北上麗花「香ばしくて、意外とおいしいですよ♪」
P「……ありがとう」
麗花「さあさあ、食べちゃってください」
P「……確認だけど、これ、味見した?」
元スレ
北上麗花「煮干しをチョコでコーティングしてみました!」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1708179461/
麗花「もちろんですよ。そうじゃないと、意外とおいしいなんて、言わないですよ」
P「それはそうだけど……」
麗花「あっ、もちろん、煮干しによって少し味が変わるので、プロデューサーさんの食べる分は味見してないことになりますね」
P「その誤差はまあ、うん、大丈夫」
麗花「良かったです。では、騙されたと思ってポリポリっと、いっちゃってください」
P「……ちなみに、他の人にもあげた?」
麗花「茜ちゃんにあげましたよ」
P「茜はこれ、食べたの?」
麗花「はい! とてもいい感想を言ってくれました」
P「マジか……なんて?」
麗花「別々に食べた方がおいしい、って」
P「いや、どこがいい感想なんだ」
麗花「だって、チョコって、とてもおいしいですよね?」
P「そうだな」
麗花「煮干しも、とてもおいしいですよね?」
P「そうだな」
麗花「それでこれが、まずくないってことは、つまり普通ってことですよね!」
P「そうはならないだろ……」
麗花「……食べてくれないんですか?」
P「いや、いただくけど、ちょっと勇気が出なくて」
麗花「大丈夫ですよ。想像通りの味ですから」
P「だからなんだけど」
麗花「前にあげた、煮干し味のチョコくらいおいしいですから」
P「あれは錬金術だったよな」
麗花「仕方ないですね。こうなったらこれです! ぱんぱかぱ~ん!」
P「……50円玉?」
麗花「あなたはだんだんチョコでコーティングされた煮干しを食べたくなーる」
P「催眠術の相場は5円玉だろ?」
麗花「きっと10倍の威力がありますよ」
P「そういうことじゃない気が……うん、でもわかった、食べるよ」
麗花「本当ですか? 後悔しませんか?」
P「するかもしれないけどな……いただきます」
麗花「どうですか? 甘くて、しょっぱくて、パサパサねっとりしてて、舌に残る感じですよね?」
P「……うん、その通り」
麗花「普通ですよね?」
P「それは違う」
麗花「あーあ、残念」
P「というか、普通が良かったら、板チョコか何か買えばいいんじゃないか?」
麗花「手作りだから良いんじゃないですか。愛情たっぷりですよ」
P「……ありがとな」
麗花「それじゃあ、第2弾、持ってきますね」
P「……へ?」
麗花「冷やす時間とか、チョコの量を変えて、いろいろ作ったので、食べてくださいね」
P「……煮干しチョコを?」
麗花「違いますよ」
P「良かった」
麗花「チョコでコーティングされた煮干しです。煮干し味のチョコじゃないですよ」
P「あ、うん……」
……
P「うぷ。いくつも食べるものじゃないな……量が少なくて助かったけど……」
P「誰か普通のチョコくれないかな……」
高坂海美「プロデューサー!」
P「ちょっと待って」
海美「バレンタインチョコだよ! 手作り!」
P「待ってくれ、このタイミングの海美はちょっとした博打だから」
海美「何言ってるの? 見てよ、ほらほら」
P「いやちょっ……え? 何? すごくおいしそう」
海美「でしょでしょ? けっこう上手くいってるでしょ?」
P「……そういえば、これ味見した?」
海美「もちろん♪」
P「よし、じゃあ、いただきます」
海美「味は個性的な感じ?かな☆」
P「え?」パクッ
おわり
13 : 名無しさ... - 24/02/17 23:25:43 llWr 13/13担当は大人しくて少し物足りなかったですが、麗花さん筆頭に今年も楽しめました。
トンチキホワイトデーも楽しみです。
完結報告してきます。