【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」【安価】(2)
ーー
ゴォォォォォ…
卯月『龍驤さん!こんな嵐じゃこれ以上は無理っぴょん!』
龍驤「でもこの辺に敵の反応があったんや!せめて確かめな帰られへん!」
卯月『無茶だぴょん!龍驤さん、早く帰るっぴょん!』
龍驤「ぐ…確かにこの天気やと…」
卯月『龍驤さん!このままじゃ全滅っぴょん!』
龍驤「…わかった、卯月は皆んな連れて先帰っといて」
卯月『待つっぴょん!龍驤さんは…』
龍驤「ウチやったら大丈夫や!ここは鎮守府からも近いからなんとかなる!」
卯月『そんな!龍驤さん…!』
卯月「龍驤さん!龍驤さん……!」
皐月「卯月、龍驤さんはどうしたの!?」
卯月「……行っちゃったぴょん」
皐月「そんな、こんな嵐の中を!?無茶に決まってるよ!」
卯月「そんなのは卯月もわかってるぴょん!でも…」
皐月「…これからどうするの?」
卯月「……帰るしかないっぴょん…そうしないと、卯月達が危険っぴょん…」
皐月「龍驤さん……」
卯月「いくら鎮守府に近いって言っても…今の龍驤さんは義足も無いのに…」
卯月「……一度戻って補給っぴょん。天気が少しでも回復したら、龍驤さんを探し出して合流するぴょん!」
皐月「了解!」
ーー
龍驤「この辺で敵さんの反応があったのは間違いないんや…」
龍驤「司令官…あの人の為には…成果無しでは帰れんのや…」
龍驤「うぐ……それにしても凄い風や…」
龍驤「まだ燃料もあるし…ここは少し休憩しとこか」
龍驤「……あの洞窟なんかええかな」
龍驤「一応探照灯は消して…と」
龍驤「変な生き物でもおらんかったらええんやけどなぁ…」
龍驤「…あ、しもた!義足無いから自由に歩かれへんやんか!」
龍驤「やってもうたなぁ…でもそんなウロウロするわけちゃうからええっちゃええけど…」
龍驤「…また雨が強なってきたか」
龍驤「うん、ここで一休みするしかないみたいや………ん?」
龍驤「……誰かおるんか?」
龍驤「………返事はないけど、確かに気配は感じる」
龍驤「…誰や!?」ペカー
下2 洞窟で会敵したモノは?できれば人型のものでお願いします
441 : 以下、名... - 2018/01/20 19:06:22.02 Z5hipz6L0 287/594駆逐棲姫
駆逐棲姫「……」
龍驤「春雨……?いや違う!深海棲艦やな!」
駆逐棲姫「……」
龍驤「やっぱりおったんやな!単独行動とは度胸あるかもしれんけど、ウチに見つかったのが運の尽きや!」
龍驤「さぁ、覚悟しぃや!!」ババッ
駆逐棲姫「……」
龍驤「……無視かいな」
駆逐棲姫「……」
龍驤「いや、戦闘意思がないんか?……武器も構えてないみたいやし、もう少し近付いてみよか…」
龍驤「深海棲艦、あんた……」
龍驤「………なんやその身体!両脚が無いやないか!」
駆逐棲姫「……」
龍驤「痛みでどうこうなってるわけではなさそうやな。単純に脚がないから、陸に上がってしもて身動きが取れんようになった…か?」
駆逐棲姫「……」
龍驤「…黙ってるままやったらわからん。あんたも喋ってくれへんか?それとも言葉が通じやんのかな…」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞や行動他
446 : 以下、名... - 2018/01/20 19:27:21.96 gdDbNJTho 290/594アラシガコワクテニゲタワケジャナイカラナ
駆逐棲姫「アラシガコワクテ…ニゲタワケジャ…ナイカラナ」
龍驤「……へ?」
駆逐棲姫「……ソレダケダ」
龍驤「いや、あの……」
駆逐棲姫「ナンダ!?」
龍驤「そんな震えながら言われても…説得力ないで?」
駆逐棲姫「ウルサイ、フルエテナンカ、ナイ」ガタガタガタガタ
龍驤「いや………」
カッ!!
龍驤「うぉ!雷まで激しくなってきたか…」
龍驤「…ん?深海棲艦は何処に行った?」
龍驤「……」キョロキョロ
龍驤「……そんな隅っこで何してるん?」
駆逐棲姫「ウルサイ、ホッテオイテクレ」ガタガタガタガタ
龍驤「はぁ…敵さんの正体がこんなんやったなんて…」
龍驤「……帰ろかな」ポツリ
駆逐棲姫「……!」
龍驤「最大速度で突っ切ればなんとか…」
駆逐棲姫「マ、マテ!!」ガシっ
龍驤「なんや!?やっぱりウチとやるって言うんか!?」
駆逐棲姫「モ……」
駆逐棲姫「モウスコシ…ココニイロ…」
龍驤「…………」
駆逐棲姫「ケシテ!アラシガコワイカラジャナイ!」
龍驤「じゃあ、なんで?」
駆逐棲姫「ソレハ……アノ…」
龍驤「まぁ嵐の中突っ切るのも危ないか。ええで、ここにおったる」
駆逐棲姫「ホントカ…!」パァァ
龍驤「…なんでこんなことになったんや」
下2 二人の会話の内容や話題他を
453 : 以下、名... - 2018/01/20 20:24:30.40 g15XCmWBO 294/594趣味について
龍驤「……なぁ」
駆逐棲姫「…ナンダ」ガタガタ
龍驤「深海棲艦にもさ、趣味ってあるん?」
駆逐棲姫「…アル」
龍驤「ほんま?それやったら教えてくれへん?」
駆逐棲姫「ナンデカンムスナンカ二…」
龍驤「じゃあウチ帰るで?」
駆逐棲姫「ワカッタ、ハナスカラカエラナイデクレ」
駆逐棲姫「…デモイザトナッタラムズカシイ…カンムス、ドンナノガシュミナンダ?」
龍驤「ええ?そうやなぁ、本読んだりとか、映画見たりとかが普通やろな」
駆逐棲姫「…ナルホド」
龍驤「深海棲艦が映画を見れるとは思わんけど…それで、アンタの趣味は何なん?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の趣味とは?
457 : 以下、名... - 2018/01/20 20:36:04.76 guVNN3SM0 297/594他の奴は知らないが私は天体観測かな
駆逐棲姫「ワタシハ…ホシヲミルノガスキダ」
龍驤「天体観測っちゅうやつやな」
駆逐棲姫「ホカノヤツハシラナイケド、ワタシハソウ」
龍驤「へぇ~意外とロマンチストなんやね」
駆逐棲姫「ロマ……?」
龍驤「あー…えっと……まぁ、綺麗なもんが好きなんやねってことや」
駆逐棲姫「ウン…ワタシ、ホシガスキ」
駆逐棲姫「ホシヲミテルト、ソラ二スイコマレソウ二ナル」
駆逐棲姫「ソラハマックラダケド、ホシハタシカニカガヤイテイル」
駆逐棲姫「ヨルハズット、ホシヲミテイタイ」
龍驤「深海棲艦がそんなこと考えてなんて、知らんかったわ…」
駆逐棲姫「ワタシノシュミハイッタ。ツギハカンムスノシュミヲオシエテクレ」
龍驤「ウチが言うん!?」
駆逐棲姫「ワタシダケイウノハ、フコウヘイ」
龍驤「うんと、そうやなぁ…」
下2 龍驤の趣味は?
461 : 以下、名... - 2018/01/20 20:51:53.72 pAbmP8Vuo 300/594読書
龍驤「ウチの趣味は読書かなぁ」
駆逐棲姫「ソノウデデ、ホンガヨメルノカ?」
龍驤「もう慣れてしもうたし、片手で本読む用のグッズもあるから。長い棒みたいなのを口に咥えるねん」
駆逐棲姫「オマエ、キヨウナンダナ」
龍驤「器用っていうか、慣れや慣れ」
駆逐棲姫「ソモソモカンムスハ、ナンデウデトアシガカタホウナイ?」
龍驤「それは……」
駆逐棲姫「ドウシタ?キュウ二オトナシクナッタナ」
龍驤「…これについてはあんまり言いたくないわ」
駆逐棲姫「ナンデダ?」
龍驤「な、んで……じゃあアンタは言えるんか?」
駆逐棲姫「ワタシ…?」
龍驤「なんでアンタは両脚が無いんや?その理由、ウチに言えるか?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞や行動他
466 : 以下、名... - 2018/01/20 21:12:57.19 7wl/xyh/O 303/594いろいろあってスクリューに巻き込まれた
駆逐棲姫「イロイロアッテ、スクリュー二マキコマレタ」
龍驤「そ……え……?」
駆逐棲姫「ホントハカワガツナガッテダケド、キラナイトキケンダッテイウカラキッタ」
龍驤「……誰に切ってもらったん?」
駆逐棲姫「ジブンデヤッタ。ナイフモナカッタカラヒキチギッタ」
龍驤「ひ………」
駆逐棲姫「アノカンショクハミョウダッタ。モウケイケンシタクハナイ」
駆逐棲姫「サァ、ワタシハイッタゾ。ツギハカンムスダ」
龍驤「な…………」
龍驤「…なんでそんな簡単に言えるん?」
龍驤「自分の脚なんやで!?もう生えてくることはないんやで!?」
龍驤「一生そのままやのに…なんでそんな普通に言えるんよ…」
龍驤「……なんでなん?ウチに教えてや…」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞や行動他
471 : 以下、名... - 2018/01/20 21:29:45.26 JGLnqRvD0 306/594言葉を変えれば生えてくるのか?
駆逐棲姫「言葉を変えれば生えてくるのか?」
龍驤「えっ、今…!」
駆逐棲姫「私が脚を失ったのは事実だ。だが悲しんだ所で脚が生えてくるわけではない」
駆逐棲姫「私はこの姿で生きていくと決めた。だから過去のことは何とも思わない」
駆逐棲姫「その様子だとカンムスは過去に囚われているようだな」
駆逐棲姫「何があったかは知らないが、気にするだけ無駄だぞ」
駆逐棲姫「いくら後悔しても、過去は変えられないんだ」
龍驤「……」
龍驤「……アンタの話を聞いていくつか言いたいことはある。けど一番に聞きたいのは…なんで急に流暢に話し出したんや?」
駆逐棲姫「ヒトノコトバ、ハナソウトオモエバ、ハナセル。ケドツカレル」
龍驤「疲れるって…それだけの理由かいな!」
駆逐棲姫「エネルギーノセツヤクハ、ダイジ」
龍驤「そうかもしれんけどぉ…」
駆逐棲姫「サァ、カンムスノハナシヲキカセテクレ」
龍驤「……」
龍驤「…………わかった、言うわ」
龍驤「ウチはな、電車に轢かれたんや」
龍驤「ただ轢かれたんやったら諦めもつく。でもな、ウチは電車に轢かれにいったんや」
龍驤「フラフラっと女の子が電車の前に飛び出して…それを助けようと…」
龍驤「…………それで、こうなってしもた」
龍驤「左腕と左脚を犠牲にして女の子が助かったんやったらまだよかったんや」
龍驤「でもその女の子は助からんと…………」
龍驤「ウチの左手は、確かに女の子を掴んだんや。でも次の瞬間に…ウチの腕ごと…女の子は潰れて…」
龍驤「……これでええか?もう…話したく…ないねん…」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞や行動他
478 : 以下、名... - 2018/01/20 22:05:01.92 JGLnqRvD0 310/594ツギニオナジコトガアッタラ、ニドトタスケナイカ?
駆逐棲姫「ツギニオナジコトガアッタラ、ニドトタスケナイカ?」
龍驤「そ、れ…は……」
駆逐棲姫「ソレガコタエダ。ナヤンデルノハ、オマエノヒョウメンダケダ」
龍驤「表面だけやない!ウチの悩みはもっと深刻なんや!」
駆逐棲姫「イヤ、チガウナ」
駆逐棲姫「オマエハミトメタクナイダケダ。ジブンガケッカンヒンダトイウコトヲ」
駆逐棲姫「ソノタスケラレナカッタショウジョハ、オマエノイイワケニスギナイ」
龍驤「違う違う!!」
駆逐棲姫「チガワナイ。ソノショウジョガカワイソウダ」
駆逐棲姫「お前の言い訳にされている少女が可哀想で仕方ない」
龍驤「なぁ……!!何を言うんや!!」
龍驤「お前は何も知らんくせに!!」
龍驤「助けられんかったウチの気持ちがお前にわかるんか!!」
龍驤「それだけやない!周りの人間がウチのことを見る目が変わっていくのが深海棲艦のお前にわかるんか!!」
龍驤「ウチがどれだけ…!どんな思いやったか!!」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
484 : 以下、名... - 2018/01/20 22:59:46.97 7wl/xyh/O 313/594私は身体だけじゃなくて頭もおかしい奴扱いだ
でもそれは私の行動の結果だから後悔しない
駆逐棲姫「…私は身体だけじゃなくて頭もおかしい奴扱いだ」
龍驤「それって……」
駆逐棲姫「でも、それは私の行動の結果だから後悔はしていない」
龍驤「後悔…」
駆逐棲姫「後悔をするなとは言わない。だがな、他人を巻き込むんじゃない。それが死人なら尚更だ」
龍驤「……」
駆逐棲姫「私から言えるのはこれだけだ。これからどうするかは、お前が決めろ」スクッ
龍驤「あ……何処へ…」
駆逐棲姫「もう嵐も止んだ。私は帰る」
龍驤「あっ……」
駆逐棲姫「お前には仲間はいるのか?いるなら大切にすることだ」
駆逐棲姫「私みたいに味方に嫌われると……」
駆逐棲姫「…ベラベラトシャベリスギタ」
駆逐棲姫「ココヲデテ、ウミデマタアッタトキハ、ヨウシャシナイ」
駆逐棲姫「……ジャアナ」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
488 : 以下、名... - 2018/01/20 23:26:00.39 44INdH0H0 316/594なんでアンタはそんなに強いんや…
龍驤「待って…待ってやぁ……」ガシッ
駆逐棲姫「ナンダ、テヲハナセ」
龍驤「なんでアンタはそんなに強いんや…」
駆逐棲姫「ツヨクナンテナイ。ワタシハコウカイシテナイダケダ」
龍驤「ウチは…ウチはなぁ……」
龍驤「夢であの女の子が出てくるんや…ウチの左腕と左脚を持って…」
龍驤「ウチのせいで天国に行かれへんって言うてくるんやぁぁぁぁぁ……」
龍驤「わぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
駆逐棲姫「ナ、ナンダ?キュウ二ナキハジメタゾ…」
龍驤「ウチはどうやったらアンタみたいに強くなれるんよぉ……教えてぇやぁ……」
駆逐棲姫「イイカゲン二ハナセ…!」グイッ
龍驤「うぁぁぁぁぁぁぁ……」
駆逐棲姫「カタテナノニ、ナンテチカラナンダ!テガハナレナイ!」
龍驤「ぐす……うっ……うぅぅぅぅぅぅぅ…」
駆逐棲姫「ワタシハモウカエルンダ!コノ……!」グイグイ
龍驤「嫌ぁ……嫌やぁ………」
……さん
……龍驤さ~ん
駆逐棲姫「!!」
駆逐棲姫「コノカンムスヲサガシニキタノカ!?テンコウハカイフクシタカラレーダーハツカエル…」
駆逐棲姫「……おい、早く離せ!このまま見つかると私は…!」
龍驤「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」ガシッ
駆逐棲姫「離せ!乱暴はしたくないんだ!!」
龍驤「嫌ぁぁぁぁぁぁぁ…」
龍驤さん!?
そこにいるっぴょんね!!
駆逐棲姫「くっ、そこまで来てる!カンムス!早く手を…離せ!!」
龍驤「えぐ………ひっく………」ガシッ
あ、そこに誰かいる!
龍驤さん!龍驤さんがいたっぴょん!!
待って、隣に誰か…
駆逐棲姫「あぁ…ここで私も終わりなのか…」
龍驤「わぁぁぁぁぁ……」
ーー
ーー
提督「粗方状況はわかった。それで北上、龍驤の容体はどうだ?」
北上「うん、絶賛鬱モード中だけど怪我はないし、しばらくしたら落ち着くと思う」
提督「改めて確認するが、外傷は一切無いんだな?」
北上「全く無かったね~むしろ無傷だったよ」
提督「ならば…こいつの言うことに矛盾は無いということか」
駆逐棲姫「……」
北上「卯月の報告書によると、龍驤さんとこの深海棲艦は洞窟で嵐を凌いでたんだって。それで話をするうちに、急に龍驤さんがおかしくなった…だって」
提督「龍驤に対して精神攻撃でもしたかと思っていたんだがな…」
北上「ニュータイプじゃあるまいし、無理だって」
提督「それで、危険性は無いんだな?」
北上「卯月達が見つけた時はもう既に非武装だったんだって。念のために色々と調べたけど、武器は隠し持ってないね」
北上「それにこの深海棲艦は脚も無いし…危険性はほぼゼロかな」
駆逐棲姫「……」
提督「深海棲艦、そっちも言いたいことがあるだろうが、まずは俺の話を聞いてくれ」
駆逐棲姫「……」
提督「龍驤の側に居てやってくれてありがとう」
駆逐棲姫「……え?」
提督「あんな状態の龍驤がもし海に出ていたらと思うと……お前に龍驤を救うという意思はなかったかもしれない。それでも一度礼を言わせて欲しいんだ」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
495 : 以下、名... - 2018/01/21 00:03:38.34 ruaphwUyO 322/594アイツは愛されているんだな
駆逐棲姫「…アイツは愛されているんだな」
提督「本当に言葉が通じるのか…」
駆逐棲姫「人の言葉は疲れる。だからあまり喋りたくはない」
北上「なら話は早いじゃん。提督、こいつどうする?標本的にでもする?」
駆逐棲姫「……!」ピクッ
提督「…北上はどうしたい?」
北上「ん~ベタな所だと、深海棲艦の情報を聞き出す為に拷問とかかな」
北上「でも簡単には喋んないだろうな~」
駆逐棲姫「…喋るも何も、私はずっと一人で行動していた。知ってることなんて少ない」
北上「お~ありがちな台詞だね~。どうする提督?」
提督「…先に深海棲艦の話を聞いてみよう。ずっと一人とはどういうことなんだ?」
駆逐棲姫「あぁ、それはだな……」
ーー
駆逐棲姫「私の話は理解してくれたか?」
提督「……あぁ」
北上「両脚を無くした瞬間に、仲間から見放されて…か。話の辻褄は合うけどさ、本当に今まで一人で生きてきたの?」
駆逐棲姫「あぁ、食料は魚があるし、燃料や弾薬は採れる所を知ってる」
北上「誰かに頼ろうとはしなかったの~?」
駆逐棲姫「助けを求めたとしても、きっと誰も助けてくれない」
北上「……そ」
駆逐棲姫「なぁ人間、私はどうなる?殺すならひと思いにしてくれ」
駆逐棲姫「痛い思いはもう、この脚が千切れた時でゴメンなんだ」
駆逐棲姫「…頼む」
北上「どうするの提督?あたしは提督の指示に従うよ~」
提督「下2」
下2 提督の指示内容、台詞、行動他
499 : 以下、名... - 2018/01/21 00:38:25.30 prPcQcxd0 325/594……何を言っているんだ?
龍驤は『洞窟に避難していた民間人』を『偶然発見して保護』しただけだぞ?
提督「……何を言っているんだ?龍驤は『洞窟に避難していた民間人』を『偶然発見して保護』しただけだぞ?」
北上「提督正気!?こいつは深海棲艦なんだよ!?」
提督「北上こそ何を言っているんだ?龍驤が助けた民間人に失礼じゃないか」
北上「……」
駆逐棲姫「人間、本当にいいのか?」
提督「いいも何も、これが事実なんだ。キミ、今回は災難だったね」
提督「落ち着くまでここでゆっくりしていくといい。この施設は安全だからね」
駆逐棲姫「……わかった」
北上「提督、あたしは反対だよ。いくら非武装っていっても深海棲艦には変わりないんだから」
提督「それは困るな、北上は特にこの民間人とは仲良くしてもらわないと困るからな」
北上「なんでさ!?」
提督「この民間人は過去に大きな怪我をして、両脚が無いんだ。車椅子や義足やらが必要になるかもしれないだろう?」
北上「えええええぇぇぇ~!」
提督「キミ、何か要望があればこの人に言うんだよ?」
駆逐棲姫「わかった。カンムス、よろしく頼む」
北上「なんでこうなるのさぁ~!!」
ーー
ーー
提督「はぁ……」
葛城「提督どうしたの?ため息なんかついちゃって」
提督「今まで、他人に自分がどう思われているか気にしたことはなかったんだがな…」
葛城「……ほんとにどうしたんですか?」
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
龍驤「それはウチから説明したるわ~」
葛城「龍驤さん!」
龍驤「司令官がこの前緊急の出張や言うて、出掛けたのは知ってる?」
葛城「はい、随分と慌てて用意してたんで、よく覚えてます」
龍驤「あの出張はな、上層部のある派閥からの呼び出しやってん」
葛城「上層部の!?もしかしてそれって左遷とか……?」
龍驤「いいやそうやない。呼び出された原因はあの『民間人』や」
葛城「……あの子のことがバレたんですか?」
龍驤「バレるも何も、最初から報告はしとるよ」
葛城「えぇっ!?そうだったんですか!?」
龍驤「当たり前やん、勝手に深海棲艦なんか匿ってみぃ、バレた瞬間お縄や」
葛城「じゃあ一体なんで…」
龍驤「その呼び出しっちゅうのがな、鎮守府で深海棲艦を所持しとる派閥の会議…みたいなもんなんや」
葛城「他の鎮守府でもここと同じように深海棲艦が居る、ということなんですか?」
龍驤「あくまで数ある鎮守府の中の一部やけどね。司令官も晴れてその仲間入りっちゅうわけや」
葛城「ということは、その会議で提督に何かがあったんですね?まさか陰湿な嫌がらせとか……」
龍驤「いやいや、その会議っちゅうはあくまでどの鎮守府にどんな深海棲艦が居って、その関係なんかを報告し合うだけなんや」
龍驤「そうしとけば、何かあった時に迅速に対応できる~ってわけや」
葛城「他の鎮守府の深海棲艦はどうなんですかね?あの子は…比較的大人しいと思いますが」
龍驤「うん、他の深海棲艦は大体友好な関係らしいわ。鎮守府に来た方法は色々あったけど…戦いたくないって理由が多かったなぁ」
葛城「あの深海棲艦が戦いたくないだなんて…………」
葛城「……あの、ところで提督は何で凹んでるんですか?今の話からはわからなかったんですけど」
龍驤「…それでな、各鎮守府に所持してる深海棲艦の状態や詳細なんかは、資料に纏めたのを配るんや」
龍驤「それで司令官は……超過激な鬼畜やと思われたんや…」
提督「……」
葛城「提督がですか!?一体なんで!?」
龍驤「あの子の写真を見たお偉いさん方がざわついてなぁ…ほら、あの子って両脚無いやん?」
葛城「それは事故か何かが原因なんですよね?でもそれがなんで…」
龍驤「あの子の脚切ったの……司令官やと思われてん……」
葛城「えぇぇぇぇぇ!!」
龍驤「もちろんちゃんと説明はしたんやで?でも見た目のインパクトがなぁ…」
提督「……ちなみに俺の話なんか誰も聞いちゃいなかったよ…」
龍驤「その会議が終わったら、司令官は『逃走阻止の為に深海棲艦の脚を切った男』言うて、あちこちでヒソヒソされてなぁ…」
提督「はぁ…………あんな目で見られると……」
葛城「だからこんな状態なんですね…」
龍驤「大丈夫やで司令官、キミのことはウチが一番よくわかっとるから」
提督「龍驤……俺のことをわかってくれるのは龍驤だけだ…」
龍驤「ふふふ、よしよし…」
葛城「提督が二人っきりじゃないのに龍驤さんに甘えてる…本当に落ち込んでるんだ…」
龍驤「司令官、元気出してな…」ナデナデ
提督「……あぁ」
葛城「…あの、ところであの子は今どこにいるんですか?」
龍驤「あぁ、それやったら…」
下2 駆逐棲姫が居た場所や状況を
522 : 以下、名... - 2018/01/22 19:29:26.15 4qv4VQZWo 335/594間宮
駆逐艦にたかられてる
ーー間宮
駆逐棲姫「……」
卯月「おらおら、とっとと金を出せっぴょん!」
皐月「卯月、その言い方はないんじゃない?」
黒潮「せやで、まだここにも慣れてないのに…」
卯月「うるさいっぴょん!うーちゃんは見たんだっぴょん!司令官にお小遣いをもらってる所を!」
黒潮「だからってそんなたかるようなことしぃなや」
皐月「食べたいものがあれば自分で買えばいいじゃない!」
卯月「うーちゃんの今月のお小遣いはもう全部使ったぴょん!だからここは新入りの奢りでパフェでも食べたいぴょん!」
黒潮「なんでそうなるんかなぁ…」
皐月「あ~…キミ、気にしなくていいからね?」
卯月「なんでっぴょん!これはうーちゃんなりの歓迎だぴょん!」
黒潮「あほ!新入りに奢らせるなんて、ただのタチの悪い奴や!」
駆逐棲姫「…………」
皐月「あのさキミ、怒ってない…よね?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
526 : 以下、名... - 2018/01/22 19:51:32.68 XE8bvCV4O 338/594私が「あーん」して食べさせて良いなら奢ってもいいぞ
駆逐棲姫「私が「あーん」して食べさせて良いなら奢ってもいいぞ」
卯月「へ?」
駆逐棲姫「聞こえかったのか?だから私が…」
卯月「いや聞こえてます」
皐月「思わず卯月が素になってる…」
黒潮「それくらいびっくりしたんやろなぁ。ウチも驚いたけど」
卯月「な、なんでうーちゃんにあーんをしたいっぴょん?」
皐月「あ、戻った」
黒潮「流石に早いなぁ~」
駆逐棲姫「昔を思い出したんだ。私がまだ仲間と過ごして居た頃、よく食べさせ合ったりしていたんだ」
卯月「……」
駆逐棲姫「仲間が離れていってからはそんなことはできなかったし、忘れていた。ニンゲンはカンムス達と仲良くしろと言っていた。だから…」
卯月「…わかったっぴょん!だけど今日は卯月も半分出すから、分け合いっこして食べるぴょん!」
駆逐棲姫「私はそれでいいが、金はあるのか?」
卯月「……ぴょん!」パチリ
黒潮「思いっきりこっち見ながらウインクしてるけど?」
皐月「もう…わかった、貸してあげるから」
卯月「流石皐月っぴょん!」
ーー
駆逐棲姫「これがパフェという食べ物か…形容し難いな」
皐月「深海には甘味なんてないもんね」
黒潮「向こうでは普段は何食べてんの?」
駆逐棲姫「魚とか漂流してるカンヅメとか。エイヨウはどれもあった」
卯月「まるでサバイバルっぴょんね」
駆逐棲姫「私は特にそうだったが、食料に関しては何処でも似たようなものだ」
黒潮「よーそれで生活できとったんやな…」
駆逐棲姫「食料が無くなったら、私達を食べてたから」
皐月「私達を…?」
黒潮「……まさか自分ら共食いしとったんか!?」
駆逐棲姫「そうだ」
卯月「……!」
駆逐棲姫「弱いモノは強いモノに喰われる。これが私達の掟だ」
黒潮「う…うぇ……ほんまかいな…」
皐月「キミも…食べたことあるの?」
駆逐棲姫「私はない。でも仲間が食べられたことがある」
黒潮「そんな過酷な環境なんかいな…」
皐月「でもこの子はもっと過酷なんだったよね…」
駆逐棲姫「そうだな、私は明日食べられるかどうかわからない日々を過ごしていた。ただ慣れてしまったらどうとも思わない」
駆逐棲姫「私は自分の選択に後悔はない。だからもし飢え死にしても誰も恨むことはなかった」
皐月「……」
駆逐棲姫「…ん?どうしたんだ?何故急に黙ってしまった?」
下2 誰かの台詞や行動他
531 : 以下、名... - 2018/01/22 20:35:55.32 TMstGYrz0 343/594これからいっぱい遊ぶぴょん!
ここは楽しいことがいっぱいぴょん!
楽しい思い出作ろ!
卯月「これからいっぱい遊ぶぴょん!ここは楽しいことがいっぱいぴょん!だから楽しい思い出作ろ!」
駆逐棲姫「楽しい、か。そんな感情、どれくらい感じてないだろう」
卯月「なら卯月が嫌という程楽しませてやるっぴょん!」
駆逐棲姫「そうか、期待しているぞ」
卯月「任せて欲しいっぴょん!色んな所にも連れ回してやるっぴょんよ!」
皐月「あ、そういえば車椅子の具合はどう?」
駆逐棲姫「これか…はっきり言って動き辛いな。陸で移動するのがこんなに難しいとは思わなかったぞ」
黒潮「あんた、脚に艤装直接付けたったもんなぁ…」
駆逐棲姫「あぁするしかなかったし、あれのお陰で今までなんとかなってたんだ」
葛城「あ、いたいた。ねぇ、今大丈夫?」
卯月「葛城さん!全然大丈夫だっぴょん!」
駆逐棲姫「ミドリのカンムス。私に用か?」
葛城「ミドリのって…私以外にも緑っぽい人はいるのに…」
黒潮「まぁまぁ。それより葛城はんは何の用?急ぎの用事なん?」
葛城「ううん、そこの新人さんに会いに来ただけよ」
駆逐棲姫「私か?」
葛城「龍驤さんが貴女が間宮でたかられてるっていうから少し心配したけど、大丈夫そうね」
卯月「失礼しちゃうっぴょん!うーちゃんはイジメなんてしないっぴょん!」
皐月「奢ってもらおうとはしてた癖に…」
卯月「う……」
葛城「まさか卯月、そのパフェ奢ってもらったんじゃないの!?」
卯月「ち、違うっぴょん!新入りと割り勘だっぴょん!」
黒潮「結果的にそうなっただけやけどなぁ」
駆逐棲姫「ふむ……」
葛城「ねぇ貴女、ここは…この鎮守府はどう?なんとかやっていけそう?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
537 : 以下、名... - 2018/01/22 21:43:44.04 WV/pl35J0 347/594こういう場所を待っていた
駆逐棲姫「こういう場所を待っていた」
駆逐棲姫「色んな人と会話ができて…」
駆逐棲姫「私の存在を認めてもらえるような…」
駆逐棲姫「そんな場所を…私は探していたんだ」
皐月「……よかったね、見つかって」
駆逐棲姫「……あぁ」
黒潮「ここは賑やかさかい、退屈もせぇへんと思うで?」
卯月「その前にうーちゃんが退屈させないっぴょん!」
駆逐棲姫「…なぁ、私から質問があるんだ」
葛城「なに?どんなことを聞きたいの?」
駆逐棲姫「何故カンムス達は私を受け入れた?私はお前達の敵だ」
駆逐棲姫「お前達や、その仲間を傷付けたかもしれないのに」
駆逐棲姫「現にキタカミは私について反対だと言っていた。それなのに何故、私の存在は認められているんだ?」
駆逐棲姫「…わからないんだ。教えてくれ」
下2 誰かの台詞、行動他
541 : 以下、名... - 2018/01/22 22:38:09.56 TMstGYrz0 350/594葛城
龍驤さんが、駆逐棲姫は嵐で怯えてたって皆に話したからかな?
葛城「龍驤さんが、貴女は嵐で怯えてたって皆に話したからかな?」
駆逐棲姫「なぁっ……!!」
黒潮「あ~多分それやね」
皐月「深海棲艦も可愛い所あるんだって思ったし!」
卯月「艦で嵐が怖いなんて、聞いたことないっぴょん」
駆逐棲姫「あ、あのカンムス…!あれほど言うなと言ったのに…!!」
葛城「まぁまぁ、怖がりなくらい気にしなくていいじゃない。人にはそれぞれ苦手なものってあるんだから」
駆逐棲姫「いいや許せん!一言文句言ってやる!」ギィッ
皐月「あっ待って!」
黒潮「まだ車椅子に慣れてないんやから無茶したらあかん!」
駆逐棲姫「カンムス~!!」ビュンッ
葛城「ちょ、速っ!急いで追いかけないと!」
卯月「うーちゃんはパフェを見張ってるから、皆んな後はよろしくっぴょん~」
皐月「卯月ズルイ!」
黒潮「ええからとりあえず今はあの子や!」
ーー
駆逐棲姫「いつもここにニンゲンと居るから、どうせここに居るんだろう!」
駆逐棲姫「カンムス!よくもあのことを言ってくれたな!」ガチャ
下2 執務室の様子を
546 : 以下、名... - 2018/01/22 22:58:06.49 4qv4VQZWo 353/594龍驤に提督が甘えてる
提督「……」
龍驤「なぁ、まだあのこと気にしてんの?」
提督「…気にするなという方が無理だ」
龍驤「そんなんほっといたらええやん。ちゃんとお偉いさんには報告はしたんや、司令官は何も悪くないで」
提督「……」
龍驤「もう、しゃあない人やわ……」
龍驤「…こんなとこ皆んなに見られたらどうする?司令官がウチの胸に顔埋めてるとこなんて…」
提督「…俺と龍驤の関係は皆んな知ってる。今更どうこう言われることはない」
提督「…あぁ、癒される…龍驤は本当にいい匂いがするな…」
龍驤「もう…やめてぇやぁ…」
提督「いや、もう少し……」スンスン
龍驤「…これで機嫌治る?」
提督「龍驤を堪能できれば…」
龍驤「はいはい……ちなみに今はまだ仕事中やから、これ以上は無しやで?」
提督「わかってる。だからこうやって……ふぅ…」
龍驤「ふふ…まるで子どもみたいやなぁ…」ナデナデ
龍驤「…でもごめんな司令官。ウチにもう少し胸があって…ちゃんと腕もあったら…」
提督「それは違う。俺はありのままの龍驤が好きなんだ。龍驤はずっと…そのままでいい…」
提督「…無理に変わろうとはしないでくれ」
龍驤「…………うん」
龍驤「ウチは…司令官のモノやから……」
龍驤「…大好きやで」
提督「俺もだ…龍驤」
龍驤「…………司令官…」ギュッ
提督「龍驤…………」
バタン
駆逐棲姫「…………」
駆逐棲姫「………………うん」
駆逐棲姫「……パフェを食べに戻ろう…」ギィッ
葛城「あっ、居た!!」
皐月「やっと追いついたよ、もう!」
黒潮「あれ?なんか変な表情しとるけど、なんかあったん?」
葛城「え、まさか龍驤さんが怒ったとか?」
皐月「それはないんじゃない?あの龍驤さんだしさ」
黒潮「なぁ、何があったん?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
553 : 以下、名... - 2018/01/22 23:24:55.30 dEIePQ3so 358/594交尾中?だった
駆逐棲姫「カンムスとニンゲンは交尾中だった…」
葛城「こっ……!!」
黒潮「あの二人は~!昼間っから何しとんねん!」
皐月「ねぇ、それって本当?見間違いとかじゃない?」
駆逐棲姫「ニンゲンがカンムスの胸に顔を当てて、匂い嗅いでた」
駆逐棲姫「後はその状態で好きだとお互いに言ってたな」
駆逐棲姫「それで……」
黒潮「もうええ!もう十分わかったから!」
皐月「司令官~…もっと時間とか考えてよぉ…」
駆逐棲姫「やはりカンムスから見てもあれはおかしいようだな」
黒潮「いやな、すること自体は悪くないねん。二人は付き合ってるからな」
駆逐棲姫「突き合う?カンムスとニンゲンの交尾はお互いに挿入し合うのか?」
皐月「違う違う!そうじゃないって!」
黒潮「どうしたらええんや、えっとぉ…そうや、ここは年長者の葛城はんに!」
葛城「あ、あぅあぅ……」カァァァ
皐月「…ダメだ!顔真っ赤にして固まってる!」
黒潮「肝心な時に!」
駆逐棲姫「…何故ミドリのカンムスは顔を赤くしているんだ?」
黒潮「それは…恥ずかしがってるというかやねぇ…」
駆逐棲姫「カンムスは交尾が恥ずかしいのか?それじゃあ種は残せないぞ?」
皐月「いや、えっとぉ……」
黒潮「な、なんて言うたらええんやろ…」
葛城「あぅあぅあぅ……」プシュゥゥゥゥ
駆逐棲姫「…………?」
下2 この後の展開を
559 : 以下、名... - 2018/01/22 23:43:24.53 auEH+0fO0 362/594卯月、パフェ完食
ーー
卯月「……遅いっぴょん」
卯月「新入りを止めに行くだけのはずなのに、こんなに遅いなんて…多分何かあったっぴょんね」
卯月「……どうしよう…」
卯月「パフェ…全部食べちゃったっぴょん…」
卯月「最初はアイスが溶けちゃうから、そこだけ食べようとしたんだっぴょん」
卯月「でも気付いたら全部食べちゃってたんだぴょん……」
卯月「どうするっぴょん……」
卯月「……器を片付けて…無かったことにするっぴょん…」
駆逐棲姫「ふぅ…」ギィッ
卯月「!も、戻ってきたっぴょん!?」
駆逐棲姫「…あぁ」
葛城「あぅぅぅぅ…」
皐月「落ち着いて、ね?」
黒潮「苦手なもんは誰にでもあるんやからな?」
卯月「……何があったっぴょん?」
駆逐棲姫「私にもよくわからない。ミドリのカンムスが突然変になって…」
卯月「よくわかんないけど、大変だったぴょんね」
駆逐棲姫「まぁミドリのはあいつらに任せるとして…ピンク、パフェはどうした?」
卯月「ぎくっ……な、なんのことっぴょん?」
駆逐棲姫「さっき頼んだパフェのことだ。跡かたも無いようだが……まさか?」
卯月「…………」
駆逐棲姫「…おい」
卯月「逃げるが勝ちっぴょん!!」ダダダッ
駆逐棲姫「おい!せめて金は返せ!!」ギィッ
ーー
ーー
提督「おい、あいつはいるか!?」
龍驤「…居った!ここに居るで!」
駆逐棲姫「なんだ、騒がしいぞ」
提督「騒がしくもなる!お前に会いたいと上層部の幹部が急に尋ねてきたんだ!」
龍驤「えらいこっちゃやでホンマ!」
駆逐棲姫「ジョウソウブ?カンブ?なんだそれは?」
提督「ええっとだな…」
龍驤「流暢に説明してる場合やないで!」
幹部「成る程、聞いていた通り騒がしい鎮守府のようだ」
龍驤「……えぇぇ!?もう来られてるやん!?」
提督「あ、貴方には迎えを出した筈ですが!?」
幹部「なに、軽く振り切らせてもらったよ。私が素のままが見たいんだ」
駆逐棲姫「なんだこのニンゲンは?」
提督「おい!この人を誰だと思っている!もっと口の利き方を…」
幹部「いやいい。君が件の深海棲艦か」
駆逐棲姫「なんだ?私に何か用なのか?」
下2 幹部の台詞、行動他
573 : 以下、名... - 2018/01/23 19:35:20.30 ML04cwTN0 368/594いやしかし提督君……君のやった事は、反対派の連中に疑いを持たせないので悪手では無いが……根本から足を斬るなんて流石に酷くないかい?
幹部「健康に問題は無さそうだが…君のやった事は、反対派の連中に疑いを持たせないので悪手では無い。しかし根本から足を斬るなんて流石に酷くはないか?」
提督「それは違うんです!何度も説明したじゃないですか!」
幹部「いや、勘違いしないでくれ。決して君を責めようということではない。今回のことで左遷は無いと断言しよう」
龍驤「左遷される所やったん!?」
幹部「そうだ、あんな過激な提督は即座に下ろせとの意見は多数出た」
提督「何故…誰も俺の話を……」ガクッ
幹部「だがその意見は私が握りつぶしておいた。安心してくれたまえ」
駆逐棲姫「ニンゲンがニンゲンに頭を下げている?どういうことなんだ?」
幹部「キミ、何個は質問はいいかね?」
駆逐棲姫「私にか?別にいいぞ」
幹部「なら、人の言葉はどうやって覚えた?」
駆逐棲姫「漂流してるカンヅメとかホゾンショクの字を読むために勉強した。前に食べモノじゃなくて、油が入ってたことがあってシにかけたから」
幹部「発音もその時に勉強したのか?」
駆逐棲姫「声に出すとよく覚えられたから」
幹部「学習能力はやはり高い…なら次だ。嫌なことを思い出させるかもしれないが、脚を失った時の気持ちや痛みは感じたのか?」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
577 : 以下、名... - 2018/01/23 19:55:54.89 wFcv7s0XO 371/594あの妙な感じのこと?コトバにはし難い
駆逐棲姫「あの妙な感じのことを説明すればいいのか?言葉にはし難いが…」
駆逐棲姫「そうだな…ハッキリ言えることは、私が生き残るにはあれしかなかったということだ」
駆逐棲姫「他に方法があったかもしれない。でも私はその選択を受け入れた、後悔はしていない」
幹部「言いにくいことを聞いてしまってすまない。だが、おかげで良い話を聞けたよ」
駆逐棲姫「そうか、ニンゲンの役に立ったのなら嬉しいぞ」
幹部「提督君はどんな話術を使ったんだね?脚を切られたというのにそれを後悔していないなんて…並大抵のことではない」
提督「ですから…その……」
幹部「…君達をここまで追い詰めたのは私達の責任でもある。一、二、五航戦の居ない鎮守府でここまで戦えている鎮守府を私は知らない」
幹部「それに明石も居ないと聞いている。なのに戦意も高い。よほど君が残忍なのか、慕われているのか…」
幹部「……この深海棲艦を見れば答えは見えているか」
駆逐棲姫「…?」
龍驤「あのなぁ!少しは司令官の話も…!」
幹部「そうだ、龍驤君の話も聞いているよ」
龍驤「ウチ!?知らん内に何かしでかしてしもたんかな…」
幹部「そんな怪我をしてまで現役で有り続けている艦娘は滅多に居ない」
幹部「居たとしても鎮守府一、二を争う実力の持ち主である艦娘なんて、聞いたことがない」
龍驤「いや、それは司令官や皆の為にやね…」
幹部「君は以前の力を維持する為に全身に印を刻んだと言うんだろう?」
龍驤「あの、まぁ……そうなんやけど…」
幹部「普通怪我をした身体にさらに傷を増やすことなんてしない……どれだけ君達が苦労したか、本当に想像ができない」
幹部「私達にもっと力があれば…申し訳ないことをしてしまったと思う」
提督「やめて下さい!そんな、貴方に謝られてしまっては…!」
龍驤「あかんって!えらいことになってしまうって!」
駆逐棲姫「なんだ?ニンゲンとカンムスは何を慌てているんだ?」
提督「幹部に謝らせるなんて大問題なんだよ!」
龍驤「せやからアンタは黙っといて!」
駆逐棲姫「カンブ……?」
龍驤「ようは偉い人で逆らったらあかん人なんや!」
駆逐棲姫「…なるほど、こいつはモンドなのか」
提督「へ!?」
駆逐棲姫「言葉を覚える為に見ていたテレビがここで役に立ったか。モンド、話を聞いてくれ」
幹部「私のことか?」
駆逐棲姫「よいしょ……」ガタン
龍驤「車椅子から降りて何する気なん?」
駆逐棲姫「これで全部だ」チャリンチャリン
提督「小銭を撒き散らしてどうする気だ!?」
駆逐棲姫「モンド、このお金で私の依頼を聞いて欲しい」
提督「何だ?こいつは何をしようとしている?」
龍驤「あれか!?必殺…仕事人の…」
駆逐棲姫「モンド、どうか私をここに置いていてくれないか?」土下座
幹部「……」
駆逐棲姫「ここは私が探していた場所なんだ。もう深海には帰りたくはない」
駆逐棲姫「…もう一人は嫌なんだ」
幹部「下2」
下2 幹部の台詞、行動他
585 : 以下、名... - 2018/01/23 21:09:13.54 KuwVlsNFo 378/594分かった、お嬢さんはここにいるといい。
でもする仕事がねえからこの金も受け取れねえな。
幹部「分かった、お嬢さんはここにいるといい。でもする仕事がねえからこの金も受け取れねえな」
駆逐棲姫「やはりお前はモンドだったのか!!モンド、本当に私はここに居ていいんだな!?」
幹部「あぁ、細けぇことは任せてときな」
駆逐棲姫「ありがとう…!モンド、ありがとう!」
提督「…どうなってるんだ?」
龍驤「よーわからへんけど…あの子は喜んでるみたいやね…」
幹部「しかし深海棲艦にあの時代劇を見せるとは…君はよほど殺伐としたものが好きなようだ」
提督「いや、それはあの子が勝手に見てただけで…」
幹部「ふむ、今回の視察は大変有意義なものだった」スクッ
提督「もう帰られるんですか!?」
幹部「目的は達成した。何事も素早く、だよ」
龍驤「あ、ウチが外まで送って行きます!」
幹部「いいや遠慮しておくよ。私のことは気にせず、業務に戻ってくれたまえ」スタスタ
龍驤「あっ……行ってしもた…」
龍驤「どうする司令官、追いかけよか?」
提督「いや、もういい……それより…幹部に誤解されたままになってしまった…」
龍驤「お偉いさんのお墨付きの…鬼畜野郎の誕生やね…」
提督「なんでこんなことになってしまったんだ…」
駆逐棲艦「何故ニンゲンはそんなに落ち込んでる?」
龍驤「元はと言えばアンタのせいやろ!誤解させるようなことばっかり言いよって!」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
589 : 以下、名... - 2018/01/23 21:31:47.53 lUhaAC8BO 382/594そんなにカリカリするな
私は気にしてないぞ
駆逐棲姫「そんなにカリカリするな、私は気にしてないぞ」
龍驤「どこでそんな言葉覚えてきてん…」
駆逐棲姫「モンドが言ってた」
龍驤「時代劇でそんな台詞あるんかぁ…?」
駆逐棲姫「ニンゲン、もう私には用は無いんだよな?」
提督「……あぁ、もうお前に用は無いな…」
駆逐棲姫「なら私は行くぞ。よいしょ……」ギッ
駆逐棲姫「ニンゲン、とりあえず元気を出せよ。じゃあな」ギィッ
龍驤「…誰が原因や思ってんねん!」
ーー
ペタ…ギッテペタ…ギッ…
龍驤「司令官、お客さんが来てるんやけど~」
提督「…俺にか。通してくれ」
龍驤「ほんまにええんやね?」
提督「なんだ?何かややこしそうな奴なのか?」
龍驤「会いたい言うてるのは艦娘なんやけど、なんか艦娘を救う会やら人権保護やら…なんか嘘くさいんよ」
提督「…いいぞ、会ってやろうじゃないか」
龍驤「大丈夫なん?」
提督「この手の輩は一度ガツンと言ってやらない限り大人しくならないんだ」
龍驤「わかった、ほな呼んでくるわな~」
下2 尋ねてきた艦娘を。複数可
602 : 以下、名... - 2018/01/24 20:51:12.42 ZbUWspYP0 385/594金剛
ーー
提督「…どうも遠い所からいらっしゃったようで」
龍驤「お茶どうぞ~」
金剛「……」
提督「…私に会いたいと言っていた割には、何もおっしゃらないんですね」
金剛「……貴方がどんな人物なのかを見極めてたんデス」
龍驤「ほう~、ほな司令官はどんな人?」
金剛「…鬼畜提督と言われるだけありマス。この目付きと顔付き…間違いないデスね」
提督「……」
龍驤「司令官の悪口はやめてーや!」
金剛「貴方がどんな人物なのか、もう調べはついてマス」
金剛「捕虜の脚を切断し、更にはケッコン艦の腕と脚を、自らの趣味の為に切断した鬼畜野郎だということデス!」
提督「……はぁ」
龍驤「尾ひれついてえらいことになっとる~!」
金剛「まだ確認できていないだけできっと他の艦娘にも何かをしているはずデス!貴方は一刻も早くここの艦娘を解放して下サイ!」
龍驤「あのな、司令官はそんな人と違うんよ?ウチがこうなったのは事故やし、あの子のも…」
金剛「わかっています、貴女は提督に逆らえないんデスよね?」
龍驤「いや、だから違うって…」
金剛「貴方、いい加減自分の非を認めて下さい!証拠は上がっているデスよ!」バァン!
提督「これは…?」
下2 金剛が提示した証拠品やその他
607 : 以下、名... - 2018/01/24 21:09:50.06 TR4nzWMFO 388/594提督が龍驤の手足の断面辺りを舐めてる
バラバラ
提督「写真のようだが…」
龍驤「……この写真!」
金剛「そうデス!それは鬼畜野郎が龍驤サンの手足の断面をそれぞれ舐めている写真達デス!」
龍驤「な、なんでこんな写真が…!」
金剛「こんなの異常行動過ぎマス!いかに貴方の頭がおかしいかわかりませんか!?」
提督「こ、これは…だな…」
金剛「まだ言い訳しマスか!ならそっち写真も見なサイ!」バラッ
龍驤「この写真みたいやね」
提督「どんな写真なんだ……?」
龍驤「あぁぁぁっ!!こここ、この写真っ!」
提督「何故この写真が…!」
金剛「…はっきり言って今回私が動いたのはこの写真があったからなんデス。この写真は一見すると、ただ裸で愛し合う二人の写真デス」
金剛「デスが!男の人が女の人の首を絞めているとなれば話は別デス!」
金剛「しかもその艦娘は鬼畜野郎の趣味で手足を切断されている…これは決定的デスね?」
提督「……」
龍驤「あぅぅぅぅ…」
金剛「どうデスか?ぐうの音も出ないというヤツですね?」
提督、龍驤「下2」
下2 どちらか、又は両方の台詞、行動他
615 : 以下、名... - 2018/01/24 21:27:29.40 2mbDszWy0 391/594龍驤
アンタ(金剛)そろそろいい加減にしぃや!!
こっちの話も碌に聞かずにペラペラペラペラと……ふざけんな!
龍驤「……アンタそろそろいい加減にしぃや!!こっちの話も碌に聞かずにペラペラペラペラと……!」
金剛「貴女が司令官を庇う理由はわかります。デスが私が来たからにはどうか本音を話して下サイ」
龍驤「ふざけやんといて!ウチの話聞いてって言うてるやん!」
金剛「じゃあこの写真はどう説明しまスか?」
龍驤「そ、それはやね……」
金剛「言えないということはそういうことデス。さぁ、龍驤サンこんな奴からは…」
龍驤「こっ…………」
金剛「…?」
龍驤「この写真は…やなぁ……」
金剛「…大丈夫デス、辛い思いはもう終わりデスよ」
龍驤「…ウチがドMやからなんや!!」
金剛「…ハ?」
龍驤「この首を絞めるやつも…ウチから言い出したことやねん…」
提督「…もちろんそんなに強くは絞めていない。だが……」
龍驤「首絞めるのが弱過ぎると…その……ゾクゾクせぇへんから…ある程度の…強さで…」
提督「俺は嫌だと言ったんだが、龍驤がどうしてもと言うから、あぁいうプレイもしている」
龍驤「あの…苦しい感じが好きやねん。あれをしてる最中は…司令官しか見えれへんようになるし…」
提督「それに締まりも……いや、なんでもない」
金剛「…ならこの写真ハ?」
龍驤「これは……」
提督「それは俺から説明しよう。まず龍驤は心の病を抱えているんだ」
龍驤「……」
提督「…といっても軽いものだ。今のところは薬でなんとかなっている」
提督「だがどうしようもなく不安になることがあるらしい。ウチの工作艦によると、その原因は龍驤の怪我からきている…と」
龍驤「……」
提督「怪我のせいで俺から捨てられる…そんな妄想もしているらしい。だから俺は龍驤がどんな姿になっても愛すると証明したかった」
提督「手足の傷跡を舐めたのはそのせいだ。決して変な意味ではない」
龍驤「……司令官、ありがとうな。こんなウチを好きっていうてくれて…」
提督「当たり前だ。俺にとって龍驤は全てなんだ」
龍驤「ありがとう…ほんまにありがとう……」
提督「…という事情があるんだが…そっちは何か言うことはあるかい?」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
621 : 以下、名... - 2018/01/24 21:57:05.22 7e0foChv0 395/594虫歯が出来そうな程に甘いデース!甘々デース!正にバーニングラーブデース!
金剛「虫歯が出来そうな程に甘いデース!甘々デース!正にバーニングラーブデース!」
提督「…こちらの意思が伝わってよかったよ」
金剛「え?じゃあ私はただの勘違いでここまで来たんデスか?」
龍驤「そうなるわな」
金剛「ここ凄く遠かったのに…経費で落ちないデスよ…」
龍驤「それは災難かもしれんけど、ちゃんと調べれへんアンタも悪いんやで?」
提督「…とりあえず誤解が解けて何よりだ」
金剛「……あっ!待って下サイ!深海棲艦にまだ確認を取っていません!」
龍驤「せやからあれは事故って本人が…」
ギィッ
駆逐棲姫「なんだ騒がしいぞ。部屋の外まで丸聞こえだった」
金剛「アナタは!ちょうどいい所に来てくれマシタ!」
駆逐棲姫「また私に何かあるのか?」
金剛「ハイ!アナタはその脚はどこでどうやって怪我をしたのか教えて下サイ!」
駆逐棲姫「下2」
下2 駆逐棲姫の台詞、行動他
626 : 以下、名... - 2018/01/24 22:25:02.37 sDx2BXDco 398/594そちらが聞くのは初めてでもこちらは最近何度も説明していて辟易してるんだ
どうしてもというなら対価が欲しい
駆逐棲姫「そちらが聞くのは初めてでもこちらは最近何度も説明していて辟易してるんだ」
金剛「そこをなんとかお願いできまセンか?」
駆逐棲姫「そうだな、どうしてもというなら対価が欲しい」
金剛「それはつまり…お金を寄越せということデスね?」
駆逐棲姫「いや、お金はオコヅカイをニンゲンがくれるから要らない」
金剛「では一体何が欲しいわですか?」
駆逐棲姫「お前が今出せるもので、私の話と釣り合うならなんでもいい」
金剛「そんなコト言われても…ウーン…」
駆逐棲姫「ならこの話は諦めてくれ」
金剛「待って下サイ!今アナタに渡せなくても、後日郵送でもいいデスか?」
駆逐棲姫「ユウソウ?」
龍驤「あとで渡すさかい~ってことやで」
駆逐棲姫「そうか、それならいいぞ」
金剛「そうデスか!なら……」
下2 金剛が交換条件だ出したものを
630 : 以下、名... - 2018/01/24 22:56:22.69 NQtjZC1g0 401/594紅茶の葉詰め合わせ
金剛「紅茶の葉詰め合わせなンテどうでスか!?」
駆逐棲姫「悪いが興味ない」ギィッ
金剛「あぁ!待って下サイ!!」
駆逐棲姫「ならカンムス、一つだけ言っておくがこの怪我はそのニンゲンは関係ない」
駆逐棲姫「これは私の選択の結果なんだ、後悔はない」
駆逐棲姫「今度来る時があれば、ゴージャスなプリンでも用意しておいてくれ」
駆逐棲姫「そうすれば全部話してやる…じゃあな」ギィッ…
金剛「…行っちゃいマシタ」
龍驤「でも肝心な所はわかったからええんと違う?」
提督「…あぁ、あの子は嘘は言っていない。こちらから何か言う様に仕掛けていない」
金剛「…ハイ、私もそう思います。あの子の目は…嘘を言ってませんデした」
龍驤「これで司令官の無実が証明されたっちゅうことやな!」
提督「…元々俺は何も悪くないのに…何故こんなややこしいことになったんだ…」
金剛「下2」
下2 金剛の台詞、行動他
635 : 以下、名... - 2018/01/24 23:20:57.18 2mbDszWy0 404/594first contactがbadだったからネー……
金剛「ファーストコンタクトがバッドでしたからネー…」
龍驤「なぁ、ここ来た時も言うてたけど、司令官の人相って悪いん?」
金剛「申し訳ありまセンが、決して良くはないデス…」
提督「……」
龍驤「こんなにカッコええのに…見る目ないわぁ」
金剛「それはお二人がバーニングラブですからネ~」
龍驤「そんなん関係ないねん!司令官のことを良く知らん癖に、好き勝手言わんといて!」
金剛「……そうか、そうデスよ!」
龍驤「な、なんやねん急に大声で!」
金剛「私は貴方を誤解していまシタ!これも全て貴方をよく知らなかったのが原因デス!」
金剛「だから、貴方を知る為に私をここにしばらく置いて下サーイ!」
龍驤「……はぁぁぁ!?そんなん無理に決まっとるやろ!」
提督「…いや、手がないわけではないが…」
金剛「そうデス!レンタル移籍という方法がありマス!」
龍驤「自分本気で言うてんのか!?」
金剛「オフコースデース!早速準備にかかりマスね~~!」
龍驤「なんでこんなことになったんや…」
提督「…賑やかになりそうじゃないか」
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