>>3「はい、私の名前は>>3と言います」
元スレ
ゴルゴ13「名前を聞こうか……」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1448643432/
3 : 以下、\... - 2015/11/28 01:58:21.312 2brUk8YW0 2/18ゴルゴ14
ゴルゴ14「ゴルゴ14と言います……」
ゴルゴ13「うん?」
ゴルゴ14「ゴルゴ14なのです」
ゴルゴ13「……冗談なら今のうちに撤回しておくんだな」
ゴルゴ14「違うのです! この名前を名乗るのには理由があるのです!」
ゴルゴ14「実は私と貴方は……>>7」
7 : 以下、\... - 2015/11/28 02:05:42.480 X8Gq/xCg0 4/18二万人以上いるクローンの一人
ゴルゴ14「二万人以上いるクローンの一人なのです!」
ゴルゴ13「なに?」
ゴルゴ14「貴方がゴルゴ13を名乗っているのは偶然ではありません! 貴方のクローンとしての本能が無意識に己の製造番号を名前に冠したのです!」
ゴルゴ13「俺のクローンが、二万人以上いると言うのか……?」
ゴルゴ14「正確には貴方もクローンの一人です。環境により性格や能力は多様化しましたが、私も貴方も一人のオリジナルから造られたコピーに過ぎないのです」
ゴルゴ13「……その話を俺に信じろと?」
ゴルゴ14「無理もありません。しかし証拠があるのです」
ゴルゴ14「>>12が証拠なのです!」
12 : 以下、\... - 2015/11/28 02:14:10.439 X8Gq/xCg0 6/18こっちにいるゴルゴ15~ゴルゴ41
ゴルゴ14「ここにいる15~41までのゴルゴシリーズが証拠なのです!」
ゴルゴ15~41「………」
ゴルゴ13「……確かに俺と似ているようだが」
ゴルゴ14「多様化により一人ずつ多少の違いはありますが、全体的に見れば皆あなたと似ている事が分かるはずです。いえ、貴方が皆と似ているとも言えるのです」
ゴルゴ13「…………信じる他ないようだな」
ゴルゴ14「おお!」
ゴルゴ13「いいだろう。俺とアンタらが誰かのクローンだったとしよう。しかし、俺は俺に違いない。今さら誰かのクローンだと言われても関係のない話だ」
ゴルゴ14「そ、そんな…!」
ゴルゴ13「それで、アンタらは集まって何をする気なんだ?」
ゴルゴ14「じ、実は……>>19」
19 : 以下、\... - 2015/11/28 02:31:00.976 m/c1i6gia 8/18>>18
18 : 以下、\... - 2015/11/28 02:30:53.162 bF6ygjPF0 9/18ゴルゴ01の殺害
ゴルゴ14「ゴルゴ01の殺害なのです!」
ゴルゴ13「01……オリジナルか?」
ゴルゴ14「その通りです! オリジナルであるゴルゴ01は超人的な身体能力を持つ男で、我々クローンが造られたのもその優秀な遺伝子を残すためなのです!」
ゴルゴ13「……超兵士の量産か」
ゴルゴ14「さ、流石ゴルゴ13! そうです、我々を造り出した国の目的は量産した超人で無敵の軍を作り上げる事だったのです!」
ゴルゴ14「戦争の為だけに作り上だされたなど我慢なりません! 我々は一致団結し研究所を破壊し逃げ出しましたが、そこで多くの仲間が命を落とし、貴方のように記憶を失いながらも生き延びた仲間もいます」
ゴルゴ14「しかしオリジナルであるゴルゴ01が生きている限り研究は再開され再び我々のような命が生みだされてしまうでしょう」
ゴルゴ14「それだけは許すわけにはいきません! 我々は命を弄ぶ奴らに復讐し、諸悪の根源であるオリジナルを抹殺しなければならないのです!」
ゴルゴ13「………」
ゴルゴ14「我々クローンの中では恐らく貴方が最高傑作なのです! 貴方の力をどうか我々に貸しては頂けないでしょうか?」
ゴルゴ13「……俺はアンタらと仲間になる気はないが…」
ゴルゴ13「それが依頼と言うのであれば、引き受けよう」
ゴルゴ14「おお! ありがとうございます!」
ゴルゴ13(本来ならば俺の出生を知っている事になる二万人を全て抹殺しなければならないが……)
ゴルゴ13(まずはオリジナル……だな)
ゴルゴ14「そ、それではさっそく作戦を説明したいと思います」
ゴルゴ13「……」
ゴルゴ14「作戦は至って簡単です。我々クローンが数に物を言わせ再建された研究所に突入し、破壊活動を行いながら研究所の奥深くにいるオリジナルの元まで貴方を送り届ける」
ゴルゴ13「……随分と大雑把だな」
ゴルゴ14「ご、ご安心ください。貴方は必ずオリジナルの元へ送り届けます」
ゴルゴ13「身の危険を感じたら構わず生き残るための行動を取らせてもらうが、それでもいいか?」
ゴルゴ14「構いません。例えそれが我々を見捨てる行動だったとしても」
ゴルゴ13「……」
ゴルゴ14「我々は命をかけているのです!」
ゴルゴ13「……いいだろう。研究所の見取り図を貰おうか……」
ゴルゴ14「は、はい!」
作戦当日
ゴルゴ14「突撃ー!」
ゴルゴ15~19984「うおおおおお!!」
ゴルゴ14「さ、今ですゴルゴ13!」
ゴルゴ13「うむ」
研究所突入
どうなる>>27
27 : 以下、\... - 2015/11/28 03:03:27.676 0/i99xft0 13/18任務成功
研究所奥
ゴルゴ14「こ、ここがオリジナルのいる……」
ゴルゴ13「……開けろ」
ゴルゴ14「は、はい」
ウィーン
「ふっふっふ……」
ゴルゴ13「……貴様がオリジナルか」
>>31「ふっふっふ、そうだ。俺がお前たちのオリジナルだ!」
31 : 以下、\... - 2015/11/28 03:38:05.396 7ttj+l370 15/18
クマ吉「待っていたよクローン君」
ゴルゴ13「………………」
ゴルゴ13「熊のようだが……?」
ゴルゴ14「見た目に惑わされてはいけません! 奴は超人的な身体能力を持っているのです!」
ゴルゴ13「……熊のようだが?」
ゴルゴ14「あの男が我々のオリジナル! ゴルゴ01なのです!」
ゴルゴ13「………」
クマ吉「いいかいクローン君。君がちゅば……君がしようとしている事は愚かなちゅばちゅば…ことなんだよ」
ゴルゴ13「……奴がしゃぶっているのは?」
ゴルゴ14「恐らくクラスメイトである女子のリコーダーでしょう。全く恐ろしい男です!」
ゴルゴ13「……俺たちはあの男のクローンなのだったな?」
ゴルゴ14「その通りです! さぁ、早くあの男を撃ち殺してください! それが貴方の仕事なのです!」
クマ吉「ふふふ……ちゅばちゅば…」
ゴルゴ13「…………」
ゴルゴ14「さぁ!」
ゴルゴ13「…………」
ズキューン!
>>34
34 : 以下、\... - 2015/11/28 03:54:04.267 VxY8sABq0 17/18ゴルゴ13以外全員死亡
クマ吉「ぎゃあっ!」ドサッ
ゴルゴ14「や、やりました!」
ゴルゴ13「やはり熊だったようだが……」
ゴルゴ14「ありがとうございますゴルゴ13!」
ゴルゴ13「……」チャッ
ゴルゴ14「な、なぜ私に銃口を!?」
ゴルゴ13「悪いが、俺の出生を知る者は何人たりとも生かしておくわけにはいかない………」
ゴルゴ13「例えそれが『俺』であろうとな……」
ゴルゴ14「そ、そんな……!」
ズキューン!
ゴルゴ14「」ドサッ
ゴルゴ13(この研究所にもそろそろ騒ぎを嗅ぎ付けた軍が駆け付けてくるだろう……)
ゴルゴ13(………そうなれば今戦っているクローン達は一掃されるはず……)
ゴルゴ13「………まず脱出だな」
ゴルゴ13(俺のオリジナル……)チラッ
クマ吉「」
ゴルゴ13「…………」
ゴルゴ13(…………熊…)
ゴルゴ13「……」ダッ
完