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【艦これ】龍驤「足りないもの」【安価】(1)
ーー
葛城「龍驤さん、本当にもう大丈夫なんですね?」
龍驤「任しとき!体調も絶好調や!」
葛城「でも復帰していきなり出撃なんて…せめて演習をしてからでもいいのに…」
龍驤「それくらいこの鎮守府には人がおらんのや。ウチだけ楽するわけにはいかんねん!」
葛城「楽するだなんて…龍驤さんは体調が悪かったんです。休んでいて当然です」
龍驤「いやいや、北上のオッケーも出たし、バリバリ出撃するで!」
葛城「…わかりました、龍驤さんの出番が無いくらい私が頑張ります!」
龍驤「おっ、頼もしいやん!期待してるで?」
葛城「任せて下さい!」
龍驤「よし、ほな出撃の準備しよか。えっと、ウチの艤装は…」
龍驤「…あれ?」
葛城「どうしたんですか?」
龍驤「ウチの艤装が無いねん…」
葛城「えっ?」
龍驤「いつもここに置いてあんのに…どこいったんやろ…」
下2「艤装はここです」
下2 龍驤の艤装を持っていた人物を
226 : 以下、名... - 2018/01/15 19:36:01.37 z7hJip42o 151/594多摩
多摩「龍驤の艤装はここにあるにゃ」
葛城「どうして多摩さんが持っているんですか?」
多摩「龍驤を出撃させないためにゃ」
龍驤「……」
多摩「あんな海域、龍驤なんか居なくても余裕にゃ」
葛城「だからって艤装を取らなくてもいいじゃないですか!」
多摩「……新人は黙ってるにゃ」
葛城「……!」
多摩「はっきり言って迷惑なんだにゃ。龍驤が艦隊にいると、皆んな龍驤を庇おうとするにゃ」
多摩「そのせいで今までどれだけ苦労してきたか…」
多摩「龍驤はそこで大人しくしてるにゃ」
葛城「…納得いきません」
多摩「だから新人は黙ってるにゃ。これは多摩達の問題なんだにゃ」
葛城「先に着任したから偉いんですか!?先輩だから好き勝手してもいいって言うんですか!」
多摩「……大声でうるさいにゃ」
葛城「多摩さんが勝手なことをするから…!」
多摩「…わかった、もうわかったにゃ」
多摩「言ってきかないなら、もうこれしかないにゃ」スッ
多摩「……にゃっ!!」ガシャンッ!
龍驤「……」
葛城「何してるんですか!龍驤さんの艤装を床に叩きつけたりして!!」
多摩「ふぅ…これでどうやっても龍驤は出撃できないにゃ」ボロッ
葛城「多摩さん!自分が何をしたのかわかっているんですか!?」
多摩「うるさいにゃあ…どうせ直すのは北上にゃ。多摩がやったことなら、何も文句は言わないにゃ」
葛城「この…!」ガシッ
多摩「……なんにゃこの手は」
葛城「謝って下さい、龍驤さんに」
多摩「離せにゃ」
葛城「謝って下さい!」
多摩「……離せ」
葛城「……………」ゾクッ
龍驤「…ええよ葛城」
葛城「でも…」
龍驤「うん、わかった…今日の出撃はやめとくわ」
龍驤「どっちみち…艤装がそれじゃ、出撃できんしな…」
龍驤「あはは…多摩はやっぱり厳しいなぁ…」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
232 : 以下、名... - 2018/01/15 20:49:38.73 bXFGAlqnO 156/594これがお互いの為にゃ
多摩「……これがお互いの為にゃ」
葛城「……」
多摩「葛城、さっさと出撃するにゃ」
葛城「あっ……でも…」
龍驤「……」
多摩「……いいから早く行けにゃ!」
葛城「…わかりました」
葛城「龍驤さん…行ってきますね」
龍驤「うん……気をつけてな…」
多摩「…やっと行ったかにゃ」
龍驤「……」
多摩「何してるにゃ。これ、とっとと北上に直してもらうといいにゃ」
龍驤「ウチの義足隠したりしてるの…多摩やんなぁ…」
多摩「そうにゃ、アレがなかったら龍驤はマトモに歩けないにゃ。多摩はカタワの龍驤に援護してもらう程落ちこぼれてないにゃ」
龍驤「そうやんなぁ……」
多摩「絶対に多摩は龍驤とは同じ艦隊には入らないし、入れさせないにゃ」
龍驤「……」
多摩「ちょっと話し過ぎたにゃ。ほら、さっさと北上のところに行くといいにゃ」
龍驤「……これな…」
多摩「…?」
龍驤「この艤装…司令官に磨いてもろたばっかりなんや…」
多摩「……っ!」
龍驤「ウチがな…海域で怪我せんようにって…」
龍驤「司令官は…これくらいしか手伝えれへんけど…言うて…」
龍驤「…………ぐすっ…」
龍驤「……なんでこんなこと…すんのやぁ…」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞や行動他
239 : 以下、名... - 2018/01/15 21:34:17.73 xXxODfWa0 160/594……本当にわかんないのか?(真剣な顔)
多摩「本当にわからないのかにゃ?」
龍驤「わからへんよぉ…ウチは司令官と…皆んなの為に戦ってんのに…」
多摩「…そういうところだにゃ」
龍驤「え……」
多摩「多摩は一言も助けて欲しいだにゃんて言ってないにゃ」
龍驤「……」
多摩「この鎮守府は確かに空母が少ないにゃ。でも龍驤は所詮軽空母。居ても居なくても一緒なんだにゃ」
龍驤「居ても……居なくても………」
多摩「お前みたいなのは艦隊に邪魔なんだにゃ。とっとと……消えるにゃ」
龍驤「……ふぐっ…」
龍驤「うぅっ………ウチはぁ……」
龍驤「うぁぁぁぁぁぁ……」
多摩「ふんっ……本当のこと言われて泣くなんて、小学生かにゃ」
多摩「情けないにゃ……」
多摩「どっちみちそんな状態じゃ出撃は無理だったにゃ」
多摩「…ほら、このことを早く提督にチクって、多摩を注意するといいにゃ」
龍驤「……」
龍驤「……多摩…」
龍驤「……絶対に許さへんからなぁ…」
龍驤「お前だけは…絶対…!」
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
多摩「……」
多摩「……はぁ、やっと行ったかにゃ」
多摩「やれやれ、あんな出来損ないに頼ってるようじゃ、この鎮守府もおしまいにゃ」
多摩「……多摩も行くかにゃ」
ーー
多摩「…ふぅ」
北上「多摩姉、出撃お疲れ様~」
多摩「多摩は中破だったにゃ。艤装、見ておいてくれにゃ」
北上「はいはい~っと」
多摩「……」
北上「ええっと…主砲のダメージは…」
多摩「……」
北上「うん、こんなもんか。次は魚雷発射菅は…と」
多摩「……北上、その…」
北上「龍驤さんの艤装なら完璧に直しといたよ~」
多摩「…まだ何も言ってないにゃ」
北上「何思ってて、何を言おうとしてるかくらいわかるって。何年姉妹してると思ってるのさ」
多摩「……」
北上「ま、あたしが修理したっていっても、直しやすいように壊してあったから、誰でも修理できたと思うけどね~」
多摩「……」
北上「…どったの?艤装のことは心配しなくていいよ?」
多摩「あの艤装…提督が……磨いてたらしんだにゃ…」
北上「あらら…」
多摩「多摩は……やってはいけないことをしてしまったにゃ…」
北上「そうだね~多摩姉のルールからは外れてるよね~」
北上「今まで多摩姉が壊したりしてるものって、全部あたしが作ったり、担当してるものばっかりだもんね」
多摩「……」
北上「艤装に義足、あとは演習用の装備とかね」
北上「でもまさか、提督が関わってたとはね~」
多摩「…………」
北上「あ~あ、多摩姉…やっちゃった~」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
252 : 以下、名... - 2018/01/15 22:54:55.70 DyeTRWeR0 167/594あ~……龍驤とあの根性ある新人に合わせる顔がないにゃ…
多摩「あ~……龍驤とあの根性ある新人に合わせる顔がないにゃ…」
北上「そもそも多摩姉が憎まれ役なんて無理があったんだよ~」
多摩「そんなこと言ってもにゃあ…多摩みたいなのが一人はいないと…」
北上「そういうのはさ~あたしに任せてくれたらよかったんだよ」
多摩「…工作艦が嫌われ者じゃ、艦隊に支障が出るにゃ」
北上「ほんっと、変なとこで真面目なんだから…」
多摩「にゃあ……」
多摩「はぁ……帰りたくないにゃあ…」
北上「ならさ、体調不良ってことでベッドで休んでく?」
多摩「ん~…でも出撃があるにゃ…」
北上「それくらいならあたしがかわってあげるよ~」
多摩「でも……」
北上「はいはい、じゃあ多摩姉は謎の腹痛を発症して、要安静…っと」カキカキ
多摩「北上、何書いてるにゃっ!」
北上「提督に見せる書類。じゃあ多摩姉、ゆっくりしててね~」ヒラヒラ
多摩「全く……余計なお世話にゃ…」
多摩「……こんな真昼間にベッドに寝るなんて久しぶりにゃ」
多摩「ずっと出撃続きだったからにゃ…」
多摩「……龍驤さんも…」
多摩「……」
多摩「なんで龍驤さんは、あんな身体になっても出撃し続けるんだにゃ」
多摩「提督の為とは言っても、龍驤さんが入院している間は多摩達でなんとかなってたんだにゃ」
多摩「どうして……」
多摩「……そんなに多摩達は信用できないのかにゃ」
多摩「はぁ……」
多摩「……」
下2 この後の展開を
259 : 以下、名... - 2018/01/15 23:53:12.85 m9GDYgO7O 171/594多摩と北上の会話を聞いてしまった葛城
多摩「はぁ………」
多摩「……北上が帰ってきたら、二人に会いに行くにゃ…」
多摩「嫌だけど…仕方ないにゃ……」
ガラガラ
多摩「ん……?」
葛城「……」
多摩「……げ」
多摩(よりによって今一番会いたくないのが来ちゃったにゃ…)
多摩(…でも多摩は体調不良ってことになってるはずだにゃ。だからいきなり殴ってくることなんて無い…はずにゃ)
葛城「……」
葛城「……」スタスタ
多摩(えぇぇぇ!なんでこっち来てるにゃ!?)
多摩(……仕方ないにゃ、できれば穏便に済ませたかったけど、売られた喧嘩は買うしかないにゃ)
多摩(思えば葛城は龍驤をよく慕ってたにゃ。だからさっきの多摩の行動を見て、怒るのも頷けるにゃ)
多摩(……やってやるにゃ)
葛城「……多摩さん」
多摩「……」
葛城「北上さんとの会話…全部聞いてました」
多摩「に”ゃっ!?」
多摩「……い、いや、何かの勘違いだにゃ。多摩は北上と何も話してなんかないにゃ!」
葛城「……私のこと、根性のある新人だと思ってくれてたんですね」
多摩「にゃあぁぁぁぁぁあ…」
葛城「多摩さん、なんでなんですか?北上さんも言ってましたが、多摩さんが憎まれ役になる理由はありません」
葛城「どうして龍驤さんを悲しませたりするんですか?」
多摩「下2」
下2 多摩の台詞、行動他
265 : 以下、名... - 2018/01/16 00:21:46.82 WXID0nQV0 175/594龍驤に戦うのを止めさせて、さっさと提督とケッコンカッコガチしてほしいからにゃ
多摩「龍驤に戦うのを止めさせて、さっさと提督とケッコンカッコガチしてほしいからにゃ」
葛城「だからって、あんなやり方はないと思います」
多摩「……その通りだにゃ」
葛城「今からでもまだ龍驤さんとの仲は修復できます!だから多摩さん!」
多摩「……遠慮するにゃ」
葛城「どうしてですか!?」
多摩「多摩のやり方は間違ってるかもしれないけど、考えはかわらないにゃ」
多摩「龍驤にはとっとと艦娘は引退してもらうにゃ」
葛城「でも…!」
多摩「葛城、この話は忘れるにゃ」
葛城「…嫌です」
多摩「忘れるにゃ」
葛城「嫌です」
多摩「忘れるにゃ」
葛城「嫌です!」
多摩「忘れろっ!」
葛城「……」
多摩「…もし龍驤に言ったらただじゃおかないにゃ。根性だけで、練度の差が埋まらないのはわかるにゃ?」
葛城「……」
多摩「わかったにゃ!?」
葛城「……はい」
多摩「わかったらさっさと出ていくにゃ」
葛城「……用事が終わったら出ていきます」
多摩「なら早く済ませるにゃ」
葛城「……はい」
多摩「……」
葛城「……」ゴソゴソ
葛城「……こっちか…」
葛城「……」ゴソゴソ
多摩「…………」
葛城「……ありました。それでは多摩さん、失礼します」
多摩「…待つにゃ、葛城が持ってるのって……」
葛城「はい、龍驤さんのお薬です。さっき龍驤さんに何かあったみたいで、幻肢痛で苦しんでるんです」
多摩「……」
葛城「龍驤さんが幻肢痛を発症する時って、強いストレスを感じた時が多いらしいですね」
多摩「…………」
葛城「……多摩さんのやり方は間違ってます」
多摩「……出ていけ」
多摩「早くここから出て行くにゃあっ!!」
葛城「……失礼します」ペコリ
多摩「……」
多摩「…………」
多摩「多摩は…どうすればいいんだにゃぁ…………!」ギリギリ
ーー
ーー
葛城「ふぅ、ふぅ……」
龍驤「……」
葛城「ん、あれって……龍驤さん?」
葛城「龍驤さん、おはようございます!」
龍驤「おお葛城かいな。こんな朝早くからどうしたん?」
葛城「自主トレのランニングです!昨日一昨日って中破してばっかりだったので、少し鍛えようと思って!」
龍驤「それは偉いなぁ~」
葛城「走ったところで練度には関係しませんが、何事も体力があってこそです!」
龍驤「うんうん、葛城のそういうとこはホンマにええよ」
葛城「少しでも強くなって、龍驤さんを支えられるようになりますから!」
龍驤「それは楽しみやね。最高練度のウチを守れるくらい強くなってな?」
葛城「任せて下さい!」
龍驤「はははっ、これは頼もしいわ」
葛城「…で、龍驤さんはこんな朝早くからここで何してたんですか?」
龍驤「ん~ぼーっと海を見ててん」
葛城「海を…ですか」
龍驤「今日はマルヨンマルマルにちょっち出撃して、それでさっき帰ってきたところやから。クールダウンみたいなもんかな~」
葛城「マルヨン……マルマルに…………」
龍驤「こうやって、誰もおれへん海を見るの、好きやねん」
龍驤「うん……落ち着くわ…」
葛城「あの…龍驤さん、そんな早朝から出撃ってよくあるんですか?」
龍驤「そんな毎日やないけど、今週は……半分以上あったかなぁ」
葛城「……」
龍驤「潜水艦がおるかもしれんとこやから、ウチみたいな軽空母が丁度ええからね。実際に活躍するのは神通とかやけど、軽巡と駆逐だけで出撃は無茶やからなぁ」
葛城「………凄い…」
龍驤「別にそんな大したことやないよ。ウチより凄いのはMVPとっていく軽巡駆逐やし」
葛城「…神通さん達ももう帰ってきているんですよね?」
龍驤「今日は誰も怪我してないから、もう一眠りくらいしとるよ~」
葛城「……」
葛城「龍驤さんは眠らないんですか?」
龍驤「ん~~ウチはこのまま起きとるよ。次の出撃まで時間はあるけど、鎮守府に何かあった時の為や」
葛城「……」
龍驤「葛城、ランニングもええけど無理せんようにな?体壊したら元も子もないで?」
葛城「…はい」
龍驤「ほな頑張ってな!」
葛城「……失礼します」ダダッ
葛城「……」タッタッタ
葛城「……あれが、龍驤さん…最高練度の軽空母…」
葛城「早朝から出撃だったのに…あんなに涼しい顔して…」
葛城「…………負けてられない!!」
龍驤「……ふぅ、今日もええ天気になりそうやなぁ」
龍驤「こうやって陸で朝日を見るの、やっぱりええわ~」
龍驤「さて、皆んな起きてくる頃かな…っと」
下2 龍驤と遭遇した人物を
288 : 以下、名... - 2018/01/17 19:34:56.50 BCTUb5qFo 186/594天竜峡
289 : 以下、名... - 2018/01/17 19:35:23.68 BCTUb5qFo 187/594天竜峡って何やねん天龍です
龍驤「なんや、天龍も起きとったんか?」
天龍「あぁ、今日は二度寝の気分じゃなかったんでな」
龍驤「そうか、お互いお疲れ様やね」
天龍「何、あれくらいどうってことないさ。対潜なんて練度が上がれば誰だってできる」
龍驤「理論上ではそうかもしれんけど、やっぱりそこは実力やと思うで?」
天龍「ふっ、よせよ。俺を褒めても何も出ないぜ?」
龍驤「お世辞言うとるわけと違うのに…」
天龍「……海…」
龍驤「ん?」
天龍「こうやって海を毎日眺めてるのか?」
龍驤「毎日とは違うけど、よー見とるのは見とるよ」
天龍「……そうか」
龍驤「…どしたん?」
天龍「嫌…別に……」
龍驤「何か悩みあるんか?ウチでよかったら相談乗るで?」
天龍「下2」
下2 天龍の台詞、行動他
293 : 以下、名... - 2018/01/17 20:08:16.67 2YyLPup3o 190/594改二改装…(ボソッ)
天龍「…………改二改装」ボソッ
龍驤「あぁ~………なるほどなぁ…」
天龍「俺だって…練度は高いのに……」
龍驤「こればっかりは、お偉いさんが決めることやからねぇ」
天龍「それはわかってんだよ。でもよぉ…龍田には、さぁ…」
龍驤「そうやねぇ…」
龍驤「仕様書チラッと見たけど、純粋に強化されるんやんなぁ?」
天龍「…らしいな」
龍驤「まだ改二が来てないだけやったら楽しみに待ってたらええ。でも先に妹に改二が来たとなると…話は別やわな」
天龍「俺に何が足りないって言うんだよ。こんなに毎日訓練してんのに…」
龍驤「まぁまぁ、だから改二を決めるのはお偉いさんなんや。今は話がいつ来てもええように、それに備えかないで」
天龍「……納得いかねぇ」
龍驤「……」
天龍「俺が旧式だからダメなのか?派手な戦歴が無くちゃダメなのか?」
龍驤「…そんなことないで」
龍驤「少なくともウチは天龍が頑張ってるのは知ってる。軽巡の中では一番訓練もしとる」
天龍「…それくらいしかやることがねぇからな」
龍驤「だから、そんなウジウジしとらんと切り替えていこや」
龍驤「それで、龍田の改二を思いっきり祝ったたらええやん!」
龍驤「な、天龍?姉らしいとこ見せたって、龍田をびっくりさせたり!」
天龍「下2」
下2 天龍の台詞、行動他
297 : 以下、名... - 2018/01/17 20:38:19.09 gKonVKDC0 194/594そう思ってこの間タイマンで演習したんだけどよ…
298 : 以下、名... - 2018/01/17 20:43:58.92 mTPCNMpA0 195/594↑+ボロ負けした上に、龍田に凄い申し訳なさそうな顔をされた
天龍「そうなんだ、姉らしちとこを見せてやろうと思って、この間タイマンで演習したんだけどよ…」
龍驤「したんやけど……?」
天龍「ボロ負けした上に、龍田に凄い申し訳なさそうな顔をされたんだ…」
龍驤「あ、あらら……」
天龍「あいつは、間違なく俺より強くなってたんだ」
天龍「龍田はまだ改二じゃないってのに…あんな情けねぇとこ見せちまって…」
天龍「俺のこと…もうなんとも思ってねぇんじゃないか…」
天龍「軽巡としての戦術学ぶなら、俺より神通さんなんだろうな」
天龍「もう俺は…用済みなんだろうな…」
龍驤「天龍、そんなことない。今日も調子よかったやんか」
天龍「…龍田ならもっと上手くやれてた」
龍驤「もう…これはあかんな」
龍驤「こうなったら、本人に聞きに行くで!」
天龍「本人……?」
龍驤「龍田に決まってるやろ!」
ーー
龍驤「龍田、おはようさん」
龍田「あら龍驤さん~今日も早いんですね~」
龍驤「ウチ、朝から出撃やったから」
龍田「あ~お疲れ様ね~」
龍驤「今日のメンバーには天龍もおったねん。活躍しとったで?」
龍田「天龍ちゃ~~ん!」
龍驤「…でな、龍田、ちょっち聞きたいんやけど、天龍のことってどう思ってるん?」
龍田「下2」
下2 龍田の台詞、行動他
304 : 以下、名... - 2018/01/17 21:08:46.25 2YyLPup3o 199/594大切な人よ~
とっても、とーってもね~
龍田「大切な人よ~とっても、とーってもね~」
龍驤「それはホンマやんなぁ?」
龍田「なぁに~?天龍ちゃんのことで嘘は言わないわよ~」
龍驤「……そうやんなぁ…」
龍田「もしかして~……天龍ちゃんが余計なこと、しちゃったんですか?」
龍驤「余計なことと言うか、実はな…………」
ーー
龍驤「…ってことやねん」
龍田「そういえばーそんなことあったわね~」
龍驤「天龍はかなり落ち込んでてな…」
龍田「演習くらい~勝ったり負けたりするのは普通なのに~」
龍驤「龍田に改二が来るっていうのもあったんやろうな」
龍田「さらなる改装は自分じゃどうにもできないのに~」
龍驤「そうなんやけどなぁ」
龍田「天龍ちゃんは思い込み激しいから~こうなると面倒よ~」
龍驤「それはウチも知ってんねん。このまま放置してたら出撃にも影響出るしなぁ」
龍田「なんとかするしかないわねぇ~」
龍驤「時間が解決するもんではないか…」
龍田「こっちからアクションしかけるわ~」
龍驤「天龍に?どないするん?」
下2 龍田の考えや行動を
310 : 以下、名... - 2018/01/17 21:52:43.55 gKonVKDC0 203/594天龍がどれだけ鎮守府に、とって必要か、天龍の存在がどれだけ皆の支えになっているかをビデオレターに撮って送る
龍田「天龍ちゃんがどれだけ鎮守府にとって必要か~天龍ちゃんの存在がどれだけ皆の支えになっているかを~ビデオレターに撮って送るの~」
龍驤「それはええかもしれんけど…エラい大袈裟と違うか?」
龍田「そんなことないわ~天龍ちゃんの魅力は凄いんだから~」
龍驤「そ、そうか…」
龍田「それに~もうすぐ記念日じゃない?この際だから~とっておきのをプレゼントしてあげましょう~」
龍驤「記念日?進水日はまだ…」
龍田「違うわ~この鎮守府に来てからよ~」
龍驤「あ、なるほど……」
龍驤「……で、誰にもらいに行くん?神通や黒潮は確定やろ?」
龍田「水雷戦隊の子達のは全員欲しいわね~」
龍驤「後は誰かおる?個人的に仲ええ子とかおったっけ?」
龍田「そうね~ぜひ欲しいわ~」
龍驤「動画はまぁ、ウチのケイタイとかを使えばええとして…」
龍田「編集は私がするわね~」
下2 動画撮影での出来事や、その他起こったことを
316 : 以下、名... - 2018/01/17 23:02:02.82 cK4O3QURO 206/594天龍大号泣
ーー
神通「龍驤さん達は…ここにいるみたいですね」
黒潮「一足先に動画見とるんやろか?」
神通「そうだとしたら…少し恥ずかしいですね…」
黒潮「短くてもええって言われたけど、実際口に出してみたら色々と言うてしまって…ウチも恥ずかしいわ~」
神通「でも…普段言えないことを伝えられる…いい機会でした…」
黒潮「流石は神通はんやね~」
黒潮「それにしても、着任記念日にビデオレターなんて、龍田はんも洒落たことするな~」
神通「何やら龍驤さんとの会話から思いついた…と言っていましたね…」
黒潮「龍驤はん、自分だけでも精一杯の筈やのに、他人の世話まで焼いて…」
神通「龍驤さんには…頭が上がりません…」
黒潮「…………よし、着いたし部屋入ろか」
神通「待って下さい……何か物音がします…」
黒潮「まさか天龍が暴れとんの?」
神通「照れ隠しに…ということでしょうか…」
黒潮「それやったら止めたらな!はよ入ろ!」ガチャ
神通「すいません、外から物音がしたんですが……?」
天龍「びぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
龍田「あら~うふふ~」
龍驤「え、えっと…」オロオロ
黒潮「…どういう状況?」
神通「天龍さんが大泣きして…龍田さんがそれを宥めて…」
黒潮「龍驤はんはそんな二人を見て狼狽えとる…」
龍驤「あっ、黒潮に神通!」
黒潮「龍驤はん、これはどうしたん?」
龍驤「どうしたも何も、天龍に動画見せたら大泣きし始めてん…」
神通「あの…天龍さんか龍田さん…大丈夫…ですか?」
下2 どちらかの台詞、行動他
321 : 以下、名... - 2018/01/17 23:38:09.41 gKonVKDC0 211/594龍田
どうやら皆にどれどけ必要とされるかわかって感極まっちゃったみたい
龍田「どうやら~皆にどれどけ天龍ちゃんが必要とされるかわかって~感極まっちゃったみたいなの~」
黒潮「それでこの大号泣かいな…」
天龍「え……ぇぐっ…!」
神通「何かを言おうとしてるのでしょうか…?」
天龍「ひっ………ぃ……えぇぇぇぇん……」
龍驤「喋ろうと無理せんでええからな?」
黒潮「そうやで、過呼吸とかになってまうからな」
天龍「ぇぐ………うっ…」コクリ
ーー
天龍「ひぃ~……ひっ……」
龍驤「なんとか落ちついてくれたみたいやな」
龍田「天龍ちゃんの泣き顔~最高だったわ~」
黒潮「言い方悪いけど、ホンマに子どもみたいに泣いとったなぁ」
神通「天龍さん…もう大丈夫ですか…」
天龍「ぐずっ…神通、ハンカチ……ありがと…」
龍驤「それで、天龍は何を言おうとしてたんや?」
天龍「下2」
下2 天龍の台詞他
326 : 以下、名... - 2018/01/18 03:17:07.91 H5WWz+sB0 214/594オレはつまんねー事気にして…ホントアホだった!
もう改二なんてどうでもいい!
これからはみんなのために役目を果たすぜ!
天龍「俺はつまんねー事気にして…ホントアホだった!もう改二なんてどうでもいい!これからは皆ために役目を果たすぜ!」
龍田「きゃ~!天龍ちゃんカッコいい~!」
龍驤「天龍に助けられてんのは事実やからな。これからも頼むで?」
天龍「おう、任せとけ!」
黒潮「そういや天龍はん、ウチらは何人からビデオレター来たんか知らんのやけど、一番感動したのって誰からのやった?」
神通「よければ…教えて欲しいです…」
天龍「下2」
下2 誰からのどんなメッセージが感動した?
329 : 以下、名... - 2018/01/18 16:24:25.06 +S6Ruw8v0 216/594第六駆からのわちゃわちゃと、まとまりがないながらもいっぱいの大好きとありがとうのメッセージ
天龍「六駆からのさ、わちゃわちゃとしたメッセージが一番心に来たな」
黒潮「六駆のみんなの?」
龍驤「あぁ…あれはウチもぐっときたわ」
天龍「第六駆からのわちゃわちゃと、まとまりがないながらもいっぱいの大好きとありがとうのメッセージ
ミス
天龍「六駆からのさ、わちゃわちゃとしたメッセージが一番心に来たな」
黒潮「六駆のみんなの?」
龍驤「あぁ…あれはウチもぐっときたわ」
天龍「あいつら好き勝手喋るからほんとにまとまりがないんだけどよ、大好きとありがとうをいっぱい言ってくれて…滅茶苦茶感動したぜ…」
龍田「喜んでくれてー私も嬉しいわ~」
神通「よかったですね…天龍さん…」
ーー
龍驤「天龍が元気になってくれたみたいでよかったなぁ」
龍驤「流石は龍田っていうところやね。天龍のことをなんでもわかっとるやろうからな~」
龍驤「もしかして、演習で加減せぇへんかったのもわざとで……」
龍驤「……まさかな、それは考え過ぎやろ!」
龍驤「さて、ええ時間やし昼飯でも食べよ~」
下2 食堂で遭遇した人物は?
336 : 以下、名... - 2018/01/18 18:46:34.58 +S6Ruw8v0 220/594隼鷹と飛鷹
隼鷹「あ龍驤。今から昼飯?」
飛鷹「よければ一緒にどうですか?」
龍驤「ええんか?ほなお言葉に甘えよかな」
隼鷹「今日の日替わり唐揚げだってさぁ」
龍驤「ほなそれにしよかな…」
飛鷹「あ、私が行ってきます」ガタッ
龍驤「ええってええって。それくらい自分でやるで~」
ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…
ーー
龍驤「いただきます…っと」パクッ
飛鷹「龍驤さん、汁物大丈夫ですか?」
龍驤「うん、ぬるいやつにしてもらってるから」
隼鷹「飛鷹は心配し過ぎだって~」
飛鷹「だって龍驤さんは私達とは違うのよ?何が原因で怪我をするかわからないじゃない」
龍驤「その気持ちは嬉しいけど、もう滅多なことやないと怪我はせんから大丈夫やで?」
飛鷹「それならいいんですけど…」
下2 食事中の話題や起こったことを
340 : 以下、名... - 2018/01/18 19:25:18.33 fVteT7mMO 223/594護衛の駆逐艦に誰を連れていきたいか
隼鷹「……そういえばさ、今日早朝出撃したの龍驤達?」
龍驤「そうやで~いつものやつな」
飛鷹「なら明日は私達ね。隼鷹、今日は早く寝なさいよ?」
隼鷹「わーかってるって!それよりさ、今日の護衛誰だったの?」
龍驤「護衛?えーっと、神通と黒潮と天龍やね」
隼鷹「なるほどねぇ……」
飛鷹「どうしたのよ隼鷹?」
隼鷹「二人はさ、護衛艦に誰を連れていきたい?」
龍驤「護衛に…?」
飛鷹「な、なによそれ!」
隼鷹「いや~お気に入りの子ってやっぱりいるじゃん?それを聞いてみようと思ってさー」
龍驤「でも基本的に司令官が編成とか考えるやん?」
隼鷹「だから、あくまで誰を連れていきたいかって話だよ!」
龍驤「うーん…そうやなぁ…」
隼鷹「ちなみに駆逐艦限定な!」
飛鷹「なら隼鷹、あなたから言いなさい!言い出しっぺなんだから!」
隼鷹「えっ!?うーん、そうだなぁ…」
下2 隼鷹の選んだ子を。理由もあればどうぞ
344 : 以下、名... - 2018/01/18 20:12:13.50 +S6Ruw8v0 226/594不知火
何気にノリがいい
隼鷹「…不知火かな。何気にノリいいんだよ~」
龍驤「ほんまに?不知火って無口なイメージしかないわ」
隼鷹「最初はそう思ってたんだけどさ、話してみて色々わかったんだよ~」
龍驤「ほな、ノリがええってどういうこと?不知火とどんな話してるんよ?」
飛鷹「まさかヘンな話してるんじゃないでしょうね!?」
隼鷹「あーまぁ……うん…」
龍驤「そのリアクションから察するに…」
飛鷹「隼鷹!相手は駆逐艦よ!?」
隼鷹「そ、そこまで変な話はしてないって!」
飛鷹「じゃあどんな話してるか言ってみなさい!」
隼鷹「……次は龍驤のが聞きたいな」
飛鷹「隼鷹っ!!」
龍驤「まぁまぁ、人前で言いたくない話くらい誰にでもあるやん。そうやね、ウチは…」
下2 龍驤が選んだ人物を。あれば理由も
348 : 以下、名... - 2018/01/18 20:57:32.71 Vu7q70A80 229/594霞
口は悪いけど、あれでとても面倒見がいい。巷で霞ママと言われる理由が分かる
龍驤「ウチは霞かなぁ」
隼鷹「なんでまた霞?本人居ないとこで言うのも悪いけど、口悪くない?」
龍驤「いや、霞はああ見えて面倒見がええねん。巷で霞ママと言われる理由が分かるわ」
飛鷹「駆逐艦なのにママ…変な表現よね」
龍驤「でもウチはわかるで!戦力的に厳しくないとこやったら、是非霞は連れて行きたいわ~」
隼鷹「なるほど…龍驤は実はMと…」
飛鷹「なんでそうなるのよ!」
隼鷹「いやだって霞を選ぶってことは、それしかないって!」
飛鷹「なに決めつけてるのよ、失礼じゃない!」
龍驤「いや~あのなぁ、飛鷹…味方してくれてるとこ…悪いんやけど…」もじもじ
飛鷹「えっ…」
隼鷹「……当たってた?」
龍驤「…うん」
隼鷹「……マジか…」
龍驤「…そ、それより次は飛鷹やで!」
飛鷹「わ、私も言うの!?」
隼鷹「一人だけ言わないってもの無しだろ~?ほら、早く教えてくれって~」
下2 飛鷹の選んだ人物を、理由もあれば
352 : 以下、名... - 2018/01/18 21:30:57.12 CwyxPG8Ro 232/594清霜
礼号組(の年長者)とかいう悪い見本から守らなきゃ(使命感)
飛鷹「…清霜ね」
龍驤「清霜…?何か接点でもあるん?」
飛鷹「礼号組の年長者とかいう悪い見本から、私が守らなきゃいけないのよ」
隼鷹「あ~礼号組か…」
龍驤「大淀がボケに回るとあんなカオスなことになるなんてなぁ…」
飛鷹「清霜にはああなって欲しくはないのよ!」
龍驤「でも理由はそれとして、なんで清霜なん?朝霜もおるやろ?」
隼鷹「そーいえばそうだね」
飛鷹「……なんでもいいじゃない」
隼鷹「おっと~?これは気になる発言だ」
龍驤「飛鷹がこういうので責められるのって珍しい光景やね」
飛鷹「う、うるさいっ!なら隼鷹、あなたと不知火と会話を教えなさい!」
隼鷹「そ、それはそれで~」
龍驤「なんかややこしいことになってきたな…」
下2 ここに表れた人物を。霞、不知火、清霜か、それ以外を
356 : 以下、名... - 2018/01/18 22:06:51.27 N1ibpWiqo 235/594皐月
皐月「どうしたの?なんだか盛り上がってたみたいだけど?」
龍驤「いやな、ウチらが護衛艦にするなら誰やろ~って話をしてたんや」
皐月「護衛艦かぁ」
龍驤「人の好みとか相性もあるやろ?それで色々とな」
皐月「ふーん…龍驤さんは誰がいいの?」
龍驤「ウチは霞。面倒見もええし…まぁ単純に好みやね」
龍驤「それから飛鷹は清霜で、隼鷹は不知火やって」
皐月「へ~」
龍驤「ウチら空母にとって護衛艦の存在は無くてはならんもんや。できれば全員と仲良くしたいのが本音やね」
皐月「それは無理でしょ~?」
龍驤「わかってるって、あくまで理想や」
皐月「空母の人って、普段そんな会話してるんだ~」
龍驤「いや言い出したのは隼鷹やねん。それより、皐月やったら誰の護衛をしたい?ここにおる三人以外でもええから教えてや~」
皐月「下2」
下2 皐月の選んだ人物を
360 : 以下、名... - 2018/01/18 23:02:37.27 kC98cSjy0 238/594雲龍
皐月「僕なら雲龍さんかな」
龍驤「……ほぉ」
皐月「あんな武器持ちながら戦うのってカッコいいよね!」
龍驤「長モノやったら他の奴も持っとるで?」
皐月「ん~じゃあ、背も高くて、大人のお姉さんって感じが好きだな~」
龍驤「お姉さんって言うんやったら飛鷹もと違うか?」
皐月「それは…まぁ……」
龍驤「皐月、正直に言い。あのデカ乳かええんやろ?」
皐月「……最初はね、僕の不注意で雲龍さんにぶつかった時なの。僕は確かに雲龍さんと衝突したはずなのに、怪我がなかったんだ」
皐月「その原因が、雲龍さんのオッパイだと気付くのは時間がかからなかったよ。全てを優しく包むような…あれは凄いね」
皐月「今では寝ても覚めても、あのオッパイのことしか頭にないんだ。あぁ…あの胸に飛び込んでみたいな…」
皐月「きっと…HEAVEN(天国)が見えるんだろうな…」
皐月「はぁ…………あれ龍驤さん、どうかしたの?」
下2 話を聞いた龍驤の行動や台詞他
364 : 以下、名... - 2018/01/18 23:53:52.65 ScogyYdAO 241/594「ウチのHEAVENも見せたるわ!!」ガシッ
龍驤「そんなにあのデカ乳がええんか……?」わなわな
皐月「あっ、あの……龍驤さん…」
龍驤「雲龍だけやない…ウチのHEAVENも見せたるわ!!」ガシっ!
皐月「うわっ!」
龍驤「おらどうや!ウチのも天国へイッてしまいそうやろ!」ゴシゴシ
皐月「」
龍驤「遠慮さんでええ!もっと味わい!」ゴシゴシゴシゴシ
皐月「」
龍驤「皐月、なんとか言うたらどうや!皐月……」
隼鷹「龍驤、それくらいにしときな」
龍驤「なんや今からがええとこやのに!」
飛鷹「…ダメね、もう気絶しているわ」
皐月「」キゼツ
飛鷹「まな板に頭を擦り付けられてるようなものだもの。無理もないわ」
隼鷹「皐月、変なトラウマでも持たないといいけどな…」
飛鷹「皐月ちゃん、ごめんね。もっと早く気付けてたら…」
隼鷹「…龍驤、皐月に何か言うことはないか?」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞、行動他
370 : 以下、名... - 2018/01/19 00:30:29.01 qzAUlHF6O 244/594貧乳はステータスや!希少価値や!
龍驤「貧乳はステータスや!希少価値なんや!」
隼鷹「だからってよお~…」
龍驤「皐月には前の恨みもあったからこれでええねん!ざまあみろや!」
飛鷹「皐月ちゃんと何かあったの?」
龍驤「こいつに…皐月に指入れられたんや!」
飛鷹「龍驤さん貴女何してるの!?」
隼鷹「あーそれってあれだろ?葛城と皐月に犯されかけたやつだ」
飛鷹「葛城と皐月ちゃんってそっちだったの!?知らなかったわ…」
隼鷹「いや、あの時だけおかしかったんだろ?北上に聞いたよー」
龍驤「葛城はなんか混乱しとって、皐月もそれに巻き込まれた感じやったな。それでも、ウチのナカに指入れたのだけは許せれへん!!」
飛鷹「ま、まぁ…目的が達成できたらよかったじゃない…」
隼鷹「でもよーそんなに怒ることか?イマイチぴんとこないんだけどな~」
龍驤「アホ!ウチは司令官のモノなんや!誰にも触らせへんのや!」
隼鷹「ふーん…ま、これで勘弁してやりな?」
龍驤「ふんっ!」
ーー
ーー
提督「龍驤、体調はどうだ?」
龍驤「司令官……大丈夫やでぇ……」
提督「…北上、龍驤はどんな様子だ?」
北上「ん~インフルではないけど、かなり熱があるね。流行りの風邪かどうかはまだわかんないかな」
提督「これから数日間出張だというのに、龍驤がこの状態か…やはり上層部に掛け合って出張を伸ばしてもらうしかないか…」
北上「でもさ、これでも一回延ばしてもらってるんでしょ?流石に二回目はマズイんじゃない?」
提督「しかし、龍驤が心配だ…」
龍驤「ウチなら……大丈夫やから…な……?」
提督「……」
龍驤「インフルと違う……言うてるし……安心して……?」
提督「……北上、龍驤に何かあればすぐ連絡してくれよ?」
北上「任せといて~」
提督「……龍驤、なるべく早く帰ってくるからな?」
龍驤「頑張って……なぁ……」
提督「龍驤……」
北上「提督、そろそろ出ないと」
提督「……北上、俺の龍驤を…頼む」
北上「はいはい、だから任せといってって!」
北上「……行っちゃったかぁ。本当は龍驤さんの側に居て欲しかったけど、これは仕方ないよね~」
龍驤「きた…かみ……はぁ…はぁ……」
北上「どったの?苦しい?」
龍驤「ん…ちょっと……」
北上「わかった、点滴するからちょっと待ってて~」
龍驤「ん…ありがと……」
北上「治るまで何もなかったらいいんだけど…鬱ったらちょっとマズイかも…」
北上「提督~早く帰ってきてねー…」
下2 龍驤が闘病中に起こったことを
382 : 以下、名... - 2018/01/19 19:09:54.35 NY3smV170 250/594敵の空母機動部隊が鎮守府に向けて接近との報告
ーー
多摩「北上!大変にゃっ!」
北上「どうしたのさ多摩姉。龍驤さんもいるんだから静かに…」
多摩「それどころじゃないにゃ!今緊急通信が入って、敵空母機動隊がこっちに向かってるらしいにゃあ!」
北上「それってヤバくない…?」
多摩「だから慌てて北上の所に来たんだにゃ!」
北上「わ、わかった!あたしは何をすればいい?艤装の緊急調整?それとも出撃?」
多摩「今は一人でも戦力が欲しいにゃ、北上も出るにゃ!」
北上「わかった、準備する!」
龍驤「待って北上…ウチも出るから…」
北上「ふざけてるの!?そんな体調で出せるわけないって!」
龍驤「でも…敵は機動部隊なんやろ…?それやったら…ウチも…」
北上「ダメ!龍驤さんは絶対安静だかんね!!」
龍驤「ならええよ…ウチ勝手に…出るから…」モゾモゾ
北上「多摩姉、提督とは連絡つかないの!?」
多摩「ケイタイが繋がらないから多分飛行機の中にゃ!」
龍驤「尚更…好都合や……」
北上「…あぁもう!どうすればいいんだよぉ~!」
下2 多摩か龍驤か北上の台詞、行動他
387 : 以下、名... - 2018/01/19 21:53:59.29 wly27fqLO 253/594多摩が縛りあげる
多摩「龍驤、大人しく病人は寝てるにゃ」
龍驤「なんでウチが…あんたの言うこと聞かなあかんねん…」
多摩「はぁ…こうなったら、実力行使にゃ」シュルッ
龍驤「なんや…その紐は…」
多摩「こうするんだ……にゃっ!」
龍驤「や、やめぇ…!やめろぉ……!」ジタバタ
多摩「くっ…北上も手伝うにゃ!」
北上「…おっけー」
龍驤「やめて…ウチに戦わせてぇやぁ…」
龍驤「ウチは…司令官の為に……」
龍驤「あの人の為に……戦うんやぁ……」
龍驤「う……うぇっ……」
多摩「北上、何か様子がおかしいにゃ!」
北上「あれだけ高熱あるのに暴れるんだもん。意識が朦朧くらいするよ」
多摩「龍驤さんは大丈夫なんにゃね!?」
北上「大丈夫、あたしが保証する」
多摩「…わかったにゃ」
龍驤「司令官……みんなぁ……」
多摩「…行くにゃ北上」
北上「おっけー!空母だって北上様の魚雷でギッタギタだかんね!」
多摩「多摩もやってやるにゃ!」バタン
龍驤「ぁ……え……うぁ……」
龍驤「……司令官…」
龍驤「……」
下2 この後の展開やおこったことを
394 : 以下、名... - 2018/01/19 22:21:49.36 Xd/UYH2w0 257/594司令官が行方不明になったとの知らせがあった
ーー
ーー
龍驤「ふぅ…」
北上「龍驤さん、調子はどう?」
龍驤「なんとか熱も下がったし、やっと動けるようになってよかったわ~」
北上「ほんと、勝手に出撃しようとした時は焦ったよね~」
龍驤「あはは…ごめんな?司令官の為やと思うと、体が勝手に動いてなぁ…」
北上「…………そう…」
龍驤「司令官は今日帰ってくるんやんな?早く会いたいわ~」
北上「……」
龍驤「結局ウチは何の病気やったんやろ…北上、調べはついたん?」
北上「……」
龍驤「その様子やとあかんみたいやね。でも治ったんやからよかったわ~」
北上「……あのさ龍驤さん、聞いて欲しいことがあるんだよね」
龍驤「どうしたん?」
北上「……この話をするのは何回目かな…」
龍驤「……?」
北上「あのね、敵機動部隊が攻めて来た日から提督は行方不明なんだ」
龍驤「……」
北上「提督はさ、本当は飛行機で行く筈だったんだけど、フェリーを経由して違う空港から行くことにしたんだって」
北上「その方が早く目的地に着くから、一日早く帰れるようになってたんだって」
北上「でもね、提督は……」
北上「提督の乗ったフェリーがさ、あの敵機動部隊に襲われて…」
北上「生存は………」
北上「連絡を受けた時は…もう…フェリーは…」
北上「ごめん……守れなくてごめんね…」
龍驤「下2」
下2 龍驤の台詞や行動他
401 : 以下、名... - 2018/01/19 23:03:43.05 jq6BYMMZO 261/594諦めるの早すぎやろ
死体見てへんし
龍驤「北上、諦めるの早すぎるで。それにウチはあの人の死体を見てない」
龍驤「例えここの皆が諦めたとしても…ウチは探し続ける」
北上「……」
龍驤「もうウチは海に出れるんやんな?ほんなら早速探し始めるわ」
北上「……龍驤さん」
龍驤「止めんといて、ウチにとって司令官は全てやねん。あの人がおらん日々なんて考えられへんのやから」
北上「………あのさ…これ、見て欲しいんだけど…」
龍驤「ん、何……!!」
北上「これ…提督と龍驤さんの…ケッコン指輪…」
北上「提督ってさ、どんな時もこれ外さなかったよね?」
北上「龍驤さんの左腕が潰れても…ずっと着けてたもんね」
北上「これがさ……見つかったんだよ…」
北上「提督は……」
北上「…………」
北上「…死んじゃったんだよ」
北上「もう……帰っては…こない…」
北上「……龍驤さん」
龍驤「……」
龍驤「……嘘や」
龍驤「嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や」
龍驤「嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や嘘や」
龍驤「嘘や」
龍驤「……嘘やぁっ!!」
北上「……」
龍驤「そんな話信じるかあ!!その指輪やってよーできた偽物…!!」パシッ
龍驤「あっ……あぁぁぁ!!」
北上「その指輪に刻まれた名前…龍驤さんが自分で掘ったんだよね?」
北上「あたしも覚えてるよ、嬉しそうな顔しながらやってたもんね」
北上「それは間違いなく…提督のだよ」
龍驤「……」
北上「この話はね、もう何度も龍驤さんにしてるの。でもその度に龍驤さんは…」
龍驤「がっ……!!ぎぁぁぁぁぁぁ!!」
北上「…こうなっちゃうんだよね」
龍驤「はひっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ!!」
龍驤「ぎっ…!!いぃぃぃぃぃぃいぃぃぃ!!」
北上「…マズイ、幻肢痛も出てる!」
龍驤「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁっ」
龍驤「ぃぎっ!はぁ……ぐぇ……ぎ……ぃぐ…」ジタバタ
北上「…ごめん龍驤さん、ベッドに縛らせてね」
龍驤「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
龍驤「うわぁぁぁぁぁぁぁ!はぁ…っ……あ……ががかが…」ガクガク
龍驤「ぐ……ぶぁ…」ブクブクブクブク
龍驤「…………」
北上「泡まで吹いちゃった……」
北上「龍驤さん……」
北上「あたしにはもう…どうにもできないよ…」
408 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/01/19 23:43:28.26 cH0VxMXa0 267/594場合によってはこの安価で終わってしまうかもしれませんので、ワンクッション置かせてもらいます
下2 この後の展開を
410 : 以下、名... - 2018/01/19 23:45:29.91 1dEMKf+ZO 268/594左腕と左脚を失くした提督が発見される
ーー
ーー
葛城「龍驤さん、調子はいかがですか?」
龍驤「あぉうえ…ぅあ…」
龍驤「えぉ…うあえ……」
葛城「…今日はちゃんとお喋りできるみたいですね。待ってて下さい、これ外しますから」ガチャ
龍驤「ん……」
葛城「どうですか龍驤さん?」
龍驤「うん………気分は最悪やね…」
葛城「ごめんなさい。でも龍驤さんを守るにはこれしかなかったんです」
龍驤「ううん…自分でもわかってるから、恨んではないで」
葛城「ベッドに縛りつけて、口を塞いで固定なんて…人にしていいことじゃありません…」
龍驤「ええよ…ウチ半分人と違うし…」
葛城「……」
龍驤「それにこうでもされな、あのひとの後追ってしまってたから。うん、感謝してるよ」
葛城「ごめんなさい…」
龍驤「謝らんでええって、こんなウチを気にしてくれるだけ感謝やわ」
葛城「それで龍驤さん、提督さんの件なんですけど…」
龍驤「うん……」
龍驤「…うん、司令官見つかったんやろ?こんなに嬉しいことはないわ」
龍驤「あの人は…ウチと同じように左腕と左脚が無い状態で見つかったんや」
葛城「覚えていてくれて…嬉しいです」
龍驤「まさかウチと同じ状況になってしまうなんてなぁ…」
龍驤「…で、司令官の様子どうなん?」
葛城「……すいません、今の状態の龍驤さんには教えられません」
龍驤「……そうか」
龍驤「なら早く…この病気治さなあんね…」
葛城「……」
龍驤「病名…なんて言うんやったっけ?」
龍驤「確か…長ったらしい名前なんよなぁ…」
葛城「龍驤さん……」
葛城「その話するの……五回目です…」
龍驤「……そうなんか…」
龍驤「ウチ…思ってるより…悪いんやね…」
葛城「……はい」
葛城「でも、今日はまだマシな方なんです。この前は突然暴れ出して…大変でした」
龍驤「……」
龍驤「…………」
葛城「…龍驤さん?」
龍驤「葛城久しぶりやなぁ、元気にしとったか?」
葛城「あっ…………」
龍驤「どないしたん?急に黙ってしもて?」
葛城「やっぱり…もう……龍驤さんは…」
龍驤「…あれ、そういえばなんでウチはここにおるんや?自分の部屋で寝てた筈やのに」
葛城「…………」
龍驤「おかしいなぁ…葛城、何か知ってるんやったら教えてぇな」
葛城「……ぐすっ…龍驤さん…」
龍驤「あ……うぇ?……んぁ……」
龍驤「へ……えは…ひ……きひひ……」
龍驤「………………」
下2 この後の展開等
421 : 以下、名... - 2018/01/20 00:21:37.55 ZNw85sMd0 274/594提督、帰還
提督「龍驤…」ズルッ
提督「会いたかったぞ龍驤……」
提督「俺もお前と同じになってしまったが…それでも愛してくれるよな?」
提督「俺はそんな姿のお前を愛したんだ…」
提督「なぁ……龍驤…?」ズルッズルッ
龍驤「ふへへへへ…」
龍驤「なーんや…わかってもうたわ……」
龍驤「これ全部…夢やったんやな…」
提督「何を言うんだ龍驤…俺はここに…」
龍驤「あのな…司令官はウチのこと、お前なんて言うたことないんやで?」
龍驤「いつも…いつだって名前呼んでくれたんや」
提督「龍驤、何を言っているんだ…?」
龍驤「アホ、今更言うても遅いわ…」
龍驤「悪夢から覚めるには、頬っぺたを抓るだけやったらあかんやろうね…」
提督「龍驤…」
葛城「龍驤さん…もういいんです…」
龍驤「…これしかないか」スッ
葛城「龍驤さん……?」
龍驤「こんなとこに都合よくナイフがあるってことは…そういうことやんな…」ギラッ
提督「やめるんだ…龍驤……」
龍驤「……お願いやから、こんな夢…」
龍驤「とっとと…終わってしまえ…!」
龍驤「…………!!」
グチャ
ーー
龍驤「……」
龍驤「…………」
龍驤「……やっぱり…夢やったか…」
龍驤「でも…どこから夢やったんやろ…」
龍驤「北上……」
龍驤「葛城……」
龍驤「…誰もおらんのか。ほな緊急連絡は夢やなかったんや…」
龍驤「まさか……司令官…」
北上「いや~参ったね~このあたしが中破するなんて」
多摩「でもなんとか敵は全員やっつけられたにゃ」
龍驤「二人共帰ってきたんか!」
北上「龍驤さん、大人しくしてた?その様子だと熱は下がってるみたいだけど…」
龍驤「ウチのことはええ!司令官は無事なんか!?」
多摩「……龍驤は何を言ってるんだにゃ?」
龍驤「敵さんは司令官の乗っとったフェリーを襲ったんやろ!?あの人は無事なんか!?」
北上「えっ…!なんで知ってんの!?」
龍驤「そんなことはどうでもええねん!司令官は…!」
提督「ふぅ…酷い目にあったな」
龍驤「あぁっ…!司令官……!」
提督「これでまた出張は先延ばしか…まぁ今回のは仕方ないが」
龍驤「司令官やんな…!本物の司令官なんやぁ…!!」
提督「…どうしたんだ龍驤?」
北上「あーー…もしかして高熱にうなされて、変な夢見たとかじゃない?」
提督「…いつものか。よし龍驤…」
龍驤「あっ……司令官…」
提督「…これで安心するか?」ギュッ
龍驤「……ふぐっ…」
龍驤「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
龍驤「ウチ…ウチな、酷い夢見たんや…」
龍驤「司令官…もうウチの側から離れんといてぇ……」
龍驤「う……うぅぅぅぅ…」
提督「龍驤…」ナデナデ
龍驤「もっと…もっとウチを安心させてやぁ…」
龍驤「指輪…指輪見せてぇ…」
提督「…これか?」キラッ
龍驤「あぁ……!司令官…大好きやでぇ…」
北上「いや~今回のも相当ヤバい夢見たいだったね~」
多摩「だからさっさと龍驤は提督と結婚すればいいんだにゃ」
北上「この光景見てるとさ、あたしもそう思えてくるよね~」
多摩「にゃ……」
ーー
430 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/01/20 01:39:28.81 QYtwEaiu0 282/594途中から夢の内容ということでなんでもありになってしまった感がありました
引き続きネタやコメントお待ちしてます