1 : 以下、名... - 2021/04/28 21:00:15.63 f2zM/oj/0 1/14

ある日の事務所


彩華「えーっ!絶対プロデューサーさんは巨乳好きだよぉ!」

きらり「そうそう!Pちゃん、ぎゅーってしたらいっつもはぴはぴーな顔してゆもん☆」

「きらりも彩華さんもわかってないねー。プロデューサーは絶対貧乳萌えだって」

あやめ「そうです!わたくしの忍法・お色気の術を披露した時も、プロデューサー殿はメロメロでしたっ!」

「うーん、こうなったら、プロデューサーさんに直接聞いてみましょうー♪」


元スレ
モバP「貧乳の方が好みかな」雫(え……?)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1619611215/

2 : 以下、名... - 2021/04/28 21:00:55.79 f2zM/oj/0 2/14

注意事項
・モバPのクズ度は普通くらい







モバP「うーん、書類仕事が多すぎて疲れたなぁ」グググッ


モバP(俺の名はモバP。超凄腕プロデューサーで、13人ものアイドルを一度にプロデュースしている)

モバP(さっきまでイベントの引率をして、今帰って溜まった書類仕事を片付けている最中だ。)

モバP(最近忙しくて精液の方も溜まってるんだよな、あー、セッ○スして童貞捨ててーなー……)


きらり「PちゃんPちゃんっ!!おっすおっす☆」ダキッ

モバP「うおっ!!きらり、お疲れ。どーしたんだよ急に」

あやめ「プロデューサー殿!!あやめたちに教えてくだされ!!」

「プロデューサーは貧乳派だよね?」

彩華「違うよぉ~。プロデューサーさんは、あやかみたいな大きなお胸の方が好きだよねぇ?」

モバP「あ?胸の話か?」

3 : 以下、名... - 2021/04/28 21:02:33.09 f2zM/oj/0 3/14

あやめ「そうでございますっ!プロデューサー殿は、わたくしのお色気の術に引っかかったのです!だから、貧乳の方が好きなはずです!」←B78

きらり「にょっわー!違うもーん!今だって、きらりが抱き着いたらPちゃんのズボンぱんぱんになってゆもんっ☆」←B98

彩華「そうだよぉ。それにあやかも毎日おっぱい大きくなる美容のエクササイズ試してるからぁ~、もっと成長しちゃうかもっ♪」←B89

「あー、残念だったねー彩華さん。プロデューサーは貧乳萌えだから成長したら振りむいてもらえないよー」←B?

モバP「なるほどな、確かにきらりに抱き着かれてズボンはち切れそうになってるのはそりゃそーだけどな」ビンビン

「大丈夫ですよ、プロデューサーさんー♪私もわかってますからー」←B105

「プロデューサーさんは、おっぱいの大きな女の子が好きなんですよねー?」ボインッ

4 : 以下、名... - 2021/04/28 21:03:18.85 f2zM/oj/0 4/14

(プロデューサーさん、毎日私のお胸を見てますし、あの熱い視線はきっと本物のはずです↑ー♪)

(杏ちゃんとあやめちゃんには申し訳ないですけど……プロデューサーさんには、ここははっきりと巨乳が好きだって答えてほしいですー)


モバP「んー、そうだな……」

モバP「巨乳に貧乳……どちらもそれぞれ違った魅力があるが……」



モバP「しいて言うなら貧乳の方が好みかな」

(え……?)

きらり彩華「!?!?!?!?」

「だよねー、わかってたよプロデューサー♪」膝の上ピョコン

あやめ「プロデューサー殿!やはり、あやめの忍術は成長しているのですね!今、はっきりとわかりました!」腕ギュッ


(………………………え?)

5 : 以下、名... - 2021/04/28 21:04:09.89 f2zM/oj/0 5/14

(プロデューサーさんは、貧乳が好き……え……?)


(私、ここに来てから、最初にプロデューサーさんにお胸を誉められて、いままでずっと巨乳のセクシー路線でお仕事してきたんですよー……?)



きらり「えーーっ!!なんでなんでっ!!きらりんのお胸、Pちゃん好きじゃないのー!?」プンプン

彩華「酷いよぉプロデューサーさん。あやか、プロデューサーさんに綺麗だねって言って貰えるために頑張ってたのにぃ~」プンプン

モバP「はははっ、巨乳だって好きだぜ?俺を誰だと思ってやがる。周りがドン引きするレベルでアイドルが好きな男だぞ?」

モバP「どんなアイドルも愛するのは当然だが、貧乳でないとどーしても物足りないことがあんだよw」

モバP「雫!ちょっとこっちへ来てくれ」

「……え?あ、はい……」

6 : 以下、名... - 2021/04/28 21:04:57.57 f2zM/oj/0 6/14

モバP「前から抱き着くぜ?」ギュッ

彩華「あっ、雫ちゃんいいなぁ~」

「………」

モバP「ほら、今俺たち正面から抱き合っているけど、胸の部分の少し下見てくれよ」ギューー

モバP「胸が大きい子と抱き合うと、下乳の少し下の部分がお互いに密着してねーだろ?これがもったいねーんだよ」

モバP「どーせ抱き着くなら体全体でその子の全部とくっついていてーんだよ。だが……」スッ

「あっ……」

(プロデューサーさんが、離れて……」

モバP「ほら、あやめ」ギュッ

あやめ「は、はいっ!!」ドキドキ

モバP「ほら、胸が小さい場合だとお腹も全部くっついていられる」ギューー

7 : 以下、名... - 2021/04/28 21:05:52.69 f2zM/oj/0 7/14

あやめ「え、えへへへへ……」テレテレ

「あやめちゃん、次代わってねー」

きらり「やー!Pちゃんにおっぱいのおっきな女の子のきゃわいいとこみせてあげなきゃだもんっ☆」ギューー

彩華「あーん、あやかも、あやかもぉ!」ギュー

モバP「はははっ、お前らみんな大好きだから安心しろよw」

「………」フラフラ


モバP(あれ?雫の奴どこ行くんだ?)

8 : 以下、名... - 2021/04/28 21:06:36.26 f2zM/oj/0 8/14

事務所の廊下


「………………………………」

(プロデューサーさん、貧乳派でしたー)

(私、エッチでどうしようもないプロデューサーさんも、お仕事だけは真剣に私と向き合って、二人三脚で一緒にがんばってくれるプロデューサーさんも、好きだったのに……)


(お胸が大きな私は、プロデューサーさんの一番には、なれないんですねー……)


モバP『こんにちは、面接官のモバPです。うおっ!すげー胸だな。採用です』

モバP『雫!お前その胸を活かさない手はねーぞ!これから私服は絶対谷間が見える程度に露出させて人に見せるのに慣れてくれ!』

モバP『やったな雫!ライブも大成功、どうだ?まだ胸がドキドキ言ってるんじゃねーか?』モミッ

モバP『雫ー、疲れたよぉー、あー、雫のおっぱいに顔埋めるの気持ちいいー」ハァハァ



「面接で言ってくれた言葉も、売り出す路線を相談した時にかけてもらった言葉も、はじめてのライブが大成功した時に言ってくれた言葉も、プロデューサーさんが癒しを求めに来た時の言葉も……」

(全部、私を気遣うためのものだったんでしょうかー……)

9 : 以下、名... - 2021/04/28 21:07:21.74 f2zM/oj/0 9/14

(そう思うと、すっごく悲しくて、気づいたら目に涙が浮かんでいたんですー)ジワッ

(こんな顔、プロデューサーさんには見られたくないです……)


モバP「おーい!雫っ!!!」

「っ!!!?」

モバP「わ、わりぃ驚かせちまったか?」

「……どうしたんですか?プロデューサーさんー」

モバP「そりゃお前、あんな悲しそうな顔してフラフラと出ていくアイドルを放っておけるわけねーだろ?」ナデナデ

モバP「すまん、俺が貧乳が好きって言って、ショック受けちまったんだろ?」

「………」

モバP「思えば、今までずっと巨乳のセクシー路線で雫のこと売り出してきたもんな」

モバP「でも、決して雫を否定するようなつもりはなかったんだ。すまん」ナデナデ

10 : 以下、名... - 2021/04/28 21:08:03.74 f2zM/oj/0 10/14

「私……プロデューサーさんにお世話になりっぱなしでしたけど」

「プロデューサーさんが誉めてくれたこのお胸で、少しでもプロデューサーさんが元気になってくれたらなって、ずっと思っていましたー」

モバP「ああ……」

「でも、プロデューサーさんは、貧乳が好きって言って、それで、私じゃ、ダメなのかなって思っちゃって、悲しくなっちゃいましてー……」

モバP「雫、そのまま後ろ向いててくれ。動くなよ?」

「え?」


モバP「ほれ」後ろからギュッ

「!!?」

11 : 以下、名... - 2021/04/28 21:08:48.90 f2zM/oj/0 11/14

(プロデューサーさんが、私に抱き着いて……)

(……あったかいですー)


モバP「確かに胸が大きいと前から抱き着いた時に全身くっつくことができねーけどよ」

モバP「後ろからなら、全身くっついて雫の全部を抱きしめていられる気がする」

モバP「どーだ?これはこれで悪くねーだろ?」


「……はいっ」ドキドキ


モバP「俺が胸が小さい方が好きなのは全部くっつけるかどうか、でも、巨乳だとしても全部くっつける方法なんていくらでもあるんだよ」

モバP「胸の好みなんて、所詮たったひとつの小さな基準に過ぎねーんだ。大事なのは、俺がそいつに抱き着きてーと思えるかどうかだ!」

モバP「俺はお前に抱き着きたいと常日頃から思ってる。そんな子に抱き着けるだけで、これ以上にないくらい元気になれるぜ?」


「………♡」ドキドキ


モバP「だから、『私じゃダメ』なんてことは絶対にありえねーんだ」ナデナデ

12 : 以下、名... - 2021/04/28 21:09:31.66 f2zM/oj/0 12/14

(……そうでしたねー)

(プロデューサーさんがお胸が小さい女の子が好きって言っても、今までプロデューサーさんに支えられた思い出も、温もりも、私には残ってるんですー)

(その気持ちは、私が信じてあげなくちゃ、いけないはずなんですー)

(プロデューサーさんは、大きなお胸の私も、好きでいてくれる……♡)

モバP「なぁ、雫は、俺のこと好きか?」

「はいっ、もちろんですー♡」

モバP「ああ、ならよ」




モバP「今から仮眠室行こうぜ」ニタァ

13 : 以下、名... - 2021/04/28 21:10:26.01 f2zM/oj/0 13/14

「仮眠室、ですかー?プロデューサーさん、お疲れなんですねー」

モバP「ああ、ベッド二人で眠ってよ、エッチなことしよーぜ!」

「え、エッチなことですかー?」テレテレ

モバP「ああっ!頼むっ!俺雫とエッチなことしてーんだ!!」

「はい……♡」

モバP(へへ、へへへへ……やった、やったぜ!ついに俺も童貞卒業だ……!)

モバP(これで雫をセフレにして……うへへへへへへへ……)ビンビン

(えへへ、私、プロデューサーさんから愛されていたんですねー、さっきまで、余計な心配しちゃってたみたいですー!)

「プロデューサーさん、大好きです……♡」

モバP「おう!ほら、早く行こうぜ仮眠室!!」グイッグイッ







このプロデューサー、実は会話の中で「好き」という言葉を雫に伝えていない。もちろんプロデューサーとしての愛情は持ち合わせているが、それでも性欲を優先させセフレを作ろうと目論んだのである。
そんな最低なクズは顔や話術のおかげで女をとっかえひっかえでき、モテない男は金がある場合を除きクズみたいな男に負けて、恋愛を諦めるのが現状だ。
そんな世の中で本当にいいのだろうか……

それはそれとして、雫はプロデューサーと身体を重ねて以降、さらにアイドル活動に精を出し、モバPの担当アイドル13人の中で一番最初にSランクに到達した。
童貞を捨てて活力を得たモバPは、アイドル全員をトップアイドルへと導いたのであった

14 : 以下、名... - 2021/04/28 21:12:05.53 f2zM/oj/0 14/14

終わりです。

ただ、純愛が書きたかった。


過去作直近5つです。

モバP「やだああああ!!!!一緒に混浴入るんだあああ!!」
https://ayamevip.com/archives/55235631.html

モバP「骨折した……」
https://ayamevip.com/archives/55252149.html

心「うっ、小さっ……」モバP(え……?)
https://ayamevip.com/archives/55256305.html

モバP「完璧なプロデューサーだからな」
https://ayamevip.com/archives/55707899.html

モバP「賢者タイム中に彼女からされたくない5つのこと」
https://ayamevip.com/archives/55721454.html

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