あやめ速報-SSまとめ-

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友紀「さむぅぅぅい！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ！

P「うおぉぉぉ…凍えるぅ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ！

友紀「寒い寒い！」

P「冬場に買った暖炉とストーブもつけよう！」ﾋﾟｯ！

友紀「まだ寒いよ！プロデューサー！」ｶﾞｼｯ！

P「抱き合って暖を取ろう！」ｶﾞｼｯ！

友紀・P「さむぅぅぅぅぅ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ！

＜ﾐｰﾝﾐｰﾝ…

P「…おえぇぇぇぇ！あっちー！」ﾊﾞｯ！

友紀「全然ダメじゃん！」ﾊﾞｯ！

P「消せ消せ！こんなもん！」ﾋﾟｯ！

友紀「暖炉とストーブあるのになんでエアコンも扇風機もないのさ？！」

P「マジで検討してみるか…」

ｶﾞﾁｬｯ！

奈緒「ひぃぃぃ～」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ！

P「なんだなんだ？！」

友紀「奈緒ちゃんどしたの？」

奈緒「かゆいかゆい！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ！

P「かゆい…あぁ、奈緒は事務所に来たばっかりだからな」

友紀「毎年事務所恒例だね～」

奈緒「うおぉぉぉ！かゆいよぉ！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ！

P「友紀、ム〇取ってきてやれ」

友紀「あ～い…」ｽﾀｽﾀ…

奈緒「暑いから…仮眠室の窓開けて寝てて…なんだよこれぇ？！」

P「網戸あっただろう。ちゃんと閉めないからだぞ」

奈緒「聞いてないよ！こんなに蚊がいるなんて！」

P「聞かれなかったからな」

奈緒「あと！エアコンないのかよ？！寝苦しいよ！」

P「今しがたその話をしていたところだ。今年こそは空調設備を整えてみるか」

奈緒「早急によろしくな！！」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

P「わかったわかった…あ」

奈緒「？」

友紀「ほいほーい。〇ヒ持ってきたよ～…おっ、奈緒ちゃん髪の毛に蚊がくっ付いてる」

奈緒「うげぇ？！取って取って！」

P「ちょっと待て…」ﾓﾌﾓﾌ

友紀「なかなか見れないよね、蚊が絡まってるとこ」ﾊﾟｼｬｯ

奈緒「写メ撮るな～！！」

P「ほれ、取れたぞ…やっぱり衛生面でも窓開けっ放しはまずいよなぁ」

奈緒「暑すぎるのは健康面にもわるいぞ」

友紀「どこそこ開けてるのも怖いしね～」

P「…よし！」

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－量販店－

P「う～ん…やっぱり揃えるとなると結構値が張るなぁ…」

P「ちひろさんに説明したら快諾してくれたものの…あんまり高いのを買うのも忍びないし…」

友紀「プロデューサー！」ﾀｯﾀｯﾀ！

P「あん？どこいってたんだお前」

友紀「あれ買おうよ！アレ！」

P「…？」

<業務用冷蔵庫>

P「冷蔵庫なんて事務所にあるだろうが。しかもこれデカすぎるし」

友紀「あれにさ！ビールいっぱい詰めて！おつまみとかもいっぱい入るよ！」

P「主にお前の願望じゃねーか！…で、その手に持ってる発注用紙はなんだ？」

友紀「えへへ…これもどう？事務所に一台！」

<70型4Kテレビ発注用紙>

P「テレビもあるだろ…こんなもん事務所に置いて何するんだ」

友紀「談話コーナーに置いて…みんなで楽しくテレビを…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

P「経費で落ちると思ってるのか？」

友紀「そこはプロデューサーの話術で…」

P「本音は？」

友紀「いや～！キャッツの試合を綺麗に見たくて！この4Kっての？すごいんでしょ？！」

P「…」

友紀「…」

P「返してきなさい」

友紀「は～い…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

P「はぁ…あれ、奈緒もいないぞ？どこに行ったんだ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

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奈緒「むむむ…」

P「なに見てんだ？奈緒」

奈緒「うっひゃあ？！び、ビックリしたぁ！」

P「ふむ…BDプレイヤーか」

奈緒「あたしも持ってるんだけどさ…レコーダーと一緒になってるやつ、欲しいなぁ」

P「給料があるだろう。買わないのか？」

奈緒「今月のお小遣いでBDBOX買っちゃったから…もうピンチで…」

P「BD買ってその再生機で悩むとは。難儀なもんだな」

奈緒「…」ﾁﾗｯ

P「買わないぞ」

奈緒「うぅ…」ｼｭﾝ

－1時間後－

ｳｨｰﾝ

＜ありがとうございましたー！

P「よーし！あとは配送と設置を待つだけだ！」

P「…まーたあいつらはウロチョロして」ｷｮﾛｷｮﾛ

友紀「プロデューサー！」ﾀｯﾀｯﾀ！

奈緒「早いよ！Pさん！」ﾀｯﾀｯﾀ！

P「お前たちが動き回るからだろ。…なんだ？その袋」

友紀「へへへ…」

奈緒「ふふ…」

P「…？」

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－再び、事務所－

ちひろ「お帰りなさい！どうでした？」ﾜｸﾜｸ

P「ちゃんと買ってきましたよ。これ、領収書です」

ちひろ「はい、確かに♪待ち遠しいですねぇ」

P「そうですね～」

友紀「ここに…こんな感じ？」ｺﾞｿｺﾞｿ

風鈴＜ﾁﾘﾝ、ﾁﾘﾝ…

ちひろ「あら、風鈴。いいですねぇ」

奈緒「コレは…ここでいいかな？」ｺﾄｯ

P「豚の蚊取り線香置きか。ありそうで意外と無いよな、コレ」

友紀「電器屋で納涼セールって書いてあってさ～」

奈緒「気分だけでも涼しくなりそうだろ？」

P「へぇ…確かに雰囲気が変わるだけで涼しくなる気がするな」

ちひろ「…あ、もう夕方ですね。お中元で貰ったそうめんがまだ残ってますよ、食べますか？」

友紀「そうめん！食べたい！」

奈緒「あたしが湯がいてくるよ！」ﾀﾀﾀ！

友紀「あたしも手伝う！」ﾀﾀﾀ！

P「元気だなぁ…」

ちひろ「夏場も忙しくなりますから！元気に越したことはないですよ♪」

P「そうですね…これからLIVEもフェスも控えてるし、いよいよ夏本番ですね」

－キッチン－

友紀「風鈴もう一個買ったからここの窓につけよっと」ｺﾞｿｺﾞｿ

奈緒「～♪」

友紀「あ！奈緒ちゃんの分ちょっと多くない？！あたしも増やしてよ！」

奈緒「え～？同じだろぉ？…めんつゆ、めんつゆ…」ｶﾞﾁｬｯ

奈緒「あ！友紀さんこんなにビール隠してる！Pさんに言いつけるぞぉ？」

友紀「さ、早苗さんの分も混ざってるから…」ｱｾｱｾ

奈緒「…」ﾆﾔﾆﾔ

友紀「えぇい！アイス一個で手を打とう！」

奈緒「毎度あり～」

＼ｱﾊﾊﾊ！／

風鈴＜ﾁﾘ～ﾝ…

おわり