美希「ハニー……」
美希「今日もミキの方に振り向いてくれないんだね……」
美希「ミキがアイドルだから?ミキがアイドルを辞めれば振り向いてくれるの?」
美希「そうなったら…ハニーはミキを引き止めるんだよね?」
美希「わかってるよ。今のハニーの目に、ミキの姿が映ってないことぐらい」
美希「それでも諦めきれないのは、他の男の子に興味が持てないせいなのかな」
美希「ハニー以外の男なんて、ミキにはまったく魅力的に見えないの」
美希「それならいっそ…女の子に目を向けてみたらどうなるのかな?」
美希「……これだけ人数いるんだもん。女の子には困らないよね」
元スレ
美希「ハニーが振り向いてくれないから女の子に手を出してみるの」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343059720/
美希「って言っても……誰にすればいいのかな……」
美希「元々そういう趣味を持ってたわけじゃないから、誰かに恋愛感情を持ってるとかそういうのはないんだよね」
美希「765プロの中でミキが落とせそうな女の子……そんなちょろい子なんているのかな?」
美希「……やっぱやめなの。こんなこと考えてないでハニーを振り向かせる方法を──」
ガチャッ
響「はいさーい!今日も一日頑張ろーっ!!」
美希「……いたの」
響「え?自分の家に泊まりたいの?別にいいけど、動物とか平気?」
美希「大丈夫なの。ミキ、動物好きだよ?ワニも触ってみたいなって思ってたし!」
響「へぇ~、ワニ子を触りたいなんて珍しいな!ワニ子もきっと喜ぶぞ!」
美希「じゃあお仕事終わったら家に行っていい?ミキも準備があるから一回帰るけど」
響「うんっ!美希が自分の家にお泊りかあ……えへへ、楽しそうだな~……。晩ご飯一緒に作ったりしようね!」
美希「……うんっ!」
ここから始まるんだね。ミキの新しい道が……
ピンポーン
響「はーい!」ガチャッ
美希「ミキだよー!今日はよろしくお願いしますなの!」ペコッ
響「あっ……え、えっと、こちらこそよろしくお願いします!」ペコッ
美希「…………」
響「…………」
『ぷっ……あはははは!!』
美希「あははは!なんかヘンだね、こういうの!響までそんな返ししなくてもいいのに!」
響「じっ、自分、こういうのあんまりないからよくわかんなくて……とにかくいらっしゃい!今日は楽しく過ごそうね!」
美希「うんっ♪」
楽しく…なるといいね。ミキも出来るだけそうしたいから……
響「美希ー、そっち準備できた?」
美希「ばっちりなの!あとは響を待つだけだよ!」
響「それじゃあそっちに持ってくね!よっと……うわわっ!」
美希「響!!危ないっ!!」
ぼふっ
響「あ……ご、ごめん!ありがとう!」
美希「気にしなくていいの。それが台無しになっちゃうと晩ご飯がなくなっちゃうもん!」
響「ほ、ホントにごめん!自分、普段ならこんなことないのに……」
美希「だから気にしなくていいってば!っていうか響、いいニオイするね」
嬉しいハプニングなの。利用しない手はないよね
響「へっ?そ、そうかな?あははは…き、きっと動物のニオイとかじゃないかな?ほら、自分の家っていぬ美たちがいるし……」
美希「んーん、そんなのじゃないの。どう言ったらいいのかな…響らしいニオイ?」クンクン
響「うわっ!い、いきなり嗅がないでよ!また落としちゃうところだったぞ……」ドキドキ
美希「あはっ!ごめんね?あとはこれをこうして……完成なのー!!」
響「自分と美希ならカンペキだね!ほーら、みんなにもおすそ分けだぞ~♪」
美希「…ねぇ響」
響「ん~?」
美希「これってはじめての共同作業ってやつかな?」
ちょっとずつ、ちょっとずつ……
響「なっ!なななに言ってるのさ!?い、いや確かにそうだけど…その……」
美希「あはっ☆響ってば慌てすぎなの!もしかして響……そういう趣味あるの?」
そういう趣味に走ろうとしてるのはミキの方だけどね
響「無い!!無いよそんなの!!……多分…はっきりとは言えないけど……」
美希「じゃあ……はっきりさせてみる?」
響「えっ?」
美希「ううん、なんでもないの。それよりほら、食べないと冷めちゃうよ?」
響「あ、うん……。それじゃあ、いただきまーす!!」
美希「いただきまーす!!」
今はまだその時じゃないの。もうちょっとだけ深く……
美希「へぇ~、ワニ子っておとなしいんだね。こっちに寄ってきたの!」
響「美希に甘えてるんじゃないかな?ご飯をちょっと分けてあげてみてよ」
美希「わかったの!」ヒョイッ
ガツガツ
美希「ん~♪いい子いい子!しっかりしつけ出来てるんだね!響ってすごいなあ」
響「えへへ……それほどでも…あるけどね!あははははっ!」
美希「あはっ!響ってばお調子者なの!…ん?響、ちょっとこっち来て」
響「え?どうしたの?」
美希「ここにご飯粒ついてるの」
ぺろっ
そろそろ、いいよね?響がかわいいのがいけないの
ミキ、もうこっちに目覚めちゃったみたい
響「~~~~っ!?」カァッ
美希「あれ?響、どうしたの?」
響「どっ…どうしたのじゃないでしょ!?い、今……自分のくちびる舐めて……!!」
美希「…?響ってそういうの慣れてるんじゃないの?ほら、いぬ美とかいるし」
響「人間相手にそういう経験あるわけないだろー!?自分、キスだってしたことないのに……み、美希が…くちびるを……」
美希「あ、なるほど!わかったの!中途半端がイヤなんだね?じゃあしちゃえばいいの♪」
響「ちょっ、ちょっと!そういう意味じゃんむっ!?」
肉食系女子、本領発揮なの
美希「……ぷはぁっ!ね?これで中途半端じゃなくなったの」
響「え……?えっ……?じ…自分……今…美希に、キス…され、て……?」
美希「響の言ってることってこういうことでしょ?ミキだって中途半端は嫌いだもん」
響「ち…違う……違うよ……。自分、こんなの……したく……うっ………はじめて…だったのに……ぃっ……」ポロポロ
美希「なーんだ、そんなこと?それなら美希だって今のがはじめてだよ」
響「……えっ…?」
美希「ミキね……イケないコト、したくなっちゃったんだ。今のは、それの第一歩」
もう引き返せない、新しい道へのね
響「なん…で……?美希、プロデューサーのこと……好きだったんじゃないの……?」
美希「そうだよ。でもね、あんまり振り向いてくれないから疲れちゃった。だからね」
美希「女の子でも、いいかなーって」ジュルリ
響「……なんで…なんで自分なの……?他にも女の子はいっぱいいるでしょ!?それこそ事務所の外にだって!!」
美希「ん~……ホントはね、誰でも良かったんだ。たまたまそこに響が入ってきたから」
響「そん…な……ひどいよ……なんで自分が…こんな……」ポロポロ
美希「でもね、そうじゃなかったみたい。響と二人で料理して、響と二人で遊んで……」
美希「そうしてるうちに、響がかわいく思えてきたの」
悪いけど、年上には思えないんだよね。こう、守ってあげたくなるっていうのかな?
そんな子を今から襲おうとしてるミキって、我ながらサイテーなの
響「か…かわいい……?」
美希「うん。響ってなにをするにも一生懸命だよね?そんなちっちゃい身体で、一生懸命」
響「…ちっ…ちっちゃいって言うなあっ……!!」
美希「気にしてたの?だったらごめんね?でもね、響。一生懸命とつらさに耐えることは違うんだよ」
響「……どういうこと?」
美希「ミキ、ずっとハニーを振り向かせようと一生懸命だったの。でもね、それが段々つらくなってきちゃった」
美希「苦しくて、苦しくて、心がこわれそうで……どういえばいいのかな…糸が切れそうなカンジ?」
美希「だからミキは、つらくない道を選んだの」
恋愛って難しいよね。今のミキは壊れる寸前の人形ってところかな
響「だからって間違ってるよ!こんな……他に道だってあったでしょ!?なんでこの道を選ぶの!?」
美希「響、それちょっと違うの。ミキはね……」
美希「選ぶんじゃない、もう選んじゃったの」
響「……っ!!」
美希「ね、話をすりかえるのはよくないよ。ずっと一人でつらかったんでしょ?」
響「そんなこと……ない。家族のみんながいたから……自分は今まで頑張って……」
美希「でもね、響。それだと今度はみんなを守ることで精一杯だったんじゃないかな?」
美希「みんなにおいしいご飯を食べさせてあげたいって。みんなを幸せにしてあげたいって……」
響「あ……」
図星かな?響は頑張りすぎちゃうところがあるからわかりやすいの
美希「ねえ、そこまで頑張りすぎないでいいんだよ?段々つらくなってきちゃうでしょ?」
美希「ミキね、響に悪いことをしちゃったのはわかってる。それでも今のままの響は…見てられないって思うな」
響「あ……あ……」ポロポロ
美希「みんなのことを負担に感じる前にさ、ちゃんとガス抜きをしないとね」
響「ごめん……ごめんよみんなぁ……!」ポロポロ
美希「いつも頑張りすぎてる響に、ちょっと甘えてほしいって思うな」
美希「おいで?ミキが全部受け止めてあげる……」
響「う……うわあああぁぁぁぁぁぁん!!美希ぃぃぃぃいいいいぃっ!!」バッ
美希「よしよし……」ギュッ
ミキが響を、慰めてあげるね?
美希「……落ち着いた?」
響「うん…ごめんね美希。自分、年上なのにこんなことじゃダメだよね……」
美希「そんなことないって思うな。ほら、もっとミキに甘えてくるの!」
響「さ、さすがにそこまで出来ないよ!自分だってその……恥ずかしいし……」
美希「ふーん……じゃあさ」
がばっ
美希「ミキが甘えるなら、問題ないよね?」
響「あっ………」カァッ
響「う、うん……」コクン
落ちたね、響
大丈夫。あとは全部ミキにまかせて……
響「んっ……はあっ……ひぅっ!」
美希「どう、響?気持ちいい?」
まあ、聞かなくてもわかっちゃうんだけどね
耳たぶが弱いのかな?
響「き、気持ちよくなんか…!」
美希「ふーん……強がるんだね。じゃあ、ちょっとキツいのいくよ?」
響「やぁっ…ん!」
響の首筋を舐めてみる。これは当たりかな?
それにしても響…声、エロいんだね…。ミキもちょっと我慢が出来なくなってきちゃったの
美希「はむっ……んっ…じゅる……んんっ…」
響「あっ…!んんんっ!んむっ!…ぷはぁっ!」
ディープキス、はじめてしちゃったの
さっきのキスではじめてだったから当たり前なんだけど
美希「響……糸、引いてるよ?」
響「美希…美希ぃ…!どうしよう…自分、自分……!!」
美希「あれ?どうかしちゃったの?」
響「こ…怖いの……自分、なんか気持ちよくなってきて……自分が自分でなくなりそうで……!」
…最初に響でいいやって思ったミキ自身を叱ってあげたいって思うな
響……すっごくエロカワイイの。ミキ、夢中になっちゃいそう……
美希「響……脱がすよ?」
響「うん……」
バサッ
美希「うわ……前から思ってたけど、やっぱり体型のわりにおっきいよね、響って」
あずさがどたぷ~んなら、響はぷるるんってカンジ
サイズ的にミキよりは小さいけど……体型から考えると……
美希「……ちょっと悔しいかな」チュウゥゥ
響「んんっ!吸っちゃだめぇっ!!もっとおかしくなっちゃうよおぉっ!!」
だって、おかしくさせようって思ってるんだもん
美希「すごいね響…この弾力……あずさにも負けてないんじゃない?」
響「んぅっ!は、恥ずかしいから言わないでぇっ…!」
美希「こんなことになってるのに恥ずかしいもなにもないんじゃないかな」クチュクチュ
響「ひっ!?あああぁぁっ!?」
響のパンツの中、すごいことになってるの
ミキ一人でしてもここまでなったことないのに……
美希「響……ミキも脱ぐね?」
バサッ
美希「見て、響……ミキももう、こんなになっちゃったの……」トロォ…
響「ん……うわぁ…美希、すっごくエロいぞ……」
…指、入れちゃった
ごめんね響。それと…処女喪失、おめでとう
大丈夫、ミキもすぐ失うからね
美希「響がかわいいから!響がっ!!響がいけないんだよ!!」ヌチュヌチュ
響「はぁ、んっ!か、かわいい?自分…かわいいっ!?」
美希「うんっ…サイコーにかわいいの!!全部、全部ミキだけの!!」ヌチュヌチュ
響「え…えへへ…ほ、ほめて、もっとほめてっ!!」
美希「響は…響はカンペキなの……!ミキが嫉妬しちゃうくらい…かわいすぎるよぉっ!!」
響「あ、当たり前だよっ!自分は……カンペ……あああぁぁぁぁあああっ!!」
シャアアァァ……
響「あっ……いぃっ…!」ビクンビクン
美希「あはっ☆響はおもらしさんなの!」
響「こ、これは…美希が悪いんでしょ…!自分…悪くないもん……」
美希「でも気持ちよかったんでしょ?」
響「……うん…」
美希「じゃあ次はミキが気持ちよくしてもらう番だね。響、わかる?ここだよ」
くぱぁ…
響「そんなに広げなくてもわかってるってば!ここに指を入れればいいんでしょ?」
ずちゅっ
美希「っ!!なに…これ!?すご…っ!?ああっ!!」
響「えっ…なにこれ……血!?」
美希「…そっか、美希も失っちゃったんだね……。ありがとう響」
響「で、でも血が…血が…!」オロオロ
美希「んんっ…大丈夫、ミキがちょっと血の量多いみたいだけだから……」
響「…そういうわけにはいかないよ…。ちゃんと拭くから……」フキフキ
そのフキフキ、逆に感じちゃうの……
響「美希の…ひくひくしてる……もっとキレイにするね?」
美希「えっ?」
響「こうすればキレイになるかな?」ペロッ
美希「っ!?」
やだ…なにこれ!?なんかすごいの!!
響「んっ…ちょっと血の味がする……」ペロペロ
美希「ひゃぅっ…ひ、響!?これダメなの!ミキ、本気でどうにかなっちゃいそう!!」
響「自分もそうだったんだぞー?同じ目に遭わせてやるさー♪」ペロペロ
あ……もうダメかも……
美希「ひ、響!顔!顔を離し……」
響「えっ?」
美希「あああぁぁぁぁぁああぁあああっ!!」
プシャアァァ……
響「うわっ!?か、顔に!?」
…響…ごめんなさいなの……
美希「ごめんね響…大丈夫だった?」
響「う、うん…一応目には入らなかったし……」
美希「それよりさ、ミキたち…エッチしちゃったんだよ。女の子同士で……」
響「…美希は最初からそのつもりだったんでしょ?だったら目的達成出来ていいじゃない!」
美希「…そうだよね……やっぱりさっきのは雰囲気に流されただけで怒ってるよね……」
美希「響、ごめんなさいなの!もうこんなことしないし、生意気なことも言わないから……!」
美希「だから……せめて事務所では普通に……!」ポロポロ
ミキってバカだよね。こんなことしたら嫌われるに決まってるのに
ホントにミキってば、あつかましいサイテーの女だよ……
響「はい、ストップ!そこまで!」
美希「……?」
響「最初は自分を襲うつもりだっただろうけど、自分を慰めるためにああいうことを言ってくれたんでしょ?」
美希「は、はいなの」
響「だったら美希は最高の友達だよ!自分でも気付いてない悩みに対していろいろしてくれたんだから!」
響「そんな美希を嫌いになるなんて……自分、そこまで心の狭いヤツに見える?」
美希「響……ひびきぃっ……!」ガバッ
響「うわっと!よしよし……美希は甘えん坊だなあ……♪」
心広過ぎだよ…響……
ミキ、ますます響のことが大好きになっちゃったの!
響「それでこれからの関係だけど……」
美希「うん、わかってる。明日からはまた元の友達同士、だよね?」
響「……ううん、自分たち、もう元の関係には戻れないよ」
美希「えっ…?じゃ、じゃあ…やっぱり……」
響「そ、そうじゃなくて!ええっと…なんだかんだでさっきの、気持ちよかったし……美希さえよかったら、また教えてほしいなって……」
美希「え、えっと……どういうこと?」
響「つまり明日……ううん、今日からは…友達兼恋人ってのはどうかな?」
響「自分も、美希に慰められてるうちに…好きになっちゃったみたいだし……」
美希「ひっ、響!!ありがとうなの!これでミキたち両想いだねっ☆」チュッ
響「うわっ!い、いきなりキスなんて反則だぞ!!」
嬉しいんだもん…しょうがないよね?
美希「冷静に考えてみたらさ、ミキたち身体中べとべとだよね」
響「まあ…そうだね…暑い中で…え、エッチしてたわけだし……」
美希「だからシャワー浴びよ?一緒に!」
響「えっ?ま、まあそれぐらいならいいけど……」
美希「そのあとはお風呂場でもう一回戦なの!!」
響「えええっ!?ちょっと待って!自分、もうそんな体力残ってないぞ!」
美希「問答無用なのーっ!!」
響「うぎゃーっ!!離せーーーっ!!」
ハニー。まだまだハニーのことは忘れられそうにないかもしれないけど、ミキにも大切なパートナーが出来たよ
だからミキ、ハニーの後ばっかり追いかけるのはもうやめにするね。ちょっとつらいけど、これがミキの選んだ道の先にあった決断だから
ハニーがこのことを知ったら驚くかな?悲しむかな?その判断はハニーにまかせるの!
これからはハニーの恋人気取りじゃなくて、一人のアイドルとして頑張るから
だからハニー……ううん、プロデューサー。ミキのこと、ぜーったいトップアイドルにしてねっ!!
おわり☆
雪歩「ちょっと待とう美希ちゃん?女の子なら当然いけるみたいになってるけどそれクレイジーサイコレズ理論だよ?おかしいよ?」
伊織「…あんたは横で半裸で全身キスマークだらけで泣いてる真を横目に何を言ってるのよ」