3 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 15:25:07.79 8hJA+wjc0 1/12

提督「よし、今日も遊…仕事するか…」

提督「まぁ書類の手伝いといえば響なんだよな」

提督「というわけで響を呼ばないことには始まらない」カチャ

提督<響、書類を片す。すぐこっちにこいよ>

提督「さて、オッケーかな。あとは待つだけ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督<響、書類を片す。すぐこっちにこいよ>

※まだみんな寝起きでベッドイン状態です

「ん… 朝か…」

「何~…?もうこれが朝のアラームになってるわねぇ・・」

「みんなおはようなのです」

「ふわぁ~…あ、今日は遠征だったわね」


「さて、と着替えなきゃ…って…響?」

「雷ちゃんどうしたのです?」ヒョコッ

「何よ、面白い寝癖でも付いてたの?」


「ひ、響ちゃ、え?誰なのです??」

「え!?あなた、誰!?」

「なんだいみんなして、朝からからかうなんて酷いじゃない…痛っ」

「頭をぶつけた…でも、そこまで私は大きくなかった…」

「ひ、響よね!?響、あなた大きくなってるわ!」

「え?」

「…」

「ほ、本当だ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「ったく、響遅いな…いつまで起きないんだ」

提督<おーい響、遅いぞ!これじゃ仕事が始まらんだろ!!>

提督「ったく…」

元スレ
【艦これ】提督「響の身体が大きくなった」【響】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403072164/

4 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 15:31:52.06 8hJA+wjc0 2/12

「さらっと自分がダメなのを宣言してるのです」

「そんな、でも、なんで?」

「にしても服がピチピチじゃない、妙高お姉さんくらいあるんじゃない?」

「む、胸まで大きくなってるわ…」

「これじゃ説明するのが大変なのです」

「でも、行くしか無い。服はどうしようか…」

「私が似たような服を借りてくるわ!待っててね響!」

「じゃ、じゃあ私は司令官さんに説明してくるのです」

「じゃ、じゃあ私は…んと」

「…」

「な、何よ!」

「なんでもない」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「というわけなのです」

提督「はぁ?何いってるんだよ電、からかうなよ」

「ほ、本当なのです!時間を守る響ちゃんが仕事に来ないのがいい証拠なのです!」

提督「それもそうだが…」

「いまは雷お姉ちゃんが服を借りにいってるのです、仕事はどうなさいますか?」

提督「代わりに金剛置いといたから大丈夫。まあ落ち着き次第くるようにしといてくれ」

金剛「提督ゥ、私は物じゃないデース」

提督「ワカチコ」

「わかったのです、いってくるのです」

5 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 15:39:12.91 8hJA+wjc0 3/12

「とりあえず、服は借りれたわ。羽黒さんのよ」

「羽黒さんは改二になったからね、お礼を言っておかないと…」



「ん、わりとピッタリだ」

「似合ってるわ!」

「お姉さんの私よりお姉さんっぽいってどういうことよ!」

「原因はわからないけど、これで一日過ごすしかないかな…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「し、司令官、入るよ…」

提督「ん、響かってうわあ!!?」

「そ、そこまで驚くことじゃないじゃないか」

金剛「ワオ、響大人になったネー…」

提督「しかしなんだ、なんでこんなことに、と言うより似合ってる」

「思い当たることはあまりないんだけどね」

「仕事に支障はない、金剛さん、手伝うよ」

金剛「助かるネー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「…」カリカリカリ

提督「あ、響この書類…」

「了解、司令官、あとこれも」

提督「え、あっ、はい」

金剛「提督敬語になってるネー、なんだか面白いですネー」

提督「なんか緊張するんだよなぁ…」

6 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 15:50:41.84 8hJA+wjc0 4/12

提督「さて、一仕事終わったから飯にでも行くか」

「そうだね、なんだかいつもよりお腹が空くような感じがするよ」

金剛「身体が大きくなったからじゃないですカネー?」


ザワザワ…

鈴谷「え、あの提督のスラっとした人だれ‥?」

熊野「あれ、響ちゃんじゃないですの?」

北上「なんか、なんというか、美人だね…」


羽黒「あ、響ちゃん、私の服きつくなかったですか?」

「羽黒さん、ありがとう、ピッタリ着れてるよ」

羽黒「ならよかった、結構似合ってますよ!」

「そ、そうかな」

提督「顔も大人っぽくなったから割りと違和感ないしな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「」モグモグ

「」モグモグモグモグ

提督「響、いつもより食うスピードと量が増えてないか?」

「いつもの量じゃお腹が空くんだ。たぶん身体のせいだね」

金剛「でもなんでこんなことになったんデスかねー?」

提督「どうせ夕張とか妖精とかそういうやつら辺りじゃないのか」

「…かもしれない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「さて、戻るか…金剛、仕事を翔鶴と変わってくれ」

金剛「了解ネー 書類の量が増えるとやっぱり忙しいですネー Hey、翔鶴ー!」

翔鶴「あっ、はい!今行きます!」

「じゃあ行こうか」

提督「そうだな、ってうおっ」ドンッ

島風「あ、提督!すいません!天津風がかけっこしたいっていうから!」

天津風「言ってないわよ!」

提督「おふっ」ボフン

「司令官、なんで顔を胸に埋めて…」

提督「でかい…」

「司令官、そういうのはここでは…」

提督「そうだな、翔鶴ー早くしろー」

翔鶴「はい、すいません ちょっと話し込んでしまって」

翔鶴「にしても、響ちゃん大人っぽくなりましたね」

「必然的にこうなってしまったんだけどね」


7 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 15:58:24.93 8hJA+wjc0 5/12

「っ…なんだか足が痛いよ」

翔鶴「いきなり身体が大きくなったからとか…」

提督「成長痛みたいなもんだろ、まああんまり動かないほうが良いと思うが」


提督「にしてもほんとでかい。翔鶴の肩くらいまであるんじゃないか」

「そう…だね 司令官に追い付きそうだ」

提督「身長には自信があったんだけど翔鶴には勝てなかったからな」

翔鶴「あんまり身長が大きくても、結構不便するんですよ?」

提督「そういうもんかな、スラッとしててスレンダーに見えるけど」

翔鶴「そ、そうですかね…あんまりからかうのはよしてください」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…」スラスラ…

翔鶴「響ちゃん、この紙に…」

「わかった。」


提督(こうして二人並べると眩しいな…髪の色彩からしても)

18 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 19:44:06.62 8hJA+wjc0 6/12

提督「さて、まずその響の身体だが…」

「調べたいかい?」

提督「まさぐりたいが今は原因を突き止めるのが先だ」

翔鶴「本音が出てますよ提督…」

提督「率直に聞く。思い当たることはなんだ」

「うん…」



「あっ、あるね、思い出したよ」

提督「言ってみろ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「響ちゃん、一緒に食堂に行くのです!」

「そうだね、暁と雷は?」

「実は演習に行ってるのです 私達は仕事とかでいるんですけど…」

「そっか」




「食堂についたね…」

「めずらしく妖精がたくさんいるね」

「なんでも、妖精さんたちがいつもの感謝を込めて、料理を振る舞ってるらしいのです」

「ほう、どんなものを?」

「カレーなのです」

「安定だね」


「どうせだから頼んでみようかな…」

「電はこの後遠征なので、沢山食べるとつらいので、小さいものを…」



「おいしいね、少し不思議な味がするけど」モグモグ

「電も明日頼んでみるのです」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^

提督「どう考えてもその不思議な味です本当にあり(ry

翔鶴「でも、食堂で振舞っていたなら、他に誰かも大きくなってしまったのでは?」

提督「そうだな…誰か居るかな」

「あのカレーを食べた時は結構辛かったから、たぶん駆逐艦は食べてないと思う」

提督「駆逐艦だけに効果があるとか?」

「都合が良すぎるよ」

22 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 20:05:27.34 8hJA+wjc0 7/12

提督「まあいい、放送スピーカーで聞くか」カチャ

提督<昨日食堂に行って妖精のカレー食って身体に異変が出た奴は執務室までこい>

「居たとしたらどうするんだい?」

提督「一緒に原因突き止めたほうが楽だろ」

翔鶴「そうですねぇ」

提督「…!」

提督「もしかしたら翔鶴もそのカレー食べたのでは…!」

翔鶴「えっ、いや食べてないですよ?」

提督「食べたとしたら食べる前に戻せばロリの翔鶴が見れる!!!??!?!」

翔鶴「あの、提督?」

提督「というわけだ、一緒に来い」

翔鶴「え、ええ 何か勘違いなさってるようですけど…」




提督「やっぱり誰も来ないな」

「私だけか…これからどうするんだい?」

提督「妖精の開発部門のとこいくしかないな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

妖精「あー!効果出ちゃったんですか!」

提督「お前らの仕業か…」

妖精「すいません、急激に成長させる薬を誰かに試してみたくなってつい…」

妖精「でも、いろんな人に頼んでも効果が現れなかったんです!」

翔鶴「じゃあ、ものすごい低い確率で響ちゃんがあたってしまったという訳ですね」

妖精「そうなります!」

提督「解毒薬みたいなのはあるんだろ?それを寄越してくれないか」

妖精「いや、実は作ってないんですよ」

提督「はっ?じゃあずっとこのままだってのか」

妖精「いえ、そこは心配に及びません 時間が建てば治るようにしてあります 時間は大体一日くらいです!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「じゃあ響は一日コレってわけか」

「そうなるね」

翔鶴「仕事と生活に支障が出ないなら大丈夫だと思いますけど…」

「いまのところ不便はないよ」

提督「なら、ちょっと遊ぶか…」

「?」

23 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 20:43:21.31 8hJA+wjc0 8/12

提督「これでOKだな、完璧なツインテだ、よくやった翔鶴」

翔鶴「可愛くできたでしょうか」

「これでどうするんだい?」ツインテール響

提督「これで鎮守府を歩きまわってみてくれ」

「これでかい…?」

提督「あ、この司令官用の服貸すからこれでいってくれ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

響 スタスタ

え、あれ誰?
すごい美人だけど…
あらあら 
青葉、見ちゃいました

(誰も分かってないんだな…)

青葉「あの、お話伺ってもいいですか!」

「え?あ、いいよ」

青葉「あなたはやっぱり新しく入ってきた艦娘ですか?それとも提督のお付の人ですか?」

「し、司令官の手伝いをしてるだけさ…」

青葉「なるほど、にしてもすっごい美人ですね!どことなく響という子にも似てます!」

「よく言われるよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「おかえりwwww結構人気だったみたいだなwww」

「何かコレには意味があるのかい?」

提督「ない」

「…」

提督「おっぱい揉ませて」

「何を言ってるんだい」

提督「でかいし」

「な、なんでこんな身体になってまでそういうことを…」

24 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 21:00:29.03 8hJA+wjc0 9/12

提督「おねがい!!一回だけ!!」

「司令官ってそんな人だったんだね…」

提督「今更どうこういう仲じゃないだろ?な?」

ガチャ
那珂「いま那珂ちゃんのこと呼んでくれたのはだれかな~?きゃはっ☆」

提督「帰れ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「一回だけ」

「わ、わかったよ、このままだと一日中せがまれだそうだし…」

提督「やったぜ」


提督「はい」モニュ

「ん…」

提督「え、つけてない?」

「も、持ってないんだよ」

提督「そ、そうかなんかすまんな」

26 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 21:51:10.19 8hJA+wjc0 10/12

提督「まあいい、そうだ響 今日は出撃してもらう予定だった」

「これでかい?」

提督「ああ、動き回れないわけじゃないだろ もしかしたら重巡の装備持てるんじゃないか」

「…やってみる」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


金剛「まさか響が出撃するとはネー」

榛名「とっても美人になってますよ」

「そ、そうかな」

翔鶴「さっきまで見てましたけど、やっぱり違う人みたいです」

飛龍「だねぇ、駆逐艦から一気に重巡クラスになるなんて、すごい薬作りましたね、妖精たちも」

鈴谷「本当に私と同じ装備持ってるね…」

「やるさ」キリッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドーンドーン
金剛「響ー!最前線海域で戦える気分はどうですカー!」

「悪くない」ドーン

ドゴーン

翔鶴「すごいですね…もうあれで5隻目ですよ」

鈴谷「戦艦並みには働いてるね」

榛名「むしろ私達より働いてる気がします」

飛龍「もういっそこのままでもいいんじゃないかな?」

「それは…まあ戻ったら考えようかな」

27 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 22:00:36.36 8hJA+wjc0 11/12

金剛「提督ー!響すごいネー!!合計で10隻落として東京急行海域を突破したネー!!」

提督「えぇ!?マジかよ!!」

飛龍「そりゃあもう、やるさって言った瞬間からもう目が変わって…」

翔鶴「蒼龍さんの言っていた響ちゃんのやるさは絶対って本当だったんですね」

鈴谷「私が一番働けてなかったかなぁって・・・あはは」

「司令官、この体のことだけど」

提督「なんだ」

「司令官は、私がこのままでいいと思う?それとも駆逐艦のままがいいと思う?」

提督「そうだな…」

飛龍「このままだったら、一生最前線で戦えますけど、どうします?」

提督「提督とか、そういう立場でみるとそのままだな」

提督「だけど俺個人としては駆逐艦のままがいいな」

「ふふ、そういうと思ったさ」

金剛「提督らしいネー 私にもこれくらい優しくして欲しいネー」

提督「最前線で使ってるんだから十分だろ」

榛名「幸せは幸せなときほど感じないって言いますよ、お姉さま」

金剛「そういうもんですかネー?」


提督「まあ、今日はもう夕方だ、あとは飯食って寝るなり遊ぶなり自由だ、お前らおつかれ」

金剛「失礼しましター」

榛名「では、おやすみなさい」

翔鶴「また用があれば呼んでください」

飛龍「じゃ、お疲れ様でした~」

鈴谷「はぁー疲れた…寝ようかな」

「じゃあ、司令官 私もこれで」

提督「おう」

29 : ◆Ew3/imucfM - 2014/06/18 22:15:56.35 8hJA+wjc0 12/12

翌朝

提督「はぁ…朝はどうも嫌いだわ…」カチ

提督<ひびきぃー身体戻ってんならすぐこいよー>

提督「来るまで寝よう…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「戻ってる」

「服がぶかぶかなのです」

「でも良かったの?出撃した時は活躍してたじゃない」

「いいんだ、司令官がこのままでいいって」

(私もレディになりたいわ…頼んでみようかしら)



ガチャ
「司令官、来たよ」

提督「」グオオオオ

「寝てるのか…」

「まあいいさ、起こすのも悪いし…」

「…」

「本当に、勝手な人だ」




(そのあと、大きくなった暁が鎮守府内で目撃されたという)

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