1 : 名無しさ... - 24/03/16 14:26:46 zIWs 1/42※公式情報は分からないので大体妄想です
※対策や情報は正確ではない可能性もありますのでご注意ください
元スレ
【ミリマスSS】765プロライブ劇場花粉事情
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1710566806/
ガチャ
美咲「おはようございまーす!」
P「おはようございます」
美咲「あれ? マスク外し忘れていますよ?」
P「あぁ、すみませんお恥ずかしながら花粉症なもので」
美咲「屋内でもしないと辛いんですか?」
P「人の出入りがあると多少症状が出たり、あと単純に肌が荒れてて見苦しいので……」
美咲「なるほど、それで空気清浄機が」
P「どうもお手数おかけします」
ガチャ
未来「おはようございまーす!」ズビー
P「うわぁ目が真っ赤!! 鼻がぐしゅぐしゅ!!」
静香「おはようございます。未来はまず鼻をかみなさい」
未来「そうだね。ちょっと失礼しまーす」
翼「花粉症って大変なんだねー。私全然平気だから分かんなーい」
P「ちゃんと薬はもらってると聞いているんだが……」
未来「戻りました!なんだか今日お鼻がズビズビなんです!」
P「ちゃんと薬飲んだか?」
未来「はいっ! ……あれ? えーっと、どうだっけ?」
静香「ちょっと未来のお母さんに聞いてみますね」スッスッ
翼「静香ちゃん未来のママとLINE交換してるの?」
静香「あっ、やっぱり飲み忘れてるみたいです」
P「やっぱりか……。市販薬で良ければあるから飲みなさい」
未来「でへへ、ごめんなさーい」
静香「もらったお薬はちゃんと飲まないとダメじゃない」
翼「毎日お薬飲まないといけないの? たいへーん」
P「翼も今なってないだけでそのうちなるかもしれないんだぞ」
未来「私も小学生の時は全然平気だったよ!」
静香「未来は気にしてなかっただけだと思う」
未来「そんなことないもん!」
P「じゃあはい。洗眼もしてきなさい。柔らかいティッシュ使って、擦るんじゃないぞ」
未来「子供じゃないんだから分かってますよー」
静香「さっき目を擦ろうとしたの止められたのは誰よ」
翼「静香ちゃんすっごく素早かったんですよー」
P「止めたのか凄いな」
静香「擦りそうな顔してたので」
未来「そんな顔してないよ」
静香「してた」
翼「はいはい、もう行くよー。じゃあプロデューサーさん、またね~」
P「行ってらっしゃい」
P「朝から賑やかだなぁ……ん?」
バタバタバタバタ
ガチャ
琴葉「プロデューサー! 花粉症の薬はありますか?」
P「あるけど、どうしたそんなに慌てて」
琴葉「エレナに、エレナに今すぐ飲ませてください!」
エレナ「プロデューサー 、おっはよー♪」
P「え? エレナ?」
恵美「も~。琴葉は心配しすぎだってば~」
琴葉「エレナが花粉症かもしれないんです!」
エレナ「たぶん違うヨー」
P「恵美、何が起きたんだ?」
恵美「んっとねー。こっちに来てる最中に、エレナがなんだか鼻がムズムズする~って言ってて」
エレナ「気のせいだったみたい。もう平気」
琴葉「でも、もし花粉症だったら……」
P「分からないうちに薬を飲むのは良くないぞ。エレナはもしムズムズが続くようなら病院に行ってみような」
エレナ「びょーいん……」
恵美「花粉症で注射はしないから怖くないよエレナ」
琴葉「……すみません、お騒がせしました」
P「心配しすぎも良くないぞ。大抵のことはなんとかなるから」
エレナ「そうそう、ワタシもいつも通り元気だし♪」
恵美「にゃはは、そんじゃレッスン行こっか、……ンくしゅ!」
琴葉「……! 恵美、まさか……」
恵美「ん、ちょーっと薄着だったかなー? じゃ先行くねー」
琴葉「恵美、待って恵美! ちょっと!」
エレナ「コトハは毎年こんな感じなのかナ?」
P「大変だな……」
ガチャ
奈緒「はいどうも~。ぶぇっしょい!」
美奈子「はいティッシュ」
奈緒「ありがとなぁ。おはようございますプロデューサーさん」
P「おはよう。大丈夫か?」
奈緒「いやぁやっぱり東京はちょっと花粉が多過ぎるんとちゃいます? クスリもやってるんやけどなぁ」
P「関西の方が多いんじゃなかったっけ?」
美奈子「いったん目薬しよっか。ハイ」
奈緒「メイク落ちるやん」
美奈子「今日はレッスンだから薄めでしょ。タオルもあるから。私がさしてあげるね、ほら上向いて」
奈緒「あ~」
美奈子「奈緒ちゃんって目薬さすとき絶対「あ~」って言うんですよ」
奈緒「そそそそそんなことないですよ!そんなことないです!言ってませんし金輪際言いません!」
P「俺は何を見せられてるんだ」
奈緒「あぁもうやるならさっさとやりや!」
美奈子「は~い、いくよ~」
奈緒「あ~」
美奈子「……」
奈緒「あ~……美奈子ォ!」
美奈子「ふふっ、動いちゃダメだよ奈緒ちゃん♪」
P「俺は何を見せられてるんだ」
ガチャ
まつり「はいほーっ!まつり姫なのです!」
美也「プロデューサーさん、はいほ~」
P「おぉ、朝から元気だな……」
まつり「姫はいつもぱわほ~に元気なのです~!」
美也「なのです~♪」
P「にしても流石に早くないか? まだ出かけるまでしばらく時間あるぞ」
美也「はい~。なので、まつりちゃんと一緒にお茶を飲ませて頂こうと~」
まつり「パーティーの開催なのです♪」
美也「思っていましたが~」
まつり「美也ちゃん!?」
美也「お日様が出てきてポカポカしてきたので、お昼寝をしようと思います~」
P「自由だな……。まぁ良いけど」
まつり「美也ちゃんはねむり姫なのです」
美也「まつりちゃん、ソファに座ってください~」
まつり「ほ? 姫のお膝でお昼寝するのです?」
美也「その通りです~。それでは失礼しますね~」
まつり「今日はねむり姫の枕になってあげるのです」
美也「実は~、お薬を飲んでいると眠たくなってしまって~」
P「あぁ、確かにそうだよな」
美也「だからまつりちゃんも眠たくなったら寝ちゃっても良いですよ~」
まつり「ほ? まつりはどんな季節でも元気いっぱいなのです!」
美也「すやぁ……」
P「寝ちゃった。ヒザ辛くないか?」
まつり「大丈夫なのです。姫のお膝はましゅまろなのです。……ふぁ」
P「まつりの欠伸初めて見た」
まつり「!!」
まつり「ひ、姫は用事を思い出したのです! 美也ちゃんはナイト様にお任せなのです~!」バビューン
P「すげぇ、音も無く美也をソファに寝させた」
美也「む~ん。まつりさんが行ってしまいましたか~」
P「でもさすがに起きた」
美也「まつりさんがいないなら、お外でも歩いてきますかね~。それでは~」
P「行ってらっしゃい」
ガチャ
星梨花「おはようございます♪」
杏奈「……おはよう、ございます」
P「おはよう。……うん、マスクと花粉対策メガネで誰かと思った」
星梨花「はいっ♪ パパがそろそろ外に出る時は着けるようにって」
杏奈「……星梨花が、貸してくれた……」
星梨花「じゃあ杏奈ちゃん、お洋服にクリーナーをかけるね」
杏奈「……ん」
P「そこまでするのか、すごいな」
杏奈「……劇場に入る前にも、星梨花にパンパンって、されました」
星梨花「杏奈ちゃん、腕あげて?」
杏奈「うん」
P「そういえばあの空気清浄機だけど」
星梨花「はい、劇場は広いから業務用が必要だろうってパパが」
P「すみませんありがとうございますって伝えておいて」
星梨花「レッスンルームと更衣室にも置きたいらしくて、もう2台来るらしいです」
P「追加で2台!?」
杏奈「……加湿効果もあるのがいい」
星梨花「うん、伝えておくね♪」
P「甘やかすな甘やかすな」
ガチャ
茜「ハロハロ~! 茜ちゃんだよ~!」
紬「おはようございます」
P「おー、おはよう」
茜「ねぇねぇプロちゃん。茜ちゃんを見て何かに、……っぷしゅーん! 何かに気づかない? こんなに可愛い、っしゅん! 可愛すぎて逆に気づかないかな? じゃあもっ、もっひゅーん! もっと近くで見ても、……っひゅん! 近くで見ても良いよ!」
P「鼻かんでこい!」
紬「野々原さん、ちり紙です」
茜「ありがとつむりん」
紬「プロデューサー。あなたは声を荒げる前に、担当アイドルの身体を労るべきなのではないですか?」
P「はい……」
紬「それにしても野々原さん、とても辛そうです」
茜「大丈夫だよつむりん。今のはいっぱいクシャミする茜ちゃんのことを心配することで、茜ちゃんのことしか考えられなくするテクニックだから」
P「オイ」
茜「その証拠に、ここに来るまでの間はあんまりクシャミしてなかったでしょ?」
紬「たしかに……!」
茜「だからゼンゼンだいじょうぶ……ぷしゅん!」
紬「野々原さん?」
茜「あ~っ!茜ちゃん急にトイレ行きたくなってきちゃった~!それじゃねプロちゃんつむりん、また後で~!」
紬「野々原さん!? 待ってください野々原さん!」
P「あんまり騒ぐなよ~」
ガチャ
ロコ「グッモーニンです!」
千鶴「ごきげんよう、プロデューサー」
P「おぉ、おそろいのバンダナなんて珍しいな」
ロコ「チヅルがレンタルしてくれたんです~。アンティークなデザインがロコのファッションとフィットしていて……」
千鶴「コロちゃんの髪は花粉が付きやすいですから」
ロコ「ファッションじゃなかったんですか!? あとコロじゃなくてロコです!」
千鶴「もう外して良いですわよ。仕舞っておきますから」
ロコ「で、でもロコズファッションとのユニヴァースが……」
P「仲良いなぁ」
千鶴「コロちゃんは対策しているとは言え花粉症なんですから、日ごろの用心は大切ですわよ」
ロコ「ロコのアレルギーはマイルドだからドンウォーリーです」
千鶴「悪化するとも限らないでしょうに。それに風邪もひき始めが肝心ですわ」
ロコ「それでもロコは芸能界のインフルエンスがトッププライオリティで……」
千鶴「埒が明きませんわね。プロデューサー、ちょっと……」
P「ん? あぁ……うんまぁ」
P「……いやー。バンダナのロコも斬新だったなー。やっぱり季節に適したファッションって良いなぁ」
ロコ「え? そうですか?」
千鶴「コロちゃんはバンダナも似合いますのね。別の柄も見てみたいですわ」
ロコ「ロ、ロコもノットバッドだと思っていたところです! バンダナファッションもマスターしてみせます!」
千鶴「それはさておきバンダナはいったん外しますわね」
ロコ「あー! あー!」
P「仲良いなぁ」
ガチャ
昴「ほら百合子、事務室ついたぞ」
百合子「うっ、ぐすっ……ひっく……」
P「うわぁどうしたんだ百合子! 花粉症か!?」
百合子「来る途中に昴さんに昨日読んだ本の感想を話していたら、感極まってしまって……」
P「なんだよ紛らわしいな」
昴「百合子、一人でずっと喋ってたよな」
百合子「それと花粉症も辛いです……」
P「なんだよ紛らわしいな」
昴「ほら百合子、鼻かめよ」
百合子「ずみ゛ま゛ぜん……」
P「力んだり擦ったりしないように気をつけろよ」
昴「オレは平気だから分かんないけど、大変そうだよな」
P「まぁこの季節は全てのパフォーマンスが低下するな。外に出るだけで辛いし」
昴「でもなんか病弱って感じでお淑やかな感じがするよな。オレもなってみよっかな」
P「お前はいま全国民の半数を敵に回した」
百合子「すみません戻りました。お恥ずかしいところをお見せして……」
昴「おっ百合子治った? じゃあ外でキャッチボールしようぜ!」
百合子「プロデューサーさんの話きいてました!?」
ガチャ
海美「プロデューサー、おっはよー!」
紗代子「おはようございます!」
P「おぉ、おはよう。走ってきたのか?」
海美「うん! さよちんと一緒に!」
紗代子「軽くですけどね」
P「すごいなぁ。この季節はマスクをしてもしなくても辛いから走るのが億劫になっちゃうんだよな」
海美「え?なんで?」
紗代子「プロデューサーが花粉症だからじゃない?」
海美「……そっか! あ!」
紗代子「海美、どうしたの?」
海美「私も花粉症かもしれないから気をつけなさいってお姉ちゃんに言われてたんだった! どうしようさよちん!」
海美「吸い込んだ空気ぜんぶ吐き出せば良いのかな!? ふぅー、ふぅー!」
紗代子「落ち着いて海美。落ち着くためにスクワットしよっか」
P「お前も落ち着け」
海美「1,2……」
紗代子「海美はスクワットすると落ち着くんですよ」
P「そうなんだ……」
紗代子「じゃあ言い出したからには私も一緒にやるね! 5,6……」
P「なんで? あと別のところでやってくれると嬉しい」
紗代子「じゃあレッスンルームでやろっか。行こう、海美。10,11……」
海美「わかった! 12,13……」
P「なんだこれ」
ガチャ
のり子「ほら亜利沙、事務室についたよ。顔上げな」
亜利沙「うぐ、ぐすぅ……ひぐぅ……」
P「さっき似たような光景見た」
のり子「なんだかさっきから急に亜利沙の涙が止まらなくなっちゃって」
P「ひでぇ花粉症だ」
亜利沙「い゛え゛、ごれ゛ばあ゛い゛どる゛ぢゃ゛ん゛の゛」
P「何言ってるかなんも分からん」
亜利沙(いえ、これは昨日見たアイドルちゃんのライブを思い出したら急に涙が止まらなくなっただけです)
P「脳に直接語り掛けるのやめろ」
亜利沙(あと花粉症は関係ないです)
P「なおひどい」
のり子「ねぇプロデューサー。亜利沙大丈夫かな? 寝かせておいた方が良い?」
P「うーん。どうしたものか……」
P「こういうときはショック療法かな。のり子、この前番組で芸人さんにかけてた技あったろ」
のり子「アームロックのこと?」
P「そうそう、ファンの人が「俺もかけられたい!」って言ってた」
のり子「そうなの? まぁ怪我しない程度なら……」
P「満身創痍の亜利沙をここに立たせて……」
亜利沙(え?なんですかコレ)
のり子「でや~!」
亜利沙「があああああ!! ギブ、ギブです!」
のり子「急にごめんね亜利沙」
亜利沙「全くです! ありさの細腕がのり子ちゃんの美しく健康的な肉体に耐えられるはずがないでしょう!」
のり子「でも、元気になったね!」
亜利沙「ハッ! これは、まさかのり子ちゃんなりの激励……? もしやありさは最高のファンサを受けてしまった……?」
P「元気になったなら良かったレッスン行ってくれ」
ガチャ
環「わ~い! おやぶーん!」
育「まって環ちゃん! プロデューサーさんにとびつくのはちゃんと花粉をはらってからだよ!」
桃子「お兄ちゃん、躱して!」
P「ハッ!」サッ
環「うぅ、おやぶんにさけられちゃった……」
P「罪悪感」
育「環ちゃん、こっちもどってきて。ちゃんとパンパンするから」
環「はぁい」
桃子「劇場以外の現場に入る時もこうしないとダメだよ。オトナのマナーなんだから」
P「育も桃子も眼鏡だな。花粉症だっけ?」
育「うぅん、これは「予防用」だよ。桃子ちゃんにも貸してあげたの」
桃子「別に桃子は必要ないんだけど。第一、普通の伊達メガネだったら隙間があるから意味ないじゃない」
育「かんぺきに対策しなくても、数をへらせるだけで意味があるんだよ!」
環「たまきはメガネにがて~。なんだかムズムズしちゃう」
P「撮影の時はあんなにキマってたのに……」
環「なんかお鼻がムズムズするんだ~。ん、そういえば今もなんかムズムズするかも……」
桃子「クスリ飲む? たしか事務所に置いてたよねお兄ちゃん」
育「でもこういうのはちゃんとお医者さんに行った方が……」
P「うちの小学生がしっかりし過ぎてて辛い」
ガチャ
朋花「おはようございます~」
可憐「お、おはようございます……」
P「ふたりはマスクしなくても平気なんだな」
朋花「えぇ、害あるものは聖母に近づくことは出来ませんから」
P「五条悟か?」
可憐「わ、私はやっぱりこの季節はちょっと苦手です……」
P「花粉症だっけ?」
可憐「違います。けどやっぱり大きめの粒子が沢山飛んでいるのは気になってしまって……」
P「分かるんだ凄い」
可憐「ちなみに今日はm3あたり50個くらいです」
P「パーティクルカウンターか?」
朋花「ただ、皆さんが辛そうなのは私も心苦しいですね~」
可憐「あっ……。たしか、ユーカリのアロマが炎症に良いって……」
朋花「なるほど~。良い心掛けですね~」
可憐「たしかこっちの棚に……。どうでしょう、プロデューサーさん」
P「たしかに良い匂いだけどすぐに効くわけじゃないかな。今日はマスクで過ごすよ」
朋花「プロデューサー? 好意を受けた時には返すべき言葉がありますよね~?」
P「あ、はい。ありがとう、可憐」
可憐「……てへへ♪」
朋花「敬虔なプロデューサーさんに、聖母の力を分け与えてあげましょう~。これで少しは救われることでしょう」
可憐「プ、プロデューサーさんの身体がうっすら光に包まれて……」
P「シン・ライフォジオ使えるの?」
ガチャ
エミリー「仕掛け人様、おはようございます」
ひなた「おはようさんです」
P「二人ともおはよう」
エミリー「風邪ですか?」
P「いやこれは花粉症で……ん、イギリスって花粉症あるんだっけ」
エミリー「ありますよ。芝が多いので、父は日本に来て調子が良くなったと喜んでいました」
ひなた「あたしはシラカバがダメだけど、こっちは無いから良い感じだねぇ」
P「そうなんだ。スギとかヒノキが発症しないと良いな」
エミリー「そ、そのことなのですが仕掛け人様に御相談が……」
P「え? そのこと?」
エミリー「実は、日本に住んでいながら杉林というものをしっかりと見たことが無く。日本固有の種を目の当たりにしたことがないというのは、少々恥ずかしいのではと思いまして……」
ひなた「エミリーちゃんと一緒に調べてみたんだけどね、東北のあたりに沢山植わってるみたいなんだって」
エミリー「それで、もしどこかで都合が合えば杉林を見る機会を頂けないでしょうか」
P「奥多摩あたりでも見れると思うけど、わざわざ見に行くほどのものかなぁ」
エミリー「仕掛け人様、お願いします!」
P「東京に住んでる人で見たことない人もたくさんいると思うよ?」
エミリー「お願いします!」
ひなた「エミリーちゃんこうなったら頑固だからねぇ。あたしからもお願いします」
P「ガスマスク買っておこうかな……」
ガチャ
可奈「ぶわぁ~! プロデューサーさ~ん!」
P「うわっ!? ちょ、ちょっと待て! 飛びつくな!」
可奈「花粉が辛いですよぉ~!」
志保「可奈を返してください」ヒョイ
可奈「あう」
P「別に奪ってないけど」
志保「はい、鼻チーンてしなさい。片方ずつ、優しくね」
可奈「ふぁい」
P「可奈は辛そうだなぁ」
志保「薬も飲んでるんですけどね」
P「どうして志保が答えるんだ」
志保「目薬と鼻スプレー預かってますから、ホラ」
P「どうして可奈の薬を志保が持ってるんだ」
可奈「志保ちゃん、目がかゆいよぉ~」
志保「掻いちゃダメよ。ほら、目薬するから上向いて」
可奈「んあ~」
志保「……ふっ」
P「どうしてアイツ勝ち誇ってるんだ」
ガチャ
歩「ひ~ん。プロデューサー!」
P「また辛そうなヤツが来た」
麗花「あゆあゆ辛そうだね? ういろう食べる?」
P「全然辛くなさそうなヤツも来た」
歩「ういろう食べたら花粉症治る?」
麗花「治る治る! わたしもういろう食べたらすっごく元気になるもん!」
歩「そうなんだ! ありがとう麗花ぁ~」
P「壺とか買わされそうで心配」
歩「ほうふへは、ほほいふいほんほほへほ」
P「ういろう飲み込んでから喋れ」
歩「んぐっ。あのさ、花粉症の時期にダンストレーニングしたら良い感じに負荷が掛かって良いんじゃないかな?」
P「すげぇポジティブ」
麗花「あゆあゆ、それってどうして?」
歩「息が苦しいからさ。高山トレーニングみたいにならないかなって。マスクとかもしてさ」
麗花「それなら息を止めて踊ればいいんじゃないかな?」
P「知ってるか麗花。息を止めると大抵の生き物は死ぬ」
麗花「えー、じゃあ濡らしたマスクを使ってみるとか!」
歩「グッドアイデア! 今度やってみるよ!」
P「知ってるか歩。そういう拷問があるくらい危ないからやめなさい」
ガチャ
このみ「おはよう、プロデューサー」
P「あぁこのみさん。マスク姿も似合いますね」
このみ「あら、ありがとう」
莉緒「ハーイ、プロデューサーくん」
P「おはよう莉緒」
莉緒「……えっ、私は!? ねぇ私は!?」
P「えっ。あ、うん。そうだね、マスク似合うよ」
莉緒「もー! そんな作業みたいに言わないで! 心を込めて言って!」
このみ「今のはプロデューサーが悪いわ」
P「えー」
このみ「でも顔が隠れた格好が似合うっていうのは喜んで良いものか悩むわね」
P「もうファッションみたいなもんだと思いますけどね」
莉緒「私ももっとセクシーなマスクをした方が良いかしら」
P「セクシーなマスクってなんだよ」
このみ「あっ、調べたら本当にあるみたい。でも普段使いは難しそうね」
莉緒「まぁ清潔さが第一よね。あっ、それならマスクの外し方をセクシーにしてみるとか!」
P「セクシーな外し方ってなんだよ」
莉緒「こう、マスクを外すとプリっと瑞々しい唇が出てくるみたいな」スッ
P「おっ」
このみ「あっ! いまプロデューサーがドキッとしたわ! 莉緒ちゃん、やったわね!」
莉緒「本当!? もう一回、もう一回やるから見ててねプロデューサーくん!」
P「あーもう! 騒ぐな騒ぐな!」
ガチャ
風花「おはようございます、プロデューサーさん」
歌織「おはようございます♪」
P「おはようございます。……おぉ~」
風花「なんですか、人の顔をまじまじと見て」
P「いや、改めて見ると二人とも顔小っちゃいなって。マスクが大きく見える」
歌織「そんなことないですよ。プロデューサーさんは、マスク外さないんですか?」
P「お恥ずかしながら花粉症が辛くて」
歌織「そうなんですか。すみません余計なことを」
P「いえいえ」
風花「きちんと対策が出来ていて偉いですよ」
P「風花にそう言ってもらえるとなんだか嬉しいなぁ」
歌織「プ、プロデューサーさんは偉いです!」
P「急にどうしたんですか歌織さん」
風花「それじゃあお茶を淹れてきましょうか。カテキンで症状が軽くなることもあるみたいですから」
P「あぁ、ありがとうございます。助かります」
歌織「わ、私は……!」
歌織「く、空気清浄機を買ってきますっ!」
P「急にどうしたんですか歌織さん! もうありますし!」
ガチャ
瑞希「プロデューサー、見てください」
P「ん?」
ジュリア「や、やめろミズキ! プロデューサー、ミズキの両手を抑えろ!」
P「え? うん」ガシッ
瑞希「くっ、捕まってしまったぞ、瑞希」バタバタ
P「一体どうしたんだ。ん? その手に持っているのは」
瑞希「鼻うがい用の洗浄液です」
P「絶対やめろ! お手洗いでやりなさい!」
ジュリア「はー。あぶねぇあぶねぇ」
P「どうしてこんなことをしようとしたんだ。割と切実に」
ジュリア「あたしがさ、ミズキが鼻うがいをしてるところに遭遇したんだ」
P「まさか2回目だったとは」
ジュリア「ミズキが無表情で微動だにせず鼻うがいするもんだから可笑しくって。そりゃあもう笑った笑った」
P「お手洗いで何やってんだお前ら」
ジュリア「そしたらミズキが味を占めちまって、プロデューサーにも見せるって言って走り出して」
瑞希「ちゃんと床を汚さないように容器持参です。じゃん」
P「そういう問題じゃないんだ。そういう問題じゃないんだよ瑞希」
ジュリア「とにかくもう洗う必要は無いし、人に見せるもんでもないだろ。行くぞミズキ」ズルズル
瑞希「……いつか見せるぞ」ズルズル
P「お願いだからやめてくれ」
おわり
42 : 名無しさ... - 24/03/16 23:15:14 zIWs 42/42おわりです。ヤマなしオチなし。
途中規制が入ってしまい途切れてしまい申し訳ないです。
完結報告出してきます。