5 : 以下、2... - 2016/01/14 01:10:59.02 hOEmT/sgO 1/34

真姫「知ってる?鏡に話しかけ続けると私が私じゃなくなるんだって」

花陽「こ、怖い…」

「どういうこと?」

真姫「真姫が真姫じゃなくなるの」

「…よくわからないにゃ」

真姫「真姫なのに真姫じゃないのよ」

「もう!なぞなぞはおーしまい!早く屋上いくにゃ!」

真姫「そうね」

6 : 以下、2... - 2016/01/14 01:12:22.47 hOEmT/sgO 2/34

そのあとかよちんは怖い怖いってぶるぶるしてたにゃ

でも凛は好奇心が勝っちゃう

家に帰ってから早速試してみるにゃ!







凛の前に鏡を置いた

「鏡さーん...」

7 : 以下、2... - 2016/01/14 01:13:11.07 hOEmT/sgO 3/34

最初はちょっぴり恥ずかしかったにゃ

でも話しかけてるとなんか楽しくなってきた

「今日は真姫ちゃんから話を聞いて話しかけてみたにゃ!鏡さんー!」

凛が笑うと鏡も笑う


それが何か楽しいんだにゃ

9 : 以下、2... - 2016/01/14 01:15:00.75 hOEmT/sgO 4/34

「凛、もう寝なさーい!」

「はーい!」

正直もう目は重たいよ

「今日…は早く寝れそ…」



真っ暗な場所

でも少し赤っぽい場所

そこで誰か泣いてた

少しだけ素直じゃないけど大好きな人がいる純粋な子

凛は知ってるけど分からないや



*



10 : 以下、2... - 2016/01/14 01:15:59.98 hOEmT/sgO 5/34

「という夢を見たんだ!変な夢でしょ?」

真姫「ふふっ、ふふふふふ」

花陽「どうしたの?真姫ちゃん」

「不気味な笑いだにゃー!」

真姫「なんでもないわ!ふふっ」

花陽「今日はご機嫌なんだねぇ」

真姫「そうよっ」

11 : 以下、2... - 2016/01/14 01:17:27.10 hOEmT/sgO 6/34

真姫「…凛」コソコソ

「どうしたの?」

真姫「今日家に来てくれない?」

「え?なんで凛…」

真姫「…お願い、相談があるの」

「…わかったにゃ」

かよちんに秘密での相談ってなんだろ?

かよちんには申し訳ないけど…真姫ちゃんの期待に乗れるように頑張らないと。

12 : 以下、2... - 2016/01/14 01:18:09.84 hOEmT/sgO 7/34





真姫「ふふっ、いらっしゃい」

「お邪魔します!」

「お菓子用意するわね」

真姫「いいわよ。私もう用意してあるし」

「お友達が来るのが楽しみだったのね」

真姫「もうっ…!」

13 : 以下、2... - 2016/01/14 01:18:51.84 hOEmT/sgO 8/34

「えへへっ…今日はお邪魔します」

「ゆっくりしていってね」

そういって奥に行った真姫ちゃんのお母さん。

いつも思うけど凄い美人だにゃ…

ガチャッ

真姫「それじゃ…ってお茶忘れたわね。ちょっと待ってて」

「あ、うん!ありがとうにゃ」

バタンッ

14 : 以下、2... - 2016/01/14 01:19:52.83 hOEmT/sgO 9/34

ふふふ、真姫ちゃん家に怪しいものが無いかチェックにゃ!

ベッドの下には何も、棚には勉強道具…真面目だにゃぁ。

タンスの中には…

「ん?」

そこには赤い布が被さってる何かがあった

パサッ

15 : 以下、2... - 2016/01/14 01:20:39.79 hOEmT/sgO 10/34

「鏡?」

なんか綺麗だにゃ…

「鏡さん、凛は今真姫ちゃんの家にいるよ」

「り…たっ…」

「え…」

鏡が喋った

喋った…

「にげ…」

凛には何故か鏡さんが味方に見えた

「逃げて」って言ってる

16 : 以下、2... - 2016/01/14 01:22:09.11 hOEmT/sgO 11/34

「たすけ…」

「…鏡さん」

悲しそうで泣いてそうな鏡さんをほっとけないにゃ…

真姫「凛」

「ひっ…ま、真姫ちゃ?」

真姫「何してるの」

その時の真姫ちゃんの顔は怖かった

今まで見たことのない目で睨んでいた。

17 : 以下、2... - 2016/01/14 01:22:50.40 hOEmT/sgO 12/34

「ご、ごめっ…」

真姫「何してたの」

「かっ…」

鏡が喋ったということは話しちゃいけない

そう思った凛は少しだけ嘘を吐いた

「ま、真姫ちゃんが変なもの持ってないかなーって思って、なんか布が掛かっててこれは怪しいっ!って思ったから…」

18 : 以下、2... - 2016/01/14 01:23:31.28 hOEmT/sgO 13/34

真姫「…そう、それならいいわ」ニコッ

「…」

鏡さんは「逃げて」って言ってた

凛はその言葉を…信じたいよ

真姫「それより相談を…」

「あれ!?今って何時?」

真姫「えっ…3時だけど」

「にゃあぁああ!!マズイにゃぁっ!あの月1しか開かないラーメン屋がもう少しで閉まっちゃうにゃああ!」

19 : 以下、2... - 2016/01/14 01:24:24.09 hOEmT/sgO 14/34

真姫「それは…マズイわね」

「ごめんね!今日の所は帰るにゃ!」

真姫「あ、私も一緒に…」

「やめといたほうがいいにゃ。あそこの店はお客が怖いんだよ…真姫ちゃんには耐えられないかも」

真姫「そうなの?じゃあまた今度にしてもらおうかしら」

「本当にごめんね!それじゃ、お邪魔しました!」

20 : 以下、2... - 2016/01/14 01:25:25.62 hOEmT/sgO 15/34

ガチャッ

「あら、もう帰っちゃうの?」

「すみません、用事を思い出しまして…」

「そう…また今度も遊びに来てね?」

「はい!」

バタンッ

…すごく心臓がドクドク言ってる

凛ってあんなに嘘上手だったっけ

…でも今日は真姫ちゃんが怖くて

ごめんね真姫ちゃん。今日は家に帰るよ。

21 : 以下、2... - 2016/01/14 01:26:11.50 hOEmT/sgO 16/34




バタンッ

「おかえりなさい、凛。早かったね!」

「そうかにゃー」

「少ししたら早めにお風呂入っときな?」

「うん!」

バタバタ

ガチャッ

22 : 以下、2... - 2016/01/14 01:26:53.65 hOEmT/sgO 17/34

鏡さんの言う通りにしちゃったにゃ

「鏡さんが何か助けてくれたのかな?ありがとう…えへへ」

そして鏡も笑った

凛の顔が笑い返した

「…鏡好きだったのかな」

なんてつぶやいてみる

鏡は少し赤くなったような気がした

「えへへっ…照れてる?」

鏡からは何も返事はなかった

23 : 以下、2... - 2016/01/14 01:27:50.16 hOEmT/sgO 18/34

「…何やってんだろ」

「凛ー!!お風呂入りなさーい」

「はーい!」

ガチャッ

お風呂に入ると何故か少し狭い気がした

「うーん…」

なんでかはわからないにゃ

「お風呂気持ちいいにゃぁ…」

24 : 以下、2... - 2016/01/14 01:28:37.89 hOEmT/sgO 19/34




ガチャッ

「鏡さーん…」

鏡…

真姫ちゃんが言ってた話は本当なのかな

いや、違うにゃ

私が私じゃ無くなるなんて嘘だよ

25 : 以下、2... - 2016/01/14 01:29:16.57 hOEmT/sgO 20/34

「鏡さん…」

「…」

「返事してほしいにゃー」

「…」

まあしないよね

「ふぁあ…もう寝よう」

目覚ましセットして…

「おやすみにゃぁ…」

「おやすみ」

26 : 以下、2... - 2016/01/14 01:30:34.27 hOEmT/sgO 21/34




*



「おはよー!」

真姫「おはよう、凛」

「そういえば真姫ちゃんはにこちゃんと今どうなんだにゃ?」ニヤニヤ

花陽「最近そういう話しなくなっちゃったねぇ」

27 : 以下、2... - 2016/01/14 01:31:57.75 hOEmT/sgO 22/34

真姫「…なにが?」

花陽「え、え?」

「最近にこちゃんと距離詰めるって凄い張り切ってたのに…」

毎日毎日にこちゃんの話してたのにな。

真姫「…あぁ、頑張ってるわよ」

「そ、そっか!凛もサポートしよっかなー」

そういえばにこちゃんの話を最近聞いてないよ



凛は

気付いちゃったよ

「早くいきましょ」

28 : 以下、2... - 2016/01/14 01:32:34.97 hOEmT/sgO 23/34




*



29 : 以下、2... - 2016/01/14 01:33:12.91 hOEmT/sgO 24/34

「鏡さん、出てきてよ」

凛は怒ってる

その時は少し黒っぽかった

「…」

「凛ー!電話してないでもう寝なさい!」

「…はーい!」

30 : 以下、2... - 2016/01/14 01:34:26.57 hOEmT/sgO 25/34

これでバイバイだよ

「私は私じゃなくてもいい」

きっと皆そうだにゃ

皆がいれば凛じゃなくていいんだよ

「きっと皆こうなる」

「そうなの?」

31 : 以下、2... - 2016/01/14 01:35:11.84 hOEmT/sgO 26/34

「うん、信じてる」

「わかったにゃ、皆信じるにゃ」

「…私はそうにゃーにゃー言わないよ」

「そっか」

「それじゃ、おやすみ」

凛は1つの手がかりを残して寝た

32 : 以下、2... - 2016/01/14 01:35:51.17 hOEmT/sgO 27/34





凛は幸せだった

真姫ちゃんに会えて

手を繋いでくるくるしてる

真姫ちゃんも凛が来て嬉しそう

でも泣いてる

かよちんは笑ってる

真姫ちゃんは泣き笑い

凛も、泣き笑い

33 : 以下、2... - 2016/01/14 01:36:25.15 hOEmT/sgO 28/34

ガチャッ

「おっはようにゃー!」

「なんか元気ね凛」

花陽「おはよう、凛ちゃん」

34 : 以下、2... - 2016/01/14 01:37:01.53 hOEmT/sgO 29/34

「おはよう花陽ちゃん!」

花陽「は、花陽ちゃん?」

「…呼んでみただけだよ!」

花陽「あ、そ、そっか…!」

その瞬間凛は笑った

凛ちゃんの笑顔が不気味で怖かった

35 : 以下、2... - 2016/01/14 01:38:31.18 hOEmT/sgO 30/34

「ふふっ、ふふふ…」

「えへへ…」

怖いけど

でも2人は優しくて可愛くて…花陽の大事な友達。

花陽「えへへ…」

36 : 以下、2... - 2016/01/14 01:39:56.85 hOEmT/sgO 31/34

その瞬間私は目の前のものを疑った

「かよちんも」

花陽「行くよ」

「そうよね」

37 : 以下、2... - 2016/01/14 01:41:05.75 hOEmT/sgO 32/34

「あのね!」

花陽「ん?」

「私ね、鏡のやつやったんだよ」

花陽「…」

その瞬間私は目の前のものを疑った

「かよちんも」

花陽「行くよ」

38 : 以下、2... - 2016/01/14 01:41:49.74 hOEmT/sgO 33/34

花陽「…」



真姫「いらっしゃい、なんてね」

「かーよちん!」

花陽「えへへ…来ちゃった」

2人共笑ってた

私も一緒に笑った

この瞬間が嬉しくて笑った

「外はどうなってるんだろうね」

多分…

花陽「3人楽しく笑ってる」



おわり

39 : 以下、2... - 2016/01/14 01:42:57.25 hOEmT/sgO 34/34

短編ホラーみたいなの書きたかったけど難しいです...

とりあえずおわりです。ありがとうございました。

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