蒼星石「マスターにお願いがあってきたんだけど」
真紅「ジュンは今寝てるのよ」
蒼星石「起きてからでいいんだよ、マスターの指が魔法の指って聞いたんだ」
真紅「ええ、ジュンの指は魔法の指よ」
蒼星石「やっぱりね、その指を僕のタメにも使って欲しいんだよ」
真紅「そう・・・あなたもなのね」
蒼星石「そうだよ、独り占めはずるいよ真紅」
真紅「わかったわ、じゃあジュンを起こすから服を脱いで頂戴」
蒼星石「やった!」
元スレ
真紅「あっ・・・ジュンの指は魔法の指ね・・・んっ」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1305658427/
真紅「ジュン、起きて頂戴」
ジュン「ん・・・なんだよまだ夜中じゃないか」
真紅「蒼星石があなたの魔法の指を必要としているの」
ジュン「蒼星石が?わかったよ、起きるから待ってろ」
蒼星石「ドキドキ」
ジュン「わっ!」
真紅「あなたなんで全裸なの?下着つけてなさい!」
蒼星石「え、だってマスターの魔法の指が触れられないじゃないか!」
真紅「ということは下着もなのね」
ジュン「ん・・・蒼星石の服はどこも破れたりほつれたりしてないぞ」
真紅「確かにそうね、蒼星石、いったいどこをジュンに直して欲しいか直接言いなさい」
蒼星石「・・・?」
蒼星石「ねぇ・・・はやく魔法の指を僕に使ってよ」
ジュン「だからどこを直して欲しいのか言ってもらわないとわかんないだろ」
真紅「靴や帽子はどうなの?」
ジュン「ああ、帽子も見てみるか・・・どこも壊れてないけどなぁ」
真紅「蒼星石、全裸で仰向けに寝てないでいったいどこをジュンに直してほしいのか言いなさい」
完
翠星石「物音がすると思って鞄の中から覗いてみたらとんでもないものを見ちまったですぅ」ドキドキ
真紅「あぁ…っあ、あ……ふっ……っくぁジュン……私、もう……」
JUM「イきたいならイっていいぞ」
真紅「ん……っあ……、あぁ、……も…もうだめ…………!!」ビクン!
真紅「ハァハァ…………」グッタリ
JUM「今日はいつもよりすごかったな、どうしたんだ」
真紅「ふふっ、何でもないわ」チラ
翠星石「真紅がこっちを見た気がするですが、多分ばれてないですよね」
翠星石「真紅!昨日の夜は何してたですか!」
真紅「あら、鞄の中で寝てたけどそれが何か?」
雛苺「二人ともどうしたのー?」
翠星石「チビ苺は黙ってるです!!」
雛苺「翠星石が怖いの~」
JUM「こら!性悪人形あばれるな!」
翠星石「チビ人間もですぅ!昨日の夜は何をしてたですか!」
JUM「き、昨日の夜は勉強してから寝たけどそれがどうかしたのか?……そ、それより僕がなにしてようとお前には関係ないだろ」
翠星石「嘘です!真紅と……その……、うぅぅ」ゴニョゴニョ
真紅「あら、私とJUMが何ですって?」クスクス
翠星石「と、とにかk「みんな~ご飯よ~」………」
雛苺「わかったの~のり~」
真紅「ジュン、抱っこして頂戴」
JUM「あ、ああ」
翠星石「そこ!イチャイチャしてんじゃないですぅ!!」
食後
JUM「じゃあ図書館に行ってくるよ」イソイソ
翠星石「こら!チビ人間にげるなです!」
のり「ジュンくん車に気をつけて~、行ってらっしゃい~」フリフリ
のり「じゃあ私も部活に行ってくるからね~」
雛苺「行ってらっしゃいなの~」フリフリ
翠星石「真紅!今度こそ、喋って貰うです!」
真紅「喋るもなにもあなた見ていたじゃない……」
翠星石「さぁ、とっとと吐くで……え……?」
真紅「だから、貴女も見ていたじゃない『羨ましそうに』」
翠星石「う……羨ましくなんかないです!あ……あんなチビ人間なんかと……」ブツブツ
真紅「なら別に私とジュンが何しようが貴女には関係ないのだから放って置いて頂戴」
翠星石「うぐぐ……そうです!ローゼンメイデンとしてあんな下品なことして恥ずかしくないですか!」
真紅「愛する人と愛し合うことが下品とは私は思わないわ、それにお父様が作って下さった身体に余計なものが着いているはずはないわ」
翠星石「それでも!翠星石は…… 」グス
真紅「貴女もして欲しいなら素直にジュンに『おねだり』すればいいじゃない」
翠星石「っぐ……」
真紅「ジュンは優しいからしてくれるかもしれないわね、でも私は誰にもジュンを渡したりはしないわ」
翠星石「翠星石だって……翠星石だってジュンにしてもらいたいです……」
翠星石「真紅ばっかりずるいです、翠星石だってジュンの事が好きなのに……」
真紅「そう……、なら今夜は二人でして貰いましょう」ニコ
翠星石「……え、どうしてですか……さっき真紅は……」
真紅「さっきのは貴女が素直にならないから少し意地悪しただけよ、でもジュンの事が好きなのは本当よ」
真紅「そして同じくらいドールズのことも好きよ」ニコ
翠星石「そ……それなら最初からそう言いやがれです!」プンスカ
真紅「ふふ……ごめんなさい、ついいじわるしてしまいたくなって、……翠星石」
翠星石「な、なんですか?」
「 ジュンの指は魔法の指よ 」
28 : 以下、名... - 2011/05/18(水) 06:05:20.21 jcC4ZUYRi 11/22終了!
駄文ですいませんですた
31 : 以下、名... - 2011/05/18(水) 07:15:28.90 Ex+emxM3O 12/22終わりか……
ジ「なあ蒼星石」
蒼「マスター、どうしたんです?」
ジ「いや、お願いだからさそのマスターっての止めて欲しいんだけど」
蒼「何故ですか?僕と貴方は契約関係にあるんですよ?」
ジ「だぁぁぁ!!!」
蒼「!?」
ジ「確かに僕とお前は契約したけど巻かなかった僕がそうしただけで僕はマスターじゃない!!」
蒼「……じゃあどうしたら……」
ジ「兎に角僕の事はマスターじゃなくて……ん?」
蒼「?どうしたんです?マスター」
ジ「蒼星石、ちょっと帽子がほつれてないか?」
蒼「え?」
蒼「そんな……いったいいつの間に……」
ジ「まあいつも被ってるんだから当たり前だよな」
蒼「………だめだ……」
ジ「は?」
蒼「やっぱり……僕はダメな人形なんだ……」
ジ「へ?いや」
蒼「マスターには嫌われちゃうし……お父様からもらった帽子にも気付かなかった……うっ……僕は……ドールズ失格だよぉ……」
ジ「いや……おい」
蒼「僕みたいなドールはやっぱりアリスになる資格なんか……」
ジ「あぁぁぁぁぁ!!」
蒼「ヒグッ!?」
ジ「ちょっと貸してみろソレ!!」
蒼「え?!でも……」
ジ「いいから!!」
蒼「は……はい……」
ヌイヌイ…ヌイヌイ…
蒼「まさか………な、直せるんですか?!」
ジ「これくらいなら簡単さ」
蒼「そんな……お父様の作った帽子なんですよ?!マスターがいくら凄くてもそんな」
ジ「お前、僕を信用してないのか?」
蒼「いや……ごめんなさい、そんなつもりじゃ」
ジ「確かにお前達のお父様ってのは凄いと思うさ、でもだからって落ち込んでる奴が居る前で何もしないほど僕は落ちぶれてないよ」
蒼「マスター……」
ジ「それと、止めろよ?」
蒼「え?」
ジ「僕の呼び方とかはこの際もういいよ、でも自分はもう要らないなんて二度と言わないでほしいんだ、翠星石が聞いたら悲しむと思うしさ」
蒼「翠星石が?」
ジ「アイツはお前が思ってるほど強くなんか無いんだ、お前が居なくなって辛くて仕方なかったはずなのに……」
蒼「………フフッ」
ジ「?!なっなんだよ」
蒼「そうでしたね、マスターは僕の体を組み直してくれたんだし、腕は確かですよね」
ジ「いや、だからアイツと僕は違うって」
蒼「それに……」
ジ「?」
蒼「翠星石がどうしてマスターを選んだのか僕は知らな過ぎたなぁ……なんて」
ジ「はぁ?!アイツは別に僕なんか」
蒼「解りますよ……それにマスターの手は向こうのマスターと同じなんです」
ジ「向こうの……僕?」
蒼「暖かな安らぎのある手です……まるで……お父様みたいな……」
ジ「………おいおいよしてくれよ?今度は僕をお父様とか呼ぶ気なのか?」
蒼「フフッまさか、ただ貴方の事をもっと知りたくなったのは確かです」
ジ「まったく……やっぱりお前等って変わってるな……」
蒼「そうですか?マスターになった人の事が知りたいのは僕達ドールとしては普通だと思いますけど……」
ジ「そうか……」
蒼「はい」
ヌイヌイ……ヌイヌイ……
ジ「よし、終わったぞ…ほら」
蒼「…………凄いやマスター!どこがほつれてたのか解らないよ!?ここまで出来るなんて……」
ジ「いや…普通だって……それより約束してくれるよな?」
蒼「あっはい解ってます、もう要らないなんて二度と言いませんから」
ジ「そうか、ならもうこの話はお終いだ!真紅達の所に行っていいぞ」
蒼「………」
ジ「?どうした蒼星石」
蒼「ねぇマスター……」
ジ「?」
蒼「帽子……かっ被せて欲しいんですけど……よろしいですか?」
ジ「へ?!いや…それくらい……」
蒼「お願いします……」
ジ「!?………わかったよ」
蒼「!」
ポフッ……
ジ「コレでいいか?」
蒼「はい!ありがとうジュン////」ニコッ
ジ「!!?」
蒼「それじゃあ!」
タタタタタッ……
ジ「」
ジ「………なんだよアイツ………いきなり砕けやがって///」
ジ「があああぁぁぁナニ考えてんだボクはああぁぁぁぁ!!!」
翠「おぉ!やっと来たですか蒼星石!!さあさあ早く座ってくんくんでも見るですよ!」
蒼「うん、ごめんね待たせちゃって」
翠「蒼星石はこれっぽっちも悪くなんかないですぅ!!悪いのはチビ人間の方ですぅ!」
蒼「ハハハ……ねぇ翠星石……」
翠「なんですか?」
蒼「やっぱり……名前で呼ぶのって恥ずかしいね///」
おわり