あかり「櫻子ちゃんはえっちだね」ジーッ
櫻子「えっ!?な……なんで?私なんにもしてないしっ!」ドキッ
あかり「あかり、今の見てたんだからね……つくえのカドで、おまたこすってるの」
櫻子「!」
櫻子「な……なんでそれがえっちなのっ……?」アセアセッ
あかり「あかり知ってるんだからね」
あかり「それ、かどーまんって言うんだよ」
櫻子「えっ、あかりちゃんもしたことあるの!?」
櫻子「これきもちいいよねっ!」コスコス
あかり「ないよ」
櫻子「」
あかり「あかり知ってるだけだもん」
櫻子「」
あかり「櫻子ちゃんはえっちだね」
元スレ
櫻子「あかりちゃんのうそつきっ!」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1322744212/
櫻子「でもえっちは私だけじゃないしっ!」
あかり「フーン」
櫻子「ちなつちゃんもかとーまんやってたしっ!」
あかり「かとーまんじゃないもん」
あかり「かどーまんだもん」
あかり「櫻子ちゃん知らないくせに」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「ちなつちゃんもかどーまんやってたしっ!」
あかり「でも櫻子ちゃんはえっちだよね」
櫻子「ちなつちゃんもやってたしっ!」
櫻子「ちなつちゃんもやってたしっ!」
あかり「しょーこは?なんじなんぷんなんびょー?」
あかり「ちきゅーがなんかいまわったとき?」
櫻子「やってたしっ!本当にかどーまんやってたしっ!」
櫻子「ちなつちゃん、いつもやってるしっ!」
あかり「じゃあ、ちなつちゃんをかんさつするよ」
櫻子「ぜったいえっちだしっ!」
あかり「」ジーッ
あかり「ちなつちゃん、かどーまんしてないよ」
あかり「櫻子ちゃんはうそつきだね」
櫻子「本当にやってたしっ!私見てたしっ!」
あかり「見てたんだね」
あかり「櫻子ちゃんはえっちだね」
あかり「ちなつちゃんが、つくえのとこにいるね」
櫻子「ぜったいかどーまんするしっ!」
あかり「つくえのとこにいるけどしないね」
櫻子「するしっ!ぜったいするしっ!」
・
・
・
◆20分後◆
あかり「しなかったね」
あかり「櫻子ちゃん、あかりにうそついたね」
櫻子「うそじゃないしっ!ちなつちゃんえっちだしっ!」
あかり「あかり、うそはきらいなんだからね」
あかり「ちなつちゃんに聞くからね」
あかり「櫻子ちゃん、かくごしといたほうがいいよ」
櫻子「私うそつきじゃないしっ!」
・・・
あかり「ちなつちゃんはえっちじゃないよね?」
ちなつ「えっ……そうだけど……どうして……?」
あかり「櫻子ちゃんが言ってたよ」
あかり「ちなつちゃんが、かどーまんしてたって」
ちなつ「かどうまん?なんなのそれ?」
あかり「知らないの?つくえのここにこう……」コスコス
ちなつ「!」ドキッ
あかり「……こうするんだよ」コスコス
ちなつ「しっ……知らないよっ!///」アセッ
ちなつ「角マンなんてやったことないんだからっ!///」
あかり「やっぱり櫻子ちゃんはうそつきだったね」
あかり「ちなつちゃん、かどーまんやったことないって言ってたよ」
あかり「あかり、うそはきらいって言ったのに」
櫻子「あかりちゃんえっちだね」
あかり「え、ちがうよ」
あかり「あかりはえっちじゃないもん」
あかり「じぶんがえっちなくせに」
あかり「なんでそんなこと言うの?」
櫻子「今さっきあかりちゃんがかどーまんしてるの見ちゃったしっ」
あかり「」
あかり「ちがうよ」
あかり「あれは、ちなつちゃんにおしえてあげてたんだからね」
櫻子「でもおなじだしっ」
櫻子「あかりちゃんえっちだしっ」
あかり「あかりはえっちじゃないよ」
櫻子「えっちだしっ」
あかり「櫻子ちゃんもえっちじゃないよ」
櫻子「えっ本当?」
あかり「うん、だからあかりはえっちじゃないんだからね」
櫻子「わかったっ」
櫻子「私たち、えっちじゃないよねっ」
あかり「ねっ」
櫻子「えっちはいないんだねっ」
あかり「ねっ」
櫻子「よかったっ!」
・
・
・
◆放課後・校庭◆
櫻子「わぁっ、あかりちゃんのおはな、さいてるしっ!」
あかり「あかりのじゃないよ」
あかり「がっこうのだよ」
櫻子「でもあかりちゃんがそだててるしっ!」
あかり「うん」
あかり「でもげんきがないんだよ」
櫻子「本当だねー……」
櫻子「でも、あかりちゃんならげんきにできるしっ!」
あかり「うん」
向日葵「櫻子」
櫻子「あっ!向日葵ーっ!」
タッタッタッタッ……
向日葵「帰りますわよ」
櫻子「うんっ、あかりちゃんもいっしょにかえろーっ!」
あかり「」
あかり「あかりはもうすこしお花さんのおせわするよ」
あかり「ちゃんと、きれいにさかせてあげたいから」
櫻子「そっかー」
櫻子「きれいにさいたらみせてねっ!」
あかり「うん」
櫻子「あかりちゃんバイバーイ」
テクテクテク……
あかり「…………」
櫻子「向日葵、手ぇつないでーっ」
向日葵「もうっ……小学生じゃないんだから」
向日葵「私たち、もう中学生ですのよ?」
櫻子「いいしっ!手ぇつなぐのっ!」
向日葵「しょうがないですわね……」フゥッ
ギュッ
櫻子「エヘヘー」
向日葵「まったく……いつまでもお子様なんだから……」
櫻子「なんだとーっ!」
櫻子「おっぱい大きかったらそんなにえらいのかーっ!」
向日葵「なっ……胸は関係ないでしょうっ!?///」ビクンッ
・
・
・
◆次の日・教室◆
あかり「櫻子ちゃん、やっぱりえっちはいたよ」
櫻子「えっ、だれっ?」
あかり「櫻子ちゃん、あれを見て」クイッ
櫻子「向日葵?」
あかり「おっぱい大きいよね」
櫻子「うん」
あかり「おっぱいはね、おとこにさわられないと大きくならないんだよ」
櫻子「えっ、本当にっ?」
あかり「本当だよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
あかり「あれは、そーとーおとこにさわられてるね」
あかり「向日葵ちゃんには気をつけたほうがいいよ」
あかり「えっちがうつるからね」
櫻子「えっ、えっちってうつるの?」
あかり「いっしょにあそぶとうつるよ」
櫻子「もう向日葵とはあそばないしっ!」
あかり「それがいいよ」
あかり「やくそくだよ、もうにどと向日葵ちゃんとはあそばないって」
櫻子「もーぜったいあそばないしっ!」
あかり「えっちはね、なおらないんだよ」
櫻子「まじでっ!?」
あかり「うん、フジの山い、なんだよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「向日葵が……ふじの山い……」
櫻子「かわいそう……」
・
・
・
◆次の日◆
あかり「櫻子ちゃん、あかりとのやくそくやぶったね」
櫻子「えっ……やぶってないしっ」
あかり「向日葵ちゃんとあそばないってやくそくしたのに」
あかり「えっちがうつったね」
櫻子「あそんでないしっ!いっしょにかえっただけだしっ!」
あかり「本当にかえっただけ?」ジーッ
櫻子「本当にいっしょにかえっただけだしっ!」
あかり「じゃあセーフかな」
櫻子「そーだよねっ!えっちうつってないよねっ!」
あかり「うん」
あかり「うつってないと思うよ」
櫻子「ねーねー本当にえっちうつってないっ?」
あかり「うつってないよ」
あかり「たぶんね」
櫻子「あそんだのちょっとだけだから、えっちうつってないよねっ?」
あかり「」
あかり「あそんだんだ」
あかり「じゃあ、うつったかもね」
櫻子「手ぇつないだだけだしっ!だ……だいじょーぶだよっ!」
あかり「」
あかり「手ぇつないだんだ」
あかり「あーあ、うつったね」
あかり「ばーりあっ」
櫻子「じゃあ、あかりちゃんにもえっちうつったしっ!」
あかり「うつらないよ」
あかり「バリアしたからね」
櫻子「バリアする前にうつったしっ!」
あかり「うつってないよ」
櫻子「うつったしっ!」
あかり「あそんでないからうつってないよ」
櫻子「あそんでるしっ!」
あかり「手はつないでないからね」
櫻子「」
あかり「もうあそばないからね」
櫻子「」
・
・
・
◆数日後◆
あかり「」ジーッ
・・・
向日葵「赤座さん……またこちらを見ていますわよ」
櫻子「もうあそばないってゆったしっ」
向日葵「もう仲直りしたらどうですの?」
ちなつ「うんうん、あかりちゃん、櫻子ちゃんと遊びたいんだと思うよ」
・・・
あかり「」ジーッ
・・・
ちなつ「最近給食も一人で食べてるし、完全にぼっちだよね」
向日葵「赤座さん、お友達いませんものね」
櫻子「でも……あかりちゃん、もうあそばないってゆったしっ……」
あかり「櫻子ちゃん」
櫻子「あ……あかりちゃん……」
櫻子「も……もうあそばないってゆったしっ……」
あかり「あそべるよ」
あかり「櫻子ちゃんはえっちじゃないからね 」
櫻子「ほんとっ?」
あかり「うん、もうなおったからね」
櫻子「なおらないんじゃないの?」
あかり「ふつうはね」
あかり「でもあかりの超能力でなおしたんだよ 」
櫻子「あかりちゃんありがとぉーーっ」
あかり「いいよ」
櫻子「ねーねーあかりちゃん、向日葵のえっちもなおしてあげて」
あかり「いいよ」
・・・
櫻子「はなれたとこからでだいじょーぶなの?」
あかり「うん」
あかり「ちかづくと、えっちがうつるから、きけんだもん」
櫻子「えっ?……あそばなければ、だいじょうぶじゃないの?」
あかり「え」
あかり「あ」
あかり「うん、もうそんなレベルじゃないんだよ」
あかり「とてもきけんなレベルだよ」
櫻子「えぇっ!?」
櫻子「あかりちゃんおねがいっ!」
櫻子「向日葵をたすけてあげてっ」ウルウルッ
あかり「うん、いくよ」
あかり「びーーーー」
あかり「びーーーー」
あかり「びーーーー」
櫻子「あかりちゃんがんばってっ!」
あかり「びーーーー」
あかり「びーーーー」
あかり「なおったよ」
櫻子「よかったぁー、これでまた向日葵とあそべるしっ」
あかり「」
櫻子「あかりちゃん、ありがとう! 」
あかり「」
あかり「あっ、あそぶのはまだムリかも」
あかり「もう、ちかづいてもあんぜんなレベルにまではなおしたけど」
あかり「いっしょにあそぶのは、むりだよ」
櫻子「じゃあ、またいっしょにあそべるように、もっとなおしてあげて」
あかり「むずかしいね」
櫻子「どうして!?」
あかり「あれ見て…」
櫻子「向日葵?」
あかり「よーく見て……きづかない?」
櫻子「むむむむむ……」
櫻子「わからないしっ!おしえてっ!」
あかり「おっぱいだよ」
櫻子「おっぱい?」
あかり「おっぱいはおとこにさわられないと大きくならない」
あかり「って、あかり、まえに櫻子ちゃんに教えてあげたよね」
櫻子「うん」
あかり「よーく見て」
櫻子「ぐぬぬぬぬ……?」ジーッ
あかり「向日葵ちゃんのおっぱい、また大きくなってるよ」
櫻子「!?」
櫻子「えっ!じゃあ向日葵はっ…… 」
あかり「またおとこにさわられたんだよ」
櫻子「!」
櫻子「もうぜったい向日葵とはあそばないしっ!」
あかり「それがいいよ」
あかり「またえっちがうつったら、もうあかりでもなおせないかも……」
あかり「向日葵ちゃんは、いんらんなんだよ」
櫻子「きんらん?……きんらんってなに?」
あかり「きんらんじゃないよ」
あかり「いんらんだよ」
あかり「えっちはレベルが上がると」
あかり「クラスチェンジしていんらんになるんだよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「なにそれこわいしっ!」
あかり「だから、ぜったいに向日葵ちゃんとはあそばないほうがいいよ」
あかり「これは、ちゅーこくだよ」
櫻子「わかったしっ!」
櫻子「ぜったいに向日葵とはあそばないしっ!」
・
・
・
◆次の日◆
あかり「櫻子ちゃん、あれほどちゅーこ くしたのに」
あかり「また、あかりとのやくそくやぶったね」
櫻子「やぶってないしっ!」
あかり「あかり見たんだからね」
櫻子「本当に、いっしょにかえっただけだからセーフだしっ!」
あかり「じゃあ、なんで櫻子ちゃんにえっちがうつってるのかな?」
櫻子「えっ……うつってないしっ!」
あかり「うつってるよ、あーあ……」
櫻子「うつってないしっ!」
あかり「あーあ……」
櫻子「本当は、ちょっとだけ手ぇつないだしっ……」
あかり「」
あかり「やっぱりね」
櫻子「でも、すぐにはなしたしっ!」
櫻子「あかりちゃんとのやくそくおもいだして……」
あかり「」
櫻子「また、あそべなくなるのいやだしっ……」
櫻子「だからすぐはなしたしっ!」
櫻子「あかりちゃん……私、えっちうつってないよね?」
櫻子「もうあそばないって、ゆわないよね?」
あかり「」
あかり「言わないよ」
櫻子「よかったぁ……」
櫻子「ねぇ、あかりちゃんおねがい、向日葵をたすけてよぉ……」
あかり「」
櫻子「やっぱり、向日葵と遊べないのはやだよぉ……」ウルウルッ
あかり「」
あかり「あかりがいるよ」
櫻子「えっ?」
あかり「ううん、なんでもないよ」
あかり「わかった」
あかり「やってみるよ」
櫻子「本当!?あかりちゃん、ありがとぉーーーーっ」
櫻子「やっぱり、おともだちだもんねっ!」
あかり「ねっ」
あかり「まずは向日葵ちゃんのようすをかんさつするよ」
櫻子「うん……」ゴクリ……
櫻子「ちなつちゃんとなんかはなしてるしっ」
あかり「よく見ておくといいよ櫻子ちゃん」
あかり「『いんらん』のおそろしさをね」
・・・
ちなつ「向日葵ちゃん、こないだのテスト何点だった?」
向日葵「残念ながら……98点ですわ」ハァ……
ちなつ「相変わらずすごいねー!」
ちなつ「私59点だったよ」
ちなつ「うーん……59点と98点……」
向日葵「………」
ちなつ「まるで……向日葵ちゃんとあたしの」
ちなつ「おっぱい格差を表してるね……」ズーン……
向日葵「胸のことでいじるのはやめてくださいっ…///」ビクンッ
ちなつ「やっぱ、おっぱい大きい人は違うなー」
向日葵「胸は関係ないかと……」
ちなつ「私、向日葵ちゃんのおっぱい見てるの好きだよ」
向日葵「い……いきなりなんですのっ?」アセッ
ちなつ「舐めるように」ジーッ
向日葵「そ……そんな……恥ずかしいですわ……」ビクンッ
ちなつ「昨日ね、プリン作ったんだ」
ちなつ「でも作りすぎちゃってね」
ちなつ「大きなボウルで型とったプリンが二つもできちゃった」
向日葵「と、突然話が変わりましたわね……」
ちなつ「向日葵ちゃんのおっぱい見てたら急に思い出した」
向日葵「やっ……やめてください……っ!///」ビクンッ
ちなつ「向日葵ちゃんて、おっぱいのこと言われたり」
ちなつ「見つめられたりするだけで感じちゃうんだね……クスクス」ジーッ
向日葵「よっ……吉川さんっ……!」ビクンビクンッ
ちなつ「向日葵ちゃんのおっぱいを枕にして寝たら気持ち良さそう」
向日葵「ちょっ……なにを言って……キャッ」
ちなつ「おやすみなさい……クーッ クーッ……ムニャムニャ……」
向日葵「よっ……吉川さん!?……本当に枕にしないでくださいっ……!」アセアセ
向日葵 (こ……こんなところを櫻子に見られでもしたらっ……ハッ!?)
・・・
櫻子「…………」ジーッ
・・・
向日葵 (さっ…櫻子が教室の入り口の影から見てるっ!?)
櫻子「あわわわ……」
あかり「あれがいんらんだよ、櫻子ちゃん」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「おねがいあかりちゃんっ!はやくしないと向日葵がっ……!」
あかり「もう、ておくれかもしれないよ」
櫻子「そんなぁっ!おねがいだよあかりちゃぁん……」ウルウル
あかり「」
あかり「いまは、がまんだよ」
あかり「もうすこしようすを見なきゃ」
櫻子「向日葵ぃぃ……っ」ギリギリギリギリ……
櫻子「」ギリギリギリギリ……
・・・
向日葵 (さっ……櫻子が怒ってる……!?)
向日葵 (櫻子が……私と吉川さんのこんな姿を見て……)
向日葵 (見て……見て……ハァッ……ハァッ……ハァッ……)
・・・
櫻子「…………」ジーッ
・・・
向日葵 (ああっ……見てるっ……櫻子が見てますわっ……!)
向日葵 (あぁぁぁあ……櫻子……ごめんなさい……) ポロポロポロポロ……
・・・
あかり「…………」ジーッ
・・・
向日葵 (えっ……赤座さん……?櫻子と仲良く向き合って……?)
向日葵「」ポロポロポロポロ……
・・・
櫻子「ないてるしっ!向日葵ないてるしあかりちゃんっ!」
あかり「…………」ジーッ
櫻子「向日葵、いやなんじゃないかなっ!?」
櫻子「ちなつちゃんに、おっぱいをまくらにされてっ!」
櫻子「向日葵、いやがってるよっ!」
櫻子「向日葵をたすけてあげようよっ!」
櫻子「あかりちゃんっ!」
あかり「櫻子ちゃん、いんらんをあまくみちゃだめだよ」
あかり「えっちとはちがうのだよ、えっちとは」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「えっちとは……ちがう……?」
あかり「あれはね、いったんだよ」
櫻子「いっ……た……?」
あかり「そうだよ、いったんだよ」
あかり「いんらんはね、『いく』んだよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「いく?」
櫻子「いくってどこにいくのっ!?」
櫻子「向日葵はそこにいるしっ!」
あかり「でもいったんだよ、ふしぎだけどね」
あかり「それがいんらんなんだよ」
櫻子「向日葵はどこにいったのあかりちゃんっ!?」
あかり「わからないよ、あかりも見るのははじめてだから」
あかり「いんらんなんて、100おく人に一人しかいないんだから」
櫻子「100おくにん?100おくにんって、100まんにんとどっちがおおい?」
あかり「おなじくらいだよ」
櫻子「そんなにっ!?」ガーン
櫻子「ねえ、あかりちゃ……っ!?」
あかり「」ガクガクブルブル……
櫻子 (あかりちゃんが……ふるえている……?)
あかり「ごめんね、櫻子ちゃん」
櫻子「えっ?」
あかり「あかりには、なにもしてあげられないよ」
あかり「ごめんね」
スタスタスタスタ…
櫻子「まってっ!あかりちゃんっ!」
あかり「櫻子ちゃんも、はやくにげたほうがいいよ」
あかり「もう、向日葵ちゃんは……」
櫻子「だいじょーぶだしっ!あかりちゃんなら向日葵なおせるしっ!」
櫻子「あかりちゃんのちょーのーりょくでっ!」
櫻子「私のことなおしてくれたみたいにっ……」
あかり「あかりに超能力なんて、本当はないんだよ」
櫻子「うそだしっ!」
櫻子「あかりちゃんは、いんらんがこわくなったんでうそついてるしっ!」
あかり「こわいよ、こわくないほうがどうかしてるよ」
スタスタスタスタ……
櫻子「あかりちゃんのばかーーっ!」
・・・
向日葵「櫻子……?なにをしているのかしら……?」
櫻子「向日葵……」ユラリ
向日葵「櫻子っ!?こ……これは違いますのよ……」
櫻子「なんで……?なんでおっぱいさわらせたしっ?」
向日葵「!」ドキッ
向日葵「や……やっぱり櫻子、怒っていますの……?」
櫻子「なんでっ……なんで向日葵はきんらんになったしっ!?」
向日葵「えっ……き、きんらん?」
櫻子「もう向日葵とはあそばないしっ!」
櫻子「もういっしょにもかえらないしっ!」
タッタッタッタッタッタ……
向日葵「ちょっ……待ちなさい櫻子っ!」
向日葵「櫻子……っ!?」
ちなつ「ムニャムニャ……うーん……どうしたの?向日葵ちゃん?」
向日葵「えっ……あっ……あの……」
向日葵 (あぁっ……櫻子っ……!)オロオロ
ちなつ「ねーねー向日葵ちゃん」
向日葵「は……はい?」
ちなつ「私のこと、チーナって呼んでいいよ」
向日葵「なぜ、突然そんな話になるんですの?」
ちなつ「向日葵ちゃんとエッチなことする夢見てた。テヘッ☆」
向日葵「キャッ///」
トボトボ……
櫻子「私、ひとりでかえれるしっ……」
櫻子「あっるっこーっ、あっるっこーっ♪」
テクテクテクテク
櫻子「わたっしはぁ……きぃ……」
櫻子「…………」
トボトボトボトボ……
櫻子「うぅ……ヒック……」
櫻子「やっぱり向日葵に手をつないでもらわないと、かえれないよぉ……」
櫻子「えーん……向日葵ーっ、向日葵ーっ」
トボトボ……
ちなつ「いっけない!今日は家族でお出かけする日だった!」
向日葵「あら、大丈夫ですの?」
向日葵「ぐっすり寝てるからよほど暇なものと……」
ちなつ「急いで帰んなきゃ!ごめんねっ!」
ちなつ「ばいばーい!」
タッタッタッタ
向日葵「ええ、また明日会いましょう」
向日葵「……っと、もうこんな時間ですのね……」
向日葵 (櫻子はどうしたかしら……?)
向日葵 (とりあえず、今日はもう帰りましょう)
・・・
◆七森中校門◆
向日葵「さ……櫻子……?」
櫻子「……エグッ……ひま……ヒクッ……わりぃ……」グズグズ
・
・
・
◆次の日◆
あかり「櫻子ちゃん、きのうはひとりでかえったの?」
櫻子「」ドキッ
櫻子「う……うんっ、向日葵と手をつないで帰ってないしっ……」
あかり「どうして目をそらすのかな」
櫻子「べっ……べつにっ……」アセアセッ
あかり「ふうん」
あかり「手はつないじゃだめだよ」
櫻子「わっ……わかってるしっ……」
あかり「ううん、わかってない」
あかり「櫻子ちゃんは、手をつなぐことの本当のおそろしさをわかってないよ」
あかり「手をつなぐとにんしんするんだよ」
櫻子「えっ!?」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「う……うそだしっ!」
櫻子「いままで向日葵と手ぇつないでにんしんしたことないしっ!」
あかり「すこしぐらいならだいじょーぶだよ」
あかり「でもね、なんかいもなんかいも、ながいじかん手をつないでると」
あかり「かくじつににんしんするよ」
櫻子「そ……そーなの……?」
あかり「うん、じつは櫻子ちゃん、にんしんしかけてたんだよ」
櫻子「えっ……」
あかり「言いわすれてたけどね」
あかり「でも、きのう手をつないでないならだいじょーぶだよ」
あかり「もしも、きのう手をつないでかえってたら」
あかり「まちがいなく櫻子ちゃん、にんしんしてたよ」
櫻子「!!」ガーン
・・・
向日葵「…………」ジーッ
向日葵 (櫻子……昨日はどうして泣いていたのかしら……?)
向日葵 (何を聞いてもただ泣くだけで、一言も会話を交わさないまま)
向日葵 (櫻子の家につくまで、手をつないで帰りましたが……)
向日葵 (私と吉川さんのことで怒っているのか、もしくは)
向日葵 (赤座さんと、また喧嘩でもしたのかと思っていましたけど)
向日葵 (あの様子だと、そうではないみたいですわね)
ちなつ「向日葵ちゃん、なにジーッと見てんの?」
向日葵「ひゃっ!?」
向日葵「いっ、いえっ、べっ、べつになにも……っ!」
ちなつ「あーっ、あかりちゃんと櫻子ちゃんかー」
ちなつ「あの二人、いつも仲いいよね~」
向日葵「え……ええ……」
ちなつ「…………」ニヤリ
ちなつ「ていうか、前から気になってたんだけど__」
ちなつ「向日葵ちゃんって櫻子ちゃんのこと好きだよね?」ニヤリ
向日葵「!」
向日葵「ばっ、バカなこと言わないでっ……!///」アセアセ
向日葵「…………///」アタフタ
ちなつ「いいっていいってー」ニヤニヤ
向日葵「で……でも私は吉川さんと同じではなくて……」
ちなつ「ん?」
ちなつ「私と同じって?」
向日葵「私はレズというわけではなく……」
ちなつ「えっ?私だってレズじゃないよ」
向日葵「えっ……でもみんな知っていますわ、吉川さんがレズだってこと……」
ちなつ「えーっ?なんで私レズでとおってんの?わけわかんないよ」
ちなつ「私はただ、女の子しか好きになれないってだけで」
向日葵「それをレズというのではありませんの?」
櫻子 (どうしよう……向日葵のあかちゃんにんしんしちゃったしっ……)
櫻子 (まだこどもなのに、赤ちゃんとかうんだら )
櫻子 (おとーさんとおかーさんに、おこられるしっ……)ジワッ
櫻子 (どーしよぉ……こんなの向日葵にもゆえないよぉ……)ポロポロ
あかり「どうしたの櫻子ちゃん」
あかり「おなかいたいのかな」
あかり「せんせいよんだほうがいいのかな」オロオロ
・・・
ちなつ「ねぇねぇ向日葵ちゃん、櫻子ちゃん泣いてるよ?
ダッシュ
ちなつ「あれ?いない」
・・・
向日葵「櫻子どうしましたのっ!?」
・・・
ちなつ「わっ、素早い」
櫻子 (でも、向日葵と手ぇつなげないとかありえないしっ……)ポロポロ
櫻子 (向日葵ともうあそべないとかもっとありえないしっ……)ブワァッ
櫻子 (向日葵にあえないとか……)
櫻子 (向日葵がいなくなっちゃうとか……)
櫻子 (向日葵がいない……)
櫻子 (向日葵……)ポロポロポロポロ
タタタタッ
向日葵「櫻子どうしましたのっ!?」
櫻子「向日葵……ひまっ……うわぁぁぁぁああああんんっ!!」号泣
ギューッ
向日葵「えっ、あっ、ちょっとっ?櫻子っ!?」
向日葵「どうしましたの、急に抱きついたりしてっ……!?」
あかり「」オロオロオロオロ
向日葵「櫻子?いったいなにがっ?保健室行きます?」アセアセッ
櫻子「ヒック……ヒック……」
櫻子「私きめたしっ……」
向日葵「なっ……なにを……?」
櫻子「私、赤ちゃんうむしっ!」
向日葵「はっ?」
櫻子「向日葵の赤ちゃんうむしっ!」
向日葵「はぁぁぁぁぁぁぁああっ!?///」
あかり「」オロオロオロオロ
・
・
・
◆次の日◆
櫻子「あかりちゃん、うそゆったねっ!」
櫻子「女の子どーしで手をつないでも、赤ちゃんできないしっ!」
櫻子「おかあさんにきいたもんっ!」
あかり「そうなんだ」
櫻子「あと、赤ちゃんは、コートドリがはこんでくるんだよっ!」
櫻子「おかあさんがゆってたしっ!」
あかり「コートドリ?」
櫻子「だから、にんしんなんて、でたらめだってゆってたしっ!」
櫻子「えっちなひとのもーそーだってゆってたしっ!」
櫻子「あかりちゃんのうそつきっ!」
あかり「うん、そーだね」
あかり「櫻子ちゃん」
あかり「うそついてごめんなさい」
あかり「手をつないでもにんしんはしないって」
あかり「あかり、本当は知ってたんだけどね」
あかり「櫻子ちゃん、びっくりさせてごめんね」
あかり「なかせてごめんね」
櫻子「あかりちゃん……」
あかり「ごめんね、櫻子ちゃん」
あかり「あかり、もう、うそ言わないよ」
櫻子「……本当に?」
あかり「うん、もう本当のことしか言わない」
あかり「だから、ゆるしてくれるかな」
櫻子「うんっ!ゆるすしっ!」
あかり「おともだちでいてくれるかな」
櫻子「ずっと、おともだちだしっ!」
ちなつ「結局、昨日、櫻子ちゃんが泣いてたのってなんだったの?」
ちなつ「赤ちゃんがどーとか言ってたけど……」
向日葵「さ、さぁ……何が何やらですわ」
向日葵 (でも……なんだか嬉しかったですわ///)ポッ
ちなつ「ん?向日葵ちゃん、レズ特有の顔が赤いよ?」
向日葵「なっ、なんでもないですわっ!」
向日葵「っていうか、レズ特有のってなんですのっ!?」
ちなつ「レズ特有かっこわらい」
ちなつ「ひまわりちゃんはレズだね」
向日葵「レズじゃないしっ!」
櫻子「あかりちゃん、ちょーのーりょくがないのもうそなんだよねっ?」
あかり「ううん、超能力なんてあるわけないよ」
櫻子「じゃ……じゃあどーやって私のえっちなおしたのっ!?」
櫻子「向日葵がきんらんのままだと、またすぐにえっちがうつるしっ!」
櫻子「向日葵のきんらん、なおしてあげてよぉっ!」
あかり「きんらんじゃないよ、いんらんだよ」
櫻子「向日葵のいんらんなおしてあげてっ!」
あかり「だいじょーぶだよ」
あかり「えっちはうつらないし、向日葵ちゃんはいんらんじゃないよ」
櫻子「えっ!?」
あかり「あかりがうそついてたんだよ」
櫻子「じゃあ、向日葵とあそんでもへーきなんだねっ!」
あかり「」
あかり「うん」
あかり「ごめんね、うそついて」
あかり「でも、にんしんはうそじゃないよ」
櫻子「えっ」
あかり「赤ちゃんは、おんながにんしんして生まれるんだよ」
櫻子「うそだしっ!」
櫻子「おかーさんが、うそってゆってたしっ!」
あかり「うそじゃないよ」
あかり「赤ちゃんは、おんなのあそこから生まれるんだよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「あかりちゃん、もー本当のことしかゆわないってゆったのにっ!」
櫻子「また、うそついてるしっ!」
あかり「本当のことだよ」
あかり「おんなのあそこから、ちまみれで生まれてくるんだからね」
櫻子「うそつきだしっ!」
あかり「さいしょに、あたまだけがでてきてね」
櫻子「うそだしーーっ!」
あかり「ほかのひとが、そのあたまをつかんで」
櫻子「うそっ!うそつきーっ!」
あかり「ひきずりだすんだよ」
櫻子「うそだしっ!うそだしうそだしっ!」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「うそっ!うそっ!うそだしーーっ!」ガクガクブルブル
あかり「櫻子ちゃんも、そうやって生まれたんだよ」
櫻子「うそだとゆってよ、あかりちゃんっ!」
あかり「あかり、本当のことしか言わないんだからね」
あかり「櫻子ちゃん、だいすきだよ」ニッコロ
あかり「本当だよ」
櫻子「あかりちゃんのうそつきっ!」
・
・
・
おしまい
【おまけ】
櫻子「ねぇねぇ、あかりちゃん知ってる?」
あかり「知ってる」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「うそつきっ!」
あかり「知ってるよ」
櫻子「私まだなんにもゆってないしっ!」
あかり「それでも知ってるんだからね」
あかり「櫻子ちゃんが今日、ネコさんパンツをはいてることだって知ってるんだからね」
櫻子「!?」ドキッ
櫻子「ち、ちがうしっ!」
櫻子「今日はどりぶるれーすのしょーぶしたぎだしっ!」
あかり「?」
あかり「じゃあしょーこは?」
櫻子「えっ」
あかり「しょーこ見せて」
櫻子「」
あかり「パンツ見せてよ、櫻子ちゃん」
・
・
・
あかり「櫻子ちゃん、あかりにうそついたね」
櫻子「…………」
あかり「あかり、うそはきらいだっていつも言ってるよね」
櫻子「…………」
あかり「これのどこがドリヴンレヱスなのかな」
櫻子「…………」
あかり「これはね、ネコさんパンツって言うんだよ」
櫻子「…………」
あかり「それとも櫻子ちゃん、こんなのがしょーぶしたぎなの」
櫻子「…………」
あかり「櫻子ちゃんはうそつきだね」
櫻子「…………」
・
・
・
櫻子「でも、あかりちゃんすごいしっ!」
櫻子「なんで私がネコさんパンツはいてるの知ってたのっ?」
あかり「えっ」
あかり「…………」
櫻子「どうしてどうしてっ?」
あかり「あかりなんでも知ってるんだからね」
櫻子「へぇー、あかりちゃんすごーいっ!」
あかり「そうだよ、あかりすごいんだからね」
櫻子「あかりちゃん、ほかにはどんなこと知ってるのっ?」
あかり「知ってるけど言えないよ」
櫻子「えっ、どうして?」
あかり「どうしてでもだよ」
櫻子「あーっ、わかったぁーっ!」
櫻子「あかりちゃん、本当はほかになにも知らないしっ!」
あかり「知ってるけど言わないだけだよ」
櫻子「へぇーっ、どうして言えないのっ?」
櫻子「本当は知らないくせに知ってるふりしてるしっ!」
あかり「櫻子ちゃんがこまるからだよ」
櫻子「私べつにこまらないしっ!」
あかり「本当に?」
櫻子「こまらないしっ!」
あかり「きのうのよる、櫻子ちゃんがベッドでなにしてたか」
櫻子「!?」ドキッ
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「…………」
あかり「言ってもいい?」
櫻子「だめっ!ぜったいだめっ!」
あかり「どうしてあかりのなまえをよんでたの?」
櫻子「ゆっちゃだめってゆったしっ!///」アセアセッ
あかり「くるしそうなこえだったよね」
櫻子「か……かぜひいてたしっ!///」
あかり「かぜひいてたんなら、はだかになっちゃだめだよ」
櫻子「あ……あつかったしっ!///」
あかり「ベッドの上でパジャマをぬ……」
櫻子「だめーっ!だめだめだめだめだめだめだめだめだめーっ!//////」アタフタ
あかり「……ながらあかりちゃん、あかりちゃんって言ってたよね」
櫻子「ゆっちゃだめだしっ!///」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「あ……あかりちゃんはすごいねっ!///」
あかり「櫻子ちゃんはえっちだね」
櫻子「えっちじゃないしっ!ゆっちゃだめだしっ!//////」
あかり「櫻子ちゃん、あれからかどーまんしてないよね」
櫻子「えっ」ドキッ
櫻子「う、うんっ!してないよっ!私えっちじゃないしっ!」
あかり「本当にしてないよね」
櫻子「しっ…してないしっ!本当にしてないしっ!」
あかり「」ジーッ
櫻子「」オロオロ
あかり「本当に?」
櫻子「ほ……本当だしっ……」
あかり「どうして目をそらすのかな」
櫻子「べっ……べつにっ……」
櫻子「あかりちゃんなんでも知ってるんでしょっ?」
櫻子「私がかとーまんしてないから、あかりちゃん知らないんだしっ!」
あかり「かどーまんだよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
あかり「櫻子ちゃん、うそをついてるね」
櫻子「」ドキッ
あかり「あかり、うそはきらいだって、なんどいえばわかるのかな」
櫻子「うっ……うそついてないしっ!」
あかり「しょーじきに言ったほうがいいよ」
あかり「あかり知ってるんだからね」
櫻子「ごめんなさい。かどーまんしました」ペコリ
あかり「あれから、なんかいしたのかな」
あかり「つくえのカドにあそこをこすりつけて、なんかいきもちよくなったのかな」
櫻子「かぞえきれません」
あかり「そうなんだ」
あかり「櫻子ちゃんはえっちだね」
櫻子「あかりちゃんは、なんでもおみとおしなんだねっ!」
あかり「そうだよ」
櫻子「あかりちゃんにはうそつけないねっ!」
あかり「あかり、なんでも知ってるんだからね」
櫻子「じゃ……じゃあ、あのことも知ってる……?///」
あかり「知ってる」
あかり「あかりにかくしごとはできないよ」
櫻子「で、でもあれはちがうしっ!」
櫻子「……ひ……向日葵がしようってゆったしっ……///」
あかり「」ピクッ
あかり「……向日葵ちゃんが?」
櫻子「う、うん……」
あかり「向日葵ちゃんがなにしたの」
櫻子「えっ……あかりちゃん知ってるんじゃないの?」
あかり「」
あかり「知ってるよ、あかり知ってるんだからね」
あかり「それで、向日葵ちゃんがどーして」
あかり「そ、それをしようって言ったのかな」
櫻子「きもち……いいからって……///」
あかり「」ピクピクッ
あかり「きもちよかったんだ?」
櫻子「…………ごめんなさい……」
あかり「」ピクピクピクッ
あかり「どうしてあかりにあやまるのかな」
あかり「ていうか、なにそのはなしくわしく」
櫻子「えっ……あかりちゃん知ってるんだよねっ?」
あかり「」
あかり「し……知ってるよ……知ってる知ってる……」
あかり「あかり、あかりなんでも知ってるんだからね」
櫻子「どうしたのあかりちゃん?」
櫻子「目がすごいあちこちうごいてるしっ」
あかり「目の、目の目の目のうんどうだよ」
櫻子「メノメノウンドウ?なにそれ」
櫻子「あかりちゃん、いろんなこと知ってるんだねっ!」
あかり「そうだよ」
あかり「あかりなんでも知ってるんだからね」
あかり「それで櫻子ちゃん」
櫻子「なぁにあかりちゃん?」
あかり「向日葵ちゃんとどんなきもちいいことしたのかな」
櫻子「?」
櫻子「あかりちゃん知ってるってゆったしっ」
あかり「うん、知ってるよ」
あかり「でもなにしたのかな」
櫻子「あ……あかりちゃんが知ってるとーりのことだしっ……///」カァッ
あかり「かおが赤いよ」
あかり「なにしたの」
あかり「向日葵ちゃんになにされたの」
櫻子「ゆっ……ゆえないよぉ……///」
あかり「」
あかり「」
あかり「」
櫻子「あ……あかりちゃん、どーしたの白目むいてっ!?」」
あかり「」
あかり「」
あかり「」
櫻子「あかりちゃん!あかりちゃんっ!?」
櫻子「……し……しんでるし……」
あかり「あかりしんでないよ」
櫻子「あかりちゃんっ!」
あかり「ちょっとねてただけだよ」
櫻子「よかったぁーっ……。あかりちゃんしんじゃったら私……」ジワッ
あかり「」
あかり「あかりはしなないよ」
向日葵「櫻子、そろそろ帰りますわよ」
櫻子「あっ、うんっ、あかりちゃんバイバイ」パタパタ
あかり「え」
あかり「うん」
櫻子「ねえ向日葵……」
向日葵「なんですの?」
櫻子「きょうも……するの……?」
向日葵「当然ですわ、あんな気持ちの良いこと、しないわけがありませんわ」
あかり「!」
13
・
・
・
櫻子「向日葵ーっ!こんなのぜんぜんきもちよくないしっ!」
向日葵「やりたくないなら帰ってもよろしいですのよ」
向日葵「ただし、今度の副会長選は確実に私がいただきましたわね!」
櫻子「ムッ」
櫻子「やるしっ!ぜったいまけたくないしっ!」
櫻子「あっ、向日葵ーっ、これはもえるごみ?もえないがみ?」
向日葵「それは不燃物ですわね」
向日葵「町中のゴミを拾ってきれいにするっ!」
向日葵「なんて気持ちがいいのかしらっ!」
・
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おしまい