1 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 07:33:04.33 ERIDN60bO 1/58


ガチャッ

伊織「おはよう……ふぅ、暑くなって来たわね」パタパタ

小鳥「………………」

伊織「あ、おはよう小鳥」

小鳥「………………」

伊織「……ちょっと、無視しないでよ!」

伊織「何ボーッと応接間見てるの!?」チラッ






美希「じゃあじゃあ、質問タイムなの!」

美希「美希の事が、大好きな人ー!」

P「はーーーーーーーーい!」バッ

小鳥「」

伊織「」

元スレ
美希「ハニー!///」P「美希ぃ!///」イチャイチャ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430519584/

2 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 07:39:19.68 ERIDN60bO 2/58


美希「やん、嬉しいの!ハニー!///」

P「じゃあ、こっちからも質問な」

P「俺の事が、大好きな人ー!」

美希「はーーーーーーーい!なの!」バッ

P「ったくぅ、かわいい奴め!」

P「はい、イチゴババロアあーん」スッ

美希「あー………ん!」パクッ

美希「んんー!ハニーが食べさせてくれたら、いつもより美味しいの!」モグモグ

P「このぉ、口がうまい奴めぇ!」イチャイチャ

美希「えへへ、大好きなの!ハニー!///」イチャイチャ

小鳥「」(血涙)

伊織「」

伊織「」







伊織「」

3 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 07:45:38.46 ERIDN60bO 3/58


伊織「…はっ!」ピクンッ

伊織「ちょ、ちょっと!あんた達!」

美希「ねぇ、ハニー?」イチャイチャ

P「なんだい?」イチャイチャ

美希「……あはっ、呼んでみただけなの!///」イチャイチャ

P「ったくぅ……こいつぅ!」イチャイチャ


伊織「無視すんじゃないわよ!」

5 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 07:51:14.87 ERIDN60bO 4/58


伊織「ちょっと、こっち向きなさい!」グイッ

P「うぉっ」くるっ

美希「あっ……ムゥー、デコちゃん!ヤキモチ妬いてハニー奪っちゃヤ!」

伊織「や、ヤキモチ何て……というか、デコちゃん言うな!///」

伊織「あんたもあんたよ!何公然の前でイチャついてんのよ!」

P「………………」

伊織「い、いや、公然の前というか、アイドルとプロデューサーがそんな淫らな関係なんて……」クドクド

P「……伊織」

伊織「何よ?まだ話の途中で……」

P「……ごめんな」ギュッ

伊織「!!!??///」

伊織「なっ……抱きつい……!?///」パクパク

P「伊織……愛してるよ……」

美希「」

小鳥「」(血液排出中)

7 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 07:59:14.35 ERIDN60bO 5/58


P「ごめんな……寂しい思いさせちゃったな……」なでなで

P「でも、俺が一番愛してるのは……」

P「伊織……お前だよ」

伊織「なっ……えっ……なぁっ……///」カアァァ

美希「ま、待って欲しいの!ハニー!」ガタッ

美希「ハニーは、ミキの事が一番好きなんだよね!?だって、あんなに好きって……」

P「伊織……もう、一生離さないからな」イチャイチャ

伊織「ちょ、ちょっと……も、もう、なんなのよ……///」イチャイチャ

美希「聞く耳もたないの!!」ガーン

8 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:04:48.43 ERIDN60bO 6/58


P「伊織って、俺の事大嫌いって、いつも言うけど……そうなのか?」

伊織「えっ……あ、あれは……その///」

P「伊織の本心を聞かせて欲しいんだ……大丈夫、からかったり何て絶対しないさ」

P「俺は、伊織をどんな奴よりも愛してるから……」

伊織「な、なぁ……///」カアァァ…

伊織「……わ、私だって……本心は……その……///」

伊織「す……好………///」





ガチャッ

「はいさーい!皆、元気かー!?」

9 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:11:03.69 ERIDN60bO 7/58


伊織「ひゃっ……!ひ、響……!///」ピクッ

P「伊織……さぁ、早く答えを……」イチャイチャ

伊織「えっ……あの、ちょ、ちょっと……///」イチャイチャ

「」

小鳥「」(輸血者募集中)

10 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:20:52.28 ERIDN60bO 8/58


「う……」

「うんぎゃーーー!!何してるんだぁ!!伊織!変態プロデューサー!///」

「そんなのダ……そんな事したらダメだろー!///」ドンッ

P「うぉっ!」グラッ

伊織「キャッ……!ちょ、ちょっと!私達を押すことないでしょ!」

「あ……ご、ごめん……」

伊織「もう……ちょっと、あんたも大丈……」

P「……響」ギュッ

「っ!!!??///」

「え、えぇ!?抱き……!?///」

P「響……愛してるよ……」

伊織「」

美希「」

小鳥「」(AB型の血液募集中)

11 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:30:06.53 ERIDN60bO 9/58


伊織「ちょ、ちょっとちょっと!あんた何……!」

P「君でいう、かなさんどって奴さ……響……」

「えっ……えっ!?えっ!?///」

美希「は、ハニー!?ハニーのミキはここなの!」

P「今の俺の瞳には、響しか写らないよ……」

美希「そんなのってないの!!」ガーン!

12 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:36:51.85 ERIDN60bO 10/58


「な…何言ってるんだ、プロデューサー!さっきまで伊織と……!///」

P「今は他の人の話なんてしたくない……お前だけを、見ていたい」

「えっ、えぇぇ……///」


P「響、俺に『かなさんど』って言って欲しいな……」

「えぇっ!?だ、だって今、皆がいて……その……///」

P「お前の愛も、確かめさせてくれよ……」

「………じゃ、じゃあ……///」モジモジ

「か……かな……さん……///」





ガチャッ

貴音「おはようございます……皆様」

13 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:45:49.73 ERIDN60bO 11/58


「!!」ビクッ

「た、貴……」

P「さぁ……響……早く愛の言葉を俺に……」イチャイチャ

「や、やっぱり、皆が見てる前で愛の言葉なんて、そんな……///」イチャイチャ

貴音「……なんと……面妖な」







貴音「…それで、この状況は?」

美希「えっとね、美希とイチャイチャしてたら、デコちゃんにイチャイチャしだして、そしたら響とイチャイチャしだしたの!」

貴音「………は、はぁ」

15 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 08:57:24.11 ERIDN60bO 12/58


伊織「ちょ、ちょっと、あんた!響も嫌がってるじゃない!やめなさい!かわりなさい!」

「え、いや……自分嫌だなんて……///」

貴音「嫌がっているのですか?響?」

貴音「では、少々手荒ですが……えぃやぁ!」ポイッ!

P「わぁっ!!」ゴロンッ

美希「あっ……ハニーを合気道で……」

貴音「プロデューサー?人に嫌がる事はしてはいけませんよ?」

「そ……そうだぞ!貴音の言う通りだぞ!」シュン…

伊織「……何か、ちょっと勿体無いなって顔してない?」

「し、してない!///」

16 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:04:24.83 ERIDN60bO 13/58


P「………………」

P「………………」スクッ

貴音「……あの、大丈夫でしょうか?少し強くしてしまったのかも……」

P「貴音……」ギュッ

貴音「!!?///」

貴音「な、なんと……私に、抱擁を……!?///」

P「貴音……愛してるよ……」

美希「」

伊織「」

「」

小鳥「」(音無汁ブシャーッ)

17 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:09:21.38 ERIDN60bO 14/58


P「貴音……いつもみたいに呼んでくれないか……『あなた様』って……」

貴音「あっ……そ、それは、2人っきりの時だけに、と……///」

美希「な、なんなのなの!そのあだ名!ハニー!?」

P「あなた様程、呼ばれて幸せに思うあだ名は無いよ……」

美希「ハニィィィィィィィィィ!!」ガーン!

18 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:15:33.93 ERIDN60bO 15/58


貴音「そ…そう仰られても、周りに人が……///」

P「貴音……今は、俺達だけの世界だよ……」

P「その中で、俺の事をどう思っているか教えてくれないか……?」

貴音「あ…あなた様……///」

貴音「私……四条貴音は……あなた様を……///」

貴音「あなた様を、お慕い申して……///」






ガチャッ

「おはようございまーす!」

雪歩「遅くなって、すみません…」

19 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:24:09.34 ERIDN60bO 16/58


貴音「…!///」ぴくっ

貴音「ま、真……雪歩……///」

P「貴音……どうなんだ?好きなのか?教えてくれよ」イチャイチャ

貴音「や、やはりいけません……他の方々が見ている前で……///」いちゃいちゃ




「」

雪歩「」

小鳥「」(オラに血液を分けて復活の「K」にしてくれー!)

20 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:30:07.26 ERIDN60bO 17/58



「な、ななななな、何してるんですかぁ!?プロデューサー!?///」

雪歩「し、四条さんも、プロデューサーとそんな……///」

貴音「ふ、二人共、落ち着いて話を……///」

P「そう……落ち着いて、リラックスして……身を委ねて……」

伊織「な、何しようとしてんのよ!!///」

「真!プロデューサーと貴音を離すの手伝って!」

「あ、う、うん!」

21 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:37:14.85 ERIDN60bO 18/58


「プロデューサー!ダメですよ!恥ずかしがってるじゃないですか!」グイッ

P「おっ、おわっ!」グラッ

貴音「あぁ……」シュン

「プロデューサー!これは、どういう事なんで……」

P「真……」ギュッ

「ふわぁっ!?///」

「ど、どうしたんですか!?きゅ、急に抱きついて……///」

P「真……愛してるよ……」



美希「」

伊織「」

「」

貴音「」

雪歩「」

小鳥「」(あたしは、人間をやめるぞーーっ!!自分の血でなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)

22 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:45:36.90 ERIDN60bO 19/58


「え、えぇ!?ぷ、プロデューサーがボクを……!?///」

P「真だけの王子様にさせてくれないか……俺だけの、お姫様」

「え、え……えへへ///」テレテレ

雪歩「ま、真ちゃん、ダメェ!」ドンッ

P「うぁっ」ユラッ

「うわわっ!」グラッ

雪歩「ま、真ちゃんはカッコイイ王子様じゃないとダメだよ!」

「うえぇっ!?」ガーン!

伊織「ツッコむ所は、そこなのね……」

23 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:50:35.75 ERIDN60bO 20/58


雪歩「プ、プロデューサーも、四条さんや真ちゃんにナンパ紛いな事しちゃダメですよぅ!///」

P「………………」

雪歩「……プロデューサー?」

P「雪歩……」ギュッ

雪歩「っ!!!??///」ビクッ

雪歩「な、にゃ、え、えぇ……!?///」

P「雪歩……愛してるよ……」



美希「」

伊織「」

「」

貴音「」

「」

小鳥「」(たかゆき……ゆきまこ……は、鼻血が……)

26 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 09:55:53.06 ERIDN60bO 21/58



P「ごめんな……雪歩が貴音や真ばっか構うから妬いちゃって…構ってもらおうとして…俺…」

P「本当は、雪歩だけを愛してるよ……俺のマイエンジェゥ……」

雪歩「え、えぇ……そ、そう、なんですかぁ?///」

美希「ち、違うの!ハニーはミキだけのハニーなの!そうだよね!?」

P「ユキホ……マイ……エンジェゥ……」

美希「うぁぁぁぁぁぁぁあああ!プロレスラーにビンタされた位のショックなのぉ!!」

27 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:01:38.41 ERIDN60bO 22/58


「ぷ、プロデューサー!ボクだけの王子様じゃないんですか!?」グイッ

P「真……あぁ、そうだよ、眠りの魔法を解いてあげよう……」スッ

雪歩「プ、プロデューサー!私以外に、もう、そんな事しなくてもいいですよぉ!」グイッ

P「雪歩……わかったよ、もう君だけを見ているよ……」

伊織「ちょっと!何コロコロ心変わりしてるのよ!」

貴音「あなた様……どういうおつもりなのですか?」

「そうだぞ!さっきから皆をナンパして……」





ガチャッ

千早「……はい、この道順が事務所までの道程です」

あずさ「あら〜、いつもより早く着いたわぁ」

28 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:06:00.66 ERIDN60bO 23/58


千早「もう……あずささんは、道に迷いすぎで……」クルッ

「プロデューサー!ボクですよね!」グイッ

P「真……あぁ、もちろんさ」

雪歩「プロデューサー!さっき私だけを愛してるって言ったじゃないですかぉ!」グイッ

P「雪歩……そう、雪歩だけを愛してる」

千早「」

あずさ「あ…あらあら…迷ってるわねぇ〜…」

小鳥「」(どっかの麦わら海賊団の剣豪師よりも出血してるかも)

29 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:12:29.71 ERIDN60bO 24/58


千早「ぷ、プロデューサー!何してるんですか!」グイッ

P「うわっ、ちょっ!」ユラユラっ

P「っとっと…こ、転け……わっ」ドンガラ……



ムニュッ

P「あ、あれ?柔らかいクッション……?」

あずさ「あ、あらあら〜、ぷ、プロデューサーさん…///」

あずさ「こ、こんな所でその……だ、ダメですよ〜///」

「う、うあぁ!ぷ、プロデューサーがあずささんの胸に飛び込んだぁ!///」

千早「なっ……くっ!」

30 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:19:10.05 ERIDN60bO 25/58


あずさ「あ、あの、プロデューサーさん?大丈夫ですか?///」

P「………………」

P「やはり……素敵だ」スクッ

あずさ「え?」

P「普通、男性が女性に過度な接触をすれば、女性は嫌がるはず……」

P「でも、あずささんは嫌がるどころか、自分の心配までを……」

あずさ「い、いえ、それはプロデューサーさんだったから……///」

P「あずささん……結婚、しましょう」

美希「」

伊織「」

「」

貴音「」

「」

雪歩「」

千早「」

小鳥「」(女でもあの乳揉めば鼻血もんよ)

31 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:24:26.01 ERIDN60bO 26/58


あずさ「えっ……えぇ〜!?///」カアァァ

あずさ「け、けっ……結婚、ですか?///」

P「あずささん……自分は、力及ばない所もあるかもしれません……でも!」

P「約束します!あなたを……必ず、幸せにしてみせます!」

あずさ「ぷ、プロデューサーさん……///」

あずさ「あの……もう、私十分に幸せで……///」テレテレ

千早「………………」ボーッ

千早「……はっ!?」

32 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:31:48.89 ERIDN60bO 27/58


千早「ちょ、ちょっと!事務所で何してるんですか!2人とも!」グイッ

P「うぉっおっ…こ、転け……」ドンガラ…




ペトンッ

P「……よ、よかった、寄れかかる壁があって……」ホッ

千早「…………」プルプル

P「あれ?壁が揺れて……地震か?」

貴音「あなた様……それは、壁ではなく……」

P「…………あっ」

33 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:39:37.25 ERIDN60bO 28/58


千早「…………」プルプル、ワナワナ

P「…………」

P「……千早」

P「そんなお前だから、好きなんだ!!!」

千早「遺言はわかりました、さよなら」スッ

P「ま、待ってくれ!は、話を……」アセアセ

P「……いや、当然の報いかもな」

千早「え?」

P「自分のコンプレックスを、形状で揶揄されてる無機質な物に例えられたら、怒るに決まってるよな……」

千早「…も、もちろんです!あなたは私の胸を、か、壁と……」

P「でも、偶然そうなっただけで、本当に千早の胸を馬鹿にしたわけじゃないんだ」

P「むしろ、俺は千早の胸が好きだ!!」

千早「…!!///」

34 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:46:56.30 ERIDN60bO 29/58


P「お前の胸を含めて、お前の全部を愛してる!」

千早「そ、そんな……急にそんな事言われたら私……///」

P「千早……愛してる……胸も、お前も……」



あずさ「」

小鳥「」(なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!あ、私の血か、なんだ)

35 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 10:54:04.43 ERIDN60bO 30/58


P「もう、ずっと一緒だよ……千早……」

千早「プロデューサー……私を離しちゃ、嫌……ですよ?///」

美希「ちょっと待って待って、何か千早さんとカップルになる前提で話進んでない!?」

美希「ハニーは、ミキとカップルなんだよね!?ね!?」

P「何カップだなんて大きさで決めつけないよ……お前の胸、その物が好きなんだからさ……」イチャイチャ

千早「プロデューサーにそんなに好かれるだなんて、私の胸も幸せものですね///」イチャイチャ

美希「夢なら醒めて星井のぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!」

36 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 11:00:47.64 ERIDN60bO 31/58


P「さぁ、千早……今度は千早が俺の胸に飛び込んで来るんだ」

千早「えっ……そんな、皆が見てる前で///」

P「千早……さぁ」スッ

千早「そ、そんな……い、一回だけですよ?」タタタ…

P「さぁ、飛び込んで来い!」

千早「はい、プロデュー……」タタタ…






律子「なぁ〜〜に、してるんですかぁ?」ゴゴゴゴゴ…

P「うぉっ!?律子!?」クルッ

千早「ん"あ"ぁっ!?」ドンッ

「あ、壁ドン」

「壁が壁に壁ドンした、体全身で」

37 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 11:05:54.84 ERIDN60bO 32/58


律子「何してるんですか……ハイジとクララが抱き合うシーンみたいな事して」ジー

P「い、いや、これはだな……あっ!千早!」タタタ…

千早「プロデューサーの胸……広いん……です……ね」ピクッピクッ

P「ち、千早!悪かった!よく怒る仕事仲間に会ったから、条件反射でつい……!」

律子「よ、よく怒るって……」

春香「今、千早ちゃん、ヒロインって言いました?」ヒョコッ

やよい「はわっ!ち、千早さん、大丈夫ですかぁ!?」ヒョコッ

小鳥「」(何で私に対して皆、我関せずなの?)

38 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 11:11:50.81 ERIDN60bO 33/58


P「千早……本当、ごめんな……痛いところ撫で撫でしてあげるよ……」なでなで

千早「ぷ、プロデューサー……もう大丈夫ですよ、くすぐったいですよ///」イチャイチャ

P「千早は撫で心地がいいなぁ」なでなでイチャイチャ

律子「なっ、なぁっ!?///」

春香「」

やよい「千早さんとプロデューサー、仲良しですね!」

律子「な、な、何公衆の目前でイチャイチャしてるんですかぁ!///」

春香「そ、そうですよ!こういうのは私の役目ですよ!私の!」

やよい(千早さん、なでなでされて嬉しそうだなぁ……)

P「千早……ここも、撫でていいか……?」なでぇ…なでぇ…

千早「ぷ、プロデュ……んっ……それ……壁ですよ」

39 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 11:17:33.34 ERIDN60bO 34/58


律子「……誰か、状況説明できる人いる?」

伊織「それが……皆もいきなりこんな事されて、誰もわからないのよ」

小鳥「」(そうなんです)

春香「プロデューサーさーん!?プロデューサーさんの大好きな天海春香はここですよー!?」

P「千早……何だか胸が硬くなったな……柔軟剤変えただろ?」なでなで

千早「壁ですて」

律子「こんな状況を見たら、真美と亜美が変な事しそうね……」

伊織「そうね……あの2人が今いなくてよかっ……」



ガチャッ

真美「おっはよーん!!」

亜美「ご機嫌いかがーん!?」

伊織律子「うわぁ……」

45 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:07:06.97 3B/DDTH/O 35/58


真美「あれあれ?兄ちゃん、何してんの?」

亜美「それ、ちは……事務所の壁だよ?何で撫でてんの?」

P「千早……千早……」なでなで

真美「……むぅ!無視しないでよぉ、兄ちゃん!」グイッ

P「おわっ……!」グラッ

真美「兄ちゃん、どうしたの?今日の兄ちゃん、いつものみたいな兄ちゃんじゃ……」

P「………………」

P「真美………」ギュッ

真美「へっ?」

亜美「!!」

46 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:14:25.93 3B/DDTH/O 36/58


P「真美……会いたかったよ……お前をずっと待ってたよ……」

真美「…………」

「うわあぁ、また始まって……!!」

律子「ま、真美?これはね、その、今日のプロデューサーは様子が……」

真美「………………」

P「どうした?真美?やけに静かだが……」

亜美「………………」

亜美「えいっ」グイッ

P「わっ!?……ととっ」グラッ

亜美「………………」ジー

P「………………」

P「亜美……愛してる……」ギュッ

亜美「あーーー!!やっぱりぃ!!」

真美「もしかしたらと思ったら、もしかしたYO!!」

伊織「え?」

47 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:21:59.06 3B/DDTH/O 37/58


あずさ「ど、どういう事?亜美ちゃん?真美ちゃん?」

亜美「兄ちゃん、病気だよ、病気!!」

律子「いや、病気みたいな行動してるけど、本当に病気なわけじゃ……」

真美「本当に病気なの!最近、ウチの病院で同じ症状の患者さんがいたの!」

貴音「なんと……それは、真ですか?」

亜美「本当だよ!病名はぁ……わ、忘れちゃったけど」

亜美「確か、『体を触れられた人が、触れた人を好きになる病気』……とか、なんとか」

小鳥「」(えっ、マジ?)

小鳥「」(………………)

小鳥「」(えいっ)グイッ

P「うわっ!!」グラッ

小鳥「」(………………)

P「………………」

P「小鳥……愛してるよ……鼻から血出まくってるけど大丈夫かい……?」ギュッ

小鳥「」(やったぜ)

48 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:28:27.26 P7ClBEhE0 38/58


伊織「ほ、本当にそんな病気が……」

雪歩「それって、どうやったら治るの?真美ちゃん?」

真美「えっとね……確かぁ……」

真美「兄ちゃんの本当に好きな人に触れられたら、その好きな人以外にはもう振り向かない……はず」

「本当に好きな人に以外……」

千早「振り向かなくなる……」

伊織「……という、事は……」

(((((((今までに触れた人は、好きな人じゃないって事……)))))))ズ〜ン……

50 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:34:19.22 P7ClBEhE0 39/58


千早「くっ……くっ!!」ゴンッ!!

「そんなぁ……嘘だぁ!!ワー!!」タタタ…

「貴音ぇ……うぅ……貴音ぇ」グスッヒクッ

貴音「今は思いっきり泣いても良いのです……響……」グスッ

あずさ「うぅ……今日は、飲みに行くしかないわ……」グスッ

雪歩「こんなダメダメな私だから、プロデューサーは……うぅ、私穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!」ザクッ、ザクッ

美希「…………………」

亜美「み、ミキミキ、ソファに寝込んで動かないYO……」

伊織「キィー!こんな奴に振り回されたなんて、腹の虫がおさまらないわ!」

真美(振り回されても、喜んでたんだろうな……絶対)

51 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:41:41.11 P7ClBEhE0 40/58


千早「……という事は、プロデューサーを治せる可能性がある人達は……」

「やよいか、春香か、律子……の3人か?」

「いやぁ、この3人の中にいるとは限らないんじゃ……」

雪歩「それに、まだ好きな人がいないって事も……」

やよい「あの……小鳥さんはどうなんですか?」

P「ポテンシャルの高いあなたが、何故結婚しなかったかはわからない……」

P「これはきっと、神様が自分にチャンスをくれたんだね……結婚しましょう、小鳥さん」

小鳥「」(ぉk)

伊織「……そうね、一応小鳥も候補の1人だわ」

52 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:47:37.91 P7ClBEhE0 41/58


亜美「というわけで……『兄ちゃんの好きな人模索大会!ポロリもあれよ』の始まり始まりぃ!!」

真美「いぇーい!パフんパフんパフん!!」

亜美「じゃあ、まずは……律っちゃーん!君に決めたぁ!」

律子「えっ……わ、私から!?///」

亜美「ほれほれぇ〜、早く兄ちゃんに触るが良いさ〜」ニヤニヤ

律子「や、やらしい言い方しないの!」

律子「それに、触ったら今の小鳥さんみたいにプロデューサーが私に口説いてくるかもしれないじゃない……///」

真美「またまたぁ〜、楽しみな癖にぃ!このこのぉ!」ツンツン

律子「かっ、からかわないの!///」

53 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 15:53:03.26 P7ClBEhE0 42/58


亜美「さぁ!触るがよい触るがよい!」

律子「はぁ……もう、わかったわよ」

律子「さぁ、いつまでやってるんですか、プロデューサー!」グイッ

P「どわっ!こ、転けそう……」グラグラ

小鳥「」(あぁん、もう少し……)

P「………………」

律子「……な、何か、喋って下さいよ……」

P「…………律子」

P「……愛してる」

律子「な、んなぁっ……///」

春香「」

伊織「春香、あんた居たのね」

春香「ずっといた!!」

54 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:00:53.45 P7ClBEhE0 43/58


P「律子……もっとそばに来てくれ……」ギュッ

律子「ひゃあっ……な……な……///」

P「お前の顔は本当にかわいいよ……眼鏡姿も好きだけど、今日は外した顔も見せてくれ……」スッ

律子「か、顔が近いですよ……ぷ、プロデューサー……///」

亜美「はーい!終ーーー了ーーー!!」

真美「お楽しみはここまでねー、ここからは追加料金いただくよーん」

律子「ちょ、ちょっと!何よそれ!追加料金って何よ!いくらなのよ!」

「それを聞いたら、まさか払う気なのか……?」

55 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:06:34.94 P7ClBEhE0 44/58


貴音「さて……これでもし春香かやよいが触れても心が揺れ動かなければ……」

真美「リッチャンノダイショウリデスヨ」

春香「じゃ、じゃあ、早速私が触ります!」ヴァイッ!

亜美「はるるん……大丈夫?落ち込まない?」

春香「あれっ!?何その心配!?」

「なんか、春香って落ち要因な人だから……」

春香「ひっ、ひつ……失礼ね!私の大勝利で円満エンド見せてあげるわ!!」

57 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:13:01.52 P7ClBEhE0 45/58


真美「落ち込まないでね、はるるん……じゃあ、思い切ってどうぞー!」

春香「ヴァイッ!!」グイッ

P「うわぁっ、ひ、引っ張るなよ……」グラッ……

春香「さぁ!どうですか、プロデューサーさん!生春香ですよ、生春香!!」

P「………………」

P「春香………」

P「…………愛してる、よ?」

春香「何で疑問文何ですか!?」

59 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:20:02.20 P7ClBEhE0 46/58


P「あ、いや、本当に愛してるよ、うん、愛してる……」

春香「じゃ、じゃあ、早くいつもみたいに愛の言葉囁いて下さいよ!!」

P「春香……春香は……春香はその……春香は……あの、春香だな……春香で……」

P「…………うん、春香だな」

春香「春香だなって何ですか!?」

亜美「……アレって、イチャついてんの?」

真美「ま、まぁ、愛してるって言ってるし……」

律子「うぅ……私じゃなかったんだぁ……」ズ〜ん…

小鳥「」(今夜、飲みに行きましょや)ポンッ

あずさ「あっ、私も行きたいです〜」

60 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:27:32.32 P7ClBEhE0 47/58


亜美「じゃあ、最後にやよいっちに行って貰いましょうか」

真美「ほら、はるるん、どいたどいた」

春香「ちょ、ちょっと!早くない!?」

やよい「えっと……普通に触ればいいの?」

亜美「うん!そいじゃあ、いっぱつ頼みますよ!姉御!」

やよい「えっと……あの、プロデューサー?」チョンチョン

P「……っ!」ピクンッ

61 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:33:04.28 P7ClBEhE0 48/58


やよい「あの……大丈夫、ですか?」

P「………………」

P「………………」





P「ぁぁ……ゃょぃ……ゃょぃヵゎぃぃょゃょぃ……」

伊織「」

やよい「ウ?」

62 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:40:17.55 P7ClBEhE0 49/58


P「ゃょぃ……ゃょぃぃ……ャョィィィィィィィ……」ハァハァ

伊織「なっ、こっ、えっ、こっ、なっ……何よこれぇ!?」

亜美「こ、この症状は……そういえば、聞いたことがある!」

真美「知ってるのか!?亜美!?」

亜美「あぁ、確かこの病気は、ちょっと触れられた場合危ない感じになる……と!!」

春香「そんなぁ……プロデューサーさん、私が好きじゃなかっただなんて……」ガクッ

貴音「どんまい、です」ポンポン

63 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:46:10.15 P7ClBEhE0 50/58


P「ゃょぃ……ゃょぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」タタタ…

伊織「ひっ……や、やよいに近寄らないで!!」

「あっ、さっき雪歩が掘った穴……」

P「アヒョッ」スポッ…

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ……




あずさ「あ、あらあら〜…」

春香「落ちましたね……」



ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー

64 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 16:51:33.62 P7ClBEhE0 51/58


ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


P「」ピクッピクッ

貴音「とにかく、プロデューサーを『そふぁ』に寝かせて……」

「結局、プロデューサーの好きな人ってやよいなのか?」

千早「それか、事務所以外の人間か、元々いなかったか……」

小鳥「」(社長は?)

「う、うえぇ!?しゃ、社長は男じゃ……」

亜美「たしか、この病気は同性とかは絶対ありえないって言ってたよ?」

小鳥「チッ」

律子「舌打ちって……」

65 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:03:34.05 P7ClBEhE0 52/58


春香「ちょっと待ったー!!」

千早「何?」

春香「本当にあのやよいへの反応はこの病気にカウントされるの!?あれは明らかに別の病気でしょ!!」

春香「だから、やよいの奴はノーカン!!ねっ!!」

律子「いや、だから触り具合で症状が変わるって……」

春香「じゃあ、多数決!春香さんの意見が正しいと思う人ーーー!!」

「「「「「「「「「「「「「………………」」」」」」」」」」」」」

春香「……じゃ、じゃあ、春香さんの意見の可能性もあると思う人ーーー!!」

「「「「「「「「「「「「「………………」」」」」」」」」」」」」


春香「……な、ならっ、春香さんの意見がほんの少しでもいいから有りだと……」

「はいはい、わかったからわかったから」

春香「な、何よ!ふん!なんぼのもんじゃい!」グスッ

66 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:09:35.58 P7ClBEhE0 53/58


伊織「……あら?」キョロキョロ

貴音「どうかしましたか?伊織?」

伊織「……ちょ、ちょっと」




伊織「プロデューサー、いないじゃない!!」

「「「「「「「「「「「「………!!!!」」」」」」」」」」」」



ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー

67 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:15:52.13 P7ClBEhE0 54/58


ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー




P「はぁ……はぁ……」タタタ…

P「ま、待ってくれ……そんなに速く走っちゃ……」タタタ…

謎の女性「キャッ!!」ドンッ

P「あっ……す、すみません、ぶつかっちゃって……大丈夫ですか?」

謎の女性「い、いやぁ、大丈夫、オーバーランクだから」

謎の女性「気を付けなよ?じゃあね」スタスタ…

P「……どっかで見たことあるような」

68 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:23:13.05 P7ClBEhE0 55/58



グイッ

P「う、わあぁ!?」ユラっ









美希「ムゥー!ハニー!また浮気なの!?」

P「み、美希……違うよ、ちょっとぶつかっただけで……」

美希「さっきみたい、また他の子とイチャイチャするの!?」

P「い、いやいや!浮気なんてしないって!他の子とって何の話だ!?」

70 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:29:59.85 P7ClBEhE0 56/58


美希「……ハニー、さっきまでの事覚えてないの?」

P「それが……美希とイチャイチャしあった所は覚えてるんだが……」

P「そのあと、誰かにグイッっと肩を引っ張られて、急に意識が無くなって……」

P「それで、目が覚めたら事務所のソファで横になってて、隣のソファに居た美希に起こされて……」

P「で、ここまで引っ張られて来て……それしか覚えてない」

美希「……本当に?あんなに他の子とイチャイチャしてたのに?」

P「そんな……昨日から交際したのに、美希以外の奴とイチャイチャするわけないじゃないか!」

P「俺が愛してるのは、この世界でたった一人お前だけだよ、美希」

美希「ハニー……///」

71 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:35:59.73 P7ClBEhE0 57/58


P「……というか、俺は目が覚める前は何してたんだ?」

美希「えーっとね……急にデコちゃんとか響とかとイチャイチャしだしてね……」

美希「でもミキ、律子さんが来たあたりで眠くなってソファで寝ちゃったの」

美希「だから、その後の事は知らないくて……で、目が覚めたら皆は話してて、隣のソファにはハニーが……」

P「そうか……それで美希は、俺を起こして一緒に外へ……」

73 : ◆p3yuNM37DY - 2015/05/02 17:41:38.41 P7ClBEhE0 58/58


美希「……とにかく!もう、他の子とイチャイチャしちゃ、ヤ!」ギュッ

P「覚えてないけど、ごめんな?もう絶対美希を悲しませたりしないからな?」ギュッ

美希「……あはっ、絶対だよ?ハニー!///」

美希「じゃあ、このままデートしよっ!」

P「えっ、でもまだ勤務中……まぁ、いっか、病欠扱いにでもしてもらおう……」

美希「ほら、ハニー!早く行こ?」スリスリ

P「お、おいおい、そんなにくっつかなくても……」

美希「今日は、他の子とイチャイチャした分……ううん、それ以上にハニーとイチャイチャするの!」

美希「だから、ミキの事だけを見ててね!ハニー!///」ニコッ








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