かな子「、というわけで」
智絵里「あ、杏ちゃんの家に泊まりに来ました!」
杏「杏のことがそんなに信用できないか…まぁ、いいけどさ~。適当にゆっくりしてってよ~」
智絵里「し、失礼します…!」
かな子「へーここが杏ちゃんの家かー」
元スレ
杏「明日のイベント行けたら行くねー」智絵里「うぅ…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1448253150/
かな子「結構広いねー杏ちゃん一人だけ?」
杏「うん、杏は東京に出て一人暮らししてるんだー」
かな子「そういえば、杏ちゃんって北海道に住んでたっけ?」
杏「うん。そう。東京は快適だよー。」
智絵里「やっぱり北海道って寒いんですか?」
杏「そりゃ、寒いってもんじゃないよ~もう家から出る気になれないからね~」
かな子「とにかく明日はキャンディーアイランドの3人の大切なイベントだからね!杏ちゃんには頑張ってもらわなきゃ…」
智絵里「明日…うぅ…緊張するな…」
杏「めんどくさーい…何か飴玉でもないと…」
かな子「ふふっ…そう言うと思って…じゃーん!クッキー焼いてきましたー!」
智絵里「うわぁ…おいしそう…」
杏「うん!おいしい!かな子ちゃんは本当に料理がうまいねー」
かな子「へへ…なんか照れるよー!」
智絵里「かな子ちゃんのクッキー…優しい味…」
杏「うんうん、癖になるよねー。杏の家で料理人として雇いたいくらいだよー」
かな子「そんな、私がうまいのはスイーツだけだよー」
杏「ふー、もーお腹いっぱいーうごけないー」
智絵里「かな子ちゃん、おいしかったよ!」
かな子「ありがとう、杏ちゃん、智絵里ちゃん!」
杏「じゃあ、そろそろお風呂でも入るー?」
かな子「あ、せっかくだからみんなで入らない?」
杏「!?」
杏「みんなってそんなに入れるわけないだろー!」
智絵里「そうだよ…かな子ちゃん…」
かな子「こんなに広いお風呂だったら大丈夫だよ!ね?」
智絵里「でも…私…恥ずかしいし…」
杏「そうそう…ん…そうだ…」ニヤリ
杏「智絵里ちゃん…」ヒソヒソ
智絵里「え、でも…」
杏「いいから、いいから」
杏「いくよ!せーの!」
智絵里「かな子ちゃん!ごめんなさい!」ウワギヌガセ
かな子「えっ…ちょ…きゃっ!なにするの!?」
杏「お風呂に入るんだから服脱ぐのは当たり前だろー!それー!」
かな子「きゃあ!」プルン
杏「…」
智絵里「…」
杏「見た?これが私たちとの差だよ。」
智絵里「うん…」
かな子「恥ずかしいよ!私はただ太ってるだけだから!」
かな子「智絵里ちゃん、次は智絵里ちゃんの番だよ!」
智絵里「わ、私はまだ…心の準備が…」
杏「ここまできたら心の準備もなにもないよ!それ!」
智絵里「きゃっ」
かな子「わぁ…やっぱり智絵里ちゃん細くて羨ましいよー」
杏「肌もきれいだもんねー」
智絵里「は、恥ずかしい…です…」
かな子「さて…最後は…」
智絵里「杏ちゃんの番…だよ…」
杏「あ、あんずぅ~?あんずはねー」
かな子「まさかここまできて自分は脱がない、なんてないよね?」
智絵里「散々脱がせといて自分だけ脱がないのはずるいです…」
杏「あ、あははは…」
杏(はぁ…覚悟を決めるかー…)
かな子「杏ちゃんも肌もちもちで羨ましいよー!」
智絵里「すごい…炊きたてのもちみたい…」プニプニ
杏「うぅ…杏をいじめるなよぉ…さっさと風呂入ろうよ」
かな子「うん!しばらく裸でいると風邪引いちゃうよ!」
智絵里「なんか、こういうの…楽しいねっ!」
杏「うう…とはいえやっぱり3人だときついな…きらりと入った時はそんなことなかったのに…」
智絵里「さ、さすがに…3人だからね…」
かな子「やっぱり私が太ってるから…」
智絵里「そ、そんなことないよ!ほら!こうやって!私がかな子ちゃんの上に乗れば!広くなる!」
杏「お、おぉ…確かに広くなった…」
智絵里「かな子ちゃんの上…気持ちよくて…眠くなってくる…」
かな子「そ、そんなに!?智絵里ちゃん!寝たら死んじゃうよ!」
杏「」ジー
智絵里「だって本当だよ…」
杏「ジー」
智絵里「あ、杏ちゃん…?」
かな子「もしかして…杏ちゃんも私の上に乗りたいの…?」
杏「そ、そういうわけで見てたわけじゃないよ…ただ…ちょっと気になるな…って…」
かな子「じゃあ、杏ちゃんも、いいよ」
杏「うん…じゃあ…失礼します…」
かな子「どうぞ~♪」
杏「うぅ…あぁーこれは確かにいいかもー私のソファーといい勝負だー」
かな子「そ、そんなに!?」
杏「うひぃ」ビクッ
かな子「あ、杏ちゃん!?どうしたの!?」
杏「やめっ…ちょうどかな子ちゃんの息が耳元にかかってくすぐったいよー」
かな子「え?ふーふー」
杏「ひぃ、やめて、ギブギブ、本当に耳は弱いから!」
~~~~~
杏「ふーすっきりしたねー」
かな子「もーみんな、私に乗ろうとするんだからー!」
智絵里「でも、やっぱり…かな子ちゃんの上に乗ると…なんかホッとするね…」
杏「うんうん、誇れることだと思うよ」
かな子「え?そうかなー?」
かな子「そろそろ明日も早いことだし寝るー?」
杏「よし!そーしよー!寝よー!」
智絵里「杏ちゃん…嬉しそう…」クスッ
杏「あ…でも…ベッド一つしかないや…」
杏「まぁ智絵里ちゃんはかな子ちゃんをベッドにして…」
かな子「ってなんでやねん!さすがに私でもそこまでは無理だよー!」
杏「だよねー…じゃあ…今日は温かいしみんな川の字で寝るしかないかー…」
杏「じゃあ電気消すよー」
かな子「はーい」
カチッ
かな子「…ねぇ、好きな子の話しない?」
杏「…急になにさー」
かな子「だってお泊まりといえば好きな子の話じゃない?」
智絵里「す、好きな子…」アタフタ
杏「もっと別な話にしようよーキャンディアイランドに関わる話とかー」
かな子「うーん、たとえばー?」
杏「そうだなー、安倍ナナちゃんがキャンディキャンディの鼻歌歌ってた話でもするー?」
かな子「いや…それはいいや…」
智絵里「ニュージェネレーションの3人は…輝いてて…すごいよね…」
かな子「うん!私たちもああいう風になりたいよねー!」
杏「いいなー印税がっぽがっぽなんだろうなー」
かな子「そのためにも明日のイベントは頑張らなくちゃ!ね?」
智絵里「うん!」
かな子「キャンディアイランド、がんばるぞー!」
あんかなちえ『おー!』
~~~~~
杏「もう二人とも寝ちゃった?」
かな子「…」
智絵里「…」
杏「杏の好きな人はね、キャンディアイランドの二人だよ。これまでこんなに仲の良い友達なんてきらりしかいなかったから。かな子ちゃんと、智絵里ちゃんとこんなに仲良くなれて杏、幸 せだよ」
かな子「…」
智絵里「…」
杏「仕事は頑張りたくないけど、杏、きらりやかな子ちゃんや智絵里ちゃんが笑ってくれるから、頑張れるんだ」
杏「ほんと、この二人と組めてよかったよ」
杏「…こんな杏に面倒見させてくれて、 ありがとね」
かな子「杏ちゃん!」ダキツキ
智絵里「杏ちゃん!」ダキツキ
杏「う、うぇぇええ!?二人とも起きてたの!?なんだよぉ~言えよぉ~」
かな子「なんか照れくさくて…私も杏ちゃんのこと大好きだよ!」
智絵里「私も…大好き!」
杏「や、やめろよ!恥ずかしいだろ~もー!」
かな子「うふふっ…杏ちゃんの本当の気持ち、知れて嬉しいよ!」グスッ
智絵里「私も…」グスッ
杏「もー!そうだよ!私も…二人のこと好きだよ!だから明日のイベント休む!」
かなちえ「なんでやねん!」
ーhappy×2 endー