P「さぁさぁ今週も始まりました。小学校で流行り過ぎてPTAからガチで睨まれている人気コーナー『765プロ毒舌王決定戦』!」
P「オファーはいよいよもって誰一人受けてくれません。司会進行のプロデューサーです」
律子「解説の秋月律子です」
P「では秋月さん、早速お馴染みコーナー説明をどうぞ!」
律子「このコーナーは、選抜された765プロアイドル2人がタイマン毒舌バトルを行うコーナーです」
律子「と言っても長々と罵り合うのはアイドル的にマズイので、勝負を決するのはただ一言」
律子「そのたった一言で、より相手にダメージを与えたアイドルの勝利となります」
元スレ
P「765プロ毒舌王決定戦!!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1432389373/
律子「勝負は二人で殴り合う訳では無く、全くの第三者を標的として用意し」
律子「その第三者に対して毒舌を放ち合い、競い合う。これはそういうコーナーです」
P「何故批判が殺到しているのか皆目見当もつかない、クリーンなフェアファイトです」
P「ちなみにその第三者というのは?」
律子「基本は、765プロアイドルです」
12人(…………?)
P「なるほどぉっ!では今週のファイターに上がって来てもらいましょう!」
P「毒を以て毒を制す二人は~~この二人ぃっ!!」
「>>10 対 >>13」
10 : 以下、\... - 2015/05/23 23:05:19.180 id/DIWGTa 3/17小鳥
13 : 以下、\... - 2015/05/23 23:07:09.601 x6ewCfnj0 4/17閣下
『音無小鳥 vs 天海春香』
P「対戦カードは音無選手対天海選手とあいなりましたぁ!」
律子「たまに選ばれますよね。スタッフさーん、しっかり捕まえておいて下さいねー」
P「出場数こそ少ないですが音無選手もかなりの名作を創造して来た選手ですからね」
P「天海選手は言わずもがや、これは期待が持てる対戦カードですよ」
律子「標的側の方が出るの嫌なパターンかもしれませんね」
春香「はぁあ……まぁ小鳥さん回ならちょっとマシかなぁ」
小鳥「もうホント勘弁してくださいよプロデューサーさん!私どれだけ叩かれると思ってるんですか!?」
P「叩かれるのは番組関係者全員叩かれてるので聞きませんよー」
P「さぁ男気溢れるスポンサーさんへの感謝を忘れずこの試合!赤コーナーは天海春香選手!青コーナーは音無小鳥選手です!」
律子「二人のこれまでの戦績はこの様になっています」
天海春香 18戦(14勝4敗) 音無小鳥 4戦(3勝1敗)
P「いや~改めて両者素晴らしい戦績ですね」
律子「前回真美に負けて連勝は4で止まりましたが、春香はコーナー始まってから常にトップクラスを維持してますからね」
P「年間王者を決めるチャンピオン大会の出場権も視野に入る時期ですから、頑張ってほしいですね」
春香「そんなのあったんですか!?」
律子「対する音無選手も、番組のメールサーバーを最速でパンクさせた記録をもった」
律子「このコーナーのジョーカー的プレイヤー。無敗記録はやよいが止めましたが、実力は確かです」
P「あれはゲッスかったですからねー色々ギリギリでした」
P「さぁそれではこの二人に両側から殴られる哀れなターゲットを召喚しましょう!」
P「リング中央からゴゴゴと上がって来るのは~~~>>28!!」
28 : 以下、\... - 2015/05/23 23:41:58.398 LJ1BA+kp0 8/17あずささん
あずさ「………………」ゴゴゴゴ…
春香・小鳥「」
P「今回のターゲットは765プロアイドルの三浦あずささんです!」
律子「二人の顔色が一気に悪くなりましたね。まぁ分かりますが…」
P「戦う側にとっても、標的の当たり外れはあるとは選手の皆さんから聞きますからね」
P「双海(真)選手などは、標的が我那覇選手なら毎週でも構わないと豪語してましたし」
律子「まぁ…そういう意味では今回は誰もがやり辛い標的となりましたね。二人の動向に注目です」
P「制限時間3分が半分を過ぎましたが、両選手一切リング中央を見ずに」
P「己のフリップだけに視線を注いでいますね。何という集中力!」
律子「このコーナーの勝敗を判定するのはターゲット一人。今回の場合は三浦あずささんですね」
律子「あずささん本人がよりダメージを受けたと思った一言…毒舌を吐いた選手が、勝利者となります」
P「攻撃のポイントとしては、どの辺りが考えられるでしょうか?」
律子「そうですねぇ。プロデューサーさんはどう思います?」
P「いや~そうですねぇ。難しいなぁははは、でも秋月さんは竜宮小町のPでもある訳ですから色々ご存知なんでしょう?」
律子「まぁまぁ。まーでもどんな人でも色々ありますよね、人ですからね」
P「おっとっと、いつの間にやら制限時間が来ました!」
P「両選手、険しい表情の中に怯えの色を見せながらフリップを構えています」
律子「あずささんも出て来て終始笑顔崩してませんからね~これはプレッシャーですよ」
P「それではコイントス!結果は…天海選手が先攻!」
律子「天海春香さん、レディ?」
春香「フゥ………はい」ザッ
P「それでは、言葉という弾丸をマグナムに装填して……どうぞ!」
春香「ぼんよよよよんっ!」
P「ふっwwwで、では返す刀!!後攻の音無選手どうぞっ!!」
小鳥「オリエント工業のドラフト1位」
ざーわわわわわっ…!! どーよよよよよよっ…!!
P「先攻の天海選手の攻撃は『ぼんよよよよんっ!』そして後攻の音無選手の攻撃は『オリエント工業のドラフト1位』」
P「一閃の交叉の結果、こういうバトルになりました!」
律子「ある程度解答のパターンを作ってる選手が多い中、春香は毎回変えてくるトリッキーさが特徴なんですが」
律子「今回はその最たる例かもしれませんね」
律子「最近は如何に上手いこと言うかみたいな勝負になる傾向があった中で、盲点をついた攻撃でした」
P「言い方も良かったですね。アレは言われた方腹立ちますよ」
律子「そして一方小鳥さんは、持ち味を活かした攻撃できました」
P「男子中学生が言うやつですけどねこれ」
P「よくもまぁ同じ事務所で働く同僚に言えたもんですよ。まぁ俺も作って欲しいですけど」
P「さぁ今回は意外とパンクしないんじゃないかという予想を持ちつつ、裁定の時間」
律子「小鳥さん次にシレっと逃げようとしたら家の本棚燃やしますからねー」
P「天海選手と音無選手の毒舌。どっちもキレて良い水準だったと個人的には思いますが」
P「三浦あずささんの胸中はどのような想いが渦巻いているのでしょうか!」
あずさ「………………」
律子「審査員の裁定は、両者の名前の書かれたボードを上げることで示されます」
律子「上がるのは、この試合の勝者。つまりより強く、三浦あずさの心を抉った者」
律子「そしてその後に、その者への処遇が告げられます」
P「それではあずささん!人の心を弄んだ咎人に対する裁きを……どうぞ!」
あずさ「では………勝者」
『天海春香』スッ
春香「うそっ!?」
小鳥「しゃああああああああっ!!」
P「決ぃぃぃまったぁっ!!猛者同士の決戦を制したのは天海春香選手っ!!」
P「前回の敗戦を一発で断ち切り、15個目の白星を輝かせましたっ!!」
律子「多分あずささんは春香が苦手なタイプの標的だったと思いますが、それでも活路を見出すあたり」
律子「高い実力を感じましたね。小鳥さんは若干の日和りが見えたのが敗因になったでしょうか」
P「小鳥さんもポイントは抑えてるんですけどね。やっぱり作って欲しいのは欲しいですから」
あずさ「……………」
P「ご褒美は私では無くて勝者に与えてくださいね。それではあずささん、天海選手を選んだ理由を」
春香「…………」ダラダラ
あずさ「そうですね…理屈がどうこうというより、感情に判定を任せてみた結果」
あずさ「許せn…えぇと、ムカっときちゃったのは、春香ちゃんの方だったかなと」
春香「」
P「さて恒例の名勝負を讃えるまばらな拍手を終えた所で、あずささん」
P「貴方には、与えられた傷を倍にして返す権利があります」
春香「ば、倍にしちゃいます?しちゃいますかー……」
P「一応こちらで罰カードは用意していますが、どうするのかは全て貴方の裁量に任されます」
P「『打ち下ろしの右』『目突き』『in納豆』『アルミホイル』など色々取り揃えていますが…どうされますか?」
あずさ「そうですね…でも、春香ちゃんも悪気があって言ってる訳じゃないですから、酷いことをするのは心苦しいですし」
春香「あ、あずささん…」ウルッ
あずさ「この『三日間三食たらふくケーキバイキング』でお願いします♪」
春香「」
P「それでは来週の天海選手の腹周りを期待しながらお別れしましょう。また来週~」