1 : VIPに... - 2014/08/26 02:15:32.27 ZNYguWTp0 1/12

アイマスSSです。短いです。
特に盛り上がりも面白いオチもないです。

元スレ
律子「バランスの良さ!でしょうか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408986922/

2 : VIPに... - 2014/08/26 02:16:46.61 ZNYguWTp0 2/12

 「なるほど、バランスの良さか……」

 「確かに竜宮小町はバランスがいい」

律子「ふふん、そうでしょうとも!私の目に狂いはなかったんですよ!」

 「そう、言うなればカツカレーのようなバランスの良さ!」



律子「……え? どういうことですか?」

3 : VIPに... - 2014/08/26 02:18:30.38 ZNYguWTp0 3/12

小鳥「カツカレー……なるほど……」

律子「え? 小鳥さんは分かるんですか、カツカレーの意味が」

小鳥「ええ、なんとなく、ですけどね」

律子「やばい、全然わからないんですけど……」

小鳥「律子さん、飲食店でカツカレーを食べようと思ったらどこへ行きます?」

律子「……カレーショップですかね。ココイチとか?」

 「そう! カツカレーとはその名の通りカレーなのだッ!」

4 : VIPに... - 2014/08/26 02:19:50.19 ZNYguWTp0 4/12

 「カレーの掛かっていないカツカレーはカレーではない」

 「カツとごはんだけの汁なしカツ丼!」

 「だがそれはカレー屋でなくとも食えるシロモノ」

 「カツのないカツカレーもカツカレーではないが、それはカレー屋で食える」

 「つまり、全ての食材を飲み込む存在、それがカレー!」


─────────────────────────────────────────

 「余談だが闇鍋をやるときはカレーの固形ルーを用意しておくといいのだ」

 「食えない味になったらカレーを入れろ! カレー味になって食えるようになるぞ!」

5 : VIPに... - 2014/08/26 02:20:53.59 ZNYguWTp0 5/12

 「竜宮小町におけるカレーとは!」

小鳥「わかりますよ! 伊織ちゃんですね!」

 「その通ーり! 伊織の強すぎる個性によるインパクトは全てを飲み込む!」

 「伊織がいるだけでそのユニットは『伊織のユニット』になるのだッ!」

 「すなわち竜宮小町のカレールー、それが水瀬伊織!」



律子「……なんだろう、もしかしてバカにされてる?」

6 : VIPに... - 2014/08/26 02:21:58.05 ZNYguWTp0 6/12

 「だがしかしッ!」

 「カレーですら完全に飲み込めず、しかもその個性を失わない存在、それがカツ!」

 「トンカツのサクサクの衣はカレーに浸食されてしまうがそれもまた良し!」

 「時にはカレーをも超える個性で主役の座を奪いかねない存在」

小鳥「亜美ちゃんですね!」

 「その通ーり!!」

 「竜宮小町のトンカツ、双海亜美!」

 「律子も亜美の世話はさぞかし大変だろう」



律子「……えー……」

7 : VIPに... - 2014/08/26 02:23:15.39 ZNYguWTp0 7/12

 「……だがカツカレーはカツとカレーのみでは成り立たない……」

 「カツカレーを注文してカツにカレーが掛かっただけの皿が出て来たらどうだ?」

小鳥「ありえませんね」

 「もうひとつ足りないもの、そうッ! それは白米!」

 「計り知れない包容力で全ての食材とマッチする白米ッ! それは……」

律子「……あー、あずささん、ってことですか」

 「Exactly(その通りでございます)」

 「竜宮小町のほかほかご飯、三浦あずさ!」

8 : VIPに... - 2014/08/26 02:24:33.46 ZNYguWTp0 8/12

律子「なんか納得できるようなできないような……」

 「そしてもうひとつ」

律子「え? まだあるんですか?」

 「カレーには付きものの“アレ”が必要だろう?」

小鳥「! わかりました、福神漬けですね!」

 「YES!YES!YES!」

律子「でも竜宮小町は3人ユニットですよ?」



 「何を言ってるんだ、竜宮小町は伊織、亜美、あずささん、律子の4人ユニットじゃないか」

9 : VIPに... - 2014/08/26 02:26:31.98 ZNYguWTp0 9/12

 「福神漬けはそのまま食べるとちょっと塩辛い」

 「だがカレーを食べてから食べると甘く感じる」

 「時には辛く、時には甘く」

小鳥「レッスン中の律子さんは激辛ですものね~」

 「ライブやステージ成功時の律子は甘々だしな」

律子「////」

 「皿という舞台(ステージ)の脇にあってカツカレーを見守る存在」

 「竜宮小町の箸休め、福神漬け秋月律子!」

10 : VIPに... - 2014/08/26 02:27:25.18 ZNYguWTp0 10/12

 「どうだ律子、こういうことだろう!」(ドヤァ)

律子(イラッ!)

小鳥(なんだろうこの『俺上手く言っただろう』感は)

 「もういっそのことカツカレー小町に改名したらどうだ?」

律子「するわけないでしょっ!」

 「カツカレー小町だとあずささん成分が名前に入ってないからダメか……」

律子「そういうことじゃありませんっ!」

11 : VIPに... - 2014/08/26 02:28:42.70 ZNYguWTp0 11/12

── 仕事終わり ──

亜美「りっちゃ~ん、帰りにごはん食べて帰ろうよ→」

伊織「そうね、私もお腹減ったわ。どこかで食べてから事務所戻りましょ」

あずさ「あっ、あそこにカレーショップがありますよ~」

亜美「カレ→! いいですな→」

律子(……カレー……)

12 : VIPに... - 2014/08/26 02:29:31.04 ZNYguWTp0 12/12

伊織「普段あんまり食べないからたまにはいいわね」

律子「……他のとこにしない?」

亜美「えぇ→!? もう亜美の口はカレーの口になっちゃったよ→!」

あずさ「一度カレーを意識したらもうカレーじゃないとダメになるのは何故かしらね~?」

伊織「律子、諦めなさい、もうみんなカレーで決定よ」

律子「……わかったわよ、カレーでいいわ」

伊織「にひひっ、じゃ早速行きましょ」



律子「……注文はカツカレー以外でお願い」

END

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