あやめ速報-SSまとめ-

〜〜某プロダクションのアイドル行きつけの喫茶店〜〜

李衣菜「あ、奏ちゃん！まゆちゃん！おーい！」ﾌﾘﾌﾘ

まゆ「あ、李衣菜ちゃん、おはようございます」ﾌﾘﾌﾘ

奏「おはよう李衣菜、貴方は1人なの？」

李衣菜「そうなんだよー早めに事務所に来たのはいいんだけど早く来すぎちゃってさー」

李衣菜「仕事まで手持ち無沙汰だからここなら誰か居るかなーって思って」

まゆ「じゃあ李衣菜ちゃんもご一緒します？まゆたちもレッスンまで時間潰してたところところですし」

李衣菜「え？いいの！」

奏「いいわよ、別に聞かれて困るような話をしてたわけじゃないしね」

李衣菜「じゃあお言葉に甘えちゃおっかな、店員さーん！アイスティーくださーい！」

ﾜｶﾘﾏｼﾀﾖｰ!ｳｻﾐﾝﾊﾟﾜｰﾃﾞｽｸﾞｵﾓﾁｼﾏｽｶﾗﾈｯ!

ｵﾏﾀｾｼﾏｼﾀｰｳｻﾐﾝﾄｸｾｲｱｲｽﾃｨｰﾃﾞｽﾖ!ｷｬﾊｯ☆

李衣菜「ところでまゆちゃんと奏ちゃんって珍しい組み合わせだね！どんな話してたの？」

まゆ「この前あった楓さんと奏さんのライブの話をしてたんですよぉ、まさに大人の女性って感じの素敵なライブでしたぁ」

まゆ「新曲もとても素敵で.....まゆも一回あんな曲を歌ってみたいです♡」

李衣菜「確かに！楓さんと奏ちゃんのミステリアスな感じが出ててすごく良かったよ！まさにロック！！って感じだったね！」

奏「ロック....なのかしら？そんな手放しで褒められると照れるわ」

まゆ「本当に素敵でした、私も楓さんと奏さんと一緒にああいうステージに立って見たいです」

奏「あら？大人の女性って感じのライブならなら随分前だけど貴方達もしたじゃない？Love∞Destiny、いい曲よね」

李衣菜「あーあの時はまゆちゃんと加蓮ちゃんがすごい張り合うからなんとなくギスギスした空気になっちゃってさー大変だったんだからね...」

まゆ「だってまゆPさんにはまゆを1番に見て欲しかったんです！確かに李衣菜ちゃんや智絵里ちゃんや美穂ちゃんには迷惑かけちゃいましたけど....」

奏「ふふっ、まゆも随分と悪い子になれるんじゃない、環境が違えばここまで変わるものなのね」

まゆ「もう奏さん、からかわないでくださいよぉ」

李衣菜「....うん？」

李衣菜「まゆちゃん、もう一回奏ちゃんのこと呼んでみてもらっていーい？」

まゆ「....？奏さん？」

奏「はい、奏よ」

李衣菜「じゃあ次は私のこと呼んでみて？」

まゆ「....李衣菜ちゃん？」

李衣菜「.......なんで奏ちゃんにはさん付けで私はちゃん付けなの？」

まゆ「え？何かおかしいですか？」

奏「何もおかしくないわ、何を言ってるの李衣菜？」

李衣菜「いやおかしいよ！奏ちゃんと私は同い年なんだよ！誕生日だって私の方が1日早いし！なんで私はちゃん付けで奏ちゃんはさん付けなのさ！！」

奏「李衣菜だってつい数日前(Pretty Liarのオープニングコミュ参照)に初めて同い年だって知ったくせに何言ってるのよ」

李衣菜「それとこれとは話が別だよ！！」

まゆ「え.....？李衣菜ちゃんと奏さんって同い年だったんですか？」

奏「そうよ、主に私がよく間違われるけど李衣菜と同い年の17歳よ」

まゆ「え.....？李衣菜ちゃんってまゆの一個上だったんですか...？同い年か年下かと.....」

李衣菜「そこから！？失敬な！！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

まゆ「まあ李衣菜ちゃんのことは冗談としても....奏さんってまゆの一個上だったんですね、もっと年上だと思ってました」

奏「よく言われるわ、これでも現役ピチピチの女子高生なのよ、全く失礼しちゃうわ」

李衣菜「実際私や卯月ちゃん、他の17歳組と比べてもすごい大人びた雰囲気があるよね」

まゆ「そうですよぉ、菜々さんと比べても大人っぽく見えますしだからミステリアスアイズもいいユニットになったんですよ」

ｴｯﾅﾅﾊ17ｻｲﾃﾞｽﾖ!

李衣菜「ところでまゆちゃん、私と奏ちゃんが同い年だってわかったでしょ？呼び名は変えないの？」

まゆ「....これからは李衣菜さんって呼べばいいんですか？」

李衣菜「違う、そうじゃなくて.....」

奏「李衣菜さん、ここのお代はよろしくね♪」

李衣菜「奏ちゃんは同い年でしょ！なんでちゃっかり奢らせようとしているの！！」

李衣菜「そうじゃなくて！！まゆちゃんの奏ちゃんに対する呼び方の話だよ！」

まゆ「うーん、今更変えるのも恥ずかしいですし.....このまま奏さんではダメですか？」

奏「....まだ距離を置かれてるのね....一緒に演劇ユニットを組んだ仲だというのに」ｼｸｼｸ

まゆ「え....奏さん！？そんなつもりじゃ....」ｵﾛｵﾛ

李衣菜「ほら！ちゃん付けで呼ばないと！奏ちゃん泣いてるよー」

奏「....」ｼｸｼｸ

まゆ「え....あ....その....奏.....ちゃん？」

奏「何？まゆ？」ﾆｺｰ

まゆ「やっぱり嘘泣きじゃないですかぁ！！」

李衣菜「wwwwwwwwwwwww」

まゆ「李衣菜ちゃんは笑い過ぎですよぉ！！！」

まゆ「まったく！！まったくもう！！！」ﾌﾟﾝｽｺ

奏「ちょっとからかい過ぎたわね」

李衣菜「まゆちゃんごめんって」

まゆ「もう！李衣菜ちゃんは李衣菜ちゃん！奏さんは奏さんでいいですね！！」

奏李衣菜「「はーい」」ｸｽｸｽ

まゆ「そこ！いつまでも笑わないでください！」

まゆ「ふー.....あらもうすぐレッスンの時間...そろそろ出ましょうか？」

李衣菜「あ、私もそろそろ仕事の時間だ」

奏「じゃあ一緒に出ましょうか、からかい過ぎちゃったお詫びにここのお代は私と李衣菜が持つわ」

李衣菜「え？私もまあ楽しかったしそのお礼って事で」

まゆ「いいんですか？ではお言葉に甘えちゃいますね」

奏「あ.....」

李衣菜「奏ちゃん？どしたの？」

奏「財布忘れたわ.....」

まゆ「えぇ.....」

奏「お代よろしくね、李衣菜さん♪」

李衣菜「だから同い年でしょ！！！」

おわれ