1 : 以下、名... - 2012/10/02(火) 23:30:03.76 t9fN2vIxO 1/26P「なぜか俺と雪歩が付き合ってることになっていた」
数日前雪歩が男性恐怖症を克服したいから特訓に付き合ってくれとは言われたがなぜ…?
まさか事務所で手を繋いだり、だ 抱きしめたところを誰かに見られたのか?
ってのが見たいです。
誰か続きよろ
元スレ
P「雪歩の男性恐怖症を克服しようと特訓していたら」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349188203/
P「確かあの時……」
――
P「……それで、雪歩」
雪歩「は、はいっ!」
P「具体的に、何をすればいい?」
雪歩「えっと、プロデューサーと話すのは大丈夫なんですけど、他の人はまだ怖くて……」
雪歩「なので、プロデューサーともう少しコミニュケーションを取れば、慣れていく、かもって……」
P「なるほどな。でも、無理はするなよ?いくらでも方法はあるんだ」
雪歩「は、はい。えっと、最初は……て、手を……」
P「手?わかった、雪歩のタイミングでいいからな」
雪歩「わかりました……んっ」ギュッ
P「どうだ?」
雪歩「だ、大丈夫、です。ひゃぁ!!」
P「ど、どうした?」
雪歩「あ、いや、そのぉ……うぅ、プ、プロデューサーが、近くて……」
P「あっと、すまん……って、手つないでるから離せないな」
雪歩「そ、そのままでいいです!」
P「えっ?」
雪歩「こ、これは特訓なので……こ、これくらいは……」
P「大丈夫か?震えてるが……」
雪歩「……そのまま、ギュッてしてください」
P「……え?」
雪歩「あ、い、いえ!い、嫌ならそんな、私……」
P「いやそんな、嫌なんかじゃないが……くっつくんだぞ?」
雪歩「あ、うぅ……」
P「わざわざ言うのも恥ずかしいが……何回も倒れてる雪歩だから、一応確認はしておかないと」
雪歩「……今日は、大丈夫な気がします」
P「そうか、わかった。……いくぞ」
雪歩「はい……」
ギュッ
雪歩「ふぁ……」
P「……どうだ?」
雪歩「……」
P「雪歩?」
雪歩「あっ!い、いえ……その、しゃ、しゃべると息が耳に……」
P「あぁ、す、すまん……」
雪歩「……はぁ、はぁ」
P「大丈夫か?一旦離れた方が……」
雪歩「だ、大丈夫です!」
P「……どうしてそこまで」
雪歩「……」
P「まあ、何かあるんだろう。深くは聞かないが」
雪歩「すみません……」
P「……」
雪歩「……」
P「……結構、時間経ったんじゃないか?大丈夫、なのか雪歩」
雪歩「……プロデューサー」
P「ん?」
雪歩「私、実は男の人、大丈夫なんです」
P「……え?」
雪歩「……なんて、無理でしょうか」
P「……雪歩?」
雪歩「こうやって、プロデューサーとなら、大丈夫なのに。ファンの人のこと考えると……」
P「……」
雪歩「私、私がいけないのかな……」
P「……」
雪歩「それとも私……プロデューサー……?」
P「雪歩……」
ガチャッ
「「!?」」
小鳥「おはようございます!あら?」
P「……」
雪歩「……」
小鳥「二人して、どうしたんですか?もしもーし」
P「あ、あ、あはは!おはようございます音無さん!」
雪歩「お、おはようございますぅ!」
小鳥「……まさか、二人でイケナイコトしてたんじゃないでしょうねぇ?」
P「ばっ!な、何を!そんなわけないじゃないですか、なぁ雪歩?」
雪歩「……」
P「え?ゆ、雪歩?」
雪歩「はっ!そ、そんなわけ!そんな……はぅ……」
バタン
P「ちょ!お、音無さん、タオル!タオルお願いします!」
小鳥「えっ!?は、はい!」
P「もう、音無さんが変なこと言うからですよ?」
小鳥「あ、それはすみません……」
P「……」
P(うまくごまかせた、か。……まあ、別にやましいことしてたわけでもないしな)
――
P「というのが数日前」
P「特に変わり映えしない日々が過ぎ、数日たった今日の朝」
――
春香「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」
P「あぁ、春香。どうした?」
春香「その……プロデューサーさん!」
P「ん?」
春香「雪歩と、付き合ってるんですよね!」
P「……ん?」
美希「ちょ、ちょっとハニー!初耳なの!」
P「いや、その……俺も初耳なんだが」
雪歩「おはようございます」
春香「……」
P「あ、雪歩……おはよう」
雪歩「プロデューサー、おはようございます。春香ちゃん美希ちゃんも、おはよう、どうかしたの?」
春香「あ、いや別に……」
美希「雪歩!ハニーと付き合ってるってホント!?」
雪歩「えっ?」
春香「ちょ、ちょっと美希!」
美希「答えてほしいな」
P「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺だってそんな話聞いてない……なぁ雪歩?」
雪歩「……」
P「雪歩……?」
雪歩「っ……」ダッ
P「ちょっと、おい!雪歩!」
美希「……どっちにしても、サイテーなのハニー」
春香「追いかけた方が、いいんじゃないですか?」
P「どうなってんだよ……事務所頼んだ!」
春香「……」
――
P「そして今に至る」
P「美希が偶然寝てたところに春香のカミングアウト、タイミング悪く雪歩が来る」
P「雪歩は逃げ、今も行方が知れない。多分事務所ではその話で持ちきりだろうから事務所ではないはずだ」
P「かという俺は、特に当てもなく町をぶらぶらしている……のは」
P「そんな約束、してないからだ。あるとすれば、数日前の雪歩との特訓」
P「誰かに見られ、一番可能性として高いのは音無さんか」
P「付き合っている、と言う話が漏れた。と考えるのが普通かもしれない……」
P「だが、だったらどうして数日前にこの話にならなかったのか、という疑問がある」
P「それに……雪歩。皆の勘違い、ということならその場で弁解すればいいこと、どうして逃げたりするのか」
P「確かに雪歩だ、勘違いされてショックを受けるくらいありうる。即座に取り消すのは難しいかもしれない」
P「どっちにしても、順番に話していかないと埒が空かないか」
P「……ん?あれは……」
真「あっ、プロデューサー」
P「真、ちょうどよかった。話は聞いてるんだろう?」
真「えぇ、それはもう。僕も話、したかったんです」
真「まあ、ほとんど全員に知られちゃってる感じですね」
P「出所、って言うのも変か。誰が言いふらしてるか、わかるか?」
真「最初は美希が言ってたらしいですけど、もう亜美と真美に伝わったらすぐですよ」
P「まあ、確かにな……」
真「実際、そこはどうでもいいですよね。僕が聞きたいこと、なんとなくわかるでしょう?」
P「……あぁ」
真「じゃ、聞いちゃいますけど、付き合ってるんですか?」
P「そんなわけないだろう?」
真「……どうして?」
P「え?」
真「プロデューサーは、どうしてみんなこんなことで。付き合うはずがないのに、って。きっとそれくらいに思ってますよね」
P「そりゃあ、俺はプロデューサーだからな。ましてやお前、雪歩だ。いつもの雪歩を見てるお前たちならすぐわかると思ったんだが」
真「……」
P「写真があったりするわけでもないんだろ?かといって、やましいことがあるわけじゃない」
P「わざわざこんな、それも下手すると雪歩が傷ついてるかもしれないこんな噂、信じるもんなのかと」
真「プロデューサーは、みんなのこと、見えてないんですか?」
P「……どういうことだ?」
真「僕だって別にプロデューサーを疑ってるわけじゃないんです」
真「でも、雪歩だから。とか、そういう考えはプロデューサーらしくない、してほしくない」
P「何がいいたいんだ?」
真「……事務所のみんな、同じ気持ちだってことですよ」
P「……」
真「プロデューサーのことです、どうせわからないでしょうけど。それで、この後どうするつもりなんですか?」
P「この後……できれば一人ずつ話をしたい、とは思ったが、雪歩に会えるなら早くとは思っている」
真「……今、雪歩には会わないで欲しい、ですね。少なくとも、プロデューサーが気が付くまでは」
P「真……」
真「僕はプロデューサーにそれを聞きたかったので、それじゃ」
P「あ、おい……どういうことだ一体」
P「気が付くまで雪歩と会うな、なんてまるで俺が悪いみたいじゃないか……」
P「雪歩と仲がいい真なら、話を取り次いでくれるかと思ったが、外れたか」
P「……一旦事務所に戻ってみるか」
P「……戻りました」
春香「……おかえりなさい」
P「他に、誰かいるか?」
春香「千早ちゃんと、やよいが。他のみんなはお仕事行っちゃいました」
P「真から聞いたが、もう話は」
春香「えぇ、その美希もぶつくさ言いながらちゃんと仕事に行きましたよ?」
P「ありがとう、春香。……お前は何か知ってそうだ、何か聞かなくていいのか?」
春香「はい、なんとなくわかってますし」
P「そうか、それに対してありがとうと言っていいのかわからないが」
千早「プロデューサー、おかえりなさい」
P「あぁ、千早か。話、聞いたか?」
千早「えぇ、いくつか気になることはあります」
P「俺も腑に落ちてないんだ、まあ当事者なんだろうけど」
千早「春香の話だと、そうですね。プロデューサーは身に覚えがないと」
P「あぁ、そうなんだよ。付き合うなんて話の前に、雪歩だ。まず無理だろう?」
千早「何を根拠に無理、というのかわかりませんが、まず付き合うという話はないと思います」
P「うんうん、そうだよな」
千早「それが、二人だけの話なら別ですけど」
P「……どういうことだ?」
千早「付き合う、なんてアイドルとプロデューサーです。プロデューサーはそういう人じゃない」
千早「でも、二人の時だけは、恋人同士。のような関係なら、あり得るかと」
P「千早……お前」
P「……結構ロマンチストなんだな」
千早「……はい?え、いや、その……そういう意味で言ったわけでは……」
P「まあ、そうかもな。もし付き合う、ってことになったら俺はそういう屁理屈を使うかもしれん」
千早「……」
P「でも、そんなの付き合ってることにならないだろ?他の人に認めてもらってこその恋愛だ」
P「だから、俺はアイドルとの恋愛はしない」
千早「……わかりました」
P「あ、でも俺は好きだぞ?千早のそういうとこ」
千早「なっ!……そうですか。この後レッスンがあるので失礼します」
P「……さて」
春香「どうするんですか?」
P「まあ、しらみつぶしに外行ってくるよ」
P「確かここだよな……」
亜美「あれ?兄ちゃんじゃん!どしたの?」
P「あぁ、まあなんとなく暇だったからな」
伊織「そんなこと言って、どうせあの話について弁解しにきたんでしょ?」
P「伊織、流石だな」
伊織「ふん、あんな話鼻から信じてないわよ。わざわざこんなとこまで来るなんて、やましいことした記憶でもあるわけ?」
P「いやいや、それはないけどさ……」
亜美「でもでも、さっきいおりん、『何よあいつ、アイドルと付き合うなんて……私の方が、好きなのに』とか」
伊織「ちょっと!そんなこと言ってないわよバカ!私はただ雪歩なら仕方ないわ、と思っただけ……って!」
P「雪歩なら、仕方ない?」
伊織「ち、違うわ!忘れて!」
亜美「いおり~ん、諦めなよ~」
伊織「うるさいわよあんたは!」
あずさ「ちょっと二人とも……あら?プロデューサーさん、おはようございます~」
P「あぁ、あずささんおはようございます」
あずさ「雪歩ちゃんのお話、聞きました。あれ、本当なんですか?」
P「いやいや、流石にそれは。分かっていても怖いので、弁解して回ってるところです」
あずさ「そうなんですかぁ……でも、雪歩ちゃん……」
P「雪歩がどうかしたんですか?」
あずさ「あ、いえ。事務所に来る途中雪歩ちゃんに会って。今にも泣きそうな顔をしてたから話かけたんだけれど……」
P「まさか、気が付かずに行ってしまったとか?」
あずさ「いえいえ、ちゃんとこっちを向いて、返事もしてくれましたよ?でも、辛そうで。何もないとは思えないんですよねぇ……」
P「ふむ……」
亜美「あれ?もしかしてそれって、ゆきぴょんがふごごごg」
伊織「アンタこの流れ読めないわけ?どう考えたって最初の時点でわかるでしょうが!」
P「ん?なんか言ったか?」
伊織「言ってないわよこの変態!さっさと雪歩のところに行ってあげなさいよ!」
P「でも、真に気が付くまでは会うな、って」
伊織「……まさか、ホントにアンタ気が付いてないわけ?」
P「あ、えっと……まあ」
伊織「はぁ……呆れた。だったら、他のアイドルのところ回ってれば、何かつかめるんじゃないの?」
P「……そうだな。ありがとう3人とも」
亜美「あはは、大変そうだねー」
伊織「全く、あんな奴のどこがいいのよ……バカ」
響「おー!プロデューサー!」
P「響、お疲れ。今大丈夫か?」
響「うん!ちょうど休憩なんだ、それでどうしたんだ?」
P「あぁ、事務所で話されただろ?」
響「話?うーん……」
貴音「雪歩のことでしょうか」
P「あぁ、貴音。そう、それだ」
響「あっ、雪歩の!そうだ、プロデューサー付き合ってるのかっ!?」
P「ちょ、声がでかい!事務所の中でさえ誤解を解くのに必死なのに、マスコミに持っていかれたらシャレにならん……」
響「ご、ごめん……それじゃ、プロデューサーは付き合ってないのか?」
P「あぁ、そのつもりだ。だがいろんな話を聞いてると、俺にも問題があるんじゃないかって話だ」
響「うーん、難しいな。でも、付き合ってないなら、付き合ってないんじゃないか?」
貴音「それは貴方様の問題でしょう」
P「貴音?俺の、問題?」
貴音「はい。雪歩がその話を聞いて、逃げ出した。この行動は不自然だと思いませんか?」
P「うーん……そう言われればそうだが、別に俺のせい、ってわけでもない気がするんだ」
貴音「それは貴方様の中の”雪歩”が固定されてしまっているからでしょう」
貴音「そこに気が付けば、おのずと……」
P「俺の中の、雪歩……?」
――
「私、実は男の人、大丈夫なんです」
「……なんて、無理でしょうか」
――
P「……まさか」
P「だとすると、雪歩が逃げ出したのは……貴音。ありがとう」
貴音「いえ、ですが同時にそれは思いこみだったとき、反動が大きいでしょう」
貴音「貴方様に、雪歩を想う勇気があるなら」
P「大丈夫だ。……行ってくる」
響「なぁ貴音。プロデューサーに何を言ったんだ?」
貴音「私は何も。ただ、あの方の一歩を促しただけのこと。足元の見えていないものにそっと気が付かせただけです」
貴音「……真、いけずです。貴方様」
P「……」
ガチャッ
美希「……おかえりハニー」
P「美希……」
美希「聞かせて欲しいな、雪歩の話」
P「あぁ。……俺は、雪歩と付き合っていない」
美希「そっか」
P「……それだけで納得したのか?」
美希「ううん、そんなわけないの。だって、今のハニーの目、さっきと全然違う」
P「……」
美希「ミキだってわかるよそれくらい?さっきだって、急にそんなこと言われたからびっくりしちゃったの」
美希「本当は勘違いなんだって。でも、雪歩を見て、あれって思ったの」
P「流石、美希と言ったところか」
美希「それほどでもないの。それで、今ハニーを見てカクシンしたの。ね、ハニーホントのこと、言って?」
P「……本当のことは言ったつもりなんだが」
美希「あはっ、ハニーわかってるくせに。そういうの、オージョーギワが悪い、って言うんだよ?」
P「……美希に言われるようになったか。仕方ない」
美希「むー!ミキだっていろんなこと学んでるの!……それは、ミキだけじゃなくて、雪歩も。わかったでしょ?」
P「……そうだな」
P「俺は、雪歩のことが好きだ」
美希「……正解なの!さっ、早く雪歩のところに行ってあげるの!」
P「……美希」
美希「もー何してるの!ドンクサイ男の人はヤ!」
P「……ありがとな」
美希「あはっ……ハニーのバカ。鈍感すぎるの……」
P「……雪歩」
雪歩「……」
P「雪歩」
雪歩「プロデューサー……」
P「まず、ごめんな。なんか、いろいろ考えさせちゃったみたいで」
雪歩「いえ、私も……あんな子供みたいなことして……」
P「あれは、仕方ない。……って言っても、子供みたいだな」
雪歩「……」
P「自分で、言ったんだよな?付き合ってるって。それは、相当な勇気だったと思う」
雪歩「……」
P「それで、春香とあの芝居を打った……のか、美希は予想外だったのか」
P「まあ、俺の推測はこのくらいだ。……後は、話してくれるか?」
雪歩「……はい」
雪歩「私は、ずっと男の人が苦手で……」
雪歩「そんな私も、半分嫌いになりかけてて」
雪歩「そんな時に、プロデューサーと出会って、少しずつでも変われるって自身が持てたんです」
雪歩「でも、いざというときになると、やっぱり怖くなっちゃって……」
雪歩「……その度に、プロデューサーのせいにしちゃってて」
P「俺のせい?」
雪歩「自分でも、わからなかったんです……プロデューサーが、仲良くしてくれるから、その分他の人とうまくいかない、とか」
雪歩「そんなこと、あり得ないのに。だから、気が付いたときにはもう、プロデューサーは特別な存在でした」
P「……」
雪歩「それで……特訓を、お願いして。自分の本当の気持ちを確かめようと思って」
雪歩「最初に手を握ってもらった時、今まで怖かったのとは違う感じが、胸の奥で聞こえて……」
雪歩「汗がにじんできちゃってもうどうしたらいいかわからなくなっちゃって……」
P「……頑張れ、雪歩」
雪歩「そ、それで……もう、戻れないから。抱きしめて、もらったんです」
雪歩「今まで感じたことがないくらい、胸がしめつけられて……」
P「……」
雪歩「……恥ずかしいくらい、心臓の音が聞こえて。聞こえてるんじゃないかって思うくらい」
雪歩「プロデューサーの声、全部心に響いて……」
雪歩「それでもう、私」
P「……」
雪歩「プロデューサーのこと、好きなんだ。って……」
雪歩「それでも、こんな騙すようなことして」
雪歩「……きっと、他のみんなだって同じ事想ってるのに」
雪歩「嘘ついて、一人だけフェアじゃない」
雪歩「ずるい子だ。そう思うと、悲しくなって……」
雪歩「しばらく、悩みました。でも、この想いが止められなくて……」
雪歩「どうせダメなら、このまま嫌われてもいい。って思ったからこんなこと」
P「……」
雪歩「ごめん、なさい……ぷろでゅーさー……」
P「大丈夫、ありがとう、話してくれて……」
雪歩「ぷろでゅーさぁー……」
P「……俺も、一つ言っていいか?」
雪歩「……」
P「俺、散々みんなにアイドルとプロデューサーが付き合うわけない、って言ってきたんだけど」
P「俺は、雪歩のことが好きだ」
雪歩「ぷ、ぷろ……うわあああああああああん!!!」
やよい「それじゃ、雪歩さんはどうしてるんですか?」
雪歩「普通に暮らしてるけど、やっぱりまだ男の人は苦手かな……」
真美「もうそれ、ノロケにしか聞こえないよー……」
雪歩「あ、あはは……」
やよい「でも、よかったですね。一つの出来事がきっかけで結婚なんて、ロマンチックですよね!」
真美「やよいっちはまだまだ純情でいいねぇ……真美はもうそろそろ乙女充電切れるよー」
雪歩「……でも、よかったかな。やっぱり」
真美「あーもう!ノロケるなら帰るっ!」
雪歩「あっ!ご、ごめん真美ちゃん!」
やよい「ま、真美!」
真美「……嘘だよー。もう、ゆきぴょんの幸せオーラに耐え切れなくなりそうだったのは本当だけど」
やよい「……改めて、おめでとうございます、雪歩さん」
真美「ちゃんと約束は守る、とか言ってプロデューサー辞めちゃってさー。それはいいんだけど真美たちスルーとかひどいっしょー!」
雪歩「あはは……たまに、顔出してくれるって言ってたよ。……”プロデューサー”」
真美「ふーん、じゃあこの半年の分、きっちり復讐しとこ。亜美と会議会議~っと」
春香ちゃんにはお世話になったなぁ。話をした時、分かったって言ってくれて。
絶対春香ちゃんだって好きなのに。ホント、ごめんね?
千早ちゃんは興味なさそうだけど、プロデューサーのこと、しっかり見てる
美希ちゃん、ごめんね。でも、一番最初にお祝いしてくれたかな……ありがとう
伊織ちゃんは相変わらず、素直じゃないけどすっごく気にしてくれてたんだね
亜美ちゃん、イタズラばっかりしちゃ、ダメだよ?でも、その行動力はうらやましいかな……
あずささんに声をかけてもらって、私待つことができました。あずささんみたいな大人、目指します
四条さん、最後の日一緒に月を見たとき、全部見られてた気がしたけど、不思議と心地よくて
響ちゃんは元気で本当、うらやましいな。勇気も分けてもらった気がするよ
真ちゃん、最後まで相談相手になってくれた、私の王子様
そんなこと言ったら、怒られちゃった。私の王子様は、もう
真美ちゃんとやよいちゃんは挨拶し損ねちゃって、久しぶりにお茶したけど何もかわらないね
二人からも元気をたくさんもらった、けど真美ちゃんイタズラはほどほどにね……
小鳥さんも律子さんも、最後までありがとうございました
「ね、”プロデューサー”。懐かしいでしょう?ふふっ、それじゃ、あの時みたいに」
「ギュッて、してくれますか?プロデューサー?」 完
62 : 以下、名... - 2012/10/03(水) 01:24:54.24 NWByp1pQP 26/26即興故何かしら抜けてたら申し訳ない
支援ありがとう それじゃお休み