ちひろ「……はぁ、そうなんですか」
P「ノリが悪いですね」
ちひろ「いえ、急に変なことをいうなぁって思いまして」
P「だって考えてみてもください」
ちひろ「はい?」
P「ドッキリといえば視聴率が取れるメインの企画ですよ! あの765プロや961プロなんて単独企画まで……」
ちひろ「……本音は」
P「いつもと違う一面がみたいだけです!」
ちひろ「でしょうね……ふぅ……」
P「……」
ちひろ「やりましょう!」
P「その返事が聞きたかった!」
元スレ
モバマスP「アイドル達にドッキリをしかけようと思う」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344688477/
P「……それでですね」
ちひろ「はいはい?」
P「どんなドッキリがいいと思いますか?」
ちひろ「考えていなかったんですか……」
P「えぇ、まったく」
ちひろ「それでよくもまぁ……」
P「いくつか案はあるんですけれどね」
ちひろ「案?」
P「金銭をせびるタイプのは年少組にはやりづらいでしょう? となると病気のフリとかかなとも思うんですが……」
ちひろ「ふむふむ……なるほど」
P「なにか案はありませんか?」
ちひろ「そうですね……じゃあ>>12みたいな案でどうですか?」
13 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 21:41:41.55 edp5FDCyO 3/67いきなりちんちんみせる
ちひろ「……いきなりちんちんみせる、みたいな?」
P「はい?」
ちひろ「いきなりちんちんをみせましょう」
P「ちんちん?」
ちひろ「ちんちん」
P「チンチン電車?」
ちひろ「のー、ちんちん」
P「……あぁ、愛知の方言で『熱い』ってちんちんっていうらしいですね」
ちひろ「のー。ちんちん」
P「……えぇー?」
ちひろ「なんですか?」
P「本気ですか?」
ちひろ「本気ですよ」
P「そんなことしたら俺、社会的に死にませんか?」
ちひろ「大丈夫ですよ、プロデューサーさんなら平気です!」
P「平気、ってどういう意味でですか」
ちひろ「そのままの意味ですよ?」
P「社会的に死んでも大丈夫って意味にも聞こえたんですけれど」
ちひろ「気のせいです♪ きっとみんな笑って済ませてくれますよ」
P「……いいですよ、もう! そこまでいうならやってやりますとも!」
ちひろ「さっすがプロデューサーさん! ではカメラを起動しますね」
P「!?」
ちひろ「こんなこともあろうかと実は事務所各所にはカメラが仕掛けてあります」
P「な、なんと……」
ちひろ「ちなみに、これ経費で落としました!」
P「なにやってんだ!?」
ちひろ「私は退場しますね。プロデューサーさんは事務所に来たアイドルにちんちんをみせてください」
P「……わかりましたよ」
ちひろ「いいですか、いきなりですからね? タメは必要ですが、モジモジしないように!」
P「俺はためらいなくちんちんとかいう事務員さんが心配です」
ちひろ「恥があったら事務員なんてやってられませんよ!」
P「そういうものなんですか……」
ちひろ「えぇ、そういうものです。 ……おや?」
P「……誰か来たみたいですね」
ちひろ「それじゃあ私は別室にいきます。ご武運を!」
P「えぇ、捕まらないよう祈っててください」
>>20
最初の相手
20 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 21:53:41.09 spJ89rhL0 7/67しぶりん
ガチャッ
凛「おはよ、プロデューサー」
P「お、おう。凛か! お、おはよう!」
凛「……どうかしたの?」
P「な、なにがだ?」
凛「別に……なんとなく。なんか変じゃない?」
P「そんなことないさ、うん……うん」
凛「なにか悩みとかあるなら相談してよ。私じゃあんまり力になれないかもしれないけど」
P「凛……」
P(……怖いよなぁ、年上だったらギャグでしたで済ませられるかもしれないけど凛相手は……)
P「……うん、大丈夫さ。気にしないでいい」
凛「そっか。プロデューサー、今日の予定なんだけど……」
P「……」ボロンッ
凛「……えっ」
P「……」
凛「ちょ、ちょっとプロデューサー、ど、どこだして……」
P「……ふ、ふははははは!」
凛「誰かきたらどうするの!? か、隠して!」
P「凛、あのな……実は……」ブラブラ
凛「……バカッ!」バチーン!
P「おぅふ!?」
凛「……なにがあったかしらないけど、最低だよ」
P「凛……」
凛「プロデューサーはもっとまじめな人だと思ってた……」
P「……そうだよな。俺は今信頼を裏切ったんだよな」
凛「そういうことがしたいなら、ちゃんと……」
P「へっ?」
凛「なんでもない。……もう知らない。仕事いってくるから」
P「い……いってらっしゃい……」
ガチャッ…バタン
凛「……プロデューサーの……見ちゃった……」
凛「あれって……おっきい、のかな……」
凛「……じゃないっ!」ブンブン
凛「……はぁ、予定の確認しなおせなかったし」
凛「とりあえず帰ってきたらいろいろ問い詰めないと」
P「いきなり、凛に嫌われましたよ……」
ちひろ「大丈夫ですよプロデューサーさん。通報はされてませんから!」
P「いや、もうすでに心が折れそうです」
ちひろ「ふぁいとっ♪」
P「他人事だと思ってこいつ……!」
ちひろ「まぁまぁ。そろそろ次のアイドルがきますよ?」
P「やらないといけませんか」
ちひろ「凛ちゃんにちんちんみせてるプロデューサーさんの映像があります」
P「なんだと……」
ちひろ「さぁ、次の子にいきましょう!」
P「う、うぅ……」
>>36
次のアイドル
36 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 22:14:22.73 4RJj+pvO0 12/67佐久間まゆ
ガチャッ
まゆ「おはようございます……プロデューサーさん」
P「ま、まゆか。おはよう」
まゆ「……」
P「どうした?」
まゆ「いえ、事務員の方がいないみたいですね……」
P「ち、ちひろさんは、その……」
まゆ「……うふふ、好都合ですよね。プロデューサーさん」
P「えっ」
まゆ「邪魔な人がいないんですから……」
P「ちょ、ちょっとまてまゆ。仕事……」
まゆ「……でも、他の人が来るまでぐらい一緒にいてもいいと思いませんか?」
P(ある意味、一番ダメな相手じゃないのか……これは……)
まゆ「プロデューサーさん……? 何を考えてるんですか?」
P「え? いや、えっと……仕事とか……」
まゆ「仕事ですか……うふふ、ダメですよ。プロデューサーさん」スッ
P「え、えっと……? なんで、首……」
まゆ「……」キュッ
P「っ……!? げほっ、ちょ……」
まゆ「あぁ、ごめんなさい……ネクタイがゆるんでましたよ。お仕事ならキチンとしないと、ね?」
P「あ……うん……」
まゆ「……うふふ。うん、それでいいんです……」ニコッ
P「……なぁ、まゆ」
まゆ「なんですかぁ、プロデューサーさん?」
P「……はっ!」
まゆ「……? なにもないですけ……ど……」
P「……」ブラブラ
まゆ「……」
P「……」
まゆ「……」
P「……ボ、ボクピーチャン(裏声)」ブラブラ
まゆ「……うふふ。プロデューサーさん?」
P「は、はい」
まゆ「ダメですよぉ。ここだと邪魔が入っちゃうかもしれませんから」
P「えっ……」
まゆ「したいなら、まゆのおうちに来てください。いつでも開いてます……はい、鍵」
P「う、うん」
まゆ「それでも、こういうところでするのもスリルがあるかもしれませんけれど……」
P「あ、あのな、えっと……」
まゆ「あぁ、プロデューサーさんのおうちの鍵なら大丈夫ですよぉ」
P「えっ?」
まゆ「まゆ、持ってますから……」ニィ…
P「ひっ!?」
まゆ「……あぁ、もうこんな時間ですか。お仕事、いかないとダメですよね?」
P「う、うん……そうだね……」
まゆ「まゆ、がんばってきますから……ほめてくださいね」
P「は、はい」
まゆ「それじゃあ、いってきまぁす」
ガチャ…バタン
P「か、鍵変えよう……うん……」
ちひろ「……うーん、すごいですねまゆちゃん」
P「なにをあんたは他人事みたいに……!」
ちひろ「プロデューサーさんは愛されてますね! ふぁいと!」
P「生きるか死ぬかの瀬戸際を愛とは呼びません」
ちひろ「地域差です」
P「そんな地域差があってたまるかぁ! もうやだぁ!」
ちひろ「はい、次の子がきますよー」
P「う、うぅ……」
ちひろ「ビデオ、ちゃんとありますからねー」
P「……」
>>65
次のアイドル
65 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 22:38:08.86 Mb9G//kj0 18/67みくにゃん
ガチャッ!
みく「おっはよー! Pチャン!」
P「やぁ、みく! おはよう!」
みく「にゃっ? 今日のPチャンは元気だにゃー!」
P「そう、俺元気! 超元気!」
みく「にゃにゃにゃっ! それはとってもいいことにゃー☆」
P「だよな、うん!」
みく「にゃ……うーん?」
P「ど、どうした?」
みく「Pチャン、ちょっぴり顔色悪いにゃ?」
P「気のせいだよ、気のせい……うん……たぶん……」
みく「ならいいけど……無理はだめにゃー?」
P「みくは優しいなぁ……」
みく「ふっふーん、みくはPチャンのためならがんばっちゃうにゃー♪」
P「本当に、うん……」
みく「でもでも、まだまだがんばらなきゃなんだから、Pチャンにも元気になってもらいたいにゃ!」
P「元気にか……」
みく「うんうん! みくはPチャンのこと……にゃは☆」
P「ん?」
みく「なーいしょっ」
P「つれないなぁ……」
みく「猫はきまぐれなのにゃー」
P「なぁなぁ、みく」
みく「なぁに?」
P「実は見てもらいたいものがあるんだ」
みく「みてほしいもの? なにかにゃ?」
P「……」
みく「……?」
P「……」ボロン
みく「にゃっ……!?」
P「……」
みく「P、Pチャンなにみ、えっ……えっと……」
P「……」ブラブラ
みく「にゃ、にゃにゃっ……だ、ダメにゃ! まだ早いにゃー!」ガリッ
P「おぅふ!?」
みく「にゃっ、変なとこひっかいちゃったにゃー!?」
P「……」ピクピク
P「……みく、聞いてくれ……」
みく「う……」
P「実はな、えっと……ドッキリなんだ」
みく「ど、どっきりにゃ?」
P「うん、アイドルにちんちんみせたらどうなるかなーって……」
みく「Pチャン、捕まっちゃうにゃ?」
P「それは……うん、自分でも思うよ……」
みく「最初がみくでよかったにゃー、他の子にやっちゃダメにゃー?」
P「……うん!」
みく「にゃにゃにゃ? 今ミョーな間があったような……」
P「気のせい、気のせいだ! うん!」
みく「そうかにゃ……?」
P「と、とりあえず……ごめんな……」
みく「もー、びっくりしたにゃ……」
P「本当にすまん」
みく「はんせーしてる?」
P「海より深く……」
みく「……じゃあひとーつだけ言うこと聞いてもらおうかにゃ?」
P「な、なんだ?」
みく「……みくにお弁当作ってほしいにゃ」
P「お弁当?」
みく「ちゃーんと、お魚抜きで! そしたらお散歩して、日向ぼっこして、一緒に食べたいにゃ☆」
P「……わかった、それぐらいなら……」
みく「やったぁ! じゃあ、約束だにゃ!」
P「あぁ、約束な……って時間!」
みく「にゃにゃにゃっ……もうこんな時間!? い、いってきまーす!」
ガチャッ バタン!
P「……みくには成功、なのかな」
ちひろ「いやぁ、よかったですよプロデューサーさん!」
P「そうですか……ところで」
ちひろ「はいはい?」
P「俺、凛とまゆにドッキリって言えてなかったんですが」
ちひろ「まぁ、大変ですね!」
P「こいつ……!」
ちひろ「大丈夫ですよ、凛ちゃんはきっと話せばわかってくれるはずです!」
P「いや、でも……」
ちひろ「あぁ大変、次の子が来てますよー」
P「まゆが! まゆがぁ!」
ちひろ「ふぁいとっ!」
>>100
次のアイドル
100 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 23:05:33.83 ol2HmZvi0 25/67莉嘉
ガチャッ!
莉嘉「おっはよー!」
P「お、おぉ莉嘉! おはよう!」
莉嘉「あれれ? Pくんだけ?」
P「うん、まぁ……そうなんだ」
莉嘉「ふーん、めずらしいねっ☆」
P「そうだなぁ……」
莉嘉「んー? どうしたの?」
P「いや、ちょっと……」
P(莉嘉か……いや、莉嘉に見せたら完全に犯罪者じゃないか!?)
P「……」
莉嘉「ひょっとして……恋の悩みとか?」
P「えっ?」
莉嘉「あ、ひょっとしてズボシ!? えーっ! だれだれ!? お姉ちゃん!?」
P「い、いやいや違う! 全然違う!」
莉嘉「えーっ、そうなの?」
P「うん、相手なんていないよ……いないよ。うん」
莉嘉「そっか……ふふん」
P「どうした?」
莉嘉「莉嘉もまだまだ、可能性ありってことだよねっ☆」
P「大人をからかうもんじゃないぞ?」
莉嘉「からかってなんかないよー、アタシ的にはPくんってイケメンだなーって思ってるんだよ?」
P「あはは、ありがとう。でもほら、共演者とか同級生とか相手はいるだろ」
莉嘉「んー、共演する人はイマイチかな」
P「なんでだ?」
莉嘉「だってー、なんだかスレてるもん」
P「スレてるって……お前なぁ」
莉嘉「それに、クラスの男子ってコドモっぽいんだよ!」
P「子供っぽい?」
莉嘉「だってさ、女子のスカートめくったりとかするの! ありえないと思わない?」
P「そうなのか……」
莉嘉「その点、Pくんってオトナだよね~☆」
P「う、うん」
P「……なぁ、莉嘉」
莉嘉「どうしたの? ……あっ、ひょっとしてこの前の宿題手伝ってくれるの考えてくれた?」
P「そうじゃなくてな……えっと……」
莉嘉「……? ヘンなPくん。もっとはっきりしてよ!」
P「……」
莉嘉「……Pくん?」
P「……」ボロン
莉嘉「……えっ?」
P「……」
莉嘉「やっ……えっ、あっ……きゃぁぁっ!?」
P「……」ブラブラ
莉嘉「え、えっ……そんなの……」
莉嘉「えっと……」チラッ
莉嘉「……オ、オトナって、こうなってるんだ……」ジッ
P(あ、アカン)
P「え、えっとな、莉嘉……」
莉嘉「え、えっと……あのね、アタシ……そういうの、したことないけど……」
P「莉嘉?」
莉嘉「Pくんとなら……が、がんばれるかなって……でもでも! お姉ちゃんが……」
P「あのな、聞いてくれ」
莉嘉「……そうだ、お姉ちゃんにメール!」
P「ノーゥ! ストップ! 待って!」ガシッ
莉嘉「きゃっ!?」
P「違うんだ莉嘉、誤解なんだ」
莉嘉「誤解……? だってPくんの……その、えっと……カブト虫が……」
P「……その例えはどうかと思う」
莉嘉「だ、だってぇ……急に見せるんだもん……」
P「いやな、その……これはドッキリなんだ」
莉嘉「ドッキリ……?」
P「うん、ドッキリ。アイドルにちんちんをみせるっていう……」
莉嘉「そんなの放送できないじゃん!」
P「そうだな、個人的なドッキリなんだ」
莉嘉「も、もーっ! やめてよ! JCに見せたら捕まっちゃうんだよ!」
P「う、うん……」
莉嘉「同意の上でも、捕まるんだよ!」
P「うん?」
莉嘉「……お姉ちゃんにもやるの?」
P「場合によっては……」
莉嘉「ふーん……じゃあ、内緒にしとくけど……」
莉嘉「Pくん!」
P「は、はい」
莉嘉「罰として、アタシの宿題手伝ってよね!」
P「……わかった」
莉嘉「アタシの家で、ねっ☆」
P「はっ?」
莉嘉「じゃ、お仕事いってくるねー♪」
P「ちょ、ちょっと待て莉嘉! 今なんて!?」
莉嘉「ダイジョーブ☆ お姉ちゃんと一緒に準備しとくからー!」
P「なんのだよぉ!?」
ガチャッ バタン!
P「……」
ちひろ「よかったですね、プロデューサーさん! お呼ばれ2件目ですよ!」
P「どこがいいんですか、言ってみてください」
ちひろ「いろんな人の憧れですよ! アイドルにちんちんみせるなんて!」
P「そんなゆがんだ憧れになれて嬉しいと思うんですか!」
ちひろ「思います」
P「いやいや、俺はいたってノーマルですから。女子中学生にちんちんみせる趣味はないですから」
ちひろ「ふむ、年下より年上に見せたいと」
P「……」
ちひろ「否定しないんですか?」
P「いや、もう何言っても無駄かなーって」
ちひろ「諦めたらそこで試合終了……おっと、次の子が来ましたよ!」
>>140
次のアイドル
140 : 以下、名... - 2012/08/11(土) 23:41:49.72 bCJgXbpR0 34/67かわしま
ガチャッ…
瑞樹「おはようございます……あら?」
P「あぁ、川島さん。おはようございます」
瑞樹「今日はちひろさんがいないのね……珍しいわ」
P「ちょっとヤボ用があるらしくて」
瑞樹「そうなの……ふぅん」
P「どうしました?」
瑞樹「ううん、なんでもないわ。それよりプロデューサー」
P「なんです?」
瑞樹「……ちょっと外が暑かったのよね。座って一息ついてもいいかしら?」
P「えぇ、どうぞ?」
瑞樹「……ふぅ……」
P「……あの」
瑞樹「なにかしら?」
P「なんで俺の隣に? ソファーにいけばいいじゃないですか」
瑞樹「ここ、エアコンの風と扇風機の風両方が味わえるからいい場所なのよ」
P「はぁ……でも……」
瑞樹「あぁ、暑いわ……」シュルッ
P「……」
瑞樹「……」チラッ
P「……」
瑞樹「暑いわ……」チラッチラッ
P(……どうしようこのひと……)
P「……あの、川島さん」
瑞樹「どうしたの?」
P「……」
瑞樹「……?」
P「……」ボロン
瑞樹「……!?」
瑞樹(こ、これは……!? プロデューサーが、下を!?)
P「……」
瑞樹(落ちつきなさい、川島瑞樹。これは夢? いいえ、違うわ。だって自分の指がちゃんと5本ある。夢か確認するには自分の手を見るのが一番って聞いたことがあるものね。そう、わかるわ。じゃあこれはなに? 現実なの? プロデューサーが私の魅力にこらえきれなくなった? それなら嬉しいけれど、そうと断定するには材料が少なすぎる。クールよ、クールになりなさい瑞樹。そう。だって目の前には性器をあらわにしたプロデューサー。他に誰もいない事務所。これはチャンス、そう、チャンスなのよね。だとしたら応えないのは失礼よ)
P「……川島さん?」
瑞樹「そういうことよね、わかるわ」ググッ…
P「何故脱ごうとしてるんです!?」
瑞樹「安心して、プロデューサー。男の人に恥をかかせたりしないわ」
P「いや、その! 違うんです!」
瑞樹「違う?」
P「ドッキリです!」
瑞樹「ドッ……キリ……?」
P「えぇ、いきなり脱いだりしてすいませんでした。実は……」
瑞樹「なるほど、急な展開すぎて信じられないのね。安心して、私は仕掛け人じゃないわ」
P「いや、俺が仕掛け人で! みせるのがドッキリなんですって!」
瑞樹「……?」
P「きょとんとしないでください!」
瑞樹「つまり……どういうこと?」
P「アイドルに下半身を露出するドッキリをしようと思いまして……」
瑞樹「……なるほど、それでこらえきれなくなったのね。大丈夫よ、私が受け止めるわ」
P「なんでそうなるんだ!?」
瑞樹「つまり、特に私の誘惑にのったわけでもなかったのね……」
P「えぇ、まぁ……」
瑞樹「……やっぱりプロデューサーは若い子の方が好き?」
P「いや、そういう問題じゃなくてですね」
瑞樹「アンチエイジング、もっとしっかりしないといけないわね……」
P「あの、川島さん?」
瑞樹「大丈夫よ、プロデューサー。私はいつでもフリーだから」
P「話を……」
瑞樹「あっ、いけない! お仕事にいかなきゃ……帰ってきたら続きをしましょ?」
P「話を聞けぇ!」
ガチャッ…バタン
P「なんなんだ……もう……」
ちひろ「お疲れさまでした。ドリンクどうぞ」
P「あ、どうも……」
ちひろ「……」
P「あ、これおいしい……珍しく成功ですね」
ちひろ「それはよかった♪」ニコニコ
P「……?」
ちひろ「さぁ、じゃんじゃんいきましょう!」
P「あ、はい……」
次のアイドル
>>170
170 : 以下、名... - 2012/08/12(日) 00:05:31.35 lLYNBUzU0 41/67智絵里
ガチャッ…
智絵里「おはようございます」
P「智絵里か、おはよう」
智絵里「プロデューサーさん……あれ? 他の人は……」
P「いろいろ都合が重なっててな。もう仕事にいったりとかまだだったりとかだよ」
智絵里「そう……ですか……えへへ」
P「どうした?」
智絵里「二人っきりって珍しいから……ちょっと、嬉しくて……」
P(かわいい……しかし。いいのか、これ!?)
智絵里「あ、あのっ……プロデューサーさん」
P「どうした?」
智絵里「実は、来る途中に……これ」
P「おぉ、四葉のクローバー……珍しいなぁ」
智絵里「えへへ、見つけるのうまくなったんですよ」
P「すごいなぁ、智絵里は」
智絵里「ありがとうございます……」
P「……」
智絵里「……プロデューサーさん?」
P「いや、なんでもない……」
智絵里「本当、ですか……? でも、なんだか悩みがあるみたいに……」
P「な、なんでもないから!」
智絵里「ふぇっ……ごめんなさい。迷惑、ですよね」
P「迷惑だなんて、そんなことないけど……えっと……」
智絵里「……じゃあ、なんで……」
P「えっとな……」
智絵里「わ、わたしが力になれることなら、なんだってお手伝いしますから言ってください!」
P「……」
智絵里「プロデューサーさん……」
P「ええい、ままよ!」ボロンッ
智絵里「……っ!?」
P「……」
智絵里「え、ふぇっ……え、えっと……あぁ、う……」
P「……」ブラブラ
智絵里「え、っと……その……」
P「……」ブラブラ
智絵里「……」スッ
P「ノ、ノータッチ!」バッ
智絵里「え、えぇっ?」
智絵里「あ、あのっ、プロデューサーさん……」
P「ごめん! 俺が悪かった! 本当にすまん!」
智絵里「え、えっと、どういうことなんですか……?」
P「実は……その……アイドルに下半身をみせてみるっていうドッキリで……」
智絵里「どっ……きり……?」
P「う、うん」
智絵里「……どっきり、なんですか……」
P「ごめんな、驚かせて……」
智絵里「じゃあ、まだ……なのかぁ……」
P「えっ?」
智絵里「なんでもないです。気にしないでください……」
P「あの、智絵里……」
智絵里「……プロデューサーさん」
P「うん。本当にごめん……なんと詫びたらいいのやら……」
智絵里「ううん、大丈夫です。怒ってません」
P「だが……」
智絵里「わたし、びっくりしたけど……準備できますから」
P「準備?」
智絵里「あ、なんでもありませんっ……気にしないでください!」
P「……お、おう?」
智絵里「でも、その……プロデューサーさん」
P「うん?」
智絵里「あ、あんまりしたらだめ……ですよ? めっ、です」
P「めっ、って……」
智絵里「……チョ、チョップします」
P「……それは怖いな」
智絵里「……あっ、お仕事の時間……」
P「智絵里、大丈夫か?」
智絵里「……一人でも、いけます。いつまでもプロデューサーさんを頼りにしてたらダメですよね」
P「智絵里も強くなったなぁ……うん……」
智絵里「だから、四葉のクローバー、大事にしてください」
P「あぁ、大切にしおりにするよ」
智絵里「……えへへ。いってきます」
P「いってらっしゃい!」
ガチャ……バタン
智絵里「……四葉のクローバーの花言葉、プロデューサーさんは知らないのかな?」
智絵里「えへへ……もっとがんばって、一人前になったら……」
P「……罪悪感がひどい」
ちひろ「プロデューサーさん?」
P「あぁ、はい」
ちひろ「そろそろ慣れてきましたね!」
P「慣れたくはなかったです」
ちひろ「大丈夫です。個性ですよ!」
P「女性に下半身をみせる個性なんて欲しくないです」
ちひろ「大丈夫ですよ。今の世の中ならなんだって個性です!」
P「いや、あの……」
ちひろ「ほら、次のアイドルが来ましたよ! ふぁいと♪」
P「こいつ……楽しんでやがる……」
>>222
次のアイドル
222 : 以下、名... - 2012/08/12(日) 00:38:15.69 +pIe3Rkk0 49/67かえで
ガチャッ
楓「おはようございます」
P「あぁ、楓さん。おはようございます」
楓「今日は一人なんですか?」
P「えぇ、まぁ……」
楓「ふふっ、珍しいですね」
P「そうですね……」
楓「若い子も増えて、最近はにぎやかなことが多いですから……」
P「そうですねぇ……」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「なんでしょうか」
P「いえ、なにか悩みでもあるんですか?」
楓「いいえ、特になにもありませんよ」
P「……そうですか?」
楓「そうですよ」
P「……なら、いいんですけれど」
楓「……」ジッ
P(な、なんか見つめられてると出すタイミングがつかめないな……)
楓(……プロデューサー、チャック開いてる……どうしよう……)
P(えぇい、こうなったら!)グッ
楓「……あの、プロデューサー」
P「な、なんですか?」ピタッ
楓「……下」
P「下……?」
楓「チャック、開いてますよ」
P「お、おぉっ、こりゃ失礼しました……」ジジッ
楓「ふふっ、気をつけてくださいね」
P「えぇ……」
楓「……」
P(……ってバカァ!? 今から下ろすのにズボンのチャックあげてどうするんだ!? タイミング逃したぞ!?)
楓(……今日はネクタイきっちりしまってる……)
P「……」
楓「……」
P「……」
楓(……あっ、飛行機雲……)
P(目をそらした……今だ!)
楓「……」クルッ
P「……」ボロン
楓「……」
P「……」
楓「……」
P「……」
楓「……プロデューサー?」
P「は、はい」
楓「……溜まってるんですか?」
P「いえ、あのっ!? 違うんです!」
楓「違うなら……なんで下を?」
P「実は、その……ドッキリを……」
楓「ドッキリですか……」
P「えぇ、すいません……本当に……」
楓「……溜まってはいないんですか?」
P「えっ?」
楓「私、そういうのはよくわかりませんけれど……男の人って辛いって聞きますし……」
P「違うんです! 本当に違うんです! 脱ぎたがりとかじゃないんです!」
楓「そうなんですか……」
P「えぇ、本当に!」
楓「……意外とかわいいんですね」
P「うぅっ!?」
楓「プロデューサーの言い訳……あら?」
P「……うぅぅ……ぅぅぅ……」
楓「……あっ、そろそろお仕事いかないと」
P「そうですか……あの……今回のことなんですけれど……」
楓「プロデューサー……」
P「な、なんですか……」
楓「私ができることなら、お手伝いしますから。無理はしないでください」
P「え、えぇ……ありがとうございます……」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「……チンチンが、ちんちん……」
P「!?」
楓「……方言がらみはいまいち、ですね」
P「いや、あの……」
楓「いってきます」
P「あ、はい……いってらっしゃい……」
ガチャッ……バタン
P「楓さん魔性すぎませんか」
ちひろ「えぇ、すごいですね」
P「……あの、これいつまで続ける気ですか?」
ちひろ「さぁ、いつまででしょう」
P「やっぱりやめません?」
ちひろ「ビデオ」
P「……」
ちひろ「お買い上げになりますか?」
P「同じ事務所なのに売りつけるって……」
ちひろ「冗談ですよ♪ さぁ次です!」
P「……」
>>248
次のアイドル
248 : 以下、名... - 2012/08/12(日) 01:06:11.17 UzAgz1LH0 57/67処女ヶ崎
ガチャッ
美嘉「おっはよ~★」
P「お、美嘉。おはよう」
美嘉「あれ? プロデューサー一人?」
P「うん、まぁ……」
美嘉「へぇ、めっずらしー」
P(莉嘉は内緒にしてくれてるのか……)
美嘉「……よっし」
P「ん?」
美嘉「なんでもないよっ★」
美嘉「あのさ、プロデューサー」
P「どうした?」
美嘉「……この前のデート楽しかったよね?」
P「デートって……あぁ、あれは仕事の取材だろ?」
美嘉「つっれなーい……そんなんじゃ女の子にモテないよ?」
P「いや、アイドルが誤解を招くようなことをいうほうがマズくないか」
美嘉「んー……結局、観覧車にも乗れなかったしさ……」
P「さすがに目立つしなぁ……」
美嘉「大丈夫だって、ねっ?」
P「いやいや、美嘉……」
美嘉「プロデューサー、女の子に誘われて嬉しくないの~?」
P「いや、嬉しいけどなぁ……」
P(美嘉か……結構男にも慣れてる気がするし、みせた後『ちっさい』とか言われたらどうしよう……)
美嘉「……プロデューサー?」
P「お。おう。なんでもない!」
美嘉「本当に大丈夫? なんか悩み事?」
P「いや、たいしたことじゃないんだ」
美嘉「そっか……アタシには言いづらいことならさ、他の人でもいいから相談しなきゃダメだよ?」
P「いや……うん」
美嘉「……そうそう、プロデューサー」
P「ん?」
美嘉「莉嘉からプリもらったんだけどさ~?」
P「えっ……」
美嘉「アタシとはダメっていったのに。莉嘉とはデートしちゃうんだ? ひょっとしてロリコン?」
P「ち、違う! あれは近くで仕事があって、その帰りに……」
美嘉「ふーんだ。どうせアタシなんて……」
P「美嘉……あのな……」
美嘉「……許してほしかったら、ゴージャスセレブプリンね」
P「なっ……!?」
美嘉「莉嘉のぶんも!」
P「くっ……わかったよ……」
美嘉「えっ、ホントにいいの? わぁい、ありがとプロデューサー★」
P「いつもがんばってくれてるご褒美はあげなきゃって思ってたからな……」
美嘉「あっ、じゃあ莉嘉にお知らせしないとね。めるめる……送信っ★」
P「……なぁ、美嘉」
美嘉「ん、どうした……の……」
P「……」ボロン
美嘉「えっ……あっ……」
P「……」
美嘉「……きゃっ、きゃあああぁぁぁぁっ!?」
P「!?」
美嘉「えっ、プロデュ、その、下っ……やっ……」
美嘉「え、えっと、あのっ、あ、アタシっ、まだっ、そのっ、こころの準備とか、でもっ……」
美嘉「ふ、ふつつつかものですが、よ、よろしくおねがいします、だっけ? あ、あれ?」
P(……ジーザス……)
美嘉「や、でもっ……早いっていうか、その、アタシも、そういうのっ……」
P「美嘉……」
美嘉「プロデューサー、あのっ……ちょ、ちょっと待って! 今、覚悟決めるから……」
P「ごめん、ドッキリなんだ」
美嘉「……えっ?」
P「ドッキリなんだ」
美嘉「……弩つ切り?」
P「ドッキリ」
美嘉「どっきり……ドッキリ?」
P「うん、アイドルに下半身みせるっていう……」
美嘉「……」
P「その、だな……」
美嘉「……うぅ」ジワ…
P「!?」
美嘉「アタシ、初めてっ……見たのにっ……」
P「ご、ごめん!」
美嘉「でもっ、プロデューサーがっ……したいならっ、がんばらなきゃって、思ったのにぃ……」ポロポロ
P「お、おう?」
美嘉「プロデューサーのばかぁ! うわぁぁん!」
P「ま、待ってくれ美嘉!」
美嘉「知らない! アタシの純情返してっ!」
P「いや、違うんだ! 誤解なんだ!」
美嘉「誤解ってなにが!?」
P「てっきり美嘉はそういうのにも慣れてると思って、軽い気持ちでした! 本当にごめん!」
美嘉「……あっ」
P「その、美嘉……」
美嘉「そ、そうだよ。今のは冗談だしっ!」
P「へっ?」
美嘉「違うもん! あれはちょっといきなりだから驚いただけだし!」
P「美嘉……」
美嘉「い、イマドキのギャルだったら、そういうのぐらい、慣れてるっていうか……」
P「……」
美嘉「だから、えっと……あ、でも、びっくりしたのは……」
P「正直さっきの美嘉、すっごくかわいかったぞ」
美嘉「え、えっ?」
P「飾らない美嘉もいいと思うんだ。経験が無いなんて恥じることじゃないさ」
美嘉「……ふ、ふーん」
P「正直ちょっと……うん……」
美嘉「……?」
P「いや、なんでもない」
美嘉「……あ、あのさ、プロデューサー」
P「なんだ?」
美嘉「えっと……その……」
P「……?」
美嘉「そ、そろそろ下、はいてくれないかな……」
P「……!?」ブラブラ
美嘉「ちょ、ちょっと、どこ見たらいいかわかんなくなっちゃうし……」
P「す、すまん!」
美嘉「……男の人のって、そうなってるんだ……」チラッ
P「……いや、本当にごめんな?」
美嘉「ううん……プロデューサーだから特別に……あっ」
P「ん?」
美嘉「じゃあ、今度遊園地にデートにいこっ★ 観覧車に今度こそ乗らなきゃ!」
P「……あぁ……それぐらいなら」
美嘉「えっへへー、やーりぃ! 約束だよ?」
P「あぁ、本当にごめんな?」
美嘉「いいよ、いつかは見るんだし……それに……」
P「?」
美嘉「……やっぱ無しで★」
P「なんだよ、気になるなぁ……」
美嘉「ま、いいでしょ? そろそろお仕事いかなきゃ!」
P「えっ? あぁ、そうか……がんばれよ!」
美嘉「もっちろん! 今度のデート、忘れないでね!」
P「あぁ!」
ガチャッ バタン!
美嘉「プロデューサーのって、あんなのなんだ……」
美嘉「漫画とは違ったけど……あれって……おっきくなる前、だよね……」
美嘉「……」チラッ
美嘉「……だ、大丈夫なものなのかなぁ……」
P「……ちひろさん」
ちひろ「はいはい♪」
P「罪悪感がすごいです」
ちひろ「美嘉ちゃんは背伸びしてる感がすごいですからねぇ」
P「いや、てっきり経験豊富だと……」
ちひろ「漫画準拠の知識ですよ」
P「そうなんですか……」
ちひろ「さぁ、次のアイドルは誰でしょうね?」
P「だれって……まだやるんですか?」
ちひろ「えぇ、みんなにちんちんをみせるまでこの戦いは終わりません!」
P「嫌な戦いすぎます」
ちひろ「さぁ、いきましょう!」
P「……俺たちはまだ登り始めたばかりだからな。この長いちん見せ坂をよ……」
完!