ピッ
ピッ
ピッ
ピーッ
肇「……」
ピピッ
肇「あ、メールが……」
肇「……」
肇「もう……誕生日なんですからそんな堅苦しい挨拶なんて」
肇「でも、一番に……お祝いの言葉をありがとうございます」
肇「…………大好きですっ、プロデューサーさん」
元スレ
【モバマス】masher
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1623699656/
2 : 名無しさ... - 21/06/15 04:44:11 xwLQ 2/17藤原肇誕生日SSです
タイトルはプロデューサーに対して肇がつけたとご察しくださいませ
こちらキャラ崩壊など独自の内容がありますのでよろしくお願いします
藍子「あ、肇さん」テクテク
肇「あ、藍子さん」クルッ
藍子「お誕生日おめでとうございます」
藍子「これ……誕生日プレゼントになるかわかりませんが」スッ
肇「わぁ……なんだろう?」ゴソゴソ
肇「プロデューサーさんの……写真?」
藍子「はい。おうちで寛いでいたり、私服や下着姿を納めた貴重な写真ですよ」
藍子「あ、メモリーの方がよければ……」
肇「というより、どうやって撮影したのですか?」
肇「特に……こ、このお風呂に入っている所とか……」
藍子「簡単なことですよ」
藍子「時間を止めてバレないようにしているだけですから」
肇(わぁ……プロデューサーさんには注意してくださいと言ってもどうしようもないなぁ)
芳乃「肇さんー」トテトテ
肇「あ、芳乃さん」
芳乃「お誕生日おめでとうございますのでー」
肇「あ、ありがとうございます……」
芳乃「いかがー、なさいましたー?」
肇「ちょっと……」
芳乃「なるほどー、そのようなー」
肇「はい……仲間とはいえ、さすがに……」
芳乃「高森もか……これは警戒せねば……」ボソッ
肇「ん、何か言いましたか?」
芳乃「いえー。ともあれー、私のは食べ物でしてー」
肇「ま、まさかいちごパスタ……とか」ガクブル
芳乃「いえー、食べられるものでしてー」
肇「わぁ、何でしょう?」パカッ
ありす「っ!」ハッ
雪美「ありす……?」
ありす「あ……大丈夫ですよ。少し、私を悪く言っている気がしただけです」
千枝「えぇ……だ、誰なんだろう?」
ありす「大丈夫です。誰かに害を成すようなそれではありませんでした」
由愛「そ、そもそもそういうのって、感じられるものなんでしょうか……?」ボソボソ
七海「気にしたら負けなのれす」
モグモグ
肇「あ、これおいしいですね」バリバリ
芳乃「焼きシューはうさぎ亭のに限りますー」バリバリ
肇「芳乃さんの贈り物ですから、和菓子かお煎餅だと思ったのですが……何か意外です」バリバリ…ペロッ
芳乃「意外なもの……とはいいますが、奇をてらう程ではありませんからー」ペロペロ
肇「はぅ……もう一個食べたい……でも、この後も何かあったら……」
芳乃「ではー、残りは女子寮の冷蔵庫へー」
肇「大丈夫かな……間違えて誰かが」
芳乃「うっかり手にしたら、戦闘機が25番を抱えたまま落ちるように印をー」
肇「怖い怖い」
加奈「肇ちゃーん!」バタバタ
肇「加奈ちゃん!」
加奈「お誕生日おめでとうございますっ!」ペコリ
肇「ありがとうございます」ペコリ
加奈「私からは」ゴソゴソ
加奈「あ、あれ……?」ゴソゴソ
加奈「どこにやったんだろう……」ゴソゴソ
肇「あ、加奈ちゃん。どこへ置いたかメモはないんですか?」
加奈「あ、それがありましたね」ペラッ
加奈「えっと……」
肇「ほっ」
加奈「というわけで、おまんじゅうとお茶です!」
肇「まぁ、でしたらこの実家から届いたばかりの湯飲みを使いましょうか」ガサゴソ
肇「せっかくですし、加奈ちゃんも一緒にいただきましょう。ねっ」
加奈「え?いいんですか?」
肇「せっかくの誕生日ですし、一人だけ……っていうのは寂しいですから」
加奈「では喜んで相伴にあずからさせていただきますね!」
加奈「熱っ!」
肇「ふふっ、慌てなくてもいいんですよ」
モバP(以下P)「おーい、肇ぇ!」
肇「あ、プロデューサーさん」
P「まずは誕生日おめでとう」
肇「ありがとうございます」ペコリ
P「で、俺からは」
肇「はいっ」ワクワク
P「帝国ホテルのレストランのディナーに、さらに一泊のお泊りのセットだ!」
肇「わぁぁぁぁ!」
P「ドレスコードがあるから、ちゃんとした衣装はこっちで準備してあるからな」
肇「ありがとうございます!」
P「そして朝は夜明けのコーヒーを一緒のベッドで」
肇「あ……」
P(ふふっ、気がついたようだな)
P(セクハラ上等で構わん。肇の困ったor慌てる姿を見せてもらおうじゃないか!)
P(きっと、アタフタした姿を見せてくれるんだろうな)ワクワク
P(あ、レストランもホテルもちゃんと予約は入れておいたからね)
P(さぁ、そんな姿を見せてくれ!)
肇「プロデューサー……さん……」
P(そうだ、絶望とも不安ともいえる表情を見せてくれ)
P(決して、個人的に見たいだけなんて思っていませんよ)
肇「嬉しい……」
P「え?」
肇「ようやく……おじいちゃんに曾孫を見せてあげることができます」
P「え……」
肇「あ、式はやっぱりアイドルを卒業してからですか?それとも18歳ギリギリでいきますか?」
P「は、肇……さん?」
肇「あ……その……」フアンゲ
P「ど、どうした?」
P(ようやく自分の言動に気がついたか?)
P(で、恥ずかしがって『きゃー、プロデューサーさんのえっち!』とか)
肇「私……初めてですからうまくいくかわかりませんが、よろしくお願いしますね」ペコリ
P「あ……ああ……」
なお、こっそり聞いていた藍子、芳乃、加奈によって肇ちゃんの計画は潰され、プロデューサーの初めては今だ破られていない
しかし、いつの日か……それは私が!
そう思い、今日もレッスンに励む肇であった
?「肇ちゃんが初めてを励む……ふふっ」
?「わからないわ……」
おしまい
17 : 名無しさ... - 21/06/15 06:05:51 xwLQ 17/17すけべ心のまま、女性をお祝いしちゃダメ絶対
では、ありがとうございました