真美「ピヨちゃんが『百合っていいものよね~ウフフ』とか独りごと言ってたから気になってさぁ~」
雪歩「そ、そっかぁ・・・えっと、それはね、お花の名前だよ」
真美「さすがにそのくらい知ってるよ!!真美のことバカにしないでよね!!!」
真美「それだけじゃなくって、なんか隠された意味とかあるんでしょ?そっちを教えて欲しいの!」
雪歩「えーっと・・・(これは真美ちゃんに教えていいものだろうか)」
真美「ねっ、ゆきぴょんなら知ってるよね?」
雪歩「う、うん、一応知ってるけど・・・」
真美「んっふっふ~、やっぱりね!じゃあ早く教えてよ、はやくはやく!」
元スレ
真美「ねーゆきぴょん、百合ってなに?」 雪歩「!!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1419699162/
雪歩「なんていうか、その・・・女の子どうしで遊んだり、スキンシップを取ったりとか、そういうことかな」
真美「ふーん、そういうことなんだ」
雪歩「う、うん(かなりオブラートに包んだけど間違ってはいないよね・・・)」
真美「じゃあ真美もゆきぴょんと百合したい!!」
雪歩「へえっ!?」
小鳥「ほおっ!?」
真美「いいっしょゆきぴょん、真美と百合百合しようよ!」
雪歩「こ、声が大きいよ真美ちゃん!!百合ってそういうふうに大っぴらに使う言葉じゃないから!!」
真美「え、そうなの?女の子どうしで遊んだりするんでしょ?」
雪歩「ま、まあ、そうなんだけど・・・」
雪歩「あ、あのね真美ちゃん、遊ぶっていっても色々あってね・・・」
真美「ふむふむ」
雪歩「真美ちゃんが思ってるのはゲームしたり、トランプとかウノとかそういう遊びでしょ?」
真美「そーだけど、他になんか意味あるの?」
雪歩「ま、まあそうなるかな」
真美「じゃあさ、そういうのじゃない遊びってどういう意味なの!?」
雪歩「え、えーっと・・・」
雪歩(小鳥さん助けてください!!)チラッ
小鳥「・・・・・・」グッ!
雪歩(小鳥さん!!!!!!!!)
真美「ゆきぴょん?おーい!」
雪歩「あ、あーっと、ご、ごめんね!なんの話だっけ?」
真美「だからー、結局女の子どうしの遊びってなんなのって話っしょ!」
雪歩「そ、それはね、その・・・」
雪歩「なんて言ったらいいんだろう、スキンシップが凄くなったみたいな・・・」
真美「え、殴り合い?」
雪歩「それはどっちかというと男同士の友情っていう感じかな」
真美「それは真美も思ったけどさ・・・ゆきぴょんの言い方がまどろっこしくてよくわかんないんだよー!」
雪歩「うっ、ご、ごめんね真美ちゃん・・・」
真美「わかった、それは言葉じゃ説明しにくいようなことなんだよね?」
雪歩「う、うん・・・」
真美「んっふっふ!それならさ、実際やってみればいいんじゃん!」
雪歩「ふぇっ!?!?!?」
真美「そしたら言葉で説明しなくても、どういうことなのか分かるっしょ?」
雪歩「そ、そうだけど・・・でも・・・」
真美「ん、どったのゆきぴょん?顔真っ赤っ赤だよ?」
雪歩(はっ恥ずかしすぎる・・・)
真美「んもー、ゆきぴょんはしょーがないなぁ・・・そんじゃ真美がやったげるからどうすればいいのか言ってみて?」
雪歩「まっ、真美ちゃん・・・・・・」
真美「・・・?ゆきぴょん・・・?」
雪歩「・・・・・・む、むね」
真美「えっ?」
雪歩「わっ、私の胸を、さわって・・・」
真美「ゆきぴょんのムネ・・・?い、いいの?」
雪歩「う、うん・・・」
真美「え、えーっと・・・じゃあ、触るよ?」
雪歩「いいよ、真美ちゃん・・・きて・・・」
真美(な、なんかゆきぴょん大人っぽい・・・)
真美「ねっ、ねえ、触ったけど・・・」
雪歩「んっ・・・」ピクッ
真美「!!!」ドキッ
雪歩「そのまま・・・目を閉じて」
真美「うっ、わ、わかった・・・こう?」
雪歩「・・・・・・」
真美「えと、ゆ、ゆきぴょん・・・?」
雪歩「・・・好きだよ、真美ちゃん」
真美「!!!!!!!!!」ドッキーン
真美(ゆきぴょん、なんだか大人っぽい・・・ドキドキする・・・)
真美(ゆきぴょんの甘い声、めっちゃ真美の心に響いてくるみたい・・・)
真美(ゆきぴょん、真美のこと好きって・・・女の子どうしなのに・・・)
真美(でも・・・・・・)
真美「ゆ、ゆきぴょん・・・真美も・・・」
雪歩「ん?」
真美「真美も、ゆきぴょんのこと、好き・・・」
雪歩「えへへ、ありがとう真美ちゃん・・・私すっごく嬉しいよ」
真美「う、うん・・・(言っちゃった、めっちゃ恥ずかしいや・・・)」
真美(でっでも、これでいいよね・・・ゆきぴょんも真美のこと好きって言ってくれたし、そーしそーあいだよね!)
真美「ねっ、ねえゆきぴょん・・・続き・・・」
雪歩「ふぅ・・・もういいかな」
真美「えっ」
雪歩「真美ちゃん、目開けていいよ」
真美「う、うん」
雪歩「ねえ、これで伝わったかなぁ?百合ってこういうものだと思うんだけど・・・」
真美「・・・・・・」
雪歩「ま、真美ちゃん?私の演技、なにかマズかったかな・・・私すごく恥ずかしかったけど、頑張ったつもりで・・・」
真美「・・・・・・・・・・・・」
真美「このっ!!!このっ!!!」ポカポカ
雪歩「いっ、いたっ!!!痛いよぅ!!!なにするの真美ちゃーん!!!」
真美「演技が真に迫りすぎなんだよ!!!!真美の気持ち弄んでくれちゃってさー!!!!」
雪歩「そ、そんなつもりじゃ・・・私はただ百合について正しく教えてあげようと思って」
真美「それはよーーーくわかったよ!!!わかったけどさぁ!!!!」
雪歩「わかったけど・・・なに?」
真美「・・・ふんだ!!!ゆきぴょんには絶対セキニン取ってもらうかんね!!!」
雪歩「まっ、真美ちゃん・・・!!どっどうしよう、私真美ちゃんを怒らせちゃった・・・」
真美「あーもう!!ゆきぴょんのアホ!!!まぬけ!!!おたんこなす!!!」
真美「ちょっと演技が得意だからって!!べつに真美のことその気にさせる必要ないじゃん!!」
真美「あーーイライラする!!!!」
真美「あーーーー!!」
真美「あー・・・」
真美「・・・・・・」
真美「どーしよ・・・・・・ゆきぴょんに好きって言っちゃったよ・・・」
雪歩「ま、真美ちゃん」
真美「なに!!!!!!!」
雪歩「ひぃっ!!・・・あ、あの、さっきはごめんね・・・」
真美「・・・・・・」
雪歩「えっ、えっと、お茶菓子持ってきたんだけど・・・」
真美「・・・ちょーだい」
雪歩「う、うん」
真美「いーよもう、さっきのことは許したげる」
雪歩「あ、ありがとう!よかったぁ・・・許してもらえなかったらどうしようかと」
真美「ゆきぴょんは心配性なんだよ、それに年上なんだからそんなにビクビクしなくていいっしょ!」
雪歩「そ、そうだよね」
真美「それとさ・・・さっき真美ゆきぴょんに好きって言ったけど、あれは・・・」
雪歩「うん、演技だよね?私の演技に乗ってくれて・・・心配しなくてもわかってるよ、えへへっ」
真美「・・・そうじゃないんだけど・・・まあいいや、そのうちゆきぴょんもわかるよね」
雪歩「・・・えっ?」
真美「んっふっふ・・・さっきは許すって言ったけど、セキニンだけはしっかり取ってもらうかんね!」
雪歩「ええっ!?ま、真美ちゃん、それってどういう・・・」
真美「『百合』に決まってるっしょ!!こんどは真美がゆきぴょんのことその気にさせてやるんだから!!」
一方その頃とあるビルの3階で鼻から血を流して倒れている20代後半の女性が発見され病院に運ばれたという
おわりです