1 : VIPに... - 2012/12/09 19:10:41.11 d6AcBJuu0 1/90

伊織「いきなり何言い出すのよ、律子」

雪歩「ひぇええええええ…」ガタガタブルブル

「やっやめてよぉ…そういうの…」

春香「冬にやる話題じゃないよね」

千早「一体何事…?」

亜美「なになに?怖い話なの?」ニヤニヤ

真美「りっちゃんがそういうの珍しいねぇ」

美希「あふぅ…ミキはきょーみ無いの…」ポヤ

やよい「お化けですかぁ…」

貴音「…そっそっそのような、ものののんはけっ決して…」ガタガタブルブル

「貴音、大丈夫かぁ?」

小鳥「うふふ♪」


元スレ
律子「…これは…悪魔の録音よ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355047840/

2 : VIPに... - 2012/12/09 19:11:09.28 d6AcBJuu0 2/90


765プロ事務所

律子「…今日集まれたのはこの13人ね…」

春香「?うん、そうだね…プロデューサーさんと…」

伊織「あずさはドラマで長野にロケでしょ?律子じゃなくてなくていいの?」

律子「それが…その」

小鳥「はーい♪それじゃあ、ここからは私!!音無 小鳥がお届けしますっ!☆」

亜美「ぴよちゃんが?」

小鳥「うふふ…このICレコーダーには…とある人物と私の会話が録音されています」

伊織「小鳥と…誰よ」

小鳥「場所は都内某居酒屋でぇ…」

「飲み屋の会話って…」

春香「一体…ハッまさか」

小鳥「それでは、これより…」


小鳥「第一回!765プロ抱擁賞!全部門の発表っですっ!!」


一同「ぎゃああああああああああああああああ!!」

3 : VIPに... - 2012/12/09 19:11:38.65 d6AcBJuu0 3/90

このSSは

小鳥「…プロデューサーさん、この名前の横のDとかCってなんですか?」
https://ayame2nd.blog.jp/archives/17004865.html

の続きとなっております。

未読の方はこちらを読んでください。

よろしくお願いします。

4 : VIPに... - 2012/12/09 19:12:48.51 d6AcBJuu0 4/90


伊織「あっ悪魔の録音ってそういう事っ!?///消しなさい!今すぐ!!///」

小鳥「そいつぁ出来ない相談ですピヨ…」ニヤニヤ

真美「なんでそんな録音してるのっぴよちゃんっ!!///」

小鳥「だから、都内某居酒屋で…」

春香「聞いてるのは録音した理由ですっ!!///」

小鳥「ぴよよぉ?じゃあ何でみんなは犬猫診断を録音したの?」

伊織「あれは律子が!」

律子「誰も、反対しなかったじゃないっ!!///」

小鳥「そこにネタがあった…自然と●RECボタンを押していた…尊敬します」

貴音「誇らしげに…面妖な」

5 : VIPに... - 2012/12/09 19:13:51.43 d6AcBJuu0 5/90


小鳥「さて、これまで二部門が発表され、千早ちゃんとあずささん…」

「ちょっと待ってよ!!いきなりっ」

小鳥「んもぅみんな何ですか?聞きたくないの?」

「きっ聞きたくないぞ!そんな録音!!///」

小鳥「あれれ~?そうなの?響ちゃん?」

美希「ミキは聞きたいの」

小鳥「そうそう♪一体自分が…どんな風にプロデューサーさんに抱き締めらるのか」

一同「!!!???」

小鳥「他の人がどんな風なのか…」

一同「…………」

小鳥「気になるよねぇ?…クックックック」

6 : VIPに... - 2012/12/09 19:15:21.50 d6AcBJuu0 6/90


伊織「このっ…馬鹿小鳥///」

春香「ここで、席を立つ=他の人からはニヤニヤされ自分のも聞けない…」

亜美「確かに…悪魔の録音…」

律子「だから、私もこの場を去る訳にはいかなかったのよ…」

やよい「あずささんは、もう終わってるからですか?」

小鳥「そう、あずささんは置いてきた、この戦いに耐えられそうもない」

千早「じゃあなんで、私はココに居るのよ…」

小鳥「きっと面白いから…」

千早「このっ…」

貴音「やはり…戦、なのですね…」

小鳥「さぁそれでは…発表ですっ!!」ピピッ >


7 : VIPに... - 2012/12/09 19:16:07.47 d6AcBJuu0 7/90



ガヤガヤ…ガチャカチャ…コッチオカワリ~!!ハイヨロコンデェ!!

『それじゃあ…』

小鳥『『乾杯~!!』』

小鳥『『…グビグビッ…ぷっはぁ~!!』』

小鳥『仕事の後のビールは、おいし~い』

『格別ですよねぇ』

小鳥『ですよね、何頼みます?』

『この、棒棒鶏の梅ソースって気になるんですけど』

小鳥『いいですねぇ…じゃあ私は…』


伊織「ちょちょちょっ」

小鳥「どうしたの?」ピッ ll

伊織「いや、これただの飲み会の録音じゃない」

小鳥「これからよぉ、これから」

8 : VIPに... - 2012/12/09 19:16:59.21 d6AcBJuu0 8/90


春香「じゃあ飛ばしてもらっても」

小鳥「これから、ルール説明が入るのよ」

「ルール…説明?」

伊織「あーわかったわ!止めて悪かったわね!続けて」

小鳥「みんな、動揺してて可愛い~♪」

伊織「終わったら覚えてなさいね…」 ピピッ >


小鳥『さてさて…みんな抱き締めて!!銀河の果てまで!!』

『小鳥さん、それ以上いけない』

小鳥『765プロ抱擁賞の話に…』

『えぇ…実は色々と思い返してみると…』

小鳥『?…思い返す?』

『俺、意外とみんなの事抱き締めてたなって』

小鳥『ぴよっ!?』ピッ ll

9 : VIPに... - 2012/12/09 19:18:00.62 d6AcBJuu0 9/90

春香「待った待った待ったぁっ!!!///」

千早「止めましょう、コレは止めましょう」

律子「どういう事よ…」

伊織「…自分から話すなら…割と…軽くなるわよ?」

「何がだよっ!怖いよ!伊織!!」

美希「…真くんは…抱き締められたの…ねぇ?ねぇ?」

「ちっ違うよ!!///抱き締められてないよぉ!!///」

雪歩「私は、むっ無理ですぅ…///」

「変態プロデューサーめ…///何で…自分にはしてくんないんだ…」

貴音「…いけずです…」プクー

やよい「…はわわ…///」

亜美「んー兄ちゃんが…?ね真美…真美?」

真美「…………」イライライライライライラ

亜美「うわ、怖っ」

小鳥「再生続けますよぉ」ピピッ>

10 : VIPに... - 2012/12/09 19:19:06.91 d6AcBJuu0 10/90


小鳥『どっどういう事ですピヨ?事の次第では…社長に…』

『待って下さい!そういう条例にひっかかりそうなアレじゃありません!』

小鳥『若い果実に毒牙を』

『誰が毒牙だ誰が』

小鳥『熟れててもおいしいピヨよ!?』

『何の話ですかっ!?今度にして下さい!』

小鳥『…そうですねっ』

『不服そう…』

小鳥『では…先程の問題発言…俺結構抱いてる発言』

『すげぇゲスな奴になっちゃった俺!?』

11 : VIPに... - 2012/12/09 19:20:06.11 d6AcBJuu0 11/90


小鳥『説明してください。1』

『説明しますよ…意外とみんなと触れ合ってるというか結構あったなって』

小鳥『何人くらいですか?11』

『えっと…6、7人くらいですね…』

小鳥『110番っと…』

『待ってください!!…小鳥さん、俺は無実ですぅ』

小鳥『ピヨ…あの子達の明日を守る為に…』

『ごめんなさい、通報はやめてください』

小鳥『7人って…確実に小さい子も混ざってるじゃないですかぁ』

小鳥『甘いマスクで近づいてガッとやってチュッっと吸ってはぁああん!?』

『人聞きが悪すぎる…』

12 : VIPに... - 2012/12/09 19:20:56.46 d6AcBJuu0 12/90


伊織「…ここに後…6人居るって事よね?」

春香「本当…話してくれるならいいんだよ…?」

千早「とりあえず私は、外れていいかしら?」

「そうだね、言っておくけど、ボクも違うよ?」

美希「ミキは自分から抱き着いてるけど…それもカウントされるの?」

亜美「なら、亜美達もかな?」


小鳥『じゃあ、抱擁賞の根幹を揺るがす事になりますが…』

『歴史無いからね、そんなの』

小鳥『妄想と現実の狭間を行ったり来たりする…高度な仮想現実を味わえる…おぉ!?』

『酔うのが早いな』

13 : VIPに... - 2012/12/09 19:22:26.31 d6AcBJuu0 13/90


小鳥『千早ちゃんが妄想で、あずささんが実話でした。』

『はい、妄想垂れ流し過ぎですね』

小鳥『リミッターってのは外してからこそが、その人の本当の姿なんですよ…』

『恰好良い事を言ってるつもりだとしたら、お冷頭から被ってくださいね』

小鳥『では、発表の方法を…部門別に、妄想か実話かをお話の上、発表してください!!』

『え~とつまり、千早なら、〝力一杯抱き締めたい〟部門・如月 千早で妄想かどうか?』

小鳥『そうですね!そんな感じでお願いします!!』

『じゃあ…』


『えっと…〝荷物扱い〟部門・双海 真美、双海 亜美。実話です』


真美「…荷物…」イラ

亜美「まっ真美顔怖いよ…」

14 : VIPに... - 2012/12/09 19:23:26.34 d6AcBJuu0 14/90


小鳥『おぉ~いきなりのダブル受賞…というか…期待したのに…』

『なんですか?』

小鳥『荷物扱いって…』

『だって、勝手に乗っかってくるんですもん、アイツら…もう軽くないのに…』


亜美「カッチーン」イラ

真美「カッチーン」イライラ


『飛びついてくるから、いつか怪我しそうでねー』

小鳥『まぁそうですね…事務所内では一番くっついてるんじゃ?』

『あー多分そうだと思いますよ』

『肩に乗っかって来たり、両脇に抱えたり…荷物でしょ?』

小鳥『抱き締めてないじゃないですか~』

15 : VIPに... - 2012/12/09 19:24:50.47 d6AcBJuu0 15/90


『そんなの、あいつら嫌がるでしょう?』

小鳥『いやぁ?意外と嬉しいんじゃないですかぁ?』ニヤニヤ

『はははっ慕われてるのは嬉しいですけど、子供ですし』

小鳥『あらら…』


亜美真美「「ん~!!兄ちゃんはデリバリーが無い!!」」

律子「デリカシーね、プロデューサー殿も流石に宅配はしてないわ」

千早「ププッ///」

亜美「明日からすんごいくっついてやる!!ね!?真美!?」

真美「えっ…そっそれは…恥ずかしい///」

春香「なるほどね…実話ってこの程度ね…良かった」

伊織「…でも、あと4人?5人?…」

小鳥「ぴよよ…」ニヤニヤ

律子「腹立つ…」

16 : VIPに... - 2012/12/09 19:25:30.45 d6AcBJuu0 16/90


小鳥『ちぇーもっと、際どいのを期待していたのに…』

『そんなの期待しないで下さい!俺は紳士なんですからっ!!』


伊織「何とも変態な紳士ね…」


小鳥『まぁでも…ここからがプロデューサーさんの真骨頂…お願いします!!』

『双海姉妹のイタズラに疲れた俺は…癒されたいんですよ…』


『〝癒し〟部門・四条 貴音。妄想です』


貴音「私ですか…吟味いたしましょう…」

「プロデューサーは何を言い出す気なんだ…」

17 : VIPに... - 2012/12/09 19:26:24.68 d6AcBJuu0 17/90


小鳥『癒し部門…うん?それはプロデューサーさんが癒される側ですか?』

『えぇ』

小鳥『抱き締め たい でしょう!?』

『抱き締められたい時だってあるんです!!』クワッ

小鳥『目力すごい!!』

『そんな時には…貴音に抱き締めて欲しいんです…』

小鳥『本気な顔してますね…』

『俺が椅子で、眉間に皺寄せて難しい顔してるとですね…』

18 : VIPに... - 2012/12/09 19:26:56.73 d6AcBJuu0 18/90


『…ふーっ…どうするか…』

貴音『…あなた様…』

『んー?貴音?なんだ?何か用かっ』 ギュ

『たっ貴音!?なっ何を!?///』

貴音『あなた様…根を詰め過ぎです…』

『あっあぁでも…』グニ

貴音『眉間にこの様に皺が寄っております。』グニグニ

『貴音…』

貴音『…私は心配なのです…どうか…御自愛ください…ね?あなた様?』

『…わかったわかった…お前には負けるよ…』

貴音『うふふ…』ニコ


『癒されたい…』

小鳥『ガチじゃないですか…』


貴音「どっどなたか!?めもを!めもを!」アタフタ

「貴音、コレ録音だぞ」

19 : VIPに... - 2012/12/09 19:27:51.50 d6AcBJuu0 19/90


『こう…椅子の背もたれを越えて、あすなろ抱きと申しますか』

小鳥『乙女の憧れを逆に使うとは…恐ろしい子っ』カッ

『なんか貴音には疲れを見透かされてそうでね~』


貴音「…だから、お疲れの時は少々私を避けるのですね…」プク-

伊織「アイツは…」


小鳥『ちゃんと休んでくださいよぉ?』

『まぁ、今度半休貰うんで大丈夫ですよ』

小鳥『では!次の部門の発表お願いします!』

『あっ俺、日本酒いきますけど』

小鳥『お供いたします』ビッ

20 : VIPに... - 2012/12/09 19:28:38.08 d6AcBJuu0 20/90


律子「…因みにこの時の酒量は?」

小鳥「ビールが二杯づつで、私はサワーをもう一杯くらいです」

千早「まだまだ、序盤なのに…」

小鳥「まだまだ、これからですピヨ」キリッ

伊織「肝臓爆発しなさいよ」


『んじゃあ…次は…〝親愛〟部門・我那覇 響。実話です』


21 : VIPに... - 2012/12/09 19:30:02.76 d6AcBJuu0 21/90

「…へ?」

伊織「おっとぉ~嘘吐きがこんな所に居るわね…」ズズズズズ

春香「響ちゃん…知ってる?嘘吐きの末路はね…」ユラァ

「ひぃいいいいっ!?ままっ待ってほしいぞ!自分は何も!」

雪歩「穴掘っておきますか…?」ジャキン

「待ってくれえええええっ!」ガタガタブルブル


小鳥『おおっ!!…親愛部門?』

『ええ…ほら、秋にあったでしょう?』

小鳥『あぁ~ありましたねぇ~』

22 : VIPに... - 2012/12/09 19:30:44.34 d6AcBJuu0 22/90


伊織「あぁ…あれね…」

「それなら仕方ないね」

春香「可愛かったなぁ…あの時の響ちゃん…」

「???」


『なんと言うか…妹の資質をあそこまで響が秘めているとは…』

小鳥『可愛かった!本当に!』


「…?なぁ貴音…みんな何の話をしてるんさ?」

貴音「響はあの時の記憶が無いのですね…」

「?自分何かしたのか?」

貴音「色々とあったのです…」

「うがー!それじゃあ、わっかんないぞ!」

23 : VIPに... - 2012/12/09 19:31:49.19 d6AcBJuu0 23/90


『もしも願いが叶うなら…もう一度兄と呼んで欲しい…』

小鳥『今日はテンション下がりっぱなしですね』

『八海山のせいですぅ…』


「兄?プロデューサーは自分のにぃにじゃないぞ?」

千早「…今度呼んであげたらどうかしら?きっと喜ぶわよ?」

「えぇっ!?///…そんなの…はっ恥ずかしいぞ…///」

春香「あんな大変なの、二度はごめんだけどね」

24 : VIPに... - 2012/12/09 19:32:51.60 d6AcBJuu0 24/90


小鳥『あの時は申し訳なかったなぁ…』

『今度から私物は家に持ち帰って下さいね』

小鳥『ぴよよ…』

『すいませーん!お銚子もう一本!』

小鳥『ではでは、続いてまいりましょう!』

『まぁ、響に甘えて貰うのは嬉しいんですが…俺が甘えて欲しいのは…』


『アイツなんですよ…〝甘え〟部門・水瀬 伊織。妄想ですけど』

25 : VIPに... - 2012/12/09 19:33:26.14 d6AcBJuu0 25/90

伊織「んなっ///」

亜美「甘えて欲しいねぇ…」ニヤニヤ

律子「これって、妄想と実話ならどっちがダメージ低いかしら?」

千早「…変わりないとおもうけど?」


小鳥『伊織ちゃんに甘えて欲しい!わかる!すっごいわぁかぁるぅわぁ~』

『でしょう?』


伊織「……///」プルプル

春香「あー私もわかるかも」

伊織「春香ぁ!!///」

やよい「わたしもですぅー」

伊織「ちょっやよいぃ///」

26 : VIPに... - 2012/12/09 19:35:21.17 d6AcBJuu0 26/90


『こう…ツンデレのテンプレートみたいに甘えて欲しいんです…』


伊織『ちょっと…ここ座んなさいよ…』グッ

『なんだよ…俺は仕事…』

伊織『いいから!!///』グイッ

『…?どうしたんだよ…いお』ガバッ ギュ

伊織『私、すんごい頑張ったのっ!!///だっ、だから…ゴニョ…』

『あー…ご褒美?』ナデナデ

伊織『ひゃあ!!///わっわかってるじゃないのっ!!///にひひっ♪』ギュ


小鳥『甘酸っぱぁあああああい!!///』

『ベタこそ、王道!!王も邪も愛してこその漢道…』

小鳥『要は何でもござれって事じゃあ?』

27 : VIPに... - 2012/12/09 19:36:43.01 d6AcBJuu0 27/90


伊織「…こっの…アホ馬鹿変たい…///」プルプル

春香「ニヤつくを堪えようとしてる顔で、そんな憎まれ口叩いても…」

「説得力が無いよねぇ…」ニヤニヤ

亜美「いおりんマジツンデレ乙!!」ニヤニヤ

伊織「うるっさぁああい!!///」

小鳥「伊織ちゃんのツンデレマジご褒美です。」ウンウン

伊織「(ピッ)…新堂お願い、何も聞かずに一匹の鳥のド頭を撃ち抜いてほしいの」

小鳥「ぴよおおおっ!!」


小鳥『因みにこれは、伊織ちゃんと向き合って座ってる感じですか?』

『あぁはい、最近よく膝に乗ってくるって言ったじゃないですか』

小鳥『ほっぺたにスリスリしたいわぁー』

28 : VIPに... - 2012/12/09 19:37:39.05 d6AcBJuu0 28/90

伊織「狙撃班の用意!!///」

小鳥「待ってぴよぉ!!」ガタガタブルブル


『そういう座り方って暖かいんですよね~そんな訳で次はですね』

小鳥『流れるようにいきますね~』


『〝マジ天使〟部門・高槻 やよい。実話です!』

小鳥『やよいちゃんマジ天使』

『マジ天使、コレ公式』

29 : VIPに... - 2012/12/09 19:39:55.74 d6AcBJuu0 29/90


やよい「わたしですかぁ…えっと…あぁ!!」

春香「…抱き締めてもらったの?やよい…」

やよい「はい!!プロデューサー暖かかったです!」

美希「ミキ…さすがに天使には怒れないの…」

貴音「よかったですね…」ナデナデ

「あ、自分も~」ナデナデ

やよい「えへへ~///」ナデナデ

千早「はぅっ…高槻さん…可愛い///」

律子「癒やされるわぁ…」

30 : VIPに... - 2012/12/09 19:40:39.89 d6AcBJuu0 30/90


『今年の…2月かな?溜まってた書類片づけようと早く出社したんです』

小鳥『えぇ…まぁ溜まってたっていうか…ミスってた…』

『言わないでください、恥ずかしい』


律子「プロデューサー殿もミスしてたんだ…」

小鳥「当時は結構多かったんですよ、仕事自体は少なかったんですけどね」

雪歩「その頃は…みんなあんまり仕事ありませんでしたもんね…」

「レッスンばっかりだったねぇ…」


31 : VIPに... - 2012/12/09 19:41:36.98 d6AcBJuu0 31/90


『その頃って、あんまり仕事無くて…事務所の掃除をやよいがしてたじゃないですか』

小鳥『助かりましたよぉ…今でも暇があると、してくれるんですけどね…』

『もうしなくってもいいのに…』


やよい「ダメですよぉー汚れは汚れのまんまにしておかない!」

春香「頭が下がります、やよいさん!!」

亜美「…でもアイドルがトイレットペーパー買いに行くのは…」

やよい「だって…この辺りちょっと安いんだもん…///」


32 : VIPに... - 2012/12/09 19:42:49.42 d6AcBJuu0 32/90


『それで、すっごい寒いのに、エアコンも点けずに掃除したんですよ…やよい』

小鳥『寒い寒い!』

『冷たい水で雑巾絞って、手が真っ赤になってて…ウゥ』


「やーよーいー!!ダメじゃないか!!」

やよい「あ…でも、私しか居ないのに…エアコンもったいないかなぁって」

律子「気にしなくていいの、風邪ひいたら元も子も無いじゃない…」

33 : VIPに... - 2012/12/09 19:43:26.26 d6AcBJuu0 33/90


小鳥『健気過ぎて泣ける…ウグッ』

『俺、びっくりしちゃって…すぐに手を取って毛布で包んで』


『冷たっ!!やよい…お前なぁ』ギュウ

やよい『ふわぁ…プロデューサー…暖かいですぅー』ニコニコ

『…やよい?長介やかすみちゃんが風邪ひいたら、やよいどうする?』

やよい『え?かっ看病して…』

『心配にならないか?』

やよい『なります…』

『俺達も同じ、やよいが風邪ひいたら…心配するんだからな?』

やよい『…プロデューサー…はい。』ニコニコ

『うん。じゃあ暖かくなるまでこのまんまー』ギュウ

やよい『えへへ~もうポカポカですよぉ///』キャッキャッウフフ

34 : VIPに... - 2012/12/09 19:45:12.06 d6AcBJuu0 34/90

小鳥『天使っ!!』ブワッ

『本当に…至福の時間でした…翌日に自腹で給湯器直しましたよ。』

小鳥『やよいちゃんに冷たい思いはさせられません!!』


やよい「プロデューサーがお兄ちゃんみたいで嬉しかったです!!」ニコー

春香「あぁ…心が洗われるよう…」ブワッ

美希「天使を見たの…」ブワッ

貴音「やよいはまこと、愛に溢れておりますね」ニコニコ

「やよいは凄いぞー」

やよい「えへへ///」

一同「(マジ天使、コレ公式)」

35 : VIPに... - 2012/12/09 19:46:30.59 d6AcBJuu0 35/90


小鳥『あ~いい気分です…』

『んふふ…あ、小鳥さん揚げ出し豆腐食べます?』

小鳥『大好物ですよぉ!!』

『んじゃ頼みます、すいませーん…』


律子「大分二人とも酔い始めたわね…」

小鳥「楽しいんですよぉ妄想しながら飲むと」

亜美「…ダメだこの人…はやくなんとかちないと」

春香「いや、手遅れだね」

千早「…後五人で…」

伊織「その内二人は…実際に抱き締められている…嘘つきね…」

「ボクじゃないって!!」

美希「うーん…ミキは抱きついてるけど…抱き締められてはいないの…」ズーン

雪歩「むっ無理ですよぉ…///」

律子「私があると思う?」

春香「…抱き締めて欲しいなぁ…」

36 : VIPに... - 2012/12/09 19:47:52.61 d6AcBJuu0 36/90


小鳥『…プロデューサーさんはちょっと優しすぎますよぉ』

『えぇ~…いいんじゃないですか?優しく出来てるなら』

小鳥『確かにそうですけど、みんなお年頃ってヤツなんですからね!!』

『小鳥さんは違うんですかぁ?』ニヤニヤ

小鳥『…警察呼ばれるくらいマジ泣きしましょうか?』

『俺が悪かったです、ごめんなさい』

小鳥『デリカシーを持ってください!アイドルの子達に対してもです』

小鳥『特に雪歩ちゃんとか、男性恐怖症も抑えられてきたとは言え…』

『そうですよね…』

小鳥『そんな雪歩ちゃんは、妄想なんですか?まさかの実話ですか?』

『辞書で矛盾って調べてきてもらえます?』

小鳥『どっちなんですかぁ?』


『まぁ…〝初々しい〟部門・萩原 雪歩。勿論妄想ですよ。』

37 : VIPに... - 2012/12/09 19:48:46.61 d6AcBJuu0 37/90

雪歩「…初々しい…///」ジャケン

「とりあえず、シャベルはこっちに渡してね?」


小鳥『ほほぅ…プロデューサーさん…腕をあげましたな…』

『ふふっ…小鳥殿程ではございませぬ…』


伊織「真剣に対策練った方がいいんじゃないの?」

律子「私もそう思ってたところよ」

小鳥「ぴよぉ…怖いよぉ」


『雪歩は恥ずかしがりな上に…男性恐怖症ですからねぇ…』

小鳥『そこを掻い潜り、決めるプロデューサーさんの妄想とはっ!?』

『妄想っていうか…今も訓練として雪歩には触ってるんですよ』

小鳥『なんだとぴよっ!?』

38 : VIPに... - 2012/12/09 19:49:54.42 d6AcBJuu0 38/90

「…雪歩?」

雪歩「ちっ違うの真ちゃん!!///」


小鳥『そっそれはそれで聞き捨てならないですよっ!!』

『え?手を繋いだり…頭撫でたり…雪歩から好きに触らせたり…』

小鳥『訓練っ!?それ訓練ですか!?』

『訓練で…しょう?』ピッll


伊織「…よし、止めて話をしましょう。」ズォオオオ

美希「妄想の方はその後でもいいの…」バチバチバチバチ

春香「アレだね妄想だけど実話だった的な?ふふふっ」ドドドドドドド

千早「お願い、萩原さん…正直に話してね?」ゴォオオオオオオオオ

真美「ゆきぴょん…どういうこと?」イライライライライライラ

貴音「萩原 雪歩…訓練の内容についてお聞かせ願えますか?」ゴゴゴゴゴゴ<●><●>

39 : VIPに... - 2012/12/09 19:51:57.05 d6AcBJuu0 39/90


雪歩「ひぇええええ…」ガタガタブルブル

「…雪歩…弱い自分を許してくれ…」サッ

律子「アンタ達怖過ぎるから、落ち着いて、少し」

「雪歩が怯えてるから!ホラっ」

小鳥「(超面白い…ピヨ」

亜美「口に出てるからね?」


雪歩「あの…最初男性恐怖症を治す為に始めた事で…」

雪歩「隣に座ってもらったり、手を触らせてもらったり…して///」

雪歩「それで…少しは平気になってきたかなって…///」

40 : VIPに... - 2012/12/09 19:53:10.22 d6AcBJuu0 40/90

美希「ハニー以外の男性恐怖症になった…」

春香「それだっ!!」

千早「それだっじゃないでしょ」

律子「全く…それじゃあ続き聞くわよ?」ピピッ>


『業界の人にも男性は多いですし、話せるくらいには慣れて貰わないと…』

小鳥『まぁそうですけど…』

『それで、訓練として手を繋いだりしてて…まぁ…初々しくってこっちが照れる///』

小鳥『ひゃっほうっ!!』

41 : VIPに... - 2012/12/09 19:54:31.11 d6AcBJuu0 41/90

雪歩「あっ…あぁぁ///」アタフタ

美希「…ミキに足りないのは…恥じらい…っ」

春香「今更感が漂うね…」

千早「…///」


『あの、ビクリと反応する…反射?ですかね…それが何とも男心をくすぐるんですよね』

小鳥『ぴよぉおっ!!プロデューサーさんの狼めっ!!』

『おいおい、人聞きが悪いぜ…まぁでも…雪歩は何にも染まって無いからこそ…』

『自分の色に染めたくなる…悪しき考えが出てくるんですよね…』

小鳥『うっひゃぁ…///』

42 : VIPに... - 2012/12/09 19:55:44.75 d6AcBJuu0 42/90

『こう…訓練の一環として腕を引き寄せて…』


『…雪歩…』グイ

雪歩『わわっ///』ギュウ

『大丈夫…ってモゾモゾするなよ』

雪歩『すっすみませぇん!///でも…でもぉ///…』モゾ

『あ~雪歩ご飯食べてる?ほっ細くて心配になる…』

雪歩『え?たっ食べてますよ?///…』

『そうか…え~っとな…』

雪歩『…プロデューサーも…ドキドキしてますか?///』

『えっ!?///いやっそのっ…///』

雪歩『私も…すごく…ドキドキしてます…///』


『俺もドキドキしてるよぉおおお!!///』

小鳥『ぴよっしゃああああああ!!///』バンザーイ

43 : VIPに... - 2012/12/09 19:57:15.49 d6AcBJuu0 43/90


雪歩「…ドキドキ…///」


『あ~初々しい雪歩を俺色に染めたいわぁ』

小鳥『ぴよぉおおおんっ///』


雪歩「ふぁああああああああああっ///」ボーン

亜美「あ→ゆきぴょん気絶したかぁ…」

律子「録音でもこの威力…」

「とりあえず、奥のソファに横にしてくるね」

雪歩「ハワワ///…」◎ヮ◎

44 : VIPに... - 2012/12/09 19:58:20.61 d6AcBJuu0 44/90

小鳥『いやぁ…初々しくて…私…何処に置いてきちゃっ』

『小鳥さん!杯が空いてますね!気づかなくってすみません!!』トクトク

小鳥『あぁこりゃどうも…』

『ふぅ…』


律子「小鳥さんは偶に泣くからね…」

小鳥「お恥ずかしい…///」

「…大人ってなんだろうな」

やよい「寂しい時寂しいって言える人ですぅ」

一同「!?」

45 : VIPに... - 2012/12/09 19:59:08.34 d6AcBJuu0 45/90


小鳥『あ~ちょっと熱くなってきましたね…』パタパタ

『熱く…あぁっ!!』

小鳥『どっどうしたんです!?』

『そういえば…美希も抱き締めてやった事あります』

小鳥『?美希ちゃんとはいっつも…』

『それ話そうとは思ってたんですが、あれは、抱き着いてるじゃないですか』

46 : VIPに... - 2012/12/09 19:59:52.08 d6AcBJuu0 46/90


美希「…ミキ?」

春香「知らぬ存ぜぬでは…最早まかり通らんぞ…」ズォオオオ

亜美「春閣下出た!!」

真美「声を聞くな!!跪くことにっ!!」

亜美真美「「ぐあぁあああ」」orz orz

伊織「春香、怖いから落ち着いて」


小鳥『では…どういう…あっ部門から発表お願いしますね』

『えーと…何になるんだ?…〝お熱〟部門・星井 美希。実話ですね』

47 : VIPに... - 2012/12/09 20:00:50.61 d6AcBJuu0 47/90


小鳥『お熱…部門?』

『あの、9月…の終わりくらいだったかな?美希、風邪ひいたじゃないですか』

小鳥『あっあぁ~夏の疲れが出たってヤツですね。確かに』

『えぇその時…』

小鳥『でも、その時ってプロデューサーさん出張じゃあ…北海道でしたか?』

『北海道と宮城を廻って来たんですが、その直帰の途中で美希の家に寄ったんです。』

小鳥『あ、そうだったんですか』

『『ハニー、ミキ風邪ひいたの』ってメールが来てて』

48 : VIPに... - 2012/12/09 20:01:25.91 d6AcBJuu0 48/90


美希「…確かに送ったの…でもでも…ハニー家に来てたの?」

伊織「憶えてないの?アンタ」

美希「うぅおぼえてないのぉ…」

千早「熱があったんだもの…仕方ないわよ」

春香「…ならば… 残念だけどしょうがないねー!」

律子「春香の精神が分裂気味になってる?」

貴音「面妖な…」


49 : VIPに... - 2012/12/09 20:02:39.63 d6AcBJuu0 49/90


『それで、お見舞いがてら寄ったら…お姉さんの菜緒さんが慌ていて』

小鳥『あぁ美人で教師志望のお姉さんですね、羨ましい…』

『小鳥さん軟骨つくね超おいしいよ!!』

小鳥『こりゃどうも…ん?お姉さんが慌てて?』

『えぇ、何か用事が出来たけど、美希の看病をどうしようかって時に』

小鳥『プロデューサーさんが来た訳ですね。』

『あっと言う間に留守番を頼まれましたよ…』

小鳥『星井家半端ないな…』


美希「お姉ちゃんもそゆとこあるの」

律子「不用心だと思わないのかしら?」

美希「でもハニーだよ?」

「何故だろう反論が出なくなる…」

50 : VIPに... - 2012/12/09 20:03:24.40 d6AcBJuu0 50/90


『美希の様子見たら、寝ていたので熱冷まシート替えて…』

小鳥『プロデューサーさん…美希ちゃんの寝室入ったんですか?』

『そりゃ、気は引けましたけど、菜緒さんから任せると言われちゃいましたし』

小鳥『良い匂いしましたか?』

『何を聞いてるんですか、小鳥さん』


美希「ハニーが美希の…看病///」

真美「珍しいミキミキの赤面…」

51 : VIPに... - 2012/12/09 20:04:11.56 d6AcBJuu0 51/90

『差し入れで北海道産の鮭と宮城県産のお米でおにぎりを』

小鳥『豪華っ!!というかプロデューサーさんって料理出来るんですか?』

『米炊いて、鮭焼くくらい出来ますよ…後、お味噌汁作って…』

『美希が起きてるなら、食べさせようと思って…』

小鳥『甲斐甲斐しいなぁプロデューサーさん』


亜美「完全におかんP」

真美「『ミキちゃん大丈夫?リンゴ食べる?』」(裏声)

千早「ングッックックック…///」プルプル

春香「完全におかんP千早ちゃんのツボにはまったね」

「この場合、亜美真美の勝手なモノマネじゃないか?」

律子「ごめん、心底どうでもいい」

美希「ハニー…」

52 : VIPに... - 2012/12/09 20:05:23.40 d6AcBJuu0 52/90


『そしたら、ドアの開閉で起きちゃったんですよ』

小鳥『んん?でも美希ちゃん…そんな事言って無かったような…』

『えぇ、美希は熱で惚けてましてね…』


美希『ん…はぁハニー?///』ボーッ

『あぁ…大丈夫か?』

美希『ハニーだぁ…あは…嬉しいのぉ…ハァハァ』ギュ

『おいおい…熱は?気持ち悪いとか無いのか?』

53 : VIPに... - 2012/12/09 20:05:59.77 d6AcBJuu0 53/90

美希『ハニーが…フゥ来てくれたから、もう大丈夫なの…』ギュウ

『そうか…』ポンポン

美希『…あっ』グイ

『?美希?』

美希『ハァハァ…ダメなの…』

『え?』

美希『ハニーお仕事いっぱいあるの…風邪うつっちゃうから…ダメなの…』

『美希…』

美希『…ダメ…なの…』フラ

『おっと!』ポフ

『…ありがとな…美希…』ナデナデ


『…美希の優しさに泣きそうになりましたね。』

小鳥『美希ちゃああああああああんっ!!可愛いよぉおおお!!』

54 : VIPに... - 2012/12/09 20:07:20.49 d6AcBJuu0 54/90


美希「…ハニー…ミキ、嬉しいの///グスッ…」ポロポロ

貴音「美希の優しさは、ちゃんと届いております」ナデナデ

「よかったな、美希!!」


『その後戻って来た菜緒さんと交代して、家に帰って』

『二日後くらいかな?美希に会ったら、熱で憶えてなかったみたいで』

小鳥『美希ちゃん…悔しがるだろうなぁ…』

『…でも菜緒さんなんで説明してくれなかったんだろ?』


美希「後でお姉ちゃんに聞かなくちゃなの」ムスー

55 : VIPに... - 2012/12/09 20:08:34.41 d6AcBJuu0 55/90

小鳥『それじゃあ…後は、真ちゃんと春香ちゃんと…律子さんですね』


律子「やっぱり私もか…うぅ…」

小鳥「当然ですピヨ」

伊織「(ピッ)…そう…合図までそこで待機…」

春香「椅子に縛り付けて窓際に置いておけ」

亜美真美「「イエッサー!!」」グルグルギュウー

小鳥「ぴよぉ…助けてぇ…」ガタガタブルブル

56 : VIPに... - 2012/12/09 20:09:40.49 d6AcBJuu0 56/90

小鳥『さってさて!!次行きましょう次!!きゃっほう!!』


小鳥「録音の私っ!自重して!マジで!」ジタバタ

「自重するのが遅いよ…」

律子「呆れるわね」

57 : VIPに... - 2012/12/09 20:11:39.27 d6AcBJuu0 57/90

『ふぅー…次かぁうーん、あぁ律子で妄想しましたねぇ…』

小鳥『りっちゃんキタァ!!』

『俺は、律子の可愛いところが見たいんですよ』

『〝酔いどれ〟部門・秋月 律子。妄想ですよぉ』


律子「うがぁああっ///」

「律子!落ち着いてくれ!!」

58 : VIPに... - 2012/12/09 20:12:36.67 d6AcBJuu0 58/90

『こういう飲み会に律子が来ても、あんまり飲まないじゃないですか』

小鳥『せっかくお酒の飲める年齢になったのに、もったいないですよねぇ?』

『しっかり自制してるというのもいいんですけど…酔っ払った姿が見たい』

小鳥『私も見たい!!見たいです!!』


小鳥「みっ見たいなぁって…思って…」

律子「あ?」

小鳥「ひぃいいい」

伊織「やよい、この状況を示すことわざと言えば?」

やよい「え?えっとぉ『雉も鳴かずば撃たれまい』?」

春香「的確過ぎてて怖い。」

千早「ププッングッ…///」プルプル

春香「もう、大声で笑いなよ、千早ちゃん」

59 : VIPに... - 2012/12/09 20:14:06.20 d6AcBJuu0 59/90


『律子がキリっとしてるのカッコイイじゃないですか』

小鳥『りっちゃんはカッコイイデスヨ』

『そこが崩れると可愛いじゃないですか』

小鳥『りっちゃんはカワイイデスヨ!!』

『お酒飲んだら、ウザかわいくなんないかなって?』

小鳥『みっ見事な方程式…』


伊織「ど・こ・が・よ・っ!!」

「酔っ払いってヤダなぁ…」

60 : VIPに... - 2012/12/09 20:14:52.49 d6AcBJuu0 60/90


『絡む感じで酔ったと思ったら、ウザくなるんすよ』

小鳥『うわぁ…見たいなぁ』


律子『いいですかぁ?プロデューサー殿はぁ…えっと?///』

『あーもう、いいから律子、水飲め』

律子『なんですか!?なんで構ってくれないんですかあ!!///』

『声でかいな…』

律子『か~ま~え~よぉお~///』グリグリ

『どうしちゃったの?この子?』

61 : VIPに... - 2012/12/09 20:15:47.61 d6AcBJuu0 61/90


律子『プロデューサー殿!!///』

『あぁはい』

律子『ぎゅぅー!///』バッ

『は?』

律子『ぎゅってしろー!!ぎゅうー!///!』コイコイ

『はぁ…はいはい…ギュー』ギュウ

律子『んふふ~プロリューサー…あったかい…///』ニコニコ


『…絶対こうだと思うんです』

小鳥『りっちゃんはウザカワイイデスヨォオオオオ!!///』


律子「んな訳あるかぁああああああっ!!///」ドーン

62 : VIPに... - 2012/12/09 20:17:10.78 d6AcBJuu0 62/90


亜美「真美、目を合わせるな…」コソコソ

真美「わかってる、隅っこ行こう」コソコソ

小鳥「ぴよぉお…」ガタガタブルブル

春香「怯えるくらいなら聞かせなきゃいいのに…」

小鳥「面白いと思ったんですぅ…それに」

「それに?」

小鳥「後半は私もほとんど憶えてなくって…やよいちゃんの辺りから」

伊織「本当にただの酔っ払い同士の会話なのね…」

貴音「それに振り回される身にもなって欲しいものです…」ハァ

63 : VIPに... - 2012/12/09 20:18:11.49 d6AcBJuu0 63/90


「でも…後これで、本当に抱き締めてもらったのは、真か春香って事だな」

「だっだからボクじゃないって!」

春香「私でも無いよ!そんな事あったら自慢するよ多分!」


小鳥『はぁ~…あっデザート食べたい…』

『俺も食べようかな…』

小鳥『酒を浴び肉を食らっても、乙女らしくデザートは食べたい。』

『女の子って不思議…』

小鳥『えっへっへ~女子ですよ!女子!』


64 : VIPに... - 2012/12/09 20:18:53.98 d6AcBJuu0 64/90


小鳥「女子でっ」

伊織「黙りなさい」

小鳥「ぴよぉ…」シクシク


小鳥『じゃあ…ラストまでもう少し…プロデューサーさんお願いします』


『えぇ…では…〝救助〟部門・菊地 真。…実話です』

65 : VIPに... - 2012/12/09 20:20:39.32 d6AcBJuu0 65/90


「え?」

春香「…さよなら、真…」

「お別れには早過ぎるよっ春香ぁ!?」

「春香の目から光が失われたぞ…」

貴音「面妖な気配…何奴っ!」


小鳥『おぉっ!!真ちゃんでしたかっ…どういう?』

『以前、スポーツメーカーのCM撮影で…真に本気のロッククライミングをさせたんです。』

小鳥『はいはい。アレ恰好良かったですよねぇ~』

『都内で出来るロッククライミングのスタジオだったんですけど…壁が高くて…』

小鳥『あれ…本当にやってたんですよね?』

66 : VIPに... - 2012/12/09 20:21:52.09 d6AcBJuu0 66/90


「当り前です!難しかったけどねっ」

千早「すごいわね」

「へへっ」


『本当ですよ、何回も失敗して…それで編集で何とか見せようみたいな話が出て』

小鳥『まぁ時間も限られてますし…』

『そしたら、真が『最後に一回だけお願いします!!』って言うから…』

『やらせてみたんですが、コツを掴んだのか、登り切りましてね』

小鳥『おぉ~』

67 : VIPに... - 2012/12/09 20:22:44.88 d6AcBJuu0 67/90



『んっ…よっ…ハァハァ…やった…やったぁあ!!』

『…ハァハァ…へへっやっりぃ~!』ピース

監督『はい!カーット!!』


『プロ…デューサー…へへへやりましたよぉ』

『あぁ見てたぞ!すごかったな真!!』

『ははっ…ハァハァ…』ガクッ

『真っ!?』

『あ…れ?』

『そこ!退いてください!!』ガシッグイ

『…ハァハァ…』

『酸素缶をっ!早く!』ダッダッダッダッダ


『お姫様抱っこで、スタジオの医務室まで連れて行ったんですよ。』

小鳥『爽やかぁあああっ!!///』

68 : VIPに... - 2012/12/09 20:25:30.33 d6AcBJuu0 68/90

「…ほっ本当に…?///」

小鳥「本当ですよぉ」

律子「撮影後気分悪くなったってのは聞いたけどこういう事だったの」

「おっ…憶えてないよぉおお…///」orz

美希「真君…今ならミキにもその悔しさわかるの…」

千早「撮影が終わって、プロデューサーの顔見たらホッとしちゃったのね」

「医務室で目を覚ましたのは憶えてるのにぃ///重要な所をなんで忘れるかなぁ///」

亜美「まこちんドンマイ♪」

真美「いいなぁまこちん…」ムス

69 : VIPに... - 2012/12/09 20:26:36.63 d6AcBJuu0 69/90


春香「    」

「春香ぁ!お願いだ目を開けてくれぇ!!」

春香「一縷の望みさえ絶たれた…」

伊織「いや、記憶に無いなら、妄想決定だから諦めなさいよ」

春香「みんなずるいぃい~」バタバタ

美希「ミキと真君は憶えてないの!」

「自分のだって何の話かさっぱりなんだぞ…」

亜美「亜美達だって…」

真美「荷物扱いだしぃ…」

一同「………」ジッ

やよい「あぅ…」

一同「…天使に罪は無い…」

70 : VIPに... - 2012/12/09 20:28:26.14 d6AcBJuu0 70/90

小鳥『…最後になってちまいまちた』

『春香ですね…春香かぁ~』

小鳥『…まさか、プロデューサーさんともあろう人が春香ちゃんで妄想してないっ!?』

『いや、してますよ?』


春香「よかったぁ」

伊織「さも当然みたいに言うけどおかしいからね」


『…こう、転んでそこを抱き止めるみたいなのは妄想したんです』


春香「なるほど…」

美希「春香、それはあざと過ぎるの」

71 : VIPに... - 2012/12/09 20:29:00.99 d6AcBJuu0 71/90

『でもねぇ…なんか違うんです…』

小鳥『どういう事ですか?』

『春香で妄想すると…シチュエーションドラマみたいになるんです。』

小鳥『…役者になっちゃうんですか?』

『はい、かなり全力で』


春香「もうっ意味がわっかんないよぉお~」

千早「春香落ち着いて、ね?」

春香「千早ちゃ~ん、プロデューサーさんがぁ~」シクシク

千早「うん…うん」ナデナデ

72 : VIPに... - 2012/12/09 20:30:29.83 d6AcBJuu0 72/90

『ありえそうでありえないのを妄想するのが楽しいんですが…』

小鳥『妄想は自由の翼を持っているんですよ…』

『小鳥さん…わかりました…俺…羽ばたきますっ!!』

小鳥『Good luck!!』


律子「墜落しろ」

小鳥「ぴよぉ…」


『〝ドラマ〟部門・天海 春香。フィクションです。』

73 : VIPに... - 2012/12/09 20:31:20.24 d6AcBJuu0 73/90

小鳥『脚本・監督・主演プロデューサーさんですねっ!!』


「馬鹿だ馬鹿が居るぞ」


『えぇ内容は、俺が先生で春香が生徒で』ピッll


律子「ごめん何か私聞き間違えたみたいで、もう一回」

伊織「えぇお願い律子、私ももう一回聞きたいわ」ピピッ>


『えぇ内容は、俺が先生で春香が生徒で、卒業式なんですよ』

小鳥『おぉっ先生と生徒の恋愛ストーリー!!』ピッll


千早「聞き間違いじゃなかったわね…」

74 : VIPに... - 2012/12/09 20:32:47.11 d6AcBJuu0 74/90

「妄想に翼を持たせると、とんでもない結果が生まれるんだな」

「完全に化物が生まれる予感しかしないねコレ」

律子「えーと春香…聞く?」

春香「…うん…聞く」ピピッ>


『卒業式の後、友達と一旦別れた春香は…』

小鳥『一旦?』

『卒業式の後ってカラオケとかの打ち上げあるじゃないですか』

小鳥『あぁなるほど』

75 : VIPに... - 2012/12/09 20:33:28.08 d6AcBJuu0 75/90

『それで、一人になった春香は三年間通った桜並木に差し掛かります』

小鳥『ちょっと誇らしげで切ない感じのBGMが欲しくなるっ』

『まだ、蕾の桜を見上げ、心に決めて踵を返し、学校へと走る春香!!』

小鳥『ぴよぉ…もぅ私何か泣きそう…』


律子「私、別の意味で泣きそう…」

伊織「しっかりして!この事務所アンタで保ってるようなモンじゃない!!」


『勢い良く、教室へと駆け込んでゆく春香…そこに居たのは…』

76 : VIPに... - 2012/12/09 20:34:01.91 d6AcBJuu0 76/90

ガララッ

春香『…ハァハァ…P先生…』

P先生『…天海、おいおい…どうした?卒業式まで忘れ物かぁ?』

春香『あっいえっ…あの…///』

P先生『みんな帰ったぞ、この後打ち上げだろ?あんまり羽目、外し過ぎるなよ?』

春香『先生っ!!』ギュウ

P先生『あっ…天海?』

春香『私…忘れ物しちゃったんです…告白の忘れ物…///』

P先生『天海?何を言って…』

春香『私!…P先生が好きです!///』

P先生『!!』

77 : VIPに... - 2012/12/09 20:34:51.20 d6AcBJuu0 77/90


春香『迷惑になるかもって…勝手に諦めて…私馬鹿みたいっ!///』

春香『先生…私…天海 春香は…P先生の事が好きなんです///』ジワッ

P先生『…天海…』

春香『先生…私は…他の生徒と一緒でしたか?何か少しでも違うのなら…』

春香『答えて…ください…///グスッ…』ギュウ

P先生『…天海、先生は…お前の気持ちには答えてやれない…ごめん…』

春香『…っ!!…そうですか…私…フラれちゃったん…ですね…///』ポロッ

P先生『…ごめんな…』

春香『先生なんて…私がイイ女になったの見て…こっ後悔すれば…いいんです…』

P先生『…うん…きっとすごく後悔するよ…』

春香『先生の…先生のばか…ウッ…うわぁああん…』ギュ

P先生『…ごめんな…』


『床に落ちた涙の痕と、春の香りだけが最後に教室に残っていた…』

小鳥『うわぁあああああん!!春香ちゃあんっ!!///』

78 : VIPに... - 2012/12/09 20:36:02.38 d6AcBJuu0 78/90

春香「何で私フラれてるのぉおおおおおおおおっ!!///」

伊織「…グスッ馬鹿じゃないの…」

「…ウゥ…春香ぁ…」

やよい「春香さん!元気出してください!!」

千早「春香、私がついてるからね!」

春香「泣かないでよ!!元気づけないでよ!!私はフラれてないもぉおんっ!!///」


小鳥『春香ちゃんが可哀想ですよぉっ!!///』


春香「可哀想じゃないもぉおんっ!!///」

79 : VIPに... - 2012/12/09 20:36:39.50 d6AcBJuu0 79/90

『こんな感じで現実からかけ離れた妄想になるんですよねぇ…』

『俺が先生って訳わからないでしょう?』


亜美「割と納得なんだけどね…」

真美「そうだよね」


小鳥『ウゥ…素晴らしい妄想でしたプロデューサーさん…』

『お粗末様でした…』ピッll

80 : VIPに... - 2012/12/09 20:37:43.43 d6AcBJuu0 80/90


春香「もう嫌ぁ…///グスッ」

律子「悪魔の録音らしく、最後は酷かったわね…」

千早「今回も大きな傷跡を残していく結果になったわね…」

美希「「「…何とか思い出したい(の)(ぞ)」」」

雪歩「うぅん…抱き締めぇ…///」

貴音「先程のを参考に…待っていてくださいまし、私が癒しを…」

やよい「…プロデューサーとくっつくとあったかいのかなぁ?」

伊織「甘える…っ///無理!無理だからっ!!///」

亜美真美「「んっふっふ~せくち→攻撃で兄ちゃんをメロメロにしてやるぅ~」」

律子「絶対お酒に飲まれない!!///」

春香「あーんっ!!プロデューサーさんのばかぁっ!!///」

81 : VIPに... - 2012/12/09 20:38:55.44 d6AcBJuu0 81/90

ピリリリリリリ ピリリリリリリ ピリリリリリリ ピリリリリリリ

律子「あ、私だ…ぷっプロデューサー!?」

一同「!!??」ガタッ

ピッ

律子「もっもしもしっ!?プロデューサー!?どうしましたぁ?///」

『あぁ律子…いや、今…軽井沢なんだけどさ…』

律子「あ…はい、あずささんのロケ…今日の分は終わりじゃあ?」

『あぁ…夜の内に俺は帰って、代わりに律子が朝・軽井沢入りって流れだっただろ?…』

律子「何か…トラブルですか?」

『長野新幹線の線路上に倒木とかで…終日運休になったって…』

律子「ええっ!?じゃあプロデューサー帰ってこられないじゃないですか!!」

82 : VIPに... - 2012/12/09 20:39:34.11 d6AcBJuu0 82/90

『そうなんだよ…しょうがないから、あずささん泊まってるホテルに…』

律子「私とあずささんで一部屋にしましたけど…他に部屋あるんですか?」

『…無いみたいで…』

律子「まさかっ!?あずささんと一緒に泊まる気ですかっ!?」

一同「はぁっ!?」

『そんな訳無いだろ…まぁ最悪そうなるかも…だけど…』

あずさ『私は全然大丈夫ですよぉ~♪』

律子「あずささん!!ダメに決まってるじゃないですか!!」

あずさ『お酒でも一緒に飲んでれば…すぐですよ…すぐ…うふふ///』

律子「プロデューサー!!野宿してください!!」

『無茶言うな!!こっち朝晩氷点下になるんだぞ!!死ぬわっ!!』

83 : VIPに... - 2012/12/09 20:40:39.88 d6AcBJuu0 83/90

伊織「貸してっ!もしもし!?」

『?伊織か?』

伊織「スゥーこのっ変態プロデューサー!!!!」キーン

『ぎゃあっ!!』キーン

美希「貸してなのっ!もしもしハニー!?」

『みっ美希か?』

美希「浮気しちゃダメなのぉおおっ!!!!」キーン

『だぁあっ!!』キーン

「うっ浮気ってなんだ!美希!聞き捨てならないぞ!!」

美希「言ったもの勝ちなの♪あはっ☆」

84 : VIPに... - 2012/12/09 20:41:42.67 d6AcBJuu0 84/90

貴音「もしもし…あなた様…」

『もしかして、たっ貴音?まさかお前まで叫ばないよな…?』

貴音「…あなた様に癒しをお届けするには…そっ添い寝など…///」ポッ

「何言ってるのぉっ!!!!///」キーン

『…どわっ!!また…何だよ!聞こえないよ!!』キーン

貴音「いけずです…」シュン

やよい「あったかそう…私もプロデューサーと一緒に寝たいですぅ!!」

『は?』

伊織「やよいぃっ!!///」

やよい「?かすみ達と寝るとあったかいんだよ?」

85 : VIPに... - 2012/12/09 20:43:07.55 d6AcBJuu0 85/90

亜美「もしもしぃ?兄ちゃん!!」

『亜美か?真美?さすがに声だけだとわからん…』

真美「だっダメだよ!!あずさお姉ちゃんの胸にYOU☆ワクされちゃあ!!///」

亜美「今の真美だよぉ~」

真美「ちょっ///亜美だよ!!今の亜美だからね!!」

『だぁああ!お前ら静かにしろおぉ!!』

千早「もしもし…プロデューサー…」シィ…ン

『…あ…はい…千早?』

千早「…やっぱり胸なんですか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

『72言ってるんだ?千早?千早?』

86 : VIPに... - 2012/12/09 20:43:53.39 d6AcBJuu0 86/90

春香「もしもしっ!プロデューサーさん!!春香です!!」

『おぉ春香か、なぁどうなってるんだ?さっきから』

春香「あのっえっと///その…プロデューサーさん…わたっ私…」

『…春香?』

春香「とっとにかく!!今すぐ会いに行きますから!!///待っててくださぁい!!///」

『はぁ?』

伊織「そうよっ!!(ピッ)もしもし新堂っ!?軽井沢の別荘はすぐ使えるっ!?」

伊織「これから軽井沢へ向かうわ!!移動手段何でもいいから用意して!!」ピッ

87 : VIPに... - 2012/12/09 20:44:52.14 d6AcBJuu0 87/90


伊織「…私は軽井沢に行くわ!!ついて来たいなら一緒に来なさぁい!!」

律子「私は引き継ぎがあるから…行くけど…」

「じっ自分も行くぞ!!よくわかんなかったから直接プロデューサーに聞くさっ!!///」

美希「ミキも思い出さなきゃいけないのっ!!ハニーのおにぎりっ!!」

「ぼっボクだってぇ!もう一回お姫様抱っこして欲しい!!///」

千早「負けないわ…私だって」

やよい「みんなでお出かけ…うっうー楽しそうですぅ!!あ、長介に電話しなきゃ…」

貴音「私…覚悟は出来ました…」

亜美真美「「いやっほぉー!!旅行だぁ→♪」」

春香「みんな行くよ!!765プロ!!ファイトォー!!」

一同「オオーッ!!」ドタドタドタドタ…

88 : VIPに... - 2012/12/09 20:45:59.35 d6AcBJuu0 88/90


小鳥「…せめて…解いて行って欲しいピヨぉ…」ジタバタ

雪歩「うぅん…私…」

小鳥「はぁっ!!天の助け!!雪歩ちゃん!この縄解いてぇ~」ジタバタ

雪歩「小鳥さんっどうして縛られて???」

小鳥「お願い助けてぇ…」ジタバタ ガンッ

小鳥「痛いっ」ピピッ>

89 : VIPに... - 2012/12/09 20:47:02.79 d6AcBJuu0 89/90

小鳥『あはははっプロデューサーさん!!///』ギュウ

『小鳥さん!!何ですか///』

小鳥『んふっふ~どうですピヨ?私の抱き心地は?ヒック///』

『酔っ払い過ぎですよぉ~ムチムチしてます』

小鳥『なんだとぉ~このこのぉ♪』ムニムニ

『キャー小鳥さんのセクハラ魔神!!///』ピピピッー□


小鳥「…え?///」

雪歩「…小鳥さん…」

小鳥「あっいや違うの雪歩ちゃん///コレはっ酔ってて!!///」 ジャリ

雪歩「…イッペン ウマッテミル?」ギョロ

小鳥「ぴよぉおおおおおおっ!!??(どうあがいても絶望)」


おわり

90 : VIPに... - 2012/12/09 20:49:42.31 d6AcBJuu0 90/90

前作書いてる時に思いついた抱擁賞を書き終えることが出来て楽しかったです。

誤字脱字が無いか見返したいと思います。

ありがとうございました。

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