上条「システムスキャンの結果、レベル1になってた」
禁書「良かったねとーま!」
上条「でも能力がよくわかんないんだ」
禁書「どういうこと?」
上条「相手を群発頭痛にする能力らしいけどよくわかんない」
禁書「ぐんはつずつう?聞いたことないんだよ!」
上条「よくわかんないからインデックスで試してみる」
禁書「え……やめ」
上条「えい」
禁書「ぁ……あああぁぁぁあああ!!!」
禁書「い、痛い゙ぃぃ!!いだい゙゙よ゙おおおぉぉぉおお!!!!」
禁書「やべでっ!!とーま、やめてええぇええぇ!!!」ドッタンバッタン
上条「なにこれさわがしい」
禁書「いいい゙い゙い゙や゙あ゙あぁぁあああああ!!!!!!!」ジタバタ
禁書「やだやだや゙だああ゙ああぁぁあああ゙゙ぁ゙ぁぁぁ゙あ゙あああ!!!」ドッタンバッタン
元スレ
上条「相手を群発頭痛にする能力?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303108835/
禁書「いああ゙あ゙ぁぁ゙ぁ゙ぁぁあああああぁぁぁ!!!!」ガクガクガク
ジョジョ…ジョ……
上条「うわ、おもらし」
禁書「い、ぎい゙ぁぁああぁやべでよ゙おぉぉお゙ぉどめでぇぇあ゙だあああぁぁぁ」ガクガクガク
禁書「あ゙……ひ、ゅ」
ガクッ
上条「あれ、気を失った」
禁書「ピクッ ビクンッ」
上条「痛みのあまりりキゼツしちゃったのかー」
禁書「ピク……ピク……」
上条「あーあー、涙と鼻水とヨダレで顔ぐちゃぐちゃ……かわいそうに」
上条「インデックスのかわいい顔が台無しだ」
上条「お、俺何言ってんだっ////」
上条「とりあえずきれいにしなくちゃ」
上条「ザップンザップン」←バケツに水入れて持ってきた
禁書「………」ピク、ピク
上条「えい」
ザッパァァーン!!
禁書「ひゃぎっ!?」ビクッ
上条「あ、インデックス、おはよー」
禁書「あ……い、ぎいいああぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁぁあああああいい゙いぃぃ゙ぃ゙ぃ゙!!!」ガバァ!
禁書「ああ゙ あ あ゙ あぁあ ぁぁあああああ!!!!!!」ガクガクガク
禁書「やべでぇ゙っ!!ゆる゙じでぇぇい゙!!どーま゙ッ゙!!おね゙がい゙ぃぃぃい!!」ボロボロボロボロ
上条「ゆるす?どゆこと?」
禁書「ごれええぇああああ゙あ゙あ゙ぁぁぁ゙ぁぁ!!!!い、い、ぃ、いだいのお゙お゙ぉぉ゙ぉお゙!!!」ガクガクガク
上条「これ?ずつう?」
禁書「いぃいい゙゙いどめでぇぇええ゙ぇ゙ぇええぇえ゙え゙ ガヒュッ だず、だ、だず カヒッ げ、でぇ!!」ボタボタボタ
上条「あー、うん、わかった」
禁書「は、はや゙、ぐう!うぅ゙ぅゔゔうぅ!!!」ガクガク
上条「でも止め方よくわかんない、ごめん」
禁書「あ、あ、あ゙あぁ゙ぁぁああぁぁ゙ぁぁ!!!」ジタバタ
禁書「あ゙あああぁ゙ぁぁ゙あ゙ぁあ゙ああぁぁぁぁぁあぁぁあああ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙!!!」ドッタンバッタン
禁書「あああ゙い゙い゙ぃ゙い゙ぃ゙ぃぃぃいいぃぃぃあぁぁいいぃぃ!!」ガン!ガン!ガン!ガン!
上条「頭をかべにうちつけて……きがヘンになったらしい」
ああ゙ぁ゙あ゙あぁぁ゙あ゙ぁ゙ああ゙ぁぁあ゙あ゙!!!!
ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!
い゙や゙ああぁああ゙ぁぁあぁあああいいいぃぃ゙ぃ゙ぃいい!!!
ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!
上条「あ、そうだ」ポン
上条「カエルせんせーに相談してみよう」
ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!
上条「じゃ、インデックス、るすばんたのんだぞ」
ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!
上条「いってきまーす」
ガチャ
バタン
上条 テクテク
美琴「ちょっとアンタ!」
上条「お、ズキズキ」
美琴「ビリビリって言うな!……ってズキズキ!?」
上条「あ、ごめん、まちがえた」
美琴「どんな間違え方よ!」
上条「ご、ごめん すぐ正しくするから」
上条「えい」
美琴「え……う!?」
美琴「痛……こ、これ、な……い、い゙い゙ぃぃ゙ぃ゙ぃぃぃぃい!?」
美琴「い、痛いぃぃっ!!? 目の、目の奥、があ、あぁあ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁぁぁあ!!」ガクッ
美琴「い、いぃ゙い゙ああぁ゙あ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙!!」ドッタンバッタン
上条「やっぱりさわがしい」
美琴「ご、ごめ゙んんんん゙ん゙!あや゙ま゙る゙がらあああぁぁ!!!」ガクガクガクガク
美琴「も゙も、も゙ゔやべでえぇええぇ゙ぇ゙ぇええ゙え゙え゙!!!」ボタボタボタボタ
美琴「あああぎいぃあ゙あ゙あぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁあい゙い゙い!?!」ドッタンバッタン
上条「あばれだした こわい」
美琴「いだあ゙あぁ゙あ゙いいぃ゙ぃい゙い゙やあ゙あ゙ぁぁ゙あ゙あ!!」
美琴「いいあ゙あ゙ぁあい゙い゙い!!ごろじでえええぇぇ!!おね゙がい゙いぃい゙い!!」ドッタンバッタン
美琴「だ ガヒュッ だず で……ぁ」
ガクッ
上条「お、キゼツした」
美琴「……」ピクピク
上条「起しちゃかわいそうだ」
美琴「………」ピクピク
上条「おなかすいた」
美琴「………」
上条「こいつ何かもってないかな」
上条「ゴソゴソ」←美琴の鞄をあさってる
上条「お、 おかしだ」ヒョイ
上条「いただきまーす」モグモグ
美琴「………」
上条「モグモグ」
美琴「………」
上条「モグモグ」
美琴「………」
上条「モグモグ」
美琴「………」ピクッ
上条「モグモグ」
美琴「……ピク、ピク」
上条「モグモグ」
美琴「ッ!?痛ッ!!?」ガバァ
上条「モグモグ」
美琴「!? 何!? 痛、い゙だ……い、ぃぃ゙い゙い゙ぃ!?」ガクガク
上条「モグモグ」
美琴「いいいぃ゙あ゙あ゙ぁ゙ぃい゙ぃ゙ぃい゙いい゙ぎ、ひい゙い゙ぃ!?」ガクガク
上条「モグモグ」
美琴「あ゙あ゙ぁぁ゙ぁ゙ああ゙ぁ゙ぁぁあああぁぁぁ!!」ドッタンバッタン
上条「モグモグ」
美琴「ひっ、…うぅ……うえっ…あ、ああぁっ……ひ、え、ああぁぁぁああ」ガクガクガク
上条「モグモグ」
美琴「あ゙あ゙あああ゙!!あ゙ぁぁ゙ぁぁ゙あ゙あぁ゙ぁ!!!」ガン!ガン!ガン!
上条「モグモグ」
美琴「ああぁ!!ああぁぁ゙ああ゙あ゙あ゙あぁ゙ぁぁ゙あ゙ぁ゙ああ!!!」ガン!ガン!ガン!
上条「ごちそーさま」
美琴「いい゙ひぃ゙い゙いぃ゙い!!ぃ゙いあ゙あぁ゙あ!!」ガン!ガン!ガン!
上条「アスファルトに頭うちつけてる……血も出てる」
美琴「あ゙あ゙ああ゙あ゙あ゙ぁぁ゙あ゙あ゙あ!!も゙ゔごろじでえ゙ぇ゙ぇ!!!」ガン!ガン!ガン!
上条「貴重なアスファルトが……」
美琴「え゙え゙ああ゙ぁ゙ぁぁあ゙い゙いああ゙ああ゙ぁぁ゙ああ゙!!!」ガン!!ガン!ガン!ガン!
美琴「あ……い、ひ、ぃ……」
ガクッ
上条「キゼツした」
上条「なんとゆう無限ループ」
上条「あ。カエルせんせーのとこ行かないと」
テクテク
テクテク
テクテク
上条「あ」
一方通行「お」
上条「こわいやつだ」
一方通行「怖くねェよ」
打ち止め「やっほー!」
上条「ちっちゃいやつだ」
打ち止め「ちっちゃくないよ!」
上条「あ、そうそう、ぐんはつずつうって知ってる?」
一方通行「ああ、一応知ってるがよォ……」
上条「おせーて」
一方通行「こんなんだ」
590 :自殺頭痛 1/6:2008/09/01(月) 05:28:19 ID:EhilWKcW0
群発頭痛って病気を知っているか?別名『自殺頭痛』とも呼ばれている。
お前らにも無関係じゃないから、知っておいた方がいい。
これから、発症した俺の体験談を書かせてもらう。
4年前の7月。夜中の2時くらいだったと思う。
何の前触れも無く、左目の眼球の奥とこめかみに、あり得ないほどの激痛を感じ、飛び起きた。
叫ぶことも出来ず、頭を抱えて蹲っていると、左目から血がボタボタ垂れてきた。
眼球の奥の神経が破裂して、そこから血が流れてるんだと本気で思った。(実際はただの涙だったんだが)
それくらいの激痛だった。
だけどこの『激痛』は始まりに過ぎず、5分経つ頃にはこれの倍ほどの『超激痛』に見舞われた。
・・・俺が覚えているのはここまで。ここからは家族の話だ。
2階から聞こえる絶叫に、何事かと駆けつけた家族が見た物は、
頭を掻きむしって白目を剥いている俺の姿だったそうだ。
ほとんど覚えてないが、完全に錯乱していたんだろう。
そして、家族の制止を振り切って、2階から飛び降りてしまった。
591 :自殺頭痛 2/6:2008/09/01(月) 05:29:09 ID:EhilWKcW0
全身打撲と右腕の骨折。全治2ヶ月半。
俺は体を痙攣させながら、「殺してくれ!」と叫んでいたらしい。
自殺未遂だと思った両親は、俺の退院を待って精神科に連れて行った。
この時頭痛の話をすれば良かったんだが、
あれがただの頭痛だったのか、それともほんとに自分が狂ってしまったのか、分からなくなっていたので、とりあえず従った。
結果として、精神に異常は無かった。
この時診てくれた先生が、内科を少しかじっていて、両親が俺が飛び降りた時の状況を話していたとき、先生が俺の方を見て、「もしかして凄い頭痛に襲われなかったか?」と。
「はい・・・今までに経験したことも無いような頭痛に襲われました」
「断定は出来ないが、それほどの痛みなら、群発頭痛の可能性がある」
592 :自殺頭痛 3/6:2008/09/01(月) 05:29:57 ID:EhilWKcW0
群発頭痛。
偏頭痛や緊張性頭痛と同じ慢性的な頭痛で、
一度発症すると年に1~3回、群発期は約1ヶ月間、毎日『超激痛』に襲われる。
痛みが続く時間は15分~1時間くらいで、それが1日1~3回。
現在確立した治療法は無い。
俺が『群発頭痛』と診断されて、医者から最初に聞かされた言葉。
「この頭痛は死ぬほどの痛みを伴うが、実際に死ぬ事はない。
気の毒だが、治療法が確立されていない現状では、これくらいしか言えない」
目の前が真っ暗になった。文字通り絶望した。
593 :自殺頭痛 4/6:2008/09/01(月) 05:30:50 ID:EhilWKcW0
お前ら、自分の親指を見てくれ。
その親指くらいの小人が、眼球の奥にある神経や肉を、悪意に満ちた顔で食い散らかす。
群発頭痛を例えると、そういう痛みだ。
一度発作が起きたら、もう動くことも話すことも出来ない。
仕事中だろうが食事中だろうが、頭痛は突然やってくる。
俺の場合は夜中に来る事が多くて、ひどい時は、
痛みで目を覚ます→痛みで失神する→痛みで目を覚ます→痛みで失神する
これを1時間くらい繰り返す。
日中にでかいのが来たときは最悪だ。本気で死を考える。
最初に、この頭痛が別名『自殺頭痛』と呼ばれているって書いたけど、日本ではこの病気が原因で自殺したって話は余り聞かない。
だけど、アメリカではこの病気が原因で自殺する人が多いらしい。
なんでだと思う?日本人が忍耐強いからじゃないぜ。
アメリカ人の場合、この頭痛に襲われると、衝動的に銃で頭を撃ち抜いてしまうんだそうだ。
俺にはその気持ちがよく分かる。
最大の頭痛が来たときは、本当に『死』しか考えられなくなる。
この時もし自分の部屋に銃があったら、俺も頭を撃ち抜いてる可能性が高い。楽に死ねるから。
594 :自殺頭痛 5/6:2008/09/01(月) 05:31:40 ID:EhilWKcW0
俺はこの病気に冒されるまで、
「癌や外傷でもない限り、人間の体は痛みに耐えるように出来てる」と勝手に思ってた。
でもそれは間違いだった。
耐えられない。俺の限界値が低いとかそういうレベルじゃなく、人類で耐えられる奴はいないんじゃないかって思う。
1度の頭痛で、最大1~2時間くらいだから何とかもってるようなもんで、
これが半日とか丸1日だったら、まず無理だね。
100%発狂して死ぬ。
俺はもし3年以内にこの病気が治らず、治療法も発見されなかったら、自殺するつもりだ。
この頭痛が何十年も続くなら、生きていても仕方ないって本気で思う。この事は両親にも話してある。
本来なら引っぱたかれて泣かれるような話だが、
医者から群発頭痛がどれだけ凄惨な痛みを伴うか聞かされてる両親は、否定も肯定もしなかった。
俺は夜中に来ることが殆どだから、この4年間、恐怖心で慢性的な睡眠不足だ。
595 :自殺頭痛 6/6:2008/09/01(月) 05:35:17 ID:EhilWKcW0
最後に。
この病気は発症の原因が解明されていない。
ようするに、これを読んでるお前らも発症する可能性があるってことだ。
マンションの2階以上に住んでる奴は気を付けろよ。
初めて発症したときは転げ回るだけじゃ済まないぜ。
上条「こえー」
一方通行「群発頭痛がどうしたんだ?」
上条「相手をぐんはつずつうにできるようになった」
一方通行「はァ!?」
上条「どうしよう…せつめいむずかしい…」
一方通行「おい、ちょっと待て……」
上条「あ、そうだ 能力使えば……」
一方通行「おいィ!?」
上条「えい」
一方通行「糞がァ!! 反射ァ!!」 キィン!
上条「ん?……」
上条「んぐっ!? ううお゙お゙ぉぉお゙あ゙あああ゙あぁぁああ゙があぁ゙ぁ゙!?」
上条「ガハッっ!? あ、ぎ、いいぃあ゙あ゙あぁ゙ぁあ゙ああ゙あぁ゙あ゙あ゙!!?」
一方通行「……」ゴクッ
上条「うがああ゙ああ゙ぁあ゙あ゙あああ゙あぎいい゙ああ゙あ゙あ゙」ジタバタ
上条「うお゙お゙ああ゙!……い゙、イマ゙ジンブレイカアアァァァッッ!!」
パキィン
上条「…ぐ……ふいー……ひどいめにあった……」
一方通行「おめェいきなり何しやがる!!」
上条「ごめんつい」
一方通行「ついじゃねェ!」
打ち止め「一体何が起こってるのかミサカは話についていけないよってミサカはミサカは」
上条「ああ、あのね」
一方通行「っ!!? ま、待てっ!!!」
上条「えい」
打ち止め「んっ…ぎ、いい゙い゙いああ゙あイ゙ヤ゙ア゙アア゙ア゙ア゙アァァ゙ァァあぁ゙ぁ゙ぁ゙ァァァ!!?」
一方通行「打ち止め────ッ!!!」
打ち止め「あぎ、い、あ、がひぃぃッッ!? ああ、い、いただいよぉぉいいいだいいだよおおぉ!」ポロポロ
打ち止め「どべでえ゙ええだだだれ゙がああぁあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁ゙あ゙あ゙ぁぁぁあぁあぁ!!」
打ち止め「ア゙ア゙ナダア゙ア゙アァ゙ア゙ァァ゙アァア゙ァ゙!!」」ゴロゴロゴロ
打ち止め「い゙い゙い゙いや゙あ゙ああ゙あぁぁぁあ゙あ゙ぁ゙ぁ゙!!」
一方通行「打ち止めーッッ!!あ、ぐぁ……ちくしょ・・・・・・演算が……」クラッ
上条「!! どうした!かおいろがわるい!」
一方通行「おめェのソレを解除しろォ……!!」ガクガク
上条「解除?解除ってどうやるの?」
一方通行「みぎ……手で……!それ……ぐ、あぁぁ!」ガクガク
打ち止め「いいいぎい゙ぃ゙いあ゙あ゙ぁぁ゙ああ゙ぃぃ゙いい゙あ゙いぁあ゙!!」ゴロゴロ
上条「右手?」
一方通行「そォだよ!!幻想殺しで……はや……く!」ガクガク
打ち止め「だだずげでえええぇぃいだあいいだいよ゙おお゙ぉ゙ぉお゙お!!」
上条「いま……じん……?」
一方通行「頭痛を……ろっって……言ってん……だよォォォッッ!!」クワッ
上条「頭痛……!」ピーン
上条「それなら分かる! えい」
一方通行「い……う、が、あああ゙ぁ゙ああ゙あ゙あ゙あ゙があ゙あ゙あぁぁ゙あ゙あ゙っ゙ッ!?」
一方通行「ぎゃあ゙あ゙あぁ゙ああ゙あ゙ぁ゙あああ゙あ゙あぁぁ゙ゔい゙い゙いぃ゙あ゙あぁ!?」ドッタンバッタン
打ち止め「い゙いひいいぃい゙いい゙゙あ……が、はぎ……ゔい゙いあ゙い゙あ゙あ゙あ゙ぁぁ゙゙あぃぃ!!」
上条「あ、おもいだした」
上条「カエルせんせいのとこいかないと」
テクテク
テクテク
カエル「……それで……君は……」
上条「能力いっぱいつかいました」
カエル「…………」ポリポリ…
カエル「君……能力の使用は控えた方がいい、というか頼む。封印してくれ。」
上条「いいですよ」
カエル「! やけにすんなりだね……」
上条「おいしゃさんのいうことですから」
カエル「そ、そうかい」
カエル「正直、君の能力は危険だ。」
カエル「既にクローンミサカ達が相次いで発狂したという報告が上がっている」
カエル「……君のその能力は、周りを不幸にしてしまうんだ」
上条「そういえばすっごく痛かったような」
カエル「! 体験したのかい? すごい痛みだっただろう?」
上条「はいとっても カエルせんせいも知ってるんですか」
カエル「ああ、私は体験したことはないが、文献で知っているよ。別名自殺頭痛と……」
上条「あ、じゃあタイケンしてみます?あのですね、えっとですね」
カエル「え!? い、いや……」
上条「えい」
カエル「やめ……ぐ、い゙い゙いあ゙ああ゙あぁ゙あ゙ぐあ゙あ゙あ゙あ゙あぁぁ゙あ゙あ゙ぁ゙!!?」ドターン!
上条「あれ、イスからおちた ダイジョブですか?」
カエル「ぐあ゙あ゙あ゙あ゙あぁぁ゙ああ!!゙ひ、い゙いぃあ゙あ゙あ゙ぎゃあ゙ぁ゙ぁ!!」ドッタンバッタン
上条「さわがしい」
カエル「ひ、ぎああ゙ぁい、い゙、ゔ、……あぁあ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ああ゙ああア゙ア゙ア゙ァァ!!!」ゴロゴロ
上条「せんせーせんせー」
カエル「ぐいあ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙びいぁ゙あ゙あ゙あ!!」ドッタンバッタン
上条「せんせーきいてくださいよ」
カエル「ぎ、あ゙あ゙、が、いい゙ぃ゙ぃ゙あ゙あぎぁ゙あ゙あ゙あ゙!!」ガンガンガン!
上条「……グスン」
───
上条「なんだかみんながへんだ」テクテク
五和「あ……!」
上条「ん?」
五和「上条さぁん!」パァァ
上条「やっほーひさしぶり」
五和「えへへ……あの、その、お暇をいただいたので……来ちゃいました」////
上条「あえてうれしいよ!」
五和「そ、そんな……えへへ……////」
上条「それがみんなヘンになっちゃって……」シュン
五和「ヘン? ヘンって……どういうことですか」
上条「あのね」
───
上条「テクテク」
オルソラ「あら」
上条「あ、オルソラ」
オルソラ「あらあら、これはおひさしぶりなのですよ」
上条「どうしてここに?」
オルソラ「いえ、仕事ついでに観光に来たのですよ」ニコニコ
上条「そっかそっか ところでみんなヘンになっちゃってさぁ」
オルソラ「変……?」
上条「テクテク」
────
──
─
上条「グスグス」
上条「みんな全然話を聞いてくれない」グスグス
上条「決めた」
上条「学園都市を出よう」
上条「ここから出して下さい」
係員「ダメだダメだ!今謎の伝染病が流行ってる上に、お前は許可証も持ってないだろ!」
上条「う……うぅぅ……」
研究員A「いたぞ!取り押さえろ!」
研究員B「そいつを早くつかまえるんだ!」
上条「うぅぅ……ぅぅぅううぅ……」
係員「え? え?」
研究員B「クソッ!やはり隔離すべきだった!ようやく見つけたぞ!」
研究員A「そいつは危険なんだ!早く捕えろ!」
研究員B「今はまだレベル1だが……もしレベルが上がったら……!」
上条「う……ぅぅぅうぅ……」
係員B「え? こいつを捕まえればいいんですか?」
研究員B「急げ!! コンピューターでシュミレーションした結果……!」
研究員B「レベルが上がると、そいつにマイナスの意思を持つ者が強制的に群発頭痛を発症するという結果が……!」
上条「外出たいよー」グスグス
キィィィィン
係員「ん……」
研究員A「あ……」
研究員B「が……あ……ぁぁ!」
上条「わーいでれたー」
上条「どこ行こっかな」
政治家「おい!謎の伝染病というのは何だ!」
警察「あ……今情報が入りました!映像回します!」
政治家「こ、この男……いや、少年じゃないか!」
警察「はい、こいつに関わった人間が次々と……」
政治家「よ、よし……すぐにこの少年を確保……う?」
警察「はい、すぐ手配を……あ、が?」
上条「だれかいませんかー」テクテク
TV「警察関係者や政治家が次々と……!」
TV「真相に近づいたジャーナリストも発症した模様で……!」
TV「一体何が起きているのか学園都市から波及したという情報も……!」
男の子A「ねー、なんかこわいビョーキ流行ってるんだってー」
男の子B「えー? こわいなぁ」
上条「やっほー」
男の子A「おにいちゃんだあれー」
上条「とうまだよ」
男の子B「とうま?しらなーい」
男の子A「こわいビョーキ持ってないよね?」
上条「ビョーキ?ビョーキって?」
男の子A「頭痛なんだってー」
上条「ずつう? ズツウなら分かるよ! あのね、」
上条「テクテク」
上条「だれかー」
上条「だれかはなしきいてよ……」グスグス
上条「そうだ」
上条「色んな人にはなしかけよう」
上条「きっとだれかが答えてくれるさ」
上条「あ、あのひと……」
上条「あのひと優しそうだな……」
上条「そうだ、この町ならいっぱい人がいそうだ」
上条「もしみんなダメだったら……べつの町に行こう」
上条「あの………ぼくとおはなししてくれませんか」
紬「え……?」
上条「みんなが、ヘンなんです あなたは ドウカナ?」
完
74 : 以下、名... - 2011/04/18(月) 21:54:09.06 GvHHThmy0 26/28乙
群発持ちでこの作品は知らないが
ギャグっぽくても少しでも多くのひとに
群発頭痛の悲惨さが伝わってくれればなと思う
76 : 以下、名... - 2011/04/18(月) 22:02:15.44 QTtBDPl3P 27/28>>74
本当に>>28-31みたいな感じなの?
78 : 以下、名... - 2011/04/18(月) 22:23:18.68 GvHHThmy0 28/28>>74
はじめてあのコピペを読んだときは共感出来すぎて泣きそうになった
自己注射が出なかったら今日を生きてるかわからん