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【艦これ】龍驤「足りないもの」その2【安価】(2)
ーー
翔鶴「…それで、この集まりはなんなんですか?」
葛城「この鎮守府にもせっかく正規空母が四人集まったので、会合でもどうかな…って思ったんです」
瑞鶴「でもこの場には三人しか居ないわよ?」
葛城「雲龍姉は出撃があるんで…」
翔鶴「私達が加わってもこの忙しさなんて…今までよくなんとかなっていたわね」
葛城「軽空母の方達に手伝ってもらって、ようやく…でした。私はまだ新人の方ですけど、雲龍姉はきっと凄く大変だったと思います」
瑞鶴「この鎮守府の支配海域、凄くいびつだもの。私は立体図で確認したけど、狂った歯車みたいな形なんて見たことないわ」
翔鶴「普通は円状に支配海域が広がるものね」
葛城「その境界線には強い空母がいて、私と雲龍姉だけじゃどうにもならなかったんです」
瑞鶴「でも、これからは私達がいるから大丈夫よね翔鶴姉?」
翔鶴「ええ、翔鶴型の力を見せてあげるわ!」
葛城「頼もしいです、流石は瑞鶴さん!翔鶴さん!」
瑞鶴「……で、何が目的なのよ?」
葛城「え、その…」
瑞鶴「ただこんな話するために私達を集めたんじゃないんでしょ?」
翔鶴「何か相談ですか?それとも…私達に質問でもあったんですか?」
葛城「安価」
下1~3高コンマ 葛城の台詞を
430 : 以下、名... - 2018/02/05 18:36:43.85 xNI21wn+o 195/493血反吐を吐く事になっても構いません!龍譲さんの支えになれるように訓練を付けてください!
葛城「血反吐を吐く事になっても構いません!龍譲さんの支えになれるように私に訓練を付けてください!」
瑞鶴「そうね、練度という意味では葛城は龍驤さんの支えにはなれないわね」
翔鶴「でもあの龍驤さんに支えなんていらないと思うけど…」
葛城「ダメなんです!誰かが支えてあげないと…」
瑞鶴「提督がいるじゃない」
葛城「いいえ!それだけじゃダメなんです!戦場にも龍驤さんの支えは必要なんです!」
瑞鶴「…わかったわ、決意は固いようね。でも私達の訓練はキツイわよ?本当に血反吐を吐く覚悟はある?」
葛城「あります!!」
瑞鶴「じゃあ…まずは翔鶴姉からお願いできる?」
翔鶴「え、私から?」
瑞鶴「だって翔鶴姉って私より甘いでしょ?まずは小手調べよ」
翔鶴「……わかったわ。葛城ちゃん、ついてきてくれる?」
葛城「はい!!」
ーー
翔鶴「まずは演習をしてみましょう。遠慮なく攻撃してきて下さい」
葛城「わかりました!」
翔鶴「ですが、くれぐれも攻撃に集中し過ぎないで下さいね?私はこれも使います」スッ
葛城「噴式…!」
翔鶴「この子は敵の新型だと思って対処して下さい。それでは…始め!」
葛城「やれるって所を見せないと…!」ビシュッ
下2 演習の結果や起こったことを
434 : 以下、名... - 2018/02/05 19:05:16.56 kEkMSuXd0 198/493ピンチを対空砲射撃で見事に乗り切る
翔鶴・瑞鶴「すごーい」
ーー
葛城「翔鶴さんどうでしたか!?」
翔鶴「凄かったですよ、あのピンチを対空砲で凌ぐ所なんて、私達以上かもしれません」
瑞鶴「私も音を聞いてる限り、対空砲のタイミングはバッチリだったわね。回避は問題無いんじゃない?」
葛城「ありがとうございます!」
瑞鶴「あれだけ私達に言うだけあるじゃない。ふふ、これから楽しみだわ!」
瑞鶴「さぁ葛城、次は私の特訓よ!」
葛城「一体どんな訓練なんだろう…厳しそうだけど、それを乗り越えられたら、きっと一回り大きくなれる!」
葛城「瑞鶴さん!よろしくお願いします!」
下1~3高コンマ 瑞鶴の特訓の内容とは?
437 : 以下、名... - 2018/02/05 19:23:03.78 IQDnQPyw0 200/493千本ノックならぬ千機発艦
ーー
葛城「瑞鶴さん、何をすればいいんですか?」
瑞鶴「少し待ってて…………葛城、艦載機を発艦して、ここを通せる?」
葛城「その的と的の間ですね!……はい、いきます!」ビシュッ
ウゥゥゥゥン……
瑞鶴「……的には当たってないわね。ちゃんと間も通ってるみたいね」
葛城「はい!これくらいならできます!」
瑞鶴「そ、ならあと999回、同じことをしてみて」
葛城「えぇっ!?」
瑞鶴「千本ノックならぬ、千機発艦ね」
葛城「…わかりました!やります!」
瑞鶴「ちなみにミスしたら最初からだから、気をつけてね?」
葛城「はいっ!!」
葛城「はぁ……はぁっ…!」ビシュッ
瑞鶴「497。もうすぐ半分ね」
葛城「はぁ…はぁ……はい…」
瑞鶴「どうする?キツイなら休憩してもいいわよ?」
葛城「いえ、続けてやります!」
瑞鶴「…わかったわ。頑張りなさい」
葛城「……はい!」ビシュッ
ーー
葛城「ぜぇ……ぜぇ………」ビシュッ
瑞鶴「998!あと二つよ!」
葛城「もう……腕が………」ブルブル
瑞鶴「頑張りなさい!あと二つ撃てるかが、この先貴女が成長するかどうかなのよ!」
葛城「くっ………!」ガタガタ
瑞鶴「狙いを定めて!」
葛城「狙いを…定めて……」
瑞鶴「脇を締めて、弓を引いて!」
葛城「脇を…締めて……弓を…引いて…」
瑞鶴「……撃つ!」
葛城「撃つ…!」ビシュッ
瑞鶴「999!あと一つ!」
葛城「ぅぐ………!弓が…途轍もなく重い…!」
瑞鶴「その重みはただの疲れじゃないわよ!それは正規空母の重みよ!」
葛城「正規空母の…重み…」
瑞鶴「その重みを克服して一撃を放てば、貴女は本物の空母になるの!」
葛城「本物の……空母…」
瑞鶴「さぁ葛城、最後の一機を放ちなさい!」
葛城「う……ぐ……」ブルブル
瑞鶴「頑張れ!あと少しなのよ!」
葛城「私は……本物の空母に……なるんだ…!」ビシュッ
下1~3高コンマ 訓練の成果やこの後の展開を
443 : 以下、名... - 2018/02/05 20:25:24.93 kEkMSuXd0 205/493最後の一射を外し、最初からやり直し
ウゥゥゥゥゥゥン…
葛城「あ……あぁぁ……」
瑞鶴「…貴女はまだ鍛錬が足りないのかもしれなわね」
葛城「そんな…あと一回だったのに……」
瑞鶴「その一回が重いのよ。これが…空母の重みよ」
葛城「これが……」
瑞鶴「ま、初めてにしては上出来よ。よく頑張ったわね」
葛城「でも…成功しなきゃ…意味が無いです…」
瑞鶴「そうかしら?周りを見渡して見てみなさい」
葛城「周りを……?」
葛城さーん!凄かったですよ~!
次は成功しますよ!
惜しかったっぴょん!
葛城「みんな…見てくれてたんだ…」
瑞鶴「半分過ぎた辺りから、ポツポツと集まってたわよ?」
葛城「そんな…全然気付きませんでした」
瑞鶴「その集中力は誇っていいと思うわよ?今回は失敗したけど、きっと次に繋がると思うわ」
葛城「瑞鶴さん……!」
瑞鶴「葛城、これからも頑張りなさい」
葛城「…はい!」
下1~3高コンマ どちらかの台詞か、この後の展開を
450 : 以下、名... - 2018/02/05 21:00:40.78 kEkMSuXd0 208/493じゃあ、もう一回千本いってみよー(鬼畜)
瑞鶴「いい返事ね。じゃあ、もう一回千本いってみましょう!」
葛城「」
瑞鶴「あれ?聞こえなかったの葛城?」
鬼だ!あそこに鬼がいるっぴょん!
瑞鶴「あら、卯月も特訓を受けたいみたいね。こっちに来なさい」
やってられないっぴょん!!逃げるっぴょん!
瑞鶴「待ちなさい卯月!」ザザザッ
ぎぇぇ~!見えてないのになんで的確に追いかけてくるっぴょん~!
瑞鶴「私をそこらの艦娘と同じと思わないで!」
誰か!誰か助けてっぴょん~!
葛城「あ、あの…」
翔鶴「葛城ちゃんお疲れ様。入渠してゆっくり休んでね」
葛城「でも瑞鶴さんが…」
翔鶴「あれは瑞鶴なりの励ましなのよ。流石にそこまでスパルタじゃないもの」
翔鶴「今回は残念だったけど、次は成功するといいわね。私も応援するわ」
葛城「……はい」
翔鶴「さ、ゆっくり休憩してね?」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動や起こったことを
456 : 以下、名... - 2018/02/05 21:31:21.65 HQHS2nD50 211/493食堂で赤城と加賀が待っていた
ーー食堂
翔鶴「入渠する前にご飯だなんて、貴女も大物ね」
葛城「だって…お腹が減って仕方ないんです…」
翔鶴「いいわ、一緒にご飯を食べましょう」
ワーワー
葛城「…なんだか騒がしいみたいですけど」
翔鶴「誰か来てるみたいですね。あれは……」
葛城「赤城さんと…加賀さん?」
翔鶴「私達がいた鎮守府の、赤城さんと加賀さんですね…」
瑞鶴「ねぇ、何しに来たの?」
加賀「……」
瑞鶴「そこにいるのはわかってるのよ!返事くらいしなさい!」
加賀「……」
赤城「ちょっと加賀さん…」
瑞鶴「聞こえないの?答えなさい加賀!」
下1~3高コンマ 加賀やその他の台詞や行動他
463 : 以下、名... - 2018/02/05 21:58:54.41 /xdZpVSko 214/493黒潮さんへの謝罪よ
加賀「…黒潮への謝罪よ」
赤城「謝罪には私だけ来ると言っていましたが、提督がケジメをつけてこい…と」
加賀「黒潮は何処にいるの?さっさと謝って帰りたいの」
瑞鶴「さっさと謝るって…ちっとも悪いと思ってないんじゃない」
加賀「喧嘩を売ってきたのは向こうなのよ?私は返り討ちにしただけよ」
瑞鶴「体格差を考えてなさいって言ってるの!」
瑞鶴「駆逐艦相手に本気になって…あんたの方が子どもね」
加賀「黙りなさい障害者」
赤城「加賀さん…やめて下さい…」
瑞鶴「なに?本当のこと言われたからってムキになってるの?」
加賀「その口を閉じなさい。貴女のような故障品には興味がないの」
瑞鶴「興味が無いのはこっちも同じよ。この……」
黒潮「まぁまぁ瑞鶴はん。加賀はんはウチに用があってきたんやろ?」
加賀「黒潮、そこにいたのね。今回の件で謝らせてちょうだい」
下1~3高コンマ 加賀黒潮の台詞やその他台詞、行動他
467 : 以下、名... - 2018/02/05 22:26:06.85 eHyTxuIw0 217/493赤城
加賀さん……そろそろいい加減してください!(加賀の頬に平手を入れる)
加賀「でも…あの時の貴女は傑作だったわね。自分から喧嘩を売っておいて、気絶するなんて」
黒潮「……」
加賀「私には一発も当たってなかったわよね?私はあれでも手加減したつもりだったのだけど」
黒潮「……」
加賀「最後貴女を投げたのも、本当なら顔から地面に叩きつけてもよかったのよ?でも、可哀想だからそれはやめてあげたの」
黒潮「……」
加賀「これに懲りたら、強い相手に喧嘩を挑むのはやめておきなさい。貴女には弱いものイジメがお似合いよ」
黒潮「……」
加賀「それから……」
赤城「加賀さん……いい加減してください!」バシン!
加賀「あ……赤城…さん…?」
赤城「私達は黒潮さんに謝罪に来たんです!なんですかその態度は!」
加賀「でも…原因は…あの子で…」
赤城「黒潮さんだけのせいではありません!喧嘩に乗った加賀さんも悪いんです!」
赤城「ほら、頭を下げて下さい!」グググッ
加賀「や…!やめて下さい!私はこんな奴らに頭を下げる気なんて…!」
赤城「加賀さんは謝りに来たんでしょう!頭も下げずに謝るつもりなんですか!」グググッ
下2 加賀黒潮の台詞や行動、その他台詞や起こったことを
472 : 以下、名... - 2018/02/05 22:53:43.44 kEkMSuXd0 220/493>>466
466 : 以下、名... - 2018/02/05 22:25:42.70 kEkMSuXd0 221/493黒潮「謝罪はいらねぇ、あれはお互いガチンコ勝負のタイマンだった…」
黒潮「謝罪はいらねぇ、あれはお互いガチンコ勝負のタイマンだった…」
瑞鶴「黒潮話聞いての?思いっきり手加減したって加賀が言ってたじゃない」
黒潮「いやそれなんやけどな、実際手加減してないと思うねん」
翔鶴「どういうことなの?」
黒潮「だってウチの拳何回か加賀はんに当たってんねん」
加賀「……」
瑞鶴「……どういうこと?」
黒潮「どういうことも何も、言葉の通りや」
黒潮「何回か手応えもあったし、その度に顔も歪んどったしな」
瑞鶴「加賀の顔が歪むってよっぽどよ?」
黒潮「だってウチ喧嘩強い方やし。まぁ負けたのは事実なんやけどなぁ…」
加賀「……」
瑞鶴「ははーん…わかったわよ、加賀」
加賀「……何がわかったというの」
瑞鶴「あんた黒潮と思ったよりもいい勝負になったから、それを隠そうとあんな事言ったりしたんでしょ」
加賀「……」
瑞鶴「うわ~空母のくせに駆逐艦といい勝負とか…情けないわね!」
下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動やその他
480 : 以下、名... - 2018/02/05 23:25:30.68 /e5oSIYZ0 224/493貴女、「見た」の? (半笑い)
加賀「瑞鶴、貴女、「見た」の?」
瑞鶴「何よ、その変な言い方…」
加賀「…見てもいないのに、勝手に決めつける方が情けないわ」
瑞鶴「はぁ!?元はあんたが…!」
加賀「とにかく、私は黒潮に謝った。もう帰っていいわよね?」
瑞鶴「あんた…!」
赤城「加賀さん!!いい加減にしなさいと…!」
加賀「……赤城さんは口を出さないで」バシンッ
赤城「……っ!」
加賀「さっきはよくも人前で叩いてくれたわね。これはその仕返しよ」
瑞鶴「加賀!!あんた何赤城さんに手あげてんのよ!」
加賀「部外者は黙りなさい。障害者は障害者達と仲良くしてればいいの」
瑞鶴「こいつ……!」
翔鶴「抑えて瑞鶴!手を出したら加賀さんの思う壺なの!」
加賀「……ここにいたら私まで欠陥品になってしまうわ。もう帰らさせていただきます」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動やその他
486 : 以下、名... - 2018/02/05 23:41:23.85 Qi+h65wsO 227/493多摩
それでいいのかにゃ?
多摩「それでいいのかにゃ?」
加賀「貴女は……」
多摩「加賀とはマル秘作戦以来にゃね。相変わらず情緒不安定にゃ」
加賀「……放っておいて」
瑞鶴「加賀と多摩さんって知り合いだったの!?」
多摩「ある作戦でにゃ。それより加賀、うちの仲間を欠陥品呼ばわりとは随分と偉くなったものにゃね」
加賀「…………」
多摩「加賀、ちょっと付き合えにゃ」
加賀「……わかったわ」
ーー演習場
多摩「ここなら思いっきり暴れられるにゃ」
加賀「……そうね」
多摩「ま、ギャラリーは多いけど気にするにゃ」
加賀「……わかってるわ」
多摩「…泣きべそかいても許さないにゃ」
加賀「…そのつもりよ」
下1~3 演習の結果や起こったことを
498 : 以下、名... - 2018/02/06 00:01:48.81 qyg8QBuoo 230/493笑って倒れる加賀
ーー
多摩「ふぅ…ま、こんなもんだにゃ」無傷
加賀「は…はは……は…」ボロボロ
多摩「軽巡にいいように遊ばれて…一航戦の名が泣いてるにゃ」
加賀「は………はは……」
多摩「お前の情けない姿はここの皆んなに見られたにゃ。ここではもうデカイ口は叩けないにゃね」
加賀「…………」
多摩「……お前と多摩は似てるんだにゃ。心配し過ぎた挙句、変な方向にベクトルが向いてしまってるんだにゃ」
加賀「……」
多摩「加賀は早く瑞鶴に楽になって欲しいんだにゃ?」
加賀「……」
多摩「あんな姿になってまで、戦って欲しくないんだにゃ?」
加賀「……」
多摩「諦めさせる為に瑞鶴の努力を否定しても、瑞鶴はそれをバネにしてしまったんだにゃ。まさに逆効果にゃ」
加賀「……」
多摩「その気持ち……わかるにゃ。多摩だって…」
加賀「……うるさいわね」
加賀「あなだに……何がわがるっで…いうの…」グスッ
多摩「…わかるんだにゃ」
多摩「大好きな人に…これ以上傷付いてないって気持ち…多摩もわかるんだにゃ」
加賀「……わだじは…瑞鶴のごどなんで…」グスグス
多摩「……多摩の後ろに隠れて見えない間に泣き止めにゃ」
多摩「そん姿は…見られたくないにゃ?」
加賀「う……ぅぐっ……」
多摩「はぁ……やれやれにゃあ………」
ーー
ーーBar海底
加賀「…………」グビッ
加賀「……」カラン
ガチャ
多摩「すまん、待たせたにゃ」
加賀「呼び出しておいて遅れるのは…いただけないわね」
多摩「一杯奢るから許してくれにゃ」
加賀「じゃあ……これが飲みたいわ」
多摩「わかったにゃ。マスター、これ二つお願いにゃ」
「…………はい」
多摩「加賀は何杯飲んでたんだにゃ?」
加賀「ちょうど…これで一杯よ」カラン
多摩「ちょっと抜け出すのに時間がかかったんだにゃ。申し訳ないにゃ」
加賀「…気にしてないわ」
「……カクテル二つでち」スッ
多摩「ありがとうにゃ。じゃあ加賀、とりあえず…乾杯にゃ」
加賀「……乾杯」チンッ
多摩「~~これ、飲みやすいんだにゃあ」
加賀「私は強いのはあまり飲まないの」
多摩「そうなのかにゃ?一杯目のやつはそこそこ強いやつにゃよね?」
加賀「……酔いたい気分だったのよ」
多摩「…そうにゃね。多摩も二杯目は強いのにするにや…」
加賀「……」
多摩「……」
多摩「……加賀、申し訳なかったにゃ」
加賀「……」
多摩「あの時は頭に血が上って…そんなことを考えてる暇なんてなかったんだにゃ」
加賀「…それは私も同じね」
多摩「……本当に申し訳なかったにゃ」
加賀「……過ぎたことはしょうがないわ」
多摩「まさか……演習場のマイクがオンになってるなんて知らなかったんだにゃ…」
加賀「…………」
多摩「多摩達の小っ恥ずかしい会話は全部丸聞こえだったにゃんて…」
加賀「……」
多摩「はぁ……やってしまったにゃあ…」
加賀「よりによって……貴女が大好きなあの人なんて言うから…」
多摩「ほんとに申し訳ないにゃ……」
加賀「演習場から出た後の瑞鶴のあの顔…………」
多摩「オモチャを見つけたイタズラっ子みたいだったにゃ…」
加賀「あの子本当に目が見えないのよね?なんで的確にずっと追いかけてきたのかしら…」
多摩「多分慣れにゃ……」
加賀「おかげで私は……はぁ…」
多摩「そっちの鎮守府でも…大変にゃ?」
加賀「今まで私はクールなイメージだったのに……瑞鶴があんなあだ名を付けるから…」
多摩「なんて言われたんだにゃ?」
下2 瑞鶴がつけた加賀のあだ名を
524 : 以下、名... - 2018/02/06 19:19:53.95 Br5Y3xbwO 240/493ツンデレ空母加賀りん
加賀「ツンデレ空母…加賀りん……」
多摩「クールもくそもないあだ名だにゃあ…」
加賀「あれから赤城さんでさえも、加賀りんって呼ぶの…」
多摩「加賀りんはともかく、ツンデレはその通りだから仕方ないにゃ…」
加賀「だって……」
多摩「わかる、わかるにゃよ。大好きな人にこれ以上傷付いて欲しくないのは多摩も同じなんだにゃ」
加賀「だから、大好きっていうのは……」
多摩「じゃあ瑞鶴のことは嫌いにゃ?」
加賀「嫌いでは……ないわ」
多摩「ほら…」
多摩「もう本人にもバレてるんだにゃ。今更隠しても意味ないにゃ」
加賀「……」
多摩「ま…からかわれてるのは加賀だけじゃないけどにゃ…」
加賀「貴女も…なのね」
多摩「何人かにはバレてたんにゃけど、今回ので全員に知られてたからにゃあ…」
加賀「私みたいにあだ名をつけれたの?それとも…別の何かをされたの?」
下2 多摩がされたことを
529 : 以下、名... - 2018/02/06 19:44:42.42 5UdfU6Fp0 243/493やったことは事態は許さんでと言われては猫みたいに可愛がられてる
多摩「龍驤さんから、多摩のやったことは許さんでって言われて呼び出されて…」
加賀「まさか乱暴されたの?」
多摩「猫みたいに撫でられるんだにゃあ…」
加賀「……いいじゃない」
多摩「よくないにゃ!人前でず~っと可愛がられる多摩の気持ちを考えてみるにゃ!」
加賀「確かに光景を想像すると…あれね」
多摩「提督の前でも平気で呼び出して、多摩を撫でるのはやめて欲しいにゃあ…」
加賀「そっちの提督は止めないのね?」
多摩「提督も猫派で……一緒になって撫でるんだにゃ」
加賀「……そう」
多摩「将来は子ども二人と猫も飼いたいなって言いながら多摩を撫でて……そしたらなんかいい雰囲気になって…」
加賀「……大好きな人が愛されてるのが確認できたからよかったじゃない」
多摩「にゃあぁぁ……」
加賀「…そういえば瑞鶴はそっちでうまくやっているの?」
多摩「馴染んではいるみたいだにゃ」
加賀「変な人に誘惑されたりしてないかしら?」
多摩「そんな変な人はうちの鎮守府にはいないにゃ」
加賀「鎮守府には居なくても、外にはいるのよ。あの子が通院してる時に何度も痴漢にあっていたから」
多摩「そうだったのかにゃ?」
加賀「その痴漢は私が始末しておいたけど……ダメ、考えれば考えるほど心配になってきたわ」
多摩「ならうちの鎮守府に寄っていくにゃ?ここからなら近いにゃ」
加賀「そうね、そうしましょう」ガタッ
多摩「早っ……マスター、今日はありがとうにゃ」
「……はい」
多摩「お代はここに置いておくにゃ~」
加賀「お酒、美味しかったです」
「……またお待ちしてるでち」
ーー鎮守府
多摩「え~っと瑞鶴は何処かにゃ…」
飛鳥「……」
多摩「あ、飛鳥が留守番してるってことは今出撃か演習中だにゃ」
加賀「……そう…」
多摩「露骨にガッカリしてるにゃあ…まぁ、ちょっと待ってみるにゃ」
加賀「あの子は無事に帰ってくるのかしら…」
多摩「…心配し過ぎにゃ」
ーー
瑞鶴「はぁ~~疲れた~!」
多摩「あ、瑞鶴お帰りにゃ」
瑞鶴「多摩さん?今日の夜は帰ってこないんじゃなかったんですか?」
多摩「ちょっとお客さんを連れてきたんだにゃ」
瑞鶴「ひょっとして……ツンデレ加賀りんですか?」
加賀「…………」
瑞鶴「その無言のリアクション…やっぱりそうなのね!」
瑞鶴「どうしたんですかぁ?私のことが心配で来ちゃったんですかぁ?」
加賀「……」
瑞鶴「ほんとに私のことが好きなんですねぇ~」
加賀「……」
瑞鶴「あ、違った……大しゅき、なんですよねぇぇぇ~?」
加賀「安価」
下1~3高コンマ 加賀の台詞や行動を
539 : 以下、名... - 2018/02/06 20:32:52.00 wOgdqWXbO 251/493悪いかしら?
こっちは貴方がいなくなってから夜も眠れなかったのよ。
コンマ00は100扱いです
加賀「悪いかしら?こっちは貴女がいなくなってから夜も眠れなかったのよ」
瑞鶴「う、うわ……何よそのリアクション…」
加賀「もう嘘をつく必要はないもの。本当のことを言って何が悪いの?」
瑞鶴「今までのが全部演技だったなんて…信じられないわ」
加賀「やりました」
多摩「褒めてるのかにゃあ…」
瑞鶴「そもそも、なんでツンデレはあんな態度を取ってたわけ?」
加賀「貴女に早く引退して欲しかったからよ。もう傷付く所なんて見たくなかったの」
瑞鶴「だからって……他にやり方があったでしょ?」
多摩「加賀は不器用なんだにゃ。多摩も同じだから、よくわかるんだにゃ」
瑞鶴「不器用でイジメられる方の気持ちにもなってみてよ。どれだけ悔しかったか……」
加賀「…ごめんなさい。でもあれしか思いつかなかったんだもの」
多摩「相手のことを思って行動した結果が逆効果…結果まで多摩と一緒にゃ」
瑞鶴「多摩さんも龍驤さんのことをイジメてたんですよね?」
多摩「にゃあ……今まで申し訳ないことをしたにゃ…」
瑞鶴「ツンデレも多摩さんも…全く…」
加賀「…そんなことはどうでもいいの。瑞鶴、体調は大丈夫なの?」
瑞鶴「え?」
加賀「周りに変な人は居ない?私みたいにイジメる人はいないのね?」
瑞鶴「はぁ…」
加賀「瑞鶴、貴女が心配で心配で仕方ないのよ」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
544 : 以下、名... - 2018/02/06 20:56:14.78 Vq2sM7TX0 255/493ツンデレ加賀りんもツンデレ多摩にゃんも可愛いなぁもう!
瑞鶴「……」プルプル
多摩「瑞鶴…どうしたんだにゃ?」
瑞鶴「ツンデレ加賀りんもツンデレ多摩にゃんも可愛いなぁもう!」
多摩「へ……」
瑞鶴「ずっと黙ってたけど、私ツンデレキャラって大好きなのよ!」
瑞鶴「多摩さんもツンデレも、ギャップありすぎて…もう…!」
多摩「…瑞鶴ってこんな奴だったのかにゃ?」
加賀「可愛いものは好きだったけど…」
瑞鶴「生ツンデレは貴重なのよ!」
多摩「生て…冷凍食品じゃにゃいんだから…」
加賀「…瑞鶴、私はそんなに可愛いの?」
瑞鶴「そのツンデレっぷりはめちゃくちゃ可愛いわね!」
加賀「…そう」
多摩「目は無いけど…キラキラしるのはわかるにゃ…」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他
551 : 以下、名... - 2018/02/06 22:11:59.46 cdQhSbWPo 258/493翔鶴「あら加賀さんこんにちはそしてさようなら出口はあちらですよ」
翔鶴「あら加賀さんこんにちはそしてさようなら。出口はあちらですよ」
加賀「翔鶴…」
瑞鶴「翔鶴姉、何怒ってるの?」
翔鶴「当たり前でしょ!?加賀さんが今まで瑞鶴にどんなことをしてきたと思ってるの!」
加賀「それについては…申し訳ないと思っているわ」
翔鶴「瑞鶴もよ!まさか許すわけないわよね!?」
瑞鶴「ええそれはそれ、これはこれ。加賀にされたことはずっと根に持つと思うわ」
加賀「……ごめんなさい」
瑞鶴「でも!こんなにデレてる加賀さんって貴重だと思わない!?」
瑞鶴「それに多摩さんも!あんなに嬉しそうに撫でられてる声聞いたら…可愛い~!」
多摩「恥ずかしいにゃあ……」
翔鶴「瑞鶴はそれでいいの!?」
瑞鶴「全然いいわよ!ま、ツンデレはこうやってたまに会いに来てくれたら、許してあげなくもないわよ?」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他
557 : 以下、名... - 2018/02/06 22:50:58.57 W14SXLpE0 261/493加賀
……調子に乗り過ぎよ(瑞鶴にアイアンクロー。但し瑞鶴が耐えられるギリギリの加減で)
558 : 以下、名... - 2018/02/06 22:50:58.82 O67TTq+Yo 262/493↑の後それに反する行動
加賀「……調子に乗り過ぎよ」ガシッ
瑞鶴「ぉああああっ!」
多摩「出た…加賀のアイアンクローにゃ」
翔鶴「やめて!瑞鶴がかわいそうじゃない!」
加賀「私と貴女はもう…違う鎮守府の艦娘なんです。馴れ合いは…あまりよくないわ」
瑞鶴「わかった!わかったから手を離して!!」ギリギリ
多摩「痛そうだにゃ……」
加賀「そう…わかったのならいいわ」パッ
瑞鶴「いたたたた…」
翔鶴「瑞鶴、大丈夫?」
瑞鶴「ええ…見た目程痛くはなかったけど…」
多摩「手加減したのかにゃ?」
加賀「当たり前です、怪我をさせてしまったら大変ですから」
瑞鶴「そういえばツンデレは精神的に来ることばっかり、私にしてきたわよね…」
加賀「傷付けたくないから、あぁいう行動をとっていたんです。私が手を出すわけないでしょう」
多摩「その気持ち……わかるにゃ」
加賀「わかってもらえてよかったわ」
瑞鶴「このツンデレ二人は…」
翔鶴「加賀さん、そろそろ帰らないとまずいんじゃないですか?」
加賀「それなら心配しなくてもいいわ、外出許可は明日まで取ってあるの」
多摩「どこに泊まるつもりだったんだにゃ?」
加賀「……瑞鶴、少しいいかしら?」
瑞鶴「え~~~~…」
多摩「加賀、瑞鶴にナニをするつもりだったんだにゃ……?」
加賀「誤解です、ただ泊まるだけのつもりです」
翔鶴「そんなの許すわけないでしょ!」
多摩「瑞鶴も流石に反対にゃ?」
瑞鶴「いや…一緒に寝るくらいなら…何かあった時に…助かるし…」
多摩「…………」
多摩「……避妊具はちゃんと着けるにゃよ」
瑞鶴「ナニに着けるのよ!っていうか何もしないわよ!」
翔鶴「瑞鶴…嘘でしょ……」ガクッ
加賀「……やりました」
瑞鶴「ツンデレうるさい!部屋泊めないわよ!」
ーー
ーー
提督「…瑞鶴と翔鶴はここにはもう慣れてくれたようだな」
龍驤「みんなも受け入れてくれたみたいやし、ほんまによかったわ~」
提督「…ただ出入りする艦娘が増えてしまったのが少し気になるが…」
龍驤「デレ始めた加賀は諦めるしかないんと違う?あいつ暇見つけたら瑞鶴に会いにきとるし」
提督「…二人は恋人なのか?」
龍驤「うーん……これ言うてええんかわからんけど、ある朝に瑞鶴の部屋からめっちゃツヤツヤした顔の加賀が出てきたことはあったわ……」
提督「…避妊はちゃんとするように言っておこう」
龍驤「いや避妊て……」
提督「…まぁその二人は置いておくとして、レ級はどうなったんだ?」
龍驤「あれから何も言うてけぇへんってとこは、解決したんかな?」
提督「…会いに行ってみるか」
龍驤「ここに元々おった深海棲艦のとこ行くん?」
提督「…いや、暁の部屋に行ってみよう」
龍驤「暁か…確かにレ級に絡まれとったし…うん、行ってみよ」
ーー
提督「…暁の部屋はこれだな」
龍驤「ここに居らんでも、特三型の四人の部屋隣同士やから、きっとどっかにはおるで!」
提督「…あの四人は仲がいいからな」
龍驤「誰かの部屋にお泊りや~って言うのも何回か見とるしな!」
提督「…よし、開けよう。暁、入るぞ」コンコン
下1~3高コンマ 暁の部屋の様子や状況を
581 : 以下、名... - 2018/02/07 18:50:24.87 KXMmldNBO 270/493朝霜にMの素晴しさについて洗脳されてた
朝霜「……で、要はMっていうのは痛かったり辛かったりするのに興奮することなんだよ」
レ級「それの何がいいんだ?好き好んで痛い思いをする意味がわからない」
朝霜「それがな、この魅力にハマっちまうと、普通の気持ちイイだけじゃ満足できなくなるんだよ」
レ級「満足…できなくなる…?」
朝霜「暁もレ級もお互い立場は違うが年頃の女の子だろ?自分で気持ちイイことをしたのって一回は経験あるはずだぜ?」
レ級「む……」
暁「レ、レディはそんなことしないわっ!」
朝霜「Mに目覚めるとな、その気持ちイイのが何倍にもなるんだぜ?」
レ級「何倍にも………」ゴクリ
暁「レ級、騙されちゃダメよ!朝霜のは適当言ってるだけなんだから!」
朝霜「適当ってのは心外だな。そうだな……暁、試しにあたい叩いてみてくれよ」
暁「何言ってるのよ!何もしてない朝霜を叩いたりできないわ!」
朝霜「暁がダメならレ級でもいいぜ」
レ級「……どこを殴ればいいんだ?」
暁「レ級!?」
朝霜「話が早くて助かるよ。なら腹を殴ってくれ」
レ級「本当に手加減しなくていいんだな?」
朝霜「あぁ、思いっきりやってくれ」
暁「朝霜やめときなさいって!あのレ級のパンチをお腹にくらったら…!」
朝霜「普通は痛くて悶えるだけだよな?あたいはどういうリアクションをするのか、よく見ててくれよ」
暁「でも…………」
レ級「…よし、いくぞ朝霜!」
朝霜「いつでも…いいぜ……」
レ級「ふんっ!」ボゴォ
朝霜「…!!!!」
暁「凄い音したけと大丈夫!?北上さん呼んできましょうか!?」
朝霜「……」
レ級「お腹が予想より柔らかくて、モロに入ったぞ……おい、大丈夫か?」
朝霜「き…………」
暁「き……?」
朝霜「ぎもぢぃぃぃ………」アヘ
暁「……っ」ゾクッ
朝霜「内臓…潰れるかと思った……めっちゃ痛いけど……ヤバ……ック……」ビクビク
朝霜「あ"~やべぇ……レ級のパンチめっちゃきもぢぃ……」ダラー
レ級「ヨダレまで垂らす程気持ちいいのか……」
朝霜「……な?Mに目覚めたらこんなことになるんだぜ?」
レ級「いや…しかし……」
暁「…ねぇ朝霜、本当にそんなに気持ちいいの?」
朝霜「最高だぜぇ……」トローン
暁「……ふーん…」
朝霜「ならよぉ…試しにMの素質あるか試してみたらどうだ?」
レ級「そんなのすぐわかるのか?」
朝霜「あぁ…尻叩いたら一発でわかるぜ…」
朝霜「あたいが二人の尻叩くのが早ぇけど……」
朝霜「あ、やべ……余韻が……」ビクッ
朝霜「…ふぅ、あたいは今こんな感じだからよ、暁とレ級でお互い叩き合ったらどうだ?」
暁「でも…レ級の痛そうだし…」
朝霜「痛くねぇと…意味ねぇだろ?」
レ級「…なぁ暁試してみないか?」
暁「…………一回だけね」
レ級「いくぞ……せーの…」
下1~3高コンマ お互いに叩き合った感想や状況、起こったことを
591 : 以下、名... - 2018/02/07 20:08:16.89 MAq4hO2eo 277/493暁が凄い気持ち良さそうになっていた
パァンッ!
レ級「…あたしは何とも思わないな。逆に尻尾が千切れた時の痛みを思い出してしまう」
朝霜「レ級は素質ないかもしれねぇな」
レ級「暁はどうだ?」
暁「……」
レ級「暁?」
暁「……やぁん」
暁「なによこれ……こんなの…」クネクネ
レ級「これは…」
朝霜「暁には素質があるかもな。レ級、今どっちの尻叩いた?」
レ級「暁の右に居たから、左の尻を叩いたぞ」
朝霜「なら次は右を叩いてみなよ」
レ級「よし、いくぞ暁」
暁「や、待って、待ってぇ……」
レ級「はっ!」パァンッ
暁「んんんっ!……やだぁ……」ビクビク
朝霜「いい反応じゃん、なら次は……」
龍驤「そこまでや~~~」
提督「…朝霜、お前は何を吹き込んでるんだ」
朝霜「司令!あたいのことぶってくれ!!」
提督「…会話をしよう会話を」
龍驤「じ~~っと見とったけど、あんたら…何をしてんねん…」
レ級「朝霜がMの素晴らしさを語るというから、聞いていたんだ」
提督「…律儀に聞かなくてもいい」
レ級「やることも無いし、暇つぶしにはちょうどよかったんだ」
龍驤「そういえばレ級は尻尾は治さんと、そのままにしとるんやな?」
レ級「尻尾無いのに慣れたし。無理に戻る必要もないかと思ってる」
提督「…そういうことだったか」
朝霜「…あたいはさ、レ級がやることねぇっていうから究極の一人遊びを教えてやろうとしただけなんだよ」
龍驤「アホ!余計なこと教えんでええ!」
朝霜「余計じゃねえ!っていうか龍驤さんも首締められて悦ぶドMじゃねえか!」
龍驤「なぁっ……!それと…これとは違うねん!」
朝霜「いーや、緒だね。龍驤さんも立派なドMだ!」
龍驤「ううう……」
下1~3高コンマ この後の展開や、誰かの台詞、行動他
599 : 以下、名... - 2018/02/07 20:31:44.75 RIc/wnHl0 282/493提督がお仕置きと称してドMでも耐えられない程の激痛が生じるツボを押す(龍驤で確認済)
提督「…朝霜には手を焼かされっぱなしで困っていたんだ。今回のことも含めてお仕置きだな」
朝霜「してくれ!!司令のお仕置きなら大歓迎だ!!」ジュル
レ級「こいつ…マジモンだ」
暁「お仕置き、いいなぁ……」ボソッ
提督「龍驤、朝霜の上半身抑えててくれ」
龍驤「……はは~んあれやな。朝霜、覚悟しときや?」
朝霜「あたいは逃げも隠れもしねぇ!思う存分ヤってくれ!!」
提督「…よし、いくぞ」
朝霜「あぁ…司令がとうとうあたいに…!」
提督「…………」グリグリ
朝霜「……足裏…マッサージ…?」
朝霜「確かに…痛いけどよぉ……こんなの…誰だって…」
提督「…………」グリグリ
朝霜「……」
提督「…………」グリグリグリグリ
朝霜「……いっでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
暁「わ、わわ……」
レ級「朝霜が暴れ始めたぞ?」
龍驤「司令官の足裏マッサージってめっちゃ痛いねん。ウチが我慢できへんだくらいやから、相当なはずや」
レ級「…お前ドMだって認めたようなもんだぞ?」
龍驤「……知らん」
提督「……」グリグリグリグリ
朝霜「ギャアァァァァァァ!!いってぇ!マジでいてぇぇぇぇぇ!!」
ーー
提督「…とりあえずこれくらいにしてやろう」
龍驤「十分長かったような気もするけど…」
レ級「あたしのパンチでもあれほど痛がってはなかったぞ…」
暁「ねぇ朝霜……大丈夫?」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
606 : 以下、名... - 2018/02/07 20:49:40.74 PHhYK2Cao 287/493やっぱ最高だよあんた…
いや、これからはアナタって呼んでもいい?
朝霜「やっぱ最高だよ司令…いや、これからはアナタって呼んでもいい…?」ピクピク
提督「…ご主人様と呼ぶのを止めさせたと思ったら…また別の呼び方を…」
朝霜「だってよぉ…あたいを満足させれるのは…アナタしかいねぇんだよ…」
龍驤「朝霜、ええ加減にしときや?司令官はウチの恋人なんや!」
朝霜「いや、あたいは別に浮気してくれって言ってんじゃないんだぜ?」
朝霜「たまに呼び出されて、サンドバッグ代わりに殴ってもらえるだけでいいんだよ」
朝霜「それか今みたいに…とびきり痛い思いさせてくれるだけでもいいんだ」
朝霜「それに艦隊の司令っていうんなら、女の一人や二人、囲っててもいいじゃねぇか」
龍驤「あかん!浮気は許さん!司令官はウチだけのもんや!」
朝霜「だから~あたいはエッチがしたいんじゃねえって!」
レ級「こいつらは何を喧嘩している?」
暁「価値観の違い……かしら?」
レ級「二人共痛いのが好きで、提督が痛くさせてくれる。なら提督は二人を痛くさせればいいんじゃないのか?」
朝霜「そうだ!いいこと言ってくれた!」
龍驤「レ級!ややこしくせんといて!」
レ級「ややこしいも何も、思ったことを言っただけだ」
レ級「朝霜は提督と生殖行為はしないんだろう?なら提督が何をやってもいいんじゃないか?」
朝霜「ほらほら!レ級もそう言ってんじゃん!」
龍驤「とにかく、あかんもんはあかんねん!」
レ級「なら…提督本人に聞いてみたらどうだ?二人で話してもキリがない」
朝霜「そうだ、アナタの意見も聞きてぇな」
龍驤「司令官はウチを裏切ったりせぇへんわな!?」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
612 : 以下、名... - 2018/02/07 21:11:06.47 nlVCDAkJO 291/493月一くらいなら…
裏切るわけじゃなくてだな、朝霜の活躍への対価がこれしかないからな
提督「…月一くらいなら、考えてやらんこともない」
朝霜「やったぁーー!!」
龍驤「嘘やろ………司令官……」
提督「…裏切るわけじゃなくてだな、朝霜の活躍への対価がこれしかないからな」
龍驤「ていうことは……朝霜のこと……引き取るんやね……」
提督「…正直朝霜程の練度の駆逐艦を手放すのは惜しい。できればうちの鎮守府にいて欲しい」
暁「でも勝手に決めちゃっていいの?朝霜の前居た鎮守府からは何も連絡はないの?」
提督「…向こうから連絡はあったんだ。俺では朝霜の愛を受けきれない。どうかあいつを満足させてやってくれ…ってな」
朝霜「……向こうの司令は優し過ぎんだよ。あたいがピアス開ける度に変な顔してたし…」
暁「ピアス?耳には付いてないみたいだけど?」
朝霜「体につけてんだよ。ほら」ガバッ
暁「!!」
レ級「おい……それ、大丈夫なのか?」
朝霜「あぁ、めちゃくちゃ気持ちいいぜ?」
朝霜「あたいはこの鎮守府の為に出撃して、アナタならあたいを満足させてくれる。win-winの関係じゃねぇか?」
暁「言ってることはそうかもしれないけど…」
レ級「あとは提督と龍驤が納得するかだな」
提督「…俺は龍驤以外を愛さないし、好きになるつもりもない。間違ってもそんなことはない」
提督「朝霜のことは…認めてくれるか?」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
620 : 以下、名... - 2018/02/07 21:29:59.88 RIc/wnHl0 295/493はんべそで
嫌やぁ提督の痛いのはウチだけのやぁ~
ドS艦なんて探せばおるやろぉ~そっちあたってやぁ…
嫌ぁ…嫌やぁ…
龍驤「嫌やぁ……」グスッ
龍驤「提督の痛いのはウチだけのやぁ…ドS艦なんて探せばおるやろぉ…そっちあたってやぁ…」
提督「龍驤…」
龍驤「嫌ぁ…嫌やぁ……」グスグス
提督「…すまん朝霜。こういうことだから諦めてくれ。お前がうちの戦力ならないのは残念だが、龍驤には変えられん」
龍驤「司令官……司令官…」
提督「鎮守府の為とは言え…龍驤を傷付けることを言ってしまってすまん」ギュッ
龍驤「もっと…強く抱きしめてぇ……」
龍驤「ウチは司令官のものやって…約束してぇなぁ…」
提督「…約束する。俺は龍驤のものだ」
龍驤「あぁぁ~~……」グスッ
レ級「龍驤は何がそんなに悲しいんだ?」
暁「悲しいだけじゃないのよ。あの涙には色々な感情が入っているの」
レ級「…よくわからん」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
624 : 以下、名... - 2018/02/07 21:50:50.10 bndRgPYYO 298/493ぐ…しょうがない…じゃぁ先ずはこの鎮守府内に他にドSの波動を感じるからそいつを探してみるよ
あ、暁、レ級、二人も一緒に行こう。多分あたし達邪魔になるぜ
朝霜「ぐ…しょうがない…じゃぁ先ずはこの鎮守府内に他にドSの波動を感じるからそいつを探してみるよ」
レ級「そんな奴いるのか?」
朝霜「あ、暁、レ級、二人も一緒に行こう。多分あたし達邪魔になるぜ」
暁「邪魔?それってどういうこと?」
龍驤「司令官ん……」
提督「龍驤…龍驤……」ペチャペチャ
レ級「おぉ大胆だ」
暁「舌…舌が…キス……」
朝霜「な?二人っきりにしといてやろうぜ」
ーー
暁「はぁ~~凄かったわ…」
レ級「あれが人間の求愛行動なのか。興味深かったな」
朝霜「さて、あの人はいるのかな~?」
暁「朝霜、誰のところに行こうとしてるの?」
下2 朝霜が向かった人物名や場所を
633 : 以下、名... - 2018/02/07 22:22:30.22 fhkQDcy3O 301/493龍田
ーー
朝霜「居た!龍田さん!」
龍田「あら~朝霜ちゃん達~どうしたの~?」
朝霜「龍田さんにお願いがあって会いにきたんだよ!」
龍田「私に~?貴女の方が練度が高いじゃない~」
朝霜「違う違う、出撃のことについて聞きたいんじゃねぇんだ」
龍田「あらぁ…?」
朝霜「龍田さん…あたしをイジメてくれ!」
龍田「え~~?何の冗談なの~?」
レ級「龍田、こいつは本気だ」
暁「司令官にイジメてもらうのは諦めたから、新しくドSな艦を探してるんだって」
朝霜「龍田さんならあたいを満足させてくれるかもしれねぇんだ!」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞又は行動他
639 : 以下、名... - 2018/02/07 22:40:15.90 RIc/wnHl0 304/493これでい~い?
朝霜でも見逃しちゃう速度で槍の柄で鳩尾を容赦なく突く
龍田「これでい~い?」ヒュッ
朝霜「お"っ……!」ガクッ
暁「なに!?なにが起こったの?」
レ級「あたしには見えたぞ。龍田が持ってる槍の柄で朝霜の鳩尾を突いたんだ」
暁「早すぎて何も見えなかったわ…」
朝霜「いきなり鳩尾に一撃とは…中々いいじゃねぇか…」
龍田「喜んでくれて嬉しいわ~」
朝霜「だが…これだけじゃまだまだだな。他にどんなことをしてくれんだ?」
龍田「うふふ~どんなことをされたいのかしら~?」
朝霜「う~ん…イジメてくれんならなんでもいいけど…中途半端なのは嫌だな」
朝霜「さっきの司令みたいに、痛いって言ってもやめないような…とにかく、本物のドSにイジメてくれんなら文句はねぇな」
龍田「安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞、行動他
642 : 以下、名... - 2018/02/07 23:02:47.77 hl7h1vK80 307/493う~ん、そう言われると少し困るわね~
私、一思いに殺すのは得意だけど、死なせずに気持ちよく痛めつけるって苦手なのよね~
龍田「う~ん、そう言われると少し困るわね~私、一思いに殺すのは得意だけど~死なせずに気持ちよく痛めつけるって苦手なのよね~」
朝霜「あたいの求めてるドSとは違うのか…」
龍田「貴女は~ネチネチ責められたいのよね~?」
朝霜「一番好きなのはそうだけど、一撃も嫌いじゃないぜ?」
龍田「そうなの~?なら試してみましょうか~?」
朝霜「おぉ……いいぜ」ゾクッ
暁「ちょっと、本当に大丈夫なの?出撃以外の怪我は治らないのよ?」
レ級「コロすとか物騒なことも言ってが、耐えられるか?」
朝霜「その為に二人も連れてきたんだよ。もしあたいに何かあったら頼むぜ?」
暁「えぇぇぇ!?そんな、私に頼まれても無理よ~!」
レ級「あたしに艦娘をどうこうできる知識はないぞ?」
朝霜「まあその時はその時だ。龍田さん、一思いに頼む!」
龍田「…安価」
下1~3高コンマ 龍田の台詞又は行動他
650 : 以下、名... - 2018/02/07 23:18:02.58 BFXWSieD0 310/493……やっぱりいいわぁ
人を喜ばせる暴力は趣味じゃないみたい
龍田「………………やっぱりいいわぁ~人を喜ばせる暴力は趣味じゃないみたい~」
朝霜「……そっか、変なこと言ってすまねぇな」
龍田「いいわ~貴女の求める人が見つかるのを祈ってるわね~」スタスタ
暁「龍田さん、行っちゃったわね」
朝霜「……」
暁「朝霜、どうしたの?」
朝霜「ふぅ~ふぅ~……いや、ちょっと…」
暁「…?」
レ級「あたしにはわかるぞ、朝霜がそうなってる理由が」
暁「また目にも留まらぬ速さで何かしてたの?」
レ級「いや、龍田はあの槍で朝霜のこと串刺しにするつもりだったんだ」
暁「え……」
レ級「ギリギリでやめたようだが…あの目は本気だったぞ」
暁「嘘でしょ?私達仲間…なのよ?」
レ級「仲間だからギリギリでやめたんだろう」
暁「……じゃあ朝霜は恐怖で震えてたの?それとも別の理由で…?」
朝霜「下2」
下2 朝霜の台詞、行動他
654 : 以下、名... - 2018/02/07 23:32:02.74 yXdCaz6no 313/493いや、したっ腹にキュンと来てな
朝霜「いや、したっ腹にキュンと来てな」
暁「………朝霜!!」
朝霜「な、なんだよ、あたいは元々そういう目的でご主人様を探してんだからいいじゃんか」
暁「もう!心配して損したじゃない!」
朝霜「心配してくれんのは有り難ぇけど、あたいには無用だぜ?」
朝霜「だってあたいは司令の噂を聞いて、腕とか脚を千切ってもらおうとここまで来たんだ」
朝霜「イジメられた結果死ぬなら、それも本望さ」
暁「そんなのって…」
暁「死ぬまでイジメて欲しいなんて異常よ!過去に何があったの?」
朝霜「いや別に…ただあたいの性癖だよ」
暁「そんなの聞いたことないもの!絶対隠してるでしょ!」
朝霜「いやだから……」
暁「…大丈夫よ、この鎮守府の皆なら、受け入れてくれるから。もちろん私もよ!」
朝霜「あの……」
暁「さあ一人前のレディの暁に全てを話してみなさい!」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞、行動他
657 : 以下、名... - 2018/02/07 23:48:48.61 yXdCaz6no 316/493言葉攻め良いかも…
朝霜「こ……」
暁「こ?まさか……大切な人を殺されたの!?」
朝霜「言葉攻めも良いかも…」ビクビク
暁「」
朝霜「暁の声でそれだけ責められるの…結構クる…」
暁「や、やめて!近づかないで!!」
朝霜「んふっ……」ピクッ
朝霜「なぁ暁、もっと罵ってくれよ!なぁ!」
暁「やめて!こっちに来ないで!」
朝霜「~~~~!」ゾクゾク
朝霜「もっと、もっとくれよぉ~!」ズイッ
暁「きゃあ~~!変態が追いかけてくる~!」ダダダッ
朝霜「その声であたいを罵ってくれぇ!」ダダダッ
レ級「……艦娘というものはわからん」
ーー