美希「死にたい……」
小鳥「え?あのプロデューサーさんが?」
美希「倦怠期ってやつなのかな……」
小鳥(4年たっても仲よすぎって言われてるのに?)
美希「ミキがお仕事で家に帰れなかったからかな……」
元スレ
美希「ハニーに浮気されたの……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351951258/
小鳥「美希ちゃんの見間違えじゃなくて?」
美希「そんなことないの!ちゃんとこの目でみたんだから!」
小鳥「そ、そんな……それで相手の顔は見えたの?」
美希「うん……思いっきりキスしてた……」
小鳥「で、誰かわかったの?」
美希「……なの」
小鳥「うん?」
美希「pっていうの!」
小鳥「……そう、pちゃんね……へ?」
小鳥「pちゃんって美希ちゃんのあの子?同じ名前じゃなくて?」
美希「ミキの子どもなの、さすがのハニーも他の子には興味がないっていってるの」
小鳥「え?惚気話だったのこれ?」
美希「ミキが帰ってくるたびに抱いて見せつけてくるの!」
小鳥「ただいまーって笑顔でいうのが目に浮かぶわ」
美希「お風呂はいる時もいっつも連れてくるの!」
小鳥「家族団欒の時ってやつね」
美希「ご飯の時ミキにあーんってしてこないの!」
小鳥「四年もしたらそんなことしないわよ」
小鳥(普通に主夫やってて娘に掛かりっきりな元プロデューサーさんじゃない)
小鳥「美希ちゃん、それ浮気じゃないわよ」
美希「そ、そうだったの?!」
小鳥「常識的に考えて違うわよ!」
美希「そんなのってないの……小鳥も実際に見たらわかるの!」
小鳥(そういえばしばらく会って無いわねプロデューサーさん……)
美希「そんな訳で小鳥も今日家にくるの!浮気の現場を見届けてよ!」
小鳥(二人で説得したら勘違いも解けるわよね)
小鳥「ええ、いいわよ」
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美希「ただいまー!」
P「おかえり美希……あ、音無さん?」
小鳥「お、お邪魔します……」
p「おじゃまー!」
小鳥(げ、玄関先で待ってるとは……新婚だったかしらこの二人?)
P「丁度夕食作るところだったんですけど、音無さんもどうですか?」
小鳥「あ、ありがとうございます……」
P「音無さんは美希に誘われたんですか?」
小鳥「なんでもプロデューサーさんが浮気してるって……」
P「浮気って、するわけないじゃないですか!」
小鳥「ええ、すごくそう思いますよ」
美希「今日もちゃんといい子にしてた?」
p「うん!」
小鳥「別に嫉妬して虐待してる訳でも無いですしね」
P「アイドルですからね、そんな事するわけないじゃないですか」
P「とにかく、娘に手を出すようなロリコンではありませんよ俺は」
小鳥「……16歳のアイドルを孕ませた人が何言ってるんですか?」
P「ごめんなさいあれはその場のノリだったんです」
小鳥(そんな訳で美希ちゃんに睨まれながら元プロデューサーさんとしばらく話をした後の事なんだけれども)
小鳥「お米は当然の如くおにぎりなんですね」
P「美希が喜びますしね」
小鳥(見せられるのは浮気どころかただのいちゃラブで)
P「ほら美希、あーん」
美希「あーん、はむっ」
小鳥(私のHPが徐々に削られて行くのでありました)
P美希p「「「ご馳走様(なの!)」」」
小鳥「おかしいわね、塩むすびと唐揚げってこんなに甘かったかしら?」
小鳥(なんなのよこれぇ……なんの虐めよぉ……)
小鳥「」
P(音無さんが燃え尽きてる……)
p「ことり?だいじょぶ?」
小鳥「だいじょばないわよ!」バン!
小鳥「これを浮気っていうなら地球がぶっ壊れるわよ!だいたい……」
美希「小鳥!pが怖がってるでしょ!」
小鳥「はい、ごめんなさい」
小鳥「とにかく、浮気じゃないって言い切れますねこれは」
美希「浮気じゃなくてよかったの」
小鳥「なんで美希ちゃんは浮気を気にしてたの?」
美希「浮気がばれたら離婚しなきゃダメなんだよね?」
小鳥「そうする人も居るわね」
美希「ハニーと別れなきゃいけないのは嫌なの……」
小鳥「全く意味がわからないわ」
P「婿入りの時にそう言われたんですよ」
小鳥「ああそうなんですか」
P「なんか話し方ぶっきらぼうになってません?」
小鳥「甘ったるい空間に居すぎて中毒なんですよ」
美希「この部屋甘い匂いする?」
P「しないよな?」
小鳥「それですよぉぉぉ!」
30分後
P「音無さん、ビールどうぞ」
小鳥「はい……なんだか気まずくしてすいません」
P「彼女達は元気にしてますか?」
小鳥「春香ちゃん達ならしっかり新しいプロデューサーさんと一緒に頑張ってますよ」
P「そうですか、それは良かった」
小鳥「あとそのプロデューサーさんはロリコンではないですよ」
P「それはもういいです……」
美希「小鳥は意地悪なの」
小鳥「あの時は敗戦処理大変だったんですから」
小鳥「そのプロデューサーさんが浮気って聞いた時はびっくりしましたけど……」
小鳥「平常運転でむしろ安心しました」
P「平常運転って……」
小鳥「二人とも、なかよすぎるのもほどほどにね?」
美希「はーい」
P「へいへい……ところで美希、飲んで大丈夫なのか?」
美希「ノンアルコールだから大丈夫だよ?」
P「ノンアルコールでも悪いこと起きないよな?」スリスリ
美希「もう……ハニーは心配症なの」
小鳥「あなた達アイドルって自覚あるの?」
P美希「あっ」
小鳥「……」
P「いや、そのあれだ、美希まだ20になったばかりだから、そのな?」
美希「そうなの、ミキお酒に弱くて……」
小鳥「……おめでとうございます」
P「あ、ありがとうございます……はっ!?」
美希「ありがとうございますなの……あっ」
小鳥「……言いたいことはそれだけか」
P美希「……ごめんなさい」
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小鳥「あれから何があったのかは私は覚えてないわ……」
小鳥「覚えているのは大量の缶ビールと介抱してくれた美希ちゃんのふともも……」
小鳥「あそこまでラブラブなのも考え物よね……そう思ったわ……」
小鳥「それなのに、それなのに!!」
P「最近美希が息子にかかりっきりで……」
小鳥「一年経っても同じこというのかこのバカ夫婦は!」
P「でも、なんだか心配で……」
美希「ハニーはヤキモチやきすぎなの」
小鳥「もう地球の果てまで爆発して飛んで行きなさいよ!」
終わり