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【艦これ】龍驤「足りないもの」【安価】(3)
ーー
龍驤「司令官、今日もお客さんが来とるんやけど…」
提督「…またややこしそうなのか?」
龍驤「そうやねん。しかも二組も来とるんよ」
提督「…このまま会わないとなれば、またそれが誤解を生む。乗り気では無いが、会うしかない」
龍驤「ほなどっちの方からにする?」
提督「…先に来た方からにしよう」
龍驤「わかった、ほな呼んでくるわな~」
提督「…これから来る人物はどんな組織の人間なんだ?」
龍驤「いやそれがな、金剛さんみたいに~の組織所属とかやなくて、個人的に来てるんよ」
提督「ということは、この鎮守府に用事があるのか?」
龍驤「鎮守府というか…司令官やろね…」
提督「…やはりそうなのか」
龍驤「どんな艦娘が来るんやろね…」
下2 訪れてきた人物名を。複数も可
652 : 以下、名... - 2018/01/25 18:40:42.33 gJl9vKxHo 409/594朝霜
ーー
朝霜「あんたがここの司令だな?」
提督「…そうだ。俺がこの鎮守府の提督だ」
朝霜「成る程…やっぱり噂通りみてぇだな」
提督「…その噂というのはどんな噂なんだ?」
朝霜「決まってんだろ?自分の欲求の為ならどんな残虐なことだってする、超鬼畜な男だってな!」
提督「…やはりその関係か……」
龍驤「あのなぁ!何回も言うとることやけど、司令官はそんな人と違うねん!」
朝霜「何処が違うっていうんだ?秘書艦も随分この司令に可愛がられてるらしいじゃないか!」
龍驤「だから、それは違うんやって!」
朝霜「謙遜しなくていいって!それより、あんたに頼みがあってはるばるここまで来たんだ」
提督「…その頼みの内容による」
朝霜「わかった、単刀直入に言うぜ。あたいを…」
朝霜「……あたいをあんたの好き勝手に無茶苦茶にして欲しいんだ!」
提督「…………」
提督「……ん?」
提督「…なんだか凄いことを聞いた気がするが…俺の気のせいか?」
朝霜「気のせいなんかじゃねぇ!あたいを無茶苦茶のグチャグチャにして欲しいんだよ!!」
龍驤「自分ナニ言うとるのかわかっとんのか!?」
朝霜「わかってるに決まってるだろ!?」
朝霜「数いる提督の中で最も鬼畜な男と言われてる、この司令にあたいをメチャクチャにしてくれって言ってるんだ!」
提督「待て待て、色々と言いたいことがあるんだが…何故朝霜は目茶苦茶にされたいんだ?」
朝霜「…あたいのとこの司令はさ、優しすぎんだよ。あたいが過激なプレイを要求しても、はぐらかされるだけだし…」
朝霜「あたいのドM心を満たしてくれんのは、あんたしか居ないんだ!!」
提督「…これはこれでエライことになりそうな奴が来てしまった…」
龍驤「聞いたことないで…イジメられにわざわざ他の鎮守府にまで来る艦娘なんて…」
朝霜「……もうさ、これはやってんだけど…まだ満足出来ないんだよ」バッ
提督「……!」
龍驤「そ、それは…!」
下2 朝霜が見せたものや、身体的特徴は?見た目にわからないものでも可
659 : 以下、名... - 2018/01/25 19:15:16.34 B4f8nzTto 413/594首輪といたる所にピアスや縄や鞭の跡
龍驤「その身体……!」
提督「…ムチと縄の跡か?」
朝霜「これだけムチで叩かれて、キツく縄で縛られても満足しねぇんだっ!」
龍驤「ほんでその首のやつ、よー見たらチョーカーやなくて首輪やないか!」
提督「それに全身に付いてるのは…ピアスか」
朝霜「これか?ちゃんと豆とあそこにも付いてるぞ!見てもらった方が早いか…」ゴソゴソ
提督「や、やめろ!ここで脱ぐんじゃない!」
龍驤「ほんで早く上も着てーや!」
朝霜「……こんなのさ、自分でもおかしいってわかってんだ」
朝霜「でもよぉ!もうあたいには止められねぇんだよ!だからさ、一回でいいからグチャグチャにして犯してくれよぉ!」
龍驤「アホ!司令官はウチのもんなんや!浮気なんて許すわけないやろ!」
朝霜「ならペットでもいい!人間扱いしなくてもいいから!」
朝霜「そこの秘書艦みたいに腕と脚切って、あんたのことしか考えられなくしてもいい!」
朝霜「頼む!一回だけでいいから!!」
下2 龍驤か提督の台詞、行動他
663 : 以下、名... - 2018/01/25 19:42:59.84 gJl9vKxHo 416/594提督
丁寧に説明して誤解を解く
提督「…まずは俺の話を聞いて欲しい」
提督「龍驤に左腕と左脚が無いのは過去の事故が原因なんだ」
提督「決して俺が何かをしたわけではない。それに腕と脚が無いから秘書艦にしてるんじゃないんだ。龍驤だからこそ、俺の側に居てもらっている」
提督「俺と龍驤は愛し合っている。だからこそそういう行為もするが、俺から特殊な要望したことはない」
龍驤「ウチの頼みは何回か聞いてもらったことはあるけど…司令官からは一回も無いで」
提督「…俺は愛する人の腕を切れるほどの男じゃない」
提督「それにあの子の話も知っているんだろう?」
提督「あの子に両脚が無いのも、本人が事故が原因だと言っている」
提督「あまり詳細を話すと怒るから詳しくは言えないが…これも俺は関係ない」
提督「…俺は艦娘や深海棲艦をおもちゃになんてしたことはないんだ」
提督「ガッカリさせてしまったかもしれないが、これが真実なんだ」
龍驤「どうや?わかってくれたか?」
朝霜「下2」
下2 朝霜の台詞、行動他
669 : 以下、名... - 2018/01/25 20:02:49.37 Ri0x86ZW0 419/594ならあたいも愛してくれ!そして、この写真(龍驤の首を絞めている写真)みたいなことをしてくれ!
朝霜「……わかったよ」
龍驤「おぉ、わかってくれたんやな!」
朝霜「ならあたいも愛してくれ!」
龍驤「なんでそうなるねん!?」
朝霜「恋人からの要求は飲むんだろ!?この写真みたいなことをあたいにしてくれ!」スッ
提督「……またこの写真か…」
龍驤「ウチが司令官と愛し合ってる時に、首絞めてもらってる写真やね…」
提督「なんでこの写真が出回ってるんだ…」
朝霜「なぁ秘書艦さん、あんたもドMだろ?」
龍驤「な、ナニを…」
朝霜「この写真見てたらわかんだよ。こんなことされて苦しいはずなのに、顔が嬉しそうなんだよ」
朝霜「あたいは今まで色んなモン見てきたけど…これだけ幸せそうに首絞めてもらってる写真なんて見たことねぇ」
朝霜「司令が好き好んで腕脚切ってないのはわかった。でもこんなことができるってことは、あんたは超ドSなんだよ!」
朝霜「頼む!ペットからでもいいから、あたいも仲間に入れてくれ!」
朝霜「そしてあわよくば、あたいにも首絞めプレイをしてくれ!」
下2 龍驤か提督の台詞、行動他
677 : 以下、名... - 2018/01/25 20:20:27.46 0Aru4VGB0 422/594提督「安全にいこう、安全に」
提督「安全にいこう、安全に。そんないきなり首を絞めろだとか言われても無理に決まっているだろ?」
朝霜「じゃあペットならいいってことだな!」
提督「いや違……」
朝霜「これからよろしくな司令!……じゃなくてご主人様!」
龍驤「あのなぁ!ウチらの話を聞けって…!」
朝霜「ご主人様、これ受け取ってくれ」チャリ
提督「これは…?」
朝霜「この首輪の鍵だよ!これであたいはご主人様のペットになったわけだ!」
龍驤「あかん!ウチは認めんからな!」
朝霜「それはご主人様が決めることだろ?あたいは一度荷物取りに帰るけど、またすぐ来るからな!」
朝霜「ご主人様、次に会う時はちゃんとペットらしく振る舞うから楽しみにしててくれよ~!」ガチャ
龍驤「あっ、待ちや!……あかん逃げられた!」
提督「…すまん、呆気に取られしまって……」
龍驤「あれはしゃーない、朝霜の頭がおかしいのが悪いんや!」
龍驤「今度来たら追い返したんねん!」
提督「…いや、それは無理かもしれん」
龍驤「なんでなん!?まさか司令官、朝霜のこと本気でペットにする気なん!?」
提督「違う……これだ」チャリ
龍驤「あっ……!あいつ…やりおった…!」
提督「…鍵だけを返しても、受け取るはずがないからな」
龍驤「ドMのくせに策士やなんて…!」
提督「…これはもう仕方ない。それより次のお客様に来てもらおう」
龍驤「そうやった!随分と待たせてしまってるし、早く呼んで来たらな!」
提督「…そういえば誰が来ているんだ?」
龍驤「なんとか団体所属の明石さんが来てんねん!」
提督「明石?ぜひうちの鎮守府に着任して欲しい所だが…」
龍驤「そういう事情やないんやろなぁ…」
ーー
提督「…お待たせしてしまって申し訳ない」
明石「私の方こそすいません、何だか忙しい時に来ちゃったみたいで」
龍驤「それで、どんな用事でここまで来てくれたん?」
明石「はい、それはズバリ龍驤さんの為なんです!」
提督「……あぁ」
龍驤「またこのパターンかいな!」
明石「いえいえ、私は龍驤さんにとって素晴らしい話を持ってきたんです!」
明石「私は新型艤装の開発担当なんですが、今回全く新しい義手義足を作ることになったんです!」
明石「ある程度まで完成したんですが…そのモニターを龍驤さんにやって欲しいんです!」
龍驤「ウチが!?」
提督「…どうして龍驤なんです?」
明石「龍驤さんの事故で…という話はよく知ってます!それに義手と義足両方をいっぺんにモニターできるのは、龍驤さんだけだったんですよ!」
提督「…その義手義足に危険はないんですね?」
明石「もちろん!……と言いたい所なんですが、現状では多分安全としか言えません」
明石「ですが、このモニター結果によっては100パーセント安全だと言えるようになるんです!」
提督「…龍驤はどうしたい?」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
685 : 以下、名... - 2018/01/25 21:18:17.81 Ri0x86ZW0 428/594やってもええよ、しっかりデータ取ってな
龍驤「やってもええよ、しっかりデータ取ってな?」
明石「やった!ありがとうございます!なら早速準備して下さい!」
龍驤「へ!?」
明石「龍驤さんの身長体重…その他諸々を測りに行くんですよ!」
龍驤「今からかいな!?そんなん急過ぎるで!」
明石「善は急げです!そうですよね、提督さん!」
提督「いや、まぁ…そうとも言うが…」
明石「ありがとうございます!さぁ龍驤さん、行きますよ!」
龍驤「ま、待ってって!色々と準備とかあるし…」
明石「大丈夫です、直ぐに終わります!この近くに私の所属してる団体の支部があるんです!」
明石「それでは提督さん、龍驤さんお借りしますね~!」ビュンッ
龍驤「あ~~~!司令官~~~!」
提督「……………嵐のようだったな」
提督「…ほいほいと初対面の人物を信頼するものでも無かったか?いやでも相手はちゃんとした組織で…」
提督「うーむ…軽率だったのか?いやでも龍驤の為なら……」ぶつぶつ
ーー
龍驤「ほんまに近くにあったんやね…」
明石「だから近いって言ったじゃないですか!」
龍驤「ウチはどうしたらええの?」
明石「とりあえずここでゆっくりしていて下さい!準備が出来たら、測定等を始めます!」
龍驤「…ん、わかったわ」
明石「大急ぎで準備するんで、待ってて下さいね~!」
龍驤「明石の勢いだけでここまで来たけど…ちゃんとしてくれるんやろか…?」
下2 この後の展開を
689 : 以下、名... - 2018/01/25 21:35:10.75 mQTp+arSo 432/594サイボーグに魔改造されそうになるも命からがら逃げ出す
ーー
龍驤「…………すぐに用意するって言うた割には遅いな」
龍驤「物音も聞こえんようになったし…ちょっと様子見てみよ」
龍驤「そーっと、そーっと……」
………………
龍驤「ん?ここから話声が聞こえるみたいやな」
龍驤「…誰かと電話しとるみたいやな」
龍驤「どれどれ…何をそんな言うことあるんや?」チラッ
明石「はい!ですからいい実験台を確保できたんです!」
明石「脚と腕が半分無いなんて、こんな素晴らしいモノは見たことありません!」
明石「はい…はい!そうです!勿論頭にもチップを埋め込みます!」
明石「これで完全なサイボーグが完成するはずです!ですからぜひ、アレの使用許可を…」
明石「それは間違いありません!この処置が終われば、自我は完全に消滅します!」
明石「それにもし失敗してもリスクは…………」
………………
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
龍驤「あかんあかんあかんあかん…えらい話聞いてしもた…」
龍驤「とりあえず今は逃げるしかない…幸いここは鎮守府からは近い、なんとか帰れるやろ…」
龍驤「でももし見つかったらマズイな…ウチの足やったらどうやっても逃げ切られへん…」
龍驤「どないすればええんや…」
下2 この後とった龍驤の行動を
694 : 以下、名... - 2018/01/25 21:50:20.04 Ri0x86ZW0 436/594付属の紐を引き抜く事で提督と北上にSOS信号と現在地が届くGPSを作動させる
龍驤「あ……そういえばこれ…持ってたんや…」ゴソゴソ
龍驤「外でとか、司令官のおれへん時にウチに何かあった時の為やって…」
龍驤「……これ音とか鳴らんわな?」
龍驤「……考えとっても仕方ない!やるしかない!」ピンッ
龍驤「音は鳴らんみたいやけど……これでほんまにいけるんかなぁ?」
龍驤「司令官……ウチ、もしかしたら…」
龍驤「……いや、こんなことは考えてたらあかんねん!なんとか鎮守府に帰るんや!」
下2 龍驤の次の行動や、起こったことを
698 : 以下、名... - 2018/01/25 22:11:01.07 sTZ5qXcsO 438/594なんか朝霜が乗り込んできてめっちゃ強くて大暴れ
龍驤「これからウチはどないしたらええんやろ…」
龍驤「…なんとか逃げるしかない。今のうちに…」
明石「今のうちに何処に行くんですか?」ヌッ
龍驤「ひっ!」
明石「ダメじゃないですか~ちゃんと大人しくしてて下さいね?」
龍驤「あ、あんたは…ウチに何するつもりなん?」
明石「嫌ですねぇ……」
明石「さっきちゃ~んと説明したじゃないですかぁ」ニタァ
龍驤「……い、嫌やぁ!」
龍驤「ウチはもう帰る!司令官のとこに帰るんやぁ!」
明石「ダメですよ~せっかく準備したんですから、ちゃんと大人しくしてて下さい!」
龍驤「あ、あぁぁぁ…」
明石「ふふふ…嫌なようにはしませんから」
龍驤「助けて……誰か…助けてぇ…」
明石「大丈夫です、怖いのは最初だけですから……」
ガシャーン!!
明石「なに!?何が起こったの?」
朝霜「龍驤さん大丈夫か!あたいが来たからもう安心だ!」
龍驤「朝霜……?なんで朝霜がここに…」
朝霜「帰ろうとしてたらここに連れ込まれる龍驤さんを見かけたんで、ちょっと見張ってたんだよ!」
明石「あーーっ!!その機械高かったんですよ!何壊してるんですか!」
朝霜「…何かしたのはお前だろ?」
明石「えっ…?」
朝霜「龍驤さんに何をしようとしてたんだよ?」
明石「何って…新しい義手と義足のモニターになってもらおうと…」
朝霜「へぇ…ならあの電話の内容はなんだっんだ?」
明石「電話?電話って……」
朝霜「しらばっくれるのか。ま、それでもいいけどな」ガチャ
明石「……それってあの電話のことですか?…って何艤装展開してるんです?」
朝霜「……覚悟しな」
明石「……へ?」
ーー
明石「あの機械も…それも高かったのに……」ガクッ
朝霜「ふんっ、あたいに勝てるかってんだよ!」
龍驤「あんた…強かったんやね…」
朝霜「強い刺激を求めてたら、自然と練度も高くなっちまったんだよ」
龍驤「そうやったんやね…」
朝霜「こいつはコテンパンにしてやった!もう大丈夫だ、安心しな!」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
705 : 以下、名... - 2018/01/25 22:52:33.93 gJl9vKxHo 444/594あ、ありがとな
龍驤「あ、ありがとうな…」
朝霜「気にすんな!あたいはご主人様のペットして当然の行動をしただけだ!」
龍驤、大丈夫か?
龍驤さ~ん、何があったの~?
朝霜「ん、誰だ?まさか新手…?」
龍驤「いや違う、あれは…司令官と北上やね」
龍驤「そうか、この装置…発信機か何かやったんやね…」
朝霜「ご主人様が来たなら話は早いな!さっさとこいつを連れ出してもらおう!」
明石「うーん………」
ーー
提督「…大体の状況はわかった。しかし明石がマッドサイエンティストだったとは…」
北上「いや~それにしても暴れたね~ほとんどの機械壊れちゃってるよ~」
朝霜「これでもまだ足りないくらいだな!」
提督「…お前が龍驤を助けてくれたんだな」
朝霜「ご主人様の為ならなんだってやるからな!」
提督「下2」
下2 提督の台詞、行動他
710 : 以下、名... - 2018/01/25 23:52:43.81 GhHBNiC8O 447/594ありがとうなと言って頭なでなで
提督「…ありがとうな」ナデナデ
朝霜「……」
北上「ん~?提督に頭撫でられてるのに不満なの?」
朝霜「あたいにとっては頭撫でられるより、罵倒されたり殴られた方がよかったかなって…」
北上「……提督~やっぱこいつイカれてるよ~!」
提督「…しかし龍驤の命の恩人であることには変わりない」
龍驤「助けられたのは嬉しいけど…よりによってこんな奴やなんて…」
朝霜「なぁ一発でいいから顔殴ってくれないか?それか腹でもいいんだけどさぁ…………」
ーー
ーー
提督「…………以上が今回の騒動の経緯です」
幹部「成る程、報告は確かに受け取った。しかし立場を利用して君の艦娘を実験台にしようとしていたとは…」
提督「どうやらあの明石が所属していた組織は至極真っ当な組織なようでした。問題があったのはあくまであの明石だけということです」
幹部「うむ、その組織とはこちらからもコンタクトを取ったが、やはり問題点はなかった」
提督「明石は誰かと協力して実験を行なっていたようなんですが、その相手は結局分からずじまいでした」
提督「明石が連絡を取っていた番号はもう既に使われておらず、何処の誰と協力していたのか…」
幹部「どうせ名前も偽名で当てにならないだろう。ま、焦る必要はない。ゆっくりと追い詰めていけばいい」
幹部「明石の件はこれくらいだろう。それで、もう一つの件だが…朝霜君はまだ帰ろうとはしないのかね?」
提督「…はい。いくら言ってもあたいはここに居るんだ!…と聞かないんです」
幹部「その朝霜君についても報告は受けているが…また個性的な艦娘に気に入られたようだね?」
提督「…勘弁して欲しいです」
幹部「こちらとしてやることはやらせてもらうが、やはり本人の意思が尊重される」
幹部「とりあえず会って話がしてみたい。朝霜君は今どこに?」
提督「出撃させるわけにもいかないので、明石を軟禁している部屋の番をしてもらっています」
幹部「よし、なら会いに行こうじゃないか」
下2 明石軟禁部屋の様子や、朝霜の様子等
726 : 以下、名... - 2018/01/27 18:33:56.90 sX32HiqxO 451/594番犬の様に見張ってる朝霜
鉄格子以外は普通の和室で暇そうにしてる明石
ーー
提督「…この部屋に明石は居ます」
朝霜「ご主人様!あたいちゃんと見張ってるぜ!」お座り
幹部「ほう…君が噂の…」
朝霜「ん?アンタは誰だ?ご主人様の知り合いか?」
提督「…この方は上層部の幹部だ」
朝霜「つまりはお偉いさんってことか。明石に会いに来たのか?」
幹部「う、うむ…」
朝霜「明石は今部屋に居る。大人しくしてるから危険は無いぜ」ガチャ
朝霜「鍵は開けた。さぁ、入ってくれ」
幹部「朝霜君はブレないね。誰が来ても犬のポーズで居るのか?」
提督「…そうなんです」
幹部「これは思っていたよりも…いや、それより今は明石だ」
明石「……あ…」
提督「…随分と暇そうだな?」
明石「だってこの部屋、本も何も無いですから…」
幹部「明石、君は自分が何をしようとしていたかはわかっているね?」
明石「下2」
下2 明石の台詞、行動他
730 : 以下、名... - 2018/01/27 19:38:02.34 AqzUj0Vbo 454/594技術の進歩です
明石「技術の進歩の為です。時には犠牲が必要なときもあるんです!」
幹部「ふむふむ、確かに一理ある。今我々が使っている技術や科学は、犠牲の上に成り立っているからね」
提督「明石の言うことを間に受けるんですか!?」
明石「貴方は話のわかる人でよかったです!」
幹部「まぁまぁ、話は最後まで聞いてくれ」
提督「…わかりました」
幹部「明石、なら君が実験台になりたまえ」
明石「……は?」
幹部「技術の為には犠牲が必要なのだろう?なら君はが率先して実験台になればいい」
明石「あああああの…」
幹部「なに心配はいらない。この鎮守府の北上くんと夕張君なら技術力は高い。なにも心配はいらない」
提督「…その点については私が保証しよう」
明石「あ……あのですね…」
幹部「準備ができ次第手術をしようと思うんだが…もちろん喜んで実験台になってくれるだろう?「
明石「下2」
下2 明石の台詞、行動他
734 : 以下、名... - 2018/01/27 21:13:35.56 lyFGSLWr0 457/594ふ、ふざけないでください!艦娘に人権はないんですか?!
明石「ふ、ふざけないでください!艦娘に人権はないんですか!?」
幹部「その言葉そっくり君に返させてもらうよ。何故龍驤君ならいいと思ったんだい?」
明石「あっ……!」
幹部「やはり君は龍驤君は艦娘ではないと思っていたんだね」
明石「いえ………違……」
提督「…どういうことですか?」
幹部「提督君、今から私が言うことで君を不快にさせてしまうかもしれないが、許してもらいたい」
提督「…………はい」
幹部「実はこの明石は以前から危険思想の持ち主であると、上はマークしていたんだよ」
提督「…危険思想?」
幹部「はっきり言えば、障害者はこの世に要らないという考えだよ」
提督「………!」
幹部「もちろん人や艦娘を含めて、障害者はお荷物だという考えを持っているらしい」
明石「…………」
幹部「今世界から全ての障害者が消えれば食料問題も解決に向かい、税金の無駄も無くなる。そうだね?」
明石「…………」
幹部「今のは過去に君が発言した内容だ。誤魔化しはやめた方がいい」
明石「…………」
幹部「…黙り込んでしまったか。提督君からは何かあるかい?」
提督「下2」
下2 提督の台詞、行動他
737 : 以下、名... - 2018/01/27 21:44:23.97 RxN40HgO0 460/594そう言う君(明石)はさしずめ、精神障害者って所かな?
まず君から消える事を勧めるよ
提督「そう言う君はさしずめ、精神障害者って所かな? まず君から消える事を勧めるよ」
明石「…………」
提督「…そうか、だから龍驤を狙ったのか。もし失敗しても、龍驤は死んで当然だから何も気にすることはない」
明石「…………」
提督「…むしろ失敗した方が世の中の為だと思っていたんだな?」
明石「…………」
提督「……なんとか言え!!」ガシッ
明石「い……た…髪の毛……」
提督「そんな下らない理由で龍驤を殺そうとしたのか!!」
明石「ぁ…う……」
提督「何故お前の価値観で龍驤を失わななければいけない!俺にとって龍驤は全てなんだ!」ギリギリ
明石「い……いた……」
提督「…お前だけは許せん」
明石「だ…ダメですよぉ……?捕虜に…乱暴なんてしたら…」
明石「それこそ…大問題です…」ニヤッ
提督「こいつ…!」
幹部「待ちたまえ提督君」
提督「…貴方まで止めるんですか」
幹部「下2」
下2 幹部の台詞、行動他
745 : 以下、名... - 2018/01/27 22:08:41.72 ekFquw8sO 463/594君が同じ所まで降りてはいけないよ
それに彼女にはやってもらう仕事があるからねぇ
幹部「ここで君が乱暴すれば明石と同じ所まで降りてしまう」
提督「…しかし!」
幹部「そうなると龍驤君は悲しむ」
提督「………龍驤…」パッ
明石「あぅ……」
幹部「大丈夫だ、彼女にはやってもらう仕事があるからね」
提督「…それは実験台ということですか?」
幹部「いいや、見ていればわかるさ。さて、場所を移そうじゃないか」
ーー某所
提督「…ここは?」
幹部「ここは古い鎮守府でね。もう使われてはいないが、倉庫代わりにしてるんだ」
提督「それで…何故我々は屋上に居るのですか?」
幹部「実験だよ実験。いや…テストといった所かな?」
明石「………これは…」ガサッ
幹部「超高性能の小型パラシュートだよ」
明石「何処からどう見ても…スーパーの袋にしか…」
幹部「困ったことに、他のみんなもそう言うんだ。だから君が実験台になって欲しいんだよ」
明石「…………ぁ……かっ…!!」
幹部「さぁ、早くそのパラシュートの有能性を証明してくれたまえ」
明石「ひ………ぃぃ……」ガタガタガタガタ
幹部「どうしたんだね?さぁ、早くしたまえ」グイッ
明石「嫌ぁぁぁぁぁ!!死にだぐなぃぃ!!」
幹部「変なことを言うね。君は何故死ぬんだい?」
明石「嫌だ!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
幹部「…仕方ない、フェンスの所まで運ぼう」
提督「…手伝います」
幹部「いい、君は明石には触れてはいけない」
提督「…わかりました」
幹部「おっ、ここがいい。ちょうどフェンスが壊れているね」
明石「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁっ!」
幹部「…下手なことは考えない方がいい。手枷をされたその状況で何かできるとは思わない」
明石「やだ…やだぁぁぁぁ……」
幹部「さぁ、パラシュートは準備できたかね?」
明石「あ…あぁぁぁぁぁ………」
幹部「…カウントダウンだ。3.2.1………」
明石「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
下2 明石の結末を
752 : 以下、名... - 2018/01/27 22:44:19.28 zbSLQVng0 468/594本当に高性能のパラシュートだったため無傷
提督「………!」サッ
幹部「目を背けくても大丈夫だ。下を見てみるといい」
明石「…………」
提督「なっ!……え!?」
幹部「驚いたかい?あのパラシュートは本物なんだ」
提督「…そうだったんですね」
幹部「いくら私でも、艦娘は殺せない。だが、死ぬほど怖い目になら合わせられるからね」
提督「……はい」
幹部「もう少しお仕置きしてもよかったが、あまりやると心を壊してしまうからね」
幹部「私は明石を連れて本部へ向かう。提督君悪いが…徒歩で帰ってくれるかい?」
提督「…私も最後まで……」
幹部「ふぅ…頭を冷やせという意味だよ。君は今自分が思う程冷静ではない」
提督「……」
幹部「なに、ちょっとした運動だと思いたまえ。ここはそう遠くない」
提督「…はい」
幹部「…後は全てこちらに任せていい。ゆっくりと、時間をかけて帰りなさい」
提督「…わかりました」
759 : 以下、名... - 2018/01/27 23:12:12.32 RxN40HgO0 471/594先に戻っていた龍驤や朝霜から事情を聞いた多摩(ブチ切れて語尾消失)と葛城(同じくブチ切れ)
提督「………………」
提督「…………」
提督「……ん、あれは…」
多摩「…提督」
提督「…多摩」
多摩「朝霜から聞いたにゃ。あの明石が言ってたのは本当なんだにゃ?」
提督「…あぁ」
多摩「その明石はどうしたんだにゃ?」
提督「…さっき幹部の手で本部に連れていかれたよ」
多摩「提督は黙って見てただけにゃ?」
提督「…………」
多摩「…なんとか言えっ!!」バキッ
提督「…っ」
多摩「お前は!!龍驤さんをあんな風に言われて黙ってたのか!!」
多摩「お前にとって龍驤さんはその程度の存在なのかっ!!」バキィ
提督「………っ」
多摩「…なんとか言え」
多摩「なんとか言えよっ!このっ……!」
葛城「やめてっ!!」ドンッ
多摩「う……」ドサッ
多摩「誰だ…多摩に体当たりしてきたのは…」
葛城「提督に当たるのはやめて!!」
多摩「葛城……」
多摩「…どけ、この根性無しは多摩がやる」
葛城「どきません!」
多摩「ならお前からやってやる!」
葛城「…わからないんですか?」
多摩「なにがだ!」
葛城「提督は龍驤さんが悲しむから手を出さなかったんですよ!」
多摩「……!」
葛城「なんで…なんでそれがわからないんですか!!」
多摩「…うるさいっ!」
葛城「うるさくなんてない!」パシン
多摩「……」
葛城「貴女に提督と龍驤さんの何がわかるんですか!?」
葛城「お二人はもう…誰にも傷付いて欲しくないんですよ…」
葛城「なんでそれが…わからない…ですか……」グスッ
葛城「……あんなこと言われ…悲しいのは……私もです…」
葛城「できれば…私があんな奴……ぶん殴ってます…」グスグス
葛城「う……うぅぅ……」
下2 この場にいる誰かの台詞や行動他
765 : 以下、名... - 2018/01/27 23:54:31.52 Ie3Ro4w90 476/594血だらけになるほどの大喧嘩をする葛城と多摩
多摩「…だからって黙って見てろって言うのか!」バキッ
葛城「ぅ……殴ったところで解決するんですか!?」バキィ
多摩「ぐ…!こいつ!!」ドガッ
葛城「わぁぁっ!」ボゴッ
多摩「…………!!」
葛城「…………!!」
ーー
提督「…ん、俺は……」
龍驤「起きた司令官?」
提督「龍驤……?ここは……鎮守府…」
龍驤「びっくりしたんやで?鎮守府の前で司令官は気絶してるし、多摩と葛城は血だらけになりながら喧嘩しとるし…」
提督「……二人はどうした?」
龍驤「…あの明石がおった部屋で謹慎させとるよ」
提督「…そうか」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
769 : 以下、名... - 2018/01/28 00:12:08.67 qpAWOecaO 479/594ウチってやっぱり、お荷物なんやろうか...
龍驤「ウチってやっぱり、お荷物なんやろうか...」
龍驤「明石の言うこともわかるねん。ウチみたいなのがおったら社会の邪魔やろうし…」
龍驤「それに…皆んなにも迷惑…かけてるし…」
龍驤「ウチ…消えた方が……」
提督「…やめてくれ」ダキッ
龍驤「わ…急に抱き寄せて…」
提督「…龍驤、何度でも言うが俺にとって龍驤は全てなんだ」
龍驤「……うん」
提督「龍驤を荷物だと思ったことも無いし、これからも思わない」
提督「だから…消えるとか…言わないでくれ」
提督「…頼む」
提督「頼むよ……」
提督「俺はどんな姿であっても…龍驤だけを愛する」
提督「龍驤……」ギュッ
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
774 : 以下、名... - 2018/01/28 00:34:11.58 qpAWOecaO 482/594せやけど司令官かて、両手両足あった方がええんやろ...?
龍驤「せやけど司令官かて…両手両足あった方がええんやろ...?」
龍驤「だってウチ…左腕無いんやで?だから…指輪も…一生嵌められへんし…」
龍驤「両脚揃ってないから…司令官と…一緒に走ることもできへんねん…」
龍驤「…カタワは大人しくしとくわな」ギッ
提督「おい待て…!龍驤……!」
龍驤「……ごめん。ごめんな…」
提督「待てと言ってるだろう!」グイッ
龍驤「嫌やあっ!」
提督「…これだけ言ってもわからないのか?」
龍驤「ウチのことが可哀想やから思ってもないこと言うてるだけやろ!」
提督「違う!何度も言ってるだろう!」
龍驤「嘘や!なんで司令官がウチを好きでい続けるんよ!そんな理由なんてない!」
提督「…そうか、言ってもわからないのか」
龍驤「…やっぱり司令官…ウチのことなんて…」
提督「…なら、嫌という程わからせてやる」ガバッ
龍驤「え……」
提督「…………」
龍驤「し……司令官…?まだお昼なんやで…?」
龍驤「それに…司令官の様子見に誰か来るかも…」
提督「……龍驤」チュッ
龍驤「んむっ………」
提督「…本気で無理なら、体二回叩いてくれ」
龍驤「あっ……あぁぁん……」
龍驤「司令官………しれぇ…かぁん…」
ーー
ーー
龍驤「北上と夕張からの呼び出しとは珍しいなぁ」
提督「…俺まで呼ぶということは、龍驤に関係するんだな?」
北上「そうだよ~」
夕張「ついに龍驤さん用の義手が完成したんですよ!」
龍驤「あぁ…義手作ってくれてたんやね…」
夕張「龍驤さん、この義手は今までとは違うんです!」
北上「そうそう、あのまるで役に立たないやつとは一味も二味も違うんだ~」
提督「…どういうことだ?」
北上「いやさ~例の明石が居た組織あるじゃん?そことちょっと交渉したらさ~」
夕張「最新の技術を使って作られた義手を譲ってくれたんです!」
提督「…脅してはないんだな?」
夕張「…………この義手の特徴を説明しますね!」
提督「おい…」
北上「提督~細かいことは言いっこなしだよ?」
提督「…とにかく説明してくれ」
夕張「わかりました!まずは現物を見て下さい!」
龍驤「これが…」
提督「…まるでサイボーグの腕だな」
夕張「関節の動きは完璧で、指もある程度は動きます!」
北上「掴む動きもできるらしいんだけど、あたし達でテストする訳にはいかなかったからね~」
夕張「次に肝心の動かし方ですが、腕があった時の様に動かして下さい」
龍驤「いや…でも……ウチにはもう腕は…」
北上「夕張~ちゃんと説明しなきゃダメじゃん。あのね、この義手は神経の伝達で動くの」
提督「神経の…伝達?」
北上「そ。筋肉って神経から伝わる電気刺激や何かで動いてるの。この義手はその神経の電気か何かを解析して、腕が動くってわけ」
夕張「ぶっちゃけ難し過ぎて、私達もまだ全部は理解してないんです!」
提督「元気良く宣言されてもな…」
北上「でも、龍驤さんが使えるように設定はしたから多分大丈夫なはずだよ~」
夕張「龍驤さん早く試してみて下さい!」
龍驤「……うん」
ーー
龍驤「……」
北上「うん、長さなんかは調整できてたね~」
夕張「龍驤さん!早く動かして下さいよ!」
北上「いきなりは難しいんじゃない?初めは上下に動かすくらいでしょ~」
夕張「それでもいいです!早くこれが動くところが見たいんですよ!」
北上「やれやれ…そういうことらしいから、龍驤さん動かしてやってくれない?」
提督「…龍驤?」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
795 : 以下、名... - 2018/01/28 18:17:58.01 f9tCSuitO 490/594素晴らしい…(恍惚)
龍驤「素晴らしい…」キラキラ
提督「…龍驤、素が出てるぞ」
龍驤「うぉっとぉ…うん、これええやん!肘も動くで!」カシャッ
夕張「うぉぉぉぉぉぉ!本当に動いてるっ!」
北上「夕張興奮し過ぎ。でも初めてでそれだけ動かせるもんなんだ~」
龍驤「自分の思った通りというか…ほんまに腕みたいに動くでこれ!」カシャンカシャン
夕張「ふぅーーっ!!」
北上「龍驤さん、あんまり夕張を興奮させないでね?」
龍驤「これってどれくらい自由に動くもんなん?」
北上「人の腕の80%くらいらしいから、可動域とかは気をつけてね~」
夕張「壊したら直せません!絶っっっ対壊さないで下さい!」
龍驤「そこまで言われたらフリしか聞こえへんで…」
北上「ほんとにやめてね?あとさ、指が動くか試してみてよー」
龍驤「指…ほな司令官、こっち向いてくれる?」
提督「…ん」
龍驤「えへへ…司令官の手握るんや…」
下2 義手の指はちゃんと動いた?それ以外の行動や起こったことでも可
799 : 以下、名... - 2018/01/28 18:36:44.46 nGs+il8TO 493/594温もりも感じられた
龍驤「…あ」ニギッ
龍驤「……司令官」
龍驤「気のせいやろうけど…司令官の手の温もりまで…感じるわ…」
北上「あっ、それ気のせいじゃないよ~」
夕張「温度センサーもあるので、熱い冷たいはわかります!」
龍驤「ほな…この温もりは…司令官の…」
提督「…両手で確かめてみればいいじゃないか」ギュ
龍驤「……あったかいわ…」
北上「いや~やっぱり高性能の義手は違うね。指まで完璧とは」
夕張「でもスペアのこととか考えると、あれを私達で作らないといけないんですよね?」
北上「…夕張~プログラム勉強しよ?」
夕張「やるしかないかぁ…」
北上「あの神経の信号を拾う装置の仕組みがわかればまだなんとかなるんだけど…あれ難し過ぎるよ~!」
夕張「一応最先端技術ですから…」
北上「それよりさ…提督と龍驤さんどうする?物凄くいい雰囲気なんだけど」
夕張「下2」
下2 夕張の台詞、行動他
803 : 以下、名... - 2018/01/28 18:55:24.00 96J12Wm1o 496/594部屋の隠しカメラは起動済みです
夕張「部屋の隠しカメラは起動済みです!」
北上「いやここ工廠だし…っていうか勝手にカメラ設置するのやめてくれない?」
夕張「嫌です!私の趣味なんです!」
北上「全くさぁ…提督達の動画は自分で楽しむだけにしときなよ?」
夕張「全部PCで大切に保存してます!」
北上「はぁ……」
夕張「あっ……!キスしましたよキス!」
北上「ほら、邪魔者はとっとと出て行くんだよ~」ズリズリ
夕張「うわ…うわわ……」
ーー
多摩「……工廠の前で何してるにゃ?」
北上「多摩姉、生憎工廠は今貸し切りなんだよね~」
多摩「誰が使ってるんだにゃ?」
夕張「提督と龍驤さんです!あの二人まだ…いやでも…もう終わって…」
多摩「…北上、説明するにゃ」
北上「ん~龍驤さんの義手が完成したからそれを試してもらってたら色々と…ね」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
813 : 以下、名... - 2018/01/28 20:51:00.24 NjYgaE29o 499/594義手見たいにゃ!(歓喜)
多摩「ほんとかにゃ!龍驤さんの義手ができたのかにゃ!」
北上「え、うん…まぁ…」
多摩「早く義手を見てみたいにゃ!龍驤さんは工廠にいるんだにゃ?」
北上「そうだけど今は……」
夕張「待って下さい」ガシッ
北上「なに?多摩姉は止めとかないともしかしたら…」
夕張「多摩さんってそういう方面に耐性ってありますか?」
北上「え、いや…うーんどうだろ…」
夕張「恥ずかしそうにしてる多摩さん…見たいです!」
北上「あたしは見たくないよ~!姉がエロいの見て固まる所とか!」
夕張「私は見たいんです!」ガシッ
北上「あっ!離せぇ~!」
多摩「龍驤さん!義手はどうだにゃ!?」ガチャ
下2 工廠の様子や、中に居た人物の台詞を
819 : 以下、名... - 2018/01/28 21:18:09.45 G3KJIfHO0 502/594説明してなかったロケットパンチの機能を発見してはしゃぐ龍驤と提督
ボシュッ!
多摩「な、なんの音にゃ!?」
龍驤「見た司令官!?腕が飛んでいったで!」
提督「ロケットパンチというヤツだな。何の為に付けてあるのかわからんが…」
龍驤「カッコいいからそんなんどうでもええねんっ…と」カシャン
提督「ちゃんと回収もできるのか…」
龍驤「掃除機のコードみたいに、限界まで出たら腕ごと戻るみたいやね」
提督「手を飛ばしながら物を掴むことはできるのか?」
龍驤「やってみよか…発射!」ボシュ
シュルルルル
龍驤「……んっ!」
ガシィッ!
提督「おぉ…!」
龍驤「よっ……と、いけるみたいやね!」
提督「有線で腕が飛ぶということは、動かせるということなのか…」
龍驤「うんうん!ええでこれは~!」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
823 : 以下、名... - 2018/01/28 21:41:57.02 o3d4H+QDO 505/594すごいにゃあ~(おめめキラキラ)
多摩「凄いにゃあ~!」キラキラ
龍驤「お、多摩もこれの良さがわかるんか?」
多摩「当たり前だにゃ!ロケットパンチはロマンだにゃ!」
龍驤「ほぅ…わかっとるやないか」
多摩「どれくらいまで飛ぶんだにゃ?」
龍驤「ええっと…線は5.6mくらいまであるから、それくらいまで飛ぶみたいやね」
多摩「おぉ~!」
提督「しかしここまで完璧な義手に仕上げるとは…」
龍驤「北上と夕張に感謝やね」
多摩「にゃ、自慢の妹だにゃ」
北上「あ~でもね、ロケットパンチに関しては夕張がメインだから~」
夕張「どうしても我慢できなかったんです!義手といえば、あの機能が欲しかったんです…!」
龍驤「ええよええよ、ウチは気に入ったから!」
提督「…北上、他に注意することはあるか?」
北上「そうだね~後はその義手を使うのは二日に一度にしてもらうことかな~」
龍驤「毎日はあかんの?」
夕張「その義手を解析して私達がスペアを作りたいので…」
提督「…そうか、この義手は一点物なのか」
北上「理想はあたし達の義手とその義手を毎日交換で使ってもらうことかな~」
夕張「作るのは難しいかもしれませんが、頑張ります!」
下2 この後の展開や、誰かの台詞、行動他
827 : 以下、名... - 2018/01/28 22:07:02.65 96J12Wm1o 508/594多磨「手伝えることは何でもするにゃ」
多摩「北上、龍驤さんのために手伝えることは何でもするにゃ」
北上「気持ちは嬉しいんだけどさ~多摩姉ってジグソーパズルもできないじゃん?だからちょっと難しいかもよ?」
多摩「う…だ、だから何でもするって言ってるにゃ!」
夕張「北上さん、雑用でも手伝ってもらえるだけでも有難いですから、ここは力を貸してもらいましょう」
北上「ん~まぁ多摩姉がいいなら色々やってもらおうかな~」
多摩「任せるにゃ!」
提督「…………」
多摩「提督、こっちをじっと見てどうしたにゃ?」
提督「…いや…もう隠さなくなったのかと思ってな…」
多摩「隠すって何を…………あ」
龍驤「…ん?そういえばなんで多摩が一緒になって喜んでくれとるんや?」
龍驤「多摩はウチの艤装壊すくらい…嫌いなんと違ったっけ…」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
831 : 以下、名... - 2018/01/28 22:29:19.73 NjYgaE29o 511/594そういう設定なの忘れてたにゃ…
多摩「そういう設定なの忘れてたにゃ…」
龍驤「設定?……まさか今までの全部…嘘やったん?」
多摩「いや、それはその…違うというか…にゃ…」
龍驤「嘘で…今までウチに酷いことしてきたん…?」
多摩「……にゃあ…」
龍驤「…どういうことなん?」
多摩「…………にゃ」
龍驤「…ほなこの前艤装壊したのも嘘やったん?」
龍驤「司令官が…大事に磨いてくれた艤装を…!」
龍驤「どうやねん多摩!冗談にしてはやり過ぎちゃうんか!?」
多摩「…………」
龍驤「なんとか言うてみい!」
下2 多摩かここにいる誰かの台詞、行動他
835 : 以下、名... - 2018/01/28 22:45:41.49 FloWOATT0 514/594多摩「なんとか」
多摩「なんとか」
龍驤「…………」
多摩「…………」
龍驤「……………」
多摩「……………」
龍驤「…わかった、表出り。ボコボコにしたるわ」
多摩「にゃ、せっかくの義手が壊れる…」
北上「あ、ちょうどいいから演習ならやってみてよ~」
多摩「にゃ!?」
夕張「実弾じゃないなら腕に当たっても大丈夫だと思うから、思いっきりやっちゃって下さい!」
龍驤「よっしゃ、お墨付きも貰ったし…覚悟しいや」
多摩「にゃあぁぁ~~!!」ズルズル
多摩「」大破
北上「あらら…酷くやられちゃったね~」
夕張「多摩さんも練度は高いですけど、一方的な結果になってしまいましたね…」
提督「…龍驤、義手はどうだった?」
龍驤「…これ凄いわ。ほんまに両手を使えんねん」
夕張「この調子なら出撃も大丈夫ですね!」
北上「でもコスト的にはマズイよね~…」
夕張「とりあえず…あれを量産する所からですね」
提督「…金がかかるなら言ってくれ。龍驤の為ならいくらでも出す」
北上「いや~お金というより…技術力の問題かなぁ…」
下2 この後の展開や、誰かの台詞、行動他
841 : 以下、名... - 2018/01/28 23:22:33.77 G3KJIfHO0 517/594幹部が明石(拘束)をつれてやってきた
駆逐棲姫「ニンゲン!モンドを連れて来たぞ!」ギッ
提督「貴方は…」
幹部「取り込み中申し訳ないが、少し用があったので寄らせてもらったよ」
提督「…用というのは、その明石が…ですか?」
明石「……」
夕張「なにあれ…」
北上「全身を拘束されてる…それくらい危険なのかなぁ…」
龍驤「今更そいつが何の用なんや?」
幹部「私から言うより本人の口から言う方がいいだろう」
明石「……」
幹部「…さぁこれで歩けるだろう、明石」
明石「……」フラッ
龍驤「なんなんや…」
提督「…龍驤、俺の近くに居るんだ」
龍驤「…うん」
明石「下2」
下2 明石の台詞、行動他
845 : 以下、名... - 2018/01/28 23:36:49.26 FloWOATT0 520/594良い義肢だね(ニヤリ
明石「良いい義肢…でですね…」
龍驤「……」
明石「わわ私が間違っててました…ごごごめんなさい…せせめてものつつ罪ほほ滅ぼしにじじ技術提供をしたしししたいです…」
提督「…彼女は……」
幹部「色々とあって心を少し壊してしまってね。だがその腕は確かだ」
北上「うぇ~どう考えても危険でしょ。何されるかわかったもんじゃないよ~」
幹部「そこは心配しなくても大丈夫だ。このスイッチを押してみなさい」
北上「これ?……まぁ押せと言われたら押すけどさ…」ポチッ
明石「ぐがっ!……ぎぎぃ……!!」
北上「な、何が起こったのさ!?」
幹部「条件付けというものだ。そのスイッチを押すと彼女の体に異変が起こる。それがとてつもない苦痛だと刷り込んだんだよ」
夕張「そんなのって…」
北上「なるほど、なら手伝ってもらおうじゃない~」
夕張「北上さん正気!?」
北上「今は誰の手でも借りたい状況でしょ?龍驤さんのことを考えたら、協力してもらうしかないって」
夕張「でも……」
北上「ね、いいよね?」
下2 提督、龍驤の台詞、行動他
849 : 以下、名... - 2018/01/29 00:08:22.68 BvaCxc2X0 523/594提督「なんかちょっとかわいそう…」
提督「少し可哀想…と思うのは甘いか?」
龍驤「……ええやん、手伝ってもらおうやないか」
夕張「本当にいいんですね?」
龍驤「ただし…そのスイッチはウチが預かる」
北上「…はい、龍驤さん」スッ
龍驤「……ん」
幹部「彼女の様子は定期的に知らせてくれればいい。頃合いを見て回収するからね」
幹部「さぁ、頑張ってくれたまえ」
明石「おおお願い…ししします…」
提督「…よろしく頼む」
ーー
ーー
金剛「ヘーイ提督!しばらくの間よろしくネー!」
提督「金剛、期間限定とはいえうちの戦力に加わってくれるのは有難い」
龍驤「バリバリ働いてもらうからそのつもりでな?」
金剛「任せるデース!」
提督「…金剛の部屋は龍驤の隣になる。元は空室だったんだが、なんとか生活できるようにはしてある」
龍驤「不便なことがあったらいつでも言うてな~」
金剛「ベリサンキューデース!」
提督「…何か質問はあるか?」
金剛「質問はありませんが一つ気になることがありマース」
龍驤「それってなんなん?」
金剛「提督、私が来るまでに一人、新たな艦娘がここに来てマスネ?」
提督「…あぁ」
金剛「その艦娘に会わせて下サーイ!」
龍驤「それは……やめといた方がええかもしれんで?」
金剛「何処に居るんデスか?」
龍驤「それは…あのやね…」
金剛「早く答えて下サイ」
龍驤「……」
提督「…工廠だ」
金剛「ありがとうございマス」スタスタ
龍驤「司令官……」
提督「…どの道いつまでも隠せるものじゃない」
ーー工廠
北上「お~金剛さん。今日からだったね~」
金剛「どこデスか?」
北上「…ん何が?」
金剛「そこにいるんデスね」
北上「……はぁ…」
コンコン
明石「あ……」
金剛「……」
明石「だだ誰…ですか……?まままだ…義肢は……ででできて…ないでです…」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
865 : 以下、名... - 2018/01/29 19:25:07.34 BvaCxc2X0 529/594落ち着いて落ち着いて、怖くない怖くない、よしよし
金剛「落ち着いて落ち着いて、怖くない怖くない、ヨシヨシ…」
明石「あああ…ありがと…」
金剛「…………」
金剛「………北上、これは貴女の仕業デスか?」
北上「…違うよ、幹部さんが連れてきた奴だよ」
金剛「………そうデスか」
北上「言っとくけど同情はしないから。そいつは龍驤さんをゴミ扱いしたんだからね」
金剛「このコトは提督が進んで行ったんデスか?」
北上「それも違う。幹部さんが何かしたんでしょ~」
北上「…あ、そういえば条件付けがどうこうとは言ってたね」
金剛「……」
北上「金剛さんがどんな団体に所属してるのかは知ってるけどさ、これだけは言わせて欲しいんだ」
北上「世の中どうしようも無いクズだっているんだよ。救いようがないくらいにさ」
北上「だからあたしは明石がそうなって当然だと思う。人権なんかクソくらえってね」
北上「…あたしはそいつが生きてるだけでも許せないんだよ」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
870 : 以下、名... - 2018/01/29 20:04:34.12 kPUI4q6po 532/594起こったコトは変えれませんが人は変われマス
金剛「起こったコトは変えれませんが、人は変われマス」
北上「そいつは死なない限り変わらないね」
金剛「ダカラってこんなのは…」
明石「ななな…何ですか…?わわ私が…悪いいんですかか…?」
金剛「…これはやり過ぎデス」
北上「ふーん。じゃあ金剛さんの団体にでも報告したら?」
北上「あたし達にとって大事な人を傷付けた奴が酷い目に遭ってます~ってさ」
金剛「……」
北上「あたしが思ってること率直に言ってあげようか?」
金剛「……」
北上「何も知らない部外者が偉そうに言ってんじゃないよ」
北上「あいつがあんな状態になってなかったら、あたしは明石を殺してたんだ」
北上「…あれでもまだヌルいんだよ」
北上「だからあいつのことは触れないで」
北上「…もう触れるな」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
875 : 以下、名... - 2018/01/29 20:36:08.67 BvaCxc2X0 535/594金剛「分かりました、これ以上は何も言いませんが、私も私のやりたいようにやります」
行動:明石に優しくし、色々気遣う
金剛「…分かりマシタ、これ以上は何も言いませんが、私もやりたいようにやりマス」
明石「あ……う……」
金剛「大丈夫デスよ、私は貴女に危害は加えマセン」
明石「……」コクリ
北上「…最近から危害なんて加えてないっての……」
金剛「じゃあ条件付けのトリガーやスイッチはどうしたんデスか?」
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ
龍驤「…それはウチが持っとるよ」
金剛「龍驤サン…貴女が…」
龍驤「そいつを傷付けるのはウチだけでいい。これはウチと明石の問題なんや」
金剛「…だから私は私のやりたいようにシマス。どんな人にも人権はあるんデス」
龍驤「…そうか」
龍驤「……」スッ
明石「あああ…うあぅ……」
金剛「スイッチ…押すんデスか?」
龍驤「こいつは…ウチのこと………死んでもええ存在や言うたんや…」
龍驤「ウチは…今まで何度死のうと思ったか………」
龍驤「こいつは……許せれへん…!」
下2 この後の展開や、ここにいる誰かの台詞、行動他
879 : 以下、名... - 2018/01/29 21:02:19.67 HQ8fbHO3O 538/594そう言っても押せない龍驤
龍驤「……」グッ
明石「んあ……」
龍驤「……う…」
龍驤「うぅぅぅぅ………」
龍驤「うぐぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
龍驤「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」カラン
龍驤「無理や…ウチには無理やぁぁぁぁ……」
龍驤「死ぬほど悔しいのに……殺したいくらい明石のことが憎いのに……」
龍驤「それやのに……スイッチ一つ押されへんのか…ウチは……」
提督「…龍驤、それでいい」
龍驤「しれ…か…ん…」
提督「龍驤は誰も傷付けないでくれ」
龍驤「でも…ウチは…こいつ……許せれへん…」
龍驤「ウチのことを…存在を否定したこいつは…」
提督「…スイッチはこれだな」
龍驤「え……」
提督「…これを押せば龍驤の気は少しでも晴れるのか?」
龍驤「あかん…司令官は押さんといて……」
龍驤「あかんってぇ…これは…ウチと……あいつの…」
龍驤「やめてぇなぁ……」
下2 提督の行動やその他誰かの台詞、行動
885 : 以下、名... - 2018/01/29 21:20:20.52 BvaCxc2X0 541/594改二になった龍田が全て丸く収める
龍田「提督~話は聞いたわよ~?」
提督「龍田…」
龍田「それ~貸してくれますか~?」
提督「…しかし」
龍田「いいから~ね?」
提督「……わかった」
龍田「うふふ~ありがとうございます~」
金剛「…貴女が押すというんデスか?」
龍田「それは~どうかしら~?」
龍田「でも~これは提督や~龍驤さんが持っているべきではないことは~確かよね~」
提督「……」
龍田「これは~私が大切に保管しておくわ~」
金剛「わかりマシタ、貴女のことを信用シマス」
龍田「あらぁ~信用はしない方がいいわよ~?」
龍田「こうやって~うっかり押しちゃうかもしれないもの~」ポチ
明石「ぁごっ!…ぎぎいぃぃっ!」
龍田「うふふ~」ポチッ
明石「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」ガクガクガクガク
金剛「やめて下サイ!」
龍田「い、や、よ~」ポチッ
明石「ぎひぃっ!…ぁが……!はぁっ…はぁ………」ブルブル
金剛「おい!やめろと言ってるんデス!」
龍田「なら~力づくで奪ってみたらいいじゃない~」
龍田「改二になった私に~勝てるとは思わないけど~」
金剛「グッ……」
龍田「提督~龍驤さん~こういうのは私達の役目なんです~」
龍田「一人で~抱えないで下さいね~?」
提督「…あぁ」
龍田「うふふ…ねぇ貴女、少しいいかしら~?」
明石「あ……ひっ…」
龍田「下2」
下2 龍田の台詞、行動他
892 : 以下、名... - 2018/01/29 21:55:24.47 J0noQTSE0 545/594生殺与奪権はこちらにあるの、忘れちゃ駄目よ~
最悪その手…斬り落としちゃうかも~
龍田「生殺与奪権はこちらにあるの、忘れちゃ駄目よ~最悪その手~斬り落としちゃうかも~」
明石「せせせ生殺…よよ与奪…?」
龍田「そうね~今の貴女には難しかったわね~なら~わかりやすく言ってあげるわ~」
龍田「まだまだこんなもので許されると思わないでね?」
明石「ひ……ひひい…」
龍田「…あはっ、それじゃあ提督~失礼するわね~」
提督「…龍田」
龍驤「司令官…これって、お礼って言うてええんかな…」
提督「…何も言わないのが正解だろう」
龍驤「…うん……うん…」
提督「…工廠はこれくらいにしよう。金剛、もう他に用事は無いか?」
金剛「…イエ、まだありマス」
北上「今度はなんなのさ~?」
金剛「これは私も詳しくは知らないんデスが、虐待の疑いのある艦娘がここに来てマスね?」
提督「はぁ……あいつか…」
金剛「その子に合わせて下さい。話だけでも聞きたいんデス」
提督「…わかった。ただ、想像と違っても文句は言わないでくれ」
金剛「…?はい、言いマセンよ…?」
ーー
金剛「こんな薄暗い地下に居るなんテ…」
提督「…本人が望んだんだ」
金剛「だからと言って…これは…」
提督「…朝霜はこの部屋の中に居る」
金剛「ココですね…朝霜、体調はいかがデスか?」
下2 部屋の様子や朝霜の台詞、行動他
899 : 以下、名... - 2018/01/29 22:23:07.76 kPUI4q6po 549/594やっと(痛いこと)してくれる気になったのか!?
朝霜「やっとしてくれる気になったのか!?」
金剛「…ハ?」
朝霜「あたいずっと待ってたんだぜ!ムチか?それとも縄か!?」
提督「……」
朝霜「まさか、あたいでも知らないやつを…!?」
朝霜「なになに…なにをされんだよぉ…」
朝霜「あぁ……想像しただけでも堪んねぇよぉ…」ゾクゾク
朝霜「放置プレイされてるだけでもかなりキてたのに…その上さらに激しいのを?」
朝霜「あ…ダメだってぇ……あたいどうにかなっちまうって…」
提督「…………」
朝霜「その目…いいよぉ……もっとこっち見てくれよぉ…」
朝霜「もっとあたいを見下してくれぇ…」ビクビク
提督「…見ての通り、朝霜に関してはこういうことだ」
提督「…朝霜はとんでもないドMなんだ。どんな苦痛でも快感になってしまうらしい」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
905 : 以下、名... - 2018/01/29 22:36:15.85 Js8oXcx9o 552/594こんな小さい娘に……なんてコトを……(ワナワナ
金剛「こんな小さい娘に……なんてコトを……!」ワナワナ
金剛「貴方はそれでも提督なんデスか!?やはり貴方は鬼畜提督デース!!」
提督「…ん?」
提督「……違う!ムチで叩いたり縄で縛ったのは俺じゃない!」
金剛「惚けないで下サイ!ここに閉じ込めてるのは、身体中のアザを隠す為に決まってマース!」
提督「俺はそんなことをしない!」
金剛「嘘はやめるデース!朝霜の身体を見ればわかるんデスよ!」
提督「あ、やめろ!朝霜は…!」
金剛「朝霜、失礼シマす!」脱がし
朝霜「あん…そんないきなり脱がさないでくれぇ…」
金剛「ななな…!なんですかこの身体は!!」
提督「あぁ……これでまたややこしいことに…」
金剛「身体中…全身にピアスが付いてるじゃないデスか!!」
朝霜「あ、下もピアス付いてるぜ?」ピラッ
金剛「下着まで付けてナイ…!提督!!貴方という人は~!!」ガクガクガクガク
提督「…誰か……助けてくれ…」
朝霜「見られてる……やばっ……あ…」ビクッ
下2 この後の展開や台詞、行動他
912 : 以下、名... - 2018/01/29 22:59:54.10 BvaCxc2X0 555/594金剛「赤十字に訴えます!」
金剛「赤十字に訴えマス!モチロン私の団体にも報告シマスからね!」
提督「あぁぁ…どうしてこうなるんだ…」ガクッ
金剛「自業自得じゃないデスか!貴方は報いを受けるべきデース!」
金剛「朝霜、もう大丈夫デスからね。貴女は私達の手で保護します」
朝霜「…………」
金剛「信じてもらえないカモしれませんが、私は貴女の味方デス」
金剛「さぁ行きましょう朝霜!貴女はもう自由なんデス!」
朝霜「…自由?」
金剛「そうデスよ!」
朝霜「自由って言うならよ……」ヌギヌギ
金剛「ワッツ!?何故脱ぐんデスか!?」
朝霜「ご主人様ぁ…あたいに乱暴してくれよぉ…」
朝霜「あたいの司令じゃ満足出来なかったんだよぉ…」
朝霜「なぁ……思いっきりぶん殴ってくれよぉ…あたい、ご主人様のサンドバッグなら喜んでなるぜ?」
朝霜「なぁ……ご主人様ぁ~~」クネクネ
提督、金剛「下2」
下2 提督か金剛の台詞、行動他
918 : 以下、名... - 2018/01/29 23:20:50.46 uqiuLVnzO 558/594提督
そんな酷いことはできないよと言って服を着せて頭ぐしゃぐしゃしてやる
提督「…そんな酷いことはできん。ほら、服を着せてやるから…」
朝霜「…………」
提督「…よし、これからは下着は穿いていてくれよ?」ナデナデ
朝霜「むぅ……またあたいに優しくする…」
朝霜「あたいはもっとイジメて欲しいのに…」
提督「…俺にその気は無いと言っただろう?そういうことをするのは龍驤だけだ」
朝霜「…あたいは諦めないからな!絶対にあたいも愛してもらうんだからな!」
提督「…さて金剛、行こうか」
金剛「…ハイ」
朝霜「もう帰るのか…また会いにきてくれよ~!」
提督「…また、な」
ーー
提督「…あれが朝霜なんだ。俺に暴力を振るって欲しいが為に、元居た鎮守府を抜け出してきたらしい」
提督「いくら帰れと言っても帰る気配は無い。出撃させるわけにもいかないから、居れるのは必然的にああいう場所しか無くなるんだ」
提督「…俺が無実だと言うのはわかってくれたか?」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
922 : 以下、名... - 2018/01/29 23:36:36.33 BvaCxc2X0 561/594>>906
906 : 以下、名... - 2018/01/29 22:36:16.58 BvaCxc2X0 562/594工廠に戻って明石を介護する
金剛「…まだ完全には信じられマセン」スタスタ
提督「…何処へ行くんだ?」
金剛「明石の所デス。提督は付いてこなくていいですよ」
提督「…わかった」
ーー工廠
金剛「明石、何処に居マスか?」
金剛「返事して下サイ、明石?」
明石「ははは…はい…」
金剛「そこに居たんデスね」
金剛「明石、痛いのはもう大丈夫デスか?」
明石「はは…はい…ももももう…大丈夫でです」
金剛「ならよかったデス…」
金剛「…明石、貴女がこうなったのは必然だと受け入れたんデスか?」
金剛「それとも…提督達を恨んでるんデスか?」、
明石「下2」
下2 明石の台詞、行動他
926 : 以下、名... - 2018/01/29 23:59:48.60 kPUI4q6po 565/594身から出た錆なんですが
なかなか落ちない錆なんですよね
明石「みみみ身から出た…ささ錆ですす…」
金剛「……」
明石「ここここの鯖…なな中々…お落ちないささ錆なんででです……」
明石「もももう…二どどど度と…ゆ許され……ないででです…」
金剛「…きっと貴女は許される時が来マス。その時まで、どうか諦めないで下サイ」
明石「……」
金剛「許されない罪は無い…ハズなんデス……」
明石「……ああありがと…ごございます…」
ーー
928 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/01/30 00:16:26.77 uCIhFho90 567/594メガミデバイスが何処にも売っていなくて心が癒されません
あと明石の喋り方ですが、吃音のような吃る感じを想像してもらえたら嬉しいです
引き続きネタ、コメントお待ちしてます
ーー
駆逐棲姫「私に何のようだキタカミ」ギッ
北上「いやさ~義足のモニターになってもらいたいんだよ~」
駆逐棲姫「ギソク…?モニター…?」
北上「あ~…物を見せた方が早いか。これをさ、試して欲しいんだよね~」ゴトッ
駆逐棲姫「これは…!キタカミ!誰から脚を切ってきたんだ!?」
北上「誰からも切ってないって~イチから作ったんだよ~」
駆逐棲姫「脚を…!?信じられないぞ…」
北上「でもさ~これを作ったのが殆どあいつだと思うとちょっとイライラするよねー…」
駆逐棲姫「これは本当に動くのか!?」
北上「それを試してもらうんじゃーん。ほらこっち来て」
駆逐棲姫「い、痛くはないんだよなキタカミ?」
北上「あーうん、多分大丈夫だよ~」
ーー
駆逐棲姫「……」
北上「うん、上手く装着できたね。感触はどう?」
駆逐棲姫「ん……」
北上「動ける?いっぺんに両脚はイキナリ過ぎたかな~?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
943 : 以下、名... - 2018/01/30 19:26:18.01 ukftfGzDO 570/594久しぶりで変な感じがする
駆逐棲姫「久しぶりで変な感じがするな…」
北上「それでちょっと歩いてみてよ~」
駆逐棲姫「よし……やってみよう」
北上「あたしが側にいるから。ゆっくりね?」
駆逐棲姫「……あ」ギシッ
北上「お~記念すべき第一歩だね~。はいじゃあ次左脚!」
駆逐棲姫「あ……あぁ……」ギシッ
北上「うん、上手く関節も動いてる…と。そのまま壁まで頑張って歩いてみてね~」
駆逐棲姫「あ…歩けた…」
北上「一通り脚として機能はするみたいだね。まぁ足の指なんかはまだ関節入れてないからあれだけど」
駆逐棲姫「……」
北上「義足付けてみた感想はどう?まだ変な感じした?」
駆逐棲姫「いや……」
北上「反応鈍いな~なんか感想くれないと、こっちも改善点とかわからないんだよ~」
北上「で、もう一回聞くけど、感想はどうだった?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
947 : 以下、名... - 2018/01/30 20:05:48.54 PiWnu+TG0 573/594自分の足じゃないみたい、違和感が強い
駆逐棲姫「自分の足じゃないみたい、違和感が強いな」
北上「成る程ね…それって多分思ってるよりも関節が曲がってるとかじゃない?」
駆逐棲姫「そうだな、それもある。後は…感触が……」
北上「モゾモゾというか、ゾワっとする感じ?」
駆逐棲姫「そう、そんな感じが強い。不快ではないけど、これがずっと続くのは嫌な感じだ」
北上「ふむふむ。そんな感じでさ、どんどん言ってってよ~」
駆逐棲姫「そうか、なら後は………」
ーー
北上「ふぅ…成る程ねぇ…」
明石「ああああの…どどどうでした…?」
北上「これあの子の感想。よく読んどいて」パサッ
明石「はは…はい…」
北上「…龍驤さんの義足はどうなの?」
明石「こここ…これとほほ殆どいい一緒…だから、きき今日にでも…でできます…」
北上「あっそ。なら今日中に仕上げといとね~」
明石「……」コクリ
ーー
明石「……でできた!」
明石「あ……ももももう、夜中……」
明石「…………」
明石「………………うん」ゴソゴソ
明石「せせせ設計図と……しし試作品を……」
明石「………よし」
明石「……………」ギィィ
明石「……」キョロキョロ
明石「…………」サッ
…私は何も覚えていない。
気が付くとこんな喋り方になっていたし、自分がどんな人物だったかもわからない。
幹部という人がそれは私がやったのだと言っていたがよく理解はできなかった。
私が目覚めてからずっと頭がフワフワしている。これは条件付けの副作用だと言われたがよくわからない。
私がこうなったのには理由があると思う。
漠然と覚えているのは、私は罪を犯したということだけだ。
私がここで義肢を作るのが義務だと北上さんは言った。
私がしたことに比べたらそれくらいして当然だとも言っていた。
私は、何をしてしまったのだろうか?
…どうやっても思い出せないので、私はずっと義肢を作り続けた。
私はここの人達に対して酷いことをしたのだと思う。
皆んな私を見ると怒ったり、あのスイッチを押されたりした。
あのスイッチは嫌いだ。あれを押されると、頭を潰されるような酷い痛みが走る。
ある日はそのスイッチを何度も何度も何度も何度も押された。
押した人はいい気味だと笑っていた。私は余程酷いことをしてしまったのだろう。
私にできる償いは義肢を作ることだけだったので、ずっと義肢を作った。
そして、義肢はさっき完成したのだ。試作品と設計図を置いておいたので、あれを沢山作ることは簡単だと思う。
私の役目…償いは終わったのだ。
だから私は、ある場所に向けて足を運んでいる。
ギ……ギィィ…
夜風が気持ちいい。高い所の風は地上の風に比べて違う気がする。
過去の私に何かあったのか、高い所は苦手なのだが、今日だけは我慢するしかない。
一歩一歩と歩いていくと、心臓がドキドキと早まるのがわかる。
私の体、もう少しだけ我慢して欲しい。もう少しで全てが終わるのだから。
……私がどんな罪を犯したのかはわからない。でもきっと許されることではないのだと思う。
だから私は、もう終わらせようと思う。
私は何も覚えていない。けど、終わらせることができるのは私しか居ないのだ。
明石「…………ごごごめんなさい」
明石「だだだだから…わわ私は……」
北上「ふーんこっから飛び降りて死ぬ気?」
明石「うぁっ…!」
北上「そうだよね~楽になろうと思ったら死ぬのが一番だもんね~」
明石「らら楽に…なりたたたたいんじゃ…」
北上「じゃあなんで死ぬの?」
明石「……こここれが、私の…つつ償いでです…」
明石「わわ私が生きてると……み皆んな…かかか悲しい……」
明石「きき北上さん…ああありがとうごございましした…」
明石「いいい今まで…生きててごごめんない……さささよ…なら……」
北上「下2」
下2 北上の台詞、行動他。何もしなかったも可
959 : 以下、名... - 2018/01/30 21:09:06.08 1orq+ENmo 581/594死は償いにならない(首根っこ掴み)
北上「…死は償いにならないんだよ」グイッ
明石「うっ……あ…」
北上「あんた、昔のこと何も覚えてないんでしょ?」
明石「は…はい…でででも…私はひひ酷いことを…きききっと…」
明石「わわ私が生きてると…かか悲しむ…」
北上「そうだよ、あんたが生きてるだけで虫唾が走るし、その顔を見る度に殴りたくなる」
明石「……」
北上「だからあんたは苦しめ」
北上「ムザマに生き続けて、一生謝り続けろ!」
北上「死んで楽になんてあたしがさせない!あんたにとって死は償いじゃないんだ!」
明石「あ…う……」
北上「…絶対に許さないから」サッ
明石「そそそそそれ…!」
北上「あんなスイッチくらい、あたしだって作れるんだよ」ポチッ
明石「ぐぎゃ!!」
北上「…苦しめ」ポチッ
明石「ぎゃあぁぁあっ!!」
北上「苦しめ、苦しめ、苦しめぇぇぇ!!」
下2 この後の展開や起こったことを
967 : 以下、名... - 2018/01/30 21:36:11.45 PiWnu+TG0 584/594スーパー金剛さま参上!
金剛「北上!やめなサーイ!!」バンッ
北上「…ちっ」
北上「なんで金剛さんがいるのさ…」
金剛「そのスイッチをこっちに寄越しなサイ!早く!」
北上「……はぁ…」
北上「はいはい、これでいいんでしょ?」ポイッ
金剛「オッと…明石、もう大丈夫デスよ?」
明石「はぁ…はぁ…はぁ……」
金剛「大丈夫デス、もう酷いことはされマセン」
金剛「…北上、これはやり過ぎデス」
北上「だから~さっさとその団体にでも報告しなよ~」
北上「…言っとくけど、あたしが殺されない限りそいつを虐め続けるから」
北上「金剛さんの団体は、人権違反の人を殺せるの?」
金剛「…………」
北上「…ふん」
北上「まぁ安心してよ、そいつは絶対に殺さない」
北上「でも……死ぬくらい辛いことは全部やる」
北上「あたしが地獄に落ちてでも、絶対にそいつは幸せになんかなせない!!」
下2 この場にいる誰かの台詞、行動やその他起こったことを
971 : 以下、名... - 2018/01/30 22:05:36.82 e1/AoME/0 587/594明石
嬉しいです、死んで当然な私の事をそこまで思ってくれるなんて
明石「うう嬉しいででです…しし死んでとと当然な私の……ここここ事をそこまで…おお思ってくれるなんて…」
北上「違う!そんなんじゃないんだ!!」
北上「あたしは……!!違うんだ!」
金剛「そうデスね、明石は貴女ではありまセン」
北上「はぁ!?当たり前でしょ!」
金剛「…ハイ。明石は過去の貴女では無いと言っているんデス」
北上「なっ…………!!」
金剛「この明石は他人デス。いくら貴女と似ているからとは言っても…」
北上「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
金剛「明石に乱暴しても過去は変えられマセン。過去の自分への制裁にもナリマセン」
北上「黙れ黙れ黙れっ!」
金剛「…逃げようとしているのはどっちなんでショウ」
北上「がっ……!その口を閉じろ!」グッ
金剛「ウグッ…く、首ガ…!」
北上「あたしは明石と違う!あんな残酷なことは考えてない!」
北上「違う!違うんだっ!」
金剛「で……デモ……」
金剛「あの子を…自殺に追い込んだのは……間違いなく……貴女…」
金剛「腕を……欠損して…しまった…彼女を……」
北上「わぁぁぁぁぁっ!!」
北上「黙れ……黙れっ!!」ギュゥゥ
金剛「グ………!」
下2 この後の展開や誰かの台詞、行動他
977 : 以下、名... - 2018/01/30 22:29:49.83 BCgHaMbrO 590/594朝霜が酷いことするならあたいにしなと言ってかっこよく北上の腕を掴む
北上「こいつ……!」ギュゥゥ
朝霜「そこまでにしときな」グイッ
北上「…った…」パッ
金剛「ガハッ!…はぁっ!…はぁっ…」
明石「だだ大丈夫でです…か…?」
金剛「えぇ、大丈夫デスよ」
朝霜「……」ググッ
北上「この…駆逐艦の癖に……!」
朝霜「…………」ググググッ
北上「い……!いい加減に…!」
朝霜「……ほいっと」グイッ
北上「あぐぁ……!!」ペタン
金剛「駆逐艦ナノに凄いパワーですね…」
朝霜「練度でいえば最高だからな。どいつもこいつも弱くって話しになんねぇんだ。あたいは刺激が欲しいってのに…」
北上「あ……!がぁ………!!」ググググッ
金剛「…そろそろ離してあげてくれマセンか?」
朝霜「しゃあねぇ。ほらよ」パッ
北上「ひぃ……ひぃ…なんなのさあんたは~!」
朝霜「文句があんならタイマンしてやるけど?」
北上「…………」
朝霜「あんたの過去なんか興味は無いけど、これだけは言っといてやるよ。酷いことするならあたいにやりな。首絞められるのは大好物なんだ」
朝霜「…ま、あんたにその勇気があればだけどさ」
北上「…………」ギリギリ
朝霜「ふぁ…やっぱ夜中は眠いな。金剛さん、さっさと戻ろうぜ」
金剛「…そうデスね。行きましょう明石」
明石「ききき北上さん…は…?」
朝霜「あんな奴ほっとけって」
金剛「…彼女は一人にしてあげまショウ」
明石「……きき北上…」
明石「…………」バタン
北上「……」
北上「…………あぁぁ」
北上「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
北上「あたしは…どうやったら許されるんだよぉ……」
北上「誰か…教えてよぉ……」
北上「あたしを……救って……誰か……」
ーー
983 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/01/30 22:57:33.46 uCIhFho90 594/594裏設定全部詰め込んで終わろうとしましたがどうやってもスレが足りません
次スレ需要ありますかね?ぶっちゃけ見てる人少ないと思うんで、次スレまで行く価値があるのか疑問です
エンドはバットとビターの二つを考えていたので結末だけさらっと書いておきましょうか?
とりあえず一応は区切りです