1 : 名無しさ... - 20/05/05 03:36:16 ufD 1/25真面目な宮本フレデリカが読みたくって書いたssです。すなわち自給自足。
相変わらず内容は趣味全開ですが、よろしければぜひ(特に最初の章は全部飛ばしても構いません)。
よろしくお願いします。
元スレ
【モバマスss】ラバーソウルを弾ませて【宮本フレデリカ】
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1588617376/
【のばして あたたためて】
◇
さあ、ひとつ問題を出そう。
答えを見ちゃダメだよ、よく考えてごらん。
シナプスに負荷をかけないと、眠って落ちていくだけだから。
たまには頭の体操もいいじゃなーい、なーんて。
さ、じゃあいくよ。
○
それはよおくのびて、ぎゅっとちぢんで。
ちいさなちからで、よくのびて。
ぱっとはなせば、すぐもとどおり。
いろんなかたちにかえられて。いろんなものにもつかわれて。
のばすとまわりをあたためるもの、なーんだ。
○
さあみんな、わかるかな。
だれか、だれかがわかるかな。
あっ、リョコウバトさん早かった。
さあ、こたえてみてね。
もちろんまちがってもいいよ。チャレンジしてみよう!
……くうき?
……ざんねん! すごく惜しい! 本質はすっごく似てるね。
つぎは……おっステラーカイギュウくん手が上がったね。
さあ、どうだろう。……もうすこしヒント?
ううん、しょうがないにゃあ。じゃあ、あと一個ね。
『それは、いろんなものがくっついてできているものである。』
おっ、マンモスくん鼻が上がった!
……うん、そう! せいかい!
正解はね、『ゴム』でした。
ゴム、ガム、グミ。これらは同じ語源を持つ……らしいね。
でもね、もっとわかりやすく『ゴム』のことをいいたかったらね、「Rubber」というのが良いよ。
発音は「ラバー」。
さあ、みんな頭の中だけでなく、一緒に言ってみよう。Please after me.
「ラバー」。
○
……じゃあね、つづけて問題。
なんでゴムって、ぎゅーっと伸びるんだろう?
なんでゴムって、のばすとあたたかいんだろう?
……にゃはーん、ちょっと難しかったかな。
よし、じゃあ今日はここからはじめていこっか! ま、どこで終わるかはわかんないけどー。
でもね、教科書なんていらないんだ、話を聞いてイメージしてみて……。
ちょっとだけ数学も使うけどね、読み飛ばしても構わないから、とにかくイメージしてみてにゃーん。
○
まずね、ゴムっていうのは『高分子』、つまり炭素原子の鎖がつながってできてるんだよね。
本当はそれらが絡みあったり、そもそも太さがあったりするけれど、今はそれは無視しよう。
今、ゴムは炭素原子がつながった、長さと形が変わらない一本の鎖がたくさんくっついたものであるとする。ただし、その一本の鎖の長さは……どうしたい? どうでもいいなんて悲しいこと言わないでよね。じゃあ仮に a としておこう。
そして炭素原子がくっつく角度は『行く』か『戻る』か、すなわち0度か180度だとしよう。0度ならゴムが「伸びる」方向(これを右方向とする)にくっついていて、180度ならゴムが「縮む」方向(これを左方向)にくっついているってわけ。
それぞれの鎖の数を、N+ と N- と表そう。N+ は、右方向にくっついている鎖の数。N- は、左方向にくっついてる鎖の数。
室温で────いや、あえてこう言おうか。『普通』の状態では、 右向きの鎖も左向きの鎖も混在しているよね。
ゴムになんの力もかけていない時の長さを x とすると、
x = (N+ - N-) a
だよね。
さてこの時、系のエントロピー S(x) を求めてみよう。
エントロピーって知ってる? これも難しい話になるからね、ふーんそうなんだと思って寝てても構わないよ。
原子の世界では、量子力学という体系によって『状態』が決まっている。
そのミクロな状態がたくさんあった時……どういうことが起こるだろうか? はい、答えられる? ……沈黙は科学の場では意味をなさない! 落第てーん。え? 寝てても構わないなんて言ったっけ? ごめん、覚えてないやー。
さてさて、ミクロな状態が W 個あったとする。ここでいきなりだけど「W 個の状態はどれも等しい確率で生じる」と仮定してみよう。これを用いることで、確率論を用いて実用上十分な予測理論を構築することができる。この学問のことを、「統計力学」なんて呼んだりするんだ。
さて、この「ミクロな状態」があった時に、そのたくさんの状態は結果的に一つの状態を指し示すことになる。それが「熱平衡状態」と呼ばれる状態だ。
それが一体どんな過程を経て熱平衡状態にたどり着くのか、その一般論を完成させた人はまだ誰もいないけど……でも、いったん熱平衡状態に落ち着いたら、その熱平衡状態を特徴付ける非常に有用な物理量があるんだ。
それが、エントロピーと言う物理量。
エントロピーは、ボルツマンという偉大な科学者の天才的発想によって定義されたものなのだよ。その定義は、
S = k logW
k は定数で、提唱者の名前をとってボルツマン定数と呼ぶ。ボルツマンのお墓には、この式が刻まれているんだよ! あーあたしも行ってみたい見てみたい~!
おっと、脱線がすぎたね。にゃはーん。
とにかく、『エントロピー』なる物理量があって、それがミクロな状態からマクロな性質を決めるための重要な量なんだな、と思ってくれれば良いよ。それでお話だけ理解するには十分だから。
さて、エントロピーの話が長くなりすぎちゃったから、元の話に戻ろっか。
さあ、今全部の鎖の数を N = N+ + N- なんて表してみよう。今求める状態の数は、全部で N 個ある分子の中から、今の状況に対応するように、N+ 個だけ選び取ってやればいいでしょ?
その選び方を計算すると、
W = N! / (N+)!(N-)!
となる。でもさ、実際の鎖の長さ a はとても短い訳だよ。
我々が目に見える・取ってのばすことのできるゴムの中には、右向きにつながってる鎖も左向きに繋がってる鎖もたっくさんいるわけ。
だからその数がすごい多いって仮定すると、式はもうちょっと簡単になってさ、
W = N^N/ (N+)^(N+) (N-)^(N-)
になるわけ。
さ、状態数が分かったからエントロピーを S = k logW から計算してみよう。……計算してみて? え、メンドウ? 仕方ないなぁ、じゃあ結果だけ言っちゃうとね、
S(x) = Nk [ log2 - 1/2 (1+x/Na) log(1+x/Na) - 1/2 (1-x/Na) log(1-x/Na) ]
になるの。こう言うの、本当は自分で計算しなくちゃダメなんだよ? え? 聞くだけでいいって言ったって? 誰が? あたし? うっそだあ。
さ、エントロピーがわかるとね、ゴムの張力を計算できるんだー。
この時、箱にゴムと空気がシリンダー内に閉じ込められているモデルを考える。ただし熱平衡状態にあり、温度 T はゴムと空気がある空間中ではどこでも等しいとする。
今このシリンダーの蓋が、ゴムの長さ x の位置で静止しているとしよう。
今の全エントロピーは、ゴムのエントロピーと、空気のエントロピーの和で与えられる。
さてさて、この設定で、ゴムの張力を求めてみよう、法隆寺。……いや、なんかいってみたくなっただけ。
熱平衡状態ではね、このエントロピーってのが一定値になるんだ。もうちょっと詳しく言うと最大値になるの。エントロピーが最大値になるような状態が実現するように、熱の形で温度が移動するってのが熱力学の教えるところ。
これって似たことがあってさ。例えば試験管の中になんかのガスを入れてさ、試験管の口とぴったり同じ大きさの蓋で押し込むの。そうすると、加えた力と押し返すガスの圧力が同じになるまで体積が変化するでしょ? これは「圧力が同じになるまで体積が変化する」と言うこと。
それと全く同じように、「エントロピーが同じになるように、温度が変化する。」ここでは言ってないけど、「化学ポテンシャルが等しくなるように、粒子数が変化する」。ま、興味あったら調べてみてよ。
なんの話してたっけ……そう。エントロピーが最大値になるって話ね。最大値の条件、必要条件ってわかる? いやいや、覚えてなくても頭の中でグラフ書いてみればわかるじゃん。
一階微分が 0 になるのね。傾きが平らになるってこと。そうでしょ?
じゃ、やってみよー。……やってみた?
結果はね、
0 = A (P/T) + dS/dx
だよ。できた? あ、A はシリンダーの蓋の面積で、P は気体の圧力。
力の釣り合いからね、ゴムの張力を F とすると
F = PA
だよね。あとは dS/dx を計算すればいいだけ。高校三年生ならできるのかなー。
最後の結果はね、 F について解くと
F = (kT/Na^2) x
になる。あ、式変形の途中で Na>>x を使ったよ。
これ見るとね、ヤング率っていう、物体を引き延ばすのに必要な力を決める物質固有の値がわかってさ、これ温度 T に比例するんだよね。この特徴は金属にはない特徴だ。しかも、Na がすっごく大きいから、ヤング率はめっちゃちっちゃい。つまり、小さい力で引き伸ばしやすくなるわけ。
あとね、もうひとつ特徴。
いきなりゴムを引っ張ると、エントロピーが減少するから、この場合は熱を放出する────つまり、まわりをあたためるわけ。
ふー、長かったにゃー。そもそもあたしはケミストリーが専門でフィジックスはせいぜいその辺の大学のセンセーくらいにしかできないんだけどね?
あ、これでいろいろわかった気になれるけど、もちろん問題点もあるからね。例えばね、このモデルだと引っ張らない時はゴムの長さが 0 になっちゃうこととか。
ま、これだけ覚えて帰るといいよ。
「ゴムは意外に面白い」ってね。
じゃーねー。目覚めた後も、またよろしく。
志望は希望、見据える道は薔薇の道。
一ノ瀬志希ちゃんでした。
【ラバーソウルを弾ませて】
◇
……目が覚めると、切れかけた蛍光灯が並ぶ、白く煤けた天井が見えた。
天井は四方八方に広がっており、とてもプライベートが保証された空間ではあり得ない場所にいることが自ずと感じられた。
……ああ、そうだ。徹夜続きだったから、ソファで……。
体を起こそうとすると、ずきりと頭に電流が走った。顔の右側がくしゃりと歪む。
無理な体勢で寝たからだろうか。腰の奥が少し痛む。変な病気じゃないだろうな、などとざらつきながらようやっと体を起こすと────今度は、外力によって押し倒された。
「……? あれ、フレデリカ?」
「おはよー、プロデューサー。今日は特に星がきれいに見えるフレちゃん日和だよ。」
「え……うわ、もう夜じゃないか……!」
俺の記憶があるのは十五時半。
時計を確認したところ、実に七時間近く寝ていた計算になる。
問題児によくわからん計算を要求される悪夢にうなされたと思えば、現実で簡単にできた計算はより一層俺の心をざわつかせた。
「事務所に帰ってきたらね、すーっごく大きないびきをかきながら熟睡している独身男性Xがいたのです。」
「独身であることが何か問題なのか……?」
「大問題だよ! 彩みどり鳥千鳥のハニーを選び放題なプロデューサー。ダーリンの寝顔を狙っている人は多いんだよー。裏で高額で取引されてるんだから。」
「え、何が。」
「いびきの音声とかかなー。」
「いや、そこは写真とかじゃないのせめて……」
「ちーがーうーよー……♪」
金の髪が俺の腹の上でたおやかに横たわっている。手に取ることはしなくとも、その一本一本の柔らかさが伝わってくる。
碧眼に秘めた感情は、何色をしているだろうか。
彼女が目を細めると、それに同期して俺の鼓動が踊る。
ふわり、揺れた微笑みはどんな花よりも鮮やかに色づいている。
……一回、彼女の頭を撫でてから、よっこいせと声を出しながら起き上がる。血が上から下に戻っていくような感覚があった。その重さに思わず目を閉じて、数秒顔をしかめる。
もう一度目を開けた時、横に彼女の姿はなかった。首を反対側に向けると、深い緑色のワンピースを揺らしながら、えらく機嫌が良さそうに踊って歩くフレデリカの姿があった。どうやらお茶を入れてくれる……のだろう。そこに俺の分もあると思いたい。
特に何も声をかけずぼうっと待っていると、彼女が両手にマグカップを持ってそろりそろりと歩いてきた。「ああ」と俺は立ち上がり、一つを受け取ろうとしたが、目線で座らされた。
有無を言わせない、強く優しい瞳だった。
「どうぞ」と、普段では考えられない静々とした物言いでマグカップを手渡してくれる。紅茶でも入れたのかななんて思っていたが、実際は麦茶だった。マグカップ越しに伝わるヒヤリとした温度が頭で思った感覚と乖離しているが、舌先から感じる熱がそれを徐々に慣らしていった。
「……で、フレデリカは事務所で何してたわけ?」
二口、三口程飲み物を流し込んだところで、何気ない、だが当然の質問をした。
今日はフレデリカが事務所による用事はなかったはずだ。
最近は撮影の仕事も充実しているし、何よりドラマの良い役に抜擢されたのが効いて、仕事場と家を行き来する生活が続いていたはず。
顔は少し下を向いたまま、視線だけ上に上げて、前を見る。
頭のてっぺんがようやく視界の先に映るくらいの領域が、彼女を中心に桃色に曲がった気がした。
「問題です。フレちゃんはー、呼んでも呼んでも気づかないプロデューサーに何したと思うー?」
「いやだから、まずはその状況を確認するためにも俺の質問にですね……」
「ほらほら、いいからいいから、答えてみてレゾナンス?」
レゾナンス……? と思ったが、ここでそれに突っ込んでしまったら会話が発散することは日の目を見るより明らかだ。ここは聞き流し、仕方がなく、彼女の質問に答えることにした。
「……布団をかぶせてくれた、とか。」
「ブッブー。」
かぶせてくれてもいいんじゃないのなんて思いつつ、次は次は、と更なる答えを要求する彼女に流されるまま、頭に浮かんだ答えを次から次に口にする。
「鼻をつまむ」
「ブッブー。」
「寝顔を写真でおさめる。」
「ブッブー。」
「隣でタップダンスをする。」
「ブッブー。」
「大声で歌を歌う。」
「ブッブー。」
「……いたずら書き。」
「ブッブー。」
「ええと…………いや、もう出ないな。降参だよ。」
「家光っちのお母様?」
「……? ああ! それはお江さんな。てか家光っちってなんだよ。友達か?」
「んーん、マブダチ! 正解はね……」
……白状すると、この流れなら某企業かな、なんてふざけたことを思っていた。
「ずっと、みてた。」
「……は?」
「見て、撫でて、キスして、また撫でた。」
「え、は、え!?」
狼狽する俺とうってかわって、フレデリカは頬を桃色に染めながらも、蠱惑的な笑みを浮かべていた。先ほどと同じように少し細められた目は、しかし先ほど覗かせた小女性よりもずっとその──野性的な一面が強調されているように感じられる。
「…………その後、切って煮て焼いて食って踊った!」
……緊張と緩和。この数秒間に名前をつけるとしたらぴったりのタイトルだろう。
「踊ってんじゃねえか!」
と返すだけで精一杯だったが、なんとか空気を”こちらまで”引き戻した気がする。
「タップダンスじゃないもーん!」
なんて言いながら、華麗なステップをふむ。
その顔はもういつもの白を取り戻していた。
「全く、からかうのも度を過ぎると良くないぞ。特にアイドルなんだから、その辺俺以外には気をつけてくれよ。」
「その辺フレちゃんはバッチグーだよー。なんたってフレちゃんだからねー。」
……バッチグーは、ずいぶんと古いのではないだろうか。
でも、まあ。
この問答に対して「フレデリカだから」という理由ほど適切な理由は他にないだろうと思われる。「ま、そうか」などと生返事を返し、今度こそ俺はソファから完全に立ち上がり、大きく一つ、背伸びをする。
は、し。
胸に想いがぶつかっている。
おかしいほどに、理解しがたいほどに、彼女と俺の距離が近い。
その距離は、そう。ゼロであると言っても良い。強く背中に手を回され、がちりと全身が固定されている。
彼女の顔は俺の胸に押し付けられ確認することはできないけど、その耳がかわいそうなくらい真っ赤に染まっていた。
しかしそれにすら負けないくらい純然と、俺の顔も紅く染まっているだろう。
────熱い。
熱い、熱い、熱い。
熱い。
彼女の全身から伝わる熱が、伸びた俺の身体を余す所なく伝搬していった。
「ふ、れ────。」
「────。」
何やら彼女がモゴモゴと喋っている様子だが、意味を持った情報として俺の耳まで運ばれてこない。情報にもエントロピーが定義されるというが、この場合はゼロとなるのか、それとも無限大となるのだろうか。
彼女がぷはあ、と顔を上げる。
汗で前髪が顔に張り付いている。
目が潤み、唇が艶やかに光り────こっちの気が狂いそうになる。
「おかしくなっちゃいそう……」と小さく呟いた言葉はどういう意味を載せているのか。
「────あのね。」
凛とした声が、二人の意識をこの場所へと引き戻した。
おそらく彼女も精一杯の中での言葉だったのだろう。感じる熱が加速度的に上昇しているのを感じるのだから、聞く必要すらない。「目は口ほどに物を言う」といったものだが、しかし──なるほど、それ以上にものをいう感覚器官もあったものである。
「大丈夫かなって、思ったの。
最近、話すこともあんまりなかったけど、聞くことは聞くんだよ? ずぅっと働いてるって。
……今日も深々と寝てて、周りの人に聞いても、寝させてあげてくださいって。」
「ああ────。」
確かに、最近根を詰めて働いていたのは事実だ。この時期だから仕方のないことでもあるが────。
「────知ってる? ドキドキしないとね、心は弾力を失っていくんだって。」
「弾力……?」
「押したら沈んで、離したら戻る。跳ねて弾んで、柔らかく形を変えられる……そんな自分が、なくなっていくんだって。」
「────。」
「アタシはね、みんながそうだったらいいなーって思うんだ。ぎゅってして、ぽよってして、むぎゅーってしたら、やっぱりムギューってなる。
そんな毎日が、好き。」
俺はなぜか何もいうことができなかった。
「だからね……ちょっと元気のお裾分け!
プロデューサーにフレちゃんのボヨボヨハートをサイキック注入! む~~~ん!」
俺はやっぱり、なぜか何もいうことができなかった。
だから代わりに、今度はこちらから、優しく強く彼女を抱きしめる。
「…………!」
何も言葉が出てこない、気の利かないプロデューサーで、ごめん。
でも、本当にありがとうと思っているから。伝えたいから。
その気持ちの分だけ手に力を込める。
「……らびゅ─……──。」
その言葉は確かに、いつかの俺の心を少しだけ取り戻させてくれた。
────それはゴムのように柔らかく伸びて、そして新しい毎日へと戻っていった。
25 : 名無しさ... - 20/05/05 03:50:44 ufD 25/25以上です。真面目なフレちゃんの破壊力を感じたくて書いたらなるほどって思いました。
また、以下の文献を参考にしました。
吉岡大二郎著、『岩波講座 物理の世界 統計力学2 マクロな体型の論理』、岩波書店(2002年)
最近はこんなの書いてました(最近の三つです。直近二つは渋のリンクですが、よかったらぜひ。)
【モバマスss】Logical code【一ノ瀬志希】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12833591 (pixivのみ)
樋口円香はそう思う
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12735571 (pixivのみ)
【シャニマスss】きっとでいいから 【大崎甘奈】
https://ayamevip.com/archives/55937917.html