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元スレ
レッド「オリジナルガイドマップでも作るかな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311407468/
シロナ「ただいまレッド君と観光中」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315328637/

729 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:27:11.74 JrGsswDBo 516/808

レッド「ここがシンオウ地方か……」パシャ

シロナ「そうです。ここのチャンピオンはアタシです。強いです」

レッド「じゃあ挑むのやめます」

シロナ「え?」

レッド「だって俺はここでシロナさんがチャンピオンやって方が嬉しい。恋人がチャンピオンって自慢出来るし」

シロナ「レッド君……」

レッド「と、言うわけです」

シロナ「嬉しいよレッド君!!でもね……」

レッド「ん?」

シロナ「敬語はなし!ってあれだけ言ったわよね」

レッド「え?あっ、……でもほらやっぱり年上だからどうしても扱いが上になってしまうし……」

シロナ「他の男は許さないけどレッド君だけ許す。あと、女の子も」

レッド「…………」

シロナ「何?」

730 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:27:40.58 JrGsswDBo 517/808

レッド「つまり俺は女と同じなんですか……なんかガッカリだ」シュン

シロナ「いやいや!レッド君が一番!一番だからっ!!」

レッド「~!いや、そんなに大声出さなくても……」テレッ

シロナ「あ……」

レッド「えっと……じゃあ頑張ってみる」

シロナ「お願いよ。さて、ここでの寝泊まり全てアタシの家で行う事」

レッド「……実家?」

シロナ「アタシの家兼研究所。散らかってるけど……」

レッド「なんと!!」

シロナ「どうかしたの?」

レッド「いや……女の子の家で寝ることなんてなかったから…ねぇ」

シロナ「アタシも男の子招くことなかったわ」

レッド「それはわかってます」

ドカッ

レッド「痛い……」

シロナ「まだ毒舌が治ってなかったのね……」

レッド「……個性ですから」

731 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:28:08.38 JrGsswDBo 518/808

シロナ「着いた!ここがアタシの家。しばらく出かけてたから埃とか凄いと思う」

レッド「少しくらい大丈夫………と、さっきまで思っていた」

シロナ「何で?」

レッド「いや、なんでポストに新聞めっちゃ入ってるのよ」

シロナ「いつもこうだけど……」

レッド「……いつから?」

シロナ「…………」

レッド「…………」

シロナ「では開けまーす!」カチリ

レッド「聞いてよ」

732 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:28:38.83 JrGsswDBo 519/808

シロナの家

シロナ「自慢の家で~す♪」

ごっちゃごちゃ~

レッド「」

シロナ「……どうかしたの?」

レッド「」

シロナ「……」

ドカッ

シロナ「感想は?」

レッド「きたなぁああああああ!!!」

ドカッ

レッド「いやいや、これは酷い」

シロナ「でもそこまで言わなくたっていいじゃん」

レッド「もし、シロナさんじゃなかったらソッコーで出てきます」

シロナ「……」

レッド「あーあ……これ何?…………うわカビパンじゃん」

シロナ「……ねえ」

レッド「はい?」

ドカッ

シロナ「掃除の権利を与える。よろしく」

733 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:29:08.98 JrGsswDBo 520/808

レッド「は?」

シロナ「この雰囲気が気に入らなかったらレッド君が掃除してください」

レッド「やってるよ!こんなところで寝泊まりしたら健康を害しちまう。それにシロナさんは憧れの的だから、綺麗にしてないと幻滅されそうだし……ここはひと肌脱いで俺式掃除でもしましょうか」

シロナ「やってみなさい!レッド君にこの城(ごみ山)を攻略できるわけがない!!!」

レッド「やってみなきゃわからない!てか、こんなの女の子の部屋じゃない!!!」

シロナ「……わるかったわね」ムスッ

レッド「手始めにここからかな……」

シロナ「…………早い」

レッド「……で、ここか」テキパキ

2時間後

きらきら~

シロナ「アタシの城(ごみ山)が!」

レッド「はい……こんなもん。家の隅々までピカピカにしましたよっと。これを業者呼ぶと軽く結構取られますね」

シロナ「……~ありがとうレッド君…んっ……」クイ

レッド「……なんか前より大胆になってる。嬉しいけど」

シロナ「あら?嫌だった?」

レッド「全然、嬉しいって」

734 : 勉強しなくちゃいけないので今度からちまちま載せるようにします。 - 2011/08/24 15:30:03.31 JrGsswDBo 521/808

シロナ「えへへ……じゃあ作戦会議を始めます」

レッド「別に出しゃばらなきゃ良いだけだと思うの」

シロナ「……それじゃあダメ!レッド君にはガイドさんが居ないとダメなんだから」

レッド「……でもこのコードネームはないって…」

シロナ「『赤帽子』…名前で呼びたいけど仕方がないわ」

レッド「じゃあシロナさんはなんて呼べばいいの?」

シロナ「そう。それが悩みどころ!!レッド君だけに呼んでほしいのは…えっと………『シロシロ』とか…『シロにゃん』とか…」ゴニョゴニョ

レッド「……シロシロとか」

シロシロ「」

レッド「……シロにゃん?」

シロにゃん「」

レッド「……」

シロナ「………ハッ!これはまだダメ!アタシの精神がどこか飛んでくから絶対ダメ!!


レッド「えーそんなこと言わないでくれよシロシロ」

シロシロ「~!!だからだめぇえええ!!!」

レッド「つまんない。……じゃあなんて呼べばいいのよ?」

735 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:33:14.14 JrGsswDBo 522/808

シロナ「……そう!これよ!ハクにしなさい!!」

レッド「ハク?」

ハク「そう。アタシと二人っきりの時だけ本名。それ以外は全てハク!!良いわね?」

レッド「ちょっと待て」

シロナ「何よ?」

レッド「シロシロでも良いじゃん!シロにゃんがそう呼べって言っただろ!?」

シロにゃん「まだ言って無い!!!」

レッド「じゃあ今から決めたわ。俺はシロシロまたはシロにゃんって呼ぶわ」

シロシロ「レッド君……それすごく恥ずかしい…」カァ

レッド「誰もいないし良いじゃないですか」

シロナ「そうだけどね……そら…お隣さんに聞かれたりしたら………」

レッド「現実逃避は良いよ。それより観光行こ観光!」

シロナ「……」

ドカッ

レッド「なんで?」

736 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:36:09.44 JrGsswDBo 523/808

シロナ「今日はアタシが疲れた。明日から!」

レッド「シロシロ何かした?」

シロシロ「……」

ドカッ

シロナ「もう夜だけど…」

レッド「じゃあご飯の時間か」

シロナ「そうそう。とりあえず、買い置きのこれで我慢して……」

レッド「え?作らないんですか……の?」

シロナ「え!?」

レッド「いや、こんなもんばっかじゃ身体壊すでしょ普通。せめてサラダとか欲しい」

シロナ「……ちょっと待ってレッド君。これじゃもの足りないの?」

レッド「……シンオウ最初のご飯がカップ麺とかって………」

シロナ「……ならちょっと材料買ってくるわ」

レッド「あのシロにゃん聞きたいんだけど」

シロにゃん「何よ?」

レッド「料理出来るの?」

シロナ「……あっああああ当たり前よぉおお!!」

レッド「………」

シロナ「………」

レッド「…本当は?」

シロナ「……お粥くらい」ボソッ

737 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:36:50.04 JrGsswDBo 524/808

レッド「良かった。じゃあそれで良いや」

シロナ「へ?」

レッド「シロにゃんの手料理食べてみたかったんだよ」

シロにゃん「……」カァ

レッド「………どしたの?」

シロナ「えっと……そこまで期待しても…ご飯に水入れて火通すだけだし……」

レッド「別にカップ麺もあるし………バリエーションなんてこれから増やせば良いじゃん」

シロナ「れっどくぅん」ダキッ

レッド「わわ!」

シロナ「ありがとね…んっ……」

レッド「………いつからこんなシロナさんになってしまったのか?」

シロナ「全てレッド君のせいだぞ☆」テレッ

レッド「!」ドキッ

738 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:40:47.13 JrGsswDBo 525/808

シロナ「じゃあお粥だけどすぐ作るね……」スタスタ

レッド「よっしゃ!手料理来たよ!!」

シロナ「別にそこまで喜ばなくても……」

レッド「いや、ヤマブキの時から期待していた手料理……遂に食べれる」

シロナ「……そうなんだ」

レッド「どうかしたの?」

シロナ「なんかごめん。バリエーションなくて……家事も全然だし…スキル全くない女で……」

レッド「なければ増やせば良い。俺の観光写真だって最初の頃は全然なかったもん」

シロナ「でも、途中でアタシが関わらなければもっと写真とか撮れたんじゃない?やっぱりアタシ……」

レッド「それもある。でも、シロにゃんと観光するようになって思ったのは楽しいって事。1人より2人の方が話し相手がいて楽しかったよ」

シロにゃん「レッド君…」

レッド「シロシロと観光するようになってから多少後悔するようなことはあったけど……」

シロシロ「多少?」

レッド「…伝説ポケモン捕まえに行くとか」

シロナ「コレクション」

レッド「たまには使ってあげてくださいよ」

シロナ「ボックスの中が快適なんだって」

レッド「…………」

シロナ「…今度使ってあげるわよ」

739 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:41:51.99 JrGsswDBo 526/808

レッド「で、話戻すけど……俺はシロナさんと出会ったことに嬉しいと思っているし、こうして今隣にいてくれるだけで俺の居場所があってシロナさんが俺を求めてくれる。それがたまらなく嬉しいんだ」

シロナ「………レッド君」

レッド「何ですか?」

シロナ「今の発言嬉しいけどくさい」

レッド「それを言われちゃお仕舞よ!!」

シロナ「だって……そりゃあレッド君に言われたらズキューンってくるよ。元に今こうしているだけでも胸のドキドキが多少止まらないし…で、確かに嬉しいよ。アタシだってレッド君が好きだからレッド君の傍にいるし、でも今のはくさ過ぎ。なんていうか恥ずかしい……」

レッド「……今思ったけど2人っきりだし良いじゃん」

シロナ「いい、限度ってものがあるのよ」

レッド「知らない。それより鍋ヤバいよ」

シロナ「え?……あああ!!」

ドカッ

レッド「警告したじゃんか」

シロナ「……虫が居たからよ!!!」

レッド「虫くらいで……そんな強くしなくても…」

シロナ「アタシは嫉妬が強いみたい」

レッド「知ってた」

ドカッ

シロナ「……出来た」コト

740 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:42:43.38 JrGsswDBo 527/808

レッド「……普通だね」

シロナ「悪かったわね。芸がなくて……」ムスッ

レッド「……はい、怒り顔頂きました」パシャ

シロナ「あっ!ちょっと!!」

レッド「チャンピオンはスマイルスマイル」

シロナ「むぅ……」

レッド「じゃあいただいます」

シロナ「待った!」

レッド「はい?」

シロナ「…あっ、ああ、あ~ん……」カタカタ

レッド「……あ~ん」パクリ

シロナ「どっどうかな?」

レッド「………」

シロナ「……」ゴクリ

レッド「……シロシロ」

シロシロ「なっ、何!?」

レッド「お米研いだ?」

741 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:47:29.40 JrGsswDBo 528/808

シロナ「へ?」

レッド「いや、米を研いだか聞いてるんだけど……」

シロナ「……いや」

レッド「…………」

シロナ「…………」

レッド「……あ~ん」スッ

シロナ「あ~ん」パクリ

レッド「……どうよ?」

シロナ「…………あんまり美味しくない…」ズーン

レッド「お米研いだことある?」

シロナ「……あ」

レッド「何?」

シロナ「普段無洗米で、最近切らしたんだ……」

レッド「なら仕方がないか」パクパク

シロナ「あ…無理に食べなくてもいいのに……」

742 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:51:30.30 JrGsswDBo 529/808

レッド「勿体無いし、シロにゃんの手料理だから残すわけにはいかないの」モグモグ

シロにゃん「なんか家来てからダメダメっぷりしか発揮できてなくてごめん」ズーン

レッド「……いやいや、そこがシロシロの良いところでもあるのよ。俺にはわかる」

シロシロ「レッド君…」

レッド「……ごちそうさま。じゃあ次は俺が料理でも作ろうかな」

シロナ「へ?」

レッド「いや、だってシロにゃんだけ作らせとくのは俺が許せない」

シロにゃん「そんな…良いよ。カップ麺食べるし」

レッド「NO!!」

シロナ「!」ビクッ

レッド「あ、ごめん」

シロナ「え、ううん。別に……」

レッド「…とにかく、俺も何か作る!!……ってもしょぼいけどね」

シロナ「……材料ないよ」

743 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:53:09.66 JrGsswDBo 530/808

レッド「買ってくる。ポケットマネーで行ってくる」

シロナ「あ、ちょっとレッド君!!」

レッド「何です?」

シロナ「場所分かるの?」

レッド「……わかんないけど勘はこういう時に役に立つ!」キリッ

シロナ「…意地張んないでトゲキッスに乗っていきなさい」

レッド「トゲキッスわかるの?」

シロナ「地元。Do you understand?」

レッド「……I see.」

シロナ「ただし、早く帰ってくること!!あんまり遅いと泣いちゃうぞ」

レッド「それはそれは早く帰宅しないといけないのか。わかった。料理器具は綺麗豊富だから……よし!」

シロナ「それどういう意味よ?あ、盗まれないためにモンスターボールごと渡しておくから……はい」スッ

レッド「了解。すぐ行ってくる。所詮俺の料理なんかショボイからそこだけ覚えといて……」ガチャ

バタン

シロナ「…………」

744 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 15:58:28.86 JrGsswDBo 531/808

シロナ「……」カコカコ

シロナ「…………」

がちゃ

ナタネ『はい』

シロナ「今度お願いがあるの」

ナタネ『いきなりですか!まあ、内容によりますけど……』

シロナ「料理が上手くなりたい」

ナタネ『え?料理?』

シロナ「……うん」

ナタネ『あの……もしかして…』

シロナ「う……そうよ!!悪い!?」

ナタネ『あいや、そこまでは……』

シロナ「悪かったわね……」

ナタネ『落ち着いてください。とりあえず、何作れるんですか?』

シロナ「お粥」

ナタネ『え?』

シロナ「だからお粥」

ナタネ『……あのお米と水だけの?』

シロナ「…………うん」

ナタネ『……う、嘘ですよね?それ?』

シロナ「…………」

ナタネ『シロナさん?』

シロナ「!また今度」カチ

ナタネ『え?あっtyツーツー』

ガチャ

745 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:00:09.39 JrGsswDBo 532/808

レッド「ただいま」バタン

シロナ「おかえり」

レッド「はいトゲキッスありがとう。じゃあしょぼいけど作るよ」

シロナ「……えっと…期待していいの?」

レッド「……期待されても大したものじゃないから…」

シロナ「ちょっと見学してもよろしい?」

レッド「包丁危ないよ」

シロナ「包丁くらい平気。みんなのうらみとかしてくるのは嫌いだけど」

レッド「そうですかい。じゃまパパッとね。パパッと」

シロナ「……」ジー

レッド「……」トントン

シロナ「……」ジー

レッド「……」スパスパ

シロシロ「……」ジー

レッド「……」ジャー

シロにゃん「……」ジー

レッド「……」カチカチ

シロにゃん「……にゃ~ん♪」ダキッ

レッド「危ない危ない」

シロシロ「……」ムスッ

レッド「……」ナデナデ

シロにゃん「えへへ」スリスリ

746 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:01:01.41 JrGsswDBo 533/808

レッド「……出来た!」

シロナ「……何これ?」

レッド「鍋」

シロナ「……へぇ…テレビ見たいのと違うんだ」

レッド「最初に言ったでしょ。期待しない方が良いって」

シロナ「美味しいの?」

レッド「……素材の味しかしないからポン酢を使ってくださいな」

シロナ「………」

レッド「よいしょと」コト

シロナ「……」

レッド「ん?どうかしたの?」

シロナ「いや、誰かと鍋なんて久しぶりだなぁって」

レッド「1人鍋良くやってもんで何とも鍋は良く食べてたけど、誰かとは本当に久しぶりだね」

シロナ「いただきます」

レッド「熱いの大丈夫?ふーふーする?」

シロナ「そ、そそそこまで幼くない!!」

レッド「そりゃ良かった」

747 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:01:58.02 JrGsswDBo 534/808

シロナ「大体ヤマブキも結構温かい料理たくさんあったでしょ」

レッド「あー……でもナツメいたし、あの後シロシロ大変だったね」

シロシロ「ナツメさんヤバいよ。あの2ターンキル」

レッド「タスキとかで防げるでしょ」

シロナ「相手はミュウツーなんだけど……」

レッド「あ」

シロナ「仮に耐えても次でサヨナラよ。しかもレッド君のピカチュウよりLv:高かったし」

レッド「実を持っていたらこっちが死んでいたよ」

シロナ「でしょ……」パクリ

レッド「どう?」

シロナ「……シンプルで美味しい」パクパク

レッド「そりゃ良かった」モグモグ

シロナ「アタシのお粥が比べ物にならないくらいまずく感じる」ズーン

レッド「そうでもなかったよ。だってあれは研ぎ忘れただけだし、研いでいたらもっと美味しかったに違いない!」

シロナ「レッド君それあんまりフォローになってない」ズーン

レッド「……とにかくこれから美味しくなるんだろ?なら良いでしょ!」

シロナ「…………とりあえず、この鍋伝授する」

748 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:02:29.32 JrGsswDBo 535/808

レッド「これ?いや、そもそも鍋って何でも突っ込んで煮れば鍋じゃない?」

シロナ「」パクパク

レッド「ごめんなさい」

シロナ「……」パクパク

レッド「……おかわりいる?」

シロナ「あるの?」

レッド「野菜あるし……締めにうどんでも入れれば完璧」

シロナ「欲しい」

レッド「了解しました。……そうそう研がなくて良い料理あった気がした」

シロナ「え?何々!?」

レッド「確か……ピラフ」

シロナ「……」

レッド「……」

シロナ「………レッド君さ」

レッド「はい」

シロナ「バカにしてる?」

749 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:03:07.38 JrGsswDBo 536/808

レッド「…これから覚えれば良いじゃないですか。料理できるシロシロマジ奥さん」

シロシロ「っ~!」ボン

レッド「てことで、おかわり作ってくる」

シロナ「」ポケー

レッド「………」

シロナ「……」ジー

レッド「何?」

シロナ「見物……ああ、空気だと思って」

レッド「うん」

シロナ「……」

ドカッ

レッド「たまに構って欲しいなら言えば良いのに……」ナデナデ

シロナ「あはは」

レッド「なんかテレビ見たい」

シロナ「テレビ……ああ、はいこれリモコン」

レッド「スゲー綺麗」

シロナ「買ってそのまま使ってなかったから」

レッド「へぇ~……さっすが金持ち」ピッ

750 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:03:43.18 JrGsswDBo 537/808

テレビ『ザー』

レッド「……ん?」

シロナ「あれ?新品だから壊れてるわけないのに……」

レッド「どこも砂嵐だ」カチカチ

シロナ「おかしいなぁ」

レッド「そう言えば最近アナログが終わったらしいですけど……まだアナログなんじゃ…」

シロナ「……多分」

レッド「……」

シロナ「今から工事頼むわ」カコカコ

レッド「うん。でも出来たよ」

シロナ「やっぱり後で♪」

レッド「ほいよと」コト

シロナ「いただきます」

レッド「味が薄く感じたら一旦捨てて新たにポン酢を入れても良いから」

シロナ「へー」パク

レッド「ただこれ欠点がある」

シロナ「何?」パクパク

751 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:04:30.83 JrGsswDBo 538/808

レッド「野菜がベースだから後でお腹が空く」モグモグ

シロナ「そこでカップ麺の出番!!」

レッド「あーなるほど」

シロナ「ならたくさん食べても平気って訳ね」パクパク

レッド「あ、うん。美味しかったのなら俺はうれしいし」

シロナ「……」モグモ

レッド「……ん?どうかしたの?」

シロナ(……今思ったけど…これレッド君の手料理じゃん。うわあああただただ食べてたああああ!!味わってないから美味しいしか乾燥言えない)

シロナ「……」チラッ

シロナ(もうほとんど残ってない。どうする?)

レッド「……」モグモグ

シロナ(……しかし…食べ過ぎた……流石におかわりは出来ない)

レッド「あれ?もう箸が進まなくなった?」

シロナ(……うん。次に作ってもらった時に言おう)パクパク

レッド「おお…食べきった」

シロナ「ごちそうさまレッド君。美味しかったわ」フキフキ

レッド「お粗末さま。あ、ちょっと」

シロナ「何かしら?」

752 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:06:55.24 JrGsswDBo 539/808

レッド「えっと……あっ!ここまで飛んでる」フキフキ

シロナ「!!」

レッド「やっぱり飛ぶんだよなぁ……はい、顔は綺麗になりました」フキフキ

シロナ「あ……ありがとぅ」ゴニョゴニョ

レッド「……では片付けるので寛いでてください」

シロナ「アタシがやる」

レッド「……出来るの?」

ドカツ

シロナ「お粥が作れるくらいなら洗うことも出来る!!」

レッド「……じゃあよろしくお願い。俺はシロシロの研究でも見てるよ」

シロシロ「わかった。ただ、レッド君が見てもわけわからないけどね」

レッド「わかってるって」

753 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:08:48.55 JrGsswDBo 540/808

研究室

レッド「」

レッド「……」

レッド「……いやいや」

レッド「これはないって」

シロナ「片付け完了!アタシってばてんさ~い♪」

レッド「その勢いでここもやるか?」

シロナ「あ……」

レッド「ここ何?研究室?」

シロナ「えっと……いろいろ」

レッド「……これ何?」ヒョイ

シロナ「えっと……何これ?ふえ?みたいだけど…」

レッド「何で知らないものがあるの!?」

シロナ「うるさーい!言いの!ほら出た出た!!ここは関係者以外立ち入り禁止!!」

レッド「俺部外者?シロにゃんの恋人なのに?」

シロにゃん「っ!…い、今はダメ!綺麗になってから!!」

レッド「……いつ綺麗になるんでしょう?」

シロナ「いつかよ!」

754 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:09:44.18 JrGsswDBo 541/808

居間

レッド「さて、お休みの時間です」

シロナ「はい、ふとん」

レッド「おけ!お休み」

シロナ「え?」

レッド「いや、まだ何かあるの?」

シロナ「夜って言えばお楽しみタイム……」

レッド「……ああ、探偵ナイトスクープか。テレビ映らなきゃ…」

シロナ「そうじゃなくて…こう……プロレスごっこ……」カァ

レッド「……シロにゃん発情期?」

シロにゃん「!?」

レッド「いやさ、ほら俺あれだし……おっ、お休み!!」ガバッ

シロにゃん「…………」

レッド「……」

シロにゃん「いつか……しよ」ボソッ

レッド「なんだと!?」ガバッ

シロナ「やっぱり起きてたか!!」ブン

ドカッ

レッド「不覚なり……」バタリ

シロナ「……」

レッド「……ZZZ」

シロナ「……ばーか」

756 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/24 16:35:30.53 JrGsswDBo 542/808

わかりやすい人物紹介(シンオウ観光する前)

主要人物

レッド…流浪の観光人。一応チャンピオンになったこともある。現在はシロナの恋人としてシンオウを観光する予定でいる。過去のトラウマによりポケモンリーグ関係者を嫌う。やたら悪を倒すことが正義だと思っている廚二っぽさ。そこんとこ05にそっくり。まだヤッたことはないがキスはある。そこはお前らと違うな。後、シリアス時の台詞がいちいちくさい。

シロナ…可愛い。シンオウのチャンピオンで考古学者、そしてヒロイン。可愛い。コードネームはハク。とりあえずいや、普通にレッドの恋人。家事スキルがない。歳は自称20歳らしい。ちなみにシロシロやシロにゃんとか気安く言うとガブリアスの餌食になる。気を付けろ!※ただしレッドは除く。とりあえず可愛い可愛いって言っとけばすぐ赤くなる。可愛い。※ただしレッドだけ。


ジョウト

ミカン…新しいツンデレ。多分嫌悪してながらホウエンで電話してるから『ケンデレ』とはこの人の事をさそう。しかし、可愛い。


カントー

グリーン…レッドの幼馴染で現トキワジム、ジムリーダー。レッドにとっては良い奴。彼女持ちのレッドが羨ましい。彼女が欲しいらしい。もちろんだがグリーンに「お前はグリーング○ーンでもやってろDT!」というとキレる。

カスミとエリカ…ジムリーダー。可愛い。

ナツメ…おそらく一体勝負だと全国のジムリーダーの中でも最強。タスキ持ってても勝てないよ。Lv:差で。余談だが、リニア蕎麦のメニューをコンプリートしたらしい。可愛いというよりクール。


ホウエン

ツツジ…赤・緑版での最初の御三家をヒトカゲで選んだ時以上のトラウマ。可愛いから許してやるんだ。

ダイゴ…やられ役。あと、ねらー。

ミツル…ツツジにショボイ経験値狩りさせられてる可哀想な人。ルビーサファイアも同様。諦めてさっさと先に進めよ。アスナで詰むがな。

マグマ団とアクア団のリーダー…古代ポケモンでウハウハ。


イッシュ

フウロ…ナツメに勝てるかもしれないイッシュ最強になった元ジムリーダー。ちなみにアリ○ンの影響が最後の台詞。こち○の影響で自転車運転技術が凄い。現在借金約2000万円。ちなみに手持ちはジム戦ポケモンに新たにウルガモスLv:72・キュレムLv:75・メタングLv:68が加わった。バッジ5個の時点では勝てるわけがない。あと、可愛いヒロインでした。

カミツレ…ざこいもん?いえ、可愛い。いや、最後だけフウロにとっての良い友人の役目を果たした。ちなみにレッドとの勝負の時、レッド本人は気づいてないダジャレに笑った。

チェレンとベル…良い奴だったよね。ちなみにベルのレッドに対する好感度はそこそこ高かった。

N…サヨナラ。

ゲーチス…悪いやつ。

ハンサム←ハンサムじゃない。ハンサムより寧ろダンディ。

シロナ(ヒロインじゃない)…打たれ弱い年増。

761 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:33:46.51 pTCO4xo6o 543/808

次の日

レッド「ねぇシロシロ」

シロシロ「何?」

レッド「何してんの?」

シロナ「変装」

レッド「する必要あるの?」

シロナ「アタシは人気者だからレッド君という人の関係がバレちゃったら大変でしょ」

レッド「でもそれはないと思うの」

シロナ「なんでよ?」

レッド「いや、ほら見た目でバレる」

シロナ「そうかしら?完璧な気がするんだけど」

レッド「無理だろ。とりあえず、まずその耳外して」

シロナ「耳?」

レッド「……髪飾り?」

762 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:34:13.21 pTCO4xo6o 544/808

シロナ「ああ、これ?はい」パサッ

レッド「!!」ズキューン

シロナ「ん?どうかしたの?」クルリ

レッド「やっぱり付けてて」グイ

シロナ「何なのよもう」

レッド「外してると向き合って話せない」

シロナ「んなっ!!」

レッド「てことで、その耳飾りは付けてて」

シロナ「え~」スッ

レッド「だ~か~らっ!!」

シロナ「わかったわかった。じゃあどうすれば良いのよ?」

レッド「俺一人で観光!」

シロナ「……」

レッド「って言いたいけど、シロにゃんと俺は観光したいから却下」

シロにゃん「レッド君…」

763 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:34:41.92 pTCO4xo6o 545/808

レッド「さて、どうするか?」

シロナ「とりあえず、朝ご飯食べない?」

レッド「……ん?何か作れる?」

シロナ「………」

レッド「可愛いシロシロのために俺が定番の朝食を作ろう。歯を磨いといで」

シロシロ「わかった……レッド君は磨いたの?」

レッド「まあね。シロにゃんより早く起きてたし」

シロにゃん「……寝顔見た!?」

レッド「…………ほれ」スッ

ドカッ

レッド「ごめんなさい」

シロナ「許す」

レッド「消さなくて良いなんてシロシロはなんて心が広いんだ」

シロシロ「え?消しなさいよ」

レッド「……え?消さなくていい?」

ドカッ

レッド「……これで良い?」

シロナ「よろしい」スタスタ

764 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:35:09.31 pTCO4xo6o 546/808

レッド「……で、朝食といったら簡単なものだな」コンコン

レッド「……」ジャー

レッド「……」コトコト

シロナ「……レッド君完璧だよ~」

レッド「こっちも出来たところ」

シロナ「へ~。サンプルみたいな料理が並んでるわね」

レッド「普段は観光に行く時間なのにこんなにのんびりしてるっていいわ」

シロナ「……早すぎてアタシには辛かったです」

レッド「寝ててもよかったのに……」

シロナ「レッド君がいなくなるから嫌。いただきます」パクリ

レッド「どう?出来るだけ元の味のままなんだけど」

シロナ「レッド君が作ったのはほぼ美味しい」パクパク

レッド「ほぼ?」

765 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:35:53.45 pTCO4xo6o 547/808

シロナ「仮に全部美味しいと言ったら意地悪するでしょ?保険をかけといたの」

レッド「納得です」

シロナ「じゃあ今日は最初から回れるだけ回りましょっか?」

レッド「だね。また自転車?」

シロナ「車でも良いよ」

レッド「え?」

シロナ「いや、車でも良いよ。アタシ持ってるし」

レッド「……マジ?」

シロナ「うん」

レッド「……車で行こう!楽だし」

シロナ「……」

レッド「どうかしたの?」

766 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/25 23:37:17.76 pTCO4xo6o 548/808

シロナ「ん?いや、レッド君楽してない?」

レッド「え?」

シロナ「いや車で良いよ。でもジムリーダー挑むなら草むらに入ってポケモン倒して経験値稼いだりしないといけないけど……レッド君は最強だし良いよね。でも、それだとね……」グチグチ

レッド「………うん。自転車で行こう。シロシロ」

シロシロ「やった♪」

レッド「……まいっか」

レッド(シロシロ可愛いし)


フタバタウン

シロナ「てことで、ここが最初の場所かな?」

レッド「フタバタウン……何もない」パシャ

シロナ「さて、荷台に乗ったしレッツゴー♪」

レッド「もういいの?」

シロナ「それはレッド君の方だけど……」

レッド「……確かに…行こう」キコキコ

776 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:51:29.03 NjoMubMgo 549/808

201番道路

レッド「ここ寒い」

シロナ「そう?」パシャ

レッド「うん。だって雪あんじゃん」

シロナ「まあそうだけど……」

レッド「シロシロこんなとこでよくチャンピオンやってたね」

シロシロ「いや、それあんまり関係ないと思う」

レッド「やっぱり車で行こうよ。寒い」

シロナ「おりゃ!」ギュゥ

レッド「シロにゃん!?」

シロにゃん「これで少しは暖かくなったかな?」

レッド「……当たってる」ドキドキ

シロナ「当ててるの」ムニュウ

レッド「やっぱシロにゃん発情kドカッ


シンジこのほとり

レッド「何もない」パシャ

シロナ「まあ実質201番道路だし」

レッド「シロにゃん寒い」

シロにゃん「ん」ギュゥ

レッド「ありがとう」

シロにゃん「だっ、誰かに見られたらすぐにやめるからね」ギュゥ

777 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:51:59.84 NjoMubMgo 550/808

シンジこ

レッド「綺麗すぎる」パシャ

シロナ「あの洞窟みたいなところに」

レッド「カップルのスポットか」

ドカッ

シロナ「……エムリットっていう湖の三妖精の一体がいるの

レッド「他にもいるの?」

シロナ「アグノム・エムリット・ユクシー……通称:UMAトリオ」

レッド「妖精なのにトリオって……」

シロナ「まあまあ……じゃあ行くわよ」

レッド「いや、嘘でしょ?」

シロナ「善は急げ」


シンジこのくうどう

シロナ「お~よしよし」

レッド「こいつがエムリットか」パシャ

エムリットLv:50「きゃううん」

シロナ「あ、あれ?エムリット?」

エムリットはどこかへ行ってしまった

レッド「シロシロ怒らないで。俺悪くない。可愛い顔が台無しだぞ」

ドカッ

シロシロ「絶対レッド君のカメラの音にびっくりして逃げた」

レッド「ごめん」

シロナ「あ、そこまで落ち込まなくても……」

レッド「ごめん」

シロナ「…んっ……」クイ

レッド「………シロシロぉ…」ウルッ

シロシロ「レッド君だから許す。じゃあ次に行くわよ」

シロシロ(くっ、アタシもカメラ買わなきゃ!)

778 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:53:43.05 NjoMubMgo 551/808

マサゴタウン

レッド「シロシロここは?」パシャ

シロシロ「マサゴタウン。ここに研究所があるの。博士はいるかしら?」

レッド「そう言えばもうハクって呼べばいいの?」

ハク「提案しといてなんだけど……多分気づかない」

レッド「……そうですか」


ナナカマド研究所

レッド「こんにちは」

ナナカマド「おや~?どなただね?」

シロナ「博士こんにちは」

ナナカマド「おや、シロナ君じゃないか。どうしたんだい?」

レッド「俺と写真写ってくれない?オオカマ博士」

ナナカマド「はい?」

シロナ「ああ、こちらはアタシの連れなの。今観光に来てるから案内してあげてるの」

ナナカマド「そうなのか。それならいいよ……ってもしかしてレッド君かい?」

レッド「……俺自己紹介したっけ?」

ナナカマド「レッド君か!いや驚いた!あらゆる地方のジムを制覇したって言われてるけど本当みたいだね。いいよ写真撮ろうか」

レッド「シロシロ写る?」

779 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:54:45.86 NjoMubMgo 552/808

シロシロ「ちょっとレッド君」グイ

レッド「何さ?」

シロナ「ここではシロナさんにしなさい!親しいとバレるでしょ」ヒソヒソ

レッド「しょうがないな。後でアイス食べよ」ヒソヒソ

シロナ「それはこっちも光栄だわ」ヒソヒソ

ナナカマド「おうい!準備は良いぞ!」

レッド「今行きます!!」

パシャリ

レッド「へへ!ありがとうございました」

ナナカマド「それにしてもどうやって知り合ったんだい?レッド君はほんの一時しかチャンピオンじゃないって言われてるけど……」

シロナ「レッド君と知り合ったのはホント偶然です」

ナナカマド「なるほどう。そう言えばシロナ君はカントーのチャンピオンにもなったんだっけ?いやあシンオウの知名度も上がったもんだね。でも誰に負けたんだい?」

レッド「俺」

ドカッ

シロナ「自分から辞退しただけですよ。アタシはここが大好きですから……」

ナナカマド「なるほど。さっすが女性チャンピオン。シティに行ったらレッド君の観光案内できなるなっちゃうかもね。ははは」

シロナ「流石に大丈夫ですよははは」

レッド「…………」

780 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:56:22.31 NjoMubMgo 553/808

マサゴタウン

シロナ「ごめんなさい」

レッド「いや、良いですよ。正直シロシロに勝ったのもレベル差があったからって事もあったし……」

シロナ「それでも実力の内。レベル差があったからって勝てない時だってあるよ」

レッド「相性……ま、こんな言い争いはしたくない。ごめんなシロにゃん」

シロにゃん「ううん。こっちこそごめんね。じゃあ次行きましょ」


219番道路

シロナ「こっちにはパルパークだかなんか施設を建設中らしい」パシャ

レッド「なにそこ?」

シロナ「なんでもシンオウにカントーとかジョウトのポケモンを呼んでくるとか……普通にカントー行った方が早いのにね」

レッド「なんかあったりね」


220番水道

レッド「あれ?パルなんちゃらって?」

シロナ「……多分。変な所に建ててるよね。本当に」パシャ


221番道路

シロナ「あ、やっぱりまだ建設中だ」パシャ

レッド「まあ、ここはお世話にはならんだろ」

シロナ「流石流浪の幽霊チャンピオン」

レッド「元って言ってよ」

781 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:57:18.97 NjoMubMgo 554/808

202道路

レッド「ここは弱いな」

シロナ「あら?でもここで経験値稼がないと……」パシャ

レッド「まあ…ね」

シロナ「それにトレーナーが挑んでこないってことは……」

レッド「わかるんだろう。強いトレーナーってことを」

トレーナー共「シロナさんが彼氏とデート目撃なう」カチカチ


コトブキシティ

シロナ「変装の出番です!!」

レッド「え?どうすんの?」

シロナ「アタシがレッド君の帽子被ればバレる可能性がぐっと減る」

レッド「何そのミクロな変装」

シロナ「てことでちょっと貸して」

レッド「……はい」スッ

シロナ「えへへ、ありが…!」ズキューン

レッド「ん?どうかしたの?」

シロナ「~やっぱ帽子被ってなさい!!」

レッド「え?だって被りたいって……」

シロナ「良いから!!」

レッド「わかったよ」

782 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:57:57.43 NjoMubMgo 555/808

シロナ「………危なかった。あれはレッド君じゃない。ハイパーレッド君だった」

レッド「ハイパーって……じゃあどうするの?俺シロシロと早く観光したい」

シロシロ「……じゃあこれで大丈夫かな」

レッド「………おお!麦わら帽子とはまた可愛らしい。てか可愛い結婚して」

シロナ「良いよ……レッド君なら…」ゴニョゴニョ

レッド「………いっ、行こうか」キコキコ

シロナ「う、うん」ギュゥ

レッド「……えっとここはどういうところ?」

シロナ「ここがシンオウの中心部ってところかな。シティの中では多分一番の大都市」

レッド「へぇ……確かになんかでっかい建物がたくさん建ってるからなぁ」パシャ

シロナ「ねぇレッド君」

レッド「なんです?」

シロナ「あれ食べたい」スッ

レッド「アイス……そういやさっき約束したから買ってくるよ」

シロナ「トリプルで!!」

レッド「は?」

783 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:58:26.18 NjoMubMgo 556/808

シロナ「いや、トリプルよ。もしかして知らない?」

レッド「こんな寒いのにトリプル食べんの?」

シロナ「美味しいものは別腹よ」

レッド「はあ……じゃあ行ってきます」

シロナ「早めにね」

レッド「了解されました」

シロナ「…………」

シロナ「……しかし、何故か視線がアタシに集まってるのは何故?」

シロナ「もしかしてバレた?」

シロナ「いやこれは完璧に顔まで隠れる麦わら帽子。バレる訳がない」

レッド「シロシロ!!」グイ

シロシロ「おかえりってえ!?」

レッド「逃げるよ!なんかバレてた!!」

シロナ「嘘!?」

レッド「はいアイス。とりあえず、最初のジムはどこ?」

シロナ「ありがと。えっと……クロガネシティだから203番道路で…そこ右!」

レッド「オッケー!片手で大変だけどしっかり捕まってて!!」キコキコ

784 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:58:55.04 NjoMubMgo 557/808

203番道路

シロナ「……」ズーン

レッド「……どこでバレたんだ?」パシャ

シロナ「………」ペロペロ

レッド「美味しい?」

シロナ「うん……はぁ…でもバレちゃったよぉ…」ペロペロ

レッド「……思ったけどシロシロに恋人発覚ってそんなにまずいの?」

シロシロ「うん。まずレッド君の命が危ない」

レッド「物騒すぎるだろ」

シロナ「だからヤバいんだよぉ。レッド君死んだらアタシも死ぬ」ペロペロ

レッド「とりあえず、もう開き直るしかない気がする」

シロナ「それより……なんでミントないの?」

レッド「……並んでる途中にシロにゃんの危機を感じたから適当に選んだ」

シロナ「むぅ……次からはアタシの指定した奴にしなさいね」

レッド「しょうがないな」

シロナ「アイスにも組み合わせがあるのよ!!」

レッド「だからそう意気上がると……」

シロナ「え?何か言った?」

レッド「いえ……何も…」

びゅう

シロナ「あっ!麦わら帽子が!」

レッド「!!ピカチュウ!取り行ってきてくれ」

ピカチュウ「ぴかー」

レッド「一旦これ被ってて」パフ

シロナ「わっ!」

ピカチュウ「ぴかー」

レッド「サンキュー。おっ!もうすぐか。そこで麦わら帽子とチェンジするから」

シロナ「あ、うん」ギュッ

785 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/27 23:59:24.18 NjoMubMgo 558/808

クロガネシティ

レッド「う~ん。しっくりくる」

シロナ「その帽子被り易かった」

レッド「そいつはありがとうさん」

シロナ「それ欲しい」

レッド「シロシロはこんなキャップ帽よりも麦わら帽子の方がお似合いだけど……」

シロシロ「ぐむぅ……それを言われたら仕方がないなぁ………」

レッド「いや、やっぱり合うわ。今度買いに行こう」

シロナ「うん!ならトバリシティに着いてからかな」

レッド「わからないからよろしく。はい麦わらシロにゃんこっち向いて」

シロにゃん「ちょっと恥ずかしい」ピース

パシャリ

レッド「さて、ジム行きますか」

シロナ「ここは序の口よね」

レッド「なんか可哀想になってきたな」

シロナ「ジムリーダーってそんなものよ」

レッド「おい」

786 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:00:56.65 THAMFNjHo 559/808

クロガネジム

ヒョウタ「……完敗です。さすが元チャンピオンと言われただけあります。参りましたレッドさん。シンオウチャンピオンのシロナさんもわざわざお越しいただいてありがとうございます」

レッド「なんか申し訳ない。こんな虐めみたいなバトルになっちゃって……わざわざ、発掘中ジムのために呼んじゃって……」

ヒョウタ「とんでもない!良い経験でしたよ!」

シロナ「勉強になったの?」

ヒョウタ「はい。レベル差だけでなくレッドさんのポケモンはみんなレッドさんになついています。やっぱり手持ちはあまり変えない方が良い、ポケモンを大事にしてることが伝わりました」

シロナ「そう。良かったわね」

ヒョウタ「じゃあこれ。ここのバッジのコールバッジです」

レッド「ありがとう。写真も良いかい?」

ヒョウタ「良いんですか?」

レッド「観光出来てるから思い出が欲しいんだ」

ヒョウタ「それなら喜んで」

パシャリ

レッド「ありがとうございます」

ヒョウタ「それはこちらです。良い勉強になりました。ありがとうございました」

シロナ「じゃあ頑張ってね」

ヒョウタ「はい!」

787 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:02:39.84 THAMFNjHo 560/808

クロガネシティ

レッド「めっちゃ良い人やんけ」

シロナ「後のジムリーダーにお父さんが登場するわ」

レッド「へぇ~親子でジムリーダーか。スゲー」

シロナ「さて、どうやって行く?ここから上に行けばハクタイシティだけど……観光なら一旦コトブキシティに戻らなきゃいけない」

レッド「シロシロは戻りたい?」

シロシロ「……」

レッド「……」

シロナ「……良いよ。ちゃんとレッド君がアタシを守ってくれるならね♪」ダキッ

レッド「だからこういう行動が周りに見られるん……だと…思う」ポリポリ

シロナ「大丈夫。ここの人達は気付いてないみたい」ギュゥゥ

レッド「この麦わら帽子にワンピースなら完璧なんだよなぁ」

シロナ「着替えてくる?」

レッド「!?」

シロナ「変装ってこう言う事じゃないかしら?」

788 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:04:36.19 THAMFNjHo 561/808

レッド「うん!着替えてきて!!ただしショートパンツは穿くように!!」

シロナ「いや、わかってるけど今日は着替えないけど……」

レッド「…………」

シロナ「…………」

レッド「ちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ドカッ

シロナ「静かに!」

レッド「ごめん」

シロナ「じゃあ行きましょう」

レッド「乗った?」

シロナ「とっくに」ギュゥ

レッド「さっすが」

789 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:05:51.31 THAMFNjHo 562/808

204番道路(南)

レッド「いや、危なかった」

シロナ「レッド君の自転車技術のお蔭でした」

レッド「ここはどんなものがお目当てなの?」パシャ

シロナ「えっと……自然が魅力」

レッド「……」

シロナ「……」

レッド「……納得」


あれたぬけみち

レッド「シロシロの髪は大丈夫?湿気とかで」パシャ

シロシロ「ありがとう。でも大丈夫よ」

レッド「それは良かった……で、また抜けてくの?いわくだき必要な岩だけど……」

シロナ「何のためのぬけみちなのよ。いわくだきも抜けてくのが正しい抜け道よ」

レッド「????」

790 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:06:20.64 THAMFNjHo 563/808

204番道路(北)

レッド「やっぱり外の空気はおいしい!」パシャ

シロナ「そろそろ花畑とかたくさんあるからね」

レッド「やっぱワンピース着て」

シロナ「また来ればいい話だけど」


ソノオタウン

レッド「良いところじゃん。フラワーショップもあるし」パシャ

シロナ「ここは昔は荒れ果てた丘だったんだよ。それにしても一面花だらけで綺麗すぎてアタシが一層美しなっちゃう」

レッド「なーにシロにゃんの方が美しい」ナデナデ

シロにゃん「あぅ……ありがと」ボソボソ

レッド「それにしてもカントーにはこんなところがないから羨ましいかも」

シロナ「…………そう言えばそうね。あっ、ちなみにここから上に行くとタタラ製鉄所があるの」

レッド「へぇ~。じゃあそろそろ行きますか」

シロナ「了解」

791 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:07:11.63 THAMFNjHo 564/808

205番道路(南)

レッド「風力発電なんかあるのかよ」パシャ

シロナ「あそこは谷間の発電所。ちなみに風車」

レッド「そうなのか。製鉄所も発電所も近くにあるんだな。なんか無理矢理集めた感じ」

シロナ「それ言っちゃアカン」

レッド「ちょっと寄って良い?発電所」

シロナ「良いけど……」


たにまのはつでんしょ

レッド「……」

シロナ「……」

レッド「何こいつ」

フワンテLv:15「ぷわわー」

シロナ「フワンテ」

レッド「ふうせん?」

シロナ「ふうせんポケモン」

792 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:08:17.55 THAMFNjHo 565/808

レッド「じゃあ捕まえられるって訳か」ニギッ

シロナ「あっ!そこ掴んじゃ……」

レッド「ん?」

フワンテ「ぷわわー」フワフワ

レッド「うおっ!」パッ

シロナ「レッド君大丈夫!?」

レッド「糸みたいなの掴んだらいきなり空飛び始めた」

シロナ「フワンテは当てもなく飛ぶ様子から迷える魂の道しるべと伝わる昔話もあるの。つまりあのまま掴んでいたら魂だけ持って行かれたかもね」

レッド「さらっと怖い事言わないでください」

シロナ「だってゴースト・飛行だし」

レッド「プリンみたいなポケモンだけじゃないのか……」

シロナ「……ああ、あの眠るが強いポケモンね。イベント戦51では大活躍よね」

レッド「なんの話ですか?」

793 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:09:06.58 THAMFNjHo 566/808

たたらせいてつじょ

レッド「次にここに来たよ!!」パシャ

シロナ「まあこんな感じです」

レッド「中はいいや。発電所も中まで見てないし」

シロナ「まあそうでしょう」

レッド「次行こう!次!!」

シロナ「そうだね。ここはこんだけだし……一旦下ってソノオの花畑をもう一回堪能しよう!」

レッド「行けるのか!?良いじゃん!!」


ソノオのはなばたけ

レッド「今思ったけど」

シロナ「何?」

レッド「シロシロの地元を案内して貰ってるけど…シロシロ自身は地元の観光とか飽きない?」

シロシロ「アタシはここ(シンオウ)が一番大好きだから……」

レッド「……」

794 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:09:38.58 THAMFNjHo 567/808

シロナ「でも今の一番はレッド君の隣かな♪」ギュッ

レッド「うっ、嬉しい事言ってくれるじゃん。俺もシロにゃんの隣が一番好きだし、落ち着ける」ナデナデ

シロにゃん「レッド君…んっ……」

レッド「……キス好きだね」

シロナ「誰のせいでこうなったかわかってるの?」ツンツン

レッド「……俺か。……じゃあその記念にここで写真を撮って行こう」

シロナ「ん~…じゃあここかな?ここを背景に……」

レッド「オッケー。タイマーセットよし!」カチカチ

シロナ「早く早く!!」

レッド「焦らんでも大丈夫」

シロナ「おりゃ!」ダキッ

レッド「また!?」

パシャリ

シロナ「……すごいブレてるかと思ったけど最近のカメラってすごいね」

レッド「値段も凄いですけど。久々に抱きつかれながら撮った気がする。ポケモンリーグ以来かも」

シロナ「じゃあもっと抱き着けばいいのね」

レッド「嬉しいけど普通にも撮りたい」

795 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:10:28.05 THAMFNjHo 568/808

205番道路(南)

レッド「さっき発電所寄って製鉄所寄ったから先に進もう」キコキコ

シロナ「ゴー!」パシャ

レッド「…………てわけで、ここまで来ました」パシャ

シロナ「……麦わら帽子が何度か飛びそうになりました」

レッド「ここ何?」

シロナ「トキワの森みたいなとこ」

レッド「なるほどね。じゃあ行ってみますか」


ハクタイの森

レッド「うわ~……しかしここはトキワの森よりも明るいな」パシャ

シロナ「ままパパッと行きましょ行きましょ!!」

「あの~」

796 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:11:21.88 THAMFNjHo 569/808

レッド「にしてもここは困るな。蚊に刺される」

シロナ「虫よけスプレー……って意味ないか」

「あの!」

レッド「ん?うち等?そっちの虫取り少年じゃないの?」

「はい。2人乗りお2人に話しかけました」

シロナ「え?3人は無理よ」

「あ、いえ……そういう話じゃなくて………」

レッド「じゃあな」

ドカッ

シロナ「えっと…何かしら?」

「やっと話が進んだ。あたしのなまえはモミっていいます。あなた達は?」

シロナ「……アタシはハク。こっちは赤帽子」

797 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:11:57.14 THAMFNjHo 570/808

モミ「じゃあハクさんに赤帽子さんお願いがあるの!この森を抜けたいけど1人じゃ心細いの」

赤帽子「嘘つけポケモンがいるだろ」

ドカッ

ハク「ああ、続けて」

モミ「……あー一緒に行っても良いかしら?旅は道連れって言うし」

ハク「歓迎する」

赤帽子「とりあえず、憧れのトレーナーっている?」

モミ「それはここのチャンピオンのシロナさんです!」

ハク「そっ、そそそそうなんだ」

赤帽子「……シロシロ動揺し過ぎ」ボソボソ

ハク「で、ででででもバレたら……」ボソボソ

モミ「ハクさんどうかしたんですか?」

ハク「」プシュー

赤帽子「熱中症みたい。おぶって行くか」

798 : 上げるの忘れてた - 2011/08/28 00:13:16.28 THAMFNjHo 571/808

モミ「赤帽子さん大丈夫ですか?」

赤帽子「俺は男の子」

ハク「」プシュー

モミ「まあ、力持ちなんですね」

赤帽子「……で、出口どこ?」

モミ「えっと……こっちです」テクテク

赤帽子「……そっちか。あ、お願いがあるんだけど」

モミ「何ですか?」

赤帽子「写真……撮ってくれない?」

モミ「写真……ですか?」

赤帽子「うん。写りたいならタイマーにするけど……」

モミ「……ではご一緒してよろしいですか?」

赤帽子「オーケー……まあおぶったままでいいか」

モミ「では撮りましょう」

パシャリ

赤帽子「ありがとう」

モミ「では、行きましょう」

799 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:14:03.04 THAMFNjHo 572/808

ハクタイの森・出口

モミ「あっ!出口!やっとここまでこれた。ありがとう。赤帽子さんにハクさん。1人では来れなかった……多分」

赤帽子「良かったね」

モミ「ハクさん。ずっと寝てらっしゃったみたいですけど、大丈夫でしょうか?」

赤帽子「大丈夫。いつものことだから。そうそう、自転車押してくれてありがとね」

モミ「いえいえ。ではまたどこかでお会いしましょう!さよならです!!」

赤帽子「またね……」

赤帽子「…………で、たまに首絞めるのは勘弁して欲しかった」

シロナ「ふ~ん。随分良い雰囲気だったじゃない」

レッド「そりゃあ話しながら歩いてたし」

シロナ「………」

レッド「……シロシロ愛してる」

シロシロ「……」

レッド「ごめん」

シロナ「よろしい。後、嬉しい」

800 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:14:59.11 THAMFNjHo 573/808

レッド「ところで気になったけどさっき洋館みたいのがあったんだけど……」

シロナ「ああ……森の洋館の事?」

レッド「そうそう。あれ何?」

シロナ「行ってみる?」

レッド「…………マジ?」

シロナ「ただ、あそこナタネちゃん曰く出るらしいの」

レッド「……なら夜行こうか」

シロナ「レッド君平気なの?行くなら今行こうよ」

レッド「ポケモンタワーやタワーオブヘブンとか行けばお化けや幽霊とか普通にいましたし……平気平気」

シロナ「……」

レッド「怖いならシロシロは洋館前で待ってれば?」

シロシロ「そっちの方がはるかに怖いわよ!!」バシバシ

レッド「……だよね。じゃあ後でここは来るとして次のジムに行こう」


205番道路(東)

レッド「いや、結構広いねシンオウって」パシャ

シロナ「カントーも十分広いけどね」

レッド「いや、あの頃はただチャンピオンに憧れていた時期だから広さとか考えてなかった」

シロナ「あー……で、サントアンヌごうでアタシと知り合って…トラウマで逃げてたと」

レッド「それ以上黒歴史を掘り起こさないで」

801 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:15:38.27 THAMFNjHo 574/808

ハクタイシティ

レッド「ここは?」パシャ

シロナ「ハクタイシティ。伝説ポケモンを祀る町でもあるの」

レッド「ここが?」

シロナ「ほら、あそこにポケモンの像があるでしょ」

レッド「……本当だ」

シロナ「だからここは昔を今に繋ぐ町と言われてるの」

レッド「へ~……じゃあパパッとジム行きますか」

シロナ「ねえ」

レッド「何?」

シロナ「お腹減った」

ぎゅるる

レッド「……」

シロナ「あぅ…」カァ

レッド「これでジム戦終わるまで持つ?終わったら食べに行こう」スッ

シロナ「パパッと済ましてホント」

レッド「ジムの作りがややこしくなかったらね」

シロナ「ならもうアタシがリーダー呼んでくる!」スタスタ

レッド「あー……行っちゃった」

802 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:16:19.74 THAMFNjHo 575/808

ハクタイジム

ナタネ「」

レッド「……その…元気出せよ」

シロナ「……リザードンとかないわよレッド君」

レッド「お腹減ってるんでしょ?しょうがない」

シロナ「まあ、減ってるけど……ナタネちゃんが…」

ナタネ「……あはは。まっまあ仕方がないですよ。ジムリーダーはこんな仕事もありますから…」

レッド「元気じゃん」

シロナ「すごく無理してるけど……」

ナタネ「……そりゃあ泣きたいですけど…シロナさんがいる前じゃ泣けませんし。はい、フォレストバッジ」

レッド「どうも」

ナタネ「……ところでシロナさん」

シロナ「何かしら?」

ナタネ「この方とどういうご関係なんですか?」

シロナ「ん~……」チラッ

レッド「………」ジー

ナタネ「ああ。彼氏ですね、だから昨日電もがっ!」

レッド「ん?電?」

シロナ「レッド君はちょっと待ってなさい。ナタネちゃんと話があるから」ズルズル

ナタネ「んむー!!」

803 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:17:12.69 THAMFNjHo 576/808

ハクタイシティ

シロナ「ここで良いか」

ナタネ「ぷあっ!!もういきなり酷いじゃないですか!」

シロナ「この事は黙ってなさい!」

ナタネ「あ!やっぱりホウエンの元チャンピオンの話は本当なんだ!おめでとうございます」

シロナ「あっ、ああ…ありがとう……ってそうじゃなくて!!」

ナタネ「うんうん。黙っときますよ。あの話なんてあたしとスズナちゃんくらいしか興味なかったみたいですし……あと四天王のオーバさんとリョウさん。だから昨日料理を教えて欲しかったんですね」

シロナ「ぐ……」

ナタネ「まあまあ、とりあえずお昼ですし……どこか食べに行きましょうよ」

シロナ「貴女急に元気になったわね」

ナタネ「試合に負けて勝負に勝つとはこの事みたいです」

シロナ「……むぅ」

ナタネ「ほらほら、彼氏さん呼んで早く行きましょう。ほら逆ナンってやつですか?されてますよ」

シロナ「え?……あああ!」

804 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:17:50.55 THAMFNjHo 577/808

ハクタイジム

ミニスカート「合計で460円になります」

レッド「ふむ、お姉さん達とお茶飲んで460円とは安い」

アロマなお姉さん「お姉さん達だなんて嬉しいわ。おまけにこの芳香剤も付けちゃうわ」

レッド「わーい!ありがとぐぇえええ!!」バタリ

シロナ「はぁ…はぁ……きっ!」

ミニスカートとアロマなお姉さん「ひっ!」

ナタネ「あらら……ごめん。留守番お願い」

シロナ「行くわよ」ズルズル

レッド「」


ハクタイシティ

ナタネ「シロナさんって随分縛りが強いですね」

シロナ「あれは誘惑してたわ。ジムトレーナー替えた方が良いわよ」

ナタネ「いや、あの人たち普通に良い人ですよ」

シロナ「まあ、アタシからしたら毒ね」

ナタネ「で、どこ行きます?……あっ彼氏さん寝ちゃってるし…今の内に手料理でも作りましょう!!」

シロナ「へ?」

ナタネ「いや、お昼にシロナさんの手料理食べれるなんて羨ましいじゃないですか」

シロナ「でもアタシお粥しか……」

ナタネ「あたしがフォローしますよ。大丈夫です」

シロナ「………どこでやるの?」

ナタネ「彼氏さん起こしちゃいけないし……あたしの家にしましょう。近いし」

シロナ「……」

805 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/28 00:18:16.93 THAMFNjHo 578/808

ナタネの家

ナタネ「じゃあシンプルなサンドウィッチにしましょう」

シロナ「あれ難しくない?」

ナタネ「量産型サンドウィッチじゃないですよ。とりあえず、材料はレタス・トマト・ハム・タマゴ・当然パン・バター・チーズにマヨネーズ。はい、まあ今回のはスタンダードなのを作りますから……でも料理がダメなシロナさんはメモしてください」

シロナ「くっ…」メモメモ

ナタネ「ではタマゴサンドの具から作りましょう。まずはゆで卵をつくります」カチン

シロナ「茹でる時間は?」

ナタネ「沸騰で数分です」

シロナ「……」メモメモ

ナタネ「その間に簡単なものから作りましょう。今回のパンは食パンを使います。最近のサンドウィッチは耳なしみたいなので耳は切ります」トン

シロナ「耳?」

ナタネ「oh…この茶色い部分です」

シロナ「……ふ~ん」メモメモ

ナタネ(この知識とは…彼氏さんが可哀想だ)

822 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:52:53.25 CcdvpAt2o 579/808

シロナ「なんか今失礼なこと考えなかった?」

ナタネ「深く考えすぎです」

シロナ「で、沸騰してるけど……」

ナタネ「卵を入れて数分待ちます。あ、殻が割れて中身が飛び出さないように塩も入れておくんです」

シロナ「へー」

ナタネ「黄身を中心にするためにはかき混ぜてるのが良いとか聞いたことありますが、まあ今回は潰しちゃうので気にしなくて良いです」

シロナ「そうなんだ」

ナタネ「シロナさん知らなすぎ」

シロナ「悪かったわね」

ナタネ「……じゃあ野菜でもスライスして挟みましょう」

シロナ「スライスならこれ使えばいいじゃない」スッ

ナタネ「……まあそれでスライスしてください」

シロナ「よし!」グッ

ぐちゃ

ナタネ「……」

シロナ「」

823 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:53:33.08 CcdvpAt2o 580/808

ナタネ「……」トントン

シロナ「……」ググ

ぐちゃり

シロナ「……使えない子」ポイ

ナタネ「包丁使え包丁」

シロナ「……まあ一応スライス出来たわ」バッ

ナタネ「………いつあたしがトマトをすり潰せと言いました?」

シロナ「あれの使い方が良くわからない」

ナタネ「あれ万能ですよ。反面はスライス出来て反面はおろしになるんで」

シロナ「もしかしておろし作っちゃったとか?」

ナタネ「…あー…そりゃぐちゃって音聴こえる。とりあえず、これはスープとして使いますから、あたしのスライスしたのを使いましょう」

シロナ「どんな出来?」

ナタネ「あたしのはこんな感じです」スッ

シロナ「…………」

シロナ「……」

824 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:54:00.59 CcdvpAt2o 581/808

ナタネ「経験あるのみ。じゃあレタスとトマトのサンドウィッチから作りましょう」

シロナ「挟むだけなんて簡単」ペタペタ

ナタネ「……ん?バター塗りました?」

シロナ「バター?」

ナタネ「パンにバター塗りました?」

シロナ「塗ってないけど……」

ナタネ「あちゃー…バターかマーガーリン塗っておかないとパンが野菜の水分吸ってふやふやになっちゃいますよ」

シロナ「今更そんな事言われて……」

ナタネ「ほら、見てくださいよシロナさん。ぐちょぐちょじゃないですか」

シロナ「……なんか急に冷たくなってない?」

ナタネ「なんか料理スキルが驚くほど酷かったので……」

シロナ「……悪かったわね。お粥しか作れない女で」

ナタネ「彼氏さんが可哀想です!!もう、シロナさんはあたしの側でサンドウィッチの作り方を教えますから見ててください!メモもしてくださいよ」

825 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:54:28.79 CcdvpAt2o 582/808

シロナ「ナタネちゃんの手料理に…」

ナタネ「悔しかったら作れるようになってください」テキパキ

シロナ「くぅぅううう!!」

ナタネ「……」テキパキ

シロナ「……」ジーメモメモ

ナタネ「………」テキパキ

シロナ「……」ジー

ナタネ「……完成っと!」

シロナ「ねえ見ただけじゃわからないんだけど…」

ナタネ「一通りのレシピです」ピラッ

シロナ「………むぅ。ならメモした必要ないじゃない!」

ナタネ「メモ取るのも学習の一つですよ」

シロナ「ぐむむ」

ナタネ「シロナさん彼氏さん起こしてきてください」

826 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:55:01.49 CcdvpAt2o 583/808

シロナ「………」スタスタ

レッド「ZZZ」

ドカッ

レッド「ぐふっ……ん?シロシロ」

シロシロ「お昼…来て……」

レッド「?」

ナタネ「こっちですよ」

レッド「ああ、すみません」

ナタネ「はい、手作りなんですけどお口に合えばいいですけど……」

レッド「食べていいんですか?」

シロナ「ちょっと待ったー!」

レッド「ん?どしたの?」

シロナ「ちょっとナタネちゃん外行ってて……」

ナタネ「………あーなるほど……彼氏さん頑張ってください!」ガチャバタン

827 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:55:35.86 CcdvpAt2o 584/808

レッド「?」

シロナ「……ジムで何してたの?」

レッド「……ジム?」

シロナ「ちょっとナタネちゃんと外行ってた時」

レッド「ああ、あの時……お姉さん達とお茶飲んでた」

ドカッ

レッド「いたっ!」

シロナ「この浮気者―!!」ガー

レッド「はぁ?」

シロナ「やっぱりピチピチが良いのか!?そうでしょ!?レッド君の愛してるは所詮口だけだったのね!!!」グスッ

レッド「………落ち着いてくれシロシロ!お茶くらいで浮気はしないぞ!」

シロシロ「ちょっとポケギア貸しなさい!!さっきの女登録してるしょ」

レッド「だーからないって、俺はシロシロ一筋で生きるって決めたんだから……」

シロシロ「…………ない」

レッド「だから言っただろ」ギュッ(後ろから抱きしめる)

828 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:56:04.44 CcdvpAt2o 585/808

シロナ「ぐぅ!離しなさい!!」ジタバタ

レッド「嫌だ。落ち着いて俺の話を聞いてくれないか?」

シロナ「……その口八丁な言い訳を聞くだけなら…」

レッド「ありがとう。あの時は俺はお姉さん達とお茶飲んでたよ。でもそれだけ。ぶっちゃけお茶はシロシロの淹れたウーロン茶の方が美味しかったし、あのお姉さん達俺の事なんかサラサラ興味なかったよ。そりゃあシロシロから見るとデートしてると思われても仕方がないけど……シロシロだってジムリーダーなんかと仲良く話なんかしてて俺は悲しいぜ」

シロシロ「………」

レッド「ともかく、お茶してた事はあやまる。ごめん。許してくれないか?」

シロナ「……つっ、次またお茶してたら泣いちゃうからね!!」ビシッ

レッド「それはそれで見てみたい」

ドカッ

シロナ「……バカ」

レッド「はいはい。そう言いながらも許してくれるシロシロ大好き」

シロシロ「いっいきなり反則!!」バシバシ

レッド「だから痛いって」

シロナ「………まあ、良いわ。ともかくお昼にしましょう」

829 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:56:52.12 CcdvpAt2o 586/808

レッド「お昼何?」

シロナ「これ?」

レッド「へぇ~サンドウィッチ……そう言えば手作りだっけ?」

シロナ「ナタネちゃん作だけど……」

レッド「あれ?シロにゃんは何してたの?」

シロにゃん「……」

シロにゃん「………作り方学んでた」ボソッ

レッド「ふ~ん。じゃあ夜もサンドウィッチ食べたいから作ってよ」モグモグ

シロナ「は?」パクリ

レッド「作り方わかるなら作れるでしょ?」

シロナ「でっ、でもナタネちゃんの様なこんな綺麗には……」

レッド「料理で見た目にこだわるのは人に食べさせる時だけ」

シロナ「だからアタシの作ったのは……」

レッド「でも俺はシロシロの手料理が食べたいんだ。見た目が酷くたって良いぜ。このサンドウィッチにはないシロシロ特製の愛情が籠もってるんでしょ?」

シロシロ「ううう……」カァ

レッド「困ったら俺がフォローするからさ……ね?」

シロナ「……そっ、そこまで期待しても…どうせ結果はわかってるでしょ?」

レッド「さあね。ごちそうさま」

830 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:57:44.27 CcdvpAt2o 587/808

シロナ「………」

レッド「……さて次のジムでも行こうか」

シロナ「でもなんか忘れてるような気がする」

レッド「忘れてる?」

シロナ「……あ」

レッド「どうかしたの?」

シロナ「ナタネちゃん入れてあげるの忘れてた」

レッド「あ」

シロナ「ナタネちゃん」ガチャ

シーン

シロナ「いない」

831 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:58:12.07 CcdvpAt2o 588/808

ハクタイシティ・蕎麦屋

ナタネ「山菜蕎麦一つ」

店主「あいよー」

ナタネ「うまく行ったかな……ん?あの人どこかで…」

「ごちそうさま。スタンプ頂戴」

店主「あいよ。おお!お姉ちゃんあのリニア蕎麦コンプリートしたんかい。凄いねぇ」

「ありがと」スタスタ

ナタネ「……リニア蕎麦をコンプリート!?凄い凄すぎる!!」

店主「はい、山菜蕎麦」

ナタネ「待ってましたー!!」パチン

ナタネ「いただきまーす!!」ズルズル

ナタネ「おいひぃ~」

832 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:58:39.54 CcdvpAt2o 589/808

ハクタイシティ

レッド「次はどこ行けばいいの?」

シロナ「とりあえず、伝説ポケモンの像でも写真撮りに行きましょ」

レッド「あ……すっかり忘れてた」

シロナ「ナタネちゃんとのツーショットも忘れてるわよ」

レッド「そうじゃん!」

シロナ「………」

ドカッ

レッド「何故?」

シロナ「なんか嬉しそうだった」

レッド「……ごめん」

833 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:59:09.89 CcdvpAt2o 590/808

ハクタイシティ・伝説ポケモン像前

レッド「こいつはなんてポケモン?」パシャ

シロナ「パルキア……空間の神と言われて亜空を切り裂く力を持ってるとか……」

レッド「ここの伝説ポケモンってすごいな。カントーじゃ遺伝子だぜ」

シロナ「あの時は怖かった」

レッド「ごめん。怖かったよね」ギュッ

シロナ「レッド君が来てくれた時嬉しかったから許す」

レッド「過去の俺に感謝する日が来るとはな」

シロナ「……そして伝説ポケモンはまだいるの」

レッド「おいマジかよ」

シロナ「…パルキアに対する時間を司るポケモン、ディアルガ」

レッド「カッコいい名前だなおい」

シロナ「ディアルガの心臓が動くと時間が流れていく」

レッド「……じゃあTHE・WORLDの時はどうなの?」

シロナ「知らない」

レッド「……ですよね」

シロナ「とりあえず、次はサイクリングロード通って行くわよ」

レッド「こっちは?」

シロナ「今は関係ないの!」

レッド「ふ~ん」

834 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 00:59:46.87 CcdvpAt2o 591/808

206番道路(サイクリングロード)

シロナ「二人乗りいいんだ」パシャ

レッド「カントーとは大違いだよ。本当に」

シロナ「でもトレーナーばっかで困る」

ティロリンン

サイクリング「勝負だ」

レッド「嫌だ」キコキコ

シロナ「ばいばーい」

サイクリング「………」

レッド「ここでポケモン勝負とかありえんな」

シロナ「追っかけてこないし良かった良かった」パシャ

サイクリング2「勝負」

レッド「ここじゃ他の利用者に迷惑だろ」

シロナ「出直してくることね」

サイクリング2「なら出たところでしょう……」

レッド「え?何か言った?」

シロナ「ミエナイキコエナイ」

レッド「おっと出口だ」

835 : またあげ忘れた - 2011/08/31 01:00:23.39 CcdvpAt2o 592/808

207番道路

シロナ「ここからクロガネシティに行けるの」

レッド「へぇ」パシャ

シロナ「こっちがテンガンざん」

レッド「テンガン山?」

シロナ「あの山。シンオウを二つ分ける山と言ってもおかしくないわ。ちなみにここもテンガン山に通じる山道だから地形が荒々しいでしょ。まあ自転車には不可能はないみたいだけど」

レッド「空気さっき入れて貰ったから平気です」


テンガン山

シロナ「ここでフラッシュ焚いても写りが良くなるとは限らないの」

レッド「俺の目的は観光だし……」

シロナ「まあ……今はこのまま出てヨスガシティを目指しましょう」

レッド「なんかまだあんの?」

シロナ「言ったでしょ。テンガン山はシンオウを二つに分ける山って」

レッド「……なるほど。後々で行こうか」

シロナ「いやまた通らないとキッサキシティとか行けないし」

836 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:01:03.74 CcdvpAt2o 593/808

208番道路

レッド「お!滝がある」パシャ

シロナ「こっちは険しい渓谷なの。落ちないように気を付けてよ」

レッド「おっと」

ドカッ

レッド「すみません。調子乗りました」

シロナ「吊り橋とかもあるのよ」

レッド「雄大な地形だね」

シロナ「まあ山近くだし……」

レッド「シロシロのお山も当たってドカッ


ヨスガシティ

シロシロ「……変態」ボソッ

レッド「……ごめんなさい。年頃な男の子だもん」

シロナ「許す……レッド君だから…」

レッド「シロシロ心広い。ありがとう」

シロシロ「っ~さっさとジム行くよ!」

837 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:02:06.70 CcdvpAt2o 594/808

レッド「ここの魅力は?」パシャ

シロナ「………ふれあいひろばとポケモンコンテスト会場」

レッド「ないか。じゃあジムだね」

シロナ「アタシが呼んでくるわ」


ヨスガジム

メリッサ「アナタ酷過ぎデス」

レッド「写真撮らせてくれよ」

ドカッ

シロナ「それ変質者みたい」ボソボソ

メリッサ「それは嫌味デスカ?」

レッド「………」

レッド(シロにゃん助けて)

シロナ「……まあまあ、この人はハードマウンテンで鍛えてきたみたいだから仕方がないわよ」

メリッサ「なら仕方がありませんね」

838 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:02:39.37 CcdvpAt2o 595/808

レッド「写真良いですか?思い出作りに……」

メリッサ「良いですよ」

パシャリ

レッド「ありがとうございます」

メリッサ「これがれリックバッジです」

レッド「どうも」

メリッサ「シロナさんの前で良いところ見せられなかったのが悔しいです」

シロナ「貴女が頑張ってるのは知ってるわ。だからその調子で頑張ってください」

メリッサ「はい、シロナさん」


ヨスガシティ

レッド「ふれあい広場ってところを行ってみたい」

シロナ「レッド君は入れるけどアタシのポケモンじゃ入れないんだけど……」

839 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:03:36.12 CcdvpAt2o 596/808

レッド「なんで?」

シロナ「そういうきまりだから」

レッド「つまらない」

シロナ「で、どっち行く?」

レッド「どっちって?」

シロナ「209番道路か212番道路」

レッド「夜にはハクタイの森の洋館に行かないといけないしな。どっちが森に近い?」

シロナ「……飛んで行くなら距離なんて変わらないわよ」

レッド「じゃあ209番道路で」

シロナ「じゃあ早く行くわよ」

レッド「あっ、アイス屋」

シロナ「早くアイス屋行くわよ!」

レッド「荷台に乗るの早いですねぇ」

シロナ「アイスはレッド君の次に好きなものなのだ!」

レッド「……ふ~ん。と、まあ着いたよ」

シロナ「次はアタシが買ってくる」

レッド「ダメ」

シロナ「なんでよお?」

840 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:04:15.17 CcdvpAt2o 597/808

レッド「コトブキシティでどうなったと思ってるのさ?」

シロナ「ぐむぅ……」

レッド「俺がすぐ買ってくるから。すぐ逃げる準備してて」

シロナ「でも麦わら帽子あるから完璧じゃ……」

レッド「コトブキシティでは全く意味なかったでしょ?日焼け防止くらいしか」

シロナ「……ちぇ」バシン

レッド「怒らないの」ナデナデ

シロナ「ちょちょっと!これもばれちゃうでしょ!!」

レッド「だって怒るんだもん」ナデナデ

シロナ「わわわかったから、早く行ってきて!!」

レッド「ふふんっ!了解」

シロナ「トリプル・チョコ・ミント・ブルーベリーで」

レッド「……了解した」

シロナ「………さてと…」

シロナ「ここは余り視線を感じない……」

シロナ「しかし……どこからかやっぱりまだ視線を感じる」

シロナ「麦わら帽子もっと深く被ろっと」クイクイ

841 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:04:43.43 CcdvpAt2o 598/808

レッド「お待たせ。今回はあんまり視線が無かったね。寧ろ観光に来てるシロナさんって印象だった」

シロナ「ありがと。じゃあゆっくり行きましょう」

レッド「いや、良かったよ。シロシロ可愛いからナンパされそうで心配でした」

シロシロ「するような人いた?」

レッド「あそこ……目線だけあんまり見ないように…」

雑魚エリートトレーナー共「…………」

シロナ「かっこわる……レッド君の方がはるかに強いしカッコいい」

レッド「ほら囲まれたりしたら大変じゃん」

シロナ「そこは助けてくれるんでしょ?」

レッド「ガブリアス出したらいいんじゃない?強いし」

シロナ「……」

ドカッ

842 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:05:13.25 CcdvpAt2o 599/808

209番道路

レッド「自然に戻ったよ」

シロナ「ここは中洲が多いの。だから橋で結ばれてるの。湿地帯と言っても過言でないわ」

レッド「へー……複雑な地形なだけあるわ」

シロナ「………あっ」

レッド「ん?どうかしたの?この石みたいなのがなんかあんの?」

シロナ「ここにかなめいしって石をはめ込むとみたまのとうになるの」

レッド「へー……で?」

シロナ「その後こうなるの」ポイ

ミカルゲ「おんみょーん」

レッド「やべーカッコいい!!」パシャ

シロナ「レッド君も捕まえたいの?」

レッド「うん。欲しい。シロシロのミカルゲ頂戴」

シロナ「無理。貸してあげるけどあげない」

843 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:05:46.88 CcdvpAt2o 600/808

レッド「まあ、なんかここでミカルゲに会うにはめんどくさそうだし……」

シロナ「あの時のアタシは頑張った」

レッド「ふ~ん……この石ではめ込んどけ」グググ

ゴゴゴゴ

ミカルゲLv:25「おんみょーん」

レッド「」

シロナ「」

2人「出たー!!」

レッド「シロシロ!ボール投げて!!」

シロシロ「…………」

レッド「シロシロ?」

シロシロ「冷静になってみたけど今思えばアタシミカルゲ持ってる」

844 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:07:07.73 CcdvpAt2o 601/808

レッド「……参ったな。このレベルじゃミカルゲさんが死んじまう」

シロナ「……頑張れ」

レッド「え?冷たくない?」

シロナ「レッド君の有志を写真で収めてあげるから……」パシャ

レッド「……どうする?」

→ボール
  ボール
  ボール
  ボール

  ボール
  ボール
→ボール
  ボール

レッド「これだな」ポイ

バァン

レッド「」

シロナ「レッド君ボール!」ポイ

レッド「そんなネーミングセンスで捕まるほどアホなミカルゲさんじゃないですよ」

コト…コト…コト…ぽしゅん

シロナはミカルゲを捕まえた。

シロナ「……欲しい?」ニヤニヤ

845 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:07:59.88 CcdvpAt2o 602/808

レッド「欲しい……です」

シロナ「良いよ」

レッド「……軽すぎ!」

シロナ「こんなのレッド君だけ…んっ……」

レッド「……こんなところじゃ誰かに見られるよ」

シロナ「麦わら帽子で顔は隠せたわよ」

レッド「まあ、行こうか…」

シロナ「そうね……あの建物は………うん行って良いよ」

レッド「あれ?……ポケモンタワーみたいなものか」

シロナ「あそこはロクな思いでなかったから良いの!!」

レッド「そうなの?」

シロナ「ロストタワーって言うんだけど……ぶっちゃけ行く必要ないよ」

レッド「……じゃあ外見だけでいっか」パシャ

シロナ「では行きますか」

レッド「俺の台詞じゃない?」

846 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:09:03.96 CcdvpAt2o 603/808

ズイタウン

レッド「……」パシャ

シロナ「ここは昔からポケモンが多くいたみたいよ。牧場もあったとか……」

レッド「へー」

シロナ「ほら、育て屋さんにたくさんポケモンがいるでしょ」

レッド「ああ、なるほどね」

シロナ「でも最近メタモン増殖する人が多いみたい」

レッド「メタモン増殖?」

シロナ「例えばメタモンとイーブイを預けるでしょ。そうするとタマゴが出来るんだって」

レッド「マジで!?でもイーブイってたくさん進化先あるから良いんじゃないか?」

シロナ「それくらいなら良いんだけど……最近の人って性格や個体値とか気にしてて孵化した瞬間に能力判定してパソコンに行き。酷くない?」

レッド「勝つためってやつ?個体値って何?」

シロナ「同じポケモン捕まえても能力が固定されてないでしょ?多少バラつきがあるでしょ?それみたい。他にも種族値とか能力値、努力値とか……」

レッド「やけにシロシロ詳しいじゃん」

847 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:09:31.47 CcdvpAt2o 604/808

シロシロ「ええ!?いや、べべ別にこれくらいチャンピオンやってればとっ当然だし!!」

レッド「…………はい」

シロナ「ごめんなさい。昔ガブリアスのためにやってました」

レッド「……だからあんなに強いのか」

シロナ「えっとこの事は秘密にしててください」

レッド「例えばそこで必死に行ったり来たりしてる自転車は成敗してみる価値があるけど……シロシロはどうしよっかなぁ」

シロシロ「お願いだよおレッド君……でもこれって別に悪い事じゃないんだよぉ」メソメソ

レッド「だからってメタモンさんや恵まれない個体値だったポケモンが可哀想だろ……まさかまだパソコンに?」

シロナ「いや!いやいや……流石に地元の子供にあげた」

レッド「随分と悪っすね」

シロナ「だってポケモンほしーって言ってたんだもん」

レッド「つかわるじゃん」

シロナ「ともかく黙っててよお……こんなのバレたらみんな幻滅だよお」

レッド「シロシロだけ許す」

シロシロ「ほんとお!?」

レッド「よく告白してくれました」ナデナデ

シロナ「……喜んでいいのかな?」

848 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:10:02.95 CcdvpAt2o 605/808

レッド「まあまあ。さて、あの自転車でも成敗してくるか」

シロナ「うん。いってらっしゃい」

レッド「ただいま」

シロナ「はやっ!!」

レッド「ピカチュウでイチ☆コロ。ちなみにあいつらは最強を目指すんじゃなくてコレクターだった」

シロナ「へー……レッド君のピカチュウってレベル高くて電気玉持ってるからすごく強いけど種族値300で低いの」

レッド「低いの?」

シロナ「奥が深いんだよ。ハマっちゃうのもわかるよ。中毒みたいなものだよ」

レッド「そうなの?」

シロナ「このガブリアスも今じゃ最高のパートナーだけどフカマルの頃はちょっとドーピングして反抗期起きたし……ああ、フカマルはガブリアスの進化前の前」

レッド「ドーピングまであるのかよ」

シロナ「タウリンとかインドメタシンとかレベル低いうちにしか与えられないでしょ?これらは努力値を上げるためのもの……これ以上はレッド君も中毒みたいになって欲しくないから言わないけど…最強のポケモン軍団を作るのって結構奥が深いんだよね」

レッド「よく足を洗えたじゃん」

シロナ「ガブリアス一体で満足した。後疲れたんだガブリアス一体でもすごく時間かかったからね……それに最強軍団つくっても最強って独りみたいなもので悲しいじゃん。誰かと競った方が強くなれそう。レッド君のポケモンは……」

レッド「俺が知るはずないだろ……今聞いたばっかだし…」

シロナ「それは良かった。そろそろ行かない?」

レッド「ん?ああ…」

シロナ「多少汚れてるけどアタシの事嫌いにならないでね」

レッド「人間に欲があっても仕方がないさ。俺だってこのレベルでジムに挑むことが酷い事でも気にしないで挑んでいるし」

シロナ「………なんか話が逸れてない?」

レッド「……要するにシロにゃん可愛いって事だ」

シロにゃん「……いっ、いきなりは反則!!」バシバシ

849 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:10:40.27 CcdvpAt2o 606/808

210番道路

レッド「自転車で漕げないほど丈のある草多いなここ」

シロナ「って言いながらきっちり自転車漕げるところ漕いでる」パシャ

レッド「そのガイドをしたのは誰だ?」

シロナ「アタシ?」

レッド「そう。でここにも花屋があるのか」

シロナ「ここはカフェみたいだけど……えへへへへ」

レッド「寄るの?」

シロナ「牛乳飲みたい」

レッド「…………」

シロナ「?…どうかしたの?」

レッド「……くっ!エロい!!エロいよシロにゃん!!!もうエロにゃんだよ!!!!」

エロにゃん「……?」

850 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:11:34.49 CcdvpAt2o 607/808

カフェ・やまごや

シロナ「牛乳2本」

レッド「あと、スマイル」

ドカッ

メイド「お待たせしましたー」

レッド「じゃあ写真良いですか?」

メイド「良いですよ」

シロナ「………」

レッド「……この子も一緒に居いですか?」

メイド「はい……えっと彼女さん…シロナさんにそっくり」

シロナ「………よく言われるけど人違いよ!」

パシャリ

レッド「どうも」

メイド「ごゆっくり~」

シロナ「……危なかった」ヒソヒソ

レッド「バラしても良かった気がする……」ヒソヒソ

シロナ「あれで絶対シンオウに広まるのよ」

レッド「ああ、パソコンね」

シロナ「違うその隣」

レッド「ん?」

シロナ「あのお金を出し入れする奴。良く見るけど絶対シンオウに広める装置付いてるはず」

レッド「機械ダメでしょ?」

851 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:12:02.83 CcdvpAt2o 608/808

210番道路

レッド「どっち行くの?この狭いところ?」

シロナ「狭いところは良いです。東に向かってください」

レッド「どうしたの?急に敬語なんて……」

シロナ「あっちは実家があるんだけどね……行きたくないの。うんだからこっち行って」

レッド「わかったけどさあ……実家先に行けないの?」

シロナ「実家は正直洋館より行きたくない」


215番道路

レッド「雨が凄いから早く通り抜けたいですね」

シロナ「元々ここは雨が凄かったよ。カメラもダメかな……雨粒で良く見えない。麦わら帽子のお蔭であまりレンズに当たらないけど」パシャ

レッド「パパッと行こうよパパッと」

シロナ「それはレッド君次第」

レッド「ですよね」

シロナ「早くしなさい!風邪ひきたいの!?」

レッド「看病してくれるなら……」

シロナ「……このままじゃアタシも風邪ひくんだけど…」

レッド「それはいかんな。パパッと行くか」

シロナ「そう言ったんだけどなあ」

852 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:12:39.11 CcdvpAt2o 609/808

トバリシティ

レッド「ここまで来てあれだけどさ」

シロナ「うん?」

レッド「もうお外が真っ暗」

シロナ「せめてジムリーダー倒してからにしなさい」

レッド「疲れた。雨にも打たれたし」

シロナ「ふ~ん。……で?」

レッド「お夕飯にしましょうか」

シロナ「じゃあそこのトバリデパートのファミレスで……」

レッド「やだ」

シロナ「……」

レッド「サンドウィッチ!手製!」

シロナ「……知らない?」

レッド「おい待て」

シロナ「何よ?」

レッド「サンドウィッチ食べさせてよ」

シロナ「買ってくる」

レッド「いや、だからね」ガシッ

853 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:13:28.84 CcdvpAt2o 610/808

シロナ「まあまあレッド君。落ち着いて」

レッド「サンドウィッチ!!」クワッ

シロナ「………」

レッド「食べたい」

シロナ「急に退化したわね」

レッド「約束ですからね」

シロナ「……うう」

レッド「ジムでも終わらしたらデパートで材料買って帰りましょう」

シロナ「……くっ!どうせ突破出来ないわよ!!」

レッド「このつんつんさぁ~ん」ツンツン

シロナ「……うわっ…きもっ!!」バシッ

レッド「」

シロナ「あ、ごめん」

レッド「……いやいいすよ…俺きもいんすね」

シロナ「そうじゃなくて……レッド君はイケメンだよ!でもさっきの行動が……」

レッド「それやったの俺っすよね?じゃあ俺がきもいじゃないですか」

シロナ(めんどくさい)

シロナ「……ジム行くわよ」

854 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:14:46.79 CcdvpAt2o 611/808

レッド「サヨナラ……シロナさん」ダッ

シロナ「あー!いつの間に!!」ガシッ

レッド「やめてくれ!俺はもう死んでやるんだ!!」

シロナ「あれくらいで死ぬな!!周りが見てる!!ほら家帰ったらサンドウィッチ作るから……ね?良いでしょ?」

レッド「……本当ですよね?」

シロナ「わかったわよ。このままじゃアタシの身分がバレるから早く行くわよ」

レッド「…………」

シロナ「レッド君?」

レッド「……っしゃ!!」

シロナ「はぁ~あ」

855 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:15:34.68 CcdvpAt2o 612/808

トバリジム

スモモ「くっ!参りました」

シロナ「まだポケモン残ってるじゃない」

スモモ「あれ?本当だ?でもあたしのポケモンじゃないですよ」

レッド「……」

シロナ「まっ、まあなんか戦いたそうな様子だし戦わしてあげたら?」

スモモ「そうなんですか?一応出てきて!」ポイ

ガブリアスLv:80「がおぉぶぶ」

レッド「」

スモモ「え?ガブリアス!?どっどうすれば……」オロオロ

シロナ「……」ゴニョゴニョ

スモモ「……はい、えっと…ストーンエッジ!」

ガブリアスのストーンエッジ
効果は抜群だ
リザードンは倒れた

856 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:17:52.29 CcdvpAt2o 613/808

レッド「」

シロナ「レッド君……負けて」ボソッ

レッド「……これで終わりだがな」

ラプラスLv:84「ぶわ~わ」

シロナ「げっ!」

スモモ「えっと氷4だから……その前に何の技覚えてるかわかりません!!」

シロナ「……」ゴニョゴニョ

スモモ「……あ、はい。じゃあもう一回ストーンエッジ」

レッド「ふぶき」

ガブリアスのストーンエッジ
急所に当たった

シロナ「そのまま倒れろ!!」

レッド「……持ってて良かった気合のタスキ」

ラプラスは気合のタスキで持ちこたえた
ラプラスのふぶき
効果は抜群だ
ガブリアスは倒れた

857 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:19:28.56 CcdvpAt2o 614/808

シロナ「そんな……」

レッド「さて約束通りだな」

スモモ「すみません。突然強くなったりして……」

レッド「いえいえ、元々あれのですから」

ドカッ

スモモ「……あっ、これどうぞ。トバリジムの突破した証のコボルバッジです」

レッド「ありがとう。写真も良いですか?俺観光してるもの何で……」

スモモ「あ、良いですよ」

パシャリ

レッド「ありがとう」

スモモ「あたしもまた一からやり直さなきゃ……」

シロナ「……頑張ってね」ドンヨリ

スモモ「元気ないですね。大丈夫ですかシロナさん?」

シロナ「スモモちゃんがもう少し頑張ってくれたら……」

スモモ「すっ、すみません」

レッド「行きますよ」ズルズル

シロナ「またね……」

スモモ「はい……どういうご関係なんでしょう?」

858 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:22:04.52 CcdvpAt2o 615/808

トバリシティ

レッド「めっ!」

シロナ「ごめんなさい」シュン

レッド「だからどんな出来になろうと俺は食べるよ。シロシロの手料理第二弾だし……」

シロナ「絶対見た目もあれだし味もあれだから食べない方が……」

レッド「じゃあ実家行くか」

シロナ「そっちもダメ!!」

レッド「決まり!じゃあ材料買いに行きましょう」


トバリデパート

レッド「さっすが、ゲームと違って食材もちゃんと売ってる」

シロナ「……ゲーム?」

レッド「まあまあ、で?何買うんです?」

シロナ「それもアタシが決めるの?」

レッド「当然」

シロナ「でも具が被るよ?」

レッド「良いよ。具なんてそんなにバリエーションないし、シロシロじゃバリエーション豊富でも今の段階では作れないだろうし」

シロナ「くっ……図星的な所を…」

859 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:23:34.74 CcdvpAt2o 616/808

レッド「怒らないで。可愛い顔が台無しだ」

シロナ「ううう……」ササッ

レッド「麦わら帽子万能だね」

シロナ「……そっ、そう言えば風邪気味とかじゃない?」

レッド「何で?」

シロナ「さっき凄い雨だったし……」

レッド「ああ、大丈夫。何ともなかった」

シロナ「」ズーン

レッド「まあまあ、約束通りフォローはするから……ね」

シロナ「……わかった」

860 : ◆NxEuUULS7s - 2011/08/31 01:24:12.79 CcdvpAt2o 617/808

シロナの家

シロナ「じゃっ、じゃあこれから作るわね」

レッド「落ち着いて」

シロナ「えっと…レシピレシピ……」ピラッ

ナタネレシピ『昼間見せたとおりやれば出来る。出来は悪くても彼氏さんは美味しいって言ってくれるから』

ビリリッ

シロナ「」

レッド「……なんか手伝う?」

シロナ「だっ、大丈夫大丈夫あはは……アタシは出来る子!」

レッド「むっ無理はしないようにね」

シロナ「無理なんてしてない!!」

869 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 20:58:04.32 3Qaj0a/Ko 618/808

シロナ(とは言ったけど……)

シロナ「……どーするよ?」

シロナ「………とりあえず、思い出すか…昼の記憶」

シロナ「昼の記憶昼の記憶昼の記憶」ブツブツ

シロナの頭の中『レッド「これ美味しい」ミニスカート「うれしい」アロマなお姉さん「おかわりあるわよ」レッド「わーい」』

シロナ「…………」

ドカッ

レッド「ん?何かした?」

シロナ「いや、ツンデレってこの事だよねって……」

レッド「今のは暴力でしょ…って聞いてない」

シロナ「……さて、どうする?ナタネちゃんと作った思い出が思い出せない」

シロナ「さてどうする?」

シロナ「……確かまずはゆで卵を作るのよね」

シロナ「鍋に水入れて……思ったけどレンジでやった方が早い気がする」ピタッ

シロナ「作戦変更してこの容器に水と卵を入れて……」ポイポイ

シロナ「数分だっけ?………まあ沸騰させるのにも時間がかかるし15分でいいや」ピッ

870 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 20:58:31.76 3Qaj0a/Ko 619/808

シロナ「で……トマトをスライスしたよね?えっと…洗って」ジャー

シロナ「……この刃のついてる方で良いのよね?」グッ

スパッ

シロナ「お!」

スパスパ

シロナ「出来た!」スパスパ

シロナ「いたっ!……切っちゃった…」チュパ

シロナ「レッド君絆創膏とって」

レッド「……絆創膏?どこですか?」

シロナ「そこの戸棚の左上」

レッド「……あったあった」ガラッ

シロナ「早く早く!!」

レッド「あー……切っちゃったのか。水で洗って止血してからですね」

シロナ「そうなの?」

レッド「破傷風になりたくなかったら言う事聞きなさい」

シロナ「うむむ…」

871 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 20:59:27.54 3Qaj0a/Ko 620/808

レッド「はい。出して」

シロナ「ん」スッ

レッド「うわっ!でも浅いな。良かった良かった」ジャー

シロナ「もう作るのやめた方がいい?」

レッド「食べたかったけど……まあ仕方がないな。続きは俺が作るか」クルクル

シロナ「なんかごめん」

レッド「故意じゃないアクシデントなら仕方がないさ……完成っと」

シロナ「………」

ボカン

シロナ「うひゃあっ!!」ダキッ

レッド「なっなんだ!?」

シロナ「何々なんなの?」

レッド「……あーレンジタマゴ…これはやっちゃいけない」

シロナ「なんで?」

レッド「仕組みはわかんないけど……レンジの中がすごいでしょ?」

シロナ「……洗っといて」

レッド「」

872 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:00:25.63 3Qaj0a/Ko 621/808

シロナ「……以後気を付けるわ」

レッド「………じゃあ居間で待っててください」

シロナ「そうさせてもらうわ」スタスタ

レッド「……そんなに料理するのが嫌だったか」

シロナ「そうじゃないんだけど……邪魔かなって…?」

レッド「いや、全然。傍で見てるだけでも勉強になるし」

シロナ「…………じゃあ見てる」スタスタ

レッド「……ふむふむ。ここまでやったのか…全然進んでないけど……」

シロナ「悪かったわね」バシン

レッド「……とりあえず、トマトにシロシロの血が混じってるとかこれは…一瞬病んでるかと思ったぜ」

シロナ「そのまま食べる?」

レッド「……ねえ目が怖いけど…シロデレ大丈夫?」

シロデレ「そのネーミングセンスはないと思う」

レッド「何でもデレを付ければ良いもんじゃないんだね」

873 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:00:55.00 3Qaj0a/Ko 622/808

シロナ「……で、ここからどうするの?」

レッド「……トマトのスライスが完成しているから…レタスの外側は捨てて…」ベリベリ

シロナ「何で?」

レッド「汚いから」

シロナ「……で?」

レッド「……レタスの葉は一枚二枚三枚でいいかな。これもう一回洗って」ジャー

シロナ「ふんふん」

レッド「次にパンにバターを塗ります」ヌリヌリ

シロナ「あー塗ってたねぇ」

レッド「レタス・トマト・レタスで良いかな。まあ味付けにマヨネーズでもかけとけ」ヌリヌリ

シロナ「おー」

レッド「ほい完成。野菜サンドウィッチ」スッ

シロナ「……」パクリ

シロナ「おいしー!」テッテレー

レッド「チーズ・ハム・チーズ」スッ

シロナ「おいひー!!」テーレッテレー

874 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:02:06.75 3Qaj0a/Ko 623/808

レッド「……俺の分は?」

シロナ「ない」パクパク

レッド「………これがタマゴサンド」スッ

シロナ「……おいしい。流石家事係」パクパク

レッド「次回こそ頑張って作って頂戴」

シロナ「いやだ」パクパク

レッド「いや、そこを何とか頼むよ」

シロナ「アタシは料理がだめだから……」

レッド「そんなのやってみないとわからない。練習して何ぼだって」

シロナ「…………」

レッド「さて、俺は残った野菜でも食べて行きますか」

シロナ「どこ行くの?」

レッド「そりゃ森の洋館」

シロナ「え?もうやめない?」

レッド「ならお留守番?」

シロナ「いや、まあ行くけどさあ」

レッド「じゃあ行くか」

シロナ「……れっ、れ、レッド君お腹空いてない?」

レッド「まあ空いてるっ言えば空いてる」

シロナ「ちょっと待ってて……」スタスタ

875 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:02:39.42 3Qaj0a/Ko 624/808

レッド「……ん?」

シロナ「はい」コト

レッド「ん?何これ?」

シロナ「お菓子」

レッド「これ食べていいの?」

シロナ「お腹空いてるでしょ?それにサンドウィッチはアタシがほとんど食べちゃったし……」

レッド「……」パク

シロナ「……気に入った?」

レッド「……まあ」モグモグ

シロナ「……ん」スッ

レッド「これも?」

シロナ「うん」コクリ

レッド「………」パクリ

シロナ「……味…合うかしら?」

レッド「……美味しい」パクパク

シロナ「…………これも」スッ

レッド「待ってくれ」

シロナ「ん?」

レッド「結構お腹一杯になった」

シロナ「……なっ、何か飲み物持ってくる!」

876 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:03:07.30 3Qaj0a/Ko 625/808

レッド「……まさかね」

シロナ「はい。これ飲んで」ドン

レッド「」

シロナ「水分補給は大切だし」

レッド「でもこれ1.5リットルじゃないか」

シロナ「それくらい余裕でしょ?男の子でしょ?」

レッド「まあ……そうだけどさあ…」

シロナ「ならいけるでしょ?」

レッド「もしかして時間も時間だから怖いの?」

シロナ「そっ、そそそんな訳ないでしょ!!」

レッド「あーはいはい。怖いなら留守番してていいよ」

シロナ「それはダメ!!」

レッド「なら来る?」

シロナ「それもやだ」

レッド「どーするよ?」

シロナ「行かないで……」ギュッ

レッド「ええ!?」

シロナ「レッド君と離れるのは嫌だし行きたくない」ギュゥ

レッド「…………」

シロナ「お願い……」

レッド「……ならずっと手でも繋いでよう」

シロナ「へ?」

レッド「それなら大丈夫?まあ裾でも良いけど……」

シロナ「……まっ、とにかくアタシを守りなさい!」

レッド「さっきと態度が全然違う」

シロナ「そりゃ勝手に1人散策されたら嫌じゃない?」

レッド「でもハナダの洞窟とかポケモン屋敷とか1人で行ったんでしょ?」

シロナ「相手は幽霊よ!!それにハナダはダグトリオがお供でいたし、ポケモン屋敷はトレーナーが居たの!!」

レッド「……ごめん」

877 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:03:43.43 3Qaj0a/Ko 626/808

ハクタイの森・21時

レッド「昼間より一層不気味さが際立ってる」

シロナ「……昼間森にいたトレーナーが誰もいない」

レッド「ふ~ん。行くか」

シロナ「……」ギュッ

レッド「……裾で良いの?」

シロナ「誰かに見られたら恥ずかしぃ……」ゴニョゴニョ

レッド「麦わら帽子のお蔭でバレないって…」


森の洋館

レッド「気味悪いな……」

シロナ「写真は撮らない方が良いと思うの……」

レッド「……確かにそんな感じだねこれは」

シロナ「……もっ、もうちょっと引っ付いていい?」

レッド「……抱っこでもする?」

シロナ「そっそこまで子供じゃない!!」

レッド「怖いんでしょ?いつでも俺の顔見れて安心するよ」

ドカッ

シロナ「ばっ、バーカ!!」

878 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:04:09.44 3Qaj0a/Ko 627/808

レッド「ノリが悪すぎた……ところでここはどういうところなの?」

シロナ「噂ではウラヤマっていう人が住んでたとか」

レッド「ウラヤマ?誰それ?」

シロナ「212番道路に大きな豪邸があってそこの主人が……ひっ!」ギュッ

レッド「どうかしたの?」

シロナ「あの……前にその豪邸に行ったことがあってその時そのポケモン像見た」スッ

レッド「……ふ~ん。面白そうじゃん。で、その像が左側にしかないからウラヤマって奴の洋館かもしれないってことか」

シロナ「……うん」

レッド「まあ確かにここはシロシロが行きたくないと拒むのもわかるな……ゴースばっかりだし」


森の洋館・食堂

おじいさん「」

レッド「なんだ人いるじゃん」

シロナ「……」ガクガク

レッド「どうしたの?」

シロナ「……あの人影がない」ギュッ

レッド「そう?まあいいや、ちょっと聞きたいけど良いか?」

おじいさん「」スー

レッド「なっ!?」

おじいさん「」フッ

シロナ「ね!レッド君。やっぱり帰らない?」グイグイ

879 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:04:39.22 3Qaj0a/Ko 628/808

レッド「ミカルゲでも出してれば気分が和らぐ気がする」

ドカッ

レッド「まてまて。ミカルゲはゴースト・あくだからゴース避けになるぞ!!」

シロナ「……石だから動けない」

レッド「なんと!!」

シロナ「あっ、あのさ……」

レッド「おっ!毒消しだ!案でもあるの?」

シロナ「…やっ、やっぱりだだだ抱っこしてくれない?」

レッド「……良いよ」ヒョイ

シロナ「え!?ええ?この抱き方は!?」

レッド「一度やってみたかったんだよね。お姫様抱っこ。う~ん。まさかこんなところでやるとは……」

シロナ「はっ、恥ずかしいからやっぱり歩くから下ろして!!」ジタバタ

レッド「あっ、おじさん」

シロナ「ひっ!!」ダキッ

レッド「……見間違えたようだ」

シロナ「うぐぐ……」

レッド「ここでは大人しくお姫様気分で行こうじゃない」

シロナ「……後で覚えてなさい」

レッド「顔真っ赤で言われてもねえ」

880 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:05:06.61 3Qaj0a/Ko 629/808

森の洋館・2階・奥・廊下

レッド「部屋がたくさんある」

シロナ「ねえ」

レッド「ん?」

シロナ「あっちから音が聞こえてこない?」

レッド「……」

シロナ「………多分テレビの音。砂嵐」

レッド「……何かあるかもね」

シロナ「ええ!?」

レッド「だってシロシロをお姫様抱っこしてるだけでゴースが寄ってこない。これでは余りにもつまらない」

シロシロ「ゴース避けにしてる?」

レッド「いえ。温もりが良い」

バシン

レッド「…ビンタは止めて」ヒリヒリ

シロナ「ごめん」

881 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:05:33.87 3Qaj0a/Ko 630/808

森の洋館・2階・奥・左から2番目の部屋

レッド「……これか。音の原因」

シロナ「…砂嵐だ」

レッド「……なんか見られてる気がする」

シロナ「悪い冗談はやめてくれない?」

レッド「なんかいたりして……」ドカッ

ロトムLv:20「ぴぎゃぁああぁ」

レッド「なんか出たー!」

シロナ「ロトム!!」

レッド「ロトム?」

シロナ「珍しい……なんでここに…」

レッド「珍しいの?」

シロナ「こんなところに要る時点で珍しいと思わない?」

レッド「……ねえ、投げて」

シロナ「やだ、この姿勢が楽」

レッド「俺は両手塞がってるんだけど」

シロナ「アタシだって両手塞がってる」

レッド「下りてくれない?」

シロナ「いーや」

レッド「……でもこのままじゃ」

シロナ「しょうがないわね……ピカチュウ、ボール投げて」

ピカチュウ「ぴかー」ポイ

レッド「ピカチュウまで……」

コト…コト…バァン

882 : どうする?このスレじゃ中途半端に終わらない - 2011/09/01 21:06:19.12 3Qaj0a/Ko 631/808

シロナ「ん~参ったわね」

レッド「……手がしびれてきた」

シロナ「……ピカチュウもう一回投げて」

ピカチュウ「ぴかー?」

ピカチュウは言う事を聞かない

レッド「ピカチュウありがとう」

ぐにっ

レッド「痛い痛い!頬をつねらないで!」

シロナ「御主人がどうなっても良いのなら投げなくて良いわ」

ピカチュウ「ぴかー」ポイ

レッド「ピカチュウェ……」

コト…コト…コト…ぽしゅん

ロトムを捕まえた

シロナ「ふふんっ」

レッド「……なんてことだピカチュウまで…」

シロナ「さて、帰りましょう」

レッド「やだ」

883 : 多分終わらないの訂正 - 2011/09/01 21:06:50.08 3Qaj0a/Ko 632/808

シロナ「何でよ!!もう十分じゃない」

レッド「探索は大事」

シロナ「この洋館はもう十分でしょ!!」

レッド「じゃあ俺はまだ不十分だから先に帰る?」

シロナ「……しっ、しっかり守りなさい」ギュゥ

レッド「……可愛いやつめ!」


森の洋館・2階・右の部屋

レッド「……ん~廊下通ってた時に誰かに見られてる気がした」

シロナ「怖い事言わないでよ!!」

レッド「でもここは大丈夫だな。でもなんもないか」

シロナ「……ねえ」

レッド「何でしょう?」

シロナ「ちょっとフジ博士の時みたいに興味深いもの見つけた」

レッド「面倒事を……」

シロナ「そこの本見て」

レッド「無理」

シロナ「何でよ?」

884 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:07:24.23 3Qaj0a/Ko 633/808

レッド「下ろしていい?抱っこしたままは見れない。てか腕がヤバいから一旦下りてください」

シロナ「えー」

レッド「怖くないでしょ?」

シロナ「……こ、ここなら平気…」ボソッ

レッド「それでも頼む!」

シロナ「……仕方がないなあ」スタッ

レッド「腕が軽い!!」

シロナ「………で、これ見て」

レッド「何々……あんな得体のしれ…… ……にモ……を持って行かれるとは……」

シロナ「ね♪興味深いでしょ」

レッド「……でもこれだけじゃわからない。得体のしれ……の部分は得体のしれない何かって事か」

シロナ「多分」

レッド「ふ~む。まあこれはこれで……にしてもポケモンの雑誌や写真集多いな」

シロナ「よっぽど好きだったんじゃない」

レッド「それより歩きにくい」

シロナ「怖い」

レッド「その割にはよくこんな書きなぐったの見つけたね」

シロナ「ふふんっ」

レッド「……まあ行こうか」

シロナ「はい。お願い」

レッド「え?何?」

シロナ「だからさっきの?」

レッド「さっきの?」

シロナ「……その…お、おお…オヒメサマダッコ」ゴニョゴニョ

レッド「……聞こえない」

シロナ「だから!!オヒメサマダッコ」ゴニョゴニョ

レッド「誰もいないし普通に言えば良いじゃん」

シロナ「うう…お姫様抱っこお願い」カァ

レッド「おけい!」ヒョイ

シロナ「……」

バシン

レッド「………反則だぁ…」

シロナ「ふんっ!」ツーン

885 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:07:57.60 3Qaj0a/Ko 634/808

森の洋館・2階・左の部屋

レッド「ここは特に気になるものは何もないな」

シロナ「………」

レッド「何かある?」

シロナ「ない」

レッド「……じゃあいっか」

シロナ「早く帰りたい」

レッド「まだ奥の部屋をコンプリートしてない」

シロナ「……」

バシン

レッド「だからビンタは止めてください」

シロナ「早く帰る」

レッド「もうちょっとだけ…」

886 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:08:24.87 3Qaj0a/Ko 635/808

森の洋館・2階・奥・真ん中の部屋

レッド「ベッドが二つある。休む?」

シロナ「嫌だ」ギュッ

レッド「俺もごめんだけどね」

シロナ「ごみ箱漁りした?」

レッド「するのかい?まあするけどさあ」

シロナ「……なんもない」

レッド「……ところで…隣の部屋から見られてる気配がする」

シロナ「こっ、怖い事言わないでよ」ギュゥ

レッド「なんかいたりな」


2階・右から2番目の部屋

レッド「!!」

シロナ「どうかしたの?」

レッド「隣の部屋に人の気配だ!」

シロナ「また?」

レッド「廊下に出た気がする!」


2階・奥・廊下

レッド「あれ?」

シロナ「……誰もいないけど…」

レッド「……おかしいな?」

シロナ「また幽霊?」

レッド「……部屋に戻って足りな。えっと…ここからだから……右端の部屋か」

シロナ「……今思ったけど蹴って部屋入るのはどうかと思うわ」

レッド「両手はシロシロで塞がってます」

シロシロ「それなら仕方がないわ」

レッド「……あの左端の部屋は寄らなくていいや」

シロナ「それは良かった。早く帰りたい」

887 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:08:50.55 3Qaj0a/Ko 636/808

右端の部屋

レッド「…みがわりの技マシンが落ちてる」

シロナ「……」

レッド「どうかしたの?」

シロナ「いや、アタシもなんか隣の部屋から見られてる気がするんだよね」

レッド「じゃあ行ってみるか」


右から2番目の部屋

レッド「……」ジー

シロナ「……」ジー

レッド「……あれだよね?」

シロナ「うん。あの絵の赤い目みたいなの」

レッド「もうちょい近くでみるか」

シロナ「やめとかない」

レッド「あ、赤い目みたいなのが消えた」

シロナ「嘘!?」

レッド「……なんかあると思ったらそれだけか」

シロナ「……それだけって十分怖いんだけど」

レッド「抱っこしてるから大丈夫でしょ」

シロナ「……ん!?ちょっとレッド君!!」

レッド「なんですか?……こいつは…」

シロナ「決めた早く帰りなさい」

レッド「まあそうだね。帰ろっか」

888 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:09:17.71 3Qaj0a/Ko 637/808

ハクタイの森・22時30分

レッド「……下りないの」

シロナ「……もうちょっと…このまま……」ギュッ

レッド「誰かに見られませんか?」

シロナ「この時間なら誰もいない」

ナタネ「こんばんは」

シロナ「うぇっ!!?」

レッド「ああ、そこのジムリーダーさん……ナタネさんだっけ?どうも」

ナタネ「わあ!名前覚えててくれたんですか!嬉しいです!!レッドさんで良いのかな?」

レッド「構いませんよ。あっ、お昼はありがとうございました。美味しかったです」

ナタネ「良かった。でもシロナさんも頑張ってくれたんですよ」

シロナ「なんで来るのよ……」

ナタネ「ここ気になるから見に来たら……ここはデートスポットですか」

シロナ「とっ、とりあえず下ろして!!」ジタバタ

レッド「はい」スッ

ナタネ「おーお熱い事」

シロナ「ちょっと来なさい!レッド君は先に戻ってて!!」グイ

レッド「えー」

シロナ「良いから!」

レッド「…わかったよ」

889 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:09:49.17 3Qaj0a/Ko 638/808

ハクタイシティ

ナタネ「随分あたしのイメージの中のシロナさんと違いました」

シロナ「死にたい?」

ナタネ「いやいや、だから言いませんって……あの洋館で式でも挙げてたんですか?」

シロナ「……ミロカロス、冷凍ビーム」

ナタネ「ちょっと落ち着いてください」

シロナ「絶対誰のも言っちゃだめよ!!」

ナタネ「はいはい……もうちょっと…このまま……くっくっく」

シロナ「……生命保険は入っているかしら?」

ナタネ「ごめんなさい。調子乗りました」

シロナ「大体からかっている割にはナタネちゃんこそどうなのよ?」

ナタネ「あたしは草ポケモンが全てです!シロナさんみたいに男に走りま……ごめんなさい。ていうか、あたしにあの彼氏さんください」

シロナ「いーやーだ」

ナタネ「ちぇっ」

シロナ「いや、だってナタネちゃんなら余裕でしょ」

ナタネ「はぁ……何言ってるんですか?そんなシロナさんの彼氏さんみたいに良い人なんてそうそういませんよ。大体どこで知り合ったんです?」

シロナ「えっと……さn………何さりげなく情報聞き出してるのよ」

ナタネ「やっぱりばれましたか」

890 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:10:25.16 3Qaj0a/Ko 639/808

シロナ「とにかく黙ってなさい」

ナタネ「仕方がないですね」

シロナ「嫌ならここで凍っても良いのよ」

ナタネ「はい。黙ります」

シロナ「あと、インターネットとか使って言わないでよ」

ナタネ「あーはいはい。言いませんよ」

シロナ「……本当よね?」

ナタネ「そりゃここのチャンピオンシロナさんに誓って言いませんって」

シロナ「よろしい。じゃあもう帰るから」

ナタネ「あれ?もうお帰りですか?もうちょっとおしゃべりしていきましょうよ」

シロナ「待ってるし……そうそう昼はあのまま行っちゃったけど良かったの?」

ナタネ「勇者としてあたしの家に不法侵入して何か欲しいものありました?」

シロナ「ない」

ナタネ「だから入られても大丈夫ってことです」

891 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:11:07.96 3Qaj0a/Ko 640/808

シロナ「そう。で、あのレシピは何?」

ナタネ「何ってあたし特製のレシピですよ」

シロナ「あれが特製?」

ナタネ「そうです!だからちゃんとシロナさんオリジナルが出来たでしょ?……おっ!その指の怪我からして愛情のあるサンドウィッチになった気がしますね」

シロナ「この怪我で途中からレッド君が作ってくれた」

ナタネ「oh…」

シロナ「それじゃあね」

ナタネ「……あ、はい…………なんか物足りない会話だったなぁ」


シロナの家

シロナ「ただいまー」

レッド「ん。おかえり」

シロナ「何してるの?」

レッド「寛いでるの」

シロナ「寝ればいいじゃない」

レッド「先に寝てたら失礼でしょ」

シロナ「レッド君なら良いよ。寝顔見れるし」

892 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:12:41.82 3Qaj0a/Ko 641/808

レッド「それは勘弁……あ、レンジ洗っておいたよ。疲れた」

シロナ「……」パカッ

シロナ「ほんとだありがとね」

レッド「いやいや。とりあえず、お風呂でも沸かしておいたから入ってきたら?」

シロナ「気が利くじゃない。一緒に入る?」

レッド「……いっ、いや、遠慮しとく!!もう入ったし」

シロナ「冗談よ」

レッド「…………俺を弄ぶか」

シロナ「ここの主ですから……」


風呂

シロナ「……」ゴクリ

シロナ(レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後レッド君の入った後)

シロナ「………ちょ、ちょっとだけ飲んでみたい」

シロナ「……でもそれやったら人として終わる気がする」

シロナ「……ちょっと白湯が飲みたい気分だし…いやならそこからお湯出して飲めばいいわけだし……」

シロナ「でもやっぱり飲みたい!!」

シロナ「……ん?」

シロナ「今思ったけど……レッド君から貰えばいいんじゃないかしら?」

シロナ「…………何考えてるんだアタシ」

シロナ「上がろう」

893 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:14:08.35 3Qaj0a/Ko 642/808

寝床

レッド「…………」ジー

シロナ「……何よう?」

レッド「…シロシロの寝間着姿初めて見た……」

シロシロ「別に家なんだし良いじゃない」

レッド「……そっか」

シロナ「もう眠いから寝るわ。お休み」

レッド「お休み」

シロナ「……」

レッド「………ZZ」

シロナ「……」モゾモゾ

レッド「……ん?」

シロナ「レッド君と一緒に寝る」ダキッ

レッド「……は?」

シロナ「……あの洋館の後じゃ怖い」ギュゥ

レッド「…………マジ?」

シロナ「……すぅー…すぅー」

894 : ◆NxEuUULS7s - 2011/09/01 21:14:40.05 3Qaj0a/Ko 643/808

レッド「なんてことだ……危険じゃないか!?俺の理性が」

レッド「どうするよ?まさか寝間着で抱き着かれるとは思ってなかった。しかもいいシャンプーの匂いするしよお」

シロナ「……うるさい」

レッド「あっ、ごめんなさい」

シロナ「………ん。よろしぃ…」

レッド「……」

レッド(どうするよ?)

レッド(幸い背中に抱き着いててくれて良かった。正面なら理性が吹っ飛んでたし……いや、今でも十分に危ないけどね)

レッド(……シロシロと一緒は本当にどうする?)

シロシロ「……ん~ZZZ」ギュゥ

レッド(……シロにゃん結構デカいってそんな風に俺の可愛いシロにゃんを見てはいけない………仕方がない。俺の知り合いの耐え方。メリープでも数えるか……)

レッド(俺の理性が凄いのか俺はヘタレなのか……どっちでもいいや)

シロにゃん(……このヘタレ!)

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