1 : VIPに... - 2013/11/09 16:53:47.48 XEqHQ1jI0 1/36

春香「今日もレッスン、疲れたな」

春香「お腹空いたけど……もう深夜か。早く寝ようっと」

「とぅううううううううっ!!」パリーン!

春香「っ!?」

2 : VIPに... - 2013/11/09 16:57:54.89 XEqHQ1jI0 2/36

「吉野家で牛丼特盛を買ってきた! これに卵を入れてだな!」

春香「ぷ、プロデューサーさん、何を……!?」

「もちろん七味はかける。紅ショウガもマシマシだ」

春香「プロデューサーさん、何をっ!」

3 : VIPに... - 2013/11/09 17:01:14.17 XEqHQ1jI0 3/36

「はふっ、はふはふっ! んぐっ、もりもり」

春香「止めてっ! 止めてください!」

「牛丼はすきっ腹にずどんと来るなぁ! ガツガツ食べてもなお腹が減る」

春香「イヤ……イヤ……!」フルフル

「んぐっ、もぐもぐっ、ずるる」

春香「あ、ああ」

4 : VIPに... - 2013/11/09 17:04:18.01 XEqHQ1jI0 4/36

「最後に飲むお茶が、また美味いんだ」ニコッ

春香「――――」

「ごきゅっ! ごきゅっ! ごきゅっ! ぶはーーーーっ!」

春香「」

「ああ、美味かった! じゃあな、春香! また明日!」シュバッ!

春香「……あ゛ぁ゛あ゛あぁ゛ああ゛あ゛あ゛ぁぁぁああ!!!!」

8 : VIPに... - 2013/11/09 17:11:28.07 XEqHQ1jI0 5/36

~二日目~

あずさ「クッキーぐらいなら……いけない、我慢よ、私」

あずさ「アイドルなんだもの。余計なお肉は天敵よ」

あずさ「ここは早く寝て、朝ごはんをたっぷり食べましょう」

「あずささーん! あずささん、起きてますかーっ!?」ドンドン

あずさ「あら? プロデューサーさん、こんな時間に何かしら。はーい」ガチャ

「ミックスフライを買ってきました! 炊き立てご飯も、ほら!」

あずさ「」

11 : VIPに... - 2013/11/09 17:14:57.97 XEqHQ1jI0 6/36

「白身魚のフライにはね、タルタルソースをたっぷりかけて」

あずさ「ぷ、プロデューサーさん?」

「一口カツにはウスターソースをかけましょうね」

あずさ「プロデューサーさん、何を」

「エビフライにはレモン塩がいいですよ。エビの揚げ物はやっぱり塩です」

あずさ「何を、しているんですか……」

12 : VIPに... - 2013/11/09 17:18:24.66 XEqHQ1jI0 7/36

「炊き立てご飯を丼によそって……それでは、いただきます!」

あずさ「あ、あぁっ」

「シャクッ! はふはふ、んぐ。シャクシャクッ! はむ、ほふ」

あずさ「ああ、そんなっ……! そんなにご飯を頬張って……っ!」

「いやあ、揚げ物とご飯って、もぐ、最高の組み合わせですよね」

あずさ「でも……でもっ!」

13 : VIPに... - 2013/11/09 17:19:41.67 XEqHQ1jI0 8/36

「最後に飲むビールが、また美味しいんですよね」ニコッ

あずさ「――――」

「ごきゅっ! ごきゅっ! ごきゅっ! ぶはーーーーっ!」

あずさ「」

「ああ、美味しかった! それじゃあ、あずささん! また明日!」シュバッ!

あずさ「……あ゛ぁ゛あ゛あぁ゛ああ゛あ゛あ゛ぁぁぁああ!!!!」

16 : VIPに... - 2013/11/09 17:35:08.12 XEqHQ1jI0 9/36

~三日目~

雪歩「ああ、お腹すいたな」

雪歩「でも、我慢、我慢。夜食はおでぶちゃんへの第一歩ですぅ」

ジュージュー

雪歩「……? 庭から変な音が……?」ガラッ

「よう、雪歩。先にいただいているぞ!」

雪歩「プロデューサー!?」

17 : VIPに... - 2013/11/09 17:38:23.87 XEqHQ1jI0 10/36

「家焼肉もそんなに捨てたもんじゃない。肉が良ければ十分食える」

雪歩「プロデューサー、何を」

「ホットプレートでも美味しくいただけるが、ここはあえて炭火コンロにした」

雪歩「何を」

「これか? これはカルビだ」

20 : VIPに... - 2013/11/09 17:42:02.52 XEqHQ1jI0 11/36

「両面にさっと火を通してな。焼けたカルビを濃厚なタレにつける!」

雪歩「ダメです、ダメですぅ……」フルフル

「すかさずカルビを口の中に入れる。弾ける肉汁と脂のハーモニー」

雪歩「ああっ!」

「ここでご飯の登場だ。焼肉と白飯は不可分。肉をおかずにもりもりご飯を食べるんだ」

雪歩「あ、ああ……お肉と、ご、はん……」フラフラ

21 : VIPに... - 2013/11/09 17:43:06.15 XEqHQ1jI0 12/36

「最後に飲むウーロン茶が、また美味いんだ」ニコッ

雪歩「――――」

「ごきゅっ! ごきゅっ! ごきゅっ! ぶはーーーーっ!」

雪歩「」

「ああ、美味かった! じゃあな、雪歩! また明日!」シュバッ!

雪歩「……あ゛ぁ゛あ゛あぁ゛ああ゛あ゛あ゛ぁぁぁああ!!!!」

22 : VIPに... - 2013/11/09 17:50:19.07 XEqHQ1jI0 13/36

~四日目・幕間~

「……」

千早「ぼりっ、ぼりっ」カロリーメイト

「……」

千早「ごくっ、ごくっ」ミネラルウォーター

「……」

千早「さくっ、さくっ」カロリーメイト

「……」

千早「……プロデューサーも食べますか? 晩ご飯」スッ

「いや……いい……」

26 : VIPに... - 2013/11/09 18:21:43.07 XEqHQ1jI0 14/36

~五日目~

やよい「……」

やよい「…………」

やよい「……お腹が空いて、眠れない」

やよい「もやし、食べちゃおうかな?」

やよい「でもでも、夜食は習慣化するから気をつけなさいって、伊織ちゃんが言ってたし……」

やよい「うーん……う?」

やよい「この匂いは……」フラフラ

27 : VIPに... - 2013/11/09 18:24:18.71 XEqHQ1jI0 15/36

「ズルっ! ズルルルルルーッ!!」

やよい「プロデューサー!?」

「シャキッ! シャキシャキッ! ズルルーッ!」

やよい「何でうちの居間に……」

「ずずずずずー」

やよい「うっうー! 話を聞いてくださいー!」

28 : VIPに... - 2013/11/09 18:27:03.95 XEqHQ1jI0 16/36

「マルタイ棒ラーメンを、茹でるだろう?」

やよい「う? は、はい」

「スープを入れた後に、もやしを一袋、ドバっと入れるだろう?」

やよい「贅沢ですー!」ウッウー!

「ネギはあえて冷凍ネギだ。いい意味でネギ臭さが増すからな」

やよい「たっぷり入ってますー!」ウッウー!

31 : VIPに... - 2013/11/09 18:33:48.24 XEqHQ1jI0 17/36

「野菜と麺だけだから、どこまでも食える」

やよい「はい、どこまでも飽きませんー!」

「もやしと麺の」

やよい「ステキなハーモニーですー!」

「はい」

やよい「ターッチ!」

やよい「「イエイ!」」

「ごちそうさまでした。それじゃ、また明日な」シュバッ!

やよい「はーい!」

38 : VIPに... - 2013/11/09 19:04:38.89 XEqHQ1jI0 18/36

~六日目~

伊織「……お腹空いたなぁ」

伊織「アイスクリームが食べたい気分」

伊織「……はっ!? ダメよ! スーパーアイドル伊織ちゃんが夜食だなんて!」

伊織「完璧なスタイルを維持するためには、夜食は大敵。我慢よ、我慢」

伊織「お水だけ飲んで、このまま寝ちゃいましょう」

「伊織いいいぃぃぃぃ」パリーン!

伊織「きゃああああああっ!?」

39 : VIPに... - 2013/11/09 19:06:52.09 XEqHQ1jI0 19/36

「よかった。起きてたか」

伊織「なっ、なに、ななな!?」

「今日はな、ちょっとここで食べようと思ったんだ」

伊織「何よ、あんた、何を……」

「アイスクリーム」

伊織「」

40 : VIPに... - 2013/11/09 19:10:12.91 XEqHQ1jI0 20/36

「やっぱりスーパーカップのバニラ味だよな。大安定だよ」

伊織「ちょ、ちょっとあんた……止めなさいよ」

「そのまますくって一口。うーん、この人工的な高級感」

伊織「止めなさいってば!」

「半分ぐらい食べたら、ブラックの缶コーヒーを注ぐんだよ。うーん、カフェバニラ!」

伊織「止めてぇ……止めなさいよぅ」ポカポカ

41 : VIPに... - 2013/11/09 19:15:27.69 XEqHQ1jI0 21/36

「最後によーく練って、水あめみたいにねっとりと食べる。たまらんな」

伊織「うう、ううぅ……」

「あー、美味しかった。じゃあな、伊織。夜更かしするなよ」シュバッ!

伊織「ううう……」

伊織「……新堂ー!」

新堂「ここに」

伊織「すーぱーかっぷ? 買ってきてー!」

新堂「ははっ!」シュババッ!

45 : VIPに... - 2013/11/09 19:38:16.86 XEqHQ1jI0 22/36

~八日目~

美希「あふぅ。今日も疲れたの」

美希「こんな日は早めに寝るの」

美希「じゃ、おやすみなさーい」

「よう、美希」ガラッ

美希「あっ、ハニー!」

46 : VIPに... - 2013/11/09 19:46:38.05 XEqHQ1jI0 23/36

美希「泊まりに来てくれたの? ハニー」

「いや、そうじゃなくてだな」

美希「あっ! おにぎりいっぱい持ってるの!」

「おっ、目ざといな。おにぎり屋で買ってきたんだ」

美希「いただきますなのー!」

「おう、いただきます」

47 : VIPに... - 2013/11/09 19:49:12.72 XEqHQ1jI0 24/36

美希「美希ね、おにぎりは生たらこが好きなの」

「そうか。俺は味噌カツとかが好きだな」

美希「変わり種なの」

「おにぎり屋にはこういうのがあるからいいよな」

美希「なの」

49 : VIPに... - 2013/11/09 19:54:09.95 XEqHQ1jI0 25/36

美希「だし巻玉子のおにぎりも美味しいね、ハニー」

「しょっぱいご飯と、甘い玉子の組み合わせがいいよな」

美希「それにね、おにぎり屋さんのおにぎりは、のりがしんなりしているのがいいの」

「そうだな。パリッとしたのもいいけど、やっぱりのりはしんなりだな」

美希「さすが、ハニーはわかっているの」

「ふふふ、そうだろう、そうだろう」

美希「はははははは……!」

こうして、二人の夜は更けていく。

51 : VIPに... - 2013/11/09 20:03:19.06 XEqHQ1jI0 26/36

~九日目・幕間~

「小鳥さーんwwww お菓子買ってきましたよーwwwww」

小鳥「あら、プロデューサーさん」

「ミックスナッツとかwwww 買ってきましたwwww」

小鳥「わー! リッツのチーズサンドもあるじゃないですか! 私、これ、好きなんですよね」ガサガサ バリボリ

「えっ」

小鳥「飲み物はビールでいいですよね? あっ、ポテチ開けてもいいですか?」バリバリ

「ひっ……!」

小鳥「あっ、お酒入りのチョコ、バッカスまであるじゃないですか~。私を酔わせてどうするつもりだったんですか~?」グビグビ

「いえ、いいぇ」

小鳥「あっ、サバ味噌の缶詰があるんです。持ってきますねー」

「ひええ……!」

57 : VIPに... - 2013/11/09 20:23:19.58 XEqHQ1jI0 27/36

~失われた七日目~

「今日は誰の家で夜食を食べるか……ん? あれは貴音?」

「コンビニにいるなんて珍しいな。声をかけてみるか。おー……っ!?」ビクッ

貴音「これと、これと、これと。このらぁめんも、捨てがたいですね」ポイッ ポイッ ポイッ

(カップラーメンの棚が……一掃されていく……!)

貴音「かっぷぬぅどるは、これだけでは足りませんね。すみません、箱でいただけますか?」

「箱っ!?」

貴音「なにやつ!」

「しまっ」

◇ ◇ ◇

アイドルの家で夜食を食べると決めてから七日目。この夜の記憶だけが、なぜかすっぽりとPの頭から抜け落ちていた。

「何があったんだ……」

貴音「トップシークレットですよ、あなたさま♪」

58 : VIPに... - 2013/11/09 20:39:13.23 XEqHQ1jI0 28/36

~十日目~

「鍋を食べよー!」

亜美「いえー!」

真美「ひゅーひゅー!」

「鍋なんて久しぶりだぞ!」

「こたつと鍋の組み合わせはいいですよね……って、何でこのメンバーなんです?」

「いや、亜美真美は夜食とか気にしなさそうだし、響んちは俺が餌にされそうだし、真は(基礎代謝が)半端ないから意味なさそうだし……」

「??? わけ分かりませんよ、プロデューサー」

「まあ、深く考えるな」

「はあ」

59 : VIPに... - 2013/11/09 20:46:03.07 XEqHQ1jI0 29/36

亜美「兄ちゃん、兄ちゃん! もう開けていい?」

「言いながら開けるな。もうちょっと待て」

真美「まだかな? まだかなー?」

「だから待てというに」

「自分、お腹ぺこぺこだぞ!」

「ボクもトレーニングがハードでお腹ぺこぺこです。まだですか、プロデューサー」

「うむ。そろそろ、かな?」

60 : VIPに... - 2013/11/09 20:47:40.27 XEqHQ1jI0 30/36

亜美「はい、決まり!」

真美「んでは、ご開帳~!」

「おおー!」

「……って、んん? 白菜と、豚肉だけですか?」

「ふふふ、これが美味いんだ、これが」

61 : VIPに... - 2013/11/09 20:53:50.45 XEqHQ1jI0 31/36

「大きな土鍋に豚バラと白菜をぎっちり詰めてな」

「少量の出汁、酒、醤油、塩を入れて、ふたを閉めて火にかけるんだ」

「待つことしばし。白菜から出る水分で、蒸し焼きのようにしてだな」

「なんだこれ!? すっごく美味しいぞ!」

「ほんと! 白菜はとろけるし、お肉はとってもジューシーで!」

亜美「本当に白菜と豚肉だけ?」

真美「隠し味があるんじゃないのー?」

「ないない。素材も味付けもシンプルなもんだ。柚子なんかを散らしてもいいけど、それは変化球みたいなもんで、やはりこの鍋は白菜と豚バラだけで……」

「うまうま」

「はふはふ」

亜美真美「おかわりー!」

「聞いてないな、こいつら。まあ、いいや」

62 : VIPに... - 2013/11/09 20:57:32.97 XEqHQ1jI0 32/36

「あー、よく食べたなー」

「自分、もう食べられないぞー……」

「あっさりしているのに、充実感がありましたねー……」

亜美「もうこのまま」

真美「眠りたい……zzz」

「デザートもあるんだがな」

アイドルたち「っ!?」

「人気店の杏仁豆腐だ。鍋の後にはぴったりだぞ」

アイドルたち「わーい!」

「やれやれ、現金なもんだ」

63 : VIPに... - 2013/11/09 21:01:12.48 XEqHQ1jI0 33/36

~十一日目・午前一時~

「と、まあ、晩飯はこんな感じだったんだよ」

春香「止めてください! 止めてください!」グゥゥ

「そういえば、前に貴音と行ったラーメン屋もよかったなあ。濃厚魚介豚骨がさ、こってりで」

春香「……あ゛ぁ゛あ゛あぁ゛ああ゛あ゛あ゛ぁぁぁああ!!!!」

おしまい

66 : VIPに... - 2013/11/09 21:03:22.68 XEqHQ1jI0 34/36

春香さんのように、みんなも夜食の誘惑には打ち勝とうな!(ゲス顔)

それじゃ、次回も違うSSにて(・ω・)ノシ

64 : VIPに... - 2013/11/09 21:02:54.48 5R2AzZU4o 35/36

律子がいないぞ

67 : VIPに... - 2013/11/09 21:08:43.19 XEqHQ1jI0 36/36

>>64

「律子ー! ローソンでおでん買ってきたぞ、おでん!」

律子「私は大根と白滝で」

「何だ、女子大生みたいな組み合わせだなw」

律子「……年齢的にはおかしくないはずですが?」

「ひっ!?」

とか、事務所でいちゃいちゃしていた模様

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