1 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:45:14.69 7CsfaWlU0 1/29

モバマスSSです。

2 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:48:19.36 7CsfaWlU0 2/29


――事務所

「……」カタカタカタ……

千川ちひろ「……」ジーッ


ガチャ

池袋晶葉「やあ、お疲れ様」

「……」カタカタカタ……

晶葉「おい、無視するんじゃない」

「ん……ああ、晶葉か。どうした?」

晶葉「君こそどうしたんだ、P」

「……そんなに元気なく見えるのか」

晶葉「ああ。いつもの君らしくない」

「俺はいつも通りだが……」

晶葉「むぅ……」

ちひろ「……」ハァ


3 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:50:02.87 7CsfaWlU0 3/29


ちひろ「……晶葉ちゃん、ちょっといいかしら」チョイチョイ

晶葉「ん? ああ……」


ちひろ「プロデューサーさん、少し前からあの様子なの」

晶葉「ふむ……」

ちひろ「話しかけても時々気付いてないみたいですし……」

晶葉「困ったな」

ちひろ「本当にですよ」

4 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:51:26.86 7CsfaWlU0 4/29


晶葉「……ちひろ。しばらくPを借りてもいいか?」

ちひろ「プロデューサーさんを?」

晶葉「ああ。ずっと仕事詰めなのも良くないだろう?」

晶葉「たまには私に付き合ってもらおうじゃないか」

ちひろ「……それじゃあプロデューサーさんのこと、晶葉ちゃんにお願いしちゃおうかしら」

晶葉「そうか。ありがとう」

ちひろ「ああ、そうだ。ついでに買い出し、お願いしてもいい?」

晶葉「買い出し?」

ちひろ「少し遠くなっちゃうかもしれないけれど……これ、頼めるかしら」ピラッ

晶葉「ふむ……分かった」

ちひろ「ごめんね晶葉ちゃん、せっかくの機会なのに」

晶葉「いや、これくらいはお安い御用さ。ありがとう、ちひろ」

ちひろ「いえいえ、楽しんできてくださいね♪」

5 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:54:07.31 7CsfaWlU0 5/29


晶葉「……というわけだ、P。仕事を切り上げて私に付き合ってくれ」

「……へ?」

「いや、まだ仕事が……」

ちひろ「私が代わりに引き受けますよ?」

「え?」

ちひろ「たまには息抜きしてきたらどうですか?」

ちひろ「ここのところずっとお仕事ばかりでしたし……」

「でも……」

晶葉「むぅ……」ジーッ

「……いえ、そうですね。お願いします」

晶葉「そうか! さあ、すぐに支度だ。時間がもったいないからな!」パァッ

「分かった分かった」

ちひろ「プロデューサーさん、あとは任せて下さいね。それじゃあ、ごゆっくりどうぞ♪」

「は、はい……? 分かりました」

6 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:56:11.29 7CsfaWlU0 6/29


――――

「……一体何だったんだ、晶葉?」

晶葉「まあ、まあ。私もちひろも、君のことが心配だったんだ」

「俺が?」

晶葉「最近ずっと上の空だったからな。気付いてなかったのか?」

「あー……確かにそうだったかもしれない」

晶葉「……それに最近、あまりかまってもらえてなかったしな」ボソッ

「ん?」

晶葉「なんでもない。ほら、行くぞ」

「はいはい」

7 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 03:58:06.57 7CsfaWlU0 7/29


「今日は特に寒いな……晶葉は、大丈夫そうだな」

晶葉「……なんだ、その目は」モコモコ

「いつになくお洒落だと思ってさ」

晶葉「……クリスマスプレゼントで貰ったんだ。着ないわけにいかないだろう」フイッ

「なるほどな」

晶葉「君はいつもの格好だな」

「これが落ち着くんだ。それに、十分暖かい」

晶葉「そうか……その、似合っているか?」

「もちろん」

晶葉「……と、当然だろう。皆が選んでくれたんだからな」


「それで、どこに行くんだ?」

晶葉「いつものパーツショップだ。年末年始で閉まる前に顔を出そうと思ってな」

「へぇ……ん、少し遠くないか?」

晶葉「たまには歩くのも、いいだろう」

「そうだな」

8 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:02:13.04 7CsfaWlU0 8/29


「そうか……もう、年末だもんな」

晶葉「ああ。すっかりクリスマスも終わってしまった」

「プレゼント、ありがとな。サンタロボは助かったよ」

晶葉「そうか。そう言ってもらえると、私も嬉しいぞ」

晶葉「何しろ一月前から計画していたからな!」

「プレゼントを渡したら、まさか自動で配りに行くとは思わなかったよ」

晶葉「新しい技術を取り入れてみたんだが……上手く行ってくれたようだな」ニコッ

「流石だったよ」

晶葉「へへん、もっと褒めてくれてもいいんだぞ?」

「……ただ、ロボの早さが足りなくてなぁ」

晶葉「……うっ」

「結局、俺が手渡しするのとあまり変わらなかった気がするんだが」

晶葉「その、それは……来年の課題だな」

9 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:03:56.60 7CsfaWlU0 9/29


――――

カランコロン

「いらっしゃい……おう、晶葉ちゃんじゃねぇか」

晶葉「やあ、店長。アレは届いているかい」

「もちろんだ、ちょっと待ってな……」


「……いつ見ても、すごいな」

晶葉「だろう? これだけの種類を揃えているのは、ここだけだからな」

「へぇ……俺には同じようにしか見えん」

晶葉「それと……少々恥ずかしいんだがな」ボソッ

「?」

晶葉「店長が私のファンなんだ」ヒソヒソ

「なるほど」ヒソヒソ

10 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:07:48.38 7CsfaWlU0 10/29


「ほら、これで間違いないか?」

晶葉「ああ。いつもありがとう」

「それからこれも。おまけだ」

晶葉「そんな……本当にいいのか?」

「いいんだ、持ってってくれ。前から欲しがってたろ?」

「……ありがとうございます。ほら、晶葉」

晶葉「ああ……ありがとう」

「俺からのクリスマスプレゼントみたいなもんだ。貰ってくれ」


「それから……ちょっと、兄ちゃん」

「……?」

「何でしょうか」

11 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:09:33.48 7CsfaWlU0 11/29


――――

(それから何軒か、晶葉が懇意にしている店を回った)

(どこの店でも、晶葉は顔と名前を覚えられているほど有名だった)

「まるで街のアイドルだな」

「……いや、今や晶葉はメジャーなアイドル、って所だろうけど」

晶葉「……私はもう、アイドルだぞ?」

「そうだけどさ」

「ちゃんと覚えてもらえてて凄いな、ってこと」

晶葉「そうか? 確かに私みたいな客は少ないだろうが……」

「みんな、晶葉を見たら喜んでくれただろ」

「それだけ、ファンがいてくれるんだなって思ったんだ」

晶葉「そうだな……こうやって、直接声を聞けるのは嬉しいよ」

晶葉「だが、私もメジャーなアイドルに留まっているわけにはいかないからな」

「日本を代表するようなアイドルになって貰わなきゃな」

晶葉「もちろんだ。もっと上を目指そうじゃないか」

12 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:12:03.50 7CsfaWlU0 12/29


「ところで、次はどこだ?」

晶葉「む……さっきの店で全部だな」

「他に予定は?」

晶葉「……ああ、ちひろから買い出しを頼まれていたんだった」

晶葉「えっと……これだ」ピラッ

「……ここからだとそう遠くないな」

晶葉「では、行こう。ほら」クイッ

「楽しそうだな」

晶葉「そうか?」

晶葉「……そうかもな」


晶葉「……ほら!早く行くぞ、P」グイッ

「はいはい……そんなに急ぐなよ、転ぶぞ」

13 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:14:10.18 7CsfaWlU0 13/29


――――

「さて……これで全部か」

晶葉「……ほとんど事務用品だな」

「ああ。年末年始も忙しいしな。足りなくなった時の予備ってところだろう」

「それより……何か欲しいのがあったら、いいんだぞ?」

晶葉「本当か?」

「ああ。経費では落とせないけど……」

晶葉「ほう……P、ちょっと来てくれ」

「ん?」

晶葉「せっかくだ、君に選んでもらおう」

14 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:16:29.98 7CsfaWlU0 14/29


晶葉「さあ、選んでくれ」

「へぇ、手帳か」

晶葉「来年こそは予定で埋め尽くしてくれよ?」

「……善処する」

晶葉「ははっ、半分冗談だ」

「でも、来年こそはもっと晶葉に頑張ってもらわないとな」

晶葉「もちろんだ。今以上に君にも働いてもらおう」

「そうだな……じゃあ、これとかどうだ?」

晶葉「ほう……かわいいデザインだな」

「こういうの好きだろう? ほら、うさぎがついてるだろ」

晶葉「……ふふ、中々センスがあるじゃないか」

「これくらいは、何となく分かるよ」

15 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:17:32.13 7CsfaWlU0 15/29


晶葉「そうか。では、君はこれだな」

「ほう」

晶葉「君の趣味に合うといいんだが」

「……うん。いいと思う」パラパラ

晶葉「だろう?」

「それじゃあ、これも一緒に……」

晶葉「ああ、待ってくれ。これは私が買う」

「?」

晶葉「……君が自分で買っては、意味がないからな」

「そうか……?」

晶葉「そういうものさ」

16 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:23:00.59 7CsfaWlU0 16/29


――――

晶葉「ふふ……」ニヤニヤ

「どうした晶葉?」

晶葉「ん、何でもない、何でもないぞ?」

「そうか……顔に出てるぞ」

晶葉「!」

晶葉「わ、忘れろ。今すぐにだ」

「ああ。考えとく」

晶葉「……はぁ」

晶葉「君に忘れろと言って、忘れてくれた事はなかったな」

「そりゃあ、忘れるのは難しいからなぁ」

晶葉「いっそ、記憶ごと消せば……」ニヤリ

「やめてくれ」

晶葉「さすがに冗談だ」

17 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:25:11.95 7CsfaWlU0 17/29


「さて、結構いい時間だな」

晶葉「本当だ……そろそろ戻るか?」

「ああ。これ以上は暗くなりそうだし」

晶葉「ふむ……」

「どこか寄っておきたいところはあるか?」

晶葉「そうだな……」


晶葉「……なあ、P」

「ん?」

晶葉「少し、話をしたい」

「そうか。分かった」

18 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:27:38.57 7CsfaWlU0 18/29


――――

「……ほら、晶葉。ココアで良かったか」

晶葉「……ああ。ありがとう、P」


晶葉「……今年も、もうすぐ終わるんだな」

「そうだな」

晶葉「……私としては、物足りない一年だったな」

「……」

晶葉「べつに君を非難したい訳じゃない」

晶葉「私自身、力が及ばなかったところはある」

「……そうか」

晶葉「でも、いいんだ」

晶葉「私にはまだまだ越えなければいけないものがあると、気付けたからな」

19 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:34:41.40 7CsfaWlU0 19/29


晶葉「……そういえば」

晶葉「さっきの、店長との話」

「ああ」

晶葉「この前の争奪選挙の話だろう?」

「……そうだ」

晶葉「だと思ったよ」

晶葉「君がずっと、ここ数日悩んでいたのもそれだろう?」

「……」

晶葉「……確かに、私は落ちたけれど」

晶葉「大丈夫だ。これが最後のチャンスというわけでもないだろう?」

「ああ……」

晶葉「だから、そんな顔をしないでくれ、P」

晶葉「君はもっと自信を持って、トップアイドルのプロデューサーなんだ、くらいの意気込みでいればいい」

20 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:37:58.23 7CsfaWlU0 20/29


晶葉「……そうだ。オーディションのひとつじゃないか」

「でも」

晶葉「また、次がある。何度だって、チャンスはある」

晶葉「だから、だから……Pにそんな顔で、いてほしくないんだ」

「……晶葉」

晶葉「……私には、応援してくれるファンの皆がいる」

晶葉「皆の力のおかげで、私は表舞台に立てている」

晶葉「それが分かっただけでも、嬉しいんだ」

「……俺は」

「悔しかったんだ。晶葉を一位にできなくて」

「それどころか、入賞すら届かなくて」

晶葉「……それは」

晶葉「君だけの所為じゃ、ない」

21 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:42:13.24 7CsfaWlU0 21/29


晶葉「……」

晶葉「私だって、悔しいさ」

晶葉「私の力が及ばなかったのは事実だからな」

「……」

晶葉「……だが」

晶葉「壁が高いのなら、越えればいいだけのことだ」

晶葉「それに、今の私には……Pがいる」

晶葉「君はただ、私の隣で自信たっぷりに笑ってくれればいい」

「晶葉……」

「はは……そうだったな」

「誰よりも、晶葉を信じなきゃいけなかったのに」

「俺が弱気になってちゃ、駄目だよな」

晶葉「……いいんだ。私だって、弱気になることくらいある」

晶葉「私には、アイドルなんて華やかなものは似合わないんじゃないかって、不安になることも……あるんだ」

22 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:44:46.98 7CsfaWlU0 22/29


晶葉「時々、思うんだ。私には薄暗い裏方が似合うんじゃないかって」

晶葉「君のおかげで、私は変われたはずなのに」

晶葉「もしかしたら、それはただの思い上がりだったんじゃないかって……」

「そう……だったのか」

晶葉「……忘れないでくれ、P」

晶葉「君は私を、裏方から連れ出してくれた」

晶葉「私に『表舞台のほうが似合っている』と、言ってくれたんだ」

「!」

晶葉「Pがくれたガラスの靴……そういうことだと受け取ったよ」

晶葉「やるからには最後まで……君を、私を信じたい」

晶葉「だから……その。来年こそは期待しているからな」

「……勿論だ。待っててくれ」

「来年こそは、晶葉をトップまで連れて行く」

晶葉「ああ。約束だ」

23 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:45:45.40 7CsfaWlU0 23/29


晶葉「……へへん、ようやく君らしい顔になったじゃないか」

「そうか?」

晶葉「ああ。自信に溢れていて、まっすぐ前を向いていて……」

晶葉「なんだか、安心できるんだ」

「……ありがとな」

24 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:47:56.40 7CsfaWlU0 24/29


――――

「……ずいぶん暗くなったな」

晶葉「ああ。ちひろも待っていることだろう」

「それじゃあ、帰ろうか」

晶葉「そうだな……ああ、P」

「どうした?」

晶葉「……いや、少し寒いなと思ってな」

「……?」

晶葉「その、手を貸してくれ。右手だ」

「……ほら」

ギュッ

晶葉「……ふふ、なんだか温かいな」

「そうだな。温かい」

25 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:51:14.41 7CsfaWlU0 25/29


「……冬が寒くて本当に良かった、か」

晶葉「?」

「そういう歌があるんだ」

晶葉「へぇ……確かに、そうかもな」


晶葉「……やっぱり、まだ寒いと思わないか?」

「そうかもしれないな」

晶葉「だったら……もう少し、こっちに寄ってくれると嬉しい」

「はいはい」

晶葉「……ふふっ」

「どうした?」

晶葉「何でもない……さあ、事務所に帰ろう」

「……そうだな。帰ろうか」

26 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:56:52.27 7CsfaWlU0 26/29


――事務所

ガチャッ

「お疲れ様です」

ちひろ「あら、おかえりなさい、プロデューサーさん、晶葉ちゃん!」

晶葉「ただいま。ちひろ、ちゃんと買ってきたぞ」

ちひろ「ふふ、ありがとう晶葉ちゃん。それで……」ジーッ

「?」

ちひろ「上手く行ったみたいですね♪」ニコッ

晶葉「な、何を言って……そ、その……」

晶葉「……ありがとう、ちひろ」ボソッ

ちひろ「いいんですよ、二人とも楽しかったみたいですし」

ちひろ「ねっ、プロデューサーさん?」

「へ? ああ、そうですね……?」

晶葉「お、おい! P!」

27 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 04:59:27.99 7CsfaWlU0 27/29


「そうだ、仕事は……」

ちひろ「ああ、終わらせちゃいました」

「えっ」

ちひろ「あとは任せて下さい、って言ったじゃないですか」

ちひろ「……もしもプロデューサーさんが元気ないまま帰ってきたらと、思って」

「そうですか……ありがとうございます、助かりました」

ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんと晶葉ちゃんのためですから!」

晶葉「……ふふっ」

「晶葉?」

晶葉「いや、大したことじゃないさ……ただ」

ちひろ「ただ?」

晶葉「なんだか改めて言うのは恥ずかしいが……」

晶葉「ちひろ、P」

晶葉「今年も良い一年だった。ありがとう」

28 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 05:01:19.42 7CsfaWlU0 28/29


晶葉「……それと」

晶葉「来年も、よろしく頼む」

ちひろ「……ええ、もちろんですっ♪」

「こちらこそ、よろしくな」


晶葉「来年こそは、だぞ」

「……ああ。楽しみに待っててくれ」

晶葉「ふふっ……もう半分のガラスの靴、いつまでも待っているからな」


29 : ◆.FkqD6/oh. - 2014/12/28 05:04:05.40 7CsfaWlU0 29/29

以上で終わりです。
ありがとうございました。

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