1 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 00:41:02.80 ZU4iDmB10 1/130アイドルマスターシンデレラガールズのSSです
元スレ
モバP「いらない私物が大量に・・・」ちひろ(にやり)
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1369410062/
モバP「ちひろさん、相談があるんですけど、いいですか」
ちひろ「はい、どうしました?」
モバP「今度、引越しするじゃないですか」
ちひろ「たしか、事務所近くのアパートでしたよね」
モバP「えぇ、今度のプロデュースのことも考えると、そっちがいいかなって」
ちひろ「そうですね、あの安アパートはいろいろ問題ありましたしね」
モバP「で、私物の整理をしていたら、いろいろいらない物が出てきてしまって」
モバP「事務員のちひろさんなら、そういうものを処分してくれる業者を知ってるんじゃないかって・・・」
ちひろ「あぁ、それは大変ですね」
モバP「どうですかね?」
ちひろ「えぇ、いつくか知ってますよ」
モバP「それはよかった。なにせ今、フェスタの準備とかで金欠で・・・」
モバP「意外とゴミに出すにしても馬鹿にならないんですよね。かさばるものも多いので」
ちひろ「・・・もしよかったら、費用は経費で出しましょうか?」
モバP「え、でもいいんですか?すごくありがたいですけど」
ちひろ「何とかなると思いますよ」
ちひろ「ただ、業者との打ち合わせは、私の方でやることになりますけど」
モバP「あ、ありがとうございます!」
ちひろ「・・・最終的には黒字になりますしね(ボソッ」
モバP「ん、今何か?」
ちひろ「なんでもありません」(にっこり)
ちひろ(ふふふ、プロデューサーさんの私物がゴミ? なにを馬鹿な!)
ちひろ(アイドルのみんなにとって見れば、それはそう)
ちひろ(まさに、ひとつなぎの財宝! 宝の山!)
ちひろ(これを使って一儲けすれば・・・)
ちひろ(ぐへへ・・・)
???「・・・・・・」
――そして数日後・・・
凛「ただいま」
加蓮「・・・ん、あれ?事務所に誰もいない?」
奈緒「Pさんがいないのはともかく、ちひろさんまで」
凛「・・・ねえねえ、二人とも、ホワイトボード見て」
加蓮「あれ、Pさん、休暇になってる」
奈緒「えっと、明後日までかこれ」
加蓮「あー、そういえばドタバタしてたね。引越しだっけ?」
凛「違う、そっちじゃない」
奈緒「そっちじゃない、って・・・」
凛「もっと下。ちひろさんの字で」
奈緒「なになに・・・?」
『プロデューサーの私物売ります!』
『おひとり様一点まで!』
『期間限定!品物は早いもの勝ち!』
『詳細は会場の会議室にて!』
加蓮「ねぇ、これって・・・」
奈緒「どういうことなんだ」
凛「・・・よし、財布の中身は大丈夫」
凛「いくよ二人共」
加蓮「行くって」
奈緒「どこに?」
凛「もちろん、ちひろさんのところだよ」
――会議室
ちひろ「あ、凛ちゃんに、加蓮ちゃん、奈緒ちゃん。いらっしゃいませ」
凛「ちひろさん、見たよ、ホワイトボード」
ちひろ「あら、それなら話は早いですね」
ちひろ「ここには、プロデューサーさんの私物が置いてありますよ」
ちひろ「値段はそれぞれ違って、値札で張ってあります」
ちひろ「あと、大きいものなんかは、見本の写真ですね」
凛「・・・そう」
ちひろ「あ、ただ1人1つ限定なのでしっかり選んでくださいね」
凛「・・・わかった」
奈緒「いろんなものがあるなぁ・・・」
加蓮「なんていうか、生活感溢れるラインナップ」
奈緒「マグカップとか、茶碗とか」
加蓮「生活小物がいっぱい・・・。フリマみたいな感じ?」
奈緒「下着、みたいなのはさすがにないか・・・」
加蓮「あれあれ?奈緒はそーいうのに興味があるのかなぁ?」
奈緒「ば、ばっか、確認しただけだよ!」
加蓮「ふふ、でも驚きだね。こんなにものがあるなんて」
奈緒「・・・まぁでも一番驚いたのは」
凛「タオル・・・?いやダメ、もっといいものが」
凛「これはプロデューサーの服?」クンクン
凛「だめ、洗濯済み。足りない、もっと他に・・・」
凛「残っているうちにいいものを・・・」
加蓮「さっきから目の色変えて物色している凛、かな?」
奈緒「・・・だな」
加蓮(なんか凛の見ちゃいけないものまで見たきがするけど) (チラッ
奈緒(そうだな、あたしたちはなにも見てないことにしよう) (メトメガアウー
ちひろ(ふふふ、予想以上の食付きね!)
ちひろ(個数制限すれば、より高額なものを買いたくなるのは人の必然ッ!)
加蓮「ねぇ、せっかくだし私たちも見てかない?」
奈緒「そうだな、凛もしばらくかかりそうだし」
加蓮「そうそう、せっかくだからなんか買っていけば」
奈緒「にしても、なんか欲しいものか・・・」
加蓮「現品限りだし、いいのがあればいいんだけどね」
ちひろ(そして幅広いものを用意すれば、欲しいという欲は高まる!)
ちひろ(しかも、現物限り!だからこそ、手に入れたいと人は思うッ!!)
ちひろ(ふははは、勝ったぞ!)
奈緒「お、これ良さそうじゃん」
加蓮「えっと、写真立て?」
奈緒「・・・そうだな、よし」
奈緒「ちひろさん、これください」
ちひろ「ご購入ありがとうございます」ニッコリ
加蓮「奈緒~?そんなんでいいの~?」
奈緒「な、べ、別にあたしの勝手だろ?」
加蓮「赤くなっちゃって」
※値段はみなさんのご想像におまかせします
加蓮「・・・あ、これは確か」
加蓮「うん、やっぱり。ちひろさん、これください」
ちひろ「はい、ご購入ありがとうございます」 ニッコリ
奈緒「なんでそんなもの買うんだ」
加蓮「いいでしょ、私の勝手だし」
奈緒「いやでも、それって果物ナイフ・・・。しかも長いし」
加蓮「ふふふ・・・、大丈夫よ、痛くないから」
加蓮「こう、スーッって首筋に」
奈緒「ちょ、ストーップ!目が、目が洒落になってないから!」
加蓮「冗談よ、冗談」
奈緒「・・・ふー、ちょっとびっくりした」
加蓮「それに、これ、そんなことに使うわけないじゃん」
奈緒「さて、凛ー?決まった?」
加蓮「そうそう、トレーナーさんと打ち合わせをしないと」
凛「・・・まだ。先に行ってて」
奈緒「・・・ほどほどにな」
加蓮「じゃ、先に始めてるね」
凛「うん、よろしく」
凛「・・・これは」
凛「ちひろさん、この写真に映ってるものなんだけど、現物って」
ちひろ「はい、倉庫にありますよ」
凛「かg・・・、じゃなくて見せて」
ちひろ「い、いいですけど・・・(すごい剣幕)」
凛「今すぐに!はやく!」
ちひろ「は、はいただいま!!」
ちひろ「・・・ふぅ、凛ちゃんのあの目、あれは本気の目でした」
ちひろ「敵に回したらダメ、素直にしたがえと、私の本能が告げていました」
ちひろ「本能的に長寿タイプですし、私」
ちひろ「でも、みんな意外なものを欲しがってましたね」
ちひろ「それぞれ、どうやって使うんでしょうかね・・・?」
――奈緒の場合
奈緒が購入したもの:写真立て
奈緒「さて、と・・・。買ってきた写真たてを出して」
奈緒「っと、置く場所はここでいいかな」
奈緒「うん、ちょうど見える位置だし」
奈緒「さて、あとは・・・」
奈緒「この写真立てに、入れる写真だけ、かな」
奈緒「約束したもんな、あのステージで」
(Pさん、アンタを・・・、あなたをトッププロデューサーに・・・!)
奈緒「だから、あたしがトップアイドルになって」
奈緒「Pさんがトッププロデューサーになって」
奈緒「そしたら、二人の記念の写真を、ここに飾ろう」
奈緒「よしっ、まずはレッスン頑張りますか!」
奈緒「っと、その前に録りためしたアニメを見返して・・・」
――加蓮の場合
加蓮が購入したもの:果物ナイフ
加蓮「やっぱりこの果物ナイフ、裏にはK.H.のイニシャルが書いてある」
加蓮「私が風邪で入院した時に、Pさんがお見舞いの果物と買ってきたナイフだよね」
加蓮「まったく、モノにはホント無頓着なんだから」
加蓮「まぁ、でも」
加蓮「このナイフが用なしになったのは、いいことだよね」
――回想中・・・
モバP(いつっ、指切った)
加蓮(Pさん!だ、大丈夫!?)
モバP(あぁ、唾つけとけばいいさ。新品だし、切れ味はいいな、コイツ)
加蓮(もう、果物切るなんて、慣れないことするから・・・)
モバP(・・・でもな、俺だって加蓮に何かしたいんだ)
モバP(今日の入院だって、俺のプロデュースにも原因が)
加蓮(別に気にしなくていいて、ただの風邪なんだし)
加蓮(それに、私のせいでPさんに辛い思いをさせたくないよ)
加蓮(私、頑張るよ。もう倒れたりしない)
加蓮(みんなに迷惑をかけないようにする)
加蓮(まずは、身体を強くしないとね)
モバP(・・・そっか、じゃあ、俺がこうやって指を切ることもないわけだ)
加蓮(そうだね、もうそんなナイフなんて必要ないものにするよ)
モバP(はは、いい意気込みだ)
モバP(じゃあ、その決意もこめて、加蓮のイニシャル、コレに書いておこうか)
――回想終了
加蓮「あれ以来、私は入院してないし、病気で何日も続けて休むってこともない」
加蓮「だからこのナイフの出番もないし、Pさんにはもう必要なくなったんだね」
加蓮「・・・でも、まだ私には必要だよ」
加蓮「まだ、私は頑張れる、強くなれる」
加蓮「そして、凛と、奈緒と、Pさんとトップになる」
加蓮「だから、それまでのお守りとして」
加蓮「私がこのナイフを持ってるよ」
――凛の場合
凛母「凛ー、荷物届いたわよ」
凛「あ、今とりにいく」
凛母「それにしても、どうしたのコレ」
凛「・・・ん、女子寮で使わなくなったんだって」
凛「私のもう古いから、貰ってきた」
凛母「もう、言ってくれれば新しいのを買ったのに」
凛「いや、こっちがいい。買うにしても安いものじゃないし」
凛(もちろんプロデューサーのだからが一番の理由だけど)
凛母「そう?」
凛「ふぅ・・・、ちょっと心配した」
凛「見られたときは、もっといろいろ言われるかと思ったけど」
凛「思ったよりも大丈夫だった」
凛「これで、私の部屋にコレがあっても問題ない、よね」
凛「さてと、じゃあ・・・」
バサァ
凛「ん~~♪プロデューサーの使用済み毛布だー」 ギュー
凛が購入したもの:毛布
凛「えへへ~、プロデューサーの匂いがする・・・」
凛「服とか、タオルとか・・・」
凛「他にもいろいろあったけど、これが一番いい匂い・・・」
凛「んー、あったかい・・・」
凛「プロデューサーと一緒にいるみたいで安心する」
凛「最初の頃と違って、今はアイドルのみんなが増えて」
凛「その分、プロデューサーと一緒にいられる時間が減ったし」
凛「最近、あんまりプロデューサーと一緒にいられないけど」
凛「ん~♪」 ギュー
凛「よし、補充完了」
凛「これなら、私、もっと頑張れる」
凛「・・・だから待っててね、プロデューサー」
凛奈緒加蓮編、完
幸子「ただいまもどりました!」
幸子「カワイイボクが帰ってきましたよ、プロデューサーさん!」
幸子「・・・って、あれ?誰もいない」
幸子「ホワイトボード・・・、あぁ、なんだ明後日までお休みですか」
幸子「まったく、ボクに休みだってことを伝えないなんて、ダメプロデューサーさんですね」
幸子「ん、下にまだなにか書いてある」
幸子「なになに『プロデューサーさんの私物売ります』・・・?」
――会議室
ちひろ「あ、幸子ちゃん。いらっしゃい」
幸子「あ、ちひろさん。これがプロデューサーさんの私物ですか」
ちひろ「えぇ、ここにそろった現品限り!」
ちひろ「さぁさぁ、早いもの勝ちですよ!」
幸子「へぇ、いろいろあるんですね」
ちひろ(ノートの清書が趣味の幸子ちゃん)
ちひろ(やっぱり文房具、かしら?)
幸子「シャープペンシルですか」
幸子「あ、でもこれそんなに高くないやつですね」
幸子「うーん、できれば日用品が欲しいんですけど」
幸子「・・・あ、これがいいですね」
幸子「ちひろさん、これください」
ちひろ「あれ、それでいいんですか。ちょっと意外ですけど」
ちひろ「はい、お買い上げありがとうございます!」
幸子「ふふん、カワイイボクにはこういうものじゃないと釣合いませんからね!」
ちひろ「幸子ちゃんが買っていったのは、ちょっと意外でしたね」
ちひろ「物自体は、上等なものですけど」
ちひろ「まぁ、目的があったんでしょう」
ちひろ「それにしても、案外売れますね」
ちひろ「これは、予想以上の成果に・・・?」
――幸子の場合
幸子「さて、ちひろさんから買ったコレ」
幸子「中に入れるもの、探さないと・・・」
幸子「それにしても、プロデューサーも意地悪ですよね」
幸子「”幸子にはまだ早い”、って」
幸子「まったく、カワイイボクなら、どんなことでもやれるんですけどね」
幸子「うーん、これは案外小さいんですね」
幸子「っと、本棚にちょうどいいのが」
幸子「うん、入りました」
幸子「へぇ、ブックカバーって付けるとこんな感じになるんですね」
幸子が購入したもの:ブックカバー(文庫サイズ)
幸子「よし、今後はしっかり本も読んでいきましょうか」
幸子「難しい本をいっぱい読んで、プロデューサーさんを見返しましょう」
モバP(あぁ、幸子も本に興味があるのか?)
モバP(んー、だけどな、これ難しいから、ちょっと早いかな)
モバP(そうだな、あと3年くらいして読んだら、内容もわかるんじゃないか)
幸子「まずは、プロデューサーさんを見返さないと!」
幸子「それに本にはいろんな人がでてきますしね」
幸子「もっと大人な登場人物の出てくる本を読めば」
幸子「ボクももっとカワイくなるはずです」
幸子「でもまぁ」
幸子「ボクが一番カワイイのは揺るぎない事実ですがね!」 ドヤァ
カワイイ幸子編<完>
莉嘉「たっだいま~☆」
美嘉「ただいま~★ って、あれ、プロデューサーいないの?」
莉嘉「みたいだねー、ホワイトボードにPくん明後日までお休みだって」
美嘉「そっか、ざーんねん」
莉嘉「あ、でもなんかちひろさんがやってるみたい」
美嘉「えっと、なになに『プロデューサーの私物売ります』?これって」
莉嘉「あ、楽しそー!ねえねえ、お姉ちゃん、行ってみよ!」
美嘉「う、うん・・・」
――会議室
ちひろ「美嘉ちゃん、莉嘉ちゃん、いらっしゃい」
莉嘉「お、すっごーい☆Pくんのものがいっぱいだ」
美嘉「こ、これが全部、プロデューサーの私物?」
ちひろ「そうですよ。さあさあ早い者勝ち!」
莉嘉「あ、じゃあアタシはこれにする」
美嘉「は、早っ」
ちひろ「お買い上げありがとうございます」
莉嘉「ねぇねぇ、お姉ちゃんはどうするの」
美嘉「そうだね、どうしよっかー、あー悩むなぁ」
莉嘉「じゃあじゃあ、おそろで莉嘉とおんなじこれは?」
美嘉「ダメ、1つしか買えないんだから」
莉嘉「そっか・・・」
10分後
莉嘉「ねえ、お姉ちゃんまだー?アタシ待つの飽きた」
美嘉「待ってて、やっと5つくらいに絞れたんだから」
莉嘉「・・・え、まだそんなにあるの?」
ちひろ「ニコニコ」
美嘉「あれでもない、これでもない」
美嘉「あー、どっちにするか・・・」
莉嘉「うーん、じゃあ外で待ってる」
美嘉「いやでも、こっちも捨てがたいし」
莉嘉(買い物のとき、こうなったらお姉ちゃんすごく時間かかるし)
さらに10分後
美嘉「ちひろさん、ちなみに複数購入は?」
ちひろ「ダメですね、他のアイドルたちも買ってますし」
美嘉「エナドリを10本」
ちひろ「くっ、買収はダメですよ」
美嘉「じゃあエナ茶を10本」
ちひろ「ぐぬぬ・・・、だ、ダメです」
美嘉「そっか」
美嘉「じゃあ、この3つから選ぶしかない、か」
さらにさらに10分後
美嘉「・・・よし、こっちにしよう、っと」
美嘉「ちひろさん、これください★」
ちひろ「あ、購入ありがとうございます」
美嘉「よし、ゲットー!」
美嘉「さっそく帰って、っと」
ちひろ「それにしても、美嘉ちゃんのエナ茶はもったいなかったかなぁ」
ちひろ「で、でも凛ちゃんにバレたらあとが大変だし・・・」
ちひろ「莉嘉ちゃんは、予想通りでしたね」
ちひろ「美嘉ちゃんも、そうですね、迷ってましたけど予想通りでした」
ちひろ「何に使うかは、わからないですけど・・・」
莉嘉の場合
莉嘉「ふっふふーん☆」
莉嘉「アタシの携帯につけて、っと」
莉嘉「じゃっじゃじゃーん、Pくんのストラップ~」
莉嘉が購入したもの:携帯ストラップ
莉嘉「ちょうど欲しかったんだよねー」
莉嘉「Pくんのだし、大切にしようっと」
莉嘉「それにしても、お姉ちゃんとおそろのストラップだとよかったのになぁ」
莉嘉「もう1個、似たのがあったのに・・・」
莉嘉「そういえば、あのあと結局なに買ったんだろ?」
莉嘉「満足そうな笑顔で帰ってきてたけど」
莉嘉「聞いても、答えてくれないし」
美嘉「ふっふっふ・・・」
美嘉「買っちゃった・・・」
美嘉「他にもいろいろあったけど」
美嘉「ぷ、プロデューサーさんの・・・」
美嘉「Yシャツ・・・///」
美嘉が購入したもの:Yシャツ
美嘉「あのイギリスツアーの時が忘れられないんだよね」
美嘉「ライブが終わったあと、ちょっと寒くて」
美嘉「そしたらプロデューサーさんがコート貸してくれて」
美嘉「それが暖かかったんだよね」
美嘉「ホントはそのときのコートがあればよかったんだけど・・・」
美嘉「さすがに、ちひろさんのところに置いてはなかったなぁ」
美嘉「まぁ、ないものねだりをしてもしょうがないし」
美嘉「さてと、それじゃあ、さっそく、着てみることに」
美嘉「うん、なんかドキドキするね・・・」
美嘉「なんていうか、プロデューサーさんに抱きしめられる、カンジ?」
美嘉「・・・うー、なんか顔が熱く」
美嘉「あー、もうなんでこれくらいでこうなっちゃうかなぁ」
美嘉「こ、これじゃあプロデューサーさんと一緒になんて・・・」
莉嘉(お姉ちゃんの部屋を覗いたら)
莉嘉(なんかYシャツ着て顔を真っ赤にしてる)
莉嘉(どうしよう、話しかけづらい・・・)
美嘉「えへへ~、プロデューサー★」
美嘉莉嘉編、完
――そしてそれから・・・
ちひろ「ふぅ、だいたい売れましたね」
ちひろ「それにしても、事務所にきたみんな、買っていきましたね」
ちひろ「本当に、プロデューサーさん、みんなから信頼されているんですねぇ」 ホロリ
???「だめですよぉ、ちひろさん。そういうセリフはそんな笑顔でいっちゃぁ?」
ちひろ「あ、顔に出てました?いやぁ、しっかり稼がせてもらtt・・・」
ちひろ「げぇ、ま、まゆちゃん!?」
まゆ「げぇ、はないんじゃないんですか?」
ちひろ「そ、そうね、ごめんなさい」
ちひろ(ま、まずいまゆちゃんがいないタイミングを狙ったのに・・・)
ちひろ(まさか帰ってくるとは想定していなかった・・・)
ちひろ(なぜ・・・、いやいまかんがえるべきはそこじゃない!)
ちひろ(凛ちゃん美嘉ちゃんたちとはプロデューサーさんへの愛情のベクトルが違う)
ちひろ(だからこそ、一番危ない存在・・・)
まゆ「安心してください、まゆはなにもこれを悪いなんていいませんよぉ?」
ちひろ「え、それって・・・」
まゆ「Pさんの私物、捨てるくらいならみんなに渡してもいいと思いますよ」
まゆ「みんな、Pさんのこと大切に思ってるんですからぁ」 ニッコリ
ちひろ(意外ッ!1番の難敵から、まさかのお墨付き!)
ちひろ(これは勝った、第三部完!)
まゆ「 た だ ・ ・ ・ 」
まゆ「それを私腹を肥やすのにつかうのだけは・・・」
まゆ「ダメ、じゃないですかねぇ・・・」 ゴゴゴゴゴ
ちひろ「そ、そんなことないですよぉ」
ちひろ「も、もちろんプロデューサーさんに還元しますよ」
まゆ「全額?」
ちひろ「ぜ、全額、もちろんですよ!」
ちひろ(全部エナドリですけどね)
まゆ「まぁ、全部エナドリとか考えているんでしょうけど・・・」
ちひろ(ば、バレてるー!)
まゆ「一応言質はとりましたし」
まゆ「これくらいでいいですかねぇ」
まゆ「二人共、録音は?」
仁奈「ばっちりでやがりますよ、まゆおねーさん」
ありす「えぇ、問題ありません」
まゆ「プロデューサーさんは最近お疲れですし」
まゆ「ゆっくりドリンクでも飲んで、元気をつけてもらいませんと、ね」
ちひろ「そ、そうですね」
まゆ「じゃあ、そういうことなので・・・」
まゆ「くれぐれも、よろしくお願いしますね?」
ちひろ「は、はぁい・・・」
ちひろ「うぅ、せっかくの儲けが・・・」
ちひろ「まぁ、多少は水増ししても問題は」
まゆ『そうそうちひろさん』
まゆ『プロデューサーさんの私物の中に盗聴器と』
まゆ『ついでに音声発生器をつけたものをしこんであるので』
まゆ『ごまかしは、いけませんよぉ・・・?』
ちひろ(ぬ、ぬいぐるみのなかからまゆちゃんの声が・・・)
ちひろ(あ、だめだ、これ積んだわね・・・ ヨヨヨヨ・・・)
まゆ「ふふ、ここであのぬいぐるみが役に立つなんて」
ありす「でもまゆさん、良かったんですか?」
仁奈「そうでやがります」
まゆ「ふふ、細かいことをいってもしょうがないときもあるんですよぉ」
仁奈「でも、ゆだんしてたらあしもとをすくわれるですよ?」
ありす「そうです、いろんなひとがプロデューサーを狙って・・・」
まゆ「油断?違いますよぉ」
ありす「えっと、じゃあ、なんです?」
まゆ「これは、余裕というものですよぉ」
まゆ(正妻の、ね・・・)
まゆが解決編 完
85 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 01:06:39.78 ZU4iDmB10 60/130くぅ(以下略
安価は>>88で
88 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 01:07:20.97 3GqCMp/+0 61/130さすがまゆ…
安価は森久保で
90 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 01:08:10.61 ZU4iDmB10 62/130森久保ぉ!
了解です
乃々「お、おはようございまーす」
乃々「・・・えっと、プロデューサーさんは?」
乃々「あれ、お休み?」
乃々「じゃ、じゃあ今日はお仕事しなくても・・・」
乃々「・・・えっと、その下に」
乃々「プロデューサーさんの私物売ります?」
――会議室
ちひろ「あ、乃々ちゃん、いらっしゃい!」
乃々「あ、あのちひろさん・・・」
乃々「ぷ、プロデューサーさんの私物、買いたいんですけど・・・」
ちひろ「えぇ、どうぞどうぞ」
乃々「・・・結構あって迷うんですけど、どうしよう」
ちひろ(さて、引っ込み思案、いや隙あらば逃げようとする乃々ちゃん)
ちひろ(来週には単独ライブを控えている彼女が!)
ちひろ(いったいなにを見つけるというのか・・・!)
乃々「・・・うーん」
乃々「そういえば、前、プロデューサーさんから言われてたっけ」
乃々「えっと、じゃあ、これにします」
ちひろ「はい、ありがとうございます!」
ちひろ「うーん、ありきたりなものの気がするんですけど・・・」
ちひろ「どこの家にもあるものですし」
ちひろ「まぁ、でも乃々ちゃんには必要なんでしょう」
ちひろ「練習に、つかうのかな・・・?」
乃々「・・・ジーッ」
乃々「ニコッ」
乃々「・・・・・・ジーッ」
乃々「・・・やっぱり、鏡を見ながらでも」
乃々「笑顔の練習って、むーりぃ・・・」
乃々が買ったもの:卓上サイズの鏡
モバP(乃々は笑顔がいいんだから、もっと笑うようにな!)
乃々(笑顔とか、しらない人たちの前でなんて、むーりぃ・・・)
モバP(いいじゃないか、減るものじゃないし)
乃々(恥ずかしいんですけど・・・ 口からなんかもう出ますけど・・・)
モバP(こらこら、目をそらすな目を)
乃々(目を合わしたら、帰ってもいいですか?)
モバP(ダメだ)
乃々(じゃあ、むーりぃ・・・///)
乃々「プロデューサーさんと目が合わせられないのは」
乃々「ただ単に、恥ずかしいからなんですけど・・・」
乃々「でも、やっぱり、まだ目を見て話すのは」
乃々「ちょっと、むーりぃ・・・」
乃々「でも、プロデューサーさんとしっかり目を合わせられるようになったら」
乃々「そしたら・・・」
乃々「・・・///」
森久保編 完
次安価>>105
105 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 01:22:53.97 /JPMH7850 70/130小日向
美穂「ただいま、帰りました」
美穂「ってあれ、みんないませんね」
美穂「あれ、プロデューサーさんお休みなんですか」
美穂「残念、レッスン見て欲しかったのに」
美穂「・・・うん?えっと”プロデューサーの私物売ります?”」
――会議室
ちひろ「美穂ちゃん、いらっしゃい」
美穂「あ、あの!ここでプロデューサーの、し、しぶ、しつぶがかえるってきいて!」
ちひろ「私物ね、美穂ちゃん。別に緊張しなくても」
美穂「あ、そ、そうですよね。ただの買い物ですもんね」
ちひろ(プロデューサーくんでもめた美穂ちゃん)
ちひろ(ここはやっぱり手堅くぬいぐるみ、でしょうか?)
美穂「あ、かわいらしいぬいぐるみも」
美穂「・・・へぇ、プロデューサーさんって女の子のフィギュアとかも集めてるんですね」
美穂「あ、赤くてゴツゴツしてる感じの。角?カブトムシっぽい」
ちひろ「あぁ、それですか」
ちひろ「モバPさん曰く『実装が遅すぎだK○NMAIめ、でもランちゃんかわいいから許す』とか言ってましたね・・・」
美穂「あ、なんか近親感を感じます」
伝わらないであろう中の人ネタサーセン
美穂「でもぬいぐるみかぁ。プロデューサーくんがいるし・・・」
美穂「そ、それにせっかくだから、もっと」
美穂「あ、これがいいです!」
ちひろ「え、これでいいんです?」
美穂「は、はいっ。ちょうどいい大きさなので」
ちひろ「美穂ちゃんがほしいなら。はい、ありがとうございました」
ちひろ「あれって、安いものですよね・・・」
ちひろ「もうおもちゃレベルの」
ちひろ「でも、やっぱり女の子には意味があるもの、なんですもんね」
モバP(まったく、美穂はホントにあがり症だな)
美穂(す、すいません!で、でも、ホントにこれはな、直そうとしてるんですけど)
美穂(やっぱり大舞台に立つと、頭が真っ白になっちゃって、足も震えて・・・)
モバP(そっか)
モバP(じゃあ、おまじないを教えてやろう)
美穂(おまじない、ですか?)
美穂(でも、モバPさんって緊張とは別のところにいる気が)
モバP(なんだよ、俺だって心臓バクバクだぞ?)
モバP(そんなときはな、手の中に誰かからの贈り物を持って)
モバP(そしてその人の顔を思い浮かべて深呼吸して)
モバP(がんばれー、がんばれー、って自分に言い聞かせるんだ)
美穂「あのライブの時は、なにもなかったけど・・・」
美穂「でも、ちょうどいいものがみつかったから」
美穂「今度から、この指輪をもって、緊張をほぐしてみます」
美穂「プロデューサー、みていてくださいね」
美穂「私、頑張ります!」
美穂が購入したもの:(おもちゃの)指輪
美穂「さ、さっそく試してみましょう」
美穂「贈り物を手の中に握って」
美穂「がんばれー、がんばれー」
美穂「・・・・・・」
美穂「これって、プロデューサーが私を応援してくれてるってこと、かな?」
美穂「あ、あれ、なんだか顔が熱く?」
美穂「あ、なんだか、むしろ緊張してきた?」
美穂「う~、この方法、逆効果ですよ、プロデューサー・・・///」
小日向美穂編 完
次>>131
131 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 01:49:34.02 cFFadmMB0 80/130今井加奈ちゃん
加奈「プロデューサー、レッスンにきましたよ!」
加奈「・・・あれ?誰もいない?」
加奈「あー、そうか、お休みですか」 (シュン
加奈「しょうがないから、個人レッスンすることn・・・」
加奈「えっ、プロデューサーの、私物販売!?」
ちひろ「いらっしゃいませー、加奈ちゃん」
加奈「えっと、ここでプロデューサーの私物を?」
ちひろ「はい、そうですよ」
ちひろ「・・・で、なんでメモを」
加奈「いえ、ここでプロデューサーの嗜好をメモしておこうと思って!」
加奈「誕生日プレゼントとか、なにかに使えるかと思うので」
加奈「もしかして、まずかったです?」
ちひろ「大丈夫ですよ、じゃんじゃんメモしてください」
ちひろ(あとでそれもらって、今後役立てよう、そうしよう)
加奈「・・・ふぅん、服の柄はこんな感じなんだ」 メモメモ
加奈「意外と、女の子っぽい趣味も?いや、貰い物かも」
加奈「ついでに、服のサイズなんかも・・・」
加奈「あとは、私物の色は、緑が多いですね」
ちひろ(メモをとっているのは加奈ちゃんらしいんですが・・・)
ちひろ(一向に買う気配がない・・・)
ちひろ(それじゃあだめよ、加奈ちゃん!懐が潤わないのよ!)
加奈「メモは、こんな感じですね」
ちひろ「えっと、加奈ちゃんは何を?」
加奈「あ、買うものはもう決めてあるんです。これを」
ちひろ「あー、こういうのもあったんですね」
ちひろ「どうしましょう、2つそろってないと意味ないですし」
加奈「えっと、だめですか?」
ちひろ「うん、まぁいいでしょう。特別に2つで1組販売です」
加奈「やったー!」
ちひろ「でも、加奈ちゃんはどうしてあんなものを・・・?」
ちひろ「あれは、期間限定の」
ちひろ「・・・あ、そっか、そういえば加奈ちゃんのプロフィールって」
ちひろ「なら、当然かぁ」
加奈「♪お代理さーまとおひなさま」
加奈「♪ふーたりならんで すましがおー」
加奈「えへっ、小さいけどかっちゃいました雛人形」
加奈の購入したもの:ミニ雛人形2体
加奈「私の誕生日、忙しくて祝えませんでしたし」
加奈「これくらいは、いいですよね?」
加奈「本当は、ひな祭りのお仕事とかしてみたかったんですけどね」
加奈「まだまだ、実力がたりないんですね」
加奈「で、でもでも! もっと頑張って、もっと大人っぽくなって」
加奈「まりな姉さんみたいに、ドーン!って再登場したいなぁ」
加奈「まずは、しっかり練習練習」
加奈「そして、来年の誕生日、プロデューサーにひな壇の前で祝ってもらおう!」
加奈「よーし、がんばるぞー!」
今井加奈編 完
146 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 02:10:36.94 ZU4iDmB10 88/130次は>>149です
149 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 02:11:27.03 uojsRXVm0 89/130黒川さん
千秋「あら、めずらしく事務所が静かね」
千秋「確か、予定がホワイトボードに」
千秋「そう、お休みなのね、プロデューサーさん」
千秋「最近一緒にいられないから、少し話でもできればと思ったのだけれど」
千秋「・・・あら、これは、”私物販売”?」
ちひろ「あ、千秋さん、いらっしゃいませ」
千秋「これが全部プロデューサーさんの私物?」
ちひろ「そうですよ、一人一品!早いもの勝ち」
千秋「そうね、なにがいいかしら」
千秋「ふふ、多くて迷うわね」
ちひろ(クラシック音楽好きのクールビューティー黒川千秋!)
ちひろ(お嬢様タイプの彼女が、手にするものとは一体・・・!?)
千秋「そうね、でも、特に今必要なものは」
千秋「それに、ホントに欲しいものは物じゃなくて・・・」
千秋「あら、これは」
千秋「・・・」 ピッ、ピッ
千秋「そうね、これをいただくわ」
ちひろ「あ、はい。ありがとうございます!」
ちひろ「うーん、これまた判断に困るものを」
ちひろ「本当に聴くなら、あれじゃない方が」
ちひろ「それに、なにかいじっていましたし・・・」
ちひろ「あと、ちょっと千秋さんと機械の組み合わせは違和感が」
千秋「・・・ふぅ、いいお風呂だった」
千秋「そういえば、ちひろから買ったものが」
千秋「あの時は、しっかりみれなかったけど」
千秋「・・・あら、容量がいっぱい」
千秋「プロデューサーだと、聴く音楽の量も多いのかしらね」
千秋が買ったもの:携帯音楽プレイヤー(16GB)
千秋「しっかりフォルダーを分けてあるのね」
千秋「生真面目なところは、プロデューサーさんらしいわね」
千秋「・・・」 ピッピッ
千秋「あ、あった、クラシック曲のフォルダ」
千秋「えっと・・・」
千秋「ふふ、”千秋オススメ曲”なんてリストを作って」
千秋「私がおすすめした、オーケストラの曲、入ってるわね」
千秋「そう、聞いてくれてたのね」
千秋「ただの、話題作りだけじゃなかったのね」
千秋「うん、よかった。こうやって、プロデューサーのやってること、知れて」
千秋「そうね、今度は・・・、プロデューサーの好きな曲を聴いてみようかしら」
千秋「そして、私の好きな曲、もっと教えてあげましょう」
千秋「大切な、そう大切なパートナー、だから・・・」
千秋編 完
眠いので次の安価でラストー!
複数行くよー! >>165-167
165 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 02:35:57.30 yegj0VAm0 97/130晶葉
166 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 02:36:09.55 N3uAzer+0 98/130ウサミン
167 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 02:36:16.18 rjs80LH/0 99/130みくにゃん
晶葉「よし、あたらしい発明品ができたぞ!」
晶葉「さっそく、助手に店に行くか!」 ウキウキ
――――
――
晶葉「休み・・・だと・・・?」
晶葉「それになにかちひろさんが企んでいるし・・・」
※ウサミン晶葉はお月見ネタでやろうとしたけどみくにゃんが入れなかったので一人ずつやります
余裕があったら頼子さんと相葉ちゃん入れたかった・・・
――会議室
ちひろ「晶葉ちゃん、いらっしゃーい」
晶葉「まったく、またなにか企んでるな、ちひろさん」
ちひろ「別に、資源の有効活用ですよ?」
ちひろ「晶葉ちゃんも、発明の材料はそうですよね?」
晶葉「くっ、そう言われると反論ができないな」
晶葉「まぁいい、ならなにか発明の材料になるものを・・・」
ちひろ「あ、でも1人1品だけですよ?」
晶葉「そうか、それは・・・」
晶葉「ん、なあちひろさん、これはどういう扱いになるんだ?」
ちひろ「あー、こんなのも混じってたんですか」
晶葉「さすがに、なかの1枚で1品というわけでもないだろ」
ちひろ「そうですね、ただ・・・」
晶葉「あぁ、わかっている。ここにあってはいけないものだってことくらいはな」
ちひろ「さすがに私も、これを売るのはちょっと・・・」
晶葉「なに、私が必要なのはデータにするほんの少しのあいださ」
晶葉「終わったら、すぐに助手に返すさ」
晶葉「それに、手にしたら返さないアイドルもいるだろうからなぁ」
晶葉「というわけで、1冊、もらうぞ?」
ちひろ「あ、はい。お買い上げありがとうございましたー」
ちひろ「やれやれ、私としたことがこんな思い出の品まで・・・」
ちひろ「抜け目なくみつけた晶葉ちゃんのことを褒めるべきですかね」
ちひろ「それにしても、なんなら1"箱"という手もあったのにあの1冊だけ」
ちひろ「何か意味があったんでしょうか・・・?」
晶葉「なに、骨子は完成していた」
晶葉「プログラム自体も、問題ない」
晶葉「そう、そして必要なのは、そう、大量のデータだけだった」
晶葉「それがいま、手元にある」
晶葉「くく、これで完成するぞ!」
晶葉「っと、まずはしっかりもとにもどさないと」
晶葉「プロデューサーの大切な写真だ、データでとったらしっかり保管しないとな」
晶葉が購入したもの:Pのアルバム1冊
晶葉「さぁ、準備はいいか」
晶葉「行くぞ、スイッチオン」
晶葉「起動せよ・・・!」
晶葉「CGモバPくん(14)」 シージーモバPクンカッコジュウヨンサイカッコトジ
晶葉「これは現在の助手の声、画像などと」
晶葉「今回手に入った大量の画像データを組み合わせ」
晶葉「14歳の助手を、この画面上で再現させる装置だ」
晶葉「くくっ、それだけではなく、なんと音声も再現できる!」
晶葉「これを使えば、当時の助手の口から・・・」
晶葉「晶葉、すk・・・」 ゴニョゴニュ
晶葉「・・・う、い、いかん、ちょっと興奮しすぎて思考が飛躍しすぎているか」
晶葉「ま、まぁテストだし、ちょっとだけ、ちょっとだけなら・・・」
晶葉編 完
菜々「ミミミン、ミミミン、ウッサミーン!」
菜々「CDデビューもして、ナナはいま、絶好調です!」
菜々「まぁ、ちょっとした悩みもあるんですけど・・・」
菜々「そして、それを相談するプロデューサーさんもいない、と・・・」
菜々「うーん、どうしましょう」
菜々「・・・はっ、これは、プロデューサーさんの私物販売?」
菜々「もしかしたら・・・」
ちひろ「あ、菜々ちゃん、いらっしゃ・・・」
菜々「あれ、どうしたんですか」
ちひろ「すみません、菜々さん、いらっしゃいませ」
菜々「もー!それは言い直さなくていいじゃないですか!!」
ちひろ「あ、そうでしたねー」(棒
菜々「まったく・・・、激おこぷんぷん丸ですよ!」
ちひろ(流行に敏感な菜々ちゃん・・・)
ちひろ「それで、なにか欲しいものはあります?」
菜々「えっと、ちょうど探し物が・・・」
菜々「あ、あった」
ちひろ「え、どれです」
菜々「これです」
ちひろ「えっ」
菜々「えっ」
ちひろ「確かに、お酒と違って年齢制限ないですけど」
ちひろ「それにしたって、ねぇ・・・」
菜々「それでもナナには死活問題なんです!」
ちひろ「これを使わないといけないくらいに」
菜々「・・・あっ」
ちひろ(うかつな菜々ちゃん・・・)
菜々「うー、でも買います」
ちひろ「ありがとうございましたー」
菜々「これは秘密ですよ?」
ちひろ「えぇ、わかってますよ、菜々s、菜々ちゃん」
菜々「まったく、ちょっと心配だなぁ・・・」
ちひろ「じゃあ、これはウサミン星に郵送しますね」
ちひろ「えっと、宅急便で?」
菜々「あ、はい、お願いします」
ちひろ(ウサミン星に地球の宅急便ってのに突っ込まないんだ、ぶれてる菜々ちゃん・・・)
ちひろ「さすがにモバPさん目的じゃない年長者組に買ってもらえると思ってはいましたが」
ちひろ「まさか、菜々ちゃんが買っていくとは」
ちひろ「そんなに疲労がたまっているんですかね・・・?」
菜々「さぁ、ちひろさんから購入して数日」
菜々「いよいよわがウサミン星に待望の!」
菜々「マッサージチェアーが!!」 ドドーン
菜々が購入したもの:マッサージチェアー
菜々「さっそく横になって、スイッチオン」
菜々「あ”あ”あ”あ”~、ぎもぢいい~」
菜々「・・・ふぅ、しっかり振動させました」
菜々「やっぱり、生活が長いと、腰に来ますね・・・」
菜々「でもまぁ、これがあれば何とかなりますね」
菜々「よーし、これからもがんばるぞー!」
菜々「それにしても、やっぱりこっちは生活しにくいですね・・・」
菜々「なにせ、地球はウサミン星と、重力が違いますからねぇ・・・」 ハァ・・・
菜々「あっちなら、ちょっと飛ぶだけで身長の何倍かも飛べるんですけど」
菜々「地球だと、そもそも重くて、たっているだけでも負担ですし・・・」
菜々「え、ならいままで通りメイド喫茶してればよかったじゃないか、って?」
菜々「いやぁ、年取らないんですよー!っていう言い訳もそろそろ限界だったし」
菜々「それに、やっぱりウサミン星からみる、地球のアイドルの憧れがあったわけで・・・」
菜々「そ、それにプロデューサーさんからの熱烈なスカウトに」
菜々「こう、ビビッ!ときたわけでして」
菜々「ホントは、私たちのことも話したいんですけど・・・」
菜々「うーん、もうちょっと整理してから、話したいですね」
菜々「なにせ、ここまでいくと、もう個人の問題じゃないですし・・・」
菜々「あ、そうそう」
菜々「そこのアナタ。この話は、ひ、み、つ、ですよ?」
ウサミン星人編 完?
みく「Pちゃーん、猫カフェの取材終わったにゃ!」
みく「あれ、だれもいないにゃ?」
みく「ふーん、Pちゃんお休みかにゃ」
みく「この前は来るっていってたけど、なにかあったのかにゃ?」
みく「ちひろさんは会議室にいるみたいだし、いってみるかにゃ!」
――会議室
ちひろ「みくちゃん、いらっしゃい」
みく「ちひろさん、Pちゃんはどうしたにゃ?」
ちひろ「プロデューサーさんなら、引越しのあれこれで明後日までお休みですよ」
みく「そうかにゃ・・・。事務所に来たりはするかにゃ?」
ちひろ「仕事はいろいろあるし、寄るのはあると思うけど」
みく「そうかにゃ、じゃあ来たら話せばいいかにゃ」
みく「それにしても、これがPちゃんの私物にゃ?」
ちひろ「そうですよ!1人限定1つ!早いもの勝ち!」
みく「そうかにゃ。それにしてもいろいろあるにゃ」
ちひろ(アイドルのなかでもファンにいじられ度No,1のみくちゃん)
ちひろ(さて、一体何を選ぶのか・・・!?)
みく「♪ふんふんふん」
ちひろ(ジーッ)
みく「♪ふふふんふんふん」
ちひろ(ジジーッ)
みく「♪ふんふんふふーん」
ちひろ(ジジジーッ)
ちひろ「買わないんですか、みくちゃん?」
みく「えっ」
ちひろ「えっ」
みく「もしかして、買わないといけないのかにゃ?」
ちひろ「えっ」
みく「えっ」
ちひろ(しまった、見落としていた!)
ちひろ(あまりにうまくいくから、想定して当たり前の可能性)
ちひろ(そう、覗くだけ覗いて、買わないという選択肢を・・・ッ!)
みく「ちひろさんがなんか苦悶の表情をうかべているにゃ・・・」
ちひろ「で、でもなにか欲しいものはないんですか?」
みく「うーん、でもPちゃんが引っ越したからとくにないにゃ」
ちひろ「えっと、それはどういう?」
みく「Pちゃんの住んでた前のアパート、ペット禁止だったにゃ」
ちひろ「そうですね」
みく「でも、新しいアパートはペットOKにゃ!」
ちひろ「そういえば、そんなこと書いてあった気が・・・」
みく「わざわざ、Pちゃんが事務所から近くてペット可能な場所を探してくれたにゃ!」
みく「これで、Pちゃんの部屋を猫まみれにして、一緒にごろごろできるにゃ」
みく「みくはそれで十分にゃ!」
ちひろ(ぐ、まさにぐうの音がでないほどの正論)
ちひろ(アイドルが違えば、なんという純粋無垢な姿・・・)
ちひろ(でも、ネタアイドルであるみくちゃんがこれをすると・・・)
ちひろ(なんだろう、納得できない部分が)
ちひろ「そうやってファンを獲得しようとするんですね」
みく「にゃにゃ!」
ちひろ「失望しました、みくにゃんのファン辞めます」
みく「にゃにおう!?」
ちひろ「あ、でも買ってくれたらファンになります」
みく「あ、別にいいです」
みくにゃん編 完
おまけというなの蛇足その1
ホントはみくにゃんじゃなくて雪美だったんだよ!編
○みくにゃんの”買わない選択”は最初思いついたときは雪美にしようかなーって!
雪美「・・・・・・別に、必要ない・・・」
雪美「・・・Pが・・・選んでくれた」
雪美「・・・ペロも・・・一緒に・・・住める部屋」
雪美「・・・だから・・・これで・・・いい」
おまけというなの蛇足その2
師匠がもみもみしようと試みる編
愛海「うひひひ、プロデューサーの手袋ゲット!」
愛海「これでみんなのおっぱいを揉めば!」
愛海「あたしは、みんなのおっぱいをもめてッ!」
愛海「みんなはプロデューサーの手で揉まれたかのようなッ!気分になれるッ!」
愛海「フハハハハ、最高にハイッ!ってやつだぁ!!」
清良(スッ
愛海「え、あ、ちょ、ちょっとたんまー!たんまー!!」
清良「たった1つだ。たった1つのシンプルな答えだ」
愛海(あ、この流れは・・・)
清良『てめーは、俺を怒らせた』
愛海「あべしっ」
206 : 以下、名... - 2013/05/25(土) 03:52:49.28 ZU4iDmB10 130/130以上で終わりです!
安価、ありがとうございました
いろんなアイドルかけて、楽しかったです
ホントはしぶりんの毛布ギューってのがやりたかっただけってのはヒミツです