穂乃果「ええっ!なに言ってるのことりちゃん!?」
ことり「穂乃果ちゃんがいけないんだよ?」ジリジリ
穂乃果「ま、待って!理由を言うまで近寄らないで・・・」
ことり「ことりね・・・もう我慢の限界なの・・・」ジリジリ
穂乃果「な、なにが・・・?」
ことり「今日は力ずくでもいきたい覚悟なの・・・」ジリジリ
穂乃果「うぅ・・・」
希(ほほう)
元スレ
ことり「えへへ・・・穂乃果ちゃんのパンティーちょうだい?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1401380345/
均衡は崩れた
ことりは穂乃果に向かい駆ける
穂乃果はそれに反応できない
(もらった!)
ことりは勝利を確信した
素早く体を深く落とし穂乃果のスカートの下へ手を伸ばす
布の感触があった
「たわいない」
ことりは期待とともに失望した
こんなに簡単にいくのかと
穂乃果のパンティーの重さとはその程度だったのかと
そのまま掴んだ布をずり下ろす
(!?)
違和感を感じた
そして上部に圧力
穂乃果の手刀だった
「チィッ」
ことりは仕方なく距離を取る
彼女は目に見えて苛立っていた
ことりのアプローチは完璧だった
しかしその手にパンティーはない
導き出される結論は一つ
「パンティーベルトロック現象か・・・!」
ことりの呟きに穂乃果は微笑んだ
ことりは呪った
自身の浅はかさを
パンティーベルトロック現象
スカートにベルトを巻きそれにパンティーを巻き込むことでパンティ自身の防御力を上げる基本テクニックだ
(場慣れしている・・・)
ことりの頬には汗が一筋
誤算だった
考えてみれば当然なのだった
穂乃果は常日頃からパンティーを狙われているのだ
彼女はことりが思ったよりもずっと心得ている
戦うことを
「行くよ」
静寂を破る穂乃果の声
少女のとさかが揺れる
それは隠せない動揺であり穂乃果は勝利を確信した
(勝てる)
もはやこの場を支配しているのは彼女だった
希はコーラを買いに部室から出た
穂乃果の手にはことりのパンティーがあった
完勝である
「やるわね」
真姫だった
「・・・真姫ちゃんも穂乃果のパンティーが欲しいの?」
「だったらどうする?」
真姫は涼やかに微笑む
今なら挑戦者
(迷わずゴーゴー)
穂乃果は戦闘体制を取る
希が帰ってきた
しかしその手にコーラはなかった
先に動いたのは真姫
ブラックアウトで一気に穂乃果へ肉薄する
「シッ!」
そしてアイントリガーから始まる極めて流動的なコンボ
美しい攻め
それは真姫にとって満点のアプローチだった
しかし結果としてそれは悪手となる
「見えてるよ」
穂乃果は飛んできた炎をやすやすとかわし真姫に拳をぶちかました
真姫の鼻の骨が折れる
穂乃果の拳がめり込む
よろめきながらも真姫は冷静に分析した
そう
相手は穂乃果
仲間は常に仲間の最善の行動を見てきたのだ
それこそ何千回も
(そうか・・・仲間割れなんて、初めてなんだ)
最終回はなかったことにされたのだった
真姫は己の決意の薄さに気付かされる
そしてパンティーもそんなにいらなかったことにも気付く
「容易いよ。真姫ちゃん」
真姫の体がぴくりと反応する
「真姫ちゃんじゃ穂乃果には勝てないよ」
「真姫ちゃんって誰だよ!!」
彼女は乙女である前にケーダッシュなのだった
真姫はパンティーを奪われた
穂乃果が奪った
ウヴァは好きだった
「やるじゃない」
声を発したのはにこだった
穂乃果はにこの腹を殴った
そのまま彼女のパンティーをずり下ろしその場を去った
毛は生えていなかった
憐れであった
「やるじゃない」
絵里はそう言って穂乃果に右ストレートをお見舞いした
突然の行動に反応できず穂乃果はそれを喰らう
殴られた瞬間穂乃果は波の音を聞いた
夏の恋にフェスタを感じたのはこれで二度目だった
絵里に蹴りを浴びせた
それは絵里の顎をかすりそのまま弧を描いた
(パンティーは無事か・・・)
絵里は安堵した
希はポップコーンに焼き肉のタレをかけていた
「やるの?」
穂乃果は簡潔に述べる
それだけで伝わることは分かっていた
「やるわ」
絵里は動く
緩やかなパンチ
挨拶代わりだろうか
(軽く受けるか)
穂乃果は反射的に防御の姿勢を取った
絵里の拳から何か鋭利なものが顔を出す
「!?」
悪寒がした
オカンは元気だろうか
オカンは店のカウンターで世間話をしていた
なので穂乃果はカウンターの要領で振るわれた拳を蹴り上げた
(パンティーは無事か)
希は安堵した
穂乃果が距離を取る
「ハラショー。アナタかしこいわね」
絵里は人間ではなかった
日本原産「大雀蜂」
穂乃果は武者震いした
絵里は死んだ
アナフィラキシーショックである
穂乃果は静かに泣いた
それは弔いでありながら侮蔑であった
物言わぬ肉塊からパンティーを抜き取る
(今日から、これが絵里ちゃんなんだ)
穂乃果はその業を背負う決意をした
「ごっはんがごっはんがすっすむくん、おかわりっ」
もちろん花陽だった
「もう、戦うことしか知らない」
それが穂乃果のソルジャーゲーム
穂乃果は音より早く花陽に接近する
花陽はしゃがんだ
「ソニッブー」
花陽からパイナップルが射出された
パッショネイト
夏の人形の粋な計らいである
穂乃果はそれをかわそうと軽くジャンプ
愚かだった
穂乃果は花陽の蹴りをモロに受ける
遅れてくる痛みの中で彼女は気づいた
←タメ→+Pから↓タメ↑+Kへのあまりに美しい流れ
(待ちガイル・・・!)
穂乃果は地面にキスした
希はポップコーンにキスした
ハードラックとダンスった
花陽はしゃがんだ状態から動かなかった
しかし穂乃果には見えていた
「待ちガイルには粋カエル」
穂乃果は墓地から黄泉ガエルを召喚した
「穂乃果は黄泉ガエルを生け贄にして風帝ライザーを召喚」
完璧だった
花陽の戦術は瓦解した
「ターンエンド」
それは勝利宣言だった
「クッ・・・ジャンクシンクロンを召喚!」
花陽の墓地から蘇るチューニングサポーター
「まずいな・・・」
凛は冷静に言った
「うん・・・始まるね。花陽ちゃんお得意の必殺コンボ」
希のポップコーンはキャラメルコーンだった
「地獄の暴走召喚発動。何かありますか?」
ジャンクデストロイヤーが現れた
音ノ木坂は瓦解した
穂乃果はそれをただ呆然と眺める
(戦うことで、誰かを傷付けてしまう)
穂乃果は本当の戦士となったのであった
「シンクロチェンジ。デストロイヤーをスタダに。そしてエンジェルリフト。フォーミュロン蘇生で」
花陽はただ無機質に言葉を続けた
(彼女は、変わってしまった)
穂乃果は涙した
それは、恋のシグナルだったのかもしれなかった
「集いし星の輝きが新たな進化の扉を開く!アクセルシンクロ!」
「消えた!?」
花陽は光速を越えた
そしてそのまま帰ってこなかった
そこにはパンティーだけが遺されていた
「こんなのって・・・ないよ・・・」
戦う度に何かを失う
しかし人は戦うことしか知らなかった
「とうとう、ここまできちまったか」
凛が言う
その表情は闘志に満ち溢れていたがどこか悲しげだった
「もう、終わらせようよ」
「分あってるよ」
その言葉と同時に凛は駆ける
それは猫のように素早くラーメンのように伸びやかだった
穂乃果は後退した
逃げるのではない
狙っていたのだ
穂乃果は凛に巴投げをした
しかし凛は飛ばない
穂乃果の服の裾を掴んでいた
「シッ!」
そのまま強引に穂乃果に頭突きを浴びせる
穂乃果はそれを顔面で受けた
穂乃果の顔が自身の鼻血で彩られる
化粧をしたのは初めてだった
凛は頭を引く
そして勢いよくそれを降り下ろす
追撃であった
穂乃果はそれを避けなかった
同様に頭突きで応戦したのだ
大きな激突音
ずるりと凛がその場に倒れ込む
穂乃果はゆっくり立ち上がる
彼女が静かに拳を上げることで二人の会話は終了した
穂乃果は凛のパンティーに手をかける
そこで何かに気付き強引に体を捻った
そのまま距離を取る
「デケデケデンデンデデーン」
何処からか音が聞こえた
「デデッ、デデッ」
音は凛から発せられていた
「そっのっすがたにーはーほーのおー」
凛は歌っていた
彼女こそがアイドルなのであった
「いっまっおまえはーまーぶーしーいぃー」
「織田純一郎や」
冷静に希が言った
穂乃果も気付く
輝け!ラーメンマン
凛の心の師を歌にした旋律であった
凛に意識はない
(本能がそうさせているんだ・・・)
穂乃果は凛から目が離せなかった
悔しいけれどお前に夢中だった
ギャランドゥ(ギャランドゥ)
凛はアイドルではなくもはやラジカセだった
「終わらせてあげて」
希がそう言う
穂乃果は静かに頷く
凛の体が大きく跳ねた
それが戦いの合図であったかのように
乙女たちは野性をぶつけた
戦場に立っているのはやはり穂乃果だった
どこからか手を叩く音が聞こえた
それが拍手だと理解できたのは穂乃果が希の方を見てからだった
「ご苦労さん」
希は嫌らしい笑みを浮かべた
穂乃果は嫌悪を隠さなかった
「みんな死んだんだよ?」
「せやな」
「本当に、それだけなの?」
長い沈黙があった
焼肉のタレの芳醇な香りがした
「他に何かあるん?」
希の体に何かが激突した
しかしその巨体は動かない
希に闘志をぶつけたのは海未だった
「海未ちゃん・・・」
「遅くなりました」
海未は軽く飛びずさり穂乃果の隣に並ぶ
「私は、怒りに震えている」
海未は静かに呟いた
大気が震えた
「・・・始めよか」
巨体が跳ねる
穂乃果と海未は一瞬視線を交わしあい力強く頷き合った
最後の戦いが始まった
穂乃果と海未は逆方向へ飛ぶ
それは一つの完成された動きであり二人の間の年期がそれを補っていた
希はエネルギー波を穂乃果へ飛ばす
穂乃果はそれをかわす
希の背後には海未
(取った!)
海未は手刀を振り上げる
厚い肉はまず細かく刻まなければならなかった
「海未ちゃん!」
穂乃果が叫び海未はその意図を理解する
海未は手刀の軌道を強引に変え自らの背後に目標を変更する
そこには先ほどのエネルギー派があった
着弾までコンマ1秒
ギリギリであった
希はトンガリコーンを食べていた
「やるやん」
そまま自分に肉薄している海未に重い蹴りを浴びせる
海未は秋田まで吹き飛んだ
「海未ちゃん!」
穂乃果は叫んだ
しかしここは東京だった
その声にこだまのような停車駅はなかった
「愉快やーん?」
希はからからと笑う
穂乃果は初めて自分が本気で怒るということを理解した
しかし心は穏やかだった
それはスーパーサイヤ人なのだった
希は床に何かを撒いた
穂乃果は不意に摩擦を失った足場に対応できず倒れ込む
(油・・・?)
スメルロードだろうか
冷静に分析する穂乃果だったがその予想は大きく外れる
焼肉のタレだった
考えてみれば当然だった
あれは希なのだから
穂乃果は床をペロリと舐めた
屈辱の味は芳醇であった
希はそのセッ○スシンボルに心を震わせる
「穂乃果ちゃん、淫美やわぁ」
その言葉を受けた乙女はニヤリと微笑んだ
死闘が始まったのだった
世界は平和でなくなった
まず日本が地図上から消滅した
次は中国
そしてインド
時を同じくしてEU
たった今アメリカ
穂乃果のワンダフルラッシュがロシアを一凪ぎで荒野に変える
希の知らないラブがアフリカのラブを教えた
この次の争いは石と木によって行われることは確定的明らかだった
しかし無限に続くことなどありはしないのだ
楽しいことも辛いこともいつかは終わる
それは誰かが誰かを越える時なのだった
程なくしてその時は訪れる
「強く、なったなぁ・・・穂乃果ちゃん・・・」
「・・・マミー」
母のような優しさを持ったμ'sの母はそこに倒れた
偶然にもそこは荒野と化した音ノ木坂だった
今一つの時代が終わりを迎えたのだった
穂乃果は希のパンティーを剥ぎ取る
それがせめてもの弔いになると知っていたからだった
安産型だった
穂乃果は静かに泣いた
「終わったのですね」
海未がよろよろと歩いてきた
「うん・・・」
「そうですか・・・」
「・・・希ちゃんのこと、大好きだった」
「・・・私もです」
世界は静寂に包まれていた
その世界に生き残った人類はもはや彼女たちだけだった
二人はどちらがそうしたでもなく視線を合わせた
心は透けて見えた
穂乃果は海未の考えていることが分かったしそれは海未も同じだった
「パンティーは渡せない」
穂乃果は微笑んだ
「分かっていますよ」
海未ははにかんだ
空気が割れた
二人の間には大きな亀裂がありそれに落ちないよう二人は大きく距離をとった
穂乃果と海未は大きく離れた
「穂乃果、アナタのパンティが欲しい」
「・・・これで最後にしたいね」
「ええ」
二人の間には言葉はなかった
ふと見知った旋律が殺伐とした荒野を彩る
ストライクエネミー
二十代男子を少年時代に戻す音楽が決戦の合図だった
二人は同時に駆け出した
希はポップコーンを食べていた
「海未ちゃん。穂乃果、ラブライブの最終回、見たよ」
「え?」
「酷い話だった・・・酷い話だったけど、ワクワクした」
「・・・」
「海未ちゃんが穂乃果を叩いて、穂乃果がワンマンプレーでみんなを振り回して」
「・・・」
「でもね、そういうことだと思うんだ」
「・・・」
「だから・・・」
「だから穂乃果は私が好き」
「ちょっと・・・人がせっかく真面目な話をしてるのに・・・そうだよ。悪い?」
「いえ・・・」
「海未ちゃんはどうなの?」
「え?私は・・・私は穂乃果が大好き!」
「・・・初めて聞いた」
「えー。ウソ」
「ホントだよー」
「ウソです!」
「ホント!」
「ウソ!」
「ホント・・・」
「んっ」
穂乃果は海未にボディーブローをかました
海未は意識を失った
笑顔だった
全ては終わった
演算ユニットはどこかへボソンジャンプした
穂乃果の前には8枚のパンティーがあった
それは仲間とのかけがえのない思い出であり彼女が成長した証だった
「エロイムエッサイム」
神龍が現れた
「願いを言え」
「穂乃果の願いは・・・」
西暦2014年。初夏
この世界に、レズはいない
fin
53 : 以下、\... - 2014/05/30 03:57:27.04 jwzBAPmJ0 42/44こんなに面白いのに何がいけなかったんだろう
54 : 以下、\... - 2014/05/30 03:59:41.91 LQ2wnJEM0 43/44おい>>19と>>21の間に何が起きた
飛ばしてるんじゃないかってぐらい謎だ
56 : 以下、\... - 2014/05/30 04:08:27.57 jwzBAPmJ0 44/44>>54
策士策に溺れた

