救えなかった命……」
朝霜「……あたいはさ、艦娘になってから長いんだ。今まで色んな鎮守府を転々としてきてんだ」
朝霜「その……転々とする理由がさ…………あたいの目の前で人が死ぬ度に…鎮守府…変えてたんだ……」
朝霜「あたいがもう少し強かったら…救えてる命も沢山あった……あたいにはもう…どうしようもない…命もあった……」
朝霜「その日も命を救えなくて、落ち込むあたいに当時の司令はこう言ったんだよ。たかが戦死者だ、気にするなって」
朝霜「そこであたいは…気付いちまったんだよ……人の命って…こんなにも軽いんだってな……」
朝霜「次の日になったら…もう次の戦場の話なんだ……」
朝霜「……でもあたいは忘れたくなかった。助けられなかったけど、その命は確かに存在したんだって覚えていたかった」
朝霜「だから……あたいはその事を体に刻もうとして、体にピアスを付けたんだ」
提督「…じゃあその全身のピアスは……」
朝霜「そうだ、あたいが救えなかった命の数だけ、体に付けてある」
朝霜「それでな……一つ一つに名前も書いてあんだよ」
朝霜「凛花、真実、華、沙羅………全部にちゃんと書いてある」
朝霜「これは……これだけはあたいは忘れちゃいけないんだ」
朝霜「だからよぉ龍驤さん、もうその殻はいらねぇよ」
朝霜「それでも気になるってんなら、あたいが体に刻んでやる」
朝霜「だからさぁ龍驤さん……もういいんだよ」
朝霜「許す許されるじゃないんだ。あの子のことを思い出してやるだけでいいんだ」
朝霜「そうすればあの子は救われる。なぁ、龍驤さん…」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
795 : 以下、名... - 2018/02/22 22:52:11.51 RvRXMc8R0 396/481そんな直ぐには切り替えれない
龍驤「そんな直ぐには…切り替えれへんよ……」
龍驤「ウチは…今までずっとあの子のことが……」
朝霜「…なら仕方ねぇ。龍驤さん、ちょっと起きてくれ」
提督「何をするつもりだ?」
朝霜「あたいは何もしねぇよ、むしろ龍驤さんがするんだ」
龍驤「どういう…こと…?」ムクッ
朝霜「ありがとな龍驤さん。手、出してくれるか?」
龍驤「ん……」スッ
朝霜「…これ、使ってくれ」カチャ
龍驤「これは……?」
朝霜「体にピアス開ける機械だ。何をするかはわかるよな?」
龍驤「え、でも…………」
朝霜「龍驤さんが切り替えられねぇのはわかってる。だからこれはあたいのワガママだ」
龍驤「…………」
提督「…龍驤、無理はしなくていい」
龍驤「いや……やる。やるで…朝霜」
朝霜「わかった。服脱ぐからちょっと待ってくれ」ヌギヌギ
龍驤「……相変わらず凄い体…やね」
朝霜「お腹、脇腹、背中……全部ピアスだらけさ」
龍驤「…体やったらどこでもええん?」
朝霜「服で隠れる所ならどこでもいいぜ。使い方はわかるか?」
龍驤「なんとなく……この引き金引いたら…ええんやろ?」
朝霜「そうだ、遠慮なくやってくれ。そのピアスには……あの子の名前がちゃんと書いてある」
龍驤「…………いくで」
下1~3高コンマ 龍驤や朝霜の台詞や行動、その他の展開等
801 : 以下、名... - 2018/02/22 23:15:47.94 fCXzqDvZO 400/481ピアスをつけるのはへその下あたり
朝霜はガチイキ
龍驤「おヘソの…下に……」ガチャン
朝霜「ひぎぃぃぃぃ!!」ビクッ
龍驤「え…どないしたん…?まさか……ウチ間違えてもうたん…?」
朝霜「あ、あひ……ひぃ……」ビクンビクン
提督「…いや、これは……」
朝霜「ヘソの下とか……龍驤さん…やるじゃねぇか……」ピクピク
龍驤「あ、そっか……そこって…」
朝霜「ヘソの下は…コドモベヤの真上だぜ…?やべぇ……ぎもぢぃぃぃぃ……子宮に…響いでる…」アヘェ
龍驤「ご、ごめんな?そんな…つもりやなかってん…」
朝霜「あー…うん……この快感は忘れねぇよ……」
朝霜「だから……この子の殻は…もう…忘れるんだぜ……」
朝霜「急には無理なら……少しずつ…その殻を…外していけば…いいんだ……」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
809 : 以下、名... - 2018/02/22 23:56:48.89 RvRXMc8R0 403/481正直初めてあったときの印象とは大分ちがくてビックリやわ
まぁ…ありがとな、朝霜
龍驤「正直初めてあったときの…印象とは大分ちがくてビックリやわ……まぁ…ありがとうな…朝霜…」
朝霜「あたいが…体に穴開けてる本当の理由言ったのは…二人が始めてだよ」
提督「…そうだったのか」
朝霜「まぁ…ピアス開け過ぎてど変態になったのは間違いねぇからな…」
朝霜「今も…普通に言ってたらカッコよかったんだろうけどよ…余韻で立てねぇんだよ…」
龍驤「床に這いつくばりながら…やもんなぁ…」
朝霜「でも龍驤さんも隠れドSだったとは知らなかったぜ……なぁ、また今度…」
龍驤「お断りや……」
朝霜「ちぇっ…」
ーー
814 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/23 00:07:38.49 d78E/tHD0 405/481思っていたものは出せましたが、この結果だとは思っていませんでした
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます