~某居酒屋~
小鳥「遅い……」
P「そもそも待ち合わせって…」
小鳥「すっかり失念してました」
P「はぁ……」
小鳥「先に飲みます?」
P「駄目に決まってるでしょう」
カランカラン ッシャッセー
あずさ「すいません、お待たせしました~」
小鳥「待ちました!」
P「大丈夫でしたか?」
あずさ「はい、結局タクシーをつかいました」
P「ともかく無事で良かったですよ」
小鳥「さ、揃ったところで始めましょう!」
P「何を飲みます?」
小鳥「ビールで!」
あずさ「じゃあ、私もビールを」
P「決まりですね、すいませーん!」
P「生を三つお願いします」
ナマミッツハイリヤシター!!
P「何かおつまみ頼みましょう」
小鳥「串盛り合わせを!」
あずさ「シーザーサラダが欲しいですね」
P「あとは…焼きなすを…」
あずさ「シブいですね~」
オマタッシター ナマミッツデース
P「どうも…あと、串盛り合わせとシーザーサラダと焼きなすを」
アーイ!!
小鳥「さ、ジョッキは持ちましたか?」
あずさ「はい」
P「オッケーですよ」
小鳥「では!」
P「あずささんの誕生日に!」
小鳥「かんぱーい!」
あずさ「かんぱーい」
チンッ
小鳥「……ぷはぁ」
P「うーん、うまい!」
あずさ「ほんと、美味しいです」
P「改めまして、誕生日おめでとうございます」
小鳥「おめでとうございます!」
あずさ「ふふ、ありがとうございます」
P「ま、昼間にも一度言ったんでアレですけど」
あずさ「何度言われても嬉しいです~」
小鳥「そのうち、嬉しくなくなりますよ...」
あずさ「音無さん…」チョイチョイ
小鳥「はい?」
あずさ「"彼"に祝われるの、嬉しくないんですか?」ボソボソ
P「…?」
小鳥「嬉しいです!はい!」
オマタッシター
P「おお、来ましたよ」
あずさ「まあ、美味しそう…」
小鳥「シーザーサラダ、取り分けますね」
小鳥「はい、どうぞ」
P「取り分けるの、上手ですね」
小鳥「いやぁそれ程でも…」
あずさ「むっ…」
あずさ「プロデューサーさん、あーん…」
P「あ、あーん」
P「…ん、美味しい」
あずさ「ふふ、私も食べさせて欲しいなぁ」
P「はい、あーん」
あずさ「…うん、美味しいっ」
小鳥「むむっ…」
P「さて、二杯目は何がいいですか?」
小鳥「私はビールで」
あずさ「私は梅酒サワーを」
P「俺もビールでいいかな」
小鳥「他に何か食べます?」
あずさ「あ、海老アボカドが美味しそう」
小鳥「いいですねぇ、あとお刺身も食べませんか?」
P「おお、いいですね」
ウーイ!! カシコッシター!!
小鳥「そうだ、これ……」スッ
あずさ「アルバムと、カメラ…?」
小鳥「誕生日プレゼントです」
小鳥「ステキな思い出を、残せるように…ね?」
あずさ「ありがとうございます…大切にします」ギュッ
小鳥「ふぃー、喜んで貰えて良かった…」
P「相当ソワソワしてましたもんね」
P「じゃあ、俺からも……」
P「はい、これ」
あずさ「ブレスレット…ですか」
P「ええ、きっと似合うと思って…」
あずさ「ありがとうございます」
あずさ「とっても嬉しいです」
P「それは良かった」
あずさ「着させけて、くれませんか?」
P「はい、いいですよ」
スッ
あずさ「どうですか?」
小鳥「バッチリ似合いますよ」
P「うん、よく似合ってると思います」
あずさ「ふふ、嬉しいです」
小鳥「そうだ!」
小鳥「ちょっと借りますね」
パシャ
あずさ「!?」
P「ああ、なるほど」
小鳥「思い出のアルバム記念すべき一枚目!」
P「プレゼントを貰ってほっこり顏のあずささん!」
あずさ「な、なんか恥ずかしいですね…」
小鳥「照れてるあずささんを見ると」グビッ
P「酒が進みますねー」グビグビ
あずさ「もう……」
パシャ
P「!?」
小鳥「!?」
あずさ「二枚目!美人事務員さんと敏腕プロデューサーさん!」
あずさ「ふふ、いい画が撮れました~」
あずさ「この調子で、どんどん撮って行きますよ~」
小鳥「ふふ、次見る時が楽しみです」
P「ええ、本当に」
小鳥(きっと、プロデューサーさんが6割くらいなんだろうなぁ)
あずさ(プロデューサーさんが、大半になりそうね~)
P「なにか悪寒が……」
P「あ、砂肝美味しい」
小鳥「あっ、ズルいですよ!」
あずさ「む、いじわるですね」
P「ふふふ、早い者勝ちですよ」
あずさ「では、この焼きなすを……」
P「あぁっ!?」
小鳥「次は何を飲もうかな……」
あずさ「私はカルアミルクを」
P「俺はジントニックに」
小鳥「よし、ウイスキーロックにしましょうか」
P「さすが」
あずさ「強いですね~」
小鳥「いえいえ、すいませーん」
ウーイ!!
P「すいません、少し席を外します」
あずさ「はい」フリフリ
小鳥「行ってらっしゃい」フリフリ
小鳥「…で、どうなんです?」
あずさ「え?何がですか?」
小鳥「とぼけても無駄ですよ」
小鳥「うりうり、白状しちゃいなさい~」
あずさ「うーん…難しいですね」
小鳥「難しいですか?」
あずさ「はい、私なんかじゃ…とても」
小鳥「このこの!」ツンツン
あずさ「ひんっ……ちょ…」
小鳥「あずささんで駄目なら日本人は無理ですよ!」
あずさ「えぇ、何ですかその基準は…」
小鳥「あずささんは自分の美貌を自覚すべきですよ!」
あずさ「美貌って、そんな……」
あずさ「それに、音無さんも美人さんじゃらないですか~」
小鳥「へ?」
小鳥「いやいや、私はそんな……」
P「ただいまーって…なんか楽しそうですね」
あずさ「プロデューサーさんも、そう思いますよね?」
小鳥「いやいや、そんな事ないですよね?」
P「……」
パシャ
P「三枚目、美女二人と飲み会!」
あずさ「…はひ?」
小鳥「してやられましたね…」
あずさ「なんだか、暑くなっちゃいました」パタパタ
小鳥「羽織ってるカーディガン、脱いだらどうですか?」
P「ちょっと小鳥さん!?」
あずさ「いいですね~」スルスル
あずさ「これで、涼しくなりましたぁ」
P「oh……」
小鳥「ビューティフル…」
P「けっこう露出した服」
小鳥「上気した頬」
P「そして何より」
あずさ「…?」
小鳥「あの、あどけない表情」
パシャ
P「四枚目!」
小鳥「あずささん、大人のエロス!」
あずさ「もう、撮らないでくらさいよ~」
P「ま、まあウーロンハイでも……」
小鳥「ささ、どうぞ…」
小鳥(呂律が)
P(回らなくなってきてる)
あずさ「んっ、んっ……ぷはっ」
小鳥(一気飲みしちゃった…)
P(ウーロン茶にしてよかった…)
あずさ「まだまだのめますよ~」
P「あ!残念…」
小鳥「もう閉店の時間です!」
あずさ「あらあら……」
小鳥「ささ、帰りますよ」
あずさ「はぁーい」
アザッシター!!
P「送って行きましょうか?」
あずさ「あら、送り狼さんれすか?」
P「いえ、そんなつもりは……」
あずさ「ふふっ、~♪」
小鳥「大丈夫ですか?」
P「あのままフラフラされるよりは」
小鳥「では、頼みます」
P「頼まれます」
小鳥「あ、プロデューサーさん!」
P「はい、わかってます」
小鳥「ハ○撮りは駄目ですからね!」
P「あなたがわかってませんでしたか」
あずさ「さ、行きますよ~」
ムギュー
P「ちょっと、あずささん!?」
あずさ「ふふ、暖かい…」
あずさ「んん……」
P「ま、仕方ないか」
P「さ、着きましたよ」
あずさ「……むぅ」
P「あの、離れてくれないと」
あずさ「……」
P「はぁ、わかりました」
あずさ「はいっ」
ガチャ
あずさ「はい、どうぞ~」
P「お邪魔します」
あずさ「ん~やっぱり家は落ち着きますね~」ポフッ
P「…!!」
P(下着が!パンツ見えちゃってます!)
あずさ「んゅ……zzz」
P「速攻で寝たよ……」
あずさ「んん……ふふ」
P「……」
パシャ
P「五枚目、幸せそうな寝顔」
P「さて、俺も寝ようかな」
チュンチュン
あずさ「う……頭痛い」
あずさ「あら、何時の間に家……に?」
P「……zzz」
あずさ「!?!?」
P「…ん、ああ、おはようございます」
あずさ「え?プロデューサーさん?」
あずさ「…あ!」
あずさ「すいません、昨日はとんだ粗相を…」
P「いえ、良かったですよ」
あずさ「ええ!?」
P「あずささんの色んな顔を見れたしたから」
あずさ「えぇぇー!?」
……
…
あずさ「ああ、そういう事だったんですか」
P「はい」
P「とりあえず、事務所に向かわないと」
あずさ「はい」
~事務所~
あずさ「おはようございます~」
P「おはようございます」
小鳥「…おやおや、仲良く出勤ですか~?」
あずさ「もうっ」
P「期待通り、何もありませんでしたよ」
小鳥「ちぇっ」ホッ
P「すごい器用な感情表現ですね」
あずさ「じゃーん、カメラを持って来ました~」
小鳥「おお!」
あずさ「これで事務所の子たちも撮っちゃおうと思います」
小鳥「ふふ、素敵なアルバムになりそうですね~」
あずさ「ええ、とっても」
FIN
72 : 以下、名... - 2012/07/19(木) 23:50:22.34 CFam0t3Qi 38/38あずささん
誕生日おめでとうございました!
おやすみ!