ケンスケ「肉?」
シンジ「家へおいでよ!肉料理ごちそうするよ」
トウジ「ほんまかシンジ!行く行く!」
シンジ「じゃあ今度の休みに集合ね」
トウジ「わかったで!」
ケンスケ「じゃあ俺もいこっかなー」
元スレ
シンジ「冷蔵庫に肉があまってるんだ」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1557895859/
休み
トウジ・ケンスケ「おじゃましまーす!」
シンジ「どうぞあがってー」
トウジ「ええ匂い!お腹すいてきたわ~」
ケンスケ「碇って料理上手いんだったな、そういえば」
シンジ「まあねー」ジュウジュウ
シンジ「はい、できたよ」
トウジ「いったっだっきまーす!」ガブ
トウジ「!なんやこれ美味すぎる!」
ケンスケ「ほんとだ、こんな柔らかい肉食べたことないよ!」
シンジ「喜んでくれてよかった」フフ
トウジ「いやー食った食った!」
ケンスケ「ところで碇、これってなんの肉だったんだ?食べたことない味だったけど」
シンジ「ああこれはね、最近ネルフで開発した新しい人造肉なんだ」
トウジ「そんなレアな食材食べれるなんて持つべきものは友達やな!」
ケンスケ「へーそうなんだ!あの人造肉をここまで美味しくできるなんてすごいや!」
シンジ「みんなにはまだ内緒だよ~」
ケンスケ「じゃあまたな碇~」
トウジ「また食わせてや~」
シンジ「またねー!」
シンジ「ふう、これで少しは減ったかな」
シンジ「まだまだいっぱいあるからみんなに食べさせなきゃ」
シンジ「次は…」
学校
綾波「お肉?」
シンジ「そう!今余っちゃっててさ、僕だけじゃ食べきれないんだ」
綾波「肉、嫌いだもの」
シンジ「そういうと思って綾波には別の奴持ってきたんだ!」
綾波「これは…?」
シンジ「スープだよ!骨で出汁を取って味付けしてみたんだ」水筒パカ
綾波「ありがと」ゴクン
シンジ「どう?」
綾波「美味しい…!」
シンジ「でしょ?」
シンジ「今度家へ遊びにおいでよ!ほかにもいいもの御馳走するよ!」
綾波「そう…わかった」
シンジ「じゃあ今度の休みに!」
綾波「わかったわ」
綾波「おじゃまします」
シンジ「いらっしゃい!」
綾波「いいにおい…」
シンジ「今日はラーメン作ってみたんだ」
綾波「ラーメン…」
シンジ「まあ食べてみてよ!」
綾波「いただきます」ツルツル
シンジ「どうかな?スープはこの前の奴使ってみたんだ」
綾波「美味しいわ」
シンジ「良かった!」
綾波「スープがすごい美味しかった」
シンジ「でしょ?3日間も煮込んだんだよ」
綾波「何を煮込んだの?」
シンジ「鶏ガラだよ、珍しいやつが手に入ったんだ」
綾波「そうなの」
綾波「そういえば弐号機パイロット、最近学校に来てないわ」
シンジ「ああ、アスカ?アスカはドイツに里帰りだよ使徒も最近来ないからね」
綾波「そう…」
シンジ「たぶんしばらくは帰ってこないと思うよ」
ネルフ
リツコ「そういえば最近ミサトの姿見ないわね…何してるのかしら」
マヤ「加持さんと駆け落ちでもしたんですかね~」アハハ
リツコ「ありうる話ね」
日向「それにしてももう1週間ですよ、さすがに心配ですね」
リツコ「連絡してみましょうか」
リツコ「…駄目ね繋がらないわ」
マヤ「本当に心配になってきましたね」
日向「葛城さんの家に行ってきます!」
リツコ「そうしてくれると助かるわ」
日向「はい!」
日向「葛城さんの家…ここか」ピンポーン
日向「誰も出ない…」
日向「鍵も締まってるし」ガチャガチャ
シンジ「ミサトさんならいませんよ」
日向「し、シンジ君!」
日向「最近葛城さんが職場に来ないんだけど、何か知ってるかい?」
シンジ「…まあ立ち話でもなんですから上がってください」
日向「おじゃまします」
シンジ「粗茶ですが」
日向「いやお気遣いなく。ありがとう」ズズ
シンジ「ミサトさんの件ですがミサトさんは今極秘調査してるらしいです」
日向「極秘調査?」
シンジ「ええ、詳しくは教えてくれませんでしたが」
日向「そうか…」
シンジ「ってなわけでミサトさんはここにはいません」
日向「なるほど、わかったよ。ありがとうシンジ君」
リツコ「極秘調査?」
日向「ええ。なんでもそうらしいです」
リツコ(補完計画について何か調べてるのかしら…)
マヤ「とりえあず無事みたいでよかったですね」
日向「無茶してなきゃいいですけど…」
リツコ『無事かどうかミサトが帰ってくるまではわからないわ』
マヤ『そもそもなんでシンジ君がそんなこと知ってたんでしょう?』
日向『それもそうですね』
シンジ「…」盗聴器で聞いてる
リツコ「加持君、ミサトのこと知らない?」
加持「いやなにも?どうかしたのか?」
リツコ「最近連絡が取れないのよ」
加持「そいつは心配だな」
リツコ「ちょっと調べてもらえないかしら?」
加持「わかった。やってみるよリっちゃん」
加持「ふむふむ」
加持「データによると葛城が最後に仕事場に来たのは1週間前…か」
加持「そこから連絡が取れなくなったという訳か」
加持「監視カメラによると職場を出てそのまま家に向かったって感じだな」
加持「そのまま監視カメラに映ることはなかった…」
加持「こりゃ家でなんかあったらしいな」
加持「葛城はアスカとシンジ君が同居してるんだったな」
加持「シンジ君は当然のこととして監視カメラに映ってる…アスカがいないぞ」
加持「おっ、同級生みたいなのが来てるな。レイも後日来てる」
加持「シンジ君と何かしたのか…?」
加持「ちょっと話を聞いてみるか」
加持「ちょっといいかな」
トウジ「はい?ワシなんかしました?」
加持「俺はこういうもんだ」
ケンスケ「ネルフ首席監察官?すげー!ビッグだよビッグ!」
トウジ「シュセキカンサツカン?」
加持「挨拶はこれくらいにしとこう、君たちこの前シンジ君の家に行ったね。何してたんだ?」
トウジ「はい、シンジの家で料理食べました。肉ご馳走してくれるって」
加持「肉?」
ケンスケ「ネルフが開発した新しい人造肉って言ってましたよ」
トウジ「これがまた柔らかくてウマいんです!」
加持「人造肉…葛城やアスカはいなかったのか?」
ケンスケ「そういえばいなかったな」
トウジ「言われてみれば…」
加持「そうか、ありがとう!参考になったよ」
加持「消えた2人…人造肉…これは裏がありそうだ」
加持「ネルフのデータを調べたが人造肉の開発何てどこにもない」
加持「ということは彼らが食べた肉は…」
加持「…想像もしたくないな」
加持「今日は平日の昼間…シンジ君も学校に行ってる時間だ」
加持「この時間なら誰もいないはずだ」ピッキングカチャカチャ
加持「ちょっと部屋を調べさせてもらうぞ」ギイイ
加持「きれいに片付いてるな」
加持「人の気配はないか…」
加持「シンジ君の部屋、アスカの部屋、葛城の部屋を調べたが何も異常なしか…」
加持「風呂とトイレを調べてみるか…」
加持「ここでルミノールを吹きかけて…ライトで照らす…」ピカッ
加持「やっぱり…やはりこれは…」
シンジ「血ですよ」
加持「!?」ビクッ
加持「シンジ君、いつのまに…」
シンジ「やだなあ驚きすぎですよ加持さん」
加持「…学校に行ってるんじゃなかったのか?」
シンジ「早めに終わったから帰ってきたんですよ」
シンジ「加持さんこそなんでここにいるんですか?」
加持「すまない、無断で上がったのは謝るよ。だがシンジ君これは…」
加持「これはどういうことか説明してもらいたいんだがね」
シンジ「ミサトさんとアスカを探しに来たんでしょ?こちらへどうぞ」
加持「…いいだろう」
シンジ「ここです」
加持「ここですってこれは…」
シンジ「ええ、冷蔵庫です」
シンジ「二人とも加持さんのこと待ってたんですよ」ガチャ
ミサトとアスカの首「」
加持「…ッ!うげぇっ…」ビチャビチャ
シンジ「あらら、さすがの加持さんでもこれには耐えられないか」
シンジ「これがミサトさんの脚ですね、こっちがアスカの」
加持「げぇえぇ…っ!」ゲロゲロ
シンジ「どうです?これから二人の食材を使ってフルコースでも作ろうと思うんですが?」
加持「…シンジ君、君が何を言ってるのか分かってるのか?」
シンジ「わかってますよ、食材を無駄にしないよう食べると言ってるんです」
加持「これ以上罪を重ねるなシンジ君…!手を挙げるんだ」チャキ
シンジ「怖いですよ加持さん、そんなもの持ってたんですか?」
加持「一応ね…頼む、君を撃ちたくはないんだ、黙って降伏してくれ」
シンジ「撃てるんですか、僕を?僕子供ですよ?」
加持「警告はしたぞ…」カチャ
パァン!
パキーン
加持「…馬鹿なっ!」
シンジ「あー本当に撃っちゃうんだ…」
加持「これは…ATフィールド…!」
シンジ「子供に手を出すって最低ですね、加持さん」骨切包丁ガチャ
加持「おいおい子供が物騒なものを持つもんじゃないぞ」
シンジ「大丈夫ですよ、使い慣れてるんでね」
シンジ「ミサトさんとアスカが待ってますよ…あの世でねッ!」
加持(万事休すか…)
ザクゥ
加持「ガハッ…」ポタポタ
シンジ「痛いですか?加持さん」
加持「ああ、だが葛城のビンタよりかはマシさ」
シンジ「最後までロマンチックな人ですね」
加持「最期は葛城のそばで逝かせてくれると…助かる」
シンジ「ここまでたどり着いたご褒美です、そうさせてあげますよ」
ダン!!!!
加持の首「」ゴロゴロ
リツコ「突入!急いで!」
日向「了解!」バターン
シンジ「あれ、来たんですか遅かったですね」
青葉「こ、これは…?」
加持の首「」
リツコ「そんな…うそよ…ありえないわ…」
青葉「な、なんてことを…」
日向「シンジ君!君が何をしたかわかっているのか」
シンジ「で、何しに来たんですか?」
日向「ネルフ保安条例にて君の身柄を拘束する!」
青葉「ネルフの保安部も今こちらに向かっている、もう時間の問題だ」
シンジ「僕も一巻の終わりって感じですね」
日向「碇司令から無条件発砲の許可も出ている、動いたら撃つぞ…!」
シンジ「父さんから?実の息子によくそんなことできますね」
青葉「もう終わりだ…シンジ君」
???「それはあなたたちの方ですよ」
青葉「お前は…フィフス!?」
カヲル「大人が子供に数で勝負するなんて卑怯だと思いませんか?」
日向「お前もグルだったのか…!?」
カヲル「さあ行こうシンジくん、ターミナルドグマへ。この世界を終わらせるんだ」
シンジ「うん!」
こうしてサードインパクトが起こり人類は絶滅した
完