P「毎日誰かが遊びに来るから辛いわー、休めなくて辛いわー」
P「手作り料理毎日食べなきゃいけないから料理の腕が落ちて辛いわー」
P「時々俺の部屋に入りきらないぐらいの人数が来る事もあるから辛いわー」
元スレ
P「みんなが俺と同じアパートに住んでた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343872115/
真「へへっ、今日も来ちゃいましたー」
涼「お邪魔しますー」
冬馬「今日もスマブラやろうぜ」
翔太「冬馬君弱いじゃん」
北斗「真ちゃんチャオ☆今日も俺が守ってあげるよ」
P「男の溜まり場になって女が来ないとか辛いです……」
P「……俺の部屋の前で何してんの?」
美希「ハニーが帰ってくるの待ってただけだよ?」
P「どのぐらい?」
美希「んー、1時間ぐらいかなー」
P「…バカだろ。てか自分の部屋に帰れよ」
美希「まあまあ、良いから良いから!今日はミキが美味しい料理作ってあげるからね!」
ピンポーン
美希「出なくていいの」トントントン
P「そういう訳にはいかないだろ…」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン ガチャッ
P「春香か。何だ?」
春香「どうもこんばんわー!遊びに来ましたよー!」
美希「春香、今ミキは料理してて忙しいから帰って欲しいの」
春香「それとプロデューサーさんの家から出て行くのは関係ないんじゃないかなー」
P「確かに」
美希「ちょっとハニー!ミキと2人っきりの時間を過ごすんじゃ無かったの!?」
P「一言も言ってないぞ、そんなこと」
春香「だってさー」
美希「むむむ…」
春香「…料理手伝おうか?」
美希「1人で大丈夫だもん!ミキひ・と・りで作った手料理をハニーだ・けにふるまうんだから!」
P「とか言いながら3人分の材料使ってるよな」
ピンポーン
P「ん?」
伊織「こ、これ…」
P「おお、肉じゃがか。ありがとう!」
伊織「べ、別に作り過ぎて余っただけだから勘違いしないでよね!」
伊織「……ってやっぱりあんたの家には誰かしらいるのね」
美希「お久しぶりデコちゃん」
伊織「今日事務所で会ったじゃない…あとデコ言うな」
春香「伊織もあがっていけば?丁度料理も出来たところだから」
伊織「遠慮しとくわ。今日はやよいの部屋に行くから」
P「そうか、じゃあまた今度な」
「「「いただきまーす」」」
P「ハンバーグって久しぶりな気がする」モグモグ
美希「ちょっとアレンジしたんだけど…ど、どうかな…?」
P「…うん!うまい!中に入ってるのはチーズが良いアクセントになってる!」
春香「ただ焼き方をもう少し工夫した方が良いかな。肉汁が逃げちゃってるよ」
美希「うーん、やっぱり春香は厳しいの」
春香「今度そこのところ教えてあげる、みっちりと!」
P「どんどん美希の料理の腕が上がるな。最初は酷かったからなぁ…」
美希「あー、あれは今思い出してもトラウマなの。口に入れた瞬間…」
P「…やめろ、食欲が無くなる」
P「肉じゃがも…うん、薄味でうんまい」
美希「ミキも一口!…おふくろの味ってカンジ。こういう料理も作ってみようかなー」
春香「味が染み込んでておいしい!ジャガイモもほっくりしてて良い感じ!」モグモグ
P「俺の分が減っていく…」
春香「じゃーん、今日はチョコムースを作って来ましたー!」
P「ほほー、相変わらずうまそうだ!」
美希「4つもあるの。誰か1人が2つ食べて良いってことだよね…?」ゴクリ
ピンポーン
千早「こんばんは、お邪魔してよろしいですか?」
春香「あっ、千早ちゃん!丁度良かった!」
千早「な、何…?」
P「春香のデザートがあるんだけど食べないか?」
千早「よろしいんですか?」
美希「…千早さんだししょうがないの」
美希「悔しいけどやっぱりおいしい…」
千早「春香は本当に料理がうまいわね」
春香「えへへ、あ、食器とか片付けますね」
P「えっ、悪いよ。俺何もしてないし流石に」
美希「じゃあミキが手伝うの」
春香「いいよ、ミキには料理作ってもらったから。ゆっくりしといて!」
P「で、千早は何で来たんだ?」
千早「実は…カラオケのゲームを購入したんですが…今一使い方が…」ゴソゴソ
P「…これWii用だけどお前本体持ってたか?」
千早「えっ!?私これだけで出来るものだと…」
P「箱とか説明書見たら分かるだろ…まあ良いや。俺の家で試しにやるか」
千早「はい」
P「よっしゃ出来た!」
千早「ありがとうございます。あの…このゲーム置かせてもらえないでしょうか」
千早「出来れば歌の練習のため時々プレイさせてもらえると…」
P「うん良いぞ。暇な時なら大歓迎だ」
千早「ありがとうございます!」ニヤッ
美希(ミキは見逃さなかったの。千早さんの悪い顔を)
春香(多分わざとだね。機械音痴のふりをして…やるなぁ)
美希「じゃあねなんて言わないで~♪」
春香「またねって言って~♪」
千早「私のモノにならなくていい~♪」
「「「そばにいるだけでいい~♪」」」
P「……何でそんな真顔でこっち見ながら歌うんだよ」
響「うがー!さっきからギャーギャーうるさいなー、何なのさー!!」
P「ごめんなさい」
春香「アパートで歌ったら流石に響いちゃうね」
美希「特に千早さんの声量が半端無いから」
千早「もっと音量下げないとダメね」
P「そうだ、響もカラオケしないか?」
響「えっ良いのか?わーい!」
春香(怒ってた事一瞬で忘れちゃった)
美希「うーん、何か普通に歌っててもつまんないの」
千早「というと?」
美希「点数の低かった人には罰ゲーム!ってはどうかな」
春香「えぇぇぇ…」
響「自分面白そうだから賛成だぞ!」
千早「そうね、張り合いが無いとつまらないもの」
P「ははは、がんばれよー」
美希「もちろんハニーもだよ?」
P「え?」
P「アイドルに勝てるわけないだろうが!」
春香「プロデューサーさんドンマイです」
響「あはは、楽勝だったなー」
千早「カラオケの採点基準が未だに今一分からないわ…」
美希「それじゃ罰ゲームはね…」
P(律子の部屋をピンポンダッシュとか鬼畜すぎる)
P「……」
P「…ええいやっちまえ!」ピンポーン ダダッ
P「よしっ…このまま逃げ…!」
あずさ「あらあら~、プロデューサーさんじゃないですか」
P「こ、こんばんは」ハァハァ
あずさ「そんなに急いでどうしたんですか?何か息切れしていますが」
P「い、いえ別に…急いでは……」ハァハァ
あずさ「そうですか~、律子さんに何か用があったんじゃないんですか?」
P「な…何故それを…」
あずさ「呼び鈴押したのを見ましたから~。私も丁度律子さんの所に行こうと思って」
P「え」
律子「つまり今までちょくちょくピンポンダッシュしてたのはプロデューサーのだったんですね」
P「ゲッ」
あずさ「?」
律子「てっきり亜美真美辺りかと思ってましたが…ゆっくりお話しましょうか」
律子「立ち話もなんですから私の部屋で良いですよね、プロデューサー殿」
P「」
P「すいません罰ゲームでやらされました。こんなことしたのは今日が初めてです」
律子「本当ですか?」
P「命かけます」キリッ
あずさ「そんな簡単に命をかけちゃダメですよ~」
律子「…まあ別に大して怒ってませんけd」
ピンポーン ダダッ
律子「……」ダダッ
P「修羅だ」
ウワアアアアアアアア オユルシヲオオオオオオオオオ
あずさ「…亜美ちゃんと真美ちゃん大丈夫かしら」
シーン
P「……」
ガチャッ
あずさ「……」ビクッ
律子「疑って申し訳ありませんでした、プロデューサー」
P「い、いや…元はと言えば俺が悪いし…ははは」
あずさ「えっと…あっ、そーだ!今日は私お酒持って来たんです!」
P「おっ、良いですね。一杯やりましょうか。簡単なつまみなら作れますよ」
あずさ「ノンアルコールもありますから律子さんもね?」
律子「うーん、まあ仕事に響かない程度の量なら…」
あずさ「いえーい!」
律子「もうあずささんそのぐらいに…」
P「うぇ…もうダメだ…」
あずさ「プロデューサーさん、もうおねむですか~?」
律子「あーあ、言わんこっちゃない…あずささんもそろそろ」
あずさ「えぇ~…まだまだ夜はこれからよ~?」
律子「やっぱりあずささんは止められない…」
あずさ「律子さんも飲んでみる~?アルコールが入ったお・さ・け」
律子「えーっと…後片づけしますね!」
春香「…帰ってこないね」
響「もしかして…死んじゃったのかな」
千早「……」
美希「もしかして…ハニーったら律子の家で…何かしてるんじゃ」
春香「ええ!?」
響「そ、それは無いと思うぞ!」
美希「ちょっとミキ、様子見てくるの!」
千早「えっ…ちょ、美希!?」
美希「あ、鍵がかかってないの」
ガチャッ
P「うーん……」
春香「!!ぷ、プロデューサーさん…!?」
響「うわー!あずささんに膝枕してもらってる!」
千早「こ、これは一体…」
律子「あー、丁度良かった。プロデューサーを迎えに来たなら返すわ。部屋まで送ってもらえないかしら」
あずさ「えぇ~、ダメよ~!このままでいいじゃない~」
美希「み、ミキを差し置いて…!ハニーに…」
P「う…うぅん…頭痛い…フラフラする…」
P「……?ここは……」
P「!?な、何で貴音と一緒に寝てるんだ!?」
貴音「…んん………あなた様、お目覚めになられましたか」
P「えっ…何で?何があった?」
貴音「何があったと申しましても…あなた様と一緒に寝ただけですが」
P「!?」
千早「何とかプロデューサーを部屋まで運んだけど…どうすればいいのかしら」
春香「ううん、このまま放っておくのはちょっと心配だね」
美希「じゃあじゃんけんで勝った人がハニーを自分の部屋に持ち帰るの!」
響「やったー!!勝ったぞー!!」
響「うぎゃー!もう自分の部屋動物達でいっぱいいっぱいだったー!助けて貴音ー!」
貴音「つまりプロデューサーに付き添っておいてほしいと」
響「うん」
貴音「分かりました」
P「じゃ…じゃあ俺は何もしてないし何もされてないんだな?」
貴音「はい」
P「それなら良かっ…」
P(…良いのか…?一緒に寝てしまって…)
貴音「…やはり体調が優れないようですね」
P「…んー、そうだな。あんまり良くない」
貴音「それなら一度部屋を出て外の空気を吸ってみては如何でしょう」
P「ああ、そうするよ」
P「ん?こんな朝早いのに誰かいるな」
貴音「そのようですね」
真「ふぅ…あっ、プロデューサー…それに貴音まで」
雪歩「おはようございますぅ」
P「お前達こんな時間に何してるんだ?」
真「ちょっとした運動です。これをやっておくと一日良い感じに動けるんですよ!」
P「で、雪歩も真に付き合ってるってわけか」
雪歩「そうですね。最初は真ちゃんがやってるのを見てるだけだったんですけど…」
真「良かったら2人ともどうですか?ボク達と一緒に!」
P「悪いけど…今日は遠慮しとくよ。ちょっとした二日酔い状態だから」
雪歩「四条さんはどうしますか?」
貴音「……一度混ぜてもらってもよろしいでしょうか?」
真「へへっ、それじゃまずはね…」
やよい「あ、皆さんただいまですー」
真「あっ、お帰りやよい!」
やよい「今日はプロデューサーに貴音さんも一緒なんですね」
P「そうか、やよいはまだ早朝バイトやってたんだな」
やよい「はい!前からお世話になってましたからずっと続けるつもりです」
やよい「あっ…っとすいません。皆の朝ごはん作ってきます!」
P「やよいは偉いなぁ」
やよい「そんなことないですよ。それでは!」テテッ
真「あはは、やよいは本当良い子だなぁ」
雪歩「本当は大変なはずなのに…あんなに笑っていられるってすごい事だよね」
貴音「あの姿勢は私達も見習わなければなりませんね」
P「そうだな、どんな時もアイドルは笑顔を無くしたらダメだ」
P「ふぃー、大分体調が良くなったぞ。今日も問題なくいけそうだ」
小鳥「あっ、プロデューサーさん」
P「おはようございます、小鳥さん」
小鳥「今から事務所ですか?」
P「ですね。小鳥さんも?」
小鳥「は、はい!その、良かったら一緒に行きませんか…?」
P「喜んで!」
P「とまあ素晴らしい環境です。このアパートは」
P「あっ、おはよう」
愛「おはようございまーす!!!」
涼「愛ちゃんもう少しボリューム下げて…」
絵理「近所迷惑…」
冬馬「おい、朝からうるせーぞ!!!」
翔太「うん、やかましさでは負けてないよ」
北斗「エンジェルちゃん達の美しい声を朝から聞けて俺は感激だよ」
P「何か最近住民が増えた気がするけど。はい、変わらず良い環境です。はい」
P「このアパートに住みたいですか?そうですね家賃は……」
終