1 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/04 23:05:12.31 evCjvgk/o 1/47

こんばんわ。
以下に注意事項です。

・本SSは一応松本沙理奈選挙応援SSです。
・本番行為を含むセッ○ス描写がありますので、18歳未満のPは閲覧を控えてください。
・男がオリキャラです。
・文章の8割ぐらいはエロです。ストーリーとかシナリオとかないです。
・使ってもらえたら幸いです。
・アブノーマルなプレイは今のところありません。
・沙理奈さんがビッチですので、「さりーなは実は処女」と思ってらっしゃるPは閲覧をお控えください。



それでは投下いたします。



元スレ
【R18】沙理奈「筆下ろし?」【デレマスモバマス】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428156312/

2 : 以下、名... - 2015/04/04 23:06:43.09 evCjvgk/o 2/47

あ、そう言えば既作は調教シリーズと枕シリーズです

3 : 以下、名... - 2015/04/04 23:07:38.08 evCjvgk/o 3/47




「はぁ、筆下ろしねぇ…」

豪華絢爛な美城プロ内のカフェテリアで、童顔のウェイトレスが運んできたレモンティーを口に運びながら、松本沙理奈は面倒そうに呟いた。

「あのさー、アタシのこと風俗嬢か何かと勘違いしていない?」

あくまで冗談っぽく、しかし視線は全くブレずに正面の相手を見据える。

猫を連想させる沙理奈の視線だが、相手は動じることなく言葉を続けた。

「勘違いはしてねぇよ。ただ、俺としても、アイドル“松本沙理奈”に話をしているわけでもない。
 それなりに気心知れた“友人”に頼んでいるつもりだよ」

沙理奈の対面に座る人物は、美城プロの芸能部に所属する沙理奈担当のプロデューサーだ。

彼は3年前に発足した美城プロダクション芸能部の立ち上げスタッフの1人であり、
彼がプロデュースするブルーナポレオン(沙理奈もメンバーの1人だ)の人気もあって、社内でもそこそこの発言力を有する実力者である。

「そりゃ、プロデューサーとは“知らない仲”じゃないけどさぁ。これ、ある意味“枕”よりも悪質だよ?」
「それは理解しているさ。ただ、こういうの頼めるのは沙理奈しか居ないし、アイツは沙理奈の大ファンだからな」

プロデューサーはそう言うと、チラッ、とカフェテリアがある空中庭園の隅を見た。

そこには、今頃アナクロな竹箒で、必死に、しかし、丁寧に掃き掃除をしている1人の青年が居た。


4 : 以下、名... - 2015/04/04 23:08:06.33 evCjvgk/o 4/47

「20歳の誕生日に贔屓のアイドルが筆下ろしって、そりゃ凄いプレゼントだと思うけどさぁ…」

プロデューサーが沙理奈に頼んだ内容は、来週誕生日を迎えるバイトの青年の初セッ○ス、
つまり、筆下ろしをして欲しいというものだった。

「えーと、芸能部の初期スタッフなんだよね?」
「というか、押しかけバイト。無理やり『働かせてください! 最初は無給で良いです!』つって来て、最初の3ヶ月は本当に無給だったんだよ」

何の知識も持たない青年は、それこそ初期は奴隷のように雑務にこき使われた。
しかし、それでも青年は腐ることなく、真摯に丁寧に雑務に励み、そのうちに段々とスタッフやアイドルに認められていったのだった。

「最初はけっこう無茶な命令してたんだよなー。雑巾1枚でフロアの壁を全部磨け、とかさ。でも、やるんだよ、アイツ。深夜までかかって。
 そういう、頑張る姿を見ると、やっぱり絆されちゃうんだよね、男でもさ」

これでルックスが良ければアイドルにするんだけどなー、とプロデューサーは苦笑してぼやいた。

「でさ、今では俺たちスタッフ全員の弟分的存在のアイツが、来週20歳の誕生日を迎えるってんで、誕生日プレゼントは何が良いかと俺なりに考えたんだよ」
「それで担当アイドルに筆下ろしさせるって、そーとーぶっ飛んだ発想だと思うけどー」

口を尖らせてストローでレモンティーを啜りながら、しかし、沙理奈は、(ああ、コレは断れないかも…)と漠然と考えた。


5 : 以下、名... - 2015/04/04 23:08:51.77 evCjvgk/o 5/47

松本沙理奈は派手な女である。

バスト92の抜群なプロポーションに、ややSッ気を思わせる美貌。

グラビアを飾れば多くの男性を魅了し、所属するユニット・ブルーナポレオンでもセクシー担当を自称している。

そして、そういうイメージと被さるように、彼女は“女の武器”を躊躇せずに使うアイドルだ。

厳選はしてあるが、不特定多数の業界人と枕を一緒にしたし、目の前のプロデューサーと寝たこともある。

(このプロデューサーに気に入られているってことは、これからあの子は美城で出世するかもしれない?)

(ルックスは全然好みじゃない。あんまり話したことないけど、トークが上手いわけでもない)

(けど、実直な性格ってのは、確かにどの業界でも重宝されるんだよね…)

プロデューサーの視線に釣られて、青年の姿を見ながらつらつらと物思いにふける。

(なにより、アタシの大ファンってのは素直に嬉しいし、童貞喰うのも嫌いじゃない)

(あとは、見返り、ね…)

ある程度方針が固まると、沙理奈は先ほどより大分柔らかい笑みを浮かべてプロデューサーに向き直った。

「えーと、ちょっと好みじゃないからなぁ~? それに、ああいう真面目なコを食べちゃうのは気がひけるっていうかー…」
「来期のホンにゲスト出演」
「ん~、ピン?」
「ピン」
「ん、オッケー」

クスリと笑って頷く沙理奈に、プロデューサーは苦笑しながら小さな名刺を手渡した。

「予定はそれに書いといた。間違っても泣かせんじゃねぇぞ」
「えー、それは保障できないなぁ~」

猫のような笑みを崩さずに言うと、沙理奈は誰かに見せ付けるように、名刺を爆乳の谷間に、スッ、と差し込んだ…

6 : 以下、名... - 2015/04/04 23:09:20.70 evCjvgk/o 6/47

週末、夜の新宿歌舞伎町。

興奮した老若男女の歓声と怒号が飛び交うこの街で、件の青年は完全に着慣れてないスーツで1人立っていた。

(な、な、なんで俺はココに居るんだ…!?)

数時間前、いつものように美城プロで雑務をしていると、いつも彼をコキ使うプロデューサーが現れて、半ば強引に街へと連れ出してしまった。

それから「こりゃ誕生日プレゼントと成人祝いだ」とポールスミスのスーツ一式、クロケットの革靴、コックスの赤い革財布、オメガの時計を半ば無理やり身に付けさせられ、
さらに、「後はここで待ってろ」と1人繁華街の中に放置されてしまったのだ。

「勝手に帰っちゃまずいよなぁ… いつの間に俺の採寸なんかしてたんだろう…?」

完全オーダーメイドのスーツはピッタリと彼の体格に合わせてあるが、基本、お金はアイドルグッズ以外には使わない彼にとって、非常に着心地が悪かった。

「こんな服、絶対俺には似合わないって… 早く脱ぎたい…」

青年が周囲の視線に晒されているような気がして(実際には完全なる思い込みだが)悶々としていると、
通行人の影から帽子とメガネをつけた豊満な女性が、するり、と青年に近づき、何気ない仕草で彼の腕を取った。

「え…… あッ!?」
「はぁい、お待たせ♥」

にやり、とメガネをずらして笑う女性は、当然、沙理奈であった。

彼女は、動揺する青年を引っ張って歩かせ始めると、彼の腕にカラダを絡め、そっと頭を彼の胸板に寄せた。

「うふ、誕生日おめでとう。スーツ決まってるじゃん」

余裕のある口調で沙理奈が言うが、青年は完全に頭が混乱してしまい、ロクに返事も返せない有様だ。

「あ、あの沙理奈さん…ッ!? これは…… え……!?」
「大丈夫、大丈夫… お姉さんに任せなさい…」

落ち着かせるように沙理奈は青年の背を、ぽんぽん、と叩くと、沙理奈は青年を再度引っ張って歩き出した…

7 : 以下、名... - 2015/04/04 23:09:50.18 evCjvgk/o 7/47

そして数時間後、彼と彼女は都内でも高級なレジャーホテルの一室に居た。

「ここって、意外とモーニングが美味しいのよね♪ お風呂も広くてキレイだし」

空調やライトを弄ったり、お風呂にお湯を張ったりと、テキパキと動く沙理奈とは対照的に、青年はぐったりとした様子でふかふかのソファに腰を沈めた。

あの後、沙理奈行き着けのイタリアンバルで誕生日を祝ってもらった後、ダーツやビリヤードに興じ、
ようやく青年の緊張がほぐれた頃合を見計らって、沙理奈が強引に青年をホテルに連れ込んだのだ。

「あの… 沙理奈さん…… 俺、馬鹿だから上手く言えないんですけど… こういうホテルって…」
「うん、もう隠すことでもないし、ストレートに言うけど、エッチしよっか♥」
「え、エッチって……」

ある程度予想はしていたとはいえ、降って沸いたような情況に、青年は激しく狼狽した。

「……これも誕生日プレゼントなんですか?」
「そういうのは考えちゃダメ♪ それとも…」

スッ、と青年の横に座り、大胆に腕を首に巻きつける。
当然、互いの胸が密着する体勢となり、沙理奈の爆乳がそれなりに分厚い青年の胸板に、むぎゅ、と潰された。

「アタシみたいなお色気アイドルとはセッ○スしたくない?」
「そんな! したいですッ! メチャクチャ!!」

耳元で囁かれた甘い誘惑に、耐性ゼロの青年は思わず叫んだ。

「俺ッ! ずっと沙理奈さんのファンだったんです! 美城に入ったのだって、沙理奈さんに少しでも近づきたくって…」
「んー、でも、その割にはあんまりアタシと絡んだりしてないよね?」
「いや、だって沙理奈さんは俺にとって高嶺の花だし、それに…」

ようやく羞恥心が復活してきたのか、青年が若干身体を離す。

「それに、沙理奈さんはファンみんなのアイドルだから、俺が美城で話しかけるのは、フェアじゃないって言うか…」
「へぇ、今時ピュアでロマンチックな考え方してんだ……」

沙理奈もアイドルだからファンレターやファンメールといった類のモノは大量に貰う。

しかし、セクシー路線を強調しているせいか、その内容の大多数は猥褻なモノで、
そのため、青年のような純粋な好意は、とても久しく感じられるものだった。

(うん… 悪くないな……)

次第に“スイッチ”が入ってきたことを自覚した沙理奈は、完全に男の身体にもたれ掛かると、スーツの裾をちょんちょんと引っ張って言った。

「ありがとう…… 素直に嬉しいわ。でも、今は少しだけ、ピュアなロマンチズムよりも、男の欲望を優先させてね…♪」

甘える猫のように沙理奈は青年の胸板に顔を擦り付けると、器用に片手でスーツとワイシャツのボタンを次々に外していった。


8 : 以下、名... - 2015/04/04 23:10:18.11 evCjvgk/o 8/47

「服、脱ご? 皺になっちゃう」
「は、はい……」

ゴクリと喉を鳴らして、青年がぎこちない仕草でスーツとシャツ、そしてスラックスを脱ぐ。

それらを適当にソファに掛けると、沙理奈は自分の上着とスカートも躊躇なく脱ぎ捨て、扇情的な黒レースの下着だけとなった。

「ふふふ、どう、アタシのカラダ? エロい?」
「はい、凄く…」

ようやく気持ちが落ち着いたのか、青年がはっきりした感想を言う。

「今日はこのカラダを好きにして良いんだからね……」

色気たっぷりにそう言うと、沙理奈は青年の太ももの上に、今度は跨るようにして座った。

レースのクロッチ部が太ももに触れ、その余りにも柔らかい感触に、青年の鼓動が一気に高鳴る。

「キス、しよ…」

スーッと沙理奈の顔が青年に近づき、可憐な口唇が震える口唇にそっと合わせられる。

ちゅ、ちゅ…… と2、3度啄ばむようなバードキスを交わして、次は深く甘いディープキスを貪りあう。

ぬめぬめとした沙理奈の舌が青年の口腔内に進入し、まるで挨拶をするかのように青年の舌上を、とんとん、とノックをする。

「ん… んぅ……」

始めはされるがままだった青年だったが、覚悟が据わったのか、次第に絡めるように舌を動かし始めた。そして…

「あん…!」
「す、すみません… 痛かったですか?」
「ううん、全然、ほら、もっと触って…」

それは本能だったのか、青年の手が、まるで吸いつけられるように沙理奈の爆乳に被せられた。

ブラジャー越しに感じる乳首の感触が、静脈を伝わるようにして青年のハートに衝撃を与える。

「どう、私のおっぱい…?」
「すごく、柔らかくて… でも、弾んで… ゴムまりみたいで… あの、上手く言えないけど…… 素敵です、すごく…」
「うん、ありがと♪ それじゃ、直に触ってみよっか…」

スルッ、とブラジャーが外され、文字通り沙理奈の爆乳が零れ落ちる。

沙理奈の爆乳は、母性とエロチシズムの両方を感じさせる絶妙の造形をしていた。

うっすら鎖骨の浮き出た両肩から、見事な流線型のカーブが双丘を形成し、桜色の乳首を越えてまた腹部へと軟着陸している。
形は日本人にありがちなお椀型ではなく、俗にロケットおっぱいと形容される紡錘型で、沙理奈の呼吸に合わせてゆっくりと、しかし、ダイナミックに揺れる。
そして、青年が“ゴムまり”と形容した柔らかさは、押せば確かな弾力を感じるのに、そのまま押していると、ずぶずぶ、と飲み込まれそうな妖しい感覚に囚われる柔らかさだ。

「なんて言うか… 凄く最高です、沙理奈さんのおっぱい…」
「あん… もっと触って… こっちも…」

青年の両手を双丘に導くと、沙理奈はまるでマーキングするかのように、股間を青年の太ももに擦り付けた。

「アタシ、凄く興奮してきた…」
「俺もです…」

今度は青年の方から沙理奈の口唇を奪う。

口腔内で舌が絡まりあう、くちゅくちゅ、という音と、青年の手が沙理奈の爆乳を愛撫する微かな音、
そして、沙理奈が股間を青年の太ももに擦り付ける音が、ゆっくりと淫靡に室内に響いた…

9 : 以下、名... - 2015/04/04 23:10:44.11 evCjvgk/o 9/47

互いの愛撫が始まってから数分後、不意に沙理奈の手が青年の股間に触れた。

「あ… 沙理奈さん…」
「ふふ、カチンコチンだぁ♥」

青年のペニスはこれからの期待と興奮ではちきれんばかりに勃起し、トランクスに見事なテントを形成していた。

「触るよ…」

宣言してから、沙理奈の手がトランクスの中に進入し、青年のペニスを優しく包んだ。

「熱い… 火傷しちゃいそう……」

肌から伝わるペニスの熱に興奮を後押しされ、沙理奈は遠慮なくペニスをトランクスから引っ張りだした。

「すごい… おっきいぃ…」

外気に触れた青年のペニスは、思わず沙理奈が喉を鳴らすほど長大で太かった。
これほど立派なペニスは、経験豊富な沙理奈でもあまり見たことはない。

「これ、ぜったいアタシ啼かされちゃう… キミに啼かされちゃうよぉ……」

本気の熱い吐息を漏らすと、沙理奈はゆっくりと青年の上から降りて、床に跪いた。

「舐める、ね……」

短い宣言と共に、沙理奈の小さな口が開き、真っ赤な舌が、べろん、と青年の亀頭を舐めあげた。

「うッ! さ、沙理奈さん… フェラ、してくれるんですか…!?」
「うん、お口でシテあげる♥」

そう言うと、沙理奈は本格的なフェ○チオを開始した。

10 : 以下、名... - 2015/04/04 23:11:10.01 evCjvgk/o 10/47

まず、唾液を擦り付けるように亀頭を中心にべろべろと舐めあげる。
そして、興奮に震える竿を、これまたべろべろと舐めまわすと、両手でペニスを包み、優しく優しくしごき始めた。

「あッ! それ、良いですッ!」
「オ○ニーしてるみたいでしょ? でも、まだまだこれからよ…!」

沙理奈は半分被ったペニスの皮を丁寧に剥くと、躊躇うことなく亀頭を、パクッ、と咥え込んだ。

今日はまだシャワーを浴びていない。
猛烈なオスの獣臭が沙理奈の鼻腔を直撃し、身体の奥の奥のオンナが、じゅん、と反応するのを感じる。

(すごいおち○ちん… 今日はやばそう…)

甘い近未来を予想しながら、沙理奈は本格的なフェ○チオをはじめた。

もぐもぐ、と口唇で亀頭をしごき、尖らせた舌で鈴口をえぐる。
その刺激は童貞である青年にとって強すぎたようで、「ひっ!」という悲鳴と共に青年の腰が軽くバウンドした。

「あ、ごめん、強すぎたかな?」
「え、あぅ… いえ、すっげー、気持ちよくて… もう、俺、ヤバイです…」
「ふふ… それじゃ、一回抜いとこっか…」

沙理奈はどこからかローションを取り出すと、寄せた爆乳の谷間に、たらり、と垂らした。

「ま、まさか…!」
「うふ♥ 挟んだげる♪」

パク、と亀頭を口で咥えて位置を調節すると、沙理奈はその豊満な爆乳の谷間に、ぬちゅ、とペニスを捕らえ込んだ。

「すげぇ… 沙理奈さんのパイズリ……!」

それは、男性の“沙理奈ファン”であれば、誰もが夢に描いたプレイだろう。

ぬちゅ、ぬちゅ、と沙理奈の爆乳がペニスをしごき始めたのを体感し、視覚で確認し、快楽で理解し、青年はもう自分が我慢できないことを悟った。

「沙理奈さん…ッ! もうダメですッ!! 出ますッ!!」

アイドルを汚すまいとする心からか腰を引こうとする青年を、しかし、沙理奈はがっちりと爆乳で捕らえて離さず、逆に動きを激しく加速させていった。

「いいよ… 飲んであげる…」

そっと呟かれたその言葉は、青年にとって、まさに福音だった。

「出ますッ!!」

びゅるッ!! どぷッ!!!

「ッッッッ!!」

沙理奈の口腔内で亀頭が弾ける。

鈴口から迸った精液は、炸裂弾のように沙理奈の口腔一杯に広がり、白く白く満たした。

(すごい、量…!)

大量の精液に目を白黒させながらも、沙理奈は宣言通り、こく、こく、と口に出された精液を嚥下し始めた。

「ホントに、飲んでくれてる…!」

憧れのアイドルが、自分の精液を飲んでくれている…
それだけで、青年はこの世のものとは思えない多幸感に満たされていった…


11 : 以下、名... - 2015/04/04 23:12:00.74 evCjvgk/o 11/47

「それじゃ、次は本番だね…」

フェ○チオの後始末をすると、沙理奈は休む間も見せずにそう言った。

「あの… それじゃゴムを…」
「アタシ、ピル飲んで管理しているから、ナマでオッケーだけど、ゴムする?」
「いいえ、是非ナマでお願いします!」

即答した青年の剣幕に、思わず沙理奈がクスリと笑う。

そして、沙理奈は最後の一枚になった黒レースのショーツを脱ぎ捨てると、すでに妖しく糸を引いている柔裂を、己の指で、くぱぁ、と拡げた。

「今から、ココでキミのおチンポ食べちゃうから……」

白い肌を桜色に染めた沙理奈が言うそのセリフは、恐ろしく淫靡で、官能を誘う魔法の言葉だった。

「出したのに、萎えてくれないです…」
「それじゃ、もう準備要らないじゃん♥」

ぬち、と沙理奈の柔裂が青年の亀頭とキスをする。

「腰を掴んで… あとは、キミがシテ……」
「…はいッ!」

最後の最後で男にリードを任せると、沙理奈は、スッ、と身体の力を抜いた。

青年は言われた通り、がっちりと沙理奈の腰を掴んで身体を支えると、慎重に慎重に沙理奈の股間を降ろし始めた。

その瞬間、にゅる、っとした感触と共に、亀頭が柔裂の中に潜り込んだ。

「あ… 挿入いりました…!」
「うん… でも、まだ先っぽだよ… 奥まで…… 根元まで突き刺して…!」
「はいッ!」

流行る気持ちをぐっとこらえて、青年がゆっくりと沙理奈の身体を自分に降ろす。

「ひっ、ひあ…! すごいッ! キミのおチンポおおきすぎぃ!」

ずぶずぶ、とペニスが膣を抉る。

膣内を圧倒的質量で蹂躙される快楽に、沙理奈は歓喜の喘ぎで答えた。

「もうすぐ… 根元まで…ッ!」
「嘘ッ!? まだ根元じゃないの!? あっ、ダメ、それ以上深くはだめぇ♥」
「ごめんなさいッ! 止まれないです!」

こつん、と何かと何かがぶつかったような感触がして、とうとう青年のペニスが根元まで沙理奈の膣に突き刺さった。

「あっ… 嘘… 子宮に… 当たっちゃってる…!?」

信じられないような表情で、沙理奈が己の下腹部を撫ぜながら呟いた。

12 : 以下、名... - 2015/04/04 23:12:30.07 evCjvgk/o 12/47

「う、動く…?」
「動きたいです…!」
「突くの…?」
「突きたいです…!」
「その… 優しくね…?」
「嫌です!」

宣言と同時に、オスの本能に突き動かされた青年が、沙理奈の腰を掴んだまま、猛烈な勢いで腰を上方に突き上げた。

ズンッ!

「あぅッッッッッ!!!!」

強烈な一撃を膣奥に喰らい、沙理奈の脊髄に快楽のパルスが走り抜ける。

(ヤバイ… この子のチンポ、気持ちよすぎ…)

崩れそうになる上半身を、青年の首に掴まりなんとか支えた瞬間、再び強烈な二撃目が沙理奈を襲った。

ズンッ!

「んぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!!♥♥」

連続された甘い大衝撃が沙理奈の理性をあっさりと溶かし、軽い絶頂を感じる。

(ウソ… イかされちゃった…!?)

なんの工夫も無いただの抽挿でイカされ、沙理奈は驚愕と快楽に放心した表情を浮かべた。

(これ、アタシじゃなかったら堕とされていたかも…)

内心、戦々恐々としつつ、しかし、流石に沙理奈は足腰に力を入れて体勢を立て直すと、
攻撃は最大の防御とばかりに、腰を前後に降り始めた。

「あ… 沙理奈さん…?」
「もう一回、今度はナカに出しとこ♥」

それは実質的な敗北宣言であったが、数分前まで童貞であった青年は流石に気付けず、そのまま沙理奈に身体を委ねた。

(今のうちにペース握っておかなきゃ…)

早めに射精させようと、ごしごし、と肉棒を膣内全体で擦るように腰を動かす。

じゅぷ、じゅぷッ! と卑猥なハーモニーが2人の耳に響き、それは、いやおう無しに互いの興奮を惹起していった。

14 : 以下、名... - 2015/04/04 23:12:57.89 evCjvgk/o 13/47

「沙理奈さん、そろそろ……」

数分後、青年の口からそんな言葉が漏れたときには、沙理奈の乳首はびんびんに勃起して尖っていた。

「しゃ、射精しそう…?」

青年を早く射精させよとうと腰を動かしたが、それは当然沙理奈の性感帯を刺激する行為でもあり、
沙理奈もあと少しの刺激で絶頂しそうなほど、快楽が全身を覆っていた。

しかし、次の青年の言葉は、沙理奈の期待と予想を大きく裏切るものだった。

「ベッドで、激しく突きたいです…!」
「え、ええぇぇ!? そ、それは…!」
「失礼します…ッ!」

言うや否や、青年は沙理奈のお尻を両手でしっかりと掴むと、沙理奈とつながったまま、ソファから力を込めて立ち上がった。

「だ、だめぇ! ソレ、深く刺さっちゃうぅぅぅッ!!」

これまでにない荷重が結合部に集中し、ペニスがさらに深く膣奥を突く。

「ベッドにッ! 移動しまうッ!」
「早くッ! 早くぅッ!!」

本能的な落下の恐怖と、迫り来る絶頂の恐怖がない交ぜになり、沙理奈が切羽詰った悲鳴をあげる。

しかし、それは本格的な嬌声の予行練習でしかなかった。

「あ……」

不意に身体が降ろされ、沙理奈の背中がベッドのシーツに触れる。

ベッドに降ろされたと頭が理解した瞬間、沙理奈は次に男が取る行動を予見し、様々な感情が沙理奈の心を支配した。

「行きます…ッ!」

短い宣言の後に、青年は大きく腰を引くと、間髪いれずに力強く腰を前に突き出した。

「やぁぁぁぁぁ、らめぇぇぇ、突いちゃやらあぁぁぁぁぁ♥♥」
「すいません、我慢できません!」

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ!!!!!!

力強いストロークでペニスのピストン運動が始まり、沙理奈は口角から唾液を飛び散らせるほど身体をバウンドさせた。

(だめぇぇぇぇぇぇ!! このチンポヤバすぎぃぃぃぃッッ!!♥♥)

あっという間に絶頂が沙理奈の脳髄を焼き、さらに休む間もなく次の波が訪れる。

「くぅ… 締まる…ッ!」
「らってえぇぇぇぇ!! イッてるからぁぁぁぁ!! 沙理奈のおマンコ、イッてるからあぁぁぁぁぁぁ!!♥♥」

絶頂の収縮が間断なくペニスを締め付け、青年にもすさまじい快楽が襲い掛かる。

「沙理奈さん…! また出そうです…!」
「イッてえぇぇぇぇぇぇ!! アタシのナカに出してえぇぇぇぇッッ!!♥」

とろけた表情で沙理奈が言うと、それをきっかけに青年のペニスから熱い奔流が迸った。

「あぁぁぁぁぁぁッ!!♥ 奥にッ! 奥にザーメンきてるぅぅ♥♥」
「ああ、凄い…ッ! 搾り取られてる…ッ!!」

最後まで沙理奈の膣内に精液を注ぎ込むと、青年はゆっくりとペニスを沙理奈の膣から抜き取った。

ごぽぉ……

2回目とは思えぬ尋常でない量の精液が、膣内だけでは収まりきれず、秘裂から次々とあふれ出てくる。

その光景は、青年の想像以上に淫靡で、射精したばかりのペニスに、再び力が戻るのを感じた。

15 : 以下、名... - 2015/04/04 23:13:28.42 evCjvgk/o 14/47

「沙理奈さん… 俺、まだできそうです…」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ… 嘘… ホントだ、固い……」

完全に余裕を失った沙理奈は、しかし、それでも気力を振り絞ってベッド上で四つんばいになった。

「それじゃ、次はバックでしよ♥ 後ろからガンガン突いて、アタシをメチャクチャにして…♥」
「わかりました…!」

オンナにここまで言わせた達成感と、明らかに芽生えた自信を原動力に、青年はバックから挿入を試みた。

しかし…

「あ、あれ…? 上手く……?」

青年は勃起したペニスをバックから挿入しよとしたが、位置を上手くあわせることが出来ない。

「え、えーと……」
「落ち着いて… ほら、拡げてあげるから、よく見て…」

青年の苦境を察した沙理奈が、両手をお尻に回して、ぐぱぁ、と左右に割り開いた。

「バックだと、ちょっと挿れ方わかりづらいもんね… おま○こ、見える?」
「はい… 良く見えます…」

思えば、沙理奈の秘所をまざまざと見るのはこれが初めてだ。

その妖しい造形に数瞬心を奪われた後、青年は改めてペニスを秘所に宛がった。

「入れます…!」
「うん、がんばれ♥ がんばれ♥」

沙理奈の声援に後押しされ、青年が腰を突き出すと、こんどは、にゅるん、と一気に根元までペニスが膣内に収まってくれた。

「あぅ…… いきなり深ぁい…♥」
「バックだと… 感触違うんですね……」
「うん… アタシも、バックだと擦られる場所が変わるから、好き……♥」

しばらく、余韻を楽しむように静止した後、青年はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。

「これ、凄い… マジで気持ち良い… 沙理奈さんのナカ、すげぇ熱い…」
「アタシも… 気持ち良いよ… キミのチンポの熱さ、ナカで感じるよ…」

じゅぷ… じゅぷ… じゅぷ… じゅぷ… じゅぷっ、じゅぷッ、じゅぷッ!

段々と、段々と、ピストンのスピードが加速する。

そして、ひときわ青年が腰を大きく引いて、

(あ、来るッ!!)

ズンッ!!

「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥」

バックで深く深くペニスを突き刺され、沙理奈が歓喜の嬌声を上げる。

「このままラストまで、イキますッ!」
「うんッ! いっぱい、いっぱいちょうだい!!」

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!! と互いの肌が打ち付けられ拍手のような音が部屋に響く。

その音は次第に勢いと音量を増し、そして、音のたびに沙理奈の脳髄に極彩色の花火が炸裂した。

「ああぁぁぁぁんッ!!♥ 凄いよぉぉ、キミのおチンポ最高だよぉぉ♥」
「俺も、もう限界ですッ!!」
「一緒にッ! 一緒にイこッ!」
「はい、一緒にッ! ああああぁぁぁぁッッ!」

青年が最後の力を振り絞った一撃を膣奥に放った瞬間、沙理奈の膣がこれまで以上に激しく収縮した。

「「あ…」」

同時に、短い悲鳴が漏れた後、

「「~~~~~~~ッッッッッッ!!!!♥♥♥♥」」

声にならない2人の艶声が、部屋中に響き渡った…

16 : 以下、名... - 2015/04/04 23:14:15.10 evCjvgk/o 15/47

「はい、これ… アタシのプライベートアドレス」

激しいセッ○スが終わり、2人でお風呂に入った後、沙理奈は滅多に渡さないプライベートな名刺を青年に差し出した。

「えっと… これって…」
「先に謝っておくけど、恋人は無理よ。アタシ、まだまだアイドルを辞めるつもりはないから」
「はい… それは、わかります… 俺も、まだまだ沙理奈さんにはアイドルを続けて欲しいです」
「うん、ありがと。でもね…」

フッ、とリラックスした笑みを浮かべて、沙理奈は続けた。

「がっつかない程度には、相手してあげるから」
「えと、つまりは、セフレ…?」
「嫌?」
「まさかッ! 全然嫌じゃないです!」

青年も、当然沙理奈がこれから自分以外の男と寝ることがあるとは気付いていた。

しかし、一夜だけと思われた沙理奈との関係が、今後も続けられるのならば、そんなことは些事に感じられた。

「それじゃ、これからもヨロシクね♥ あと、プロデューサーにはちゃんとお礼を言っておいてね」
「はい、こちらこそよろしくお願いします!」

歓喜の笑みを顔中で爆発させながら、青年は、幸せそうに言った。













46 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/05 21:31:46.18 7n7YL75Yo 16/47




「グラビアにおいて、服選びは戦争である」



沙理奈「ガーリー? アタシとしてはやっぱりギャル系かフェミカジ系で攻めたいんだけど?」

聖來「沙理奈のイメージとしてはそうなんだろうけどさ、ここいらでウチらもファッションの幅を広げるべきだと思うの」

沙理奈「でも、ガーリーで露出は無理っぽくない?」

聖來「ガーリーでも大人ガーリーで、フリル少な目、布地薄めで揃えれば、十分セクシーじゃない? ギャップ萌えも期待できるし」

沙理奈「それじゃ、ちょっと合わせてみよっかな……」


~~お姉さま方試着中~~


沙理奈「ナイナイ、やっぱアタシのキャラじゃない。あ、でも、聖來は似合ってるよ、ガーリー」

聖來「え~、そう? うーん、セイラに似合って沙理奈に合わないこと無いと思うけど?」

沙理奈「聖來は見た目よりも若く見られるじゃん? アタシは逆だし、やっぱりガーリーはちょっと…」

聖來「うーん、それじゃストリート系は? あ、そうだ! 沙理奈がストリート系で、セイラがギャル系着るってのは?
    クラッシュジーンズにブルゾン合わせればセクシーじゃん♪」

沙理奈「あ、それ良いアイディアかも♪  ジーンズにクロッチ見えるくらいスリット入れてー♪ シャツの上からブルゾン着てー♪」

聖來「えーと、まずは大正義ホットパンツでしょ? シャツは気持ち短めでおヘソ出してー、あー、パーマ抜かなきゃよかった…… ウェーブのウィッグあるかな……?」

沙理奈「ねー、聖來ー。シャツ脱いでチューブトップブラの上からブルゾンは、流石にやりすぎ?」

聖來「何がなんでも胸を出したいのね…… 良いんじゃない? 乳首見えなければ?」

沙理奈「うふ、それじゃ、このセクシーなブラを着けてー」

聖來「わっ、そのブラ幅5cmぐらいしかないじゃん! 沙理奈エローい!」

沙理奈「視線集めに長めのシルバーネックレス着けてー…… うん、イイ感じ♪」

聖來「むむ、それじゃこっちもサイハイソックスで絶対領域確保!」

沙理奈「ギャル系は基本生足だよ?」

聖來「チッチッチ… 見よ、この透け透けレースの黒サイハイソックスを!」

沙理奈「おおー、色っぽい… ホットパンツに黒ストは定番だけど、さらにそこに絶対領域とは…」

聖來「思いつきだけど、イイ感じじゃん? よし、それじゃ行こっか!」

沙理奈「おっけー! 今日もたっくさんセクシーアピールしなくちゃ♥」



~~お姉さま方撮影中~~



沙理奈「…………………うーん」

聖來「…………………誤算、だったのかな?」

P「いや、お前らの意識が高いことは良いけどよ?」

P「俺、今日の撮影はリップの春の新色用だから、ネックアップのみってちゃんと言ったよな?」

沙理奈「バストアップだったら上乳ぐらいは見せれたのに…」

聖來「せっかくの絶対領域が……」

P「……スチールぐらいは撮ってもらえるように、交渉してやるよ」

2人「やったぁ!!」

                                                  終われ

71 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:45:29.29 k7ORmgUpo 17/47





【エロ親しい女性が助手席に乗ってるんだから分かってるよね?】









夕日がビルの間からうっすらと覗く午後6時。

撮影を終えた松本沙理奈はスタジオを出ると、首をわずかに動かして周囲を睥睨した。

「ええっと、確か迎えが…」
「あ、沙理奈さん、こっちです…!」

すると、彼女の姿を認めた一人の青年が、路肩に駐車したセダンの窓から彼女を呼んだ。

沙理奈は早足でセダンに近づくと、ガチャリ、と開いた助手席に滑り込んだ。

「ふぅ、ありがと」
「撮影、お疲れ様です。随分とかかりましたね」
「前の撮影が押しててねー。まぁ、ドライブ中暇になったら話してあげるわ」
「はい、わかりました。それじゃ、出ます」

ハイブリットカーなのか、スターター音無しにモーターを起動させると、青年は静かにセダンを発進させた。

セダンはすぐに首都高速に乗ると、あっという間に加速して周囲の車列に溶け込んでしまった。

「到着は深夜を回ると思いますから、沙理奈さんは適当に寝ていてください」
「疲れたら運転交代するわよ?」
「あはは、もしかしたら、よろしくお願いします」

笑顔でハンドルを握るのは、数ヶ月前に20歳の誕生日を迎えた、あのバイトの青年だ。

(随分と様になってきたわね… オトコって変わるもんだなぁ…)

そんな青年の横顔を見ながら、沙理奈は何とも言えない微妙な感情を抱いた。

72 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:49:07.96 k7ORmgUpo 18/47

あの初体験の翌日、バイトの青年は、いつの間にか自分が美城プロダクション芸能部の正社員となっていたことを知った。

『つっても業務はあんまり変わらないけどな。基本雑用、追加で、俺の鞄持ちと、アイドルの送迎って所だな』
『えっと… それって…』
『俺の“プレゼント”、無駄にするんじゃねぇぞ?』
『……はいッ!』

つまり、青年は自分が思っている以上に、プロデューサーに気に入られていたわけである。

鞄持ちやアイドルの送迎は、つまり、今後はアイドルのマネジメントに関わらせる気があるということだった。

しかし、今の彼は、情熱はあっても業界や技術面の知識はほとんどない。

そのため、鞄持ちとなってからの3ヶ月は、恐ろしく濃密で、そして忙しい期間だった。

(…沙理奈さんとこうやって落ち着いて一緒に居られるのも、あの夜以来だな…)

助手席の沙理奈を、チラッ、と見ると、向こうは彼を、ジーッ、と見ていたらしく、ばっちり目があってしまった。

「あ、すいません…」
「クスクス… なぁにぃ、なんで謝るの?」
「いえ… その…」

悪戯っぽい猫目で見つめられ、青年の鼓動が一気に高鳴る。

「…すいません、連絡、してなくて……」
「ふふ、別に良いわよ、忙しいのは知ってるし。どう、お仕事は?」
「いや、もう、何と言うか……」

青年が今日までの3ヶ月を振り返った感想は、ただひたすら“ド派手”というものだった。

とにかく、想像していた以上に、動くお金の量が半端ない。

プロデューサーの接待などに着いて行くと、一晩で100枚近くの札束が吹っ飛ぶし、
大口のCM契約を取るときなどは、あっさりと“ウン千万”という言葉が目にも耳にも飛び込んできた。

「芸能界って、想像していた以上にとんでもないトコロなんですね…」
「えー、今さらなの?」
「俺、アイドルばっかり見てきましたから」
「まだまだ勉強だね」
「はい」

この時になり青年は、ようやく、(ああ、そういえば、俺、この人とセッ○スしたんだ…)という思いが、じわりと心に浮かび上がってきた。


73 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:49:54.24 k7ORmgUpo 19/47

「到着は多分深夜か明け方になると思いますので、沙理奈さんは適当に寝ててください」
「うん、ありがと。けど、今どきクルマ一本で現着って古臭いよねぇ」
「ちょっと交通の便が悪いところなので… すいません」
「また謝る~、君のせいじゃないでしょ?」
「はは、そうですね…」

苦笑をしながら、どうしても敬語が抜けない自分に、青年は腹立だしい思いを抱いた。

言い方は悪いが、自分とアイドル・松本沙理奈は一線を越えた関係にあり、
もっとフランクに対応しても良いはずなのだ。

なのに、自分は臆病にも他人行儀に接している。

(現着は明日の朝までで良い… という事は、2時間ぐらい“休憩”する暇は有るよな…)

“セフレ”という、あの時沙理奈の口から出た言葉が青年の頭を駆け巡る。

心身共にウブだった青年だが、その言葉の意味するところは流石に承知している。

ということはつまり、自分はこのまま首都高速を降りて、沙理奈をラブホテルに連れ込む資格があるのではないか?

(あ、でも、万が一現場に遅れたら…)

チラリ、と自分の腕に巻かれたオメガ・スピードマスターを見る。

“芸能界は時間厳守”というプロデューサーからのメッセージが含まれたそのプレゼントは、
青年のリビドーに歯止めをかけるに十分な重厚感を持っていた。

「……そろそろ、高速入ります。シートベルト、確認してください…」
「んー、わかった…」

どことなく、沙理奈の応答が淡白だったのは気のせいだろうか?

悶々とした意識を抱えながら、青年はいつの間にか自動で点いていたライトを確認し、ジャンクションの入り口にセダンを進めた…

74 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:50:26.94 k7ORmgUpo 20/47

高速道路に入って暫くすると、撮影で疲れていたのか、沙理奈は、スゥスゥ、とかわいい寝息を立てて眠り始めた。

「…ホテル行ってたら爆睡してたかもしれん。うん、俺は正しい選択をした、うん、うん」

夜の高速道路を快調に走りながら、青年は左手でポケットの中に手を突っ込むと、眠気覚ましのブラックガムを取り出して口に含んだ。

「んぐ、んぐ…… 音楽は… やっぱダメだよなぁ…」

青年とて今日も朝から働きずめであり、疲労は自覚している。

そのため、眠気覚ましにラジオや音楽を掛けたいところだが、眠って良いと言った反面、どうしてもそれは憚られた。

「まぁ良いや、ガムはいっぱい買っておいたし、缶コーヒーもたくさんあるし…」

ふと、そういえば助手席のドリンクホルダーに飲み掛けの缶コーヒーがあることを思い出した。

沙理奈を待つ間に飲んでいて、ドアを開けるときに慌ててホルダーに置いたのだ。

「フタあけてるし、飲まないともったいないな…」

自然とそう思った青年は、しかし、高速道路を走行中であり、視線は正面を向いたまま、左手を勘頼みに助手席に伸ばした。

瞬間、

ふにょん、という絶妙の感覚が青年の手の平に伝わり、彼は思わず、ぴきーん、と固まってしまった。


76 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:50:52.57 k7ORmgUpo 21/47

(い、今の感触…!?)

右手で努めて冷静にハンドルを操り、何度か深呼吸をして、ほんの一瞬だけ、チラリ、と視線を助手席に向ける。

(……うわぁ、何やってんだ、俺…!?)

視線が捉えたその空間では、予想通り、青年の左手が沙理奈の爆乳に、きっちりと被せられているのが見えた。

(い、今すぐ離さないと…ッ!)

と、青年の理性が警鐘を鳴らす。

だが、しかし、

(柔らかいなぁ……)

手の平から伝わる極上の柔粘感のせいで、左手がまったく動いてくれない。

(お、起きたかな…?)

微かにとはいえ、自分の左手はばっちり沙理奈の肌に(服の上からだが)触れている。

当然、それなりな刺激が沙理奈にはあるはずだが…

「うぅん… すぅすぅ…」

沙理奈の寝息は変わらず、青年はとりあえず安堵して全身の緊張を解いた。

すると、次には、むくむく、と消し去ったはずのリビドーがカラダの底から湧き出してきた。

「揉みてぇ…」

あの夜、沙理奈の胸を鷲づかみにした感触が蘇る。

自分の手のナカで歪に形を変えるその肉の感触は、青年の中でひときわ大きな黄金体験として記憶されている。

「ちょっとずつ、力を込めれば… バレないかな…?」

ためしに、宛がっていただけの左手に少し力をこめて、“触る”から“握る”程度に爆乳を手で包んでみた。

「ぅん…………」
「………よし」

沙理奈の眠りはよっぽど深いのか、まったく起きる素振りは無い。

それに変な自信をつけた青年は、ゆっくりと、しかし、確実に左手の5指を動かし始めた。

77 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/06 23:51:38.73 k7ORmgUpo 22/47

「うわぁ、すっげぇ落ち着く… 眠気も吹っ飛ぶ… マジ、沙理奈さんのおっぱいは魔法のおっぱいだ…」

自分でも何を言っているのかわからないが、さりなっぱいなのだ、仕方が無い。

手の平から伝わるおっぱいの感触は、まるで覚醒剤のように青年の意識を先鋭化させた。

「柔いのにしっかりと形が保たれてて、重たいのに凄い良く動いて、綺麗なのにエロくて…」

ブツブツと良くわからない寸評をしながら、青年は思う存分沙理奈の爆乳を手の平で味わった。

しかし、当然、青年のリビドーはそれで留まれるわけは無く、さらなるステップアップを青年に要求し始めた。

「…直に触りてぇ……」

今日の沙理奈の服装は、大きく胸元が開いたキャミソールである。

ひょっとしたら、胸元から手を差し入れたら、案外簡単に生おっぱいを揉めるのでは…?

「いやいやいや! 流石にソレはまずいって!」

ぶんぶん、と首を振って青年は邪まな考えを振り切ろうとした。

が、ダメだった。

「…失礼しまーす」

本当に失礼な行動だと自覚しながら、青年はおもむろに左手を沙理奈の胸元に滑りこませた。

サラッ、とした沙理奈の肌の感触が手に伝わり、そして、すぐにそれは極めて弾力的な圧倒的質量物を探し当てていた。

そして、そこでようやく、青年は本来あるべきモノが無いことに気付いた。

「あれ… ブラジャーの感触が無い、のか…?」
「そりゃ、最初から着けてないもん」
「え…?」

突然の声に青年が慌てて左手を引こうとするより早く、不意に、にゅっ、と伸びた沙理奈の両手が、青年の左手を自分の爆乳に押し付けるように上から押さえた。

「あ、うぇ… さ、沙理奈さん、これは…ッ!」
「ほらぁ、ちゃんと前見て運転するの。おっぱい揉んでて良いからさ…」

ゴクリ、と大きく喉を鳴らした青年は、いったいいつから自分の悪戯がバレていたのか、働かない頭で必死に考えていた……


90 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/07 23:58:04.00 VHchE9eqo 23/47




「ぁん…」

真っ暗なハイウェイを走る、真っ暗なクルマの、真っ暗な車内。

わずかなメーターランプの灯りが、ほんのわずかに上気した沙理奈の肌を照らす。

「ねぇ、乳首、勃ってるのわかる…?」
「えと… はい…」
「あんなに弄るんだもん。興奮しちゃった…」
「あ~、う~…」

悪戯心と助平心で沙理奈のナマおっぱいに手を被せた青年だったが、
そのお返しは、さらに甘い甘い拷問だった。

「さ、沙理奈さん… そろそろ手を抜いても…」
「だぁ~め♥ せっかくだから、キミにおっぱいの触り方を教えてあげる♪」
「いえ、今は、その… 運転中なので…」

実際、今もセダンは時速100km近いスピードで高速道路を走行している。

目はギンギンに冴えたが、手元が狂えば大事故につながってしまう。

「勘弁してください… 悪戯したのは謝りますから…」
「えぇ~! …んもぅ、わかったぁ」
「ありがとうございます… それじゃ…」
「じゃ、無理に動かさなくて良いから、手はこのままね♪」
「…………はい」

これ以上は逆らえないと悟った青年は、一度深呼吸をして、わずかに左手の位置を整えた。

(まぁ、ある意味以上にすごく美味しい情況ではあるし… 役得って言っても良いよな…)

傍から見れば、人気アイドルの爆乳を揉みながら運転するなど、ファンからしたら垂涎の情況である。

(けど、沙理奈さん、ホント、こういう事に強いんだな…)

チラっと沙理奈の顔を見ると、彼女はそこそこ機嫌の良さそうな表情で車窓の闇を見ていた。

「……誰でも良いわけじゃないからね?」
「えっ?」
「ううん、何でもない」
「そうですか…」

短いその会話の中に、わずかな“特別”を、青年は感じた。



91 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/07 23:58:30.68 VHchE9eqo 24/47

ほんの少しの静寂は、しかし、沙理奈の爆弾発言によって破られた。

「ねぇ、この3ヶ月に何人のアイドルとエッチしたの?」
「は、はぁッ!?」

素っ頓狂な返事をする青年に、沙理奈は「え、してないの?」と不思議そうな顔を向けた。

「え、エッチとか… してないです!」
「えー、なんで? メチャクチャお誘いあったでしょ? 美城でも、他のプロダクションでも?」
「いや、そんなお誘い、あるはずが…… あ…」

沙理奈の質問に一度は否定した青年だったが、何かを思い出して言葉を止めた。

「…えと、もしかして、○○さんや□□さんが俺を食事に誘ったのって…?」
「あーあ、もったいない。それって肉体関係込みのお誘いなんだよ? へぇ、あの人たちがねぇ…」
「あっ。す、すいません… 忘れてください…」
「大丈夫、誰にも話さないわよ」

そう言われて少し安心したが、しかし、青年の頭は軽く混乱していた。

「…それも、プロデューサーのプレゼントなんですか?」
「えっ?」

青年の的を外したセリフに、沙理奈は目を丸くした。

(あれ、もしかして気付いてない…?)

無論、沙理奈が知らないだけで、プロデューサーが“そういう斡旋”を他アイドルに促した可能性も無くはない。

しかし、アイドルたちが青年を誘う、もっと現実的な理由を沙理奈は知っていた。

(有望株だから、みんなツバ付けときたいもんね…)

これから青年が美城プロで、そして芸能業界で出世できるかは誰にもわからない。

しかし、“ただのバイト”から“鞄持ち”では、見ることの出来る“夢”の種類が全く違う。

(このコは真面目だし、仕事はきっちりこなすし、なにより情熱がある…)

ひょっとしたら、ひょっとするかもしれない…

そんな打算が、彼女たちを動かしたのだろう。

そしてそれは、沙理奈の基準では、まったくアイドルとして正しい判断なのであった。

92 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/07 23:58:56.98 VHchE9eqo 25/47

「…ねぇ、次のパーキングエリアで停まって」
「あ、その次にはサービスエリアがありますけど…?」
「いいから、ね…?」

やんわりと、しかし、有無を言わさぬ沙理奈の命令に、青年は素直に従い、セダンをしばらく走った先のパーキングエリアに進入させた。

「えーと、トイレの近くに停めますね」
「だーめ♥ ええと、ああ、あそこが良いわね。あのカド」
「はぁ…」

腑に落ちないが、青年が沙理奈の言う場所に駐車する。

平日夜のパーキングエリアはひどく閑散としていて、セダンの他にはほとんど駐車する車は無かった。

さらに、沙理奈が指定した場所は特に車が少なかった。

「あの…」
「サンバイザーとアルミシート出して。ほら、早く…!」

妙な指示を出す沙理奈に急かされ、青年はトランクから吸盤タイプのサンバイザーとアルミシートを取り出した。

「えと、ここで1泊するんですか? でも、まだそこまで朝の日差しは強くないと思いますけど…」
「もう、キミはニブチンだねぇ… こんなの、目隠しに決まってるじゃない♪」
「え… あっ!」

アイドルを乗せる車らしく、セダンのリアガラスと後部座席のサイドガラスは、黒い濃いフィルムが張られている。

前部座席とフロントガラスは透明なままだが、こうやって黒いバイザーと日光遮断のアルミシートを張れば、そうそう外から中を覗けなくなる。

「ここで、ですか…?」
「キミは座ってて…」

セミロングの茶髪を、すーっ、と片手でかき上げると、沙理奈は青年の股間に顔をうずめた。

「あは♥ もう固くなってる…」
「そ、そりゃ… ずっと沙理奈さんのおっぱい揉んでたから…」
「ふふふ、えらいえらい♥」

スラックスの上から勃起したペニスを、まるで子供の頭を撫ぜるように擦ると、沙理奈はスラックスのチャックを器用に口で咥えた。

ジジジジ… 静穏の車内に、ジッパーが下がる音がやけに響く。

「すん、すん… わぁ、すっごい男の子の匂いがする…」
「そんな事言われると、余計興奮しちゃいますよ…」
「うん、いっぱい興奮シテ…」

沙理奈がさらにスラックスに顔を埋め、今か今かと出番を待っていたペニスを口で探り当て、外界に晒す。

びょん、という擬音が付きそうなほどの勢いで飛び出たソレを、沙理奈は片手で優しく握ると、ゆっくりと上下にしごき始めた。

93 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/07 23:59:23.35 VHchE9eqo 26/47

「くっ、うぅ…」
「熱い… 火傷しそう…」

ペニスを頬にピタリと当てて沙理奈が呟く。

「沙理奈さんの息も… すごく熱いです…」

ペニスの根元にかかる、沙理奈の吐息がくすぐったい。

しかし、沙理奈はそれ以上の動きは見せず、ゆるやかにペニスをしごきながら、頬ずりをするのみだ。

「あの… 沙理奈さん…」
「んぅ~? なぁにぃ?」

完全にわかっているがわかってないフリの声色で、沙理奈が笑う。

「えと、ですね…」
「何をシテ欲しいの?」

チラリ、と上目使いに沙理奈が見る。

ペニスを頬に当てたまま微笑むその表情は、暗い車内でひどく妖艶に輝いて見えた。

(ああ、これ、耐えられるわけないじゃないか…)

自尊心とかオトコの矜持とか、そんなモノはどうでも良くなり、青年の口が自然と開く。

「舐めて、欲しいです」
「どこを?」
「俺の、これ…」
「これぇ? どれぇ?」
「えっと、ちんぽ…」
「ふふ、はい、よく言えましたー♥ あむ♪」

言葉の最後に、沙理奈は大きく口を開けると、青年の亀頭を、ぱくり、と口に咥えた。

94 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/08 00:00:00.52 K6mYRBX2o 27/47

ぐちゅ、くちゅ、と、はしたない水音が車内に響く。

狭く、体勢が不十分だから、前のときのようにその爆乳で挟むことができない。

しかし、その分、今日の沙理奈は“口技”が凄かった。

「じゅる… じゅッ! じゅぼぼぼ…」

吸い付き、舐め回し、甘噛みし、口唇で扱く。

「すげぇ… こんな… 口がこんなに気持ち良いなんて…」

青年は完全に放心状態で、だらしの無い声が口から漏れる。

「んぅ… ひょんらに、ひもひいい?」
「いや、もう… 最高です…」
「ふふ、ありあと♪」

じゅぼ、じゅぼ、とリズミカルな音を立て、沙理奈の頭が上下する。

生暖かい口腔内でペニス全体を扱かれて、青年は思わず「あぁぁぁぁぁ……!」と悲鳴のような吐息を漏らした。

「沙理奈さん… そろそろ、ヤバイかも…」
「ん、いいよ、お口の中に出して… 今日も飲んであげる…」

その言葉は、青年にとって圧倒的な免罪符となった。

彼は完全に身体を脱力し、シートに身体を深く深く預けた。

(俺、こんなに幸せで良いんだろうか…?)

車内になおも響く淫水音を聞きながら、数分後、青年は沙理奈の口の中に、熱い奔流をこれでもかと発射した……












121 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/09 23:28:40.77 VWSghuVpo 28/47





カーセッ○スから3日後の事だった。

「あ…」

「あ…」

陽光が燦々と降り注ぐ美城プロの空中庭園。

ダンスレッスンを終えて、水分補給にと立ち寄ったカフェテリアで、
沙理奈は座ろうと近づいたテーブルを挟んで、1人のアイドルとばったりと出会った。

「……あー、合い席良いか?」
「ええ、勿論!」

数百分の1秒で笑顔を顔に貼り付け、沙理奈は先に椅子に座った。

「真奈美さんがココに来るのって、けっこうレアじゃない?」
「いや、毎日来るんだが、いつも早朝だからな」
「ああ、納得…」

沙理奈の対面に座ったのは、沙理奈とは違った意味で肉感的な美女。

美城プロダクション所属のクール・ビューティー・アイドル、木場真奈美だ。

筋トレと料理が趣味な、帰国子女の元スタジオボーカリストという肩書きの彼女は、
不規則な生活になりがちなアイドルの中で、極めて健康的な生活を送っていることで知られている。

「朝トレ後にカフェで朝食?」
「まぁ、そんな所だな」
「真面目だねぇ~」

沙理奈とて、その魅惑のダイナマイトボディを維持するために、それなり以上の努力をしている。

だが、真奈美の場合はより真面目に、ストイックに己を律してトレーニングを行っている様に見えた。

「…真面目さで言ったら、あのバイトの子と良い勝負なんじゃないかな?」

わずかに声色を変えて沙理奈が呟く。

しかし、その言葉は特定の響きを持ち、真奈美の耳朶を独特に打った。

「…ッ! あの子か… 確かに真面目だな。ついつい、応援したくなる」
「みたいね、ウチのプロデューサーも、随分と買ってるみたいだし」
「今はプロデューサーの鞄持ちやってるんだろ? 大出世だな」
「まぁ、そうね。誰が見てもわかるほどの、大出世よね」
「悪い虫が付かんといいがな…」
「ええ、そう思うわ」
「………………」
「………………」

予定されていたような沈黙が、2人の美女の間に流れた。

空中庭園には、気持ちの良いそよ風が流れているはずなのに、
なぜか、2人のテーブルの周りだけは、空気が淀んでいるようだった。

122 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/09 23:29:06.69 VWSghuVpo 29/47

「あのぅ… ご注文は……」

そんな雰囲気を破ったのは、注文を取りにきた童顔のウェイトレスだった。

「菜々さん、アタシ、ソイラテ」
「フレッシュグレープフルーツジュースを頼む」
「は、はぁい!」

交差した視線を全く外さない2人に、童顔のウェイトレスは裏返った声で応答し、すぐに店内へと消えて行った。

そのウェイトレスの行動に、2人はどちらともなく視線を外して、同時に「ふぅ…」とため息を吐いた。

「……少し粉を掛けただけで、そんなに怒ることないじゃないか? しかも、こっちは袖にされたんだぞ?」
「別に怒ってるわけじゃないわ。ただ、まさか真奈美さんが“そういう”お誘いをしたのが意外だっただけ」
「私だって、女だし、アイドルだ」
「まぁ、そうよね…」

ふと、沙理奈はなぜか不機嫌になっている自分に疑問を持った。

3日前、目の前の木場真奈美が例の青年を誘惑したと知ったときには、
それぐらいやって当たり前だ、と感じていた自分が、なぜか今は腹を立てている。

(あれ… なんかすっごい違和感…)

不意に沸いた違和感を振り払うように、沙理奈は2、3度軽く頭を振ると、
真奈美に向き直り、軽く頭を下げた。

「突っかかるような事言ってごめんなさい。別に怒ったつもりはなかったんだけど…」
「いや、良い。私も後ろめたい気持ちがあったから過剰に反応したんだろう… すまん」

互いに苦笑し、ふっ、と緊張を解いた。

「……お詫びついでに一つ情報。あの子、“そういう”お誘いって理解してなかったみたいよ」
「本当か? こっちはそれなりな覚悟で誘ったんだがな…」

真奈美が悔しそうな表情で口唇を噛む。

「だって、3ヶ月前までは完全に童貞だったんだよ? しかも、アイドルを神聖視しているアイドルオタクだし、
 アタシみたいにホテルに連れ込んで押し倒さないと無理なんじゃない?」
「沙理奈が言うと、なんだか説得力があるな…」

今度はそうするよ、という真奈美の台詞に、しかし、沙理奈は上手く笑顔を返すことができなかった…



140 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/12 23:11:06.11 DGhk8zPYo 30/47




もう1人は極めてストレートだった。

「ねぇねぇ、沙理奈ちゃん。あのコ、あたしも食べちゃって良い?」

行き着けのバルのカウンターで、気ままにカクテルを飲んでいる沙理奈にそう声を掛けたのは、
元職が警察官という、真奈美以上に異色な転身をしたアイドル・片桐早苗だった。

「…食べるもなにも、早苗さん、もう声かけたじゃん?」
「いやー、あの真奈美ちゃんがさぁ、若いコに声かけたって言うじゃん? ちょっと興味が沸いてね~」

すでに軽く酔っているのか、ボディコンスーツに包まれた肢体が艶かしく踊る。

身長は沙理奈より10cm低いくせに、バストは同サイズ(92cm)というトランジスタグラマな肢体に、
隣に座る沙理奈の魅力と相まって、店内の視線が集中するのを感じた。

「はぁ… 早苗さん、ちょっと席に移ろっか?」
「ありゃ、ごめんごめん」

カウンターから離れ、奥まった席に座りなおすと、沙理奈はカクテルを、チビリ、と飲んで言った。

「アタシに遠慮すること、無いと思うんだけど?」
「いやぁ、だって前に声を掛けたときは、けんもほろろに断られちゃったからさー。
 あー、これは沙理奈ちゃんががっちりガードしてんだなー、って思って」
「…別に、交際を制限させてないから」

沙理奈の言葉に、早苗が不思議そうな表情を浮かべた。

「あれ、それじゃお姉さんは普通にフラれたってこと? うわぁ、地味にショック~」
「あー、それ、ちょっと違ってて…」

ふと、沙理奈は奇妙な感覚を感じた。

真奈美にも説明したが、件の青年が美女2人のお誘いを断ったのは、単に彼が場慣れしていないせいだ。

そのことを早苗に伝えようと口を開いたのだが、なぜか、言葉が詰まってしまったのだ。

「沙理奈ちゃん?」
「あ、うん…」

ふぅ、と軽く息を吐いてから、沙理奈は再びグラスに口をつけた。

「…フラれた訳じゃじゃなくて、あのコが単に“お誘い”って思ってなかっただけよ。まだまだウブな元チェリーなんだから」
「えー、そんな事ってあるのー? あたし、露骨に腕絡めたよ? そんで、『お姉さんと、大人の夜遊び、しない…?』って感じで…」
「それ、見方によってはギャグか冗談に思えるんですけど?」

冷たい沙理奈の言葉に、早苗は「えー、そう?」と首をかしげた。

「でもさ、ウブだったら、尚更コロっといきそうなんだけど? やっぱり初体験が忘れられないのかな~…」

チラ、と意味ありげな早苗の視線に、沙理奈は今度こそはっきりと不快を感じて眉を吊り上げた。

「アタシは、単にプロデューサーの指示であのコの筆下ろしをしただけよ」
「え、そうなの?」
「そうなんです」

口では断定しながらも、沙理奈は胸の奥がざわめくのをはっきりと感じた。

(…気に入ってるのは確かだけど、でも、だからって……)

渋い表情で口を閉じた沙理奈を、早苗は妙に神妙な表情で見つめた。



141 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/12 23:11:32.38 DGhk8zPYo 31/47

「沙理奈ちゃん、アンタ、あのコに惚れてんじゃないの?」
「はぁ!?」

突然の早苗の質問に、思わず沙理奈は素っ頓狂な声を上げてしまった。

「惚れてるって、アタシが?」
「うん、だって、今、沙理奈ちゃんイライラしてるでしょ?」
「それは… 早苗さんが思わせぶりなことを言うから」

目を伏せて動揺を隠す。

「…惚れてなんかないわ。そりゃ、少しは気に入ってるけど、セフレの1人よ、彼は」
「まー、セフレがどうこうは言わないけど、さ…」

早苗の口調が、少し真面目なものに変わる。

「少し真面目に考えてあげてもいいんじゃない?」
「真面目にって言ったって…」

一度言葉を切り、迷う思考をまとめるように髪をかき上げる。

「…だって、あのコ、プライベートアドレス渡したのに連絡寄越さないし…
 そりゃ、今は無茶苦茶忙しいのはわかってるけど…」

そう口に出して、沙理奈は愕然とした。

(アタシ、連絡無いことにショックを受けてたの…?)

明らかに変化した沙理奈の表情で、おおよその心情を理解したのか、早苗は軽く苦笑した。

「連絡、欲しいんだ?」
「…そうみたい」

観念したような声で沙理奈が言った。

そして、チラリと件の青年の顔を思い浮かべると、ほんの少し高鳴る鼓動を自覚して、そして、僅かに笑った。




.

150 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/13 23:28:28.32 txDdDbaWo 32/47





パンッ、パンッ、パンッ、パンッ……!!

繁華街の超高層スウィート。

広々とした部屋に、ポツン、と置かれたクィーンサイズのベッド上で、若い男女が獣のような交わりを行っていた。

「もっと… もっとお尻ぎゅっとしてぇ♥」
「こうですか…ッ!」

男が、女の臀部を鷲掴みにした指に力を込める。

程よい脂肪の乗った尻たぶが圧力に負け、むにゅ、と男の指の隙間から尻肉がはみ出る。

「あっはぁ♥ お尻に手形ついちゃう♥」

嬌声を上げる女、沙理奈が四つ這いの姿勢から首を捻じ曲げて後ろに顔を向ける。

「沙理奈さん…」

得心した男、件の青年が顔を寄せて沙理奈の口唇を貪る。

ぢゅ、ぢゅる、と互いの唾液が艶かしく交換され、そして、その間も青年は後背位で沙理奈の秘肉を肉棒で抉る。

唾液と、愛液とが、淫靡な音を立て、そして、青年と沙理奈の肉がぶつかり合う音が、
まるで素人のジャズセッションのような、てんでばらばらなアンハーモニーを奏でる。

「んぁ…… キス、上手になった」
「沙理奈さんが好きだから…」
「ふふ、言うようになったねぇ…」

微笑んだ沙理奈が、崩れ落ちるように上体を落とし、両腕をベッドにつけた。

そして、肉棒が挿入されたままの臀部を高く持ち上げ、僅かにお尻を左右に振った。

「激しく、シテ…♥」
「…はいッ!」

沙理奈のおねだりに腹の底から返事をすると、青年はさらに強く沙理奈の臀部をがっちり掴み、猛烈なピストン運動を開始した。

バンッ!! バンッ!! バンッ!! バンッ!! バンッ!!

「いやぁぁぁぁぁぁッッ!! 奥ぅぅッ! 奥まで来てるのぉぉぉッッ♥♥!!」
「いくらでもッ! 突きますッ!!」

豊潤に分泌された愛液が、肉の打擲に弾かれて中空を、キラキラ、と舞う。

「ひぃッ、あひぃッッ、ぃあぁぁぁぁッッ♥♥!!」

ほとんど誰もが耳にした事が無い、しかし、沙理奈にとても良く似合う、だらしの無い嬌声がスウィートルーム中に響く。

ベッドに置かれた両手はシーツを、ギュッ、と引き裂かんばかりに握りしめ、猫のように反った背が、快楽のパルスに打ち震える。

「もうらめッ! イクよッ! アタシ、イッちゃうッ!!」
「はいッ! 俺も、そろそろイキますッ!!」

青年は、がばっ、と沙理奈のカラダに覆いかぶさると、背後から沙理奈の全身を抱きしめた。

「ああ… それ好きぃぃ♥♥ ぎゅっとされるの好きぃぃぃぃ♥♥」

蕩けに蕩けた表情と声で沙理奈が喘ぐと同時に、胎内奥深くに埋め込まれた青年の肉棒から、炸裂弾のようなザーメンがぶちまけられる。

ドクッ! ドクッ! ドクッ! 

「ああああああぁぁぁぁぁッッ!!」

子宮の入り口に熱いザーメンをぶちまけられ、沙理奈は多幸感を感じながらイッた……



.

151 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/13 23:29:08.85 txDdDbaWo 33/47

「…結局、カラダの相性が抜群なのよねぇ……」

行為後、入念にシャワーとボディケアを施した沙理奈が、見事なバスローブ姿でソファに座って言った。

そんな沙理奈の為のフレッシュジュースをテーブルに用意しながら、青年が「そうなんですか?」と首を傾げた。

「んー、まず、キミ、チンポでかいし」
「あはは…」

あけすけな沙理奈の言葉に、流石に青年が苦笑いを浮かべた。



結局、堪え切れなかったのは沙理奈の方だった。

胸中の一部を支配するモヤモヤのことは一旦棚上げにし、とりあえず、カラダを重ねていればいつか何かわかるだろうと、
彼女らしい判断をした後、こうして定期的に青年を呼び出してはセッ○スをしている。

流石に3度目以降ともなると、青年も沙理奈とのセッ○スに順応してきたようで、
彼女が感じるように、互いに楽しめるように、色々と心と体を使うことができるようになっていった。

(肉体の快楽を恋と間違えたのかしら…? まさか、このアタシが…?)

うーむ、と考え込んで、そういえば、アイドルになってからは恋などしたことなかったなぁ、と沙理奈は今さらのように思い出した。

「沙理奈さん、明日の予定は?」
「んー、明日は昼までオフ。午後から撮影」
「えっと、確か水着でしたよね?」
「うん、夏の新作! ちょーっと先取りしすぎてる気もするけどね」
「でも、いい仕事ですね。おめでとうございます!」

季節はまだまだ春だが、ファッション業界では季節の先取りは当たり前のことだ。

しかし、先取りなだけあって、水着モデルはどこのメーカーも厳選するもので、
そういう意味では、沙理奈が新作水着のモデルになるのは、モデルとしての確かなキャリアだった。

152 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/13 23:29:36.25 txDdDbaWo 34/47

「キミは?」
「俺は明日も朝イチでプロデューサーのお供です」
「そっかー、それじゃもう寝ないとねー」
「いえ、申し訳ないんですが… ちょっと会社に仕事を残してて… 今から戻らないといけないんです」
「戻るの!? 今から!?」
「警備員さんには話を通してるので、大丈夫ですよ」
「はぁ、そういう問題じゃないでしょう… なぁんだ、今日は1人寝かぁ…」
「すみません…」
「ぶ~~~……」

口を尖らせる沙理奈だが、内心はそれほど怒っていない。

むしろ、仕事よりも自分との逢瀬を重視してくれた青年に、何か暖かい気持ちを抱いていた。

(…ちょっとプロデューサーにフォロー入れておこうかしら…?)

この分だと、青年は明日も短い睡眠時間で業務に臨むのだろう。

業界では当たり前の光景ではあるが、それでも、なにか力になりたいと沙理奈は思い、プロデューサーにLINEを打とうとスマホを開いた。

「……あ」

しかし、スマホの画面を見た沙理奈は、ひどく微妙な、ひどく悩ましい表情を浮かべた。

「……………ごめん、アタシもちょっと出なくちゃダメみたい」
「あ、そうなんですか? 方向が一緒なら、途中まで送りましょうか?」
「ううん、キミは先に出てて。アタシはちょっと準備に時間が掛かるから…」
「そうですか」

笑顔でそう言う沙理奈に、これまた朗らかな笑顔で答えると、青年はゆっくりと時間をかけてスーツを着た。

「…それじゃ、行ってきます。 ………あの、最後にキスして良いですか?」
「あ、うん…!」

入り口に立つ青年に、スッ、としなだれ掛かり、口唇を近づけて…

しかし、

「あ… ごめんなさい……」

小さく謝ると、沙理奈は青年から身体を離した。

「沙理奈さん…?」
「…あ、あのね…… また盛り上がっちゃうと、ダメだから……」
「あ、そうですね… 俺、我慢できないかもしれないし」
「ふふ、キミってケダモノだからね♪」
「あはは、沙理奈さんの前じゃ、誰だってそうなっちゃいますよ…」
「うん、そうだね…」

軽く目を伏せた沙理奈は、スッ、と両手を伸ばすと、青年のネクタイを、キュ、と整えた。

「行ってらっしゃい。また、連絡するわ」
「はい、俺も、時間が空いたら連絡します… それじゃ…」

短く返事をすると、青年は踵を返して部屋から出て行った。

残った沙理奈は、しばらくその場で立ち尽くしたあと、何かを振り払うように大きく頭を振り、そして、再びスマホの画面に目を落とした。

そこには、今時珍しい添付画像付きのメールが表示されていた。

専用のツールで暗号化されたそのメールの差出人は、沙理奈と青年を繋ぎ合せたプロデューサーからだった。

そして、その内容は…

「久しぶりの、枕、か……」

沙理奈に対する、枕営業の指示書だった………




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162 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/15 23:35:39.21 wmiUNHW1o 35/47







「……………サイアク」

寝起きの沙理奈を襲ったのは、酷い頭痛と、猛烈な倦怠感だった。

「…ここ最近で一番サイアクな朝だわ……」

寝巻き代わりのスポーツブラを丁寧に外して、シャワールームに向かう。

程よいお湯を頭から浴びると、ほんの少しだが気持ちが上向くことが出来た。

「……断るんなら、始めから受けなきゃ良いのに…」

少しずつクリアになった思考に、過去の記憶を乗せながら、沙理奈は毒づくようにポツリと呟いた…




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163 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/15 23:36:08.56 wmiUNHW1o 36/47

昨日、プロデューサーから受けた“枕”の指示は、突発的なものだった。

沙理奈の経験上、そういった場合は大抵トラブルがあった時で、今回も案の定であった。

『ドタキャン…? マジで!?』
『ああ… 申し訳ないが、上手くなだめてくれ』

昨夜、それなりに業界と関係の深い『建設会社』の“社長”へ、半ば定期的となった“枕営業”が行われるはずだった。

しかし、自ら志願して“枕”に臨んだはずのアイドルが、直前になって“枕”を拒否したのだ。

当然、“社長”は烈火のごとく怒り、そのため“社長”と枕の経験があり、かつ、細やかな気遣いができる沙理奈が事後処理に派遣されたのだった。

「あ、ここ、痣になってる…… 今日の撮影、どうしよ……」

青年とのセッ○スの名残りを、化粧と香水で嫌々カモフラージュして臨んだ“枕”は、しかし、沙理奈が体験した“枕”の中で最も過酷な内容となった。

「スパンキングとか好きじゃないのに… あのクソ親父…」

致命的な負い目がある沙理奈に対して、“社長”は普段なら到底叶えられないプレイを次々と要求した。

もちろん、それは“火遊び”の範囲を逸脱するものではなかったが、好きでもない相手との好きでもないプレイで無理やり嬌声を上げるのは、酷く酷く辛い体験でしかなかった。

「………あ、ヤバ………」

“社長”との一夜を思い出していく内に、沙理奈の心の底に、鬱々とした思いが澱のように溜まって行った。

「う… ぐす…… せっかく… せっかく良い夜だったのに……」

青年が触れてくれた肌を、脂ぎった中年親父に蹂躙された。

青年が舐めてくれた爆乳を、脂ぎった中年親父に陵辱された。

青年が愛を注いでくれた膣に、脂ぎった中年親父の精液を流し込まれた。

「馬鹿、馬鹿、ばかぁ………」

誰に向けたのかわからない言葉は、シャワーの音に紛れながら、ゆっくりと消えて、沈んで行った………




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164 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/15 23:36:36.20 wmiUNHW1o 37/47

「……あー、今日の撮影はキャンセルだな」

出社した沙理奈の表情を見た途端、プロデューサーは即座に判断を下した。

「何言ってんの…? 来シーズンの新作水着だよ? アタシがやらずに誰がやるの…?」
「すまん、埋め合わせはするから、今日のところは引いてくれ」
「…誰に穴を埋めさせるの?」
「…愛結奈だ」
「冗談でしょ!?」

プロデューサーが名前を出した浜川愛結奈は、346プロダクション所属のアイドルで、沙理奈と同期入社のアイドルだった。

さらに、沙理奈と愛結奈は、売りにする路線こそ若干異なるものの、
同い歳で、かつ、甲乙付けがたい程の爆乳グラマラスボディとが共通しており、
互いに長年意識しあう、永遠のライバルなのだ。

「アタシを降ろして、よりによって愛結奈!?」
「怒る気持ちは分かるが、お前の代役ができるのはアイツしか居ない」
「………………」

気の弱い男なら失神しそうなくらいの眼力で沙理奈がプロデューサーを睨み付ける。

しかし、プロデューサーはその鬼神めいた視線を正面から受け止めると、静かに静かに言った。

「こういう結果を含めて、枕だ」
「……………ッ!」

ギリ、と沙理奈が歯を食いしばる音が聞こえた。

「……枕をやってたアタシの瑕って言いたいの?」
「そうじゃない、許容せざるを得ないリスクだと言いたいだけだ」
「リスク… リスクって……」

僅かに震える身体を、沙理奈は両手で抱いて無理やり押さえた。

「……結局、最後には“清純派”が勝つってこと?」

沙理奈の言葉は、ある一つの劣等感から生まれていた。

同期で、同じ歳で、同じスタイルで、同じアイドルをしている愛結奈は、しかし、たった一つだけ、決定的に沙理奈とは違っていた。

愛結奈は、枕営業を拒絶しているのだ。


165 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/15 23:37:05.76 wmiUNHW1o 38/47




「それは最後の最後までわからんし、俺だってお前には全力を注いできた。これからもそうだ」

プロデューサーの言葉が本心であることは沙理奈にもわかる。

しかし、自分に注がれるプロデューサーの“全力”が、当然、他のアイドルにも注がれることを、沙理奈は思考から外すことが出来なかった。

(アタシ… これから先、どうなるんだろう…?)

今まで、考えもしなかった将来への不安が、ゆっくりと沙理奈の心を支配し始める。

(……どうでもいっか………)

急に、全てがどうでも良いような虚脱感に襲われた沙理奈は、暗い表情のまま「わかったわ…」と、抑揚の無い声で言った。

「今日… と明日はオフにする。最近、羽を伸ばす暇もなかっただろ? ゆっくり休んでくれ。ああ、現ナマが要るなら用立てるぞ」

未だに暗鬱な表情をする沙理奈に気を使ってか、プロデューサーは言葉を継ぎ足しながら丁寧に言った。

「別に良いわ… 欲しいモノは無いし……」

そう言った瞬間、沙理奈の頭にあの青年の顔が浮かんだ。

「……ねぇ、ワガママ、言って良い?」
「ああ、良いぞ」

そうして、微かに動いた口唇から言葉が零れ、プロデューサーは、何故かひどく満足そうな表情で頷いた…








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170 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/16 21:56:24.15 16wocAnKo 39/47




平日だというのに人でごった返すメインストリート。

周囲は、家族連れよりも、一緒に休暇を取ったであろう恋人たち、あるいは若い夫婦が目立つ。

そんな人ごみの中を、申し訳程度に帽子で変装した沙理奈が、ある青年の腕に絡みながら、楽しそうに歩いていた。

「ほらほら! 次はあれに乗りましょ!」
「さ、沙理奈さん、ちょっと休憩……」
「え~、聞こえないなぁ~♥」

2人が居るのは、“夢”をモチーフにした臨海埋立地に作られた大規模テーマパークだ。

仕事中の青年を、半ば強奪するような形で沙理奈が連れ出したのが昼過ぎ。

それから、2人はテーマパークに直行し、主に沙理奈のハイテンションに引っ張られるように遊びまくっている。

「しかし、沙理奈さんがこういう遊園地が好きとは、ちょっと意外でした」
「え~、アタシだって女の子だよ? 好きに決まってるじゃん」
「まぁ、絶叫アトラクションはメチャクチャ似合いますけど…」

沙理奈に調子を合わせながら、青年は(何かあったんだろうなぁ…)と1人思った。

自分が仕事途中でいきなり連れ出されたこともおかしいし(しかも、会社公認だ)、
沙理奈がここまでハイテンションなのも不思議だ。

しかし、それをことさらに追求するのは流石に躊躇われた。

「…沙理奈さん、夕食はどうするんですか? 外に出ます?」
「うーん、今日はココに泊まっちゃおっか?」
「え、ココですか?」

青年が、遠くにうっすら見える、まるでお城のようなホテルを指差した。

「うん… 一度でいいから、あそこに泊まってみたかったんだ…」

何か、大事な意味を含んでいるようなその言葉は、妙にはっきりと青年の耳に響いた…


171 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/16 21:56:53.79 16wocAnKo 40/47


「はい、かんぱーい♪」
「乾杯、いただきます」

あの後、沙理奈のカードでスィートルームを押さえると、ホテルのレストランで夕食を摂り、
そのまま部屋に戻ってルームサービスでワインを注文し、2人だけの酒宴となった。

「もう20歳だからね~、お酒飲めるもんね~」
「はは、そこらへんは、まぁ、こういう業界ですからねー」
「飲まされるもんね~。あ、そうだ、プロデューサーって実はワイン苦手でさ~」

砕けた会話を続け、けらけらと笑う沙理奈は、不意に何かを思いつくと、猫のような笑みを浮かべた。

「あ、そうだ・・・ んぅ~……」

沙理奈はグラスのワインを口に含むと、身を乗り出して青年に顔と口唇を突き出した。

「んぅ~~~!」
「あ、なるほど…」

行動の意味を察した青年が口唇を合わせると、とろっ、とした感触とともに、真っ赤なワインが口に流れ込んできた。

「ん、こくこくこく……」

互いに瞳を見つめ合いながら、青年の喉がリズム良く上下に動く。

「あ… ぅぅん……」

口腔内のワインはとっくに尽きたが、沙理奈の口唇は中々離れてくれない。

それどころか、今度は真っ赤な沙理奈の舌が青年の口腔内に乱入してきた。

「ちゅ… ぢゅ…」

あくまで視線は交差させたまま、生々しく情熱的な口付けが続く。

「ふぅ… このまま、ね…?」

コツン、と額をあわせて沙理奈がねだる。

青年は静かに頷き、ワインとグラスが乗ったテーブルを横にどかす。

すると、スルリ、と沙理奈の魅惑の肢体が青年に接近し、そっと対面位で青年の太ももに跨った。

「…あ、これってハジメテの時と同じだね?」
「そう、ですね…」
「今日は服を汚しても良いよね…」

盛りのついた猫のように、沙理奈が股間を青年の太ももに擦りつける。

そして、テーブルからワインボトルを手にすると、沙理奈は服が濡れるのも構わず、爆乳の上に爆乳をぶちまけた。

「おいしいよ… 舐めて、ねぇ…」

ボトルを空にして、ブラウスを引き下げると、ワインにまみれた沙理奈の爆乳が露になる。
                                      ・ ・ ・
そこは、もともと色の白い沙理奈の肌色が、ワインの琥珀色にまだらにデコレーションされ、とてもとても卑猥に見えた。

「エロすぎですよ、沙理奈さん…」

惹き寄せられた青年が、舌を思いっきりのばして沙理奈の爆乳をねぶる。

「あん… 舐め方すっごぉい♥」

まるで、盛られたソフトクリームの山を舐め溶かすように、青年が沙理奈の爆乳を縦横無尽に舐め回す。

青年の舌が踊るごとに、琥珀色は駆逐され、今度はキラキラした青年の唾液が沙理奈の爆乳をコーティングしていった。

「沙理奈さんのおっぱい、美味しいです、癖になります」
「ふふ、癖になっちゃうかー、仕方ないなぁ…」

スッ、と沙理奈の両手が青年の首に回され、腕と爆乳とで青年の頭をホールドする。

「…癖になっちゃう、ね……」

ポツリ、と呟いた言葉は、意味を考える間もなく、淫靡な空気に溶けて消えた…


172 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/16 21:57:29.23 16wocAnKo 41/47

「はぁ、はぁ、はぁん♥ 良いよぉ……♥ もっと突き上げてぇ…」

最初に青年の童貞を奪ったときと同じ体位で、沙理奈が爆乳を、ぶるんぶるん、と上下に揺らして跳ねる。

「くっ… 沙理奈さんの膣内、すげぇ締まる…」

昨日ぶりの、通算何回目かもわからない沙理奈とのセッ○スだが、その締まりは毎回驚くほどのものだ。

「うふ♥ だって、毎日骨盤トレーニングしてるもん♪ オンナのたしなみだよぉ」
「なんつーか、凄いっすね…」
「貴方の為に、ね…」
「え…?」
「貴方が気持ちよくなれるように…」

不意な沙理奈の言葉に、青年の鼓動がひときわ大きく高鳴る。

「貴方に気持ちよくなって欲しいから…」
「沙理奈、さん…?」

驚きに動きを止め見上げると、見下ろす沙理奈と視線が交わった。

沙理奈の瞳は、光に潤んでいた。

「昨日は、貴方に抱かれて嬉しかったの…」
「はい…」
「でもね… その後… 枕があってね…」
「ッ! ……はい」
「とっても、ツラかった……」

ぎゅ、と沙理奈が青年の頭を胸に抱き、ぎゅ、と青年が沙理奈の身体を抱いた。

「枕はね… 割り切れてたの… 芸能活動に必要だって… なのに……」

グス、と涙を啜る音が聞こえた。

「昨日は、割り切れなった……」

スッ、と青年の頭が離され、再び視線が交差する。

「貴方が、好き」

きゅ、きゅ、きゅ、と沙理奈の膣内が、男を逃すまいと収縮を繰り返す。

「貴方に、恋をしました」

予定調和のような告白は、そして、ずるずると思考が片向くままに言葉を紡ぐ。

「アタシ、アイドル辞めて、貴方と…」
「沙理奈さん…」

ズル、と、ペニスが沙理奈の膣内から抜かれた。

「それは、駄目です」

ひどく生真面目な眼と表情で、青年は静かに静かに言い放った……




.

183 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:21:32.99 bCTBqJ7Go 42/47



沙理奈の表情がめまぐるしく変わった。

最初は困惑し、次第に言葉と行動を理解すると共に悲嘆に彩られ、
次の瞬間には、何かが爆発しそうな怒気がちらつき、
そして、最後には、能面のような空虚な表情が貼り付けられた。

「そう… そうなんだ……」

トン、と青年の胸板を突き飛ばして、その反動で立ち上がる。

「あ…! 沙理奈さん!」
「いいよ、別に… そりゃ、そうよね。こんな枕でのし上ったアイドル、迷惑なだけだよね…」

零れた爆乳を無造作に半脱ぎのブラウスに押し込み、愛液で濡れた太ももを煩わしそうに手で拭う。

そうして、くるり、と踵を返して立ち去ろうとする沙理奈の手を、青年が寸でのところで握った。

「待ってください、どこに行くんですか!?」
「いいじゃん、どこだって…」
「勘違いしないでください!」
「何が勘違いよッ!!」

とうとう、沙理奈の中から怒気があふれて、声になって破裂した。

「アンタ『駄目』って言ったじゃない! それって、アタシがフラれたってことでしょ!」
「違います! そうじゃありません!」
「違わない!」

まるで駄々っ子のように、沙理奈が両手をジタバタと振り回す。

青年が苦労して沙理奈の両手を捕まえるが、沙理奈の癇癪は止まらなかった。

「離してよッ! もうヤダ! アンタ嫌いぃ!」
「落ち着いてください!」
「やだぁ!」
「この…」

あまりに取り乱す沙理奈に、青年はとうとう余裕が無くなり、大きく息を吸い、そして…

「少しは俺の話を聞けよ!!」

怒鳴った。


184 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:22:05.50 bCTBqJ7Go 43/47

「ひっ…!」

これまで一度も聞いたことがない青年の怒声に、沙理奈は、ビクッ、と震えて静かになった。

しかし、静穏になった代わりに、沙理奈の両目から大粒の涙があふれ、ぼとぼと、とカーペットに落ち始めた。

「なによぉ… 大声出さないでよぉ… 怖いよ…」
「ごめん…」

大人しくなった沙理奈を、青年は両腕で包み込むように、優しく優しく抱擁する。

自然と青年の胸板にしがみつく形となった沙理奈は、自棄になった様に顔を埋めて嗚咽を漏らし続けた。

「ごめん、謝る… 大声出して悪かった… あと、勘違いさせて、ごめん…」
「…なにがぁ?」
「俺、沙理奈をフッてない。むしろ逆で、沙理奈は…」

一度、言葉を切り、決意を込めて言葉を発する。

「“枕”の過去込みで、沙理奈は絶対俺が貰うつもりだった。今でもその気持ちは変わらない」

はっきりと断言する。

その言葉に、沙理奈はおずおずと顔を上げて、「ほんとぉ…?」と小さな声で確認した。

「ああ、本当だ」
「それじゃ、なんであんな言い方したの…?」

喚きすぎたせいか、わずかに嗄れた声で沙理奈が言う。

「…沙理奈に、“枕”の過去を否定して欲しくなかったから」

ぎゅ、と抱きしめる力を強めて、青年が言葉を連ねる。

「好きな人を独占したいって気持ちは、もちろんあるよ。だから、そういう意味じゃ、俺は沙理奈に枕なんてやって欲しくない。
 でも、沙理奈がこれまで努力してきたことも、否定したくないんだ…」

再び込み上げてきた涙と、不意に襲われた気恥ずかしさに、沙理奈が再び下を向く。

「“枕”を卒業するってだけなら、俺は大賛成だし、そのためには、プロデューサーにだって、あるいは、社長にだって啖呵を切ってみせる。
 でも、“枕”に打ちのめされて、俺に逃げて、アイドルを辞めるってのは、反対だ…」

青年の言葉が、優しく優しく沙理奈を打つ。

「沙理奈… 俺には夢がある。松本沙理奈ってアイドルを、トップアイドルにするっていう夢がある。
 ほんの数ヶ月前までは、本当にそれは夢でしかなかった… でも、今は…」

そして、青年は告白し、宣言する。

「こうやって、夢が俺の腕の中に居る。絶対に離さない、離すもんか…!」

ぎゅっとぎゅっと、カラダが引き裂かれんばかりに抱きしめられる。

息が詰まりそうなほどのその抱擁は、しかし、甘い締め付けとなって沙理奈の心を縛った。

「…アタシの、プロデューサーになるつもり…?」
「ああ、白状すると、もうプロデューサーには3回ほど頭を下げている」
「…また、枕の依頼が来るかもしれないよ…?」
「沙理奈が必要だと思うならやれば良い。そうでないなら、俺が身体を張ってでも守ってやる」
「……しょうがないなぁ」

フッ、といつもの猫のような微笑が沙理奈の顔に浮かんだ。

「飼われてやるかぁ…」

青年を受け入れたその言葉に、青年は優しく愛のあるキスで、静かに強く、応じた…

185 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:22:41.26 bCTBqJ7Go 44/47

「敬語、いつの間にか抜けてるし…」
「まぁ、そりゃ、いつかは止めようと思ってたし…」
「『沙理奈』とか、『お前』とか、すっごい乱暴に呼ばれちゃった♪」
「それは… ごめん…… 悪かったよ」
「ううん、嬉しかったよ…」

仕切りなおしのように、沙理奈は青年をベッドに誘うと、絡み合うように寝そべって甘い蜜言を囁き始めた。

「あのね、アタシ、けっこうMッ気あるの知ってた?」
「そりゃ、まぁ、バック好きだし、少しはあるのかなー、って思ってたけど?」
「好きな人に征服されたい願望あるんだ、アタシ…」

そう言うと、沙理奈はもはや服としての機能を果たしていないブラウスを脱ぎ去ると、
ベッドの上で四つん這いになり、お尻を高く高く掲げた。

そして、両手を臀部にまわすと、むにっ、と左右に尻ぼたを割り広げた。

「ね… ココに挿れて……」

沙理奈が示したのは、いつも使っている場所とは違う穴、ヒクヒクと妖しく蠢くアナルだった。

「お尻、ですか…?」

ちょっとした衝撃に、思わず敬語に戻ってしまって青年が言う。

「うん、アナルセッ○ス… したことないよね?」
「そりゃ、俺は沙理奈しか知らないから…」
「アタシも、ココはハジメテなんだ…」

沙理奈のその告白に、青年の喉が、ごくり、と音を立てた。

「アタシのハジメテ… ココしか残ってないけど… 貴方に貰って欲しいの……」

その言葉は、青年の理性を溶かすのに、十分すぎるほどの威力を持っていた。

「…痛かったら、言えよ」
「優しくシテくれたら、我慢するわ…」

青年はしっかりと頷くと、まずは十分に濡れている秘所から愛液を掬い、アナルにこれでもかと塗りたくった。

「ん… あぅ……」

肛門を青年の太い指で揉捏され、沙理奈の口から何とも言えない艶声が零れる。

「それ… 気持ち良いかも…」
「本当? それじゃ、続けるよ…」

ぐにぐに、ぐにぐに、と青年が肛門のマッサージを続ける。

ふと思いついて、空いた手で愛液補充のために秘所を責めると、沙理奈の艶声がさらに高くなった。

186 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:23:07.34 bCTBqJ7Go 45/47

「あぁん… すご… 二ヶ所も責めるなんてズルいよぉ…」
「同時に責められるの、弱いんだ」
「ばかぁ…」

沙理奈の声は、まるで媚薬のように青年の興奮を助長し、遂に青年は必要以上に愛液を肛門に塗りたくると、中指を沙理奈の肛門に挿入し始めた。

「あっ、あっあっあっ! あ~~~~~ッ!!」

普段は出ることしかない肛門に、武骨な男の指を根元まで挿入され、沙理奈は異物感に慄いた。

「は、入ってるぅ… アタシのお尻に、貴方の指が…」
「動かすよ…」
「ひっ!」

沙理奈の直腸は火傷しそうなほど熱く、そして、びっくりするほど柔らかかった。

(すごい… アナルって、こんな感じなんだ…)

ぐっ、と指を下に押すと、秘所に挿入している指とぶつかるのがわかる。

その、意外に薄い“壁”に感動していると、不意に秘所から、びゅびゅ! と沙理奈が愛液を吹くのが見えた。

「あれ…? どうしたの?」
「い、今、何をしたのぉ…?」
「何って…」

また指の腹同士を擦り合わせるようにして、“アナル”と“膣”から“壁”を責めると、
今度ははっきりとわかるほど沙理奈のカラダが大きく震え、再び秘所から愛液が噴出した。

「ソレ、やばいから… 気持ち良いトコ、摘んじゃってるから…♥」

これほどまで余裕の無い沙理奈の声は、セッ○スの時は聞いたことが無い。

(すげぇ… 沙理奈がこんなに乱れるなんて…!)

獣欲めいた感情に支配され、青年はさらに、ぐりぐり、と沙理奈の“気持ち良いトコ”を責め立てる。

「あぅッ! もう、もうダメだってぇ♥ そこ弱いのぉ♥♥!!」
「ほらッ! イクならイッていいぜ! イッちまえ!!」
「やらぁぁぁ! そんな… そんな所でイカされちゃうぅぅぅ♥」

観念したように沙理奈がさらに高く尻を突き出し、それに応えるように青年が指を動かした瞬間、

「イクぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥!!!!」

ぷしゅッ! とこれまでに無い汐吹きを見せて、沙理奈が絶頂に達した。

187 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:23:34.08 bCTBqJ7Go 46/47

「はぁはぁはぁ… 準備でイカされるなんて… 予想外…」

バタッとうつ伏せにベッドに倒れこんだ沙理奈だが、青年は今日ばかりは休ませるつもりは無かった。

「よし、それじゃ、準備もできたみたいだし、そろそろ挿れるよ…」
「えぇ… ちょ、ちょっと休憩…」
「やーだ」
「もう、強引……」

口では文句を言いながらも、沙理奈の瞳は完全に期待と愛欲に染まっていた。

「はい… お尻、貴方に捧げます…」

再び四つん這いになった沙理奈の腰をがっちり掴むと、青年は痛いほど怒張した肉棒を、沙理奈の肛門にめり込ませた。

「挿れるぞ…」
「はい… お尻に、おち○ちん、挿れて……ッ!!」

沙理奈の言葉が終わると同時に、標準より大きな青年の肉棒が、メリッ、と沙理奈のアナルに潜り込んだ…!

「はぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」

無意識に肺腑の空気を全部吐き出し、沙理奈が圧迫感に喘ぐ。

(な、なにこれ!? カラダのナカが、いっぱいに満たされてるッ!?)

アナルセッ○スは、性経験豊富な沙理奈でも驚愕するほどの衝撃だった。
当然と言えば当然だが、異物感が半端無い。

まるで肛門から喉まで串刺しにされたような感覚は、しかし、沙理奈の被征服欲を大いに刺激した。

「良いよぉ… お尻、凄いよぉ…!!」
「痛くない…?」
「少し、痛いけどぉ… でもぉ、凄く、良い…♥」

肉体的な快感ではなく、精神的な充足感に、沙理奈は悦楽を感じていた。

排泄孔を性器として使う背徳感が、気持ち良い。

「ねぇ、動いてぇ… アタシのお尻、メチャクチャにしてぇ…」
「じゃあさ、おねだりしてよ… とびっきりいやらしく」

耳元でそう囁く男の言葉に、沙理奈の背筋が、ぞくり、と震える。

「…アタシのお尻…… ううん、ケツ穴を… 貴方のぶっといおチンポでメチャクチャにして欲しいの♥」
「どんな風に…?」
「おま○こみたいに、いっぱい擦って… 捻って… 奥の奥まで貫いて欲しいの」
「動かすだけ?」
「ううん…」

ぐるり、と沙理奈の首が後ろを向き、淫欲と愛欲にまみれた瞳が、青年を映した。

「いーっぱいメチャクチャにしたら… 沙理奈のケツ穴の中に、貴方のザーメン、全部飲ませてぇ♥」
「いいぜ… 全部注いでやる…ッ!」

おねだりを聞いた青年は、しかし、細心の注意を払いながらピストン運動を開始した。

「んぅああああぁぁぁぁぁッッ!! ケツ穴ッ! ほじられてるッ! おチンポで抉られてるぅッ!!」

完全に蕩けた声と表情で、沙理奈が下品な嬌声を叫ぶ。

バツンッ、バツンッ! と2人の身体がぶつかり合うたびに、結合部のすぐ下から愛液のしぶきが飛ぶ。

「すげぇ… 沙理奈のアナル、すごい締まる…! くっ…!」

青年にとっても、初めてのアナルセッ○スは官能と感動の連続だった。

愛するアイドルの肛門を犯すという背徳感と、愛する女の初めてを奪ったという征服感が、青年の官能を否が負うでも高めていく。

「沙理奈… 沙理奈…ッ!」
「ああ、凄いッ!? また、ナカで大きく…!?」
「出すぞッ! 奥でぶちまけてやる…ッ!」
「いいわ、出してッ! ザーメン全部出してぇぇぇぇ♥♥」
「うっッ!!」

短いうめきと共に、散々出番を待たされていた精液が、叩きつけるように沙理奈の直腸に噴出した。

「ッッッッッッッッ♥♥!!!!」

腸壁を叩く精液の奔流を感じ、沙理奈は声にならない悲鳴を上げた……

188 : ◆.SNq56nb7mzL - 2015/04/18 00:24:39.59 bCTBqJ7Go 47/47

「…で、アイツは尿道炎でダウン、と…… アホかお前ら、ちゃんとケアしろよ」
「あはは、ちょーっとノッっちゃってさぁ…」

翌日、ナマでやったことが災いして、青年は情けないことに尿道炎で熱を出してしまっていた。

休み返上で出社した沙理奈がそのことをプロデューサーに告げると、彼は相当に呆れながらもテキパキと処理をしてくれた。

「ま、抗生物質飲んでおけば1日で治るだろ」
「詳しいんだねー」
「まぁな… で、告白はされたのか?」
「したし、されたし、OKしたよ」
「そっか…」

胸ポケットからタバコを取り出して、火を着けて吸い、紫煙を吐く。

「…なんだか娘を盗られた気分って、こんな感じなのかな?」
「知らないわよ、子供居ないし」
「そりゃそうだが、な…」

感慨深そうに言うプロデューサーに、沙理奈は柔らかい声で言った。

「結局、アタシを含めて“プレゼント”だったってわけ?」
「結果的にそうなっただけだが、まぁ、狙ってはいた」

特に言い訳もせず、プロデューサーは沙理奈の言葉を首肯した。

「…すぐにって訳じゃないが、お前のプロデュースは今後アイツの担当になる。上手く育ててやってくれ」
「ん、わかった」

それなりに重々しいプロデューサーの言葉を、沙理奈はあっさりと受け入れた。

「やけに軽いが… 大丈夫なのか? アイツ、まだまだ知識も技術も足りないぞ。もちろん、コネもな」
「うん、そうだよね… でも…」

沙理奈の声が一段高くなる。

「2人でなら、きっと、叶えられる… そう、信じちゃったから…」

自然と、にこり、と微笑むその笑顔が、切り取った映画のワンカットのように、キラキラと光り、輝いた……







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