松本「・・・・」
松本「・・・・」
松本「・・・・」
松本「・・・・」
綾乃「すいません、会長・・・その・・・何を言われてるのか・・・・さっぱりでして」
松本「・・・」ズーン
千歳「簡単な日常会話ならわかるようになったんやけど、会議はな~」
綾乃「古谷さん、悪いけど西垣先生を呼んできてくれないかしら?」
向日葵「わかりましたわ」
櫻子「クッキーうめぇ」もぐもぐ
元スレ
櫻子「向日葵と歳納先輩の中身が入れ替わった!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356885639/
・・・・・・・・・・・・・
京子「そ、そんな・・・」
京子「わ、私!あなた無しじゃ生きていけないの!」
京子「ねぇ、なんで何も言ってくれないの!」ポロポロ
京子「こうなったら、あなたを殺して私も死んでやるーーー!!!」
結衣「おいコラ」バシッ
京子「痛っ」
結衣「西垣先生を呼んでこたつの修理をしてもらうんだろ?」
京子「え~、結衣ってば人使いが荒い~」ブーブー
結衣「私はお茶の準備と、古谷さんから貰ったクッキーの準備をするって話だったろ」
京子「わーい、クッキー♪・・・じゃあ、夜ご飯までには帰るからね、行って来まーす」バビューン
結衣「いや、早く帰ってこいよ」
・・・・・・・・・・・・・
京子「あっ、ひまっちゃん」
向日葵「あら?歳納先輩、こんにちは」
京子「うん、こんにちはー・・・あっ、ひまっちゃんも西垣先生に用事?」
向日葵「はい・・・あっ、歳納先輩もなんですの?」
京子「愛しのこたつちゃんが病気になっちゃってさー」
向日葵「それは大変ですわね」
京子「うん、だから西垣ちゃんに直してもらおうと思って理科室に来たんだ・・・ひまっちゃんは?」
向日葵「私は生徒会会議で・・・その・・・会長が何を言われてるか、わからなくて・・・」
京子「じゃあ、西垣ちゃんを半分個しちゃおう♪」
向日葵「いえ、それは死んでしまいますわ」
京子「でも、西垣ちゃんなら何とかできそうだよね?」
向日葵「ふふ、そうですわね」
ガララッ
京子「西垣ちゃんいる?」
向日葵「失礼します、西垣先生はいらっしゃいますか?」
西垣「・・・という事があったわけだ」
綾乃「あ、はい」
松本「・・・・」
西垣「大丈夫だ、理科室は核を打ち込まれようが壊れない設計にしているからな」
西垣「たまたま、扉が開いたりしない限り学校側に被害が及ぶ事はない」
綾乃「それで、たまたま開いてしまって・・・」
西垣「たまたま、扉の外にいた二人が爆発に巻き込まれたというわけさ」
松本「・・・」
西垣「なに、心配するな、爆発は成功の母っていうだろ?」
綾乃「いいません!」
西垣「成功していれば、あと2~3日で二人は元に戻るはずだ」
京子「そ、それは本当ですの!?」
向日葵「えー、せっかく最強のひまっちゃんの体を手に入れたのに、2~3日で戻っちゃうのかー」クネクネ
京子「ちょっと、歳納先輩!私の体で止めてください//」
向日葵「えー、いいじゃんー」クネクネ
櫻子「//」
結衣「おいコラ、あまり調子に乗るなよ」
向日葵「・・・・」フリフリ
向日葵「・・・・」ボイーン
向日葵「・・・・」チラッ
向日葵「ぷっ、船見先輩はお胸が小さいんですのね」ニヤニヤ
結衣「・・・」イラッ
あかり「だ、ダメだよ、結衣ちゃん!」
ちなつ「そうですよ、気持ちはわかりますが、大変わかりますが、向日葵ちゃんの体なんですから」
結衣「そ、そうだった・・・危うくチョップをするところだった・・・ありがとう、あかり、ちなつちゃん」
キーンコーンカーンコーン
千歳「あっ、下校の時間や・・・二人はどうするん?」
結衣「そうだね、さすがに家に帰るわけにいかないし・・・誰かの家に泊まる?」
京子「そうですわね・・・」
向日葵「・・・・」フリフリ
櫻子「//」
京子(わ、私の体が心配ですわ・・・)
千歳(これはチャンスや!歳納さんの体を綾乃ちゃんが保護すれば、歳納さんの綾乃ちゃんへの株も絶対に上がるはず!)
千歳(綾乃ちゃん!古谷さんを綾乃ちゃんの家に泊めるんや!)チラッチラッ
綾乃(ち、千歳が合図を送っているわ・・・でも、いくら古谷さんの格好をしていても、歳納京子を家に泊めるなんて・・・//)
京子(そ、そうだ、撫子さんがいらっしゃいますわ!)
京子(こういうときは撫子さんが頼りになるから、歳納先輩を櫻子の家で泊めてもらえれば・・・)
京子(櫻子!お願い!歳納先輩を泊めて!)チラッチラッ
櫻子「・・・・・」
ちなつ「えーと、あのー」
櫻子「あー、そのー、歳納先輩は私の家に泊まりませんか?」
向日葵「え?」
櫻子「その、向日葵の服なら下着から一通りありますし・・・」
京子「え?なんで?」
櫻子「うちだったら、向日葵の家に説明するのも楽ですし」
向日葵「おぉー、そうだねっ!じゃあ、ちっぱいちゃん、よろしく~」ダキッ
櫻子「な、なななな//」
京子「ちょっと!歳納先輩!?何をやってますの//」
向日葵「え?抱きついてるだけだけど?」
結衣「ほら、やめとけって」グイッ
ちなつ「そうですよ、二人ともようやく赤面しながらも手を繋げるようになった段階なんですから、そういう時期を大切にしてあげないと・・・」
京子「ワーワー//」
櫻子「な、何を言ってるのかな?ちなつちゃん//」
綾乃「はぁ・・・」
千歳「ドンマイやで綾乃ちゃん」
京子「え、えーと、私は・・・」
あかり「じゃあ、あかりが」
綾乃「あっ、あのー」
ちなつ「ふぅ~、仕方ないから京子せんぱ・・・向日葵ちゃんは私の家で泊めてあげるね」
京子「ありがとうござますわ、吉川さん!」
ちなつ「ううん、困った時はお互い様だからいいんだよ」
櫻子「・・・・」
結衣「ちなつちゃん、困ったことがあったら言ってね、私も手伝うから」
ちなつ「ありがとうございます、結衣先輩にそんな事を言ってもらえるなんて感激です」ブワッ
結衣「う、うん、頑張ってね」
ちなつ「はい!!」
ちなつ「さぁ、行くわよ!向日葵ちゃん!これも結衣先輩の応援のため!」
京子「は、はい」
綾乃「はぁ・・・」
千歳「ドンマイやで綾乃ちゃん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■吉川家
京子「よく考えたら、初めて一人で泊まりに行く友達の家・・・いつも櫻子がいましたし・・・」ドキドキ
ちなつ「はははは、そんなに緊張しないでよー、とって食うって訳でもないのにー」
京子「そ、そうですわねー」
ちなつ「緊張してる京子先輩も可愛いですね」
京子「え?」
ちなつ「ねぇ・・・京・・向日葵ちゃん・・・キスしよう?」
京子「いいですわよ・・・・って、はぁぁぁぁぁぁ!?」
ちなつ「ほら、いきなり本番だと緊張するし・・・だから、練習、これは練習!」
京子「な、何を言ってますの!?」
ちなつ「もし、櫻子ちゃんとする時にうまくできなかったらどうするの?」
京子「え?・・・た、たしかに・・・」
ちなつ「そ・れ・に、京子先輩の体だから向日葵ちゃんは穢れないよ?」
京子「・・・え、えーと・・・」
ちなつ「大丈夫、京子先輩は私がリードしてあげますから・・・優しくしますから・・・」
京子「え?わ、私は古谷向日葵ですわよ?」
ちなつ「慌ててる京子先輩も可愛いですよ・・・大丈夫、ほら目をつぶって・・・ね?京子先輩」
ガシッ
京子「キャーーーー!やっぱりダメ!ダメですわ!」
ともこ「どうしたの?騒がしいわよちなつ?」
ちなつ「あっ、お姉ちゃん」
ともこ「あら?こんにちは、お友達かしら?」
京子「こ、こんにちは、そして、お邪魔しましたー!!」ダダダダダダ
ともこ「あ、あら?」
ちなつ「ちっ、逃げられた・・・」
京子(こ、ここまで逃げれば大丈夫でしょう・・・)
京子(・・・・・・)
京子(あまり疲れてませんわ、やっぱり歳納先輩ってスペック高いんですわね)
あかり「あっ、向日葵ちゃんだ」
京子「偶然ですわね、赤座さんはお買い物?」
あかり「うん、そうだよぉー」
あかり「あれ?向日葵ちゃんはちなつちゃんの家に泊まるんじゃなかったのかな?」
京子「それが色々ありまして、吉川さんの家には泊まれなくなって・・・」
あかり「だったら、あかりの家に泊まらない?」
京子「い、いいんですの?」
あかり「うん、向日葵ちゃんなら大歓迎だよぉー」
京子「ありがとうございます!赤座さんなら安心ですわー」パァァァァ
あかね「あら?京子ちゃん?」
あかり「あっ、お姉ちゃん」
京子「」ビクッ
京子「あ、ご・・・・ごめんなさーーーーい」ダダダダダダ
あかり「向日葵ちゃん!?」
あかね「あ、あら?」
あかり(・・・お姉ちゃんが笑顔だけど、ショックを受けてるよぉ)
京子「な、ど、どうしたのかしら?」
京子「なぜかあのお姉さんの・・・部屋?・・・体が拒否反応を・・・・?」
京子「あぁ・・・それにしても私は何てことを・・・」
京子「明日、赤座さんに謝らないと」
京子「これからどうしましょう・・・野宿なんて怖くて無理ですし・・・」
結衣「あれ?古谷さん何をしてるの?」
京子「あっ、船見先輩・・・その実は・・・泊まるところが無くって」
結衣「ああ・・・実はそんな予感がしたから、今からちなつちゃんの家に様子を見に行く所だったんだ」
京子「え?そうなんですの?」
結衣「うん、だから今日は私の家に泊まる?ちょうど夜ご飯の買い物を二人分買ってきた所だし」
京子「ありがとうございます、是非よろしくお願いしますわ!」
結衣「うん、じゃあ行こうか」
京子「はい!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■大室家
向日葵「おぉー、ちっぱいちゃんの家のご飯うめぇー」
撫子「ちっぱい?」ピクッ
花子「見た目はひま姉なのに変な感じだし」
櫻子「中身は学校の先輩の歳納京子先輩だからねー」
撫子「不思議な話もあるもんだねー、たしかにあの学校は変な教師がいたけど」
花子「そうなんだし?」
撫子「うん、私が中学生の時に、どっかの小学生の・・・松高って子だったかな?を捕まえてきてよく爆発してたよ」
花子「そ、それは教師としてどうなんだし?」
撫子「うーん、まぁ面白い先生でわりと人気あったよ」
向日葵「うん、西垣ちゃんは人気者ですよー」
撫子「所で、本物のひま子はどうしてるんだっけ?」
櫻子「ちなつちゃんの家に泊まってる」
花子「なるほど、それで櫻子は不機嫌なんだし?」
撫子「ああ、いつもひま子と一緒だったからね」
櫻子「べ、別に寂しくなんかないもん!」
向日葵「ああー、なるほどー・・・コホン」
向日葵「まったく仕方ですわね、櫻子は・・・」
櫻子「え?」
向日葵「私がずっと一緒にいてあげますわ、寂しくないようにね」キリッ
櫻子「な、ななななな//」
撫子「・・・・」
花子「・・・・」
向日葵「もう!ちっぱいちゃん可愛いー」
櫻子「ち、ちげーし!べ、べつに向日葵と一緒にいたくないし!」
撫子「あっ、そうだ、お風呂入るよね?」
向日葵「はーい、もちろんです」
櫻子「ねーちゃん何を言ってるの?お風呂に入るなんて当たり前だろ?」
撫子「そんな事を言ってていいのかな?」ボソボソ
櫻子「なに?」
撫子「ひま子の裸を見る『初めての人』が歳納さんになっちゃうぞー」ボソボソ
櫻子「!!」
撫子「あー、歳納さん?」
向日葵「はい?」
撫子「お風呂場はあっちだから、ゆっくり入っておいで」
向日葵「はーい、わかりましたー」
櫻子「ちょっとまって!」
向日葵「え?」
櫻子「そ、その・・・あの・・・そうだ!」
櫻子「ひ、向日葵の体は、わ、わ、私がいつも洗ってあげてるんです!」
向日葵「そうなの?」
櫻子「だから、私が洗います!」
向日葵「じゃあ、ちっぱいちゃんも一緒に入ろう!」
櫻子「で、でも・・・その恥ずかしいから目隠ししてもいいですか!?」
花子「櫻子・・・何を意味不明なことを・・・」ムグッ
撫子「ちょっと、黙っておいてね」ボソボソ
撫子「歳納さん、えーと、あいつ無茶苦茶な事を言ってるけど、やってくれないかな?」ボソボソ
向日葵「・・・なるほど、おねえさん了解です!」ボソボソ
向日葵「そうだったんだ、じゃあ洗ってもらおうかな?」
櫻子「じゃあ、準備してきますんで」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
向日葵「あっ、私が目隠しするんだね」
櫻子「ええ、その・・・恥ずかしいですし」
向日葵「うふふふ、初めての裸はひまっちゃんに見て欲しいんでしょ?」
櫻子「ち、違います//」
向日葵「え、えーと、ごめんね、慣れない体と目隠しのせいで服がうまく脱げなくて・・・」
櫻子「あっ、私が脱がせますね」
向日葵「うん、お願い」
櫻子「・・・・」
スルスル
櫻子「うぅ・・・//」
向日葵「・・・・」
櫻子「・・・・//」
向日葵「あ、あの・・・ちっぱいちゃん?」
櫻子「は、はぃ!?」
向日葵「早くしないと、ちょっと寒いかな~って」
櫻子「そ、そうですよね!風邪を引いちゃいますよね」
向日葵「うん、だから早くしてくれると嬉しいな・・・」
ヌギヌギ
櫻子「・・・・」
ヌギヌギ
櫻子「・・・・・//」
ヌギヌギ
櫻子「う、うわぁ・・・白い//」ボソッ
向日葵「え?なに?」
櫻子「い、いえ、何でもありませんわ//」
向日葵「ははははは、何を言ってるのちっぱいちゃん」
櫻子「////」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
向日葵「はぁー、お風呂気持ちいいー」
櫻子「そ、そうですね//」
向日葵「じゃあ、そろそろ体を洗ってくれるかな?」
櫻子「は、はい//」
向日葵「ちょっと、ちっぱいちゃん?」
向日葵「ハハハハハハ、くすぐったい、くすぐったいよ」
櫻子「うぅぅぅぅぅ//」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
撫子「どう?気持ちよかった?」
向日葵「はい、気持ちよかったです」
櫻子「//」カァー
撫子(櫻子・・・ひま子より先に一歩だけ大人の階段を登っちゃったかな?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■船見家
京子「ごちそうさまでした」
結衣「どう?口にあったかな?」
京子「ええ!すごく美味しかったですわ!私にも教えて欲しいくらいです」
結衣「それはこっちの台詞だよ、古谷さんも料理上手だってちなつちゃんやあかりから聞くよ」
京子「そ、そんなことありませんわ・・・ただ・・・」
結衣「ただ?」
京子「櫻子がうるさいから・・・味にうるさいから、気付いたら美味しく作ってて」
京子「美味しく作れば・・・その櫻子が喜ぶから、また、作ってを繰り返してただけですわ」
結衣「ふふ、そうなんだ」
京子「やっぱり、ダメですわ!い、今のは忘れてください//」
結衣「実を言うと私も同じなんだ」
京子「え?」
結衣「どっかの幼馴染がさ、うるさくて、頑張って作ったら喜んでくれてね」
結衣「それでいつの間にか、美味しく作ろうって思うようになってたんだよ」
京子「そうだったんですの・・・」
結衣「なんだか似たもの同士だね、私たちって」
京子「ふふふ、そうかもしれませんわね」
結衣「じゃあ、お風呂に入ろうか?」ヌギヌギ
京子「え?」
結衣「あっ、そっか・・・あのね、京子とはいつも一緒に入ってるんだ」
京子「そ、そうなんですの」
結衣「うん、だから・・・ね?」
京子「え?でも、私は一人でも大丈夫ですわ」
結衣「あっ・・・ちゃんと説明してなかったけど、その・・・」
京子「?」
結衣「ほら、私って中学生で一人暮らしでしょ?だから節約しないと親に怒られてしまうんだ」
結衣「お風呂代も案外バカにできなくてね」
京子「そうだったんですのね・・・すみません、その私わからなくて」
結衣「ううん、いいんだ、だから冷めないうちに入ろうか?」ヌギヌギ
京子「あれ?でもお風呂はまだ沸いてないんじゃ・・・」
結衣「実はうちのお風呂は24時間、ずっとお湯が循環していて、一定温度を保っているんだ、だから安心して」
京子「す、すごいですわね」
京子(あ、あれ?節約は?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京子「は、恥ずかしいですわ//」
結衣「綺麗・・・」
京子「え?」
結衣「古谷さんはお泊り会とかで、誰かと一緒にお風呂入ったりしないの?」
京子「その、恥ずかしくて・・・誰とも・・・」
結衣「そうなんだ、私も最初の頃は恥ずかしかったけど、慣れれば楽しいよ?」
京子「そうなんですのね、船見先輩がそう言われるなら、今度は・・・」
結衣「大室さんと?」
京子「ち、違いますわ!な、なんで櫻子と//」
結衣「ふふ、じゃあ体の洗いっこしようか?」
京子「えぇ!?」
結衣「普通やるもんなんだよ?」
京子「そ、そうなんですの?」
結衣「ほ、ほら、恥ずかしがらずに・・・ね?」
京子「は、はい//」
京子「え?そ、そんなところまで//」
京子「ふ、船見先輩!?も、もういいですわっ//今度は私が//」
京子「いやっ、お願い、もう・・・わたし・・・・//」
京子「いゃーーーーーーー//」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京子(・・・・//)ポー
京子(・・・・・・・・・//)ポー
京子(あっ、そうでしたわ、お風呂から上がったんでしたわ//)
京子(さすが2年生の方々は進んでますのね・・・)
京子(大人の階段を一歩登ったような気がしますわ)
京子(・・・・・)
京子(さ、櫻子!?)
京子(そういえば、船見先輩が歳納先輩といつも一緒にお風呂に入るって言ってましたわ!?)
京子(もしかしたら、櫻子も・・・歳納先輩と!?)
妄想中☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京子「私はいつも結衣と入ってるから、今日はちっぱいちゃんとお風呂に入りたいなー」ヌギヌギ
櫻子「わ、私は一人で大丈夫です」
京子「ふふ、ちっぱいちゃん恥ずかしがって可愛いなー」ヌギヌギ
櫻子「え?その?歳納先輩?」
京子「ほら、その綺麗な肌を私が洗ってあげるね?」
櫻子「た、助けてー向日葵ー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
京子(なんてことに・・・・)
京子「電話ですわ!櫻子!櫻子!」
prrrr
櫻子『なに?』
京子「櫻子!?無事そうですわね・・・よかった」
櫻子『え?』
京子「間違ってでも私と・・・歳納先輩とお風呂に入っちゃだめですわよ!」
櫻子『はぁ!?私が向日葵とお風呂に入るわけないだろ//』
京子「そ、そうですわよね」
櫻子『向日葵の体を洗ったりなんかしてねーし』
京子「え?」
櫻子『な、なんでもないもん!』
プツッ
ツーツー
京子「あっ・・・切れてしまいましたわ・・・でもこれで一安心ですわね」
結衣「あれ?電話?」
京子「ええ、ちょっと櫻子に用事・・・・って、きゃーーーー」
結衣「どうかしたの?」
京子「な、なんで裸なんですの?」
結衣「あれ?古谷さんは何で服を着ているの?」
京子「え?だ、だって普通、服を着るんじゃ・・・」
結衣「ああ、ごめんね、私と京子はいつも裸で寝るんだ」
京子「で、でも、普通にパジャマが・・・」
結衣「ふふ・・・・焦ってる京子も可愛いね」
京子「え?私、古谷向日葵ですわ・・・」
結衣「ああ、今日はそういうプレイね・・・そうだ、今日はちょっと強めにリードしてあげるね」
京子「いやーーーー、櫻子ー助けてーーーー」ダダダダダダ
結衣「私から逃げられると思うなよ、京子!!・・・・って私、裸だった!?」
結衣「しまった、早く服を着ないと!」
京子「な、なんでこんな事に・・・」ハァハァ
綾乃「あれ?古谷さん?どうしたのこんな時間に・・・しかもパジャマ姿?」
京子「きゃーーーーー」
綾乃「え?な、なに?」
京子「い、いえ、何でも・・・そ、それより、杉浦先輩は?」
綾乃「え?あ、えーと」
千歳「うふふふ、プリンが切れたから買いに来たんよね?」
綾乃「って、千歳!?何でここにいるの!?」
千歳「監視カメ・・・第六感や!うちの鼻血が出血大サービスするような気がしたんや!」
綾乃「いや、それはして欲しくない出血大サービスね・・・って古谷さん?なんで木の陰に隠れてるの?」
京子「い、いえ・・・すいません、今日は色々あって・・・」
千歳「うふふふふふ」
京子(な、なぜか2年生の方々が怖い気が・・・)ガタガタ
綾乃「そういえば、吉川さんは?今日は吉川さんの家に泊まるのよね?」
京子「あっ、それが・・その・・・諸事情で泊まれなくなって・・・」
綾乃「も、もしかして、それでうろうろしてたの!?」
京子「はい」
綾乃「危険よ!女の子が一人でうろつくなんて!」
京子「すみません」
千歳「だったら、綾乃ちゃんの家に泊まればええんよ!」
綾乃「えぇ!?」
京子(そうですわね!杉浦先輩は尊敬できる副会長!杉浦先輩なら安心ですわ!)
京子「あ、あの・・・その・・・できれば、杉浦先輩の家に泊めていただけないでしょうか?」
京子「もう、行くところがなくて・・・」ウルウル
綾乃「う、上目遣い!?//」
京子「え?」
綾乃「な、なんでもないわ!仕方ないわね、これも同じ生徒会だものね、仕方ないわ、うん!」
千歳「ほな、うちは帰るで~」
京子「あ、ありがとうございました」
千歳「ええんよー」
綾乃(てっきり千歳の事だから、近くで私と歳納京子・・・古谷さんを見るかな?って思ってたけど・・・)
綾乃(・・・千歳も成長したわね)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京子「今日はありがとうございます、布団まで貸していただいて」
綾乃「ううん、いいのよ、じゃあ、そろそろ寝ましょうか」
京子「はい、おやすみなさい」
綾乃「ええ、おやすみなさい」
京子「・・・・・」
綾乃「・・・・・」
京子「・・・・」
京子(ね、眠れないですわ・・・)
京子(なぜか落ち着かない感覚が・・・)
京子(はぁー、やっぱり私って人見知りだからかしら?)
京子(これが櫻子なら・・・・・)
京子(って、なんで、櫻子の事を考えてますの!?)
京子(・・・・・・)
京子(今日は・・・初めてですわね、こんなに櫻子と会えないなんて・・・)
京子(え?ショック?そんなことはありえませんわ!)
京子(でも・・・もしかしたら・・・私は櫻子の事が・・・・)
綾乃(ね、眠れない・・・)
綾乃(と、歳納京子が・・・あの歳納京子が同じ部屋に・・・)
綾乃(だ、ダメよ!ここにいるのは古谷さんじゃない!歳納京子じゃないわ!)
綾乃(で、でも・・・寝顔を見るだけなら・・・)
綾乃(だ、ダメよ!古谷さんは私を信用して、ここで寝ているんだから!)
綾乃(手を出すなんてありえないわ・・・・)
綾乃(・・・・・・・)チラッ
京子「・・・・」
綾乃(寝ているわよね?・・・寝ている今ならバレないかも・・・・)
綾乃(って、ダメよ!杉浦綾乃私!!)
千歳「綾乃ちゃん!ほら!早く手を出すんや!」
千歳「中身は古谷さんでも、既成事実を作ってしまえばこっちのもんやで!」
千歳「・・・・」
千歳「・・・・うーん、中々手をださへんなー」
千歳「それにしても、念のために綾乃ちゃんの部屋に設置しておいたカメラが役に立つなんて・・・」
千歳「西垣先生には足を向けて寝られへんな~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■大室家
向日葵「おやすみ、ちっぱいちゃん」
櫻子「って、何で私と同じ布団なんですか!?・・・って抱きつかないでください//」
向日葵「えー、私って・・・抱き枕がないと眠れな・・・」Zzzzz
櫻子「え?歳納先輩?おーい・・・」
櫻子「うぅ・・・//」
櫻子「向日葵の顔が目の前に・・・//」
櫻子「今日の向日葵・・・中身は歳納先輩の向日葵は・・・よく笑ってたと思う」
櫻子「でも、私はいつもの向日葵の笑顔の方が・・・・」
櫻子「ち、ちげーし!向日葵の笑顔が好きなわけじゃないし!!」
櫻子「あっ・・・」
櫻子「綺麗な唇・・・・」
櫻子「おーい、向日葵ー、起きないと・・・そ、そのー、しちゃうぞー//」ボソッ
櫻子「ひ、向日葵が悪いんだからな!こんな近くで寝るから・・・・//」
向日葵「う、うん・・・」
櫻子「」ビクッ
向日葵「あかりー、結衣ー、ちなつちゃーん、綾乃ー、千歳ー、ちっぱいちゃーん、ひまっちゃーん」Zzzz
向日葵「また、みんなで雪だるま作ろうぜー」Zzzz
向日葵「へへん、綾乃には負けないよーだ」Zzzz
向日葵「えへへー」Zzzz
櫻子「・・・・」
櫻子「そういえば、いつも何かイベントをしてくれて中心にいるのは歳納先輩・・・」
櫻子「歳納先輩がいたから、みんなと・・・向日葵ともっと仲良く慣れたような気がする・・・」
向日葵「」ムニャムニャ
櫻子「そっかー、この人は向日葵じゃないんだ・・・」
櫻子「・・・・」
櫻子「あ、あれ?」
櫻子「急に眠くなっちゃった・・・・なんでだろう・・・」
櫻子「そっかー、もしかして・・・私って・・・向日葵の・・・こ・・・と・・・」
櫻子「」Zzz
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■翌朝
向日葵「ちなちゅー、おはようー」ダキッ
ちなつ「ちょっと、京子先輩!?やめてください!」
あかり「おはよう、京子ちゃん、櫻子ちゃん」
櫻子「歳納先輩!ちょっといいですか!」
向日葵「え?なに?」
櫻子「よし、ここなら誰もいない・・・」
向日葵「もしかして、私に愛の告白とかぁー?」ニヤニヤ
櫻子「そ、そうですよ!」
向日葵「あっ・・・あれ?学校?私は杉浦先輩の家で寝てたはず?」
櫻子「私は向日葵が好きなんです!だから、他の人に抱きついたりしないでくださいっ!」キィッ
向日葵「え・・・//」ボンッ
櫻子「わかってくれました?私は世界で一番向日葵が好きなんです!」
櫻子「だから向日葵の姿で変なことしたら怒りますよ!」
向日葵「あ・・・は、はい//」シュー
櫻子「・・・!!」
櫻子「・・・・あ、あの・・・先輩に対していきなりすいませんでした」
櫻子「でも、本当に向日葵の事が好きで・・・だから、本当にお願いします」
向日葵「は、はい//」
櫻子「あっ、もう少ししたら授業始まっちゃいますし、教室に戻りましょう」
ギュッ
向日葵「え?て、手//」
櫻子「え?」
向日葵「あっ、そ、そうですのだね、櫻・・・ちっぱいちゃん、教室に戻・・・ろっかー//」
櫻子「・・・・もしかして、向日葵!?」
向日葵「えーと、その・・・//」
櫻子「やったー、戻ったの?向日葵、戻れたの?」
向日葵「はい、その実は・・・戻れましたわ//」
櫻子「よかったー、もし戻れなかったらどうしようかって、心配・・・・あっ」
向日葵「櫻子が心配を・・・その・・・ありがとう//」
櫻子「・・・・・・」ジー
向日葵「え?えーと?何かしら?//」
櫻子「いつから?」
向日葵「え?//」
櫻子「いつから戻ってたの!」キィッ
向日葵「そ、そのー、えーと・・・//」
向日葵「わ、私も好きですわ//」シュー
櫻子「//」ボンッ
向日葵「//」
櫻子「そ、その・・・私も向日葵の全部・・・特に笑顔が好き//」
向日葵「え、笑顔が・・・ありがとう櫻子//」
櫻子「これからもよろしくね、向日葵//」
向日葵「私のほうこそ、よろしくですわ、櫻子//」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■杉浦家
京子「あ、あれ?」
綾乃「」Zzzz
京子「綾乃ー朝だよー学校遅れるぞー」
綾乃「朝まで眠れなかったから、もう少し眠らせてー」Zzzz
京子「仕方ないなー綾乃ってば・・・・って、あれ?私も眠い・・・・・」
京子「・・・・・」
京子「ちょうど布団が・・・・」Zzzzz
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■池田家
千歳「」Zzzz
千鶴「姉さん!起きて!」
千歳「うふふふ、綾乃ちゃん、頑張ってなー」
千鶴「姉さん・・・夢でまで杉浦さんの事を・・・健気すぎ!!」
千鶴「もう少し、眠らせておくか・・・」
千鶴「ただし、私も一緒に遅刻するから安心して寝てね姉さん・・・」だぱー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
向日葵「ふふふ//」ニコニコ
櫻子「なんで、そんなに笑顔なんだよ、キモッ」
向日葵「あら?どっかの誰かさんが笑顔が好きっていうからですわ」
櫻子「ぐっ//」
向日葵「ふふふふ」
櫻子「向日葵は私のどこが好きなんだよ」
向日葵「え?その・・・・」
向日葵「あ、あの・・・全部ですが・・・櫻子と一緒だと安心できる所とか好きですわ//」
向日葵「改めて言うと恥ずかしいですわね//」
櫻子「安心?なんだよ、それ//」
向日葵「あら?櫻子にはまだ早かったかしら?」
櫻子「なっ!私だって向日葵と一緒にいると安心するもん!」
向日葵「じゃあ、一緒ですわね//」
櫻子「あっ、そっかー、一緒か~・・・えへえへ//」
向日葵「ずっと一緒にいましょうね櫻子//」
櫻子「私も安心できるから向日葵とずっと一緒だもんね//」プイッ
向日葵「ふふふふ//」
櫻子「えへへへ//」
終わり
100 : 以下、名... - 2012/12/31(月) 04:37:48.88 +vfvf6+00 67/67これにて終わりになります。
支援&こんな時間まで読んでくれた人がいたらありがとうございました。
また、機会があればよろしくお願いします!