1 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:04:08.27 RNnSpf4d0 1/35

―伊織にマッサージ―

「お疲れ、今日もダンスレッスンよく頑張ったな」

伊織「ハイハイお疲れ」

伊織「ふー、今日は本当に疲れたわ……」

伊織「ねえアンタ、マッサージでもしてくれない?」

「へ?えーっと、いいのか?」

伊織「何か変なこと考えてんじゃないでしょうね?」

伊織「いいからさっさとやりなさいよ!」



元スレ
P「伊織に誠心誠意奉仕する」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338217448/

2 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:06:57.32 RNnSpf4d0 2/35

「へいへい、わかりましたよ」

「じゃあ、足裏をマッサージするから、靴下脱いで」

伊織「え……?足裏……?や、やっぱりいいわ!」

「いいからいいから、遠慮しないで」

伊織「…………痛くしないでよ」

「大丈夫だって。じゃあ、そこ座って、靴下脱いで」

伊織「わかったわよ」スルスル

伊織「脱いだわよ」


5 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:09:00.84 RNnSpf4d0 3/35

「へえ、今日は本当に頑張ったんだな」

伊織「何でよ?」

「靴下がほんのり湿ってるから……」

ゲシッ

「あの……顎を蹴り上げないで……」

伊織「真面目にやんなさいよ」

「じゃあ触るよ」

伊織「……ん……」


11 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:12:16.23 RNnSpf4d0 4/35

「ふむ……きれいな足だな……」

伊織「な、何言ってんのよ……当たり前でしょ……」

「あー、でも、爪先にストレスがかかってるな」

「爪先に体重かける癖があるだろ」

伊織「へー、そんなこと分かるのね」

「じゃあ足の指を一本一本マッサージするよ」

(軽くつまむようにして、人差し指と親指でコリコリと……)

伊織「きゃはは、ちょ、ちょっとくすぐったいんだけど」


14 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:15:12.18 RNnSpf4d0 5/35

(小指から、丁寧に、コリコリコリコリ……)

伊織「あ、ちょっと慣れてきたかも……」

「指の間隔をきちんとあけるように……」

伊織「……割と気持ちいもんね……」

「若干外反母趾気味だなー、えい」

伊織「い、痛ーい!」ゲシッ

「あのー、顎を蹴り上げないで……」

伊織「うるさいわね、痛いじゃないの!」


15 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:18:24.48 RNnSpf4d0 6/35

「ご、ごめん……」

伊織「もう指はいいわよ」

「じゃあ今度は少しずつ触りながら、土踏まずへと……」

「ふーむ、アーチが綺麗だな。こりゃダンスが得意なわけだ」

伊織「解説しないでよ……ヘンタイ……」

「では、ここは筋肉が多いので、強めにいくよ」

伊織「痛くしないでよ」

(指の腹を使って、強めに、ゆっくりと……)


16 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:21:36.66 RNnSpf4d0 7/35

伊織(あ、ここ結構気持ちいいかも……)

(ここは結構きもちいはず……)

伊織(……)

(……)プルルルルル

「あ、電話だ、ちょっとスマン」

……電話後

「いやースマンスマン」

伊織「遅いじゃないの……早く続けなさいよ……・」


19 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:24:58.03 RNnSpf4d0 8/35

「あ、やっぱ気持ちいい?いやーやってるかいが……」

伊織「いいから!早く続けて、お願い」

(相当気に入ったみたいだ)

「じゃあ次カカトね……ここ骨があってやりにくんだ」

伊織「あっ……」

「アキレス腱周りを念入りに……ここに疲れがたまるしな」

伊織(ここもいいわね……)



21 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:28:28.08 RNnSpf4d0 9/35

「さーて、大分ほぐれてきたなー」

伊織「?」

「ちょっと刺激が強いの行こうかなと」

伊織「そんなのあるの?」

「ああ、土踏まずのアーチが始まる部分、ここにツボが」

伊織「い、いたたたた、痛ーい!!!」

「ちょっと我慢してねー。ゆっくりやるから」

伊織「い、痛いわよ……痛い……」


24 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:31:45.99 RNnSpf4d0 10/35

「あれ?そんなに痛い?じゃあちょっと動きを止めて……」

伊織「ハー、ハー……ちょっと慣れてきたわ……」

「じゃあまた動かすよ」

伊織「あ、ちょ、ちょっとまって、もう少しそのまま……」

「えー、分かった」

伊織「……もういいわよ、でも強くしないでよ」

「じゃあ、この辺をコリコリ刺激して……」

伊織(!!痛いのに、ちょっと気持ちいい!)


25 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:34:55.78 RNnSpf4d0 11/35

「ふーむ、事前にしっかりほぐしておいたから、コリコリよく触れるな」

伊織「あ、ああ、あっ……」

「じゃあもうちょっと強めに動かすよ」

伊織「う、うん……」

「おりゃ」

伊織「あーっ、痛い……のに、どうして気持ちいいの?!」

「それは俺のテクニックがね」


28 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:37:35.73 RNnSpf4d0 12/35

「じゃあ、そろそろ終わらすか」

「もっと強く行くよ」

伊織「う、うん……」

伊織「あ……、今度は気持ちいい、すっごく気持ちいい!!」


春香「じ、事務所で何やってるんですか!!」


「へ?」

伊織「へ?」


31 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:40:06.09 RNnSpf4d0 13/35

春香「あ、足裏の、マッサージ」

春香「私、てっきり……」

「てっきり何だよ?」

伊織「はっきり言いなさい」

春香「い、いやーあはははは、ご、ごゆっくりー」

「……続きやる……?」

伊織「……うん……」

―伊織にマッサージ 終わり―


33 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:42:12.58 RNnSpf4d0 14/35

―伊織に歯磨き―

伊織「ちょっとー、マジむかつくわー!」

「おいおい、どうしたんだよ」

伊織「学校で健康診断があったんだけど、歯科検診で、

  虫歯になりかけの歯があるから、歯医者に行きなさいって」

伊織「まったく、めんどくさいったらありゃしないわ!」

「それはいけない!!!」

伊織「は……?」


34 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:45:19.86 RNnSpf4d0 15/35

「昔あったろ!芸能人は歯が命!」

伊織「知らないわよ、そんなの」

「とにかく、俺がハミガキ指導してやる!!」

伊織「な、何言ってんのよ!そんな子供みたいな……」

「いーや、やる!伊織の歯が蝕まれるなんて俺は耐えられない!」

「さあ、こっちおいで!」

伊織「な、別にそんな近づかなくてもいいでしょ!」

「いや、俺が直に磨いて、指導してやる」


36 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:48:13.19 RNnSpf4d0 16/35

伊織「なんでそんなに熱心なのよ……わかったわよ……」

「よし!それじゃあこの常備してある歯ブラシを使おう!」

「毛先はそろってる方がいい。かたさはふつう」

「じゃあ、手鏡持って」

伊織「分かったわ」

「それでは失礼して……」


伊織「ねえ……抱きかかえないとできないのかしら?」


39 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:51:09.60 RNnSpf4d0 17/35

「え?」

伊織「え?」

伊織「……わかったわよ……、きょとんとしないで……」

「じゃあ、いくよ」

「「まず、歯ブラシの毛先の面を、歯に垂直に当てる」

「歯茎と歯の境目は思考がたまりやすい、念入りにな」

「当てたら、左右に細かく動かす」


41 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:54:48.12 RNnSpf4d0 18/35

シャカシャカ

伊織(お、思ったより……)

「歯茎は力入れすぎると血が出ちゃうからなー」

「力を入れずに、優しく、つまむように……」

伊織(……気持ちいい……)

「歯磨きは歯茎のマッサージ効果もある」

「結構気持ち良かったりするぞ」

伊織(く、悔しいけど……確かに……)


42 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 00:57:55.74 RNnSpf4d0 19/35

「前歯から一本一本丁寧にな」

「小刻みに、早く、でも力を入れずにな」

伊織(ふわ……)

「お、そうそう、力を抜いてなー」

伊織(力が抜けちゃうのよ……)

「奥は届きにくいから、念入りにな」

伊織(……)


45 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:00:14.83 RNnSpf4d0 20/35

「じ、事務所で何抱き合ってるんですかー!!」

「へ?」

伊織「ふえ?」

……

「は、歯磨き指導?」

「そう、伊織が虫歯になりそうって言うし」

「芸能人は歯が命って言うだろ?」

(え、なにそれ?知らない)


48 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:03:08.10 RNnSpf4d0 21/35

「へー、歯磨きねー、伊織が……」

伊織「な、何よ……」

「へへ……お父さんと幼稚園児みたいだなーっと」

伊織「何馬鹿言ってんのよー!!!」

伊織「あ、逃げるな!ちょっと待ちなさいよー!」


「歯磨きを馬鹿にしてはいけないぞ」


―伊織に歯磨き 終わり―


54 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:07:10.62 RNnSpf4d0 22/35

―伊織に耳かき―

「ふーむ」

伊織「何呆けた顔してんのよ?」

「酷いな、真剣に見ていたろ、コレを!」

伊織「何?……へー、コレ、耳かきなのね」

「ああ、職人さんが竹から削り出した耳かき」

「あと、ラバーを使ったコイル型の耳かき」

「光で照らして耳の穴の奥まで見える耳かき」


55 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:09:01.01 RNnSpf4d0 23/35

伊織「どうしたのよ?コレ」

「ああ、小鳥さんが買ったらしい、通販で」

伊織「また……小鳥ったら……」

「なあ」

伊織「何よ」

「試してみないか?コレ」

伊織「……言うと思ったわ……」


57 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:12:03.97 RNnSpf4d0 24/35

「呆れながらもやらせてくれる伊織が俺は好きだよ」

伊織「ハイハイ、早くやりなさい」

「じゃあ俺の太腿の上に寝てくれ」

伊織「……え……?」

「俺の太腿の上に寝てくれって」

伊織(恥ずかしいじゃないのよ……)

伊織「誰も来ないうちに、早く済ませなさいよね」

「おう」


61 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:15:08.73 RNnSpf4d0 25/35

(ここでいきなり奥まで突っ込む奴は素人だ……)

(耳垢はまず入り口に溜まる……)

(そこをまずしっかりと……)

伊織(あ、最初は奥まで入れないのね)

伊織(耳かきも割と気持ちいものね)

伊織(誰かにしてもらうって結構珍しい……かしら)

カリカリ


63 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:18:53.14 RNnSpf4d0 26/35

「入り口あたりをやるならコイル型がいいぞ」

「ごっそり取れるからなー」

「ほーら沢山……」

伊織「見せなくていいからさっさとやりなさいよ」

(シュン……)

伊織「落ち込まないでよ……」


65 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:21:51.26 RNnSpf4d0 27/35

「さて、じゃあちょっと奥に」

伊織「痛くしないでよ」

「ああ、この職人さんの耳かきなら大丈夫さ」

「その前に、このライト付きので……」

伊織「何か変な感じね……」

「あれー?耳の中結構綺麗だな」

伊織「そりゃそうよ!」


67 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:24:25.49 RNnSpf4d0 28/35

「あ、でも奥に見えるな……」

伊織「え……そうなの……?」

「でも、取れそうだ……、伊織、動くなよ」

伊織「む、無理して取らなくてもいいわよ……」

カリカリ

「お、届いた……取れそう取れそう……」

伊織(ふあ……よだれ出そう……)

「伊織、動くなって」


69 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:27:16.80 RNnSpf4d0 29/35

伊織(そんなこと言ったって……)

カリカリ

伊織(あー、でも……)

カリカリ

伊織(何だか気持ちよくって……)

伊織「クー……クー……」

「おーい、伊織取れたぞー」

「あと、よだれたれてるぞー」


72 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:30:47.79 RNnSpf4d0 30/35

亜美「あー兄ちゃんがセクハラしてるー!!」

「はあ?いやちょっと待て」

真美「そんな人だったなんて……」

「いや、そんな目で見るなー」

亜美「皆に言いふらそう!」

真美「……そうだね、あずさお姉ちゃんとかさ……」

「いや待て、それはヤバい感じがする」

亜美「あ、社長ー!!」


74 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:33:55.57 RNnSpf4d0 31/35

伊織「くー……くー……」

「く、動けん」

「ま、いいか、かわいいし……」

「……って、現実逃避してる場合じゃなかった……」

「伊織、起きてくれー」


―伊織に耳かき 終わり―


79 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:40:22.13 RNnSpf4d0 32/35

―番外編 伊織のパパに会う―

伊織「ほら、もっとシャキッとしなさいよ!」

「えー、いや……でもなあ……」

伊織「何よー、私のパパに会うだけじゃないの」

「……いやこれが緊張するんだって……」

(正直伊織のお父さん怖いし)

伊織「今日はアンタ結構ビシッと決めてるから、キリッとしてれば大丈夫よ」


80 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:42:14.47 RNnSpf4d0 33/35

伊織「じゃあ、アンタはここで待っててね」

「おう、早く戻って来てね……」

伊織「情けない顔しないの!」

「行ってしまった……」

「緊張する……」

新堂「P様」

「うひゃあ!!」

新堂「??」


82 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:45:12.31 RNnSpf4d0 34/35

新堂「伊織お嬢様をお世話して幾年月……」

新堂「このような日を迎えることができて、感無量でございます……」

「……はい」

新堂「これからは、P様に、伊織お嬢様を託したいと存じます」

「……はい、お任せください」

「これからは、生涯かけて、伊織を守っていきますよ」

新堂「よろしくお願いします……うう……」


85 : 以下、名... - 2012/05/29(火) 01:49:22.71 RNnSpf4d0 35/35

伊織「用意できたわよ」

伊織「あれ、新堂ここにいたのね?」

新堂「ええ、P様と積もるお話がありまして」

「行くか」

伊織「な、なんか急にシャンとしたわね……」

「ああ、きちんと言わないとな、大事にするって」

―番外編 伊織のパパに会う 終わり―


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