ガヴリール「!?」
ヴィーネ「そ、それ、私のパンツよね……そんなもの、どこから……」
ガヴリール「い、いや、これは違うんだヴィーネっ!!そ、その……これは……えーっと……」
ヴィーネ「ま、まさかガヴが私にそんな感情を持ってたなんて……」
ガヴリール「いや、そういうことじゃなくて…!」
ヴィーネ「よ、寄らないで変態!!」
ガヴリール「……!!」ガーン
ヴィーネ「あっ……ご、めんなさい……その、ちょっと……距離を置かせてもらえるかしら……」ヒキッ
ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ……っ」
ガヴリール(ヴィーネの奴、ドン引きしてる……こんなはずじゃなかったのに……)
ガヴリール(でも……すごい興奮する……っ!!)ハァハァ
ガヴリール(もっと……もっと蔑んだ目で見てぇっ……!)
元スレ
ガヴリール「ヴィーネぇ……♡」クンカクンカヴィーネ「ガ、ガヴ……何してるの……?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489815770/
次の日
ガヴリール(結局あれから一度も話せてないな……)
ガラッ
ヴィーネ「あ……っ」
ガヴリール「あ、へ、へへ、お、おはよ……」
ヴィーネ「……っ」プイッ
ガヴリール(む、無視された…………)
ガヴリール(……良い……♡)ジュンジュン
ヴィーネ(ガ、ガヴにどう接すれば良いのか分からない……!)
ヴィーネ(今まで通りは無理だけど……無視するつもりなんてなかったのに……)
サターニャ「おはようヴィネット!」
ヴィーネ「あっ…サターニャ、おはよ…」
サターニャ「…?どうしたのよ、元気ないじゃない」
ヴィーネ「えっと……ちょっと色々あって……」
サターニャ「何があったの?」
ヴィーネ「それはちょっと、言えないんだけど……」
サターニャ「そう。まあ言える時になったらで良いわ。困ったら相談しなさい!」
ヴィーネ「ありがと、サターニャ……」
サターニャ「ところで、今日はガヴリールとは話さないの?」
ヴィーネ「」ギクッ
サターニャ「いつも朝は二人で話してるのに……」
ヴィーネ「い、良いのよ!そ、そんなことよりサターニャ、今日はなんだか良いことがありそうね~!」
サターニャ「え?そ、そうかしら?」
一方その頃
ガヴリール(ヴィ、ヴィーネがサターニャと会話してる……!)
ガヴリール(私のことは無視してるのに……!)
ガヴリール(これも、そういうプレイだと思うと……ぁあっ、あそこが疼いてきたっ……)モジモジ
ガヴリール(でも流石に、教室では出来ないな……)
ガヴリール(もどかしいっ、もどかしいよヴィーネ……)ハァハァ
ガヴリール(そうだ、こんな時は秘蔵のヴィーネフォルダを見て心を慰めよう……)
ガヴリール(…………はぁぁ、ヴィーネ、ヴィーネ……♡)
ガヴリール(可愛い、ヴィーネ……可愛い……)ビクンビクンッ
ガヴリール(あっだめっ、弄ってないのにイきそうだ……)ビクンビクンッ
放課後
ヴィーネ(……結局、ガヴとは一言も話せなかったわ……ずっとサターニャと話しちゃった……)
ヴィーネ(サターニャは嬉しそうにしてたけど……これじゃダメよね)
ヴィーネ(昨日、あんなひどいこと言っちゃったきりだし……ガヴもきっと凹んでるはず……)
ヴィーネ(……謝らないと。謝って、ああいうことやめてもらって、仲直りしないと……)
一方その頃
ガヴリール「はぁぁんっっ!!ヴィーネっ、ヴィーネぇぇっっ!!」グチュッグチュッ
ガヴリール「あぁぁんっ、ヴィーネのトイレ画像見ながらするオ○ニー、気持ち良いよっ……」グチュグチュ
ガヴリール「ヴィーネのパンツの匂い嗅ぎながらおしっこしてるヴィーネの画像でイっちゃうぅ……」グッチュグッチュ
ガヴリール「ああ、ここにヴィーネのおま○こが……スゥゥーーッッ、ハァァーーッッ」
ガヴリール「ンンンンンッッッッ」ビクゥッビクンッ
ガヴリールの家の前
ヴィーネ(……覚悟を決めるのよ私)
ヴィーネ(ここで仲直りしないと、一生離れ離れかもしれない……それは嫌でしょ、私!)
ヴィーネ「……よし!」
ピーンポーン……
シーン……
ヴィーネ「……あれ?いないのかしら……」
ヴィーネ「が、ガヴ~?……ちょっと、話したいことがあってきたんだけど……」
シーン……
ヴィーネ「……」
ガチャ
ヴィーネ「あ、開いてる……?」
ヴィーネ「ガヴ……?」
ヴィーネ「ま、まさか……!」
ガチャッ
ダダダダダダッ
バーンッ
ヴィーネ「ガ、ガヴ!!」
ガヴリール「お゛っ♡しゅごっ♡ヴィーネの声で耳まんこレイプされてイクッ♡♡」グチュチュグチュ
ガヴリール「ヴィーネの怒ってる声良いっ♡♡」←イヤホンつけててヴィーネに気づいてない
ヴィーネ「」
ヴィーネ「ガ、ガ、ガヴ…………」
ガヴリール「んはぁぁぁっっっ……って、ヴィーネ!?!?!!?な、なんでここにっ」
ヴィーネ「あ、あ、あんた……」
ガヴリール「あっ、いやっ、そのっ、こ、この音声は違くて!!偶然ボイスレコーダーがオンになってて偶然録音されてただけっていうか……!」
ヴィーネ「凹んでると思って謝りに来たのに…………!」グスッ
ガヴリール「え、あ、う、その、ヴィーネ……」
ヴィーネ「もう、知らない!!」ポロリ
ガヴリール(!!!!ヴィーネの涙粒!!!!)シュバッ
ガヴリール(間に合えーーーーっっ!!)ズザザーッ
ガヴリール「パクッ!」
ガヴリール(ま、間に合った……!!)
ヴィーネ「ひ、ひぃっ……!」
ガヴリール「……あ」
ヴィーネ「き、気持ち悪い……!!」
ガヴリール「あっ、ま、待ってヴィーネ!!違うんだって、今のは!その、そう!水分補給だから!!ね!!」グイグイ
ヴィーネ「いやああああ!!!!離して変態!!!!触らないでえええ!!!!」ゲシッゲシッ
ガヴリール「おっふ……っ♡い、いや、だから、ヴィーネ!!話を聞いてってば!!」
ヴィーネ「さ、最低よあんた!!!!信用して来たのに……それすらも裏切るなんて!!」
ガヴリール「ご、ごめんってば!!許して!!何でもするから!!ヴィーネのためなら何でもするからぁ!!」
ヴィーネ「うるさいうるさいっ!!お、お前なんかを友達と思ってた私が馬鹿だった……!!」
ヴィーネ「お前なんか天使じゃないっ!!悪魔以下のクズよっ!!」
バシーン
ガヴリール「ああんっ♡」
ヴィーネ「今までどうもありがとう!!二度と会うことはないでしょうけど!!!!」
バンッ
ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ……」
ガヴリール(……はぁ……完全に、嫌われちゃったな……)
ガヴリール(……ふふふふっ)
ボイスレコーダー『いやああああ!!!!離して変態!!!!触らないでえええ!!!!』
ガヴリール「ふふふふふふふふふ…………」
ガヴリール(嫌われちゃった……嫌われちゃった……)
ガヴリール「ヴィーネ……私のこと嫌いになっちゃった……あはははははははははははははははは」
ヴィーネ「……っ」グスッ
ヴィーネ(ガヴ……信じてたのに、信じてたのに……!)
ヴィーネ(あんな……反省の色も見せないで……ド変態丸出しで……)
ヴィーネ(あんなののこと、親友と思ってたなんて……本当、私ってバカね……)グスッ
サターニャ「……あら、ヴィネット……こんなところでどうしたのよ……って、泣いてるの!?」
ヴィーネ「うう……サターニャあ……」
サターニャ「ちょっと、何があったのよ!?」
ヴィーネ「ガヴが、ガヴがぁ……」
サターニャ「ガヴリール……?あいつに何かされたの!?」
ヴィーネ「うぅ……全部、全部話すから……私の家に来て、聞いてくれる?」
サターニャ「も、もちろんよ!!ほら、肩貸すからしっかり歩きなさい!」
ガシッ
ヴィーネ「サターニャ……」
ヴィーネ(……サターニャって、本当に優しくて良い子よね……)
ヴィーネ(裏表もないし……私のこと裏切ることもないだろうし……)
ヴィーネ(…………それに、何だか、良い匂い……)
ピクンッ
ヴィーネ(…………サターニャ♡)
終わり
>>29から分岐
一方その頃
ガヴリール「……今冷静になって考えると、私とんでもないことをしてたんじゃ……」
ガヴリール「パンツ盗んで匂い嗅いで、トイレ盗撮して声録音して……」
ガヴリール「ド変態じゃねえか……」
ガヴリール「こんなの、嫌われて当然だよな」
ガヴリール「……データ全部消そう。それと、パンツ返してヴィーネに謝ろう」
ガヴリール「許してもらえないかもしれないけど……それでも、傷つけたことは謝らないと」
ガヴリール「……最後にひと嗅ぎだけしとこ」クンカ
ガヴリール「…………………………ハッ!!いかんいかん、ひと嗅ぎでトリップしてしまった……」
ガヴリール「これはだめだ、ヴィーネにも悪いけど、私の健康上もよろしくないぞ」
ガヴリール「早く返さないと」
ピーンポーン
ガヴリール「!!」
ガチャッ
ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ!?」
ヴィーネ「ガヴ……」
ガヴリール「き、来てくれたの……」
ヴィーネ「……その、頭ごなしにひどいこと言っちゃって、ごめんなさい……」
ガヴリール「えっ」
ヴィーネ「私、ガヴの気持ちも考えずに、傷つけるようなこと言っちゃったわよね……だから、謝りたくて来たの」
ガヴリール「そ、そんな!!ヴィーネが謝ることなんて何もないよ!悪いのは全部私だから……」
ヴィーネ「ガヴ……」
ガヴリール「……とりあえず、ここで話するのもなんだしさ、中入ってよ。……って、嫌だよね、こんな変態と二人きりで室内なんて……」
ヴィーネ「ううん、そんなことない……私、ガヴのこと信じてるから……お邪魔するわね」
ガヴリール「ヴィーネ……うん、どうぞ」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール「えっと……その」
ヴィーネ「……うん」
ガヴリール「私、ヴィーネの事……が、好き、なんだ」
ヴィーネ「…………!」
ガヴリール「いつも、私みたいな駄天使に優しくしてくれて……その優しさに甘えてるうちに、どんどん好きになっていって……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「それで、気がついたら、パンツ盗んでた」
ヴィーネ「……う、うん」
ガヴリール「でも、昨日ヴィーネにばれちゃって、思ったんだ」
ガヴリール「ヴィーネを失いたくない、って……」
ヴィーネ「ガヴ……」
ガヴリール「そりゃ、ヴィーネに対して欲情はしてるんだけど……でも、そんな気持ちより何より、ヴィーネの事が大事なんだって」
ガヴリール「気づいたんだ」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「私もよ、ガヴ……」
ヴィーネ「私も、昨日あんなところ見ちゃって、気持ち悪いと思った」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「いつからあんな風に見られてたんだろう、とか……考えちゃったら、悲しくなって……」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「それで、今日は話せなかったの……ごめんなさい」
ガヴリール「……うん」
ヴィーネ「それで……今日1日ガヴと話せなくて、私も……やっぱり、ガヴと離れたくないって思った」
ヴィーネ「例え、ガヴが私にエッチな気持ちで接してたとしても……私のガヴへの気持ちは変わらないから」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「ガヴは、私にとって、何より大事な親友だから……」
ガヴリール「ヴィーネ…………!」
ガヴリール「本当に……本当にごめん……!」ポロポロ
ガヴリール「私、最低だった……!ヴィーネの気持ちを踏みにじって、あんな事……!」ポロポロ
ヴィーネ「うん……うん……」ポロポロ
ガヴリール「あんな事しといて、図々しいと思うけど……」グスッ
ガヴリール「これからも、ずっと一緒にいてくれる……?」グスッ
ヴィーネ「もちろんよ、ガヴ……!」
ガヴリール「ヴィーネ…………!」
ガバッ
ヴィーネ「でっ、でもやっぱりハグとかはやめて!!!!」
ガヴリール「あっ……そ、そうだよな……」
ヴィーネ「ご、ごめんなさい……本当は、全部許したいんだけど……まだ、昨日の事が忘れられなくて……怖い」ガクガク
ガヴリール「……ごめん……本当に、ごめんな……」
ヴィーネ「……うん……」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「……ごめんなさい、今日はもう、帰るわね」
ガヴリール「ああ……うん」
ヴィーネ「その……これからも、よろしくね、ガヴ」
ガヴリール「……ああ、よろしく、ヴィーネ」
ヴィーネ帰宅後
ガヴリール「……」
ガヴリール(これから、何年かけてでも、ヴィーネに償いをしていかないとな)
ガヴリール(それでまたいつか前と同じように、何のわだかまりもなく接することが出来るように……)
ガヴリール「…………」
ガヴリール「………………」
ガヴリール「……………………」
ガヴリール「パンツ返しそびれたわ」
終わり