1 : 金魚 - 2019/06/17 23:28:54.48 I2sRwZyu0 1/6

【注意】
・地文なし
・キャラ崩壊
・誤字脱字お許して

寝る前にぶっこんどく



元スレ
【ミリマス】美咲「じゃーん!今日の出社ボーナスは新発売の消臭剤です!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560781734/

2 : 金魚 - 2019/06/17 23:29:36.85 I2sRwZyu0 2/6

P「遠まわしに臭いから消臭しろボケカスっていわれる?」

美咲「ち、違います!Pさんこの前汗のにおいが気になるって…」

P「ごめん…臭かったよね。これからはもっと気をつけるから」

美咲「ですから違いますって!」

P「冗談ですよ冗談。そろそろ汗をかく季節ですしありがたく使わせてもらいます」

美咲「うぅ~…」

P「けど見たことない銘柄ですね」

美咲「社長さんがお知り合いから貰ったらしいんですけど」

P「社長か…まぁ期待しないで使ってみますか」 シュッシュッ

美咲「社長さんの扱い悪くないですか?」

P「あの人割と適当な人ですからこの扱いも致し方なし。肝心の臭いはどうなりました?」

美咲「う~ん元から臭っていたわけではないので何とも…」

P「可憐にでも検証してもらえばよかったかな」

========レッスンルーム================

可憐「Pさんの体臭が…消えた…?」

風花「どうしたの可憐ちゃん?」

可憐「たった今Pさんの体臭が途絶えました…」

風花「え?」

可憐「Pさんに何かあったんじゃ…」

風花「えっと…たぶん大丈夫じゃないかな」

可憐「ごめんなさい風花さん!私行かなくちゃ!」

風花「行くってどこに!?それとレッスンは!?」

可憐「お休みします!」

3 : 金魚 - 2019/06/17 23:30:11.84 I2sRwZyu0 3/6

================事務室=================

P「どう?臭う?」

「女性に体臭を嗅がせようとするなんて…あなたはもしかして変態なのですか?」

P「話聞いてた?消臭剤の効果を確認してほしいって言っただろ」

「どう、と言われましても無臭としか。こういう事は篠宮さんに頼むべきです」

P「その可憐はレッスン中なんだわ」

「だからと言って何故わたしなのですか?貴方はPなのに人選もまともにできないのですか?」

P「辛辣ゥ」

可憐「Pさん!!!!!!!」 バァン!

P「!」ビクッ

「!」ビクッ

可憐「ハァ――ハァ―――ッ」

P「…可憐?可憐だよな?びっっくりしたわ。そんな大きな声出せたんだな」

可憐「Pさん…匂い…」

P「え?」

可憐「何を…したんですか…?」

P「なにを…?この消臭剤のことか?」

可憐「消…臭…剤…??」

P「うん」

可憐「なんてことをするんですかっ!!!」

「!!」ビクッ

P「すんません!!」

可憐「走って…」

P「なに?走る?いや仕事が…」

可憐「走ってきてください!!汗でTシャツが透けるまで走ってきてください!!!」

「!!!」ビクッ

P「うっす!行ってきます!!」 バァン

「っ!?」

可憐「ハァッ―ハァっーはぁー…」

「ぷろっ…ぁっ…うぅ……」オロオロ

可憐「それが例の消臭剤ですよね?」

「っ!そ、そうです…」

可憐「こんなもの…誰が…」

「…」

可憐「…」チラッ

「……!?!!??」

「っちがう!ウチやない!それはプロデューサが始めから持っとった!」

可憐「そうですか…」

「(誰か助けて…!)」

4 : 金魚 - 2019/06/17 23:30:49.35 I2sRwZyu0 4/6

==========20分後==============

海美「たっだいまー!」

P「ぜぇっぜぇっ…ぁ”あ”っ…。すまん、途中で海美に捕まって…」

可憐「!」ガタッ

海美「いやー!いい汗かいた!」

P「あれ?紬どこ行った?」

===========トイレ内============

「気まずくて逃げてきてしまいました…いつ戻ろう…」

============================

可憐「…匂いがしない」

P「いやいやいや、そんなわけないだろ。こんだけ汗かいてんだぞ」

海美「う~ん?そういえばそうだね」

P「海美はちょっと匂うけどな」

海美「セクハラ!!もうっシャワー浴びてくる!」

P「おう、行ってらっさい」

可憐「そんな…嘘…」

P「なぁ可憐。そんなショックをうけることないだろ。明日には元に戻ってるよ」

可憐「今日一日Pさんの匂いをかげないんですよ?そんなのって、あんまりです」

P「今までだって遠征とかで離れたことあるだろうに」

可憐「その時はPさんの匂いが付いたものをお借りしてしのいてました」

P「可憐が遠征の時に限ってなにか紛失するのはそういうことだったのか」

P「はぁ~仕方がない。望み薄だが社長に聞いてみるか」

社長「呼んだかね?」

P「いたんですか」

社長「実を言うと扉の前で待機していた。何やら深刻そうな話をしていたのでね」

P「社長がもらってきた消臭剤の件なのですが」

5 : 金魚 - 2019/06/17 23:31:19.27 I2sRwZyu0 5/6

社長「アレがどうかしたのかね?」

P「なんでもその消臭剤をかけてから俺の臭いが一切しなくなったらしくって」

社長「おぉ!素晴らしい効果だろう?」

P「これってどういう仕組みなんですか?」

社長「私も詳しくは分からんのだが、なんでも消臭剤の粒子が周囲の臭い成分を吸着しているらしい」

P「ということは粒子が付いた服を着替えたり風呂に入ったりすれば効果はなくなるんですね」

社長「うむ、逆に言えばそれさえしなければほぼ丸1日は効果が続くらしい」

P「だってよ可憐。やっぱり明日には戻ってるってよ」

可憐「今すぐ着替えてきてください」

P「いや、明日には」

可憐「今すぐ、着替えてきてください」

社長「すまない可憐君。彼には早急に取り掛かってほしい仕事があってだね」

可憐「っ!」スチャッ

P「何を取り出して…?」

社長「それはっ!」

P「”スチュールストレミングス”!世界一臭いと言われるあの缶詰じゃないか!」

社長「”シュールストレミング”だよ君ぃ!」

P「早まるな可憐!俺たちはともかくお前はただじゃすまないぞ!」

社長「私たちもただでは済まないと思うんだがね!?」

可憐「もう一度言います…。今すぐ着替えるかシャワーを浴びてきてください」

P「…社長、いいですね?」

社長「うぅむ…だが…」

可憐「」ギリッ

P「社長!」

社長「わかった!行ってきたまえ!」

P「10分で戻ります!」

< エッ!? プロデューサー!?
< スマン!ウミミ! キンキュウジタイダ!
< ワカッタカラ!イッタンデデッテ!
< ナンノサワギ!?
< ゲェッ! コトハ!!
< プロデューサー?コレハ ドウイウコトデスカ?

社長「…彼も大変だね」

可憐「高木社長、Pさんの服を回収しに行くのでこれで失礼します」

社長「う、うむ…私も少しその空気を吸ってくるよ」

=================================


「戻ってきたら誰もいなかった。なんなん…」

6 : 金魚 - 2019/06/17 23:32:47.25 I2sRwZyu0 6/6

終わり閉廷お目汚し失礼しました!
ミリコレでやよい取れませんでした。許してやよい。

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