みほ「し、知らなかった…」
沙織「私も最近噂で知ったからびっくりだよ」
みほ「でもそれってただの噂なんじゃ…」
沙織「いーや! 恋愛マスターの私が見たところ確実に出来てるよ!」
みほ「そんな…まさか本当に>>3さんと>>4さんが恋愛関係に…!?」
元スレ
沙織「>>3と>>4が付き合ってるらしいよ!」みほ「ええっ!?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1451297718/
5 : 以下、\... - 2015/12/28 19:17:04.437 8EZmGprca 2/47秋山殿~
6 : 以下、\... - 2015/12/28 19:18:37.958 ecUX0aFJ0 3/47カエサル
みほ「優花里さんとカエサルさんが……!?」
みほ「カエサルさんってアンツィオのカルパッチョさんと仲が良かったんじゃ…?」
沙織「そっちはあくまで親友、本命はゆかりんだったってことだよきっと!」
みほ「でもあの2人ってそこまで一緒にいるイメージも無いような……どちらかというと優花里さんはエルヴィンさんと話してる姿の方が見ると思うし……」
沙織「うまいこと付き合ってるの隠していたんだよ。でも私の目は誤魔化せないよ!」
みほ「ほ、本当かなぁ……」
ーーーーー
ーーー
ー
優花里「カエサル殿……! カエサル殿!」
カエサル「お、おおっグデーリアンか……? そんな物陰で一体何を……」
優花里「とにかくこちらへ!」グイッ
カエサル「うわっ!?」
優花里「大変ですよ……! ど、どうやら私達がお付き合いしているなどという噂が流れているらしく…」
カエサル「何ぃ!? な、何なんだその噂は…!?」
優花里「武部殿が発信源らしいです……。もう色んなチームがこの噂で引っ切り無しで……!」
カエサル「うぅ、あの恋愛話が大好物の武部さんか……」
優花里「一年生チームに詰め寄られたり、そど子殿に不純同性交遊を咎められたり、幾人かにはエールを送られたり、もう散々です……」
カエサル「エルヴィン達が妙に茶々を入れてくると思ってたらそういうことだったのか……」
優花里「ど、どうしましょう」
カエサル「どうしましょうって言ったって……」
カエサル「それは毅然とした意志で『我々は付き合ってなどいない!』ということを見せるしかない」
優花里「おお! 正面突破ですね!」
カエサル「実際我々は友人同士ではあるが恋人ではない」
カエサル「いつも通りに過ごせばすぐにこんな噂は霞と消えるさ」
優花里「ですよね! 我々は断じて付き合ってなどいませんもの!」
カエサル「では普段通り1日を過ごすということでよろしく頼む」
優花里「了解であります! ではまた放課後に」
カエサル「ああ、いつも通り校門で待ってる」
ーーーーー
ーーー
ー
優花里「すいません、お待たせ致しましたー!」
カエサル「いや、いいんだ、私も今来たところで……」
優花里「そんな……手がこんなに冷たいじゃありませんか!」
カエサル「あ、いや、まあちょっとは待ったけど全然平気で……」
優花里「カエサル殿を寒空の下こんなに待たすことになるなんて……秋山優花里一生の不覚です……!」ギュッ
カエサル「気にするなって! もう大丈夫だ」
カエサル「ほら、グデーリアンが握ってくれたおかげでこんなに暖かい」
優花里「カエサル殿……!」
カエサル「湿っぽいのは抜きにして早く目的地へ行こう」
優花里「はい! ……あっ、カエサル殿! 私、名案が思いつきました!」
カエサル「ん?」
優花里「こうやって手を繋いだままでいれば寒くありません!」
カエサル「なるほど確かに名案だな」
カエサル「さらにこんなのはどうだ? この握った手を私のポケットに突っ込む」
優花里「おお! お互いの手で暖を取り、その上防風対策にもなるとは! 流石はカエサル殿です!」
カエサル「はっはっはっはー!」
優花里「ぬくぬくです! これなら冬将軍も怖くありません!」
ーーーーー
ーーー
ー
戦車道ショップ
優花里「……そしてこちらの『ポルシェティーガー』はまだコンペも決まっていないのに80両近くも作ってしまい……!」
カエサル「ふふっ」
優花里「ああっ! す、すみません……、私また興奮して1人でベラベラと……」
カエサル「いや謝ることはない。とても興味深い話だ」
カエサル「そして何より楽しそうに話すグデーリアンを見るのも面白くて好きなんだ」
優花里「お、面白い……ですかぁ……?」
カエサル「悪い意味ではないぞ。こうやってグデーリアンの一緒に戦車道ショップでの寄り道は毎日の楽しみなんだ」
優花里「か、カエサル殿……! やはりカエサル殿は最高の友人、ソウルフレンドですー!」
カエサル「私も同じことを思ってるよ。我々は本当に気が合うな」
優花里「はい! それなのに何故『我々が恋人同士だー!』なんて噂が流れるのでしょうね」
カエサル「まったくだ。こんなにも清い友情で結ばれているというのに!」
優花里「でも大丈夫ですよ、今日1日は完璧にいつも通りに過ごしましたから!」
カエサル「そうだな。至って普通の友人同士の触れ合いをする我々を見れば、この噂もすぐに消えることだろう」
優花里「それではそろそろ帰りましょうか」
カエサル「ああ、うっ、やはり外は寒いなぁ…」
優花里「カエサル殿! どうぞ今度は私のポケットへ!」
カエサル「それでは失礼をして…」
優花里「えへへー、あったかいです!」
カエサル「グデーリアン、こっちへ」
優花里「へ?」
カエサル「冬になったし首のこれも厚手のマフラーに模様替えしたんだ。ほら一緒に巻こう」
優花里「おお! 防寒対策万全ですね!! お邪魔します!」
カエサル「うむ、こうやって引っ付くとなお暖かいな!」
沙織「……どう? やっぱり付き合ってるでしょあれ」
みほ「うん……! 今日1日見守ってたけど間違いないね…」
沙織「2人でマフラー巻くなんて完璧に恋人同士だよー!」
みほ「沙織さんの噂本当だったんだね」
沙織「当たり前じゃん! まだまだ色んな噂あるよ!」
みほ「ええっ!? まだあるの!?」
沙織「実はね……>>21と>>22も付き合ってるって噂が……!」
21 : 以下、\... - 2015/12/28 20:16:17.127 gY581WQya 14/47みほ
24 : ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752 - 2015/12/28 20:21:16.568 9AbRS0wm0 15/47>>22踏んでたからエリカで。
沙織「ねぇねぇ! どうなの!? この噂本当なの!?」
みほ「ふぇっ!? わ、私とエリカさんが…!?」
沙織「大洗と黒森峰の長距離恋愛……! 気になるぅー!」
みほ「そ、そんなのじゃないよっ! ただの噂話なんだから……!」
沙織「えー!? ホントにホントにー!?」
みほ「ホントにホント! き、今日はもう帰るね、バイバイっ!」
沙織「あ、まってよみぽりーん!」
ーーーーー
ーーー
ー
みほルーム
みほ「はー、びっくりしちゃったなー。まさかこんな変な噂が流れてるなんて…」
みほ「沙織さんも沙織さんだよ…冷静に考えたらそんなことないの分からないかなぁ」
みほ「エリカさんとは黒森峰の時くらいしか関わり合いはないし……そもそも恋愛するにしても距離離れすぎてるよ…」
みほ「明日も沙織さんに根掘り葉掘り聞かれちゃうのかなぁ」
ピコン!
みほ「あ、skypeの……えーっとマイクマイク……」
みほ「もしもし? エリカさん?」
エリカ『今日は遅かったのね』
みほ「うん、ちょっと色々あって疲れててね…」
エリカ『それなら今日はやめとくわよ?』
みほ「ううん! この毎日の日課の通話取り上げられちゃったら余計に疲れちゃうよ!」
みほ「お願いエリカさん、ちょっとだけ愚痴らせて……!」
エリカ『仕方ないわね…』
みほ「聞いてよ…、今日、沙織さんに私とエリカさんが付き合ってるのか?って聞かれちゃったんだ…」
エリカ『はぁ!? 何それ、あんた何て返したの…? まさか…』
みほ「もちろん否定したよ。私達が付き合ってるなんてありえないもんね」
エリカ『当たり前よ、虚言もいいとこよ』
みほ「だよね、私なんかエリカさんと釣り合い取れる訳がないし……」
エリカ『……何言ってんのよ』
みほ「えっ?」
エリカ『私、前から言ってるでしょ。あんたのそういう自分を卑下し過ぎているところが嫌いだって』
エリカ『あんたは隊長の妹であり、全国大会優勝校の隊長でしょ』
エリカ『私に言わせると……まあ、世間一般で見れば大したもんよ。認めてあげてんの』
みほ「エリカさん……!」
エリカ『だからそうやってウジウジするのは禁止ね』
みほ「うん……! ありがとうエリカさん!」
みほ「でも……ごめんね毎日こうやって愚痴吐いちゃって……エリカさんの時間を取っちゃってるし……」
エリカ『隊長だから負担かかるのは分かるわよ。それにこっちだって心配なの』
エリカ『元黒森峰の副隊長がそっちに迷惑かけてないかね』
みほ「あ、あはは…」
エリカ『色々と危なっかしいのよねあんた。だから私も定期的に気になっちゃうの』
みほ「め、面目ないです…」
エリカ『私の精神安静の為にもちゃんとこの通話は続けるのよ。本当に私の為なんだからね』
みほ「うん、ありがとう……!」
みほ「あっ、そうだ……この前送ったの届いた?」
エリカ『え、うん、まあね…』
みほ「良かったぁ! この前ボコミュージアムで見つけて本当に気に入っちゃって!」
エリカ『これ…付けなきゃだめ? このボコキーホルダー』
みほ「私のとペアなの! 私もケータイに付けてるから!」
エリカ『そう……でも透析患者バージョンはどうかと思……』
みほ「だめ…? エリカさんに似合うと思って頑張って探したんだけど……」
エリカ『……分かったわよ、ほら、これでいい?』
みほ「えへへ! ありがとうエリカさんっ!」
エリカ『もう遅いわよ、明日も早いんでしょ隊長さん』
みほ「うん……名残惜しいけどおやすみだね」
エリカ『そうそう、ちゃんと明日あんたのお仲間にしっかり否定するのよ』
エリカ『私たちはこれっぽっちも付き合ってないってね』
みほ「もちろん分かってるよ! ……ねぇエリカさん今度いつ会えるかな?」
エリカ『…………練習試合かしらね』
みほ「早く会えないかなぁ……また一緒にボコミュージアムとか戦車道喫茶とか行きたいなぁ」
エリカ『……あまりぐちぐち言わないの』
みほ「あっ、ごめんなさい……」
エリカ『……こっちだって早く会いたいんだから』ボソッ
みほ「……へっ? 今なんて…?」
エリカ『何でもないわ、おやすみ』
みほ「……? うん、おやすみなさい!」
ーーーーー
ーーー
ー
みほ「という訳で、改めてエリカさんとお話して意見が一致したけどやっぱり私達は付き合ってないよ」
みほ「もう変な噂は流さないでね沙織さん!」
沙織「そ、そーなんだー、へー…」
沙織(これ完全に好き合ってるよね?)
沙織「そっかーこの噂は間違いだったんだー残念だなー」
沙織「でも次の噂はきっと本当だよ!」
みほ「沙織さん、本当にこの手の噂詳しいんだね…」
沙織「>>37と>>38が付き合ってる……これは間違いないね!」
37 : 以下、\... - 2015/12/28 21:11:45.711 qIv6Go/Ia 24/47沙織
38 : ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752 - 2015/12/28 21:15:13.184 9AbRS0wm0 25/47ルミ
沙織「……ってアレ!? 何この噂!? いつのまに私のラヴラヴ噂ノートにこんなのが……!?」
みほ「そ、そうだったの沙織さん……!? あの大学選抜のルミさんと……そんな……!」ドキドキ
みほ「年上との恋愛ってこと……!?」ドキドキ
沙織「ちょちょちょーっとストップ!! おかしいよこれ絶対ちがうもん!」
沙織「これはガセ!ガセだから!タチの悪いガセなんだからー!」ダ--!
みほ「あっ、沙織さん…、い、行っちゃった…」
沙織「はーびっくりしちゃった。恋の噂を追っかけて片っ端から集めてるうちに変なのが混じっちゃったのね……」
沙織「一体だれよー、こんなの流したの……一年生が怪しいなぁ」
ルミ「あれー? 沙織ちゃんじゃーん?」
沙織「あっ噂をすれば何とやら…」
ルミ「今度の特別練習試合のことで来たんだけどね、生徒会室ってどこ?」
沙織「案内しますよ、こっちです」
ルミ「ありがとうね! ところでさっき言った噂って……?」
沙織「えっと実は……」
ルミ「あっはっはっはっー! 何それ面白ーい!」
沙織「ある意味笑えますよねー、こんな根も葉もない噂」
沙織「私とルミさんの絡みなんてあの試合の後に私が恋愛指導を請うた時くらいしかないですもん」
ルミ「そうだったねー、ていうか何であの時私なんかに聞いたのそんなの」
沙織「何となく恋愛マスターの匂いを感じたので!!」
沙織「メグミさんは清楚路線! アズミさんは人妻路線! そしてルミさんは研究派恋愛マスター!」
沙織「きっとこの人ならありとあらゆる恋愛事情を知り尽くしてるだろうって!!」
ルミ(そ、そんな風に思ってたんだ…。研究派ってこの子メガネしか見てなくない?)
ルミ(そもそも私だって戦車道一筋でそんな経験ないのに…)
沙織「ルミさん! 恋愛の極意教えてくださいよ!! 私達が付き合ってるって変な噂を吹っ飛ばす為にも!」
ルミ「だ、だから何度も言ってる通り…私は別にそんな恋愛マスターなんかじゃ…」
沙織「そんなこと言って恋愛テクを独り占めする気じゃないんですかー!?」
沙織「ずるいですよ、教えてくださいよー!!」
ルミ(うわ、この子ちょっと変なテンションになってる…)
沙織「さあさあ、早く! 極意を早く!」ゴゴゴゴ
ルミ(め、面倒くさいこの子…)
ルミ(私に経験なんて全くないけど恋愛ドラマとかで見たことを適当に言えば引き下がるかな…)
ルミ「え、えーとやっぱり肌の密着じゃない? 抱きしめ合ってお互いの鼓動と体温を感じ合えば…」
沙織「なるほど!! つまりこうですか!?」
ギュッ!
ルミ「うひゃっ!? な、何やって!?」
沙織「こんな感じですか!? こういう風に抱きしめてこう、こういう感じに……」
ルミ「ちょ、ちょ、何も今実践しなくても…!」
沙織「こうですか!? あっ、肌の密着ならこうやって露出を……!」ギュ--!
ルミ「ちょっ、脱がないで脱がさないで…! ヤバいこの子恋愛盲目過ぎて自分を見失ってる……!」
ルミ「こ、こんなとこ誰かに見られたら……!」
みほ「……」
ルミ「…………あっ、西住流の……」
沙織「私胸には結構自信あるんですよ! やっぱりこうやって胸を押し付けまくったほうが……!」ギュッギュ!
みほ「……」
みほ「……じゃましてごめんなさいっ!」ダッ
ルミ「ちょちょ!? ちょっと待って、えっと、みほちゃん!? 待ってお願い!!!」
沙織「えへへ、これで私も超モテモテ……!」
沙織「というわけで、完璧なモテ技を身に付けたパーフェクトさおりんでーす☆」
沙織「変な噂もこれで完全風化間違いなしだよー!」
みほ「そ、そう、よかったね……」
みほ(ルミさん凄いやつれた顔で帰って行ったなぁ)
沙織「さあさあ、次の噂は……」
みほ「ま、まだあるんだ…」
沙織「と言ってももう最後なんだけどね」
沙織「なんと最後は他校だよ!!」
沙織「あの>>50と>>51が……!」
みほ「嘘……!? 本当に……!?」
50 : 以下、\... - 2015/12/28 22:24:29.946 ecUX0aFJ0 33/47蝶野さん
51 : 以下、\... - 2015/12/28 22:31:19.504 3mid+OcE0 34/47島田
52 : 以下、\... - 2015/12/28 22:33:42.851 tH3fM5KKd 35/47アリスかおばさんか
安価下
53 : 以下、\... - 2015/12/28 22:37:16.920 ecUX0aFJ0 36/47母
蝶野「先日の試合はとても見事なものでした流石は島田流家元の一人娘ですね」
蝶野「ところでどうして今日は私をわざわざお屋敷の方に…」
千代「今日呼んだのは他でもありません…実は…」
千代「どうやら私とあなたが恋愛関係…などという噂が広まっているようなのです」
蝶野「なっ……そ、それはどこで…」
千代「あの大洗女子学園からの発祥で今では全国の戦車道強豪校に拡散しているようで」
蝶野(な、何してくれてんのあの子達……)
千代「これは由々しき事態です」
千代「これは下手をすると我々の癒着や汚職問題と取られる可能性があります」
蝶野「た、確かに……」
千代「早急に手を打たなければ……」
蝶野「私、大洗の子達とは交流があるので直接出向きます!」
蝶野「そしてそんな噂は真っ赤な嘘だと宣言を……」
千代「いえ、あまり大袈裟にリアクションしてしまうと真実を隠そうとしての行動だと思われるかも」
蝶野「ではどうすれば……」
千代「私にいい考えがあります。目には目を、歯には歯を……そして、」
千代「噂には噂を、です」
千代「我々は恋人関係ではない、むしろ微妙に仲が悪くて行事の時に顔をあわす度に気まずい空気が流れる…………くらいの噂を流すのです」
蝶野「なるほど、それで最初の噂を塗り替えるのですね! ……って微妙に仲が悪いなんて流す必要あるんですか?」
千代「少しオーバーなくらいが民衆は信じやすいものです」
蝶野「そうですか……ではさっそくそのように噂を……」
千代「少し待ってください。まだ十分じゃありません」
千代「噂のリアリティを強固にしましょう。噂と共に実物の証拠を流すのです」
蝶野「証拠……?」
ーーーーー
ーーー
ー
蝶野「あの……これは一体」
千代「ごめんなさいね、蝶野さん。我々の負の噂を払拭するためにこうするしかないのです」
千代「このカメラで『仲の悪い我々が喧嘩をしているまさにその瞬間の写真』を撮ります」
千代「そしてその証拠写真を噂と共に流せば間違いなく成功します」
千代「安心してください、本気の喧嘩などではなくお芝居なので」
蝶野「それはそれで問題はあると思うのですが、そこは一先ず置いておいて……」
蝶野「あの……なんで……」
蝶野「私縛られているんですか……?」
千代「……」
千代「……あなた、自衛官じゃない」
蝶野「……そうですね」
千代「……力、強いじゃない」
蝶野「……まあ、訓練で鍛えてますんで」
千代「……私達、お芝居とはいえこれから喧嘩するじゃない」
蝶野「……そうなりますね」
千代「…………負けたくないんですもの」
蝶野「このまま拘束して一方的にボコるつもりだったんですか!?」
千代「お芝居とはいえ負けたくないんですよ、島田流家元として」
蝶野「いや、だからってどうなんですかこれ! 家元として以前に人として!」
千代「自衛官のお芝居パンチでも顔に傷でも付いたら……」
蝶野「でもこのままじゃ顔に傷付くの私だけじゃないですか! 私だって嫌ですよ!」
千代「分かりました、こうしましょう」
千代「私はふん縛った蝶野さんを一方的に痛めつける極悪非道の家元……というイメージで」
千代「この写真を使えばあの噂なんで吹っ飛んでしまうでしょう?」
蝶野「また別の意味でマズイ噂が巻き起こりそうなんですが…」
千代「私は敢えて汚名を被ります」
蝶野「これで本当に解決するのか心配になってきましたが、もう早く帰りたいのでさっさと終わらしてください……」
千代「はい、それではカメラの用意と……」
千代「蝶野さんを痛めつける為の鞭を……」
蝶野「ちょちょちょちょっと待ってください!! 鞭!?」
千代「どうかしました?」
蝶野「そちらこそ頭どうかしまたした!? 鞭!鞭って何でですか!」
千代「鞭といえば悪人のイメージあるじゃないですか。ちゃんと雰囲気を大事にするためにロウソクとマスクも用意して…」
蝶野「どんな作品から拝借したんですかそのイメージと雰囲気は……!」
蝶野「ていうかそんな装備と道具で私を痛めつける写真なんか流せば余計に酷い噂が流れますって!!」
千代「何を不安に思っているのかよく分かりませんが……大丈夫ですよ安心してください、心を鬼にして見事鞭を扱う極悪夫人になりきりますので」
蝶野「やめてください……近寄らないで……! カメラは本当にダメです、記録に残さないで……」
千代「えぇーい! このガッデム蝶野め!」
ビシィッ!
蝶野「ッッッ! いった!! 全然手加減しないこの人!?」
千代「ウチより西住流と仲良くなりやがって!」
ピシィッ!!
蝶野「ひぃ!? かなり個人的な私怨込めてる!」
ピシィッ! バシィッッ!! ビシィッ!
千代「ほーらほら!」
蝶野「だれかっ、助けっ……!」
ビシィッ! ビシィ!
愛里寿「…………ッ!」ガタガタ...
ーーーーー
ーーー
ー
愛里寿「……ってことがあって」
沙織「ほらねー! やっぱり噂の通りだったでしょー!」
みほ「というか噂以上っていうか……」
沙織「確かに…まさかSMプレイまでする関係だったなんてー!」
愛里寿「しかもその後その写真を自信満々で強豪校にばら撒くし……」
みほ「『我々は皆さんが思ってるような仲でなく、写真の通りの関係なのです!』ってすごいドヤ顔だったね」
沙織「反面蝶野さんの死人みたいな顔のコントラストが凄かったよ」
愛里寿「島田流……抜けたい……」
みほ「だ、大丈夫……? 経験者としては遠くの転校できる遠くの学校を探すことから……」
沙織「愛の形は人それぞれだねー」
沙織「にしても流石は私の恋愛情報! ほとんど100パーセントの確実性だったでしょ!」
沙織(私とルミさんの以外はね)
みほ「そうだね、見直しちゃったかも」
みほ(私とエリカさんの以外はね)
沙織「これからもバンバン情報更新していくよー!」
みほ「あはは、頑張って……」
アリサ「ね、ねぇ……」コソコソ
沙織「あれ、アリサさん? なんでここに……」
アリサ「そんなことはどうでもいいのよ……それよりあんたの垂れ流して恋愛の噂だけど……」
アリサ「>>54で言われてる通り、私とたかしの噂とかない?」
アリサ「もうすぐ付き合えるかもーとか、実は両思いかもーとか、たかしは私のこと前から気にかけて……」
沙織「全然ないです」キッパリ
アリサ「いたかもーとか……え?」
沙織「聞いたことないです。ていうかこの手の噂でアリサさんの名前上がったの見たことないです」
アリサ「」
沙織「あとたかしさん一年生の子と付き合ってるらしいですよ……ってあれ? アリサさん?」
アリサ「」
みほ「立ったまま気を失ってる……」
沙織「す、すごいね……やっぱり恋ってのは奥が深いよ…」
愛里寿「実家帰りたくない……」シクシク
73 : 以下、\... - 2015/12/29 00:01:23.498 c0o6cXcyd 47/47おしまい
増刷フィルム手に入るかな
売り切れてたパンフレット買えた記念

