【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その2【安価】(4)
1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/13 18:06:17.27 /Le9TmgC0 1/481まさかの3スレ目です
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その2【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517391641/
前々スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515586186/
元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その3【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518512776/
ーー
龍驤「司令官、いよいよ今日はあの子が来る日やね」
提督「…そうだな」
龍驤「今まではずっと手紙でやり取りしとったけど、話もまとまってよかったなぁ」
提督「…ハンディキャップを負いながらもまだ戦いたいというのなら、この鎮守府は喜んで受け入れる。そうだろう龍驤?」
龍驤「うん、せやね!」
龍驤「しかし来るのが天城とはなぁ。また空母やで?」
提督「…瑞鶴の時といい、やはり空母に何かあると手放したくなるのか?」
龍驤「空母は艦隊の花形…やからね。変なもんは見せたくないっちゅう考えなんやろか…」
提督「…俺には理解できん」
龍驤「ま、ウチらはどんな子が来てもそれを受け入れたるだけやからな!」
提督「…そうだな」
龍驤「お、噂をしてたら来たみたいやね!」
下1~3高コンマ 天城の見た目の状況を。見た目でわからないもの(精神的や内臓系)でも可
5 : 以下、名... - 2018/02/13 18:23:16.74 XqamEVh0o 4/481ヤバイぐらい腐ってる
天城「……失礼します」ガチャ
龍驤「よう来てくれたな!歓迎するで!」
天城「ありがとうございます…」
提督「…これからよろしく頼む。これで雲龍型も揃った、雲龍と葛城も喜ぶだろう」
天城「……こんな私でも喜んでくれるのでしょうか?」
龍驤「心配さんでも大丈夫や!こんな身なりのウチがバリバリやっとんねん!」
天城「でも…私は……」
提督「…腕の状態はそんなに悪いのか?」
天城「……はい。見て頂いた方が早いと思いますので…見せますね」シュルシュル
龍驤「右腕が包帯まみれっちゅうことは、よっぽど進んでるんか?」
天城「……症状は二の腕辺りで止まっています」シュル…
提督「…………」
天城「…………これが私の腕です」ドロォ
龍驤「な、なんやこれ……半分以上…腐っとる…」
提督「…腕は動くのか?」
天城「…はい、この通りに」グッ…
龍驤「痛覚はあるんか?」
天城「……ありません」
提督「…痛みは感じ無いが、物を掴んだりはできる…ということでいいな?」
天城「…はい」
龍驤「そうなった原因、詳しくはわからんのやろ?」
天城「ウイルス性の何かに感染した…ということはわかっています。ただ、それが何故私の右腕だけを腐らせたのかは、わかりません」
提督「…他人に感染する心配はないんだな?」
天城「お医者様が言うには…」
龍驤「でもなんでそんなもんに感染してしもうたんやろね…」
天城「…わかりません」
提督「…それで、この鎮守府に来た理由は手紙で聞いていた通りなんだな?」
天城「はい、ここなら腕の切除手術ギリギリまで出撃できるのと、腕を失った後も出撃できるからです」
龍驤「腕の手術は…いつなん?」
天城「それはまだ相談中です」
提督「…理由はわかった。だが、なぜそこまでして出撃したいのかを聞かせてくれないか?」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
20 : 以下、名... - 2018/02/13 19:03:39.46 I2HU/RZ30 10/481皆を守りたいから
天城「私は皆んなを守りたいんです」
天城「この姿で命を貰ったその時から、それが私の使命なんです!」
提督「…腕を失っても、その使命を果たしたい…ということか」
天城「私に言わせてもらえれば、たかが腕なんです。この命尽きるまで、私は戦い続けます!」
龍驤「随分と立派な考えなんやねぇ」
天城「龍驤さんは、私とは違うんですか?」
龍驤「ウチが戦うのはここの皆んなと司令官の為や。誰かを守りたいっちゅうのんは一緒やけどな」
天城「提督、私を受け入れてくれるんですよね?」
提督「…腕の手術日や状態については嘘は言わないでくれ。状態が悪いのに出撃はさせたくないからな」
天城「はい、わかりました」
提督「…ならば歓迎しよう。天城はうちでは貴重な空母だ。それなりに忙しいと思うが頑張ってくれ」
天城「…はい!」
龍驤「天城、これからよろしくな!」
天城「お願いします龍驤さん!」
龍驤「…さて、歓迎ついでにそこでコソコソしとる雲龍達から一言あるん違うか?」
雲龍「!!」
葛城「雲龍姉、バレてるよ!」ヒソヒソ
天城「あ、あの……私…こんな…だけど…」
天城「頑張る気持ちは、誰にも負けないから!雲龍姉様、葛城、よろしくお願いします!」
下1~3高コンマ 雲龍か葛城どちらかの台詞、行動他
27 : 以下、名... - 2018/02/13 19:59:55.77 Tk/OzLLyo 14/481葛城「ようこそ天城姉ぇ!歓迎するわ!」
葛城「ようこそ天城姉ぇ!歓迎するわ!」
雲龍「ここは良い所よ。私が保証するわ」
天城「…こんな私でも、受け入れてくれるの?」
雲龍「こんな、なんて言わないで。貴女は貴女なのよ」
葛城「そうよ!そんなの全然気にしないわ!」
天城「雲龍姉様…葛城……」
龍驤「出身は違うけど、こうやって雲龍型が三人揃ったんや。積もる話もあるやろうから、あとは任せてもええか?」
雲龍「えぇ、任せてちょうだい」
葛城「天城姉にここを案内してあげる!」
ーー
天城「ここが演習場ね」
雲龍「そうよ、ここで練度を高めたり、トレーニングができるわ」
天城「…ねぇ、これは何?」
葛城「それは龍驤さん用のスロープよ。義足だと海に 入れないから、段差が辛いらしいの」
天城「じゃあ……これは?」
雲龍「これは瑞鶴の為よ。飛鳥……盲導犬がこのスペースで待っているの」
葛城「他にも手すりが付けてあるわ!」
雲龍「瑞鶴が来てから鎮守府のあちこちに手すりが付いたわね」
葛城「たった一人の為によくここまでしてくれたわよね」
雲龍「提督はそういう人なのよ」
葛城「そうだ天城姉、今のうちに不便になりそうなことがあったら提督に言っておいた方がいいわよ?」
雲龍「どんな些細なことでもいいわ。提督は真剣に対処を考えてくれるわよ?」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
32 : 以下、名... - 2018/02/13 20:43:00.80 79xQrbuk0 18/481将来の為に義手あるいはクローンの腕を用意しておいてほしい
天城「将来の為に義手とか、クローンの腕を用意しておいて欲しいわ…」
雲龍「クローンは無理かもしれないけど、義手はなんとかなると思うわ」
葛城「そうそう!龍驤さんも付けてたでしょ?」
天城「いえ…付けてなかったと思うわ」
葛城「天城姉が来るから外してたのかな?」
雲龍「かもしれないわね。なら工廠に行けば義手が見れると思うわ」
天城「…私、見てみたいです!」
ーー工廠
天城「お邪魔します……」
明石「ああああ貴女は…?」
雲龍「明石、彼女は天城。私の姉妹艦よ」
葛城「詳しいことは追い追い話すから、龍驤さんの義手を見せて欲しいの」
明石「わわわわかり…まししした…」
明石「どどど…どうぞ……」ゴトッ
天城「下2」
下2 天城の台詞、行動他
37 : 以下、名... - 2018/02/13 21:06:00.96 qsFoNf6w0 21/481想像していた義手より遥かに高価そうなのでやめておく
天城「……義手はやっぱり辞めておきます」
雲龍「どうして?とても良くできてると思うのだけど」
天城「想像していた義手より遥かに高価そうなので…」
葛城「そんなの気にしなくていいわよ!」
天城「そんな訳にはいきません…私はまだここに来たばかりですから…」
雲龍「そんなのは関係ないわ。ねぇ明石?」
明石「ははははい…ああ天城さんは……ううう腕…悪いんででです…か?」
天城「…ええ、右腕を…手術して……切る予定なの」
明石「…わわわわかり…ました……」
明石「サササササイズを…こここ今度計らせてくく下さい…」
明石「たたた試しに…作っておきままます…」
天城「でも……」
明石「だだだ大丈夫ですよ…」ニコッ
雲龍「ね?貴女は何も気にしなくていいのよ」
葛城「今から作ってもらえば、いざという時困らないもんね!」
天城「本当に…いいのかしら……」
ーー食堂
雲龍「次は食堂ね」
葛城「この鎮守府では一人で食事ができないのよ」
天城「それは…どういうことなの?」
雲龍「一人で食べていると、必ず誰かが話しかけてくるの」
葛城「ほんと、落ち込む暇が無いくらいに、皆んな気を使ってくれたりするの!」
天城「そういう意味なんですね…」
下2 三人に話しかけてきた人物を
42 : 以下、名... - 2018/02/13 21:47:25.46 qt1H74yGO 25/481瑞鶴
瑞鶴「ねぇ、聞き慣れない声が聞こえたんだけど、もしかして噂の新人さん?」
天城「はい、私は天城と申します」
瑞鶴「私は瑞鶴。そしてこの子は飛鳥。私のパートナーよ」
飛鳥「……」
天城「随分と大人しいんですね」
瑞鶴「盲導犬はそういう風に訓練されてるのよ」
瑞鶴「少しなら触ってもいいわよ?この子も喜ぶし」
天城「あ……いえ、やめておきます」
瑞鶴「どうしたの?もしかして犬嫌い?」
天城「いえ、そうではなくて……」
天城「私の手で触ってしまうと…飛鳥ちゃんが嫌がるかもしれないので…」
瑞鶴「…私の、ってことは腕か手に何かあるの?」
天城「……右腕が腐ってきているんです。原因も不明で…」
天城「…こんな腕じゃ、この綺麗なワンちゃんは…触れません」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
47 : 以下、名... - 2018/02/13 22:11:55.87 Cp/MTL0W0 28/481そう、ごめんなさい
でも失礼だけどいわゆる腐臭なんて感じなかったので、つい
包帯の臭いしかしないわ
瑞鶴「そう、ごめんなさい…そんなつもりじゃなかったの」
瑞鶴「でも失礼かもしれないけど、いわゆる腐臭なんか感じなかったのよ。包帯の臭いしかしないわ」
天城「…私のは食べ物が腐るのとは訳が違うんです。腐敗して腐るわけではないので、腐敗臭はしないんです」
葛城「でも凄いですね、包帯の匂いがわかるなんて」
瑞鶴「前にも言ったでしょ?私は残りの四感が鋭いのよ」
雲龍「…犬並みね」ボソッ
瑞鶴「雲龍~~聞、こ、え、て、る、わ、よ~」
雲龍「……気のせいよ」
瑞鶴「でもそれくらい気にしなくていいわよ?この子も気にしないし」
天城「でも…万が一何かあったら……」
瑞鶴「……飛鳥、やっちゃいなさい!」
飛鳥「オンッ!」
天城「え、きゃっ!」ステン
飛鳥「ハッハッハッハッ」ペロペロ
天城「いやぁぁん…」
瑞鶴「飛鳥、本当は人懐っこいのよ。戯れるの好きだから、しばらく付き合ってあげて?」
天城「あっ!そんな……あぁぁ…」ペロペロ
葛城「雲龍姉、なんか絵面が…エッチなんだけど…」
雲龍「天城が色っぽいせいね。大丈夫よ、至って健全だから」
天城「うぅ…」ベトベト
瑞鶴「……どうやらちょっとやり過ぎちゃったみたいね。雲龍、案内ついでにお風呂でも紹介してあげてくれる?」
雲龍「そうね、ちょうどいいわ。天城、行きましょう」
葛城「瑞鶴さんはこれから出撃ですか?」
瑞鶴「えぇ、パパっと片付けてくるわね」
葛城「はい、頑張って下さい!」
雲龍「天城、こっちよ」
天城「うぅ…犬臭い……」
ーー
雲龍「ここが脱衣所よ。まぁ…脱衣所なんて何処も一緒だと思うけど」
葛城「雲龍姉、私達も入っちゃわない?せっかく三人いるんだし!」
雲龍「そうね、それもいいわね。天城、一緒に入りましょう」
天城「雲龍姉様と葛城と…ですか?」
葛城「そうそう!ここのお風呂広いし大丈夫よ!」
下1~3高コンマ 入浴の出来事や起こったことを
52 : 以下、名... - 2018/02/13 22:45:09.28 I2HU/RZ30 33/481駆逐艦におっぱいを揉まれまくる姉妹(葛城を除く)
不知火「雲龍さんの胸はやはり大きいですね。艦隊一じゃないんでしょうか?」モニュモニュ
雲龍「そうかもしれないわね。同じ雲龍でも、私は大きい方だから」
皐月「ねぇ不知火…次は僕だよ……」モジモジ
卯月「天城さ~~ん!もっと揉ませるっぴょん!」
天城「嫌です!やめて下さい~!」
卯月「ゲヘヘ、こんなデカ乳晒して触るなとは矛盾してるっぴょん!」
天城「いや~~!」
葛城「……」
皐月「はぁぁぁ…オッパイ…雲龍さんのオッパイ……」ムニムニ
雲龍「…皐月、触り方がいやらしいわよ」
不知火「天城さん、私にも触らせて下さい」
天城「えぇぇ~!増えてる~!」
卯月「卯月は右、不知火は左を攻めるっぴょん!」
不知火「わかりました」
天城「い、いや……!葛城、見てないで助けて!」
葛城「……」
天城「葛城~~!」
葛城「下2」
下2 葛城の台詞、行動他
62 : 以下、名... - 2018/02/13 23:17:11.21 knbhGADpO 36/481無言で天城を羽交い締め似して胸を張らせる
葛城「……」ガシッ
天城「あ、え……なんで羽交い締めに…?」
葛城「……今よ」
天城「え、えぇ……?」ぷるん
卯月「ゲヘヘ……」ワキワキ
天城「あ……あぁぁ……」
卯月「……いただきます!」
天城「……」ピクピク
卯月「…堪能させて頂きました」
葛城「なんで私だけ…同じ雲龍型なのに…」ブツブツ
雲龍「…葛城と天城は仲良くなれたみたいね」
不知火「不知火にはそうは見えませんが…」
皐月「オッパイ…しゅごい……へへ…」ぷかぷか
雲龍「きっと深い所で…二人は繋がっているのよ…」
卯月「……で、天城さんはその腕のヤツはお風呂でも付けてるんだっぴょん?」
天城「…はい、見た目が……悪いので…」
卯月「そんなの気にしないっぴょん!ねぇ不知火?」
不知火「えぇ、全く問題ありません。ここはお風呂ですからむしろ取った方が良いかと思います」
雲龍「天城、取ってみてもいいと思うわよ?」ナデナデ
皐月「うへへへへ……」ぷかぷか
天城「でも……」
葛城「大丈夫だって天城姉!」
天城「……はい」シュルシュル
下1~3高コンマ 腕を見たリアクションや台詞を
67 : 以下、名... - 2018/02/13 23:52:23.85 I2HU/RZ30 40/481卯月
今度いたずらするから付き合ってほしいぴょん!
夜中に肩を叩いたら面白い姿が見られるぴょん!
不知火「…………」
卯月「これは…」
天城「やっぱり…醜いですよね…」
卯月「今度いたずらするから付き合ってほしいぴょん!夜中にその腕で肩を叩いたら面白い姿が見られるぴょん!」
天城「え……?」
不知火「イタズラするなら怖がりの暁なんかどうでしょうか?」
卯月「それいいっぴょん!天城さん、詳細は追って伝えるっぴょん!」
天城「……」
雲龍「言ったでしょ?気にするだけ無駄よ」
葛城「ここの子達はこれくらいじゃ動揺したりしないもの」
不知火「えぇ、もっと凄いものも見てますからね」
卯月「中々トラウマになるようなシーンもいくつかあったっぴょん」
天城「……よかった…」
天城「この腕を見て…引かれなかったのは…初めて…」
不知火「天城さん、どうか安心して下さい。不知火達に偏見はありません」
卯月「ここなら心もゆっくり休まるはずっぴょん……天城さん、裸で失礼だけど、これからよろしくお願いします」
不知火「不知火もよろしくお願いします」ペコリ
天城「……はい!」
ーー
71 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/14 00:20:03.33 u4iU9T2+0 43/481腐敗臭のしなくて腐ることが本当にあるのかはわかりません
引き続きネタ、コメントをお待ちしてます
ーー
天城「よし、今日も出撃を頑張ります!」
天城「今日の随伴艦は第六駆逐隊の……あ、ちょうどいい所にいたわ」
天城「雷ちゃん、今日はよろしくお願いしますね」
レ級「ん?誰だお前?」
天城「あ…れ……?服装と見た目は…雷ちゃん…なのに?」
レ級「見ない顔だな…まさか不審者か!?」
天城「違います!私はこの前ここに来たばかりの天城です!」
レ級「そんなの聞いてないぞ!」
天城「そんなこと言われましても…」
ギッ、ギッ、ギッ、ギッ
駆逐棲姫「どうしたお姉ちゃん、そんな大きな声を出して」
天城「深海棲艦!?それにその脚…」
レ級「妹よ!こいつ知ってるか?」
駆逐棲姫「……知らないぞ。誰だこいつ?」
レ級「やっぱりな…ますます怪しい…」
天城「どうすれば良いんでしょうか…それにこの人達は一体…」
瑞鶴「どうしたのよ、何こんなとこで騒いでるの?」
翔鶴「あら、天城じゃない」
天城「瑞鶴さん、翔鶴さん!」
翔鶴「あら?その子達ともう仲良くなったの?」
天城「その子達…ということはこの深海棲艦達とはお知り合いなんですか!?」
下1~3高コンマ 天城以外の誰かの台詞、行動他
93 : 以下、名... - 2018/02/14 19:37:15.50 JzfPV7CMo 47/481イタズラっ子レ級「なんだ瑞鶴、そいつにはまだここが偽装された深海棲艦の前線基地だって説明してないのか?」
レ級「なんだ瑞鶴、そいつにはまだここが偽装された深海棲艦の前線基地だって説明してないのか?」
天城「……!」
瑞鶴「ちょっとレ級!何言ってんのよ!」
レ級「何って…なぁ……」ニヤッ
駆逐棲姫「…そうだ、私なんて脱走しようとしたら提督に脚を切られたんだ」ニヤリ
天城「ひぃ……!」
瑞鶴「アンタまで!?」
翔鶴「あらあら……」
瑞鶴「もう…翔鶴姉からちゃんと言ってあげて!」
翔鶴「翔鶴…?私は空母水鬼よ?」ニヤッ
天城「あ……あぁぁ……!!」
瑞鶴「ちょっと!信じちゃったらどうするのよ!」
天城「…………」ガタガタガタガタ
瑞鶴「あのね天城、今のは全部嘘よ。この深海棲艦はこの鎮守府に転がり込んだというか…とにかく、危険はないから安心して」
天城「安価」
下1~3高コンマ 天城の台詞、行動他
100 : 以下、名... - 2018/02/14 19:57:05.00 h9SPd+La0 50/481ミンナノナカマニナルニハ、ワタシモシンカイニ……
天城「ミンナノナカマニナルニハ、ワタシモシンカイニ……」ゴゴゴ
瑞鶴「何か凄く邪悪なオーラを感じるんだけど!?」
翔鶴「天城、冗談よ冗談!深海棲艦みたいなオーラはしまって!」
レ級「ほう…中々の実力を感じるぞ」
駆逐棲姫「こいつ深海棲艦になった方が強いんじゃないか?」
瑞鶴「そこの二人!変なこと言うな!」
ーー
翔鶴、レ級「……」正座
瑞鶴「天城、ここが深海棲艦の基地じゃないのはわかってくれたわね?」
天城「はい…取り乱してすいませんでした…」
瑞鶴「大丈夫よ、変なこと言ったレ級と悪ノリした翔鶴姉達が悪いんだから」
駆逐棲姫「そうだそうだ」
瑞鶴「アンタもだからね!?全く…怪我してなかったら正座させたのに…」
駆逐棲姫「ラッキーだった」
瑞鶴「でも天城、さっきの深海のオーラって前は出せなかったの?」
天城「はい…さっきのは腕がこうなってしまってから、できるようになったんです」
駆逐棲姫「目の色も少し変わってたぞ?まるで私達みたいだった」
天城「実は…あの状態だと、僅かに能力が上がるんです」
瑞鶴「それって…本当に深海棲艦になってるみたいじゃない…」
駆逐棲姫「もしかして腕だけ深海化してるのか?」
天城「……何もわからないんです」
瑞鶴「長くあの状態でいると、完全に深海棲艦になっちゃうとかはないの?」
天城「試したことがないのでわかりませんが、あの状態は凄く疲れるんです。連続で三時間以上はなったことがありません」
駆逐棲姫「ふむ…深海棲艦にしては燃費が悪いな」
瑞鶴「そうなんだ?」
駆逐棲姫「三時間しか持たないなら、お姉ちゃんの倍はエネルギーを使ってる」
瑞鶴「ますますわからないことが増えたわね…」
瑞鶴「…ねぇそこの二人、ずっと正座させてるのもあれだし、何かいい意見言ってくれたら立ってもいいわよ?」
下1~3高コンマ 翔鶴かレ級の台詞、行動他
108 : 以下、名... - 2018/02/14 20:27:00.86 JzfPV7CMo 55/481翔鶴「じゃあエネルギー供給しながらオーラを出し続けて見ましょう」
翔鶴「じゃあエネルギー供給しながらオーラを出し続けて見るのは……」
瑞鶴「却下、翔鶴姉はそのまま正座ね」
翔鶴「えぇ…」
レ級「ふと思ったんだが、私が艦娘っぽくなったのを考えると、何かをきっかけに艦娘が私達っぽくなることもあるんじゃないか?」
瑞鶴「レ級が言うと説得力があるわね。ま、私達じゃいくら考えても無駄だし…レ級は立っていいわよ」
レ級「よし…!」
翔鶴「そんな……」
瑞鶴「……ま、そんなの話はこれくらいにしときましょうか。それより、レ級達のことは理解してくれたのよね?」
天城「はい。でもまさか非戦闘派の深海棲艦がいるなんて…」
レ級「私はこいつと仲良く暮らしてただけだ。誰も襲ったことはない」
駆逐棲姫「私達みたいなのは一定数いると思うぞ」
天城「信じられませんが、こうやって目の前にいるんですから、信じるしかないですよね…」
下2 この後の展開や、ここに訪れた人物を
112 : 以下、名... - 2018/02/14 20:38:29.04 dr9RkgJZO 58/481あかし
明石「ななな何を…しししてるんですか?」
瑞鶴「あら明石じゃない。貴女こそどうしたの?」
明石「あああ天城ささんに…よよよ用事があって」
天城「私ですか?」
明石「うううう腕の…ささ採寸を……」
天城「…そういえばそちらに向かうと言ったっきりでしたね」
瑞鶴「今からサイズちゃんとしておいてもらったら、すぐ義手も作れると思うわよ」
明石「ああああと…くくくくき…さんも…」
駆逐棲姫「私もか?」
明石「ぎぎぎ義足の…ちち調整を…」
駆逐棲姫「わかった、天城一緒に行こう」
天城「はい、そうですね」
レ級「私も行くぞ!妹に何かあったら大変だからな!」
翔鶴「……」ソーー…
瑞鶴「翔鶴姉~~?黙って立とうとしてもわかるんだからね?」
翔鶴「……流石ね」
瑞鶴「翔鶴姉はもう少しここで大人しくしてるのよ」
翔鶴「…はい」
ーー工廠
駆逐棲姫「まずはどっちからだ?」
明石「くくくくきさんの方が…ははは早く終わるののので…」
駆逐棲姫「よしわかった」ゴソゴソ
レ級「私が手伝ってやるから、お前は大人しくしてろ」
駆逐棲姫「ありがとうお姉ちゃん」
天城「凄い義足ですね…」
明石「こここここれでもまだ…かか簡易的…ももももっと時間を……かかかかければ…いいのは…つつつ作れる…」
駆逐棲姫「でも別に私は良いのはいらない。歩ければそれでいいから」
レ級「もう海の上は関係ないからな!」
天城「そうなんですね…」
下1~3高コンマ この後の展開や、訪れた人物等
117 : 以下、名... - 2018/02/14 20:58:17.84 HX1PGHokO 62/481秋津洲が明石の作業を見てやっぱり明石さんは天才かも
明石「そそそそそれじゃあ…預かりままます…」
駆逐棲姫「頼んだぞ」
天城「メンテナンスと言ってましたが、そんなに直ぐにできるんですか?」
明石「りりり両脚…あるけど……おおお同じことを…ににに二回…やるだけだから…」
天城「…そうなんですか?」
秋津洲「ううん、違うかも」
天城「びっくりした…!秋津洲さん、いつからそこに?」
秋津洲「天城達のすぐ後にこっちに来たかも」
秋津洲「そんなことより、明石を見て欲しいかも」
明石「……」黙々
天城「え?もう…義足がバラバラに…」
秋津洲「あのスピードで的確にバラして、尚且つ点検を済ませるなんて秋津洲には無理かも」
天城「秋津洲さんは腕利きの整備ができると聞いています。その秋津洲さんが無理だなんて…」
秋津洲「はっきりと言えるのは、明石は天才かも」
明石「……」カチャカチャ
明石「……よし…一つ終わり…」
天城「もう!?」
秋津洲「…やっぱり明石はアレなのかも」
天城「あれ…?」
秋津洲「天城はみたことないかも?脳に障害のある人が、とんでもなく綺麗な絵を描いたりしてるかも」
天城「……何かのニュースで見たかもしれません」
秋津洲「あれと似たような原理なのかも」
天城「そうかもしれませんね。さっきまでとはまるで人が違うような……」
明石「……」カチャカチャカチャカチャ
秋津洲「秋津洲と明石は担当が違うから直接比べることはできないかも。でも……」
秋津洲「あの技術は……悔しいかも」ギリッ
天城「…秋津洲さんはそのままでも十分です。どうか無理だけはやめて下さい」
秋津洲「わかってるかも!才能にはどうやっても勝てないのは、あたしが一番わかってるかも!」
秋津洲「でも……!あんなの目の当たりにしたら、悔しいに決まってるかも!!」
秋津洲「あたしは…出撃してもクソみたいな戦力だし…」
秋津洲「あたしが誇れるのは…整備の腕だけだったのに……!」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他
125 : 以下、名... - 2018/02/14 21:52:39.42 HA+KOgeQO 67/481皐月が大挺ちゃんにまたがってる
皐月「秋津洲さんにはこれもあるよ~」ゆさゆさ
秋津洲「あ"!!大艇ちゃんにまたがっちゃダメかも!」
皐月「司令官も言ってたよ?大艇ちゃんと秋津洲さんが居てくれて助かるって」
秋津洲「でも……あたしは強くないし…」
皐月「これは僕達にも当てはまるけどさ、やっぱり適材適所なんだと思うよ。駆逐艦が居ないとダメな海域もあるし、逆に邪魔な海域もある」
天城「それは私達空母にも当てはまりますね」
皐月「秋津洲さんはここでは間違いなく役立ってるから。自信を持っていいと思うよ!」
秋津洲「……ありがとうかも」
明石「わわわ私は…出撃すすすら…できませんかかから…」
明石「みみみみみ皆さんが…うう羨ましいです…」
天城「明石さん…」
明石「ああああ秋津洲さんも…ししし出撃と……ししし修理……すすす凄いです…」
秋津洲「……それは本心かも?」
明石「わわわわ私は…嘘はいいいいい言えませんから…」ニコッ
秋津洲「……ありがと」
明石「くくくくくきさん…ぎぎ義足、終わりました…」
駆逐棲姫「もう済んだのか?」
明石「ははははい…問題なかったででです…」
レ級「よかったな!よし、お姉ちゃんが付けてやろう」カチャカチャ
明石「つつつつ次は…ああ天城さん…」
天城「…はい、よろしくお願いします」
下1~3高コンマ 天城の計測中に起こったことや、その他起こったことを
132 : 以下、名... - 2018/02/14 23:05:52.97 JuDh+ndV0 71/481恋患いで上の空の多摩がボロボロに壊してしまった艤装を持ってきた
多摩「うにゃ……秋津洲……これ…お願いするにゃあ…」ボロッ
皐月「多摩さん、入渠終わったの?」
多摩「皐月…迷惑かけて申し訳なかったにゃあ…」
秋津洲「多摩さん一人大破だったかも。調子悪いかも?」
多摩「う……」
皐月「何か悩んでるの?僕でよかったら力になるよ?」
多摩「……背に腹は変えられんにゃ。実は……」
ーー
皐月「多摩さんが恋だなんて!!」
秋津洲「しかも相手は医者…これはレベル高いかも」
多摩「アプローチしようにも…気軽に会いに行けないし…向こうも忙しいだろうし…」もじもじ
皐月「こんな多摩さん初めて見たよ…」
秋津洲「乙女モードの多摩さんは貴重かも」
多摩「二人に…アドバイスをお願いしたいにゃ…多摩に…アドバイスを……」
下1~3高コンマ 多摩へのアドバイス内容を
138 : 以下、名... - 2018/02/14 23:32:33.90 PcChazm7o 74/481あきらめろ
秋津洲「ぶっちゃけ…諦めるしかないかも」
多摩「にゃあ…」ガクー
秋津洲「相手が悪過ぎるというか…無謀かも」
皐月「無謀とまではいかないけど、かなり厳しいのは厳しいかもね」
秋津洲「お医者さんてどこに行ってもモテモテかも」
皐月「しかもイケメンなら…競争相手は多いだろうね」
秋津洲「しかも多摩さんとその人は直接会ったことはほとんどないかも」
皐月「いきなり知らない人からアプローチされても…ねぇ」
秋津洲「…というわけで、二人の意見は諦めた方がいいかもってことになったかも」
皐月「ね、多摩さん。きっと他にいい人がいると思うよ?」
多摩「安価」
下1~3高コンマ 多摩の台詞、行動他
144 : 以下、名... - 2018/02/14 23:46:34.00 CShvqPZG0 77/481静かに泣き出す
多摩「……ぐす…」
多摩「ひ………ひ…」
多摩「う………ぐす…」
皐月「あ、あの…多摩さん?」
駆逐棲姫「泣かせた~」
レ級「秋津洲と皐月が悪い」
秋津洲「だって!アドバイスくれって言うから正直に言っただけかも!」
駆逐棲姫「優しい嘘という言葉がある。ここは適当に励ましておけぼよかったんだ」
レ級「例え無理でもやんわりと言ってやればよかったものを…お前らは恋心をわかっていない…」ヤレヤレ
秋津洲「まさか深海棲艦にダメ出しされるなんえ思わなかったかも…」
皐月「だって!僕付き合ったことも無いし、恋もしたことないもん!」
レ級「なら私にでも話を振ってくれたらよかったんだ」
秋津洲「今更言われても遅いかも~!」
レ級「アイコンタクトは送っていたぞ」
駆逐棲姫「お姉ちゃんに任せておけばよかったんだ」
皐月「うぅ…ごめんなさい多摩さん………多摩さん?」
秋津洲「あれ?何処に行ったかも?」
レ級「消えてしまったな…」
ーー
多摩「ぐす………」
多摩「どうせ……無理だってわかってるなら……ちゃんと振ってもらうにゃ…」
多摩「番号は……瑞鶴から聞き出しておいたのを……使うにゃ…」
多摩「……カッコよかったのににゃあ……」
多摩「……」プルルルル
多摩「あの……もしもし………」
下1~3高コンマ 電話の結果や相手に言われたこと等
155 : 以下、名... - 2018/02/15 00:12:27.91 yq3QSAjt0 82/481瑞鶴さんの普段の様子(困っていることがないか等)を見に近日鎮守府に伺う予定なのでその時に話を話をしてみませんか?
多摩「……こんにちは」
多摩「いえ、私は瑞鶴ではなくて……」
多摩「はい……はい……」
多摩「……………………」
多摩「………………」
多摩「そうですよね……こんなこと急に言われても困りますよね…」
多摩「………え?」
多摩「今度こっちに来るんですか!?」
多摩「瑞鶴の様子を……はい…」
多摩「…………!」
多摩「はい!ぜひお願いします!私もお話したいです!」
多摩「はい…!はい……!」
多摩「………………!」
多摩「……ではまたその日に…」
多摩「はい…突然のお電話失礼しました……」
多摩「……」ツーツー
多摩「今度…先生が鎮守府に来た時に……お話しすることになったにゃ…」
多摩「…………玉砕されるつもりだったのににゃ…」
多摩「…………」
多摩「…やってやる」
多摩「今度こそ…やってやるにゃ!!」
ーー
秋津洲「次はこれの整備と……」
夕張「秋津洲ちゃん、魚雷発射管は終わった?」
秋津洲「それはもう終わってるかも!今は主砲やってるかも!」
夕張「オッケー!私もこれ終わったらそっち手伝うわね!」
秋津洲「ありがとうかも!」
北上「いやぁ…忙しそうだねぇ…」
夕張「北上さん!?」
秋津洲「もう退院できたかも?」
北上「ううん…一時帰宅みたいなやつ…流石にまだ退院はできないみたいだからねぇ…」
夕張「そうだとしても、よく許可がおりましたね」
北上「あーうん…まぁね…」
秋津洲「それで、鎮守府に何しに来たかも?」
北上「うん…荷物取りに来るついでに…鎮守府でもウロウロしようかなって…」
夕張「荷物くらいだったら私達が持っていきましたよ?」
北上「いやぁ…取りに来たのさ…下着とかなんだよね…」
北上「流石にそれくらいだったら…自分で取りに来たいし…」
北上「久しぶりに…鎮守府にも来たかったしね…」
秋津洲「そういう事情があったかも」
夕張「北上さんは今来たばっかりなんですか?」
北上「うん…やっぱり工廠が一番気になってさ…」
秋津洲「北上さんの代わりはできてる自信は無いかもだけど、一生懸命頑張ってるかも!」
夕張「秋津洲ちゃんは即戦力だったので、そこまで大きな混乱はありませんでしたよ!」
秋津洲「今ではみんなと仲良くなって、信頼してもらえてるかも!」
北上「……そっか」
夕張「それでも、北上さんが居てくれるに越したことはありません!」
秋津洲「早く退院してくれるの待ってるかも!」
北上「うん……ありがとね…」
下1~3高コンマ 北上の次の目的地や行動、台詞等
174 : 以下、名... - 2018/02/15 19:05:46.86 qqNN8RM00 90/481夕張・秋津洲とじゃよへ
175 : 以下、名... - 2018/02/15 19:06:29.54 qqNN8RM00 91/481↑ミス 自室へです…
ーー北上の部屋
北上「別に…付いてこなくてよかったのに…」
夕張「何かあったら心配ですからね!」
秋津洲「それに北上さんがどんな部屋か興味があったかも!」
北上「別に…普通だよ…」
夕張「それでもいいじゃないですか。さぁ入りましょう!」
秋津洲「お邪魔するかも!」
秋津洲「……本当に普通かも」
北上「だから…言ったじゃん…」
夕張「北上さん、荷物詰め込むの手伝いましょうか?」
北上「……うん、少し手伝ってくれる?」
秋津洲「うーん…もっとこう、独創的な何かとか、トンデモないものがあるかと思ったのに…」
秋津洲「……ん?これは何かも?」
下1~3高コンマ 秋津洲が見つけたものや何かを
180 : 以下、名... - 2018/02/15 19:22:41.60 uFYXrRbG0 94/481贖罪が延々とと綴られた日記
秋津洲「これ……!」
夕張「秋津洲どうしたの?」
秋津洲「な、なんでもないかも!あたしちょっとトイレに行ってくるかも!」バタン
夕張「そんなに急がなくても…漏れそうだったのかしら?」
北上「……さぁね…」
秋津洲「……思わず持ってきちゃったかも」
秋津洲「間に落ちてたってことは…多分隠してあったやつかも…」
秋津洲「…………どんなことが書いてあるかも…」
秋津洲「このノート……贖罪日記には…」
秋津洲「……読んでみるかも」
秋津洲「ごめん……北上さん!」ペラッ
あたしは許されない罪を犯した
どんなに謝まっても許されないだろう
だからせめて、死後にはちゃんと謝れるようにその記録をここに残す
◯日
就寝時間に眠らず、一晩中あの人の写真を握りしめ謝罪を続けた。
朝になる頃には写真はボロボロになってしまったので、また新しい写真を用意しないといけない
△日
あの人が怪我をしたというので慌てて駆けつけてたが、大事には至らなかったようだ。
工廠近くで躓いたと言っていた。危険を取り除けなかったあたしが悪い。
また謝罪することが増えてしまった
□日
今度は写真を増やして謝り続けた。だが声が漏れていたようで不審に思ったあの人が部屋に入ってきてしまった。
あの人の睡眠時間を削ってしまった。また謝罪することが増えてしまった
×日
あたしは毎日長々と日記を書ける性格ではないようだ。だが贖罪の記録は残しておかないといけないので、これからは思ってることだけを書いていこうと思う
□日
許して
△日
許して
◯◯日
許して
◯△日
許して
◯×日
許して
◯□日
許して
△◯日
ごめんなさい
△△日
ごめんなさい
△×日
ごめんなさい
△□日
ごめんなさい
あぁ、まだ謝り足りない
×◯日
ごめんなさいごめんなさい
×△日
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
××日
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
×□日
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
……
秋津洲「な、に…これ……」
秋津洲「後は全部…ごめんなさいって……書いてあるかも…」
秋津洲「書くごとにごめんなさいの数も増えてるし……」
秋津洲「これは……どうすれば…」ペラペラ
秋津洲「……あ、一番最後のページだけ…違うことが書いてあるかも」
秋津洲「えぇっと……」
?????日
あたしの死をもって龍驤さんへの贖罪とする
秋津洲「ひ……!」
秋津洲「どういうことかも!?あたしの死を…って…」
秋津洲「…………」
秋津洲「……まさか…」
秋津洲「このノートには空白のページがあるかも。多分北上さんが入院してからは書けていないからかも」
秋津洲「でも……もし毎日このノートを書いていたとしたら…」
秋津洲「入院してる期間と、ノートの空白のページを比べたら……」
秋津洲「…………」
秋津洲「…ちょうど今日が…最後のページになるかも……」
秋津洲「もし……最後のページを最初に書いてあったとしたら…」
秋津洲「このノートが終わる時に、北上さんは自分で……」
秋津洲「…………」
秋津洲「……ううん、あたしの考え過ぎかも」
秋津洲「今日北上さんは、たまたま荷物を取りに帰ってきただけかも」
秋津洲「うん…きっと……そう…」
秋津洲「……念の為に確かめに行くかも」
ーー執務室
秋津洲「提督、少しいいかも?」
提督「…どうした?」
龍驤「工廠でなんかあったんか?」
秋津洲「あの…さっき北上さんが…一時的に帰ってきたかもだけど…」
秋津洲「…何か聞いてるかも?」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
194 : 以下、名... - 2018/02/15 20:33:00.00 IYWg50oKO 105/481帰ってきてたのか?
病院側からは何の連絡も無かったが
提督「…北上は帰ってきてたのか?病院側からは何の連絡も無かったが」
龍驤「そうなん?連絡も無く帰ってくることなんてあるんやなぁ」
秋津洲「……ヤバイかも!!」バタン!
提督「おい秋津洲……なんだったんだ?」
龍驤「さぁ……でもまぁ、一時的にでも帰ってるんやったら、ちょっと様子見に行ったろかな~」
提督「…そうしてやってくれ」
秋津洲「ヤバイ……ヤバイ…!」ダダダ
秋津洲「北上さん!……あぁ、もう部屋には居ないかも!」
秋津洲「なら次は工廠に………!」
秋津洲「急げ……北上さんが……!」ダダダ
夕張「…北上さんですか?荷物は全部カバンに入れたんで、後は提督に会って帰るって言ってましたよ」
秋津洲「あぁぁぁぁぁぁ……」ガクッ
夕張「な、何々?どうしたの?」
秋津洲「あたしは…さっきまで提督のところに居たかも…」
夕張「あら、なら行き違いになってしまったんですね」
秋津洲「そんなわけないかも!!北上さんは…!」
夕張「どうしたって言うんですか?」
秋津洲「とにかく!夕張も北上さんを探して欲しいかも!!」
夕張「よくわからないけど…急ぎの用事なのね。わかったわ、私も探す!」
下1~3高コンマ 北上の居た場所や状況、その他起こっていたことや北上の行動等。見つからなかったも可
199 : 以下、名... - 2018/02/15 20:50:08.87 A3BPBYtA0 109/481幻覚の龍譲に謝罪し続ける姿を遠征帰りの駆逐艦達に見つかる
ーー
卯月「ふ~遠征お疲れっぴょん!」
黒潮「ウチら駆逐艦にとっては、これも大事な仕事やからなぁ」
皐月「特に僕らなんかは低燃費だから、遠征だと重宝されるよね!」
不知火「練度では負けませんが、燃費の話となると睦月型には負けてしまいます」
清霜「夕雲型もそうかな~」
霞「なんで私がこのメンバーと遠征なのよ…」
卯月「第六駆逐隊は入渠中だから仕方ないっぴょん」
清霜「そっか~駆逐艦六隻の遠征って、基本卯月と皐月に第六駆逐隊だもんね」
霞「私は出撃がしたいのに…」
不知火「霞、文句を言ってはいけません。これも立派な作戦です」
黒潮「そうやで?ドカドカ撃つことだけが、ウチら艦娘やないんやからなぁ」
霞「……わかったわよ」
卯月「霞が大人しく言うこと聞くなんて…これは明日嵐っぴょんね…」
霞「卯月黙ってなさい!」
卯月「ぷっぷくぷ~」
霞「こいつ…!帰ったらぶちのめしてやるんだから…!」
不知火「霞、貴女の練度では返り討ちにされてしまうかと」
霞「そんなこと私が一番わかってるのよ!だから余計に悔しいの!」
卯月「ふっふっふっ、悔しかったらうーちゃんと同じ練度に………!」
卯月「……あれは何っぴょん?」
黒潮「おっとと…ちょっと、何急に止まってんの?」
不知火「どうかしましたか?」
卯月「あれ…見てみるっぴょん」
北上「…………」
清霜「北上…さん?」
皐月「あれ?今日帰ってくるんだっけ?」
黒潮「ウチはそんなん聞いてないなぁ」
不知火「不知火も聞いていません」
霞「何か喋ってるの?口は動いてるみたいだけど」
卯月「…………」
卯月「北上さん、また謝ってるっぴょん」
皐月「またって……幻覚に謝ってるっていうの?」
清霜「それを治す為に入院してるんじゃなかったの?」
霞「帰ってきてるってことは、良くなったから帰ってきてるのよね?」
不知火「そうとは限りません。病院を抜け出してきたという可能性があります」
黒潮「まさか…!」
北上「……」
清霜「あ、口が閉じた」
霞「じゃあ幻覚は消えたのね?」
北上「……」
皐月「いや、今度は海に向かって歩き始めたよ」
不知火「……何か抱いてますね」
黒潮「ほんまや…なんやろあれ?」
卯月「…………」
清霜「えーっと……ダメだ、よく見えないよ」
霞「重そうにはしてるわね」
黒潮「あれって……」
不知火「石、ですね」
皐月「石?水切りでもするのかな?」
霞「それにしては石が大き過ぎるわよ」
清霜「あれかな?戦艦の砲撃を再現するために、大きな石を投げ入れるとか?」
黒潮「そんなことすんのは清霜くらいやで」
北上「……」フラフラ
清霜「フラフラ歩いてる。きっと重いんだ」
霞「注意してあげないとダメね」
黒潮「でもなんであんなことしてるんやろうなぁ」
不知火「……まさか…」
卯月「…艦隊、全速前進っぴょん」
皐月「え?もう鎮守府に着くのに?」
霞「無駄な全速は燃料の無駄よ?」
卯月「いいから…早くするっぴょん…」
清霜「旗艦の指示だから従うけどさ、なんでなの?」
黒潮「そうや、理由を教えてぇや」
卯月「急げ……」
霞「はぁ?」
卯月「いいからさっさと全速前進しろぉ!!」
霞「…っな、何よ…何キレてんのよ…」
不知火「あっ!北上さんが……!!」
ドボーンッ
清霜「北上さん?……あれ、居なくなってる」
皐月「さっきまでそこにいたのにね」
黒潮「……あかん!!」
霞「ど、どうしたのよ黒潮まで…」
黒潮「わからんか!?北上さんは大きな石抱えとったんや!それが音と共におらんっちゅう事は……!」
霞「あ……!あぁぁぁぁぁぁ!!」
卯月「卯月と黒潮と不知火は北上さんの救出!霞、清霜、皐月は誰かを呼んでこい!!」
皐月「う、嘘だよ……」
卯月「狼狽える暇があったら行動しろ!!」
卯月「……北上さん…!!」
下1~3高コンマ 北上救助の結果やその他起こったことを
214 : 以下、名... - 2018/02/15 21:34:26.51 EwVxFp/ko 120/481球磨型集めてカウンセリング
217 : 以下、名... - 2018/02/15 21:35:40.98 EwVxFp/ko 121/481フツーに助かったってことで
ーー
北上「…………ぁ…」
北上「………あたし…」
多摩「…起きたか?」
北上「幻覚……じゃないよね…」
多摩「当たり前だ。ここが何処だかわかるか?」
北上「……鎮守府の医務室…」
多摩「そうだ、意識ははっきりとしてるようだな」
多摩「この後お前は専門の病院に運ばれることになっている」
多摩「…卯月達に感謝するんだ。もし遠征帰りにお前を見つけていなかったら……」
北上「……楽にシねてたのにな…」
多摩「お前、もう一度言ってみろ」グイッ
北上「……何度でも言うよ。あたしは死ぬべきなの」
北上「放っておいてくれたら、ちゃんとシねたのに……」
多摩「……ふざけるのもほどほどにしておけ」パッ
北上「…………」
多摩「…本来ならお前は病院に直行する筈だったんだが、無理を言って少し待ってもらっている」
北上「……どうしてなの?」
多摩「お前と二人っきりで話しがしたかった」
多摩「この鎮守府で球磨型は多摩と北上だけ。ここは姉妹同士だけで話がしたかったんだ」
北上「話も何も……あたしの考えは変わらないよ…」
多摩「…どうやらそのようだな」
多摩「お前はこのまま病院に戻っても、どうせまた死のうとするだろう」
北上「…当たり前じゃん。次は失敗しないから…」
多摩「だから北上……お前に最後の質問だ」
北上「え……?」
多摩「球磨型あろうものが、自殺なんて情けない死に方はやめてくれ」
多摩「多摩の妹としても、それだけはやめて欲しい」
北上「だから…無理だって……」
北上「あたしは生きてる限り…絶対死んでやるから…!」
多摩「あぁ……だから…多摩からの質問は…」
多摩「北上、今すぐシねるなら、死ぬか?」
北上「…どういうこと」
多摩「何度も言うが、お前が自殺するのはやめて欲しい」
多摩「だが……それでも死を選ぶというなら…」
多摩「……多摩が終わらせる」
多摩「せめて最後は多摩にやらせてくれ」
多摩「そうしたら……」
多摩「……まだ諦めはつく」
多摩「……北上、お前はどうする?どんな選択をする?」
下1~3高コンマ 北上の台詞、行動やその他起こったことを
231 : 以下、名... - 2018/02/15 22:05:59.55 4BVMAens0 127/481即答できない北上
そもそも本気で死ぬつもりならいつでも手首切れた はずだと多摩には見透かされている
北上「あ……う………」
多摩「はぁ………そうにゃよね。本気で死ぬ気なら、いつでも手首切れたもんにゃあ」
北上「……」
多摩「今回のも、卯月達が帰ってくる時間をわかってて、あんなとこで入水自殺もどきをしたんだにゃ」
北上「……入院してたあたしが、どうやって遠征時間を知れたの?」
多摩「工廠に行った時に確認したんだにゃ。北上、もう諦めろにゃ。多摩は全部お見通しにゃ」
北上「……」
多摩「北上、お前が自殺もどきをする度に龍驤さんが傷付くのがわからないのかにゃ?」
北上「……」
多摩「お前はお前で後悔してるかもしれにゃい。でも、その行動はさらに傷付けてるだけなんだにゃ」
北上「……」
多摩「わかったらもうこんな子どもじみたことはやめるにゃ。わかったにゃ?」
北上「…………」
多摩「北上、返事するにゃ」
北上「……あ…」
北上「あたし……」
北上「どうしたら……いいのさ…」
北上「わかんない…わかんないよぉ……」グスッ
北上「あだじだっで!龍驤ざんが傷付ぐのはわがっでる!!」
北上「でも!!あぁずるじが思いづがながっだのぉぉ!!」
北上「じぬ程後悔じでるっで!!知っで欲じがったぁぁぁぁぁ!!」
北上「龍驤ざんごめんなざい!ごめんなざいぃぃ!!」
下1~3高コンマ この後の展開や誰かの台詞を
239 : 以下、名... - 2018/02/15 22:44:32.43 ECsaItuTo 131/481部屋の外で聞いてる龍驤
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
龍驤「そっか……北上、あのことでまだ悩んでたんやね…」
龍驤「この前…ウチの隣に居てていいって言うた時は、安心した顔しとったのに…」
龍驤「死ぬ程後悔……か」
龍驤「ウチもアホなことしてもうたなぁ…いくら心が弱ってたとは言え、飛び降りようとしたやなんて…」
龍驤「そのことが、ずっと北上を苦しめとったんやなぁ…」
龍驤「どないしたら北上は納得してくれるんやろ?」
龍驤「もう許した、言うても多分納得はせぇへんわな…」
龍驤「それか、わかるまで言うたってもええなぁ…」
龍驤「もしくは、多摩にこのまま任せるんか…」
龍驤「……どないするのがベストかなぁ?」
下1~3高コンマ 龍驤の行動や台詞、その他行動や起こったことを
244 : 以下、名... - 2018/02/15 23:17:46.80 4BVMAens0 134/481いっそのこと許さないと
あたしが生きる限りあんたも生きて、この義足義手を整備し続けるんや、と
義足義手を目の前で壊す
龍驤「ちょっと過激かもしれんけど……これでいこか」
龍驤「北上、話は聞いとったで」
多摩「龍驤さん…」
北上「龍驤ざん…あだじ!あだじはぁ!!」
龍驤「うん、外で全部聞いとったから知っとるよ」
龍驤「だからな、ウチが許したるって言うても、北上が納得せぇへんのもわかっとるよ」
北上「だっで!あだじは龍驤ざんにぃ!あんな酷いごどを!!」
龍驤「だから……な、方向性を変えてみるわ」
龍驤「よいしょっ……と」
多摩「義手と…義足を外したにゃ」
龍驤「ええか北上…よー見とき」
龍驤「……おりゃっ!!」ガチャーン!
北上「!?」
多摩「何してるんだにゃ!?義手義足が壊れるにゃ!」
龍驤「そうや、壊れたら誰かが直さなあかん。特にこの義手らは北上が作ってくれたやつや」
龍驤「あ~ぁ、これがないとウチは不便やなぁ…」
多摩「……にゃるほど」
龍驤「困ったな~この義手を直せんのは誰かさんだけやなぁ~」
北上「…………」
龍驤「……北上、ウチが生きる限りあんたも生きて、この義足義手を整備し続けるんや」
龍驤「ウチは生きてる限りここから離れれへん。だから、北上もここに居続けろ!」
龍驤「アンタの自殺ごっこはこれでもう終わりや!わかったな?」
北上「安価」
下1~3高コンマ 北上の台詞、行動他
250 : 以下、名... - 2018/02/16 00:13:21.77 TO3AqXhPO 138/481何やってんの!?
それ高いんだよ!?整備費いくらすると思ってんの!??
北上「何やってんの、それ高いんだよ!?整備費いくらすると思ってんの!?」
龍驤「まぁメチャクチャ高いやろうなぁ」
北上「わかっててやったの!?」
龍驤「だってこうまでせな北上はわかってくれれへんだやろ?」
北上「だからって!」
多摩「北上諦めろにゃ。お前の負けにゃ」
北上「でも……!」
龍驤「早く退院してウチの義手義足直してな~」
龍驤「あ、北上が帰ってくるまでウチ義手も義足も付けるつもりないで?」
北上「はぁ!?明石が作ったのがあるじゃん!」
龍驤「いーやーや。ウチは北上が作ったやつ以外のやつは付けへん」
北上「そんな……」
龍驤「あ~ぁ、誰かさんが早く退院してくれやんと、ウチずっと不便な生活せなあかんな~」
多摩「それは困ったにゃあ。いくら多摩でもカバーしきれない所が出てくるにゃ~」
北上「…………」
北上「……わかったよ、あたしが戻ってくればいいんでしょ!?」
龍驤「そうや、それでウチの義手を早く治してな?」
多摩「北上、龍驤さんは多分本気で義手義足付けないつもりにゃ。龍驤さんのことが大切なら、一日でも早く戻ってきた方がいいにゃ」
北上「もう……!わかったよ!!」
龍驤「うんうん、とりあえずはこれでええね」
多摩「しかし龍驤さんも思い切ったにゃあ…」
龍驤「これくらいせな、ウチの気持ちも伝わらんかと思ってな」
ーー
256 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/02/16 00:35:02.60 lkEAjc140 142/481なんとかなってよかったです
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます