メスガキ「その、いつも雑魚とかキモいとか言ってごめんね」
メスガキ「いきなりこんなこと言ったら変だよね、わかってる……」
メスガキ「けど、実はね、私ね……明日には県外にお引越しするんだ」
メスガキ「だから最後におじさんに、お別れを伝えなきゃと思って、それで……」
メスガキ「今まで散々罵倒してごめんね、そしていつも私の相手してくれてありがとね」
メスガキ「それだけだからっ、バイバイっ」
らしくないやろ……
元スレ
メスガキ「あっ、おじさん……」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1590838135/
メスガキ「え? すみません、どこかでお会いしましたか?」
メスガキ「……どうしてそんなに寂しそうな顔なんですか?」
メスガキ「あぁ、もしかして事故で記憶を失う前の私のお知り合いの方でしたか! 本当にごめんなさい」
メスガキ「へぇー、ちょっとした知り合いの方だったんですね」
メスガキ「またよろしくお願いします……ってどうして泣いているんですか?」
帰ってきてくれよ……
メスガキ「おじさん、久しぶりー」
メスガキ「今日の学校の給食でプリン出たんだー!とても美味しかった? 美味しかったからこっそり持って帰ってきちゃった」
メスガキ「あっ、おじさんには分けてあげないよ? にひひっ」
メスガキ「……」
メスガキ「……つまんない」
メスガキ「分けてあげないんじゃない……分けてあげられないのっ!なんで、なんで私なんか庇って車に轢かれて死んじゃったの!?」
メスガキ「もう酷いこと言わないから帰ってきてよぉっ!」
もう話しかけることもできないんや……
メスガキ「最近おじさんに会わないなあ……今度会ったら絶対に馬鹿にしてあげるのに」
メスガキ「あれ? ニュースにおじさんの顔写真写ってる! あはは……え」
メスガキ「うそ……何者かにナイフで刺されて死亡?」
メスガキ「……」
メスガキ「犯人探さなきゃ」
やめてくれ……
メスガキ「あっ、おじさんおはよー」
メスガキ「今日もたくさんバカにしてあげるからね♪」
メスガキ「……? ちょっと無視しないでよっ!」
メスガキ「ねぇっ! って……え? なんですり抜けて」
メスガキ「そっか、私もう……あはは」
声を聞かせてくれよ……
メスガキ「ぷふふっ、おじさん雑ーk……ゴホッゴホッ!」
メスガキ「ただの咳だからだいじょ……うっ!? ゲホッゲホッ! オぇえっ!」
ーー数週間後
メスガキ「っ……! っ……!(声がかすれて何を言っているかわからない)」
メスガキ「……」
メスガキ「……(唇を噛み締め、静かに目から雫を零し始めた)」
生きていてくれてありがとう……
メスガキ「いらっしゃいませご主人さ……っておじさん!?」
メスガキ「うぅ……何で職業体験、それもよりによってメイドカフェにきてる日に限って」
メスガキ「いつもみたいに罵倒しないのかって……お店の人も見てんのに出来るわけないでしょっ!」
メスガキ「……あっ、店長さん、ごめんなさいっ!知り合いにそっくりなので大声を出してしまって……はい、きちんとご、ご主人様からオーダー承ります」
メスガキ「い、いらっしゃいませー、ぐぐっ!ご主人様~? ご注文はどうするニャンっ??……死にたい」
いいもん見させてもらったよ……
メスガキ「どうしたのボク?いきなり話しかけてきて」
メスガキ「……え? おじさんなのっ!?」
メスガキ「ぷふっ……ぷははっ! かわいいー??」
メスガキ「お姉さんが抱っこしてあげるからねー」
メスガキ「今は私がおねえさんだってわからせてあげるっ♪」
馬鹿にするなよ……
メスガキ「んっ……なんかめっちゃ寝た気がする」
メスガキ「って辺り暗くない?夜まで寝てたのかな」
メスガキ「ひゃっ!? なんか私の手に触った?」
メスガキ「……あれ、おじさんの声? もーおじさんのくせに私の手に触るとか生意気だよっ! 何でそんな震えて……」
メスガキ「おはようって、今、朝? あ、あ、そんな……」
神様は残酷だよ……
メスガキ「おじさん!? ……なんでそのノート持ってんのっ」
メスガキ「やめて、本当にやめて!私のポエムを読み上げないでっ!」
メスガキ「ちょっ、それ以上ページめくっちゃダメ! マジで殴るからっ!」
メスガキ「あっ」
メスガキ「うぅ……おじさんのバカ」
お前の本心がわかったよ……
48 : 名無しさ... - 20/05/30 22:34:16 EK1 11/11とりあえずおつかれ……

